JPH0371402B2 - - Google Patents

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JPH0371402B2
JPH0371402B2 JP56120371A JP12037181A JPH0371402B2 JP H0371402 B2 JPH0371402 B2 JP H0371402B2 JP 56120371 A JP56120371 A JP 56120371A JP 12037181 A JP12037181 A JP 12037181A JP H0371402 B2 JPH0371402 B2 JP H0371402B2
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JP
Japan
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vinyl compound
dental adhesive
carbon atoms
adhesive according
adhesive
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JP56120371A
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JPS5821607A (ja
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Ikuo Komura
Junichi Yamauchi
Yoshinori Nagase
Fumiko Uemura
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP82303942A priority patent/EP0074708B1/en
Priority to DE8282303942T priority patent/DE3269173D1/de
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Priority to US06/525,410 priority patent/US4539382A/en
Priority to US06/631,316 priority patent/US4612384A/en
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は歯牙組織、歯科用金属材料および歯科
用有機高分子材料に強力に接着する歯科用接着剤
に関する。本発明において歯科用接着剤とは歯科
組織を充填修復するに当り歯牙組織に塗布する接
着剤、インレー、クラウン、歯列矯正用具等を歯
牙組織あるいは支台歯へ密着固定する為の接着剤
をはじめ、フイラーが混合された、歯科組織との
接着性が要求される歯科修復材料をも総称する用
語として用いられている。 今日、歯科保存、補綴、矯正の諸領域では有機
高分子材料、金属材料が多岐に渡つて使用されて
いる。これらの材料を治療を目的として口腔内へ
装着する場合、歯質−有機高分子、歯質−金属、
有機高分子−金属間の接合が不可欠である。例え
ば窩洞内へ充填されたコンポジツトレジンやイン
レーおよびクラウンはアンダーカツトの手法、セ
メントによる精密合着等機械的嵌合により脱落を
防止するのが通法である。また歯列矯正用の為の
金属製用具、ブリツジなども口腔内に機械的に保
持するのが今日の技術レベルである。しかし歯質
−有機高分子、歯質−金属、有機高分子−金属間
を機械的方法に頼らずに接合できる強力な接着剤
が開発されるならば歯科治療のスピード化、質的
レベルアツプが実現し、この分野に多大な貢献を
なすものと期待される。特開昭54−11149号、特
開昭54−12338号等に開示されている接着剤はこ
の様な目的のもとに発明されたものと推測される
が、100%湿潤条件下および繰り返し咬合圧のか
かる口腔内で長期間歯質に有機高分子材料、金属
材料の両者を接着保持できる接着剤には至つてい
ない。また、−PO(OH)2基を有するモノマーであ
る2−メタクリロイルオキシエチレン ジハイド
ロジエン フオスフエートは金属に対して高い接
着力を有すると言われており、また、歯質に対す
る接着性モノマーとしての使用も試みられてい
る。しかしながら、本発明者らの実験では上記化
合物は耐水性が著しく劣ることが認められ、口腔
内では用いられないものであつた。さらにまた、
特開昭52−113089号で開示されている
【式】 基を有するビニル化合物は、歯質に対する接着性
は優れているが、歯科用金属材料であるNi−Cr
合金(93−6%)に対しては充分な接着性を持つ
ているとはいえない。本発明者らは、口腔内で歯
質へ有機高分子材料、金属材料の両者を接着・保
持できる接着剤を求め、各種の機能性ビニル化合
物を用いて、歯質、金属、有機高分子材料表面で
重合硬化させて接着を行なう技術の検討を重ねた
結果、湿潤下において、歯質、金属(Ni−Cr合
金、Co−Cr合金、ステンレス鋼等)・有機高分子
材料(ポリメチルメタクリレート等)のいずれに
も高い接着力を有する化合物は、いずれも炭素数
7以上の比較的大きな親油性部分と、親水性(酸
性)の強いPO(OH)2基を1分子内に兼ね備えた
ビニル化合物群中に見い出されることを認め、本
発明に到達した。 即ち、本発明は重合性単量体からなる歯科用接
着剤において、重合性単量体として下記の一般式
で表わされる接着性ビニル化合物を全重合性単量
体に対し、0.5重量%以上用いることを特徴とす
る歯科用接着剤である。 [ただし、上記においてR1、R2、R3、R4およ
びmは下記のことを表わす。 R1:H、炭素数1〜6の炭化水素基、または
COOA(Aは炭素数1〜20のハロゲンを有す
ることがある炭化水素基を表わす。)、 R2:R1と同義、 R3:H、炭素数1〜6のハロゲンを有すること
がある炭化水素基、ハロゲンまたはCN、 m:1〜3の整数、 R4:(L)mRa(Y)kまたはRc(Y)k。ただ
し、RaおよびRcはそれぞれ炭素数4〜40、
8〜40の(m+1)価の有機基を表わし、L
はCOXおよびOCOから選ばれ、XおよびY
は0、SまたはNRd(RdはHまたは炭素数
1〜4のアルキル基を表わす。)を表わす。
kは0または1を表わす。] 本発明において有機基なる語は次の()およ
び()を包含する語として用いられている。 () OH基、COOH基、NH2基またはハロゲ
ン(Cl、Br、FまたはI)を置換基として有
することがある水素基 () 複数(2〜20)の上記の炭化置換基を有
することがある炭化水素基から構成され、該炭
化水素基同士はOまたはSによるエーテル型、
エステル型、アミド型、カルボニル型、スルホ
ン型またはウレタン型結合で結合されている
基。この場合、有機基の主鎖が複数の炭化水素
基から構成される場合だけでなく、炭化水素基
の一部が側鎖に入つているものも包含される。 (例) 炭化水素基をA、結合(−O−、
【式】 【式】
【式】
【式】
【式】)をBとして表わ すと次のようなものが例示される。なお、簡略化
するために二重結合側を〔C=C〕、リン酸また
はホスホン酸側を〔PO(OH)2〕として表わした。 〔C=C〕−A−〔PO(OH)2〕 〔C=C〕−ABA′−〔PO(OH)2〕 〔C=C〕−ABA′B′A″−〔PO(OH)2〕 〔C=C〕−(AB)〓−A′−(B″A″)〓〔PO(OH)
〕 (α、β……繰り返し) なお、本発明において炭化水素基とは特にこと
わらない場合でもハロゲン化炭化水素をも含む広
義な意味で用いられている。 これ等の接着性ビニル化合物のなかでも、特に
歯科用有機材料として汎用されているアクリル系
モノマー及びポリマーと同族にあるものが共重合
性、有機材料との接着性の点において望ましく一
般式 〔但し、R′3はHまたはCH3を表わし、R′aは炭
素数4〜40の2価の有機基を表わす。X、Yおよ
びkは(1)式において記載のX、Y、およびkとそ
れぞれ同じ〕で表わされるビニル化合物が好まし
く用いられる。さらに(2)式で表現される化合物の
なかでも下記の(3)〜(8)式に示されるものが、医療
用材料としての安全性、貯蔵安定性および接着力
の点からより好ましい。 〔ただし、RdおよびR′dはHまたは炭素数1〜
4の炭化水素基、Reは炭素数2〜30の2価の有
機基〕で表わされるビニル化合物。 〔ただし、RdおよびR′dは(3)式において記載の
RdおよびR′dと同じ〕で表わされるビニル化合
物。 〔ただし、R′3は(2)式において記載のR′3に同
じ。R′eは炭素数2〜30の炭化水素基を表わす〕
で表わされるビニル化合物。 〔ただし、Rfは炭素数1〜30の2価の有機基。
kは(1)式において記載のkに同じ〕で表わされる
ビニル化合物。 〔ただし、kは0または1を表わし、R′fは炭
素数1〜30の有機基を表わす〕で表わされるビニ
ル化合物。 〔ただし、R′aは(2)式において記載のR′aに同
じ〕で表わされるビニル化合物。 この他1式の包含されるジビニル化合物のなか
でも、下記のものがより好ましく用いられる。 〔ただし、R″aは炭素数4〜40の3価の有機基
を表わす〕で表わされるビニル化合物。 上記の一般式で示される化合物としては、次の
ものが例示される。
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
(1)式において、Raが炭素数が3以下の有機基
の場合、Rbが炭素数4以下の有機基の場合また
Rcが炭素数が7以下の有機基の場合には歯質、
金属両者に対する接着力とその耐水性が低く、本
発明の目的には用いられないものである。また
Ra、Rb、Rcが炭素数40以上の場合には、大きな
有機基がホスホリツク残基〔PO(OH)2〕に基因
する分子の物理化学的特性を著しく減殺するた
め、接着力が低下してくるので好ましくない。た
だし(9)式で表現される化合物群についてはR″aの
炭素数が4〜5の場合、金属に対する接着力は優
れているが、人歯接着力については公知化合物を
凌駕するものでない。しかし炭素数が6以上では
人歯接着力も更に向上し、本発明の目的を充分達
し得るものである。 これらの化合物は一般的には次の文献に記載さ
れた含リン化合物の合成法を参考にして合成でき
る。 Organophosphorus Compounds(G.M.Kosola
poff著,Wiley,1950),Organophosphorus
Monomers and Polymers(Ye.L.Gefter著,
Rregamon Press,1962),現代有機合成シリー
ズ5,有機リン化合物(有機合成化学協会編,技
報堂,1971),Beilstein(Springer−Verlag)。 例えば、
【式】で 表わされる化合物群は
【式】また は
【式】H−X−Ra−Y−Hを反 応させて
【式】とし、次 に該化合物に等モル以上のオキシ塩化リンを第3
級アミン存在下−10℃〜−80℃で反応させて
【式】とした後、P −Cl結合を加水分解して容易に
【式】を得ることが できる。また一般式
【式】で表わされる化 合物群は、まずH−X−Ra−PO2- 3・2Na+また
はH−X−Ra−PO(OR)2を合成し、これをシヨ
ツテン・バウマンの反応条件下
【式】と反応させてから−PO2- 3 Na+または−PO(OR)2を−PO(OH)2に変換する
ことにより得ることができる。 接着性ビニル化合物は常温で液体の場合はそれ
単独で接着面に塗布して使用することもできる
が、通常は接着性ビニル化合物と共重合しうる他
の単量体で希釈して使用される。他の単量体の選
択により、接着剤の粘度、濡れ特性、硬化特性、
機械的性質などを調節することができる。他の単
量体としては、接着性ビニル化合物と共重合しう
るもので、人体に為害性の少ないものであればい
ずれでもよく、スチレン、p−クロルスチレン、
酢酸ビニル、(メタ)アクリルアミド、N−n−
ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−
(ヒドロキシメチル)アクリルアミド等のアクリ
ルアミド類なども使用可能であるが、通常は歯科
分野でよく用いられている(メタ)アクリレート
系単量体が用いられる。(メタ)アクリレート系
単量体ととしては、
【式】 〔但し、R′3はHまたはCH3、Qは炭素数1〜50を
有する有機基、rは1〜4の整数を表わす〕(有
機基の定義ついては前記参照)で表わされる(メ
タ)アクリレート系単量体が用いられる。かかる
単量体としては下記のものが例示される。 () 1官能性の(メタ)アクリレート メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレー
ト、iso−ブチル(メタ)アクリレート、2−エ
チルヘキシル(メタ)アクリレート、デシル(メ
タ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、ステアリル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート(HEMAと
称することがある)、2−ヒドロキシプロピルエ
チル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、3−クロロ−2−ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート、2,3−ジ
ブロムプロピル(メタ)アクリレート () 2官能性の(メタ)アクリレート イ QがCH2CH2(OCH2CH2sまたは
【式】で表さわされるもの (sは0〜15の整数)。 エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、プロピレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、トリプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート ロ Qがアルキレン(通常、炭素数3〜8)で表
わされるもの プロパンジオールジ(メタ)アクリレート、グ
リセリンジ(メタ)アクリレート、1,3−ブタ
ンジオールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブ
タンジオールジ(メタ)アクリレート、1,5−
ペンタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,
6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、
ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレー
ト、1,8−オクタンジオールジ(メタ)アクリ
レート、2,3−ジブロネオペンチルグリコール
ジ(メタ)アクリレート ハ QがビスフエノールA誘導体残基を有するも
の ビスフエノール−A ジ(メタ)アクリレー
ト、2,2−ビス〔(メタ)アクリロイルオキシ
ポリエトキシフエニル〕プロパン t=1〜9の整数〕、2,2′−ビス(4−アクリ
ロイルオキシプロポキシフエニル)プロパン、
2,2′−ビス〔4−(3−メタクリロイルオキシ
−2−ヒドロキシプロポキシ)フエニル〕プロパ
ン(Bis−GMAと称することがある)これらの
なかでもQの炭素数15〜30のものが好ましく用い
られる。 (u1または2)の場合、1,2−ビス〔3−(メ
タ)アクリロイルオキシ−2ヒドロキシプロポキ
シ〕エタン、1,4−ビス〔3−(メタ)アクリ
ロイルオキシ−2ヒドロキシプロポキシ〕ブタ
ン。 ホ QがJOCONHTNHCOOJ〔Jはアルキレン
基(通常、炭素数2〜10)、Tは炭素数1〜50
の有機基〕で表わされるウレタンジ(メタ)ア
クリレート 例えば、特開昭50−687号に記載されているも
のが用いられる。 () 3〜4官能性のメタアクリレート トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリ
レート、テトラメチロールメタントリ(メタ)ア
クリレート、テトラメチロールメタンテトラ(メ
タ)アクリレート、N,N′−(2,2,4−トリ
メチルヘキサメチレン)ビス〔2−(アミノカル
ボキシ)プロパン−1,3−ジオール〕テトラメ
タクリレート これらの単量体は1種または数種組合せて、接
着性ビニル化合物に混合される。上述の単量体の
なかでも好ましいのは、メタクリル酸エステルで
例えばメチルメタクリレート、エチルメタクリレ
ート、HEMA、Bis−GMA、ビスフエノールA
ジメタクリレート、エチレングリコールジメタ
クリレート、ジエチレングリコールジメタクリレ
ート、トリエチレングリコールジメタクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、
トリメチロールエタンメタクリレートなどであ
る。 これらの単量体が混合された場合、接着性ビニ
ル化合物は全重合性単量体に対し0.5重量%以上
用いられることが必要である。0.5重量%以下で
は接着効果が低く、本発明の目的を充分に達する
ことができない。通常は1.5重量%以上50重量%
以下の範囲で好ましく使用される。 なお、前述の接着性ビニル化合物に従来公知の
接着性ビニル化合物(2−メタクリロイルオキシ
エチルフエニル ハイドロジエン ホスフエー
ト、ビス−2−メタクリロイルオキシエチル ハ
イドロジエン ホスフエート等)を併用すること
もできる。 本発明の歯科用接着剤は、接着面に塗布または
充填され、加熱、X線、紫外線、可視光線照射等
の物理的方法または重合開始剤を用いる化学的方
法により重合硬化されて、接着機能を発揮する。
通常は増感剤を添加して照射するかまたは重合開
始剤を加えて硬化が行なわれる。本発明において
は、重合開始剤と増感剤を総称して硬化剤と称し
ている。使用可能な硬化剤としては、有機過酸化
物、アゾ化合物、有機金属化合物、レドツクス系
開始剤、紫外線または可視光線に対する光増感剤
など種々のものがあり、具体的には、ベンゾイル
パーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、クメンハイドロパーオキサイド、t−ブチル
ハイドロパーオキサイド、メチルエチルケトンパ
ーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリル、ト
リブチルボラン、芳香族スルフイン酸(または
塩)、過酸化水素/Fe2+塩系、クメンヒドロパー
オキサイド/Fe2+塩系、過酸化ベンゾイル/N,
N−ジアルキルアニリン誘導体系、アスコルビン
酸/Cu2+塩系、芳香族スルフイン酸塩/ジアシ
ルパーオキサイド/芳香族第3級アミン系、α−
ジケトン/アリルチオ尿素系(可視光線型)、ベ
ンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエー
テル等をあげることができる。これらのなかでも
好ましく用いられるのは、ベンゾイルパーオキサ
イド、アゾビスイソブチロニトリル、トリブチル
ボラン、芳香族スルフイン酸(または塩)、芳香
族スルフイン酸塩/ジアシルパーオキサイド/芳
香族第3級アミン系である。硬化剤は通常全重合
性単量体に対して、0.01〜20重量%の範囲で用い
られる。 本発明において、接着性ビニル化合物は
760Torrでの沸点が150℃以下の揮発性有機溶剤
で希釈されて接着面に塗布されてもよい。この場
合、前述の共重合性単量体を併用することができ
る。揮発性有機溶剤は塗布後、空気または窒素を
吹きつけることにより溶剤を蒸散させ、接着面に
ビニル化合物の被膜を形成させる。こうした用法
での適当な有機溶剤としては、メタノール、エタ
ノール、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸メ
チル、酢酸エチル、ジクロルメタン、クロロホル
ム、エチルエーテル、イソプロピルエーテル、ト
ルエン等を挙げることができる。全重合性単量体
に対するこれら揮発性有機溶剤の比率は300倍量
(重量比)以下、好ましくは100倍量以下である。
300倍量を超える大希釈では、揮発性溶剤を蒸散
させた後、接着面に形成される被膜が薄過ぎる為
に、接着力に低下が認められる。 本発明の接着剤には必要に応じて全重合性単量
体に対して10倍量以下(重量比)の範囲内におい
て、従来公知の無機、有機または無機−有機複合
系のフイラー(通常、粒径100μ以下が80重量%
以上)を加えることがある。無機フイラーとして
は、石英、水晶、長石、タルク、石膏、アルミ
ナ、無定形シリカ、無機ガラスなどがあげられ、
シラン処理して用いるのが好ましい。また、有機
フイラーとしてはポリメチルメタクリレート、ポ
リ塩化ビニル、ポリスチレンなどがある。無機−
有機複合フイラーとしては、シラン処理された無
機フイラーに上記のポリマーで被ふくしたものが
用いられる。 さらに本発明の接着剤にはハイドロキノンモノ
メチルエーテル、2,6−ジ−tert−ブチル−p
−クレゾール等の重合禁止剤、酸化防止剤あるい
は紫外線吸収剤、着色剤等を必要に応じて加える
ことができる。 本発明の歯科用接着剤を歯科医に供給する場
合、貯蔵安定性を考慮した包装形態が必要とな
る。レドツクス系重合開始剤では酸化剤と還元剤
が分離して包装されていなければならない。この
様な例としては、ビニル化合物+還元剤(または
酸化剤)とビニル化合物+酸化剤(または還元
剤)の2分割包装或るいはビニル化合物+酸化剤
(または還元剤)と揮発性有機溶剤+還元剤(ま
たは酸化剤)の2分割包装、ビニル化合物+酸化
剤(または還元剤)とフイラー+還元剤(または
酸化剤)の2分割包装などを挙げることができ
る。重合開始剤として光増感剤を使用する場合に
は、ビニル化合物+光増感剤は遮光された容器に
貯蔵しなければならない。また、ビニル化合物と
接触したら短時間内に重合が開始される様な開始
剤(たとえばトリブチルボランなど)を使用する
場合、ビニル化合物と重合開始剤とは別々に包装
されていなければならない。 歯科医は分割包装して供給された接着剤を使用
直前に均一に混合し、接着面に塗布する。該接着
剤に揮発性有機溶剤が含まれている場合は、塗布
後空気または窒素を吹きつけて該溶剤を充分蒸散
させてから接着を行う。本発明の接着剤は歯牙窩
洞をコンポジツトレジンで充填修復するにあた
り、歯牙組織に塗布される接着剤として、前述の
接着性ビニル化合物をコンポジツトレジンに添加
して得られる、接着性を有する歯科用充填材料と
して、インレー・アンレー・クラウン等を窩洞ま
たは支台歯に接着するための接着剤として、歯列
矯正用接着剤として、ブリツジ・ポスト等を保持
するための接着剤としてまたフイツシヤー・シー
ラント等として用いられる。それぞれの用途に用
いる場合、接着剤の具体的組成については前述の
記載にしたがつて選択される。例えば、コンポジ
ツトレジンを充填する前に歯牙に塗布する接着剤
の場合には、特開昭52−113089号、53−110637号
等に示されている組成に準じて、前述の接着性ビ
ニル化合物を接着剤中に2〜40%含有させて、他
の重合性単量体(Bis−GMA、HEMA、脂肪族
ジメタクリレート等)、有機溶剤(エタノール等)
で希釈し、室温硬化系の硬化剤を含有させたもの
が用いられる。また、接着性ビニル化合物をコン
ポジツトレジンに添加する場合には、上記の特開
に示されている組成に準じて、Bis−GMAなど
の重合性単量体20〜40重量%とフイラー80〜60重
量%からなる常法の充填材料に、前述の接着性ビ
ニル化合物を2〜20重量%(対全重合性単量体)
添加したものが用いられる。かくして得られた接
着剤を常法の操作法によつて歯牙に適用すること
により(歯牙面をリン酸エツチングして、それか
ら本発明の接着剤を適用することが望ましい)、
硬化したコンポジツトレジンは歯質に強力に接着
し、アンダーカツト等の機械的保持は不要になつ
た。また、インレー、アンレー、クラウン等を窩
洞または支台歯に接着する場合には、例えばメチ
ルメタクリレート80〜98重量部、接着性ビニルモ
ノマー2〜20重量部、ポリメチルメタクリレート
50〜150重量部の組成にしたものが用いられる。
かかる接着剤を接着すべき面に多目に接着剤を塗
布し、密着させることにより従来の合着セメント
では不可能であつたインレー、アンレー、クラウ
ンの歯質への接着も可能となつた。 以上のように、本発明の接着剤は歯科用接着剤
として非常に有用である。さらに、実施例をあげ
て代表的な接着性ビニル化合物を用いた場合につ
いて詳細に説明する。 実施例 1〜27 第1表に示す種々の接着性ビニル化合物を用い
て下記の処方に従つて、それぞれ2液型接着剤を
調製し、該接着剤で市販コンポジツトレジンを人
歯象牙質に接着し、その接着強度を測定した。 液 Bis−GMA 40重量部 ネオペンチルグリコールジメタクリレート
35 〃 接着性ビニル化合物 25 〃 ベンゾイルパーオキサイド 1.5 〃 2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール
0.03 〃 液 エタノール 100重量部 ベンゼンスルフイン酸ソーダ 4 〃 N,N−ジエタノール−p−トルイジン
1.7 〃 人歯大臼歯を、象牙質が接着面に出るように角
柱状に削り出したものと、象牙角棒(10×10×30
mm)を準備する。此等は使用直前まで水中冷蔵保
存する。使用直前に人歯の接着すべき象牙質面は
水を拭き、40%正リン酸水溶液で1分間酸エツチ
ングする。次いで流水で良く水洗し、水分は清浄
空気または窒素を吹きつけて蒸発させ側面にアル
ミ箔ストリツプを巻きつける。一方、象牙棒は接
着面の水分を拭き取つておく。人歯、象牙棒とも
液と液の等体積混合物を塗布し、清浄空気ま
たは窒素を吹きつけてエタノールを蒸発する。市
販コンポジツトレジン「Clearfil F」 (クラ
レ製)を混練りし、このペーストを人歯と象牙接
着面間に挾んで接着した。接着30分後に試料片を
37℃水中に浸漬し、1日後インストロン引張試験
機で引張接着強度を測定(クロスヘツドスピード
2mm/min)し、その結果を第1表に示した。な
お1種の接着剤の評価に人歯7本を使用し第1表
には7本の接着力の平均値を示した。
【表】
【表】
【表】 比較例 1〜6 実施例1〜27の接着剤液における接着性ビニ
ル化合物を第2表の化合物にかえて接着試験を行
ない、結果を同表に示した。試験方法は実施例1
〜27と全く同一で行つた。
【表】
【表】 実施例 28〜54 前述の実施例で用いた接着性ビニル化合物を使
用し、下記の処方で粉−液型接着剤を調合し、金
属に対する接着テストを行つた。 包装 接着性ビニル化合物 5重量部 メチルメタクリレート 95 〃 ベンゾイルパーオキサイド 1 〃 包装 ポリメチルメタクリレート 100重量部 ベンゼンスルフイン酸Na 3 〃 N,N−ジエタノール−p−トルイジン
1 〃 歯科用ニツケル・クロム合金、Now Chrom
()(Ni:92.7%、Cr:6.0%、その他:1.3%、
トーワ技研株式会社)の鋳造体を研磨して平滑面
を出し、#1000シリコン・カーバイト研磨紙で仕
上げ、超音波洗浄してから乾燥した。該研磨面に
5mmφの孔を穿つたセロテープを貼りつけた。一
方、7mmφ×35mmのSUS#304ステンレス棒を同
様に#1000研磨超音波洗浄後乾燥した。包装と
包装を等重量づつ混和皿にとり10〜20秒間混合
し、得られたスリラーを接着剤に塗布し、突合せ
でNi−Cr合金とステンレス棒を接着した。接着
1時間後37℃水中に浸漬し、72時間後にインスト
ロン引張試験機(クロスヘツドスピード2mm/
min)で引張強度を測定し、結果を第1表の右欄
に示した。 比較例 7〜12 実施例28〜54の包装の接着性ビニル化合物を
第2表に記載した6種のビニル化合物にかえてニ
ツケル・クロム合金に対する接着性試験を行つ
た。試験方法は実施例24〜46と全く同一である。
結果は第2表の右欄に示した。 実施例55〜57および比較例13〜15 実施例28〜54の包装の接着性ビニル化合物と
して第3表に記載した6種の化合物を使用して、
ニツケルクロム合金の接着を行つた。接着方法は
実施例28〜54と全く同一である。接着1時間後に
試料を37℃水中に浸漬し10日間、保持した後、接
着強度の測定を行つた。結果は第3表に示した。
【表】
【表】 実施例と比較例に示された結果から明らかなよ
うに、本発明の歯科用接着剤は象牙質に強力に接
着すると共に金属に対しても優れた接着性および
耐水性を示した。とくに、金属に対して優れた接
着力を示すということで知られているメタクリロ
イルオキシジハイドロジエン ホスフエートと比
較しても(比較例13)、本発明の接着剤の方がは
るかに高い接着力とその耐水性を示すことは驚く
べきことである。 実施例 58〜67 第4表に示す種々の接着性ビニル化合物を用い
て実施例1〜27、実施例28〜54の方法に準じて接
着強度を測定し、その結果を同表に示した。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重合性単量体からなる歯科用接着剤におい
    て、重合性単量体として下記の一般式で表わされ
    る接着性ビニル化合物を全重合性単量体に対し、
    0.5重量%以上用いることを特徴とする歯科用接
    着剤。 [ただし、上式においてR1、R2、R3、R4およ
    びmは下記のことを表わす。 R1:H、炭素数1〜6の炭化水素基または
    COOA(Aは炭素数1〜20のハロゲンを有す
    ることがある炭化水素基を表わす。)、 R2:R1と同義、 R3:H、炭素数1〜6のハロゲンを有すること
    がある炭化水素基、ハロゲンまたはCN、 m:1〜3の整数、 R4:(L)mRa(Y)kまたはRc(Y)k。ただ
    し、RaおよびRcはそれぞれ炭素数4〜40、
    8〜40の(m+1)価の有機基を表わし、L
    はCOXおよびOCOから選ばれ、XおよびY
    は0、SまたはNRd(RdはHまたは炭素数
    1〜4のアルキル基を表わす。)を表わす。
    kは0または1を表わす。] 2 該接着性ビニル化合物が一般式 [ただし、R′3はHまたはCH3を表わし、R′aは
    炭素数4〜40の2価の有機基を表わす。X、Yお
    よびkは特許請求の範囲第1項記載のX、Yおよ
    びkとそれぞれ同じ。]で表わされるビニル化合
    物である特許請求の範囲第1項記載の歯科用接着
    剤。 3 該接着性ビニル化合物が一般式 [ただし、RdおよびR′dはHまたは炭素数1〜
    4の炭化水素基、Reは炭素数2〜30の2価の有
    機基を表わす。]で表わされるビニル化合物であ
    る特許請求の範囲第2項記載の歯科用接着剤。 4 該接着性ビニル化合物が一般式 [ただし、RdおよびR′dは特許請求の範囲第3
    項記載のRdおよびR′dと同じ。]で表わされるビ
    ニル化合物である特許請求の範囲第2項記載の歯
    科用接着剤。 5 該接着性ビニル化合物が一般式 [ただし、R′3は特許請求の範囲第2項記載の
    R′3に同じ。R′eは炭素数2〜30の炭化水素基を表
    わす。]で表わされるビニル化合物である特許請
    求の範囲第2項記載の歯科用接着剤。 6 該接着剤ビニル化合物が一般式 [ただし、kは特許請求の範囲第1項記載のk
    と同じ。Rfは炭素数1〜30の2価の有機基を表
    わす。]で表わされるビニル化合物である特許請
    求の範囲第2項記載の歯科用接着剤。 7 該接着性ビニル化合物が一般式 [ただし、kは0または1を表わし、R′fは炭
    素数1〜30の1価の有機基を表わす。]で表わさ
    れるビニル化合物である特許請求の範囲第2項記
    載の歯科用接着剤。 8 該接着性ビニル化合物が一般式 [ただし、R″aは炭素数4〜40の3価の有機基
    を表わす。]で表わされるビニル化合物である特
    許請求の範囲第1項記載の歯科用接着剤。 9 該接着性ビニル化合物が一般式 [ただし、R′aは特許請求の範囲第2項記載の
    R′aに同じ。]で表わされるビニル化合物である
    特許請求の範囲第2項記載の歯科用接着剤。 10 Rd、R′dがともにHであり、かつReが(−
    CH2−)p[ただし、pは2〜20の整数を表わす。]
    で表わされる特許請求の範囲第3項記載の歯科用
    接着剤。 11 Rd、R′dがともにHであり、かつReが
    【式】[ただし、nは1〜5の整 数、lは0〜3の整数を表わす。]で表わされる
    特許請求の範囲第3項記載の歯科用接着剤。 12 Rd、R′dがともにHであり、かつReが [ただし、n′は0〜5の整数、l′は0〜5の整数
    を表わす。]で表わされる特許請求の範囲第3項
    記載の歯科用接着剤。 13 Rd、R′dがともにHであり、かつReが
    【式】【式】または 【式】である特許請求の範囲第 3項記載の歯科用接着剤。 14 Rd、R′dがともにCH3であり、Reが炭素
    数2〜6の炭化水素基である特許請求の範囲第3
    項記載の歯科用接着剤。 15 RdおよびR′dのどちらか一方が−CH2CH2
    CH3で他方がHであり、かつReが【式】 である特許請求の範囲第3項記載の歯科用接着
    剤。 16 該接着性ビニル化合物が一般式 [ただし、R′3とR″3のどちらか一方がCH3で、
    他方はHである。qは2〜11の整数を表わす。]
    で表わされるビニル化合物である特許請求の範囲
    第3項記載の歯科用接着剤。 17 R′3がHであり、R′eが一般式(−CH2−)p
    ′CH3[ただし、p′は1〜20までの整数を表わす。]
    で表わされる基またはフエニル基である特許請求
    の範囲第5項記載の歯科用接着剤。 18 該重合性単量体が該接着性ビニル化合物お
    よび一般式【式】[ただし、 R′3は特許請求の範囲第2項記載のR′3と同義。Q
    は炭素数1〜50を有するr価の有機基を表わし、
    rは1〜4の整数を表わす。]で表わされるアク
    リレート系単量体から構成されてなる特許請求の
    範囲第1項記載の歯科用接着剤。 19 該接着性ビニル化合物と該アクリレート系
    単量体との比率が1.5:98.5から50:50(重量比)
    の範囲にある特許請求の範囲第18項記載の歯科
    用接着剤。 20 硬化剤が該重合性単量体100重量部に対し
    0.01〜20重量部加えられてなる特許請求の範囲第
    1項記載の歯科用接着剤。 21 該硬化剤が酸化・還元系の硬化剤であり、
    該歯科用接着剤は2分割包装されてなる特許請求
    の範囲第20項記載の歯科用接着剤。 22 760Torrでの沸点が150℃以下の揮発性有
    機溶剤が該重合性単量体に対し300倍量(重量比)
    以下の範囲で加えられてなる特許請求の範囲第1
    項または第18項記載の歯科用接着剤。 23 フイラーが該重合性単量体に対し10倍量
    (重量比)以下の範囲で加えられてなる特許請求
    の範囲第1項または第18項記載の歯科用接着
    剤。
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