JPH0372804A

JPH0372804A - 播種装置

Info

Publication number: JPH0372804A
Application number: JP20712989A
Authority: JP
Inventors: Tadao Takagi; 高木　忠夫; Koichi Ishikawa; 浩一石川
Original assignee: Suzutec Co Ltd
Current assignee: Suzutec Co Ltd
Priority date: 1989-08-10
Filing date: 1989-08-10
Publication date: 1991-03-28
Anticipated expiration: 2013-09-03
Also published as: JP2794203B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、播種装置に係るものである。

（従来技術）従来公知の、実開昭６３−１１９３０８号公報には、育
苗箱の横送移送台の上部に、種子供給ホッパーと、外周
面に繰出凹部を有する横軸繰出ロールとからなる種子供
給装置を設けた育苗箱用播種装置について記載されてい
る。

（発明が解決しようとする問題点）前記公知のものは、濡れた芽出し種子のときは、種子表
面の水分により、横軸繰出ロールの繰出凹部に種子が付
着して１円滑に播種出来ないのに、芽出し種子を水切り
せずに、ホッパーに供給する人がいる。

（発明の目的）本発明は、前記のように、芽出し種子につき、水切りせ
ずにホッパーに供給しても、播種できるようにしたもの
である。

（問題を解決するための手段）よって本発明は、種子供給ホッパー３と、該種子供給ホ
ッパー３の下方位置に設けられた横軸繰出ロール１５と
からなる播種装置において、前記種子供給ホッパー３と
前記横軸繰出ロール１５との間には、吸引ファンδの吸
引口８を臨ませて湿潤種子７を乾燥させ播種するように
した播種？ｔｌとしたものである。

（実施例）本発明の一実施例を図面により説明すると。

ｌは育苗箱を横送する水平移送台２の上方位置に設けた
種子供給装置であり、該種子供給装置１の前側上部には
種子供給ホッパー３を設ける。

種子供給ホッパー３の下１には、前側流穀板４と後側流
穀板５とを倒へ状に設ける。

前記前側流穀板４の下端縁には全幅に亘って左右方向の
流下板６を設ける。流下板６には、種子７の流下方向に
長い吸引口８を左右方向に所定の間隔を置いて形成する
（第２図）、吸引口８は種子７の横幅より狭く形成し、
種子７が落下しないようにする。

前記流下板６の下方には、前記流下板６の吸引口８より
空気を吸引して流下板６上を通過する種子７を乾燥させ
る吸引室９を形成する。

該吸引室９には、機外に設けた吸引ファンδに接続され
ている吸引パイプ１０を接続する。なお、吸引室９と吸
引ファンろとの間の吸引風路にはクリーナー詑を設ける
。

１１は前記後側流穀板５の下端と前記流下板６の上面と
の間に形成される種子供給ホッパー３の流出口、比は前
記流出口１１の大きさを調節する前記後側流穀板５に設
けた供給量調節装置１３の供給量調節板である。

前記流下板６の下端縁には左右方向のブラシ１４を設け
、該ブラシ１４の先端は種子７を繰出す左右方向の横軸
繰出ロール１５の外周面に摺接させる。

横軸繰出ロール１５の外周面には、母線方向に平行な横
条溝形状の繰出凹部１６を所望の間隔をおいて全周に形
成する。１！に出凹部１６は種子７が横向き１列に嵌合
する輻に形成される。

横軸繰出ロール１５の外周面には左右方向に一粒の種子
７の横向きの幅より短かい間隔をおいてスリット１７を
全周に設ける。スリット１７の深さは繰出凹部１６と同
じか若干深く形成し、各スリット１７には掻出用ナイフ
１８を嵌合させる。

前記横軸繰出ロール１５の路上方位置には第二回転均平
ブラシ１９を設け、該第二回転均平ブラシ１９と、前記
横軸繰出ロール１５の外周面及び前記流下板６の上面に
より形成される空間に形成される種子供給部側との間に
は、第一回転均平ブラシ２１を設け１再回転均平ブラシ
！９．２１により横軸繰出ロール１５と共回りする過剰
種子を前記種子供給部側へ二段に掃き戻す。

ｎは横軸繰出ロール１５の側面に設けた種子誘導カバー
であり、繰出凹部１６に嵌合した種子を上方位置から下
方位置まで傷めないように誘導する。２３は種子誘導カ
バーｎの内側に設けたスポンジ、２４は種子受箱であり
、特に種籾を播種するときに前記第二回転ブラシ１９に
付着した芒付種子７を取除く作用を奏する。

第３図、第４図、第５図は前記吸引口８の実施例であり
、種子７が必ず吸引口８の上方を通過する゛ようにして
いる。

（作用）次に作用を述べる。

本発明は、前記の構成であり、種子供給ホッパー３に種
子７を投入し、移送台２により床上を供給した育苗箱を
移送させると、種子供給ホッパー３内の種子は前側流穀
板４上を流下して流出口１１を通過し、流下板６上に至
り、該流下板６上を流下して種子供給部側に至り、種子
供給部四で横軸繰出ロール１５の繰出凹部１６に嵌合し
、横軸繰出ロール１５の回転により上昇し、横軸繰出ロ
ール１５と共回りする過剰種子の大部分を第一回転均平
ブラシ２１により掃き戻し、第二回転均平ブラシＶによ
り繰出凹部１６に横一列の種子７を嵌合させ、繰出凹部
１６に嵌合した種子７は、種子誘導カバーなにより下方
迄誘導され、最下点で下方に落下し、育醒箱内に播種さ
れる。

この場合、芽出し種子７を水切りせずに、ホッパー３に
投入すると、種子７の表面の水分により、種子７は互い
に付着して塊になって、繰出凹部１６にうまく嵌合しな
いことがあった。

本発明では、流下板６に吸引口８を形成し。

流下板６の下方に機外に設けた吸引ファンろに接続しで
ある吸引室９を形成しているから、流下板６上を流下す
る種子７は吸引口８より吸引される吸引風により乾燥さ
せられ、横軸繰出ロール１５の繰出凹部１６に円滑に嵌
合する。

また、吸引口８は流下板６に形成され、種子供給部側は
前記横軸繰出ロール１５の外周面及び前記流下板６の上
面により形成されているから、種子供給部２０にある種
子７は常時吸引風に当り乾燥させられる。したがって、
種子供給ホッパー３に投入された種子７のうち、最初の
種子７は種子供給ホッパー３より流出口１１を通って種
子供給部側に至るが、これらの種子７であっても種子供
給部側にて繰出凹部１６に嵌合する前に乾燥することが
でき、繰出凹部１６に円滑に嵌合する。

（効果）従来公知の、実開昭６３−１１９３０８号公報には、育
苗箱の積送移送台の上部に、種子供給ホッパーと、外周
面に繰出凹部を有する横軸繰出ロールとからなる種子供
給装置を設けた育苗箱用播種装置について記載されてい
る。

前記公知のものは、芽出し種子を水切りせずに、ホッパ
ーに供給すると、種子表面の水分により、横軸繰出ロー
ルの繰出凹部に種子が付着して１円滑に播種出来ない。

しかるに本発明は１種子供給ホッパー３と、該種子供給
ホッパー３の下方位置に設けられた横軸繰出ロール１５
とからなる播種装置において。

前記種子供給ホッパー３と前記横軸繰出ロール１５との
間には、吸引ファンδの吸引口８を臨ませて湿潤種子７
を乾燥させ播種するようにした播種装置としたものであ
るから、芽出し種子７を水切りせずにホッパー３に投入
しても、湿潤種子７は吸引口８より吸引される吸引風に
より繰出凹部１６に嵌合する前に乾燥させることができ
、横軸繰出ロール１５の繰出凹部１６に円滑に嵌合し、
正確な播種量を正確に播種できるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は種子供給装置の全体断面図、第２図は吸引口の
平面図、第３筒、第４図、第５図は他の吸引口の実施例
の平面図である。符号の説明ｌ・・・種子供給装置、２・・・移送台、３・・・種子
供給ホッパー、４・・・前側流穀板、５・・・後側流穀
板、６・・・流下板、７・・・種子、８・・・吸引口、
９・・・吸引室、１０・・・吸引パイプ、１１・・・流
出口、１２・・・供給量調節板、１３・・・供給量調節
装置、１４・・・ブラシ、６・・・横軸繰出ロール、１
６・・・繰出凹部、　１７・・・スリット、１８・・・
掻出用ナイフ、１９・・・第二回転均平ブラシ、２０・
・・種子供給部、２１・・・第一回転均平ブラシ、Ｕ・
・・種子誘導カバー、２３・・・スポンジ、２４・・・
種子受箱、ゐ・・・吸引ファン、２６・・・クリーナー
外Ｚる第５図第図第図

Claims

【特許請求の範囲】

　種子供給ホッパー３と、該種子供給ホッパー３の下方
位置に設けられた横軸繰出ロール１５とからなる播種装
置において、前記種子供給ホッパー３と前記横軸繰出ロ
ール１５との間には、吸引ファン２５の吸引口８を臨ま
せて湿潤種子７を乾燥させ播種するようにした播種装置
。