JPH0375343A - 軟磁性合金 - Google Patents

軟磁性合金

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JPH0375343A
JPH0375343A JP2122299A JP12229990A JPH0375343A JP H0375343 A JPH0375343 A JP H0375343A JP 2122299 A JP2122299 A JP 2122299A JP 12229990 A JP12229990 A JP 12229990A JP H0375343 A JPH0375343 A JP H0375343A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、軟磁性合金、特に高耐食性で低磁歪のFe基
基磁磁性合金関する。
〈従来の技術〉 軟磁性材料に求められる要求特性は、年々厳しくなって
いる。
しかし、基本的には、高飽和磁化、高透磁率および低鉄
損であることが求められる。 これらの要求特性を満足
するために、軟磁性材料は以下に示す特性を満足する必
要がある。
(1)磁歪定数えSが小さいこと(λs=±5×10−
’以内にあること)。
(2)結晶磁気異方性が小さいこと。
この2つの要求特性を満足しない限りにおいては、十分
な基本特性が得られないか、または用途によっては全く
使用できないものとなってしまう。
より詳述すると、磁気ヘッド等の使用時に応力が常にか
かる用途、あるいはコア自体の製造過程、あるいはコア
自体に応力が常に印加されたままの状態にある用途にお
いては、磁歪定数′A、sは、Oないし負、特にO〜−
5×10−’程度であることが必要である。
Fe基合金軟磁性材料としては、純鉄、珪素鋼、センダ
スト合金、アモルファス合金等が知られており、高飽和
磁束密度であることが特徴である。
これら軟磁性材料において、Fe基アモルファス合金が
その高飽和磁束密度、低損失の特徴により、広く使用さ
れるようになってきた。
しかしながら、Fe基アモルファス合金は高磁歪定数を
有するため、その用途が限定されていた。 特に平滑チ
ョークコイル、磁気ヘッド等の応力がかかる用途に対し
ては、透磁率や飽和磁束密度等の磁気特性が大きく劣化
してしまうという根本的な問題が発生するために、用途
拡大がいま一歩進まない状況にある。
一方、アモルファス合金の中でもCo基アモルファス合
金のように、磁歪定数がほぼ零に近い合金がある。 し
かしながら、この合金は飽和磁束密度が低く、かつ高価
であるという欠点がある。 このため、その用途は、磁
気ヘッド等の素材のコストが問題にならない分野に限定
されていた。
アモルファス合金のこのような問題を解決するために、
欧州特許公開0271657号公報では、微結晶相から
なる軟磁性合金を提案している。 この軟磁性合金は、
まずアモルファス合金を作製し、これに熱処理を施すこ
とにより微結晶相を形成するものである。
この合金は、従来のFe基アモルファス合金の欠点をか
なり改善する発明である。 特に、飽和磁歪定数が大き
く減少することは、好ましいことである。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、この合金にしてもまだ特性が不十分であ
る。 特に、磁歪定数が零か負の合金が作製できないこ
とに問題があり、従って、磁気ヘッド等の応力のかかる
用途には、現実的には使用できないという欠点がある。
前記公報には、ホウ素Bの含有量が約5%の近傍で磁歪
定数がほぼ零になる実施例が記載されている(例えば、
Fet4Cu+Nb5Si I ?BS合金)しかしな
がら、ホウ素Bの含有量が5%程度の合金がアモルファ
ス化し難いことは、−船釣に広く知られていることであ
る。
また、このような合金は、金属材料を使用する上で基本
的に重要な耐食性が、著しく低いという欠点がある。
本発明は、微結晶相を有する軟磁性合金であって、耐食
性が著しく向上し、しから、磁歪定数が極めて小さく、
特に磁歪定数がほぼ零に近いか、零から負の範囲に存在
し、高い実効透磁率をもつ軟磁性合金を提供することを
目的とする。
く課題を解決するための手段〉 このような目的は、下記(1)〜(8)の本発明により
達成される。
(1)溶湯から急冷した後、熱処理して得られた軟磁性
合金であって、 微結晶相を有し、 下記式(I)で表わされる組成を有し、100 kHz
での実効透磁率が10000以上であることを特徴とす
る軟磁性合金。
1式(I)] CFe+ 1N1m) + 00−x−2−11−p−
qcuxs1yBzcrpM’ q上記式(I)におい
て、Mlは■および/またはMnであり、 O≦a≦0.5. 0.1≦x≦5. 6≦y≦20゜ 6 ≦2 ≦ 20゜ 15≦y+z ≦30゜ 1 ≦p≦10゜ 1≦q≦10かつ p≧3またはq≧2(ただし、MlとしてVが含有され
るとき、■の含有量は2.5より大である。) (2)磁歪定数Lsが一5X10−’ 〜+0.5×1
0−’である上記(1)に記載の軟磁性合金。
(3)磁歪定数えSが一5X10”6〜0である上記(
2)に記載の軟磁性合金。
(4)飽和磁束密度が10kG以上である上記(1)な
いしく3)のいずれかに記載の軟磁性合金。
(5)溶湯から急冷した後、熱処理して得られた軟磁性
合金であって、 微結晶相を有し、下記式(n)で表わされる組成を有し
、 100 kHzでの実効透磁率が10000以上である
ことを特徴とする軟磁性合金。
[式(II)] (Fe l−5Nta) Ioo−x−y−z−p−q
cuxs1yBzcrpM’ QM” r(上記式(n
)においてM’はVおよび/またはMnであり、M2は
、Ti、Zr%Hf、Nb%Ta、MoおよびWから選
ばれた一種以上の元素であり、 0≦a≦0.5、 O0l≦x≦5、 O≦y≦20゜ 6≦2≦201 15≦y+z≦30゜ 3≦p≦101 2.5<q≦10゜ O≦r≦10 である。) (6)磁歪定数Lsが一5×10−’ 〜+0.5×1
0−’である上記(5)に記載の軟磁性合金(7)、磁
歪定数尤Sが一5X10−6〜0である上記(6)に記
載の軟磁性合金。
(8)飽和磁束密度が10kG以上である上記(5)な
いしく7)のいずれかに記載の軟磁性合金。
く作用〉 本発明の軟磁性合金は、 FeCuCr (V、Mn)S i B系の組成を基本
としている。
本発明の軟磁性合金は、上記合金を溶湯から急冷して、
−旦アモルファス合金化し、これに熱処理を施すことに
より微結晶相を形成して得られるものである。
本発明では微結晶相を有する軟磁性合金に、所定量のC
rとVおよび/またはMnとを含有させたため、磁歪を
小さく、特に磁歪定数λsを一5x 10−” 〜0.
5x l O−’とほぼ零カラ負の値とすることができ
るものであり、さらに耐食性を著しく改善できるもので
ある。
しから、特に高周波での実効透磁率が高い。
また、特に高周波での飽和磁束密度もきわめて高い。
この場合、100 kHzでの実効透磁率は10000
以上、飽和磁束密度は10kG以上である。
また、本発明の軟磁性合金は、各種磁心、例えばコモン
モードチョークコイル、音声帯域、トランス、漏電セン
サ(零相変流器) 電流トランスに好適である。
すなわち、磁歪が小さいので、例えば、ギャップ付磁心
、カットコア等に適用した場合、唸りが生じない。 ま
た、ギャップ付磁心、カットコア等を形成するに際し樹
脂被覆を設ける場合、上記と同様に、樹脂の硬化収縮に
より磁気特性が劣化しない。
そして、高い磁気特性をもつ。
さらにまた、磁歪が小さいため磁気ヘッドに好適である
ことは勿論である。
なお、この出願の先願である特開平1−142049号
公報には、 Fe (Cu%Ag)SiBに、 Mlとして、■、Cr%Mnの1種以上3〜20%を添
加した合金が記載されている。
そして、その実施例2には、 Cu+5izBsVyCr1Rui baj Feを溶
湯から急冷したのち熱処理して、微結晶を析出した例が
記載されている。
表2には、この組成の合金のんSが、 +1.lX10−’である旨が記載されていOる。
しから、このものは100 kHzでの実効透磁率が5
000未満となってしまい、実用に耐えない。
さらに、薄帯の形成が困難で微結晶相の形成も困難であ
る。
一方、この公報の実施例1.2には、上記以外のCr+
(V、M n )の添加の例はない。
これに対し、本発明では、上記含有量にてCr+(V、
Mn)を添加して、λ5X10’を−5〜+0.5とす
るものであり、しから100 kHzでの実効透磁率は
10000以上、飽和磁束密度10kG以上を得、良好
な耐食性を示し、微結晶相の生成も容易になしつるもの
である。
なお、同公報の実施例3には、上記式(I)の組成を有
する合金のスパッタ膜−を形成したのち熱処理したもの
が記載されているが、周知のとおり、溶湯からの急冷膜
とスパッタ膜では、得られる透磁率も、isも全く異な
るものである。
〈具体的構成〉 以下、本発明の具体的構成を詳細に説明する。
本発明の軟磁性合金は、微結晶相を有し、下記式(I)
で表わされる組成を有する。
[式(1)] %式% ただし、上記式(I)においてM’はVおよび/または
Mnであり、 O≦ a ≦0 、5. 0. 1  ≦x ≦ 5. 6≦y≦20. 6 ≦ Z ≦20゜ 15≦y+z ≦30. 1 ≦p≦ 10゜ 1 ≦q≦ 10 であるが、Ml としてVが含まれるとき、V量は2.
5より大である。
Niが含有される場合、延性および展性が向上する。 
このため、例えば後述する媒体撹拌ミルにて粉末化する
際に、扁平状化を行なうことができる。 また、Niを
含有することにより耐食性も向上する。
aが上記範囲を超えると、飽和磁束密度の低下が生じる
。 なお、好ましくはO≦a≦0.1である。
Cuは、後述する熱処理により微結晶相を形成する際に
、必須の元素である。
Cuの含有量を表わすXが上記範囲未満であると微結晶
相の形成が困難となり、上記範囲を超えると合金溶湯の
急冷に際して薄帯化が困難となる。 また、Xが上記範
囲を外れると、磁気特性、特に透磁率が低下し、例えば
、コモンモードチョーク用巻磁心に適用した場合、良好
な実効透磁率が得られない。 なお、好ましくは0.3
≦x≦2である。
SiおよびBは合金をアモルファス化するために含有さ
れる。 本発明では、上記式で表わされる組成の合金溶
湯を、単ロール法等で高速急冷することにより、あるい
は水アトマイズ法による高速急冷によりアモルファス合
金を製造し、このアモルファス合金に熱処理を施すこと
により微結晶相を形成するため、SiおよびBは、上記
範囲にて含有される必要がある。
Siの含有量を表わすy、Bの含有量を表わすZおよび
y+zが上記範囲を外れると、合金のアモルファス化が
困難となる。 また、Bが上記範囲を超えると磁歪が増
加してしまう。
なお、好ましくは、8≦y≦20.6≦Z≦16、特に
7≦2≦16.20≦y+z≦28である。
SiおよびBの他、ガラス化元素としてC1Ge、P%
Ga、Sb、In%BeおよびAsから選ばれる元素の
1種以上が含有されていてもよい、 これらのガラス化
元素は、SiおよびBと共にアモルファス化を助長する
作用を示し、また、キュリー温度および磁歪の調整作用
も有する。 これらガラス化元素は、SLとBの含有量
の合計、すなわちy+zの30%以下を置換するように
含有されることが好ましい。
これらのうち特にPは、耐食性を向上させ、かつアモル
ファス化を助長させる元素として好ましい。
CrおよびMlは、磁歪を減少させるためおよび耐食性
を向上させるために含有される。
また、Mlは、後述する結晶化のための熱処理の際に、
処理温度の好適範囲を広げる作用も有する。
CrおよびMlの含有量をそれぞれ表わすpおよびqが
上記範囲未満となると、微結晶相の形成が困難となる他
、十分な低磁歪および耐食性が得られない。
また、pおよびqが上記範囲を超えるとアモルファス化
が困難となる他、飽和磁束密度が低下する。
pおよびqについて詳細に説明すると、さらに、1≦p
かつ1≦qの条件下において、 3≦pまたは2≦q、好ましくは3.5≦pまたは2.
5≦qとする。
ただし、この出願と同時継続出の出願では、MlがVの
みのとき、q≧2.5のものを対象としているので、本
発明では、■の添加量は2.5より大とする。
このようなp、qにより磁歪定数ルSを+0.5X10
−’以下とすることができる。
また、100 kHzにおいて、10000以上、20
000にも及ぶ実効透磁率が得られる。 さらに、1o
kG以上の飽和磁束密度が得られる。
なお、p+Q≦15であることが女子ましい。
以上に挙げた元素の他、本発明の軟磁性合金には、Al
1、白金族元素、Sc、Y、希土類元素、Au%Zn、
SnおよびReから選択される1種以上の元素が含有さ
れていてもよい。
これらの元素が含有される場合、その含有量の合計は、
上記式で表わされる組成に対して10%以下であること
が好ましい。
本発明は、微結晶相を有する軟磁性合金であって、下記
式(II)で表わされる組成を有する軟磁性合金も含む
[式(II)] (Fe+−aNlm) +oo−++−y−z−p−q
CuxS1yBzCrpM’J”r但し、上記式(II
)においてMlはVおよび/またはMnであり、M2は
、Ti、Zr。
Hf、Nb%Ta%MoおよびWから選ばれた一種以上
の元素であり、 O≦a≦0.5、。
0 、 1 ≦ X ≦ 5. 0≦y≦20゜ 6 ≦ Z ≦ 20゜ 15≦y+z ≦30゜ 0、5≦p:slo。
0、 5 ≦q≦ 10゜ O≦ r ≦ 10 である。
上記式(II)で表わされる組成を有する軟磁性合金は
、Fe−Cu−8i−B−M”合金にCrおよびMlを
添加することにより、磁歪を低下させ、しから耐食性を
向上させたものである。
上記式(II)で表わされる組成を有する軟磁性合金に
おいて、a%X%y、z、y+z%pおよびqの範囲の
限定理由および各元素を置換してもよい元素、さらにそ
の他含有されてもよい元素は、上記式(I)で表わされ
る軟磁性合金と同様である。
なお、上記式(n)において、p+q+r≦15である
ことが好ましい。
本発明の軟磁性合金は、微結晶相の占める割合が50%
以上であることが好ましく、軟磁性合金が微結晶相で構
成されている場合、特に高い磁気特性が得られる。 な
お、軟磁性合金の微結晶相以外の部分は、実質的にアモ
ルファスで構成される。
本発明において良好な磁気特性を得るためには、微結晶
の平均粒径を好ましくは1000Å以下、より好ましく
は500Å以下、さらに好ましくは200Å以下、特に
好ましくは50〜200人とすることがよい。 この場
合の平均粒径は、各結晶粒の最大径の平均とする。 平
均粒径は透過型電子顕微鏡により測定することができる
なお、本発明の軟磁性合金には、磁気特性に悪影響を与
えない限り、N、0、S等の不可避的不純物が含有され
ていてもよい。
本発明の軟磁性合金は、上記の組成と結晶構造を有した
上で薄板、あるいは場合によっては粉体として得られる
が、その磁歪定数λsは一5X10−’以上+〇、5X
10−’以下、特に好ましくは一5X10−’以上O以
下、さらに好ましくは一5X10−’以上O未満である
また、その100kHz 、 2 mOeにおける実効
透磁率は10000以上、−特に10000〜2000
0である。
そして、飽和磁束密度は10kG以上、特に10〜15
kGである。
これらCrおよびMlの添加量p、qと、磁気特性との
関係を第1図に示す。
同図に示される例において、100 kHzの実効透磁
率μ=10000以上の範囲を示す破線で囲まれた領域
であって、上記のp%qおよびisをもつ範囲が本発明
の合金範囲である。
次に、本発明の軟磁性合金の製造方法を説明する。
本発明の軟磁性合金は、片ロール法、双ロール法等の通
常の液体急冷法によって製造されたアモルファス合金薄
帯、あるいは場合によっては溶湯から水アトマイズ法に
より製造されたアモルファス合金粉末に、熱処理を施し
て微結晶相を形成することにより得られる。
液体急冷法により製造されるアモルファス合金薄帯の厚
さは、5〜50M、特に15〜25μであることが好ま
しい。
厚さが上記範囲を外れるアモルファス合金薄帯は、製造
が困難である。
液体急冷法や水アトマイズ法により作製された合金薄帯
あるいは合金粉末に施される熱処理は、真空中、あるい
は窒素、水素、Ar等の不活性ガス雰囲気中で行なうこ
とが好ましいが、空気中で行なってもよい。
熱処理の温度および時間は、熱処理される合金の組成、
形状、寸法などによっても変わるが、450〜700℃
にて5分間〜24時間であることが好ましい。
本発明によれば、このような温度範囲のほぼ全域に亙っ
て良好な磁気特性、特に高い透磁率が得られる。
熱処理温度が上記範囲未満であると、微結晶相を形成す
ることが困難となり、上記範囲を超えると結晶粒が粗大
となり、いずれも高い磁気特性を有する軟磁性粉末が得
られない。
熱処理時間が上記範囲未満であると均一な加熱を行なう
ことが困難となり、また、上記範囲を超えると結晶粒が
粗大化し、いずれも高い磁気特性の軟磁性合金が得られ
ない。
なお、より好ましい熱処理温度および熱処理時間は、4
50〜650℃、特に500〜600℃にて5分間〜6
時間である。
なお、この熱処理は、磁場中にて行なわれてもよい。
本発明の軟磁性合金の好ましい適用例は、巻磁心である
本発明が適用された巻磁心は、本発明の軟磁性合金の薄
帯の巻回体である。
巻磁心の形状および寸法に特に制限はなく、形状は、ト
ロイダル状、レーストラック状等の各種形状から目的に
応じて選択すればよく、また、寸法は、例えば、外径3
〜1000mm程度、内径2〜50011IQ1程度、
高さ1〜100mm程度である。
また、巻磁心は、耐圧性が要求される場合には層間絶縁
を施すことが好ましい。
眉間絶縁方法に特に制限はなく、ポリイミド、ポリエス
テル等の有機フィルムを眉間に挾む方法、アルミナ、マ
グネシア等の無機粉末の塗布層を眉間に介在させる方法
などの通常の方法で行なえばよい。
このような巻磁心の製造方法に特に制限はないが、上記
式で表わされる合金の溶湯を液体急冷法によりアモルフ
ァス合金薄帯とし、このアモルファス合金薄帯を巻回し
た後、上記した熱処理により微結晶相を形成することが
好ましい。
なお、熱処理は、基本的には不活性雰囲気で実施するこ
とが好ましいが、空気中等の酸化性雰囲気にても可能で
ある。 この場合薄帯表面に薄い酸化膜が形成されるた
め層間絶縁効果が得られ、特に高周波領域で使用するコ
モンモードチョーク用磁心に適用する場合、周波数特性
が改善される効果がある。
磁心の磁気特性を制御するためには、磁場中にて熱処理
することが好ましい。 巻磁心の磁束方向(薄帯の長さ
方向)に磁場を印加しながら熱処理すると、高角形特性
の巻磁心を得ることができる。 一方、巻磁心の磁束方
向と直角方向(薄帯の幅方向)に磁場を印加しながら熱
処理すると、恒透磁率特性を有する高透磁率巻磁心を作
製することができる。
なお、このようにして得られた軟磁性薄帯の巻回体をカ
ットコアやギャップ付コアとする場合、エポキシ樹脂等
の熱硬化性樹脂に含浸後、熱硬化して被覆を形成し、次
いで切断あるいはギャップ形成を行なう。
なお、本発明の軟磁性合金は、薄板を積層した磁気ヘッ
ド等にも好適である。
〈実施例〉 以下、具体的実施例を挙げて、本発明をさらに詳細に説
明する。
[実施例1] 下記表1に示す組成を有する原料合金溶湯な片ロール法
により高速急冷し、アモルファス合金薄帯を作製した。
これらのアモルファス合金薄帯に、N2ガス中で500
〜550℃にて1時間熱処理を施して微結晶相を形成し
、軟磁性薄帯サンプルを得た。 これらの軟磁性薄帯サ
ンプルの厚さは22μ、幅は3m+aであった。 なお
、これらのサンプルを透過型電子顕微鏡により観察した
結果、平均粒径1000A以下の結晶粒からなる微結晶
相を有していた。
これらのサンプルに対し、磁歪定数ん8100 kHz
での2  mOeの実効透磁率μおよび飽和磁束密度の
測定、耐食性の評価および応力印加による保磁力Hcの
変化率の測定を行なった。
耐食性は、各サンプルを5%食塩水に24時間浸漬した
後の表面状態を、下記の基準で評価した。
O:変化なし Δ:部分的に発錆 ×:発錆面積大 ××:全面に発錆 保磁力Hcの変化率は、以下のようにして測定した。
上記各薄帯サンプルを外径14mm、内径10mII+
、高さ3 mmのトロイダル状に巻回し、終端を固定し
て巻磁心とした。 この巻磁心の保磁力Hc oを測定
した。
次いで、これらの巻磁心に500gの重りを載せて応力
を印加し、このときの巻磁心の保磁力Hc +を測定し
た。 表1に示す保磁力の変化率は、HCl / HC
Oである。
表1に示される結果から、所定量CrおよびVを含有す
る本発明の軟磁性合金は、磁歪定数isが小さく、磁気
特性が良好で、かつ応力による磁気特性劣化がなく、耐
食性が良好であることが明らかである。
なお、下記組成の合金溶湯を、片ロール法により高速急
冷したところアモルファス化せず、また、薄帯状ともな
らなかった。 また、急冷後の下記組成の合金に、上記
と同様な熱処理を施して保磁力を測定したところ、保磁
力が5 0eを超えていた。
Cuo、 5cr4VssiaoB4Febaj。
Cu+Nb5Si*oB4Febaj。
[実施例2] 下記表2に示す組成の合金溶湯を用い、実施例1と同様
にして軟磁性薄帯サンプルを得た。
これらのサンプルを透過型電子顕微鏡により観察した結
果、平均粒径1000Å以下の結晶粒からなる微結晶相
を有していた。
これらのサンプルに対し、実施例1と同様な測定および
評価を行なった。
結果を表2に示す。
表2に示される結果から、CrとVとを共に含有するこ
とにより初めて低磁歪、高磁気特性および高耐食性が実
現し、Nbのみ、あるいはNbおよびCrを含有するだ
けでは、このような特性は得られないことがわかる。
なお、下記組成の合金溶湯を、片ロール法により高速急
冷したところアモルファス化せず、また、薄帯状ともな
らなかった。 また、急冷後の下記組成の合金に、上記
と同様な熱処理を施して保磁力を測定したところ、保磁
力が5 0eを超えていた。
Cu+NbzCrsSiao、 5BsFebaj。
[実施例3] 下記表3に示す組成の合金溶湯を用い、実施例1と同様
にして軟磁性薄帯サンプルを得た。
これらのサンプルを透過型電子顕微鏡により観察した結
果、平均粒径1oooÅ以下の結晶粒からなる微結晶相
を有していた。
これらのサンプルに対し、実施例1と同様な測定および
評価を行なった。
結果を表3に示す。
なお、下記組成の合金溶湯を、片ロール法により高速急
冷して得られたアモルファス合金薄帯に実施例1と同様
な熱処理を施したところ、平均粒径1000Å以下の結
晶粒からなる微結晶相は観察されず、また、保磁力は5
 0eを超えていた。
Cuo、 ?v4si I s、 5BeFebal。
Cuo、 ycrasi+s、 sBJebag。
この結果から、微結晶を形成するためには、Crおよび
Vを共に含有する必要があることがわかる。
[実施例4] 実施例1のサンプルNo、 5作製に用いたアモルファ
ス合金薄帯を巻回した。 得られた巻回体をエポキシ樹
脂に含浸した後、熱硬化を行なった。 さらに、実施例
1と同様な熱処理を施して微結晶相を形成し、外径14
+am、内径10mm、高さ3mmの巻磁心を得た。
次いで、この巻磁心にギャップ長0.8mmのギャップ
を形成し、さらに巻線を施した。 これをスイッチング
電源用平滑チョークコイルとして用いたところ、ギャッ
プ形成部の唸りは認められなかった。
なお、この巻磁心の1 kHzでの透磁率は250であ
り、保磁力は0.20e、飽和磁束密度は10kGであ
った。
また、この巻磁心を構成する合金薄帯を透過型電子顕微
鏡により観察した結果、平均粒径1000Å以下の結晶
粒からなる微結晶相だけから構成されていた。
[実施例5] Cue、 5Crs、 1lV4. ssi+s、 s
B+ +Febaj、の組成を有する合金溶湯を片ロー
ル法により高速急冷し、アモルファス合金薄帯を作成し
た。
このアモルファス合金薄帯の巻回体を作製した。 この
巻回体の形状は、外径14mm、内径8 mm、高さ1
0a+mのトロイダル形状とした。
この巻回体をN2ガス雰囲気中にて575℃にて1時間
熱処理し、巻磁心を得た。 熱処理後に薄帯のX線回折
を行なったところ、結晶を表わすピークが明瞭に観察さ
れた。 微結晶相の確認のために透過型電子顕微鏡にて
その組織を観察したところ、平均粒径1000Å以下の
結晶粒から構成されていた。
得られた巻磁心について、ノイズフィルター用コモンモ
ードチョークコイルに適用する場合の基本特性である実
効透磁率μを測定したところ、測定周波数100kHz
、測定磁界2  moeにて、μ=19,000であっ
た。
この値は、従来のFe基アモルファス合金では達成でき
ない値であり、よく調整されたC。
基アモルファス合金でようやく得られる値である。
また、この巻磁心の飽和磁束密度Bsは12kGであっ
た。 この値は、−船釣なCo基アモルファス合金のそ
れの3倍程度である。
なお、比較のために、M n −Z nフェライト磁心
とFe基アモルファス合金を用いた巻磁心についても同
様な測定を行なった。 上記の本発明合金を用いた巻磁
心の測定結果と、これらの磁心の測定結果とを下記表4
に示す。
表     4 B s (KG)      μe 本発明      12     19.000フエラ
イト     4.1    5,500[実施例6] Cu0.5crpVqsi+ 3. sB、Febaj
、合金薄帯の磁歪定数えS、実効透磁率μ、および飽和
磁束密度Bsを測定した。 なお、実効透磁率は、測定
周波数100kHz、測定磁界2  woeで測定した
結果を第1図に示す。
第1図に示される結果から、本発明の軟磁性合金は磁歪
が小さく、しから磁気特性が良好であることが明らかで
ある。
なお、上記各実施例のCrおよびVを含有する合金組成
に、さらにNbを添加した組成を有する軟磁性合金を作
製し、上記実施例と同様な測定を行なったところ、上記
とほぼ同等の結果が得られた。
以上の実施例から本発明の効果が明らかである。
〈発明の効果〉 本発明では、CrとVおよび/またはMnとを含有する
新規組成により、低磁歪、高磁気特性かつ高耐食性の軟
磁性合金が実現する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の軟磁性合金組成におけるCrおよび
Vの含有量と、磁歪定数えS、飽和磁束密度Bsおよび
実効透磁率μとの関係を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)溶湯から急冷した後、熱処理して得られた軟磁性
    合金であって、 微結晶相を有し、 下記式( I )で表わされる組成を有し、 100kHzでの実効透磁率が10000以上であるこ
    とを特徴とする軟磁性合金。 [式( I )] (Fe_1_−_aNi_a)_1_0_0_−_x_
    −_y_−_z_−p_−_qCu_xSi_yB_z
    Cr_pM^1_q上記式( I )において、M^1は
    Vおよび/またはMnであり、 0≦a≦0.5、 0.1≦x≦5、 6≦y≦20、 6≦z≦20、 15≦y+z≦30、 1≦p≦10、 1≦q≦10かつ p≧3またはq≧2(ただし、M^1としてVが含有さ
    れるとき、Vの含有量は2.5より大である。) (2)磁歪定数λsが−5×10^−^6〜+0.5×
    10^−^6である請求項1に記載の軟磁性合金。 (3)磁歪定数λsが−5×10^−^6〜0である請
    求項2に記載の軟磁性合金。 (4)飽和磁束密度が10kG以上である請求項1ない
    し3のいずれかに記載の軟磁性合金。 (5)溶湯から急冷した後、熱処理して得られた軟磁性
    合金であって、 微結晶相を有し、下記式(II)で表わされる組成を有し
    、 100kHzでの実効透磁率が10000以上であるこ
    とを特徴とする軟磁性合金。 [式(II)] (Fe_1_−_aNi_a)_1_0_0_−_x_
    −_y_−_z_−_p_−_qCu_xSi_yB_
    zCr_pM^1_qM^2_r(上記式(II)におい
    てM^1はVおよび/またはMnであり、M^2は、T
    i、Zr、Hf、Nb、Ta、MoおよびWから選ばれ
    た一種以上の元素であり、 0≦a≦0.5、 0.1≦x≦5、 0≦y≦20、 6≦z≦20、 15≦y+z≦30、 3≦p≦10、 2.5<q≦10、 0≦r≦10 である。) (6)磁歪定数λsが−5×10^−^6〜+0.5×
    10^−^6である請求項5に記載の軟磁性合金。 (7)磁歪定数λsが−5×10^−^6〜0である請
    求項6に記載の軟磁性合金。 (8)飽和磁束密度が10kG以上である請求項5ない
    し7のいずれかに記載の軟磁性合金。
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