JPH0333220Y2 - - Google Patents

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JPH0333220Y2
JPH0333220Y2 JP13357186U JP13357186U JPH0333220Y2 JP H0333220 Y2 JPH0333220 Y2 JP H0333220Y2 JP 13357186 U JP13357186 U JP 13357186U JP 13357186 U JP13357186 U JP 13357186U JP H0333220 Y2 JPH0333220 Y2 JP H0333220Y2
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paddy
rice
seed
basket
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、育苗箱用播種装置に係るものであ
る。
(従来技術) 従来、育苗箱用の播種装置においては、繰出ロ
ールより繰出された種籾が、移送台により移送さ
れる育苗箱よりこぼれることがあるが、そのこぼ
れ種籾は、前記繰出ロールの下方の床上に置いた
合成樹脂製の籾受箱により回収していた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記公知の籾受箱は、合成樹脂等により形成さ
れた普通の箱であるから、近傍に位置する潅水装
置からの飛散水も流入する。したがつて、回収し
た種籾は泥水もまじるので、通常は、水洗して乾
燥させていた。
また、床上に籾受箱を置いているため、落下間
隔が長いので、種籾は飛散し、種籾の完全回収は
できなかつた。
また、前記移送台を移動させるときには、いち
いち移送台の下の籾受箱を手に持つて移動させな
ければならないという不便もあつた。
(問題を解決するための手段) よつて本考案は、種籾供給ホツパー1の下方に
横軸繰出ロール6を設け、該横軸繰出ロール6の
下方に育苗箱16を移送する移送台15を設け、
該移送台15には潅水装置22を設けたものにお
いて、前記横軸繰出ロール6の下方の移送台15
のフレーム17の下面側には係合部18を設け、
該係合部18には泥水は通すが種籾11は通さな
い目の籾受篭20の上端縁21を着脱自在に係合
させてなる播種装置としたものである。
(実施例) 本考案の一実施例を図面により説明すると、1
は種籾供給ホツパーで、種籾供給ホツパー1の下
部には倒八状の流殻板2、3を設けて漏斗4を形
成し、漏斗4の下部には種籾供給口5を形成す
る。
種籾供給口5の下部には、上下間隔をおいて横
軸繰出ロ−ル6を設け、種籾供給口5と横軸繰出
ロ−ル6との間に、種籾供給口5から横軸繰出ロ
−ル6に至る傾斜板26を設ける。
横軸繰出ロ−ル6の外周面には母線方向に平行
な横条溝7を所望の間隔をおいて全周に形成す
る。また、左右方向に所望の間隔をおいてスリツ
ト8を全周に設ける。スリツト8の深さは横条溝
7よりも若干深く形成し、各スリツト8にはナイ
フ9を嵌合させる。
横軸繰出ロ−ル6の直上位置には、軸心方向が
該横軸繰出ロ−ル6と並行の均平兼芒付籾除去ブ
ラシ10を設ける。均平兼芒付籾除去ブラシ10
は、横軸繰出ロ−ル6の横条溝7に嵌合していな
い種籾11を掃き戻し、均平にする作用と均平兼
芒付籾除去ブラシ10に付着した芒付種籾12を
持ち回つて取出す作用を奏する。
横軸繰出ロ−ル6の側面には、種籾誘導板13
の内側に設けたスポンジ14を当接させる。種籾
誘導板13は横条溝7に嵌合した種籾11を上方
位置から下方位置まで誘導する作用を奏する。
15は育苗箱移送台であり、16は育苗箱であ
る。
しかして、横軸繰出ロ−ル6の下方の移送台1
5のフレ−ム17の下方には、断面コの字型形状
の係合部18を設け、該係合部18の嵌合溝19
には籾受篭20の上端緑21を嵌合させて着脱自
在に取付ける。
籾受篭20は合成樹脂等により篭に形成し、泥
水は通すが種籾11は通さない目に形成し、横軸
繰出ロ−ル6より繰出された種籾11のうち育苗
箱16に播種されずこぼれた種籾11のみを回収
し、水・泥は籾受篭20より下方に通すように形
成する。
22は潅水装置、23は水受シ−ト、24は水
受シ−トに形成した籾受篭挿入口、25は移送台
15に設けた育苗箱案内ロ−ルである。
(作用) 次に作用を述べる。
前記ホツパ−1に種籾11をいれると、種籾供
給口5より横軸繰出ロ−ル6に供給され、横軸繰
出ロ−ル6に供給された種籾11は、横軸繰出ロ
−ル6の横条溝7に嵌合し、横軸繰出ロ−ル6の
回転により上昇し、過剰種籾11は均平兼芒付籾
除去ブラシ10により掃き戻され、横条溝7に嵌
合した種籾11は、横軸繰出ロ−ル6と種籾誘導
板13により挟持されて上方位置から下方位置ま
で誘導されて最下点で落下して、育苗箱移送台1
5により移送されている育苗箱16内の床土の上
面に播種される。
しかして、横軸繰出ロ−ル6の下方の移送台1
5のフレ−ム17の下面には係合部18が設けら
れ、該係合部18には籾受篭20がその上端緑2
1を嵌合させて取付けられているから、横軸繰出
ロ−ル6より落下した種籾11のうち育苗箱16
内に播種されずにこぼれた種籾11は籾受篭20
内に落下して、回収される。
この場合、籾受篭20は、合成樹脂等により篭
形状に形成され、泥水は通すが種籾11は通さな
い目に形成されているから、育苗箱16内に播種
されずこぼれた種籾11のみを回収し、潅水装置
22からの飛散泥水が流入しても、下方に流出す
る。
また、籾受篭20はフレ−ム17の下面の係合
部18に取付けてあるから、横軸繰出ロ−ル6と
籾受篭20との間の隙間は狭いので、育苗箱16
からこぼれて落下した種籾11は飛散せずに籾受
篭20内に落下して、落下した種籾11の全てを
回収することができる。
また、籾受篭20は、その上端緑21を横軸繰
出ロ−ル6の下方の移送台17の係合部18に嵌
合させて取付けてあるから、移送台17を移動さ
せる際には一緒に移動できるから、従来のように
いちいち持ち運ぶ手間を省くことができる。
(効果) 従来、育苗箱用の播種装置においては、繰出ロ
−ルより繰出された種籾が、移送台により移送さ
れる育苗箱よりこぼれることがあるが、そのこぼ
れ種籾は、前記繰出ロ−ルの下方の床上に置いた
合成樹脂製の籾受箱により回収していた。前記公
知の籾受箱は、合成樹脂等により形成された普通
の箱であるから、近傍に位置する潅水装置からの
飛散水も流入する。したがつて回収した種籾に泥
水がまじるので、通常は、水洗いして乾燥させて
いた。また、床上に籾受箱を置いているため、落
下間隔が長いので、種籾は飛散し、種籾の完全回
収はできなかった。また前記移送台を移動させる
ときには、いちいち移送台の下の籾受箱を手に持
つて移動させなければならないという不便もあつ
た。
しかるに、本考案は、種籾供給ホツパー1の下
方に横軸繰出ロール6を設け、該横軸繰出ロール
6の下方に育苗箱16を移送する移送台15を設
け、該移送台15には潅水装置22を設けたもの
において、前記横軸繰出ロール6の下方の移送台
15のフレーム17の下面側には係合部18を設
け、該係合部18には泥水は通すが種籾11は通
さない目の籾受篭20の上端縁21を着脱自在に
係合させてなる播種装置としたものであるから、 イ 籾受篭20は、合成樹脂等により篭形状に形
成され、泥水は通すが種籾11は通さない目に
形成されているから、育苗箱16内に播種され
ずにこぼれた種籾11のみを回収し、泥水は下
方に流出する。
ロ 籾受篭20はフレーム17の下面の係合部1
8に取付けてあるから、横軸繰出ロール6と籾
受篭20との間の隙間は狭いので、育苗箱16
からこぼれて落下した種籾11は飛散せずに籾
受篭20内に落下して、落下した種籾11の全
てを回収することができる。
ハ 籾受篭20は、その上端縁21を横軸繰出ロ
ール6の下方の移送台17の係合部18に着脱
自在に係合させてあるから、移送台17を移動
させる際一緒に持ち運べるので、従来のように
各別個に運ぶ手間を省くことができる。
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は播種装置の一部の側面図、第2図は種
籾供給装置の縦断側面図、第3図は籾受篭を取付
ける状態図である。 符号の説明、1……種籾供給ホツパー、2……
流殻板、3……流殻板、4……漏斗、5……供給
口、6……繰出ロール、7……条溝、8……スリ
ツト、9……ナイフ、10……回転ブラシ、11
……種籾、12……芒付種籾、13……種籾誘導
板、14……スポンジ、15……移送台、16…
…育苗箱、17……フレーム、18……係合部、
19……嵌合溝、20……籾受篭、21……上端
縁、22……潅水装置、23……水受シート、2
4……籾受篭挿入口、25……育苗箱案内ロー
ル、26……傾斜板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 種籾供給ホツパー1の下方に横軸繰出ロール6
    を設け、該横軸繰出ロール6の下方に育苗箱16
    を移送する移送台15を設け、該移送台15には
    潅水装置22を設けたものにおいて、前記横軸繰
    出ロール6の下方の移送台15のフレーム17の
    下面側には係合部18を設け、該係合部18には
    泥水は通すが種籾11は通さない目の籾受篭20
    の上端縁21を着脱自在に係合させてなる播種装
    置。
JP13357186U 1986-08-30 1986-08-30 Expired JPH0333220Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13357186U JPH0333220Y2 (ja) 1986-08-30 1986-08-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13357186U JPH0333220Y2 (ja) 1986-08-30 1986-08-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6338713U JPS6338713U (ja) 1988-03-12
JPH0333220Y2 true JPH0333220Y2 (ja) 1991-07-15

Family

ID=31034004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13357186U Expired JPH0333220Y2 (ja) 1986-08-30 1986-08-30

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