JPH037460Y2 - - Google Patents

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JPH037460Y2
JPH037460Y2 JP17471286U JP17471286U JPH037460Y2 JP H037460 Y2 JPH037460 Y2 JP H037460Y2 JP 17471286 U JP17471286 U JP 17471286U JP 17471286 U JP17471286 U JP 17471286U JP H037460 Y2 JPH037460 Y2 JP H037460Y2
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、住宅等の建物の小屋組形成の際に
用いられる母屋接合構造に関するものである。
〔背景技術〕
従来、住宅等の小屋組において用いられる母屋
接合構造として、第3図に示すようなものがあ
る。すなわち、この構造は、梁等の横架材(図示
せず)上に立設された束11の上端部に設けた取
付片11aに一対の溝形鋼等からなる母屋接合部
材12を背中合せにかつ隙間を設けた状態で下フ
ランジ12aを4本のボルト14で固定し、この
隙間に両側からH形断面を有する一対の母屋13
のウエブ13aを差込み、母屋13および母屋接
合部材12の各ウエブ13a,12bをボルト1
5で固定したものである。なお、図において、母
屋接合部材12のウエブ12bにはボルト15の
本数よりも多くのボルト挿通孔12cが設けてあ
るが、これは母屋13の長さ寸法の誤差を調整す
るためである。
しかし、この構造では、一対の溝形材の隙間の
寸法が母屋13のウエブ13aの厚さよりも大き
い場合には、ボルト15による固定が充分に行わ
れない。また、逆に母屋13のウエブ13aの厚
さが隙間の寸法よりも大きい場合には、母屋13
の差込みができない。そのために、母屋接合部材
12を束11に固定する際には、その取付位置を
正確に定めなくてはならないので、その作業に手
間がかり、施工性がよくなかつた。
また、母屋接合部材12によつて形成される隙
間に母屋13を差込むには、微妙な調整を必要と
し、そのために取付作業に手間がかかつていた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、住宅等の建物の小屋組にお
いて、母屋接合の施工性の向上が図れる母屋接合
構造を提供することである。
〔考案の開示〕 この考案の母屋接合構造は、横架材上に立設さ
れた束と、長さ方向に互いにずれた状態で背中合
せに固定され前記束の上端に水平に設けた取付片
に下フランジが固定された一対の溝形材からなる
母屋接合部材と、この母屋接合部材の両端部のウ
エブの外面に接合された一対の母屋とを備えたも
のである。
この考案の構成によると、母屋接合部材の両端
における溝形材の各々のウエブの外面側から母屋
を接合できるので、取付作業が容易になり、施工
性の向上を図ることができる。
実施例 この考案の一実施例を第1図および第2図に基
づいて説明する。この母屋接合構造は、横架材
(図示せず)に立設された束1と、長さ方向に互
いにずれた状態で背中合せに固定され前記束1の
上端に水平に設けた取付片1aに下フランジ2c
が固定された一対の溝形鋼からなる母屋接合部材
2と、この母屋接合部材2の両端部のウエブ2d
の外面に接合された一対の母屋3とを備えたもの
である。
第1図はこの実施例の分解斜視図、第2図は母
屋3接合時の部分平面図である。
束1は、一対の溝形鋼を背中合せに固定してH
形断面に形成したもので、上端部には母屋接合部
材2を固定するための取付片1aが溶接で固定さ
れており、下端部はベース材1cに固定されてい
る。取付片1aには母屋接合部材2を取付けるた
めのボルト4が挿通するボルト挿通孔1bが設け
られている。
母屋接合部材2は、一対の溝形鋼を長さ方向に
ずらしかつ背中合せに溶接で固定して形成されて
いる。母屋接合部材2の両端部のウエブ2dに
は、母屋3を接合するためのボルト5が挿通する
ボルト挿通孔2bが設けられている。また、下フ
ランジ12cには束1と固定するためのボルト4
が挿通するボルト挿通孔2aが設けられている。
母屋3は、溝形鋼のウエブ3aどうしを背中合
せに固定してH形断面に形成したもので、ウエブ
3aには母屋接合部材2のウエブ2dに固定する
ためのボルト5が挿通し、寸法調整可能なボルト
用長孔3bが設けられている。
この実施例による母屋3の接合手順を説明す
る。束1を横架材の上に立設する。母屋接合部材
2を束1の上端部の取付片1aにボルト4で固定
する。この場合、2本のボルト4で固定する。こ
の母屋接合部材2のウエブ2dに母屋3のウエブ
3aを側面から当接させ、ボルト5で固定する。
以上の作業で母屋3の接合が完了する。
この構成によると、母屋3を母屋接合部材2の
ウエブ2dの外面側から当接させて固定できるの
で、従来の母屋接合部材12の間の隙間に母屋1
3を差込む構造(第3図参照)と比較して、取付
作業が容易になり、施工性の向上を図ることがで
きる。また、母屋接合部材2の束1への固定が2
本のボルト4で可能となるので、部材の削減とと
もに取付の手間を削減することができる。さら
に、母屋接合部材2は一対の溝形鋼を溶接で固定
することにより形成されているので、束1への固
定の際に、従来のように一対の溝形鋼の間の隙間
を微調整しながら固定するのと異なり、取付が簡
単に行え、施工性の向上を図ることができる。
なお、前記実施例において母屋接合部材2を形
成する一対の溝形鋼は溶接により固定されていた
が、接触部のウエブ2dどうしをボルトにより固
定してもよい。
〔考案の効果〕
この考案の母屋接合構造によると、母屋接合部
材の両端における溝形材の各々のウエブの外面側
から母屋を接合できるので、一対の溝形鋼の間に
隙間を設ける必要はなく、この隙間に母屋3のウ
エブ3aを挿入する必要もない。このため取付作
業が容易になり施工性が向上するとともに、母屋
接合部材2および母屋3のウエブ2d,3aどう
しを常に密着した状態で接合できるので取付強度
が高い。また、母屋接合部材2は一対の溝形鋼を
ずらしただけの簡単な構造であり、量産が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の部分分解斜視
図、第2図はその母屋接合時の部分平面図、第3
図は従来例の部分分解斜視図である。 1……束、1a……取付片、2……母屋接合部
材、3……母屋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横架材上に立設されて上端に水平な取付片1a
    を設けた束1と、長さ方向に互いにずれた状態で
    背中合せに固定されかつ前記束1の取付片1aの
    上面に下フランジ2cの外面が固定された一対の
    溝形材からなる母屋接合部材2とを備え、前記一
    対の溝形材が重なり合わない前記母屋接合部材2
    の両端部のウエブ2dの外面に、H形断面の母屋
    3の一端の片側の溝をかぶせ、前記母屋接合部材
    2のウエブ2dと前記母屋3のウエブ3aとを接
    合したことを特徴とする母屋接合構造。
JP17471286U 1986-11-13 1986-11-13 Expired JPH037460Y2 (ja)

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JP17471286U JPH037460Y2 (ja) 1986-11-13 1986-11-13

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JPS6381112U JPS6381112U (ja) 1988-05-28
JPH037460Y2 true JPH037460Y2 (ja) 1991-02-25

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