JPH037035A - 永久磁石式回転電機 - Google Patents

永久磁石式回転電機

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Publication number
JPH037035A
JPH037035A JP1141816A JP14181689A JPH037035A JP H037035 A JPH037035 A JP H037035A JP 1141816 A JP1141816 A JP 1141816A JP 14181689 A JP14181689 A JP 14181689A JP H037035 A JPH037035 A JP H037035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
adhesive
ferrite magnet
cover body
magnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP1141816A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Shirakawa
白川 博之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1141816A priority Critical patent/JPH037035A/ja
Publication of JPH037035A publication Critical patent/JPH037035A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ロータが永久磁石からなる回転電機に関す
るものである。
〔従来の技術〕
永久磁石をロータとする数100ワツト以下の小型回転
電機においては、磁石としてコストの理由からフェライ
ト磁石を使用する場合が多い、第3図は従来のこの種装
置の一例としてブラシレスモータの断面図を示すもので
、図において、■はステータコア、2はこのコアlに巻
装したステータコイル、3はロータを示し、回転軸4に
ロータコア5を圧入固定し、このロータコア5の外周面
に複数のセグメント型フェライト磁石6が接着剤7で固
着されている。なお、フェライト磁石6は例えば第5図
に示すように1/4に分割したものを第4図に示すよう
に組込まれ、エポキシ系樹脂によって接着されている。
8は上記フェライト磁石6の外周面に覆せたステンレス
薄板からなる非iff性材の筒体で、フェライト磁石が
遠心力で剥離しないためのものである。9は回転軸4に
取付けたロータの回転位置検出のための補助磁石、10
はこの補助磁石9とギャップを隔てて設けたホール素子
で、補助磁石9の磁気に感応してロータ3の回転位置を
検出するものである。11はリヤエンドブラケットで、
その開口部は上記ステータlと嵌合し、底部内周部に設
けたリヤベアリング13を介して上記回転軸4の一端を
支承している。
l2はフロントブラケットであって、その開口部はステ
ータ1と嵌合し、底部内周部に設けたフロントベアリン
グ14を介して上記回転軸4の他端側を支承し、該軸端
は上記ブラケット12の中心を貫通して外部へ突出して
いる。
上記のように構成した回転電機は、ステータコイル2へ
の通電によりコア1が励磁され、これによってフェライ
ト磁石6が磁気作用を受けてロータ3が回転する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の回転電機は以上のように構成されているので、ロ
ータ3のフェライト磁石6はコア5に接着剤7で固着さ
れており、この接着剤7にはロータの回転に伴う遠心力
により引張り応力が生じると共に、起動、停止の瞬間に
はフェライト磁石6の慣性により剪断力が発生する。し
かし、従来の構成では上記遠心力に対しては筒体8によ
って対処できるが、剪断力に対しては何ら対策はなく、
したがって、起動、停止を頻繁に(り返すサーボモータ
ではコア5とフェライト磁石6との接着が剥離すること
がしばしば発生するという課題かあった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、ロータの起動、停止に伴なう接着剤への剪断力
に対する強度を向上させ、かつ接着作業を軽減すること
のできる永久磁石式回転電機を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係わる永久磁石式回転電機は、ロタが永久磁
石からなる回転電機において、ロータの外周部を構成す
るフェライト磁石が回転軸に支軸され、上記フェライト
磁石の外周面および側面がその両側方から上記回転軸に
圧入した断面コ字形状の非磁性金属板の2つのカバー体
で包囲され、カバー体の側面部に設けた孔から該カバー
体とフェライト磁石との間隙内に接着剤を注入し固化し
たことを特徴とする。
〔作 用〕
この発明においては、ロータの外周部を構成するフェラ
イト磁石の外周面および側面をカバー体で包囲し、かつ
接着剤で固着しているため、ロータの起動、停止に伴う
剪断力によって接着剤が剥離することもない。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明による回転電機のロータの断面図を示し、
図において、ロータは全体を符号3で示し、4は回転軸
、5は回転軸4に圧入固定したロータコア、6はこのコ
ア5の外周面に組込んだセグメント型のフェライト磁石
である。31はステンレスや黄銅などの非磁性金属薄板
からなる断面コ字形状の2つのカバー体で、このカバー
体31は第2図にも斜視図で示すようにその側面部31
aの中心にあけたフランジ付軸孔31bを上記回転軸4
に圧入し上記フェライト[石6の外周面および側面を包
囲している。また、31Cは上記側面部31aにあけた
孔である。32は上記フェライト磁石6およびロータコ
ア5の側面とカバー体31の側面部31aとの隙間に装
入されたフェルトなどのワッシャである。
次に上記ロータ3の組立て手順について説明する。まず
、回転軸4に圧入したロータコア5の外周にフェライト
磁石6を瞬間接着剤などで仮止めする0次に上記フェラ
イト磁石6およびロータコア5の側面にフェルトワッシ
ャ32を配置してのち、2つのカバー体31をそれぞれ
左右から中心のフランジ付軸孔31bを回転軸4に圧入
して上記フェライト磁石6およびフェルトワッシャ32
を包囲する。その後、フランジ付軸孔31bのフランジ
部を回転軸4にカシメ加工あるいは溶接で固設する。か
くして、ロータ3の回転軸4を立てた状態にして上側を
向く一方のカバー体31の孔31cからエポキシ系の熱
硬化性接着剤を流込む。
これによって接着剤はフェルトワッシャ32を浸り通っ
てロータコア5とフェライト磁石6との隙間およびフェ
ライト磁石6とカバー体31との隙間に浸入する。余っ
た接着剤は下側を向く他方のカバー体31の孔31cか
ら排出する。そして上記の作業の終了したロータ3を加
熱器で加熱し接着剤を硬化させることによって、フェラ
イト磁石6、ロータコア5およびカバー体31の相互が
強固に一体化する。
上記したようにこの発明では、カバー体31の深さとフ
ェライト磁石6およびロータコア5の軸方向寸法が多少
異なっていても、フェルトワッシャ32の弾性により上
記寸法差を吸収できる。また、接着剤を含浸したフェル
トワッシャ32は完全に固化し、フェライトfn石6側
面とカバー体31の側面部31aとを強固に一体化でき
る。
なお、実施例では接着剤の充填方法として一方のカバー
体31の孔31Cから注入する方法について説明したが
、その他、カバー体31の孔31c以外のロータ外表面
をシリコンゴムチューブなどでマスキングし、ロータ自
体を接着剤槽内に投入し上記孔31Cより接着剤を流入
させれば、接着剤の充填作業が合理化できる。
また、実施例ではフェルトワッシャを使用した例につい
て説明したが、その他、接着剤の浸透性とある程度の弾
力性があればスポンジや布などを用いることであっても
よい。
また、この発明ではワソンヤ32を用いた例について説
明したが、ワンシャを用いずに直接、孔31cからフェ
ライト磁石6とカバー体31との間隙に接着剤を注入す
るようにしても上記と同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、ロータコアの外
周部に永久磁石からなるフェライトiff石を備え、こ
のフェライト[ff石の外周面および側面を非(n性金
属からなるカバー体で包囲し、上記カバー体内に接着剤
を注入して全体を一体的に固着したロータとしたので、
ロータの起動、停止に伴なう剪断力に対する強度を高め
、かつ接着作業も軽減し合理化できる。また、万一、磁
石が破…するようなことがあっても、外がわ全体をカバ
ー体で包囲しているため、磁石の破片がステータとの空
隙に噛み込むようなことも未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による回転電機のロータの
断面図、第2図はカバー体の斜視図、第3図は従来の回
転電機の断面図、第4図は従来のロータの側面図、第5
図は従来のロータを構成するフェライト磁石の単体の斜
視図である。 3・・・ロータ、4・・・回転軸、6・・・フェライト
磁石、31・・・カバー体、31a・・・側面部、31
c・・・孔、32・・・ワッシャ。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロータが永久磁石からなる回転電機において、ロータの
    外周部を構成するフェライト磁石が回転軸に支軸され、
    上記フェライト磁石の外周面および側面がその両側方か
    ら上記回転軸に圧入した断面コ字形状の非磁性金属板の
    2つのカバー体で包囲され、カバー体の側面部に設けた
    孔から該カバー体とフェライト磁石との間隙内に接着剤
    を注入し固化したことを特徴とする永久磁石式回転電機
JP1141816A 1989-06-02 1989-06-02 永久磁石式回転電機 Pending JPH037035A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1141816A JPH037035A (ja) 1989-06-02 1989-06-02 永久磁石式回転電機

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JP1141816A JPH037035A (ja) 1989-06-02 1989-06-02 永久磁石式回転電機

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Publication Number Publication Date
JPH037035A true JPH037035A (ja) 1991-01-14

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ID=15300794

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JP1141816A Pending JPH037035A (ja) 1989-06-02 1989-06-02 永久磁石式回転電機

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JP (1) JPH037035A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08266030A (ja) * 1995-03-27 1996-10-11 Ricoh Co Ltd ブラシレスモータの回転体装置
US20100117473A1 (en) * 2008-11-12 2010-05-13 Masoudipour Mike M Robust permanent magnet rotor assembly
US7768168B2 (en) * 2003-02-26 2010-08-03 Robert Bosch Gmbh Electric machine comprising a permanent magnet
US7872388B2 (en) 2003-10-17 2011-01-18 Robert Bosch Gmbh Rotor for an electrical machine with improved temperature stability

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