JPH09215297A - 電動機 - Google Patents
電動機Info
- Publication number
- JPH09215297A JPH09215297A JP8020880A JP2088096A JPH09215297A JP H09215297 A JPH09215297 A JP H09215297A JP 8020880 A JP8020880 A JP 8020880A JP 2088096 A JP2088096 A JP 2088096A JP H09215297 A JPH09215297 A JP H09215297A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- end ring
- rotor
- ring part
- electric motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は電動機の出力回転数を発生させる磁
石を回転子に固着させる際の工数を減らし、不良を低減
させる。 【解決手段】 電動機の回転子のエンドリング部に磁石
を一体成形したものである。本発明によれば、磁石をエ
ンドリング部に固定するには、接着などの材料および工
法を必要としない。さらに磁石がエンドリング部から脱
離する不良も発生せず、その効果は極めて大きいもので
ある。
石を回転子に固着させる際の工数を減らし、不良を低減
させる。 【解決手段】 電動機の回転子のエンドリング部に磁石
を一体成形したものである。本発明によれば、磁石をエ
ンドリング部に固定するには、接着などの材料および工
法を必要としない。さらに磁石がエンドリング部から脱
離する不良も発生せず、その効果は極めて大きいもので
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動機の回転子に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、固定子巻線を巻装した固定子鉄心
に回転子を挿通し、固定子巻線と固定子鉄心外周部に回
転子を支持する軸受嵌入用ハウジングとフレームとで構
成される電動機は、エアコン送風用などの用途で使用さ
れてきている。
に回転子を挿通し、固定子巻線と固定子鉄心外周部に回
転子を支持する軸受嵌入用ハウジングとフレームとで構
成される電動機は、エアコン送風用などの用途で使用さ
れてきている。
【0003】図4に従来の電動機の構造断面図を示す。
また、図5に回転子と磁石との接合図を示す。図4にお
いて、回転子3,軸6,Eリング9などの回転体を玉軸
受7を介して支持するために、固定子鉄心1,巻線2な
どをフレーム4で外装した構造がよくとられる。エアコ
ン送風用としての電動機は、軸6からの出力回転数を制
御するため、実際の出力回転数を検知する必要がある。
そのためには図5において、回転子3のエンドリング部
14などに磁石11を接着などで固定し、それらが回転
することによりホールIC12を切る磁束が変化し、そ
のパルスをリード線13により出力して実際の出力回転
数を検知する。
また、図5に回転子と磁石との接合図を示す。図4にお
いて、回転子3,軸6,Eリング9などの回転体を玉軸
受7を介して支持するために、固定子鉄心1,巻線2な
どをフレーム4で外装した構造がよくとられる。エアコ
ン送風用としての電動機は、軸6からの出力回転数を制
御するため、実際の出力回転数を検知する必要がある。
そのためには図5において、回転子3のエンドリング部
14などに磁石11を接着などで固定し、それらが回転
することによりホールIC12を切る磁束が変化し、そ
のパルスをリード線13により出力して実際の出力回転
数を検知する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成においては、磁石11をエンドリング部14に固
定するには、接着などの材料および工法が必要となって
くる。さらに、磁石がエンドリング部から脱離する不良
が発生する。
の構成においては、磁石11をエンドリング部14に固
定するには、接着などの材料および工法が必要となって
くる。さらに、磁石がエンドリング部から脱離する不良
が発生する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、回転子のエンドリング部に磁石を固着する
ため、エンドリング部に磁石を一体成形したものであ
る。
に本発明は、回転子のエンドリング部に磁石を固着する
ため、エンドリング部に磁石を一体成形したものであ
る。
【0006】上記構成により、磁石をエンドリング部に
固定するには、接着などの材料および工法を必要としな
い、さらに、磁石がエンドリング部から脱離する不良も
発生しない。
固定するには、接着などの材料および工法を必要としな
い、さらに、磁石がエンドリング部から脱離する不良も
発生しない。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、固定子巻線を巻装した固定子鉄心に回転子を挿通
し、固定子巻線と固定子鉄心外周部に回転子を支持する
軸受嵌入用ハウジングとフレームとで構成される電動機
で、回転子のエンドリング部に磁石を一体成形したもの
であり、従来一般的であった接着剤にて磁石をエンドリ
ングに接着するもののように接着剤を必要とせず、かつ
磁石がエンドリングから脱離する恐れもなくなるという
作用を有する。
は、固定子巻線を巻装した固定子鉄心に回転子を挿通
し、固定子巻線と固定子鉄心外周部に回転子を支持する
軸受嵌入用ハウジングとフレームとで構成される電動機
で、回転子のエンドリング部に磁石を一体成形したもの
であり、従来一般的であった接着剤にて磁石をエンドリ
ングに接着するもののように接着剤を必要とせず、かつ
磁石がエンドリングから脱離する恐れもなくなるという
作用を有する。
【0008】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図3を用いて説明する。図1は本発明の一実施の形
態による電動機の構造断面図を示す。また、図2,図3
に回転子と磁石の接合図を示す。図1において回転子3
a,軸6,Eリング9などの回転体を玉軸受7を介して
支持するために固定子鉄心1,巻線2などをフレーム4
で外装した構造は従来と同じである。
から図3を用いて説明する。図1は本発明の一実施の形
態による電動機の構造断面図を示す。また、図2,図3
に回転子と磁石の接合図を示す。図1において回転子3
a,軸6,Eリング9などの回転体を玉軸受7を介して
支持するために固定子鉄心1,巻線2などをフレーム4
で外装した構造は従来と同じである。
【0009】回転子と磁石との接合は図2において、回
転子3aと磁石11aとを当てがい、エンドリング部1
4aを成形する鋳型に挿入し、エンドリング部14aを
成形する。図3において、磁石11aはエンドリング部
14aと一体成形のため、エンドリング部14aに完全
に固着される。ここで、磁石11aの外径部に凸部など
を設けると、磁石11aとエンドリング部14aとの固
着はさらに強くなる。
転子3aと磁石11aとを当てがい、エンドリング部1
4aを成形する鋳型に挿入し、エンドリング部14aを
成形する。図3において、磁石11aはエンドリング部
14aと一体成形のため、エンドリング部14aに完全
に固着される。ここで、磁石11aの外径部に凸部など
を設けると、磁石11aとエンドリング部14aとの固
着はさらに強くなる。
【0010】それらが回転することによりホールIC1
2を切る磁束が変化し、そのパルスをリード線13によ
り出力して実際の出力回転数を検知する。
2を切る磁束が変化し、そのパルスをリード線13によ
り出力して実際の出力回転数を検知する。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、磁石をエ
ンドリング部に固定するのに接着剤などの材料および工
数を必要としない。さらに、磁石がエンドリング部から
脱離する不良も発生せず、その効果は極めて大きいもの
である。
ンドリング部に固定するのに接着剤などの材料および工
数を必要としない。さらに、磁石がエンドリング部から
脱離する不良も発生せず、その効果は極めて大きいもの
である。
【図1】本発明の一実施の形態による電動機の構造断面
図
図
【図2】本発明の一実施の形態による回転子と磁石との
接合図
接合図
【図3】本発明の一実施の形態による回転子と磁石との
接合図
接合図
【図4】従来の電動機の構造断面図
【図5】従来の回転子と磁石との接合図
1 固定子鉄心 2 巻線 3,3a 回転子 4 フレーム 5 ブラケット 6 軸 7 玉軸受 8 波形ワッシャ 9 Eリング 10 ハウジング 11,11a 磁石 12 ホールIC 13 リード線 14,14a エンドリング部
Claims (1)
- 【請求項1】固定子巻線を巻装した固定子鉄心に回転子
を挿通し、固定子巻線と固定子鉄心外周部に回転子を支
持する軸受嵌入用ハウジングとフレームとで構成される
電動機であって、回転子のエンドリング部に磁石を一体
成形したことを特徴とする電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8020880A JPH09215297A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8020880A JPH09215297A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09215297A true JPH09215297A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12039514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8020880A Pending JPH09215297A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09215297A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113258727A (zh) * | 2021-06-01 | 2021-08-13 | 广东威灵电机制造有限公司 | 电机及家用电器 |
-
1996
- 1996-02-07 JP JP8020880A patent/JPH09215297A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113258727A (zh) * | 2021-06-01 | 2021-08-13 | 广东威灵电机制造有限公司 | 电机及家用电器 |
CN113258727B (zh) * | 2021-06-01 | 2022-05-03 | 广东威灵电机制造有限公司 | 电机及家用电器 |
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