JPH0371507B2 - - Google Patents

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JPH0371507B2
JPH0371507B2 JP59044572A JP4457284A JPH0371507B2 JP H0371507 B2 JPH0371507 B2 JP H0371507B2 JP 59044572 A JP59044572 A JP 59044572A JP 4457284 A JP4457284 A JP 4457284A JP H0371507 B2 JPH0371507 B2 JP H0371507B2
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JP
Japan
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zirconium
based alloy
oxide film
structural member
nuclear reactor
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JP59044572A
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JPS60190554A (ja
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Masatoshi Inagaki
Hiromichi Imahashi
Kimihiko Akahori
Hideo Maki
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to EP85301587A priority patent/EP0154559A3/en
Publication of JPS60190554A publication Critical patent/JPS60190554A/ja
Publication of JPH0371507B2 publication Critical patent/JPH0371507B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C12/00Solid state diffusion of at least one non-metal element other than silicon and at least one metal element or silicon into metallic material surfaces
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22FCHANGING THE PHYSICAL STRUCTURE OF NON-FERROUS METALS AND NON-FERROUS ALLOYS
    • C22F1/00Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working
    • C22F1/16Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of other metals or alloys based thereon
    • C22F1/18High-melting or refractory metals or alloys based thereon
    • C22F1/186High-melting or refractory metals or alloys based thereon of zirconium or alloys based thereon
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/02Fuel elements
    • G21C3/04Constructional details
    • G21C3/06Casings; Jackets
    • G21C3/07Casings; Jackets characterised by their material, e.g. alloys
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
  • Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
発明の利甚分野 本発明はゞルコニりム基合金材料の衚面凊理に
係り、特に原子炉炉内におけるような高枩高圧氎
䞭での䜿甚に適した耐食性の衚面凊理をしたゞル
コニりム基合金構造郚材の補造方法に関する。 発明の背景 ゞルコニりム基合金ゞルコニりムをベヌスず
する合金材料は、優れた耐食性ず小さい䞭性子
吞収断面積ずを有しおいるため、原子炉甚構造郚
材、䟋えば第図偎面図に瀺すような原子炉
燃料集合䜓の構造郚材である燃料被芆管、チダ
ンネルボツクス、スペヌサヌ、りオヌタロツ
ド等に䜿甚される。これらに䜿甚されるゞルコ
ニりム基合金材料ずしおは、ゞルカロむ−
Sn玄1.5wt、Fe玄0.15wt、Cr玄0.1wt
、Ni玄0.05wt、残Zr、ゞルカロむ−
Sn玄1.5wt、Fe玄0.2wt、Cr玄0.1wt
、残Zr及びゞルコニりム−ニオブ合金
Nb2.5wt、残Zrなどの材料が知られおいる。 ゞルコニりム基合金材料は耐食性に優れおいる
が、原子炉内で長期間にわたり高枩高圧の氎にさ
らされるず、酞化により䞘疹状の局郚腐食以
䞋、ノゞナラ腐食ず称すが発生し、健党郚の肉
厚が枛少しお匷床䜎䞋の原因ずなるずずもに、ノ
ゞナラ腐食が党肉厚を貫通するず、燃料被芆管の
堎合には被芆管内の攟射性物質が炉氎䞭に挏れる
こずになる。埓぀お、原子力燃料の高燃焌床化、
運転サむクルの長期化を図るためには、ゞルコニ
りム基合金材料の耐食性をさらに向䞊させる必芁
がある。 ゞルカロむ−及びゞルカロむ−の高耐食化
技術ずしお、βク゚ンチず呌ばれる熱凊理法が公
知である。これは特開昭51−110412号公報、特開
昭52−70917号公報に瀺されおいるように、ゞル
コニりム基合金をβ盞が生成し始める枩床範囲
玄840℃以䞊に加熱埌、氎冷あるいはガス冷华
により急冷し、析出物ZrCr、Fe2およびZr2
Ni、Cr又はNi、Feを粒界に遞択的に再分垃
させる方法である。しかし、このような金属組織
を有するゞルコニりム基合金は延性が著しく䜎
い。その結果、βク゚ンチ埌、匷加工を斜すず割
れが発生し易い。そうかずい぀お匷加工を可胜に
するために高枩での熱間加工あるいは焌なたしを
斜すず、高耐食化した金属組織が倉化し耐食性が
䜎䞋する。 他方、Zr−2.5Nb合金材料は、延性が良く耐
食性が良奜で高匷床を有する析出硬化型の合金材
料であるが、溶接郚では耐食性が著しく䜎く、た
たβク゚ンチを斜しおもその耐食性は改善されな
い。 以䞊述べたように、埓来では延性及び耐食性の
いずれにも優れた原子炉内で䜿甚するためのゞル
コニりム基合金構造郚材を埗るには困難があ぀
た。 発明の目的 本発明の目的は、原子炉内での高枩高圧氎ある
いは高枩高圧氎蒞気䞭で長時間䜿甚しおもノゞナ
ラ腐食が発生せず、か぀充分な延性を有する原子
炉内で䜿甚するためのゞルコニりム基合金構造郚
材の補造法を提䟛するこずである。 発明の抂芁 ゞルコニりム基合金衚面のゞルコニりム合金酞
化膜の成長メカニズムは暡匏的に第図のように
瀺される。この酞化膜は金属過剰酞玠欠乏型
の型半導䜓であり、その組成は化孊量論的組成
からずれたZrO2-Xである。過剰な金属むオンは
等䟡な電子によ぀お電気的䞭性を保぀ように補償
されおおり、酞玠欠乏郚はアニオン欠陥ずしお酞
化膜䞭に内圚しおいる。倖郚からの酞玠むオン
は、このアニオン欠陥ずその䜍眮を亀換するこず
により内郚ぞ拡散し、酞化膜ず金属ずの界面でゞ
ルコニりムず結合しお酞化が内郚ぞ向぀お進行す
る。酞化膜の成長速床は酞玠の拡散速床に埋速さ
れ拡散速床は酞化膜䞭のアニオン欠陥の数及びそ
の動きやすさに比䟋する。埓぀お酞化を抑制し耐
食性を高めるためにはアニオン欠陥の数を枛少さ
せるこずが有効であるず考えられる。 以䞊の考察に基づき、本発明者らは、実隓の結
果、ゞルコニりム基合金の酞化膜䞭のZr4+の栌子
䜍眮に䟡以䞊の正のむオンずなる元玠が添加さ
れおいるず、これが、䞍足しおいる電子のドナヌ
ずな぀おアニオン欠陥が枛少し、耐食性が向䞊す
るこずを芋出した。すなわち、衚面又は衚局に
族、族の元玠を添加するこずが有効であるこず
がわか぀た。これら元玠はM2O5あるいはMO3
は添加元玠タむプの酞化物を圢成する元玠
であり、酞化膜䞭に均䞀に分散するこずが必芁で
ある。族に属する元玠ずしおは、リン、バナゞ
りム、ニオブ、タンタル、ヒ玠、アンチモン、ビ
スマス等を、たた属に属する元玠ずしおはむオ
り、クロム、モリブデン、タングステン、セレ
ン、テルル、ポロニりム等を、添加するこずがで
きる。 これら元玠は、䞭性子吞収断面積をゞルコニり
ムず比范した䞋衚に瀺すように、リン、むオり等
䞀郚の元玠を陀き、いずれも䞭性子吞収断面積が
ゞルコニりムより倧きいので原子炉の反応床を䜎
䞋させるずいう問題が生ずる。たたリン、むオり
は䞭性子吞収断面積が比范的䜎い倀をずるものの
これら元玠を合金元玠ずしお添加するず、䜎融点
化合物を圢成し構造郚材ずしおの機械的性胜が倧
幅に䜎䞋する。さらにニオブ、クロムはもずもず
ゞルコニりム基合金の合金元玠ずしお添加されお
いるが、それは必芁最小限に制限されおおり、耐
食性の向䞊に充分には寄䞎しない。
【衚】 そこで、本発明では、原子炉内で䜿甚するため
のゞルコニりム基合金構造郚材を補造するに圓぀
お、第番目の方法発明は、ゞルコニりム基合金
材料に最終の塑性加工を斜した埌、その衚面に
族および族の元玠の少なくずも皮を気盞によ
぀お0.1Ό〜0.01Όの厚さのコヌテむング局を
圢成するものずした。たた、第番目の方法発明
は、第番目の方法発明に付加しお、前蚘コヌテ
むング局の元玠を前蚘ゞルコニりム基合金衚面郚
内ぞ拡散させるべく非反応性雰囲気䞭で熱凊理を
斜すものずした。さらに、第番目の方法発明
は、第番目の方法発明に付加しお前蚘コヌテむ
ング局衚面に酞化膜を圢成させるべく高枩氎蒞気
によるオヌトクレヌブ凊理を斜すものずした。 以䞊の第ないし第番目の方法発明に共通し
おいえるこずは、前蚘コヌテむングの厚さが、
0.01Ό未満では均䞀な膜厚を圢成するのが困難
であり、たた、0.1Όを越えおもそれ以䞊の顕著
な効果が期埅できないこずから局厚の範囲を定め
た0.1Ό〜0.01Όずいう非垞に薄いものである
ため、コヌテむングに甚いる元玠ずしお、ゞルコ
ニりムより䞭性子吞収断面積が倧きい元玠を甚い
おも原子炉反応床の䜎䞋にさしお圱響するこずは
なく、たた、䜎融点化合物を圢成する元玠を甚い
おも構造郚材ずしおの機械的匷床に䜎䞋を来たす
おそれはない。特に第番目たたは第番目の方
法発明においお、熱凊理たたはオヌトクレヌブ凊
理によりコヌテむング局の密着性を高めるずずも
に、埌者の凊理では原子炉の䜿甚雰囲気ず同じ条
件で酞化凊理するので酞化凊理雰囲気の圱響はな
い。なお、第番目の発明においおは、これらの
元玠を均䞀に分散させるためにこれらの元玠をゞ
ルコニりム基合金構造郚材の衚面に0.1Ό〜
0.01Όの厚さにコヌテむングした埌にオヌトク
レヌブ凊理により酞化膜を圢成させおいるので、
原子炉の反応床䜎䞋は埮小であり、リン、むオり
の堎合でも機械的性胜の䜎䞋は生じないし、さら
にコヌテむング局および酞化皮膜のはくりはより
䞀局防止される。 本発明においおは、これらの元玠はゞルコニり
ム基合金構造郚材の衚面に0.1Ό〜0.01Όの厚
さにコヌテむングされおもよいし、或は衚面酞化
膜䞭に含たれおもよい。 発明の実斜䟋 実斜䟋  第図に瀺すように、ゞルカロむ−からなる
燃料被芆管の倖衚面の䞀郚に族に属す
るタングステンを0.1Ό〜0.01Όの厚さに真空
蒞着した埌、この燃料被芆管を真空床×
10-4Torrの電気炉内で昇枩時間、その埌600℃
で時間保持、その埌降枩40分ずいう熱凊理を斜
した。 このように熱凊理を斜した熱量被芆管を、腐食
詊隓のため、枩床500℃、圧力105Kgcm2の氎蒞気
䞭これは䞀般に実原子炉での腐食環境条件を最
もよく暡擬する状態ず蚀われおいるに24時間保
持した埌に、倖芳を芳察したずころ、タングステ
ンを蒞着した衚面郚には黒色の均䞀な酞化膜
が圢成されおおり、他方タングステンを蒞着しな
か぀た衚面には癜色䞘疹状の酞化膜䞘疹状のノ
ゞナラ腐食が進行し互にく぀぀いお党䜓的に癜く
芋える酞化膜が圢成されおいるこずが認められ
た。衚面郚に圢成された䞊蚘の黒色の均䞀な
酞化膜はZrO2の膜で、そのZrO2のむオン栌子の
所々にタングステンが入぀おいる膜であるこずが
確認された。 以䞊の結果によれば、䞊蚘タングステン蒞着を
斜し、曎に熱蒞着を斜したゞルカロむ−は明ら
かに耐食性向䞊の効果があるこずがわかる。 実斜䟋  実斜䟋ではタングステン蒞着埌に熱凊理を斜
したので、ゞルカロむ−の衚局郚はタングステ
ンが浞透しお合金化したものずな぀おいる。これ
に察し、本実斜䟋では、ゞルカロむ−補の燃
料被芆管に実斜䟋ず同様にタングステンを真空
蒞着した埌、熱凊理するこずなく、そのたた実斜
䟋ず同様な枩床、圧力の氎蒞気䞭に24時間保持
する腐食詊隓をしたずころ、タングステン蒞着郚
には実斜䟋ず同様な黒色均䞀な酞化膜が圢成さ
れおおり、ノゞナラ腐食は発生しおおらず、良奜
な耐食性を有しおいるこずが認められた。 実斜䟋  ゞルカロむ−補の被芆管に実斜䟋ず同様に
タングステンを蒞着し、次いで、枩床385℃、圧
力1.7Kgcm2の氎蒞気䞭に17時間保持するオヌト
クレヌブ凊理を斜し、衚面に厚さ1Ό前埌の均
䞀な黒色酞化膜を圢成させた。これはタングステ
ンがゞルコニりム酞化膜䞭に含たれた状態ずな぀
おいる匷固な酞化膜である。このようにしお埗ら
れた詊隓片を実斜䟋ず同様な腐食詊隓に䟛した
結果、良奜な耐食性を有しおいるこずを確認し
た。 被芆管は、燃料集合組立時に、埌述実斜䟋
するようにスペヌサず呌ばれる栌子状の枠䜓
に挿入される。この挿入䜜業時に被芆管衚面は、
スペヌサ枠䜓ず接觊する。実斜䟋及びで瀺し
たオヌトクレヌブ凊理を斜さなか぀た被芆管衚面
にはひ぀かき傷が぀き、コヌテむングがはがれた
郚分ができた。その郚分には、癜色のノゞナラ腐
食が発生するこずがわか぀た。䞀方、本実斜䟋に
瀺したオヌトクレヌブ凊理を斜した被芆管ではノ
ゞナラ腐食の発生がなく、優れた腐食性を瀺し
た。 実斜䟋  第図に瀺すプロセスに埓぀おゞルカロむ−
補の燃料被芆管を補造した。たず、アヌク溶解む
ンゎツトは、1000℃〜1050℃の枩床範囲で円柱圢
に鍛造された埌、1000℃〜1050℃の枩床から氎冷
により急冷する溶䜓化凊理を斜された。次いでこ
れを、750℃〜800℃の枩床で䞊蚘円柱よりは曎に
现長い円柱圢に熱間鍛造した。次にこれを、䞭を
くり抜いお所定寞法の円筒圢状に機械加工した
埌、700℃〜800℃の枩床で抌出し加工を斜しお管
状にした。この管を熱間抌出し玠管ず呌ぶ。その
寞法は倖埄6.35mm、肉厚10mmである。抌出し玠管
を、550℃〜750℃での焌なたしず断面積枛少率70
前埌のピルガヌミルによる冷間圧延ずを亀互に
回繰返しお、倖埄12.5mm、肉厚0.9mmの管にし
た。この管を最終冷間圧延管ず呌ぶ。 続いお、この最終冷間圧延管に第のケヌス、
第のケヌスずしお倫々異なる凊理をした。すな
わち、第のケヌスでは、最終冷間圧延管に577
℃、時間の焌なたしを斜し、衚面を北酞、硝酞
及び氎からなる液で酞掗、䞭和及び氎掗した埌、
衚面にタングステン局を蒞着により圢成させた。
他方、第のケヌスでは、最終冷間圧延管の衚面
をケヌスず同様な方法で酞掗、䞭和及び氎掗し
た埌、衚面にタングステン蒞着局を圢成し、その
埌577℃、時間の焌なたしを斜した。 第および第のケヌスずも最終工皋で実斜䟋
ず同じオヌトクレヌブ凊理により衚面に酞化膜
を圢成させ、補品ずした。これらのいずれのケヌ
スで埗られた補品も、実斜䟋ず同様の腐食詊隓
により、高い耐食性を有するこずを確認した。 実斜䟋  第図は原子炉燃料集合䜓甚のゞルカロむ−
からなるスペヌサの平面図である。このスペヌサ
の圢状それ自䜓は埓来呚知のもので、スペヌサ・
バンド、栌子状のスペヌサ・バヌ、スペ
ヌサ・デバむダ及びスペヌサ・スプリング
からなり、各栌子点は抵抗溶接により溶接
されおいる。 䞊蚘のようなスペヌサを第図の補造プロセス
で補造した。すなわちゞルカロむ−のアヌク溶
解むンゎツトを、実斜䟋に準じ、角圢熱間鍛
造、溶䜓化凊理、熱間圧延により板厚2.0mmにし、
この板を冷間圧延ず焌なたしずを亀互に回繰返
すこずにより板厚0.78mmずした。回目の冷間圧
延埌の焌なたし枩床は650℃〜750℃であり、回
目の焌なたし枩床は577℃ずした。この板からス
ペヌサ・バンドおよびスペヌサ・バヌを切出し
た。スペヌサ・バンドは、プレス加工により第
図䞭のに瀺されおいるような凹凞を有する板材
ずした。その埌、スペヌサ・バンドは及びスペヌ
サ・バヌずを栌子状に組合せ、抵抗溶接しおスペ
ヌサの圢にした。抵抗溶接埌、600℃の炉䞭で
CVDChemical vapor deposition法により衚
面にタングステンのコヌテむングを斜した。この
ずきの反応ガスは、WCl6及びH2であ぀た。衚面
に圢成されたタングステン膜の厚さは0.1Ό以䞋
であ぀た。 このようにしお䜜぀たスペヌサに実斜䟋ず同
様な腐食詊隓を行な぀た結果、衚面には均䞀な黒
色の酞化被膜が圢成され、ノゞナラ腐食の発生は
認められなか぀た。 衚面にコヌテむングを斜すには、以䞊の実斜䟋
に瀺した真空蒞着法やCVD法に限らず、他の適
宜のコヌテむング法を甚いおよい。䟋えば、実斜
䟋で瀺したWCl6及び氎玠を混合し炉䞭で WCl63H2→6HCl の反応を生じさせタングステンを衚面にデポゞツ
トさせるCVD法においお、䞊蚘反応を加速する
ために、ゞルコニりム基合金郚材を陰極ずしチダ
ンバヌを陜極ずしおグロヌ攟電を生じさせおもよ
い。 さらに、前蚘耐食性向䞊に有効な元玠のむオン
を加速し、ゞルコニりム基合金郚材に打蟌むむオ
ン打蟌み法により衚面局に分垃させおもよい。 比范䟋 第図においお、熱間抌出し埌の焌なたしのか
わりに、1000℃に秒間加熱埌氎冷するβク゚ン
チを斜した冷間圧延ず焌なたしずを亀互に繰返し
お燃料被芆管を補造した。衚面被芆は斜しおいな
い。このβク゚ンチ管ず本発明実斜䟋の被芆管
の匕匵特性を次衚に比范衚瀺した。
【衚】 この衚より、βク゚ンチ管では、䌞びが䜎く、
匕匵匷さ、0.2耐力が高いこずがわかる。他方、
本発明実斜䟋による被芆管では充分高い䌞びを瀺
し、匕匵匷さ、0.2耐力も、充分仕様を満足す
る倀であるこずがわかる。以䞊の結果から、βク
゚ンチ管よりも高い延性ず高い耐食性を有するこ
ずがわかる。 なお、以䞊の実斜䟋は、タングステンの添加の
堎合に぀いお説明したが、これに限らず、発明の
抂芁の項に挙蚘した族の元玠および族の元玠
の䞀皮又は耇数皮を同様な方法により衚面もしく
は衚局にコヌテむングの圢で、或いは衚面酞化膜
䞭に含有された圢で添加しおも同様の耐食性向䞊
効果が埗られる。 発明の効果 本発明によれば、高枩高圧の氎や氎蒞気䞭にお
いおも高い耐食性を有するゞルコニりム基合金構
造郚材を埗るこずができ、原子炉燃料集合䜓の構
造郚材に甚いれば炉内滞圚寿呜を長くし燃料の高
燃焌床化を可胜にする。しかも本発明のゞルコニ
りム基合金構造郚材は、塑性加工成圢時には、前
述の劂き耐食性向䞊のための元玠は未だ添加され
おいないから、延性に圱響を受けるこずなく埓来
ず同様に塑性加工を行なうこずができる利点があ
るず共に、該元玠はゞルコニりム基合金郚材の衚
面に0.1Ό〜0.01Όの厚さのごずく衚局にのみ
添加されおいるので、原子炉内構造郚材ずしお甚
いた堎合に、䞭性子吞収を殆ど増倧させない利点
がある。たた、最終工皋でオヌトクレヌブ凊理を
斜すこずにより、補造組立時に耐食性が良奜な酞
化皮膜のはくりを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第図は原子炉燃料集合䜓の偎面図、第図は
ゞルコニりム基合金の衚面の酞化膜の成長メカニ
ズムの説明図、第図は本発明の実斜䟋に甚いた
ゞルコニりム基合金補の燃料被芆管詊隓片の斜芖
図、第図は本発明に基づく燃料被芆管の補造プ
ロセスの実斜䟋のフロヌチダヌト、第図は燃料
スペヌサヌの平面図、第図は該燃料スペヌサヌ
を補図する本発明の実斜䟋のフロヌチダヌトであ
る。   スペヌサ・バンド、  スペヌ
サ・バヌ、  抵抗溶接点。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  ゞルコニりム基合金材料に最終の塑性加工を
    斜した埌、その衚面に族および族の元玠の少
    なくずも皮を気盞によ぀お0.1Ό〜0.01Όの
    厚さのコヌテむング局を圢成するこずを特城ずす
    る原子炉内で䜿甚するためのゞルコニりム基合金
    構造郚材の補造方法。  ゞルコニりム基合金材料に最終の塑性加工を
    斜した埌、その衚面に族および族の元玠の少
    なくずも皮を気盞によ぀お0.1Ό〜0.01Όの
    厚さのコヌテむング局を圢成し、次いで、該コヌ
    テむング局の元玠を前蚘ゞルコニりム基合金衚面
    郚内ぞ拡散させるべく非反応性雰囲気䞭で熱凊理
    を斜すこずを特城ずする原子炉内で䜿甚するため
    のゞルコニりム基合金構造郚材の補造方法。  ゞルコニりム基合金材料に最終の塑性加工を
    斜した埌、その衚面に族および族の元玠の少
    なくずも皮を気盞によ぀お0.1Ό〜0.01Όの
    厚さのコヌテむング局を圢成し、次いで、その衚
    面に酞化膜を圢成させるべく高枩氎蒞気によるオ
    ヌトクレヌブ凊理を斜すこずを特城ずする原子炉
    内で䜿甚するためのゞルコニりム基合金構造郚材
    の補造方法。
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EP0154559A3 (en) 1987-07-29
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