JP2794208B2 - 育苗箱用播種装置における種子揃え装置 - Google Patents

育苗箱用播種装置における種子揃え装置

Info

Publication number
JP2794208B2
JP2794208B2 JP26281189A JP26281189A JP2794208B2 JP 2794208 B2 JP2794208 B2 JP 2794208B2 JP 26281189 A JP26281189 A JP 26281189A JP 26281189 A JP26281189 A JP 26281189A JP 2794208 B2 JP2794208 B2 JP 2794208B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seed
interval
rice
seeding
seeds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP26281189A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03123405A (ja
Inventor
忠夫 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUZUTETSUKU KK
Original Assignee
SUZUTETSUKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUZUTETSUKU KK filed Critical SUZUTETSUKU KK
Priority to JP26281189A priority Critical patent/JP2794208B2/ja
Publication of JPH03123405A publication Critical patent/JPH03123405A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2794208B2 publication Critical patent/JP2794208B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sowing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、育苗箱用播種装置における種子揃え装置に
係るものである。
(従来技術) 従来公知の特開昭62−201508号公報には、種籾供給ホ
ッパーと、外周面に無数の繰出凹部を有する横軸繰出ロ
ールとを設け、繰出種子は流路を経て播種面に播種され
るようにした条播装置について記載されている。
(発明が解決しようとする問題点) 前記公知のものは、前記横軸繰出ロールの回転数を調
節することにより、所望間隔に条播できるが、播種され
た種籾の間隔までは考慮されていない。
最近では、苗の成育を良好にするため、苗の間隔が広
くなるように薄撒きの条播を行なって、隣接する苗の間
の通風を良好にしている。
しかし、第5図に示したように、種籾は枝梗のある基
部側より発芽するから、同一の向きであれば芽と芽の間
隔aは田植機の植付爪が掻き取る間隔と同じになるが、
種籾を間隔aと同一の間隔で播種したとしても、種籾の
向きが互いに反対になると、前記間隔aに種籾一個分の
間隔cが足され、間隔a+間隔c=間隔bとなって、間
隔b>間隔aとなり、欠株の原因となる。
(発明の目的) 本発明は、常時、種籾の向きが同一方向になるように
播種し、苗の間隔を一定にすることを目的とする。
(問題を解決するための手段) よって本発明は、種籾供給ホッパー3と、外周面に無
数の繰出凹部6を有する横軸繰出ロール5とを設け、繰
出種子は流路21を経て播種面に播種されるようにした播
種装置において、前記流路21中には、流下する種籾7が
その表面に密生する方向性のある剛毛20が順向きのとき
は反転しないが逆向きのときは引掛って反転する逆毛25
からなる反転部19を設け、前記種籾7を同一方向に向け
て播種できるようにした育苗箱用播種装置における種子
揃え装置としたものである。
(実施例) 本発明の一実施例を図面により説明すると、1は育苗
箱を移送する移送台2の上方位置に設けた種子供給装
置、3は種子供給装置1の後側上部に設けた種子供給ホ
ッパー、4は種子供給ホッパー3の落下口、5は前記落
下口4の斜め下方に設けた横軸繰出ロールである。
前記横軸繰出ロール5の外周面には、無数の繰出凹部
6を形成する。本実施例の繰出凹部6は、前記横軸繰出
ロール5の母線方向に平行な横条溝形状に形成され、所
定間隔を置いて全周に形成されているが、種籾7が嵌合
する円穴形状のものでもよい。
前記繰出凹部6は、種籾7が、横向き1列に嵌合する
幅に形成し、一粒の種籾7が嵌合する深さに形成する。
横軸繰出ロール5の外周面には、スリット8を全周に設
ける。スリット8は、左右方向に一粒の横向きの種籾7
の幅より短かい間隔をおいて、かつ前記横軸繰出ロール
5の母線方向に直交するように形成する。各スリット8
には掻出用ナイフ9を嵌合させる。
前記横軸繰出ロール5の略上方位置には、回転均平ブ
ラシ10を設け、前記繰出凹部6に嵌合せずに前記横軸繰
出ロール5と共回りする過剰種籾7を均平する。前記横
軸繰出ロール5の側面には種籾誘導カバー11を設け、前
記繰出凹部6に嵌合した種子7を下方まで誘導する。12
は分割落下口13を並設した条播体、14は床土、15は条溝
である。
しかして、前記条播体12より落下した種籾7は前記条
溝15内に一列に落下する。この場合、前記したように、
苗の成育を良好にする目的で、最近では、種籾7の芽16
と芽16との間隔が広くなるように条播しているが、田植
機の植付爪が掻き取る間隔より広い間隔で芽16が出る
と、欠株の原因となる。即ち、第5図に示したように、
種籾7は枝梗17のある基部側より発芽するから、同一の
向きであれば、前記芽16と芽16との間隔aは前記田植機
の植付爪が掻き取る間隔と同じになるが、同一間隔aで
播種されても、種籾7の向きが互いに反対に播種される
と、前記間隔aに種籾7一個分の間隔cが足され、間隔
a+間隔c=間隔bとなり、間隔b>間隔aとなるから
である。
そこで、本発明は、条播体12と前記条溝15との間に流
路21を形成する落下シュート18を設け、前記流路21中に
は、反対向きに流下する種籾7を反転させる反転部19を
取付け、常時一定の向きで種籾7が落下するようにす
る。即ち、種籾7の表面(穎)には前記枝梗17より先端
に向かって密生する方向性を有する剛毛20が生えている
から、この剛毛20を利用し、剛毛20が順向きのときは反
転しないが逆向きのときは引掛って反転する逆毛25から
なる反転部19を設ける。
前記落下シュート18は、種籾7が一粒・縦向きに流下
する幅の断面V形状の流路21を並設するように波板形状
に形成し、落下シュート18の基部を前記各流路21が前記
条播体12の分割落下口13の下方に臨むように供給装置1
側に取付ける。
落下シュート18は先端の落下部22を低く傾斜させる。
前記流路21の途中部分には、該流路21より急な傾斜面
23を形成し、該傾斜面23の上面に前記逆毛25を設けて反
転部19を形成する。
しかして、前記逆毛25は、前記流路21を流下する種籾
7の進行方向に対して反対向きの方向性のある毛であれ
ばよく、合成樹脂等によりブラシ状に形成しても、特殊
に編んで逆毛25を形成した布でもよい。
なお、本実施例では、前記落下シュート18は、流路21
に円滑に一粒ずつの種籾7が入るように、各流路21を条
播体12の分割落下口13の下方に設けているが、落下シュ
ート18の基部側に種籾溜り部を形成し、該種籾溜り部の
先側に前記流路21を並設したものでもよく、この場合、
種籾溜り部を振動させるように構成するとと、一層効果
的である。
(作用) 次に作用を述べる。
本発明は、前記の構成であるから、種籾供給ホッパー
3に種籾7を投入し、移送台2により育苗箱を移送させ
ると、種籾供給ホッパー3内の種籾7は、横軸繰出ロー
ル5の繰出凹部6に嵌合して上昇し、横軸繰出ロール5
と共回りする繰出凹部6に嵌合していない過剰種籾7
は、回転均平ブラシ10により戻されて均平され、繰出凹
部6に嵌合している種籾7は、種籾誘導カバー11により
下方迄誘導されて、条播体12の分割落下口13内に落下す
る。
条播体12の下方には、一粒の種籾7が縦向きに流下す
る幅の流路21を並設する波板形状に形成された落下シュ
ート18が設けられ、流路21の途中部分には該流路21より
急な傾斜面23が形成され、傾斜面23には上向きの逆毛25
を有する反転部19を設け、また、種籾7の表面(穎)に
は、該種籾7の枝梗17より先端に向かって方向性を有す
る剛毛20が生えているから、枝梗17を先にして剛毛20が
順向きで流下する種籾7は、その剛毛20が逆毛25に引掛
かることなくそのまま滑り落る。
しかし、枝梗17を後にして流下する種籾7の剛毛20
は、逆毛25に逆向きとなるから、剛毛20が逆毛25に引掛
かり、この引掛かりを支点に傾斜面22を流下するときの
勢いにより反転する。したがって、種籾7は常時枝梗17
側から条溝15内に落下し、種籾7により発芽した芽16と
芽16の間隔は一定となり、欠株を防止する。
(効果) 前記したように、本発明は、種籾供給ホッパー3と、
外周面に無数の繰出凹部6を有する横軸繰出ロール5と
を設け、繰出種子は流路21を経て播種面に播種されるよ
うにした播種装置において、前記流路21中には、流下す
る種籾7がその表面に密生する方向性のある剛毛20が順
向きのときは反転しないが逆向きのときは引掛って反転
する逆毛25からなる反転部19を設け、前記種籾7を同一
方向に向けて播種できるようにした育苗箱用播種装置に
おける種子揃え装置としたものであるから、流路21を流
下する種籾7は、その剛毛20が順向きのときは反転しな
いが、逆向きのときは反転部19の逆毛25に引掛って反転
し、前記種籾7と同一方向に向けて播種できる。そのた
め、苗の育成を良好にするため、薄撒きして苗の間隔を
広くしても、田植機により田植において、欠株の発生を
防止することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は装置の全体断面図、第2図は落下シュートの斜
視図、第3図は要部断面図、第4図は作用状態図、第5
図は説明図である。 符号の説明 1……種籾供給装置、2……横送移送台、3……種籾供
給ホッパー、4……流下口、5……横軸繰出ロール、6
……繰出凹部、7……種籾、8……スリット、9……掻
出用ナイフ、10……回転均平ブラシ、11……種籾誘導カ
バー、12……条播体、13……分割落下口、14……床土、
15……条溝、16……16……芽、17……枝梗、18……落下
シュート、19……反転部、20……剛毛、21……流路、22
……落下部、23……傾斜面、25……逆毛。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】種籾供給ホッパー3と、外周面に無数の繰
    出凹部6を有する横軸繰出ロール5とを設け、繰出種子
    は流路21を経て播種面に播種されるようにした播種装置
    において、前記流路21中には、流下する種籾7がその表
    面に密生する方向性のある剛毛20が順向きのときは反転
    しないが逆向きのときは引掛って反転する逆毛25からな
    る反転部19を設け、前記種籾7を同一方向に向けて播種
    できるようにした育苗箱用播種装置における種子揃え装
    置。
JP26281189A 1989-10-07 1989-10-07 育苗箱用播種装置における種子揃え装置 Expired - Lifetime JP2794208B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26281189A JP2794208B2 (ja) 1989-10-07 1989-10-07 育苗箱用播種装置における種子揃え装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26281189A JP2794208B2 (ja) 1989-10-07 1989-10-07 育苗箱用播種装置における種子揃え装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03123405A JPH03123405A (ja) 1991-05-27
JP2794208B2 true JP2794208B2 (ja) 1998-09-03

Family

ID=17380943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26281189A Expired - Lifetime JP2794208B2 (ja) 1989-10-07 1989-10-07 育苗箱用播種装置における種子揃え装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2794208B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103828517A (zh) * 2014-02-21 2014-06-04 九江学院 一种小型水稻直播机
CN114846948B (zh) * 2022-05-27 2023-05-16 安徽海舜生态农业有限公司 一种菊花种子繁育用温室培养出芽机及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03123405A (ja) 1991-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4449642A (en) Seed planter
US6173664B1 (en) Equidistant planting system
US6247417B1 (en) Equidistant planting system
JP2794208B2 (ja) 育苗箱用播種装置における種子揃え装置
CN105850302A (zh) 旱地播种机
JPH08140441A (ja) 撒布装置、及び供給装置、並びに稲作栽培における肥料の撒布方法、及び直蒔き稲作栽培における種籾の撒布方法
RU2293461C1 (ru) Устройство для внутрипочвенного локального внесения минеральных удобрений
JPH0531514U (ja) 側条施肥機付直播機の繰出量調節装置
KR102055094B1 (ko) A자형 버킷 컨베이어식 배종장치를 구비한 파종기
RU2185045C2 (ru) Способ посева, устройство для его осуществления и семявысевающий аппарат конструкции ибрагимова
CN112020950A (zh) 输送式肥药与种子精量同穴点播装置
KR200214872Y1 (ko) 건답직파기
JPS63287411A (ja) 育苗箱用播種装置の繰出ロ−ル
CN218570834U (zh) 一种育苗盘精确播种装置
KR20000075372A (ko) 직파 장치
RU2038716C1 (ru) Рабочий орган для рыхления почвы и внесения в нее удобрений
CN207744375U (zh) 种谷播种机
RU215306U1 (ru) Парная посевная секция
RU6299U1 (ru) Комбинированный сошник
JPS62104534A (ja) 育苗箱の苗に対する粒状薬剤散布装置
JPH0413928Y2 (ja)
RU210901U1 (ru) Комбинированный посевной агрегат
JPS5826932B2 (ja) 酸素補給剤を付着させた種子の湛水覆土直播機
US1896562A (en) Seed-sowing implement
CN210470260U (zh) 适用于丘陵粘性土壤的施肥播种机