JPH0370178A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0370178A
JPH0370178A JP1207223A JP20722389A JPH0370178A JP H0370178 A JPH0370178 A JP H0370178A JP 1207223 A JP1207223 A JP 1207223A JP 20722389 A JP20722389 A JP 20722389A JP H0370178 A JPH0370178 A JP H0370178A
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JP
Japan
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film
window
transistor
psg
gate oxide
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JP1207223A
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Yukihiro Imura
行宏 井村
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置に関する。特に半導体装置の保護膜
の構造に関する。
〔発明の概要1 本発明は金属−酸化物一半導体(MOS)型トランジス
タから構成される半導体集積回路において、金属配線お
よび半導体表面を覆う保護膜にリンケイ化ガラス膜の上
にプラズマを利用した化学的気相成長法により形成され
る窒化ケイ素(P−SiN)膜を重ねた2層膜を用いる
とともに、トランジスタのゲート酸化膜からは20μm
以上離以上中つ1100u以内の所にP−5iN膜の無
い領域(窓)を一部設けるようにした。
〔従来の技術〕
従来の保護膜を用いた半導体装置について第5図の構造
断面図を用いて説明する。
トランジスタ11の上に層間絶縁膜12を積層し、所望
の位置にコンタクトホール13を設け、金属配線14を
引き出す、リンケイ化ガラス膜(PSG)15を堆積し
て外部引き出し部(パッド)16のPSGI[を除去す
る。さらに、p−s1Nlli17を堆積して、パッド
部16のP−3iN膜を除去してでき上る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のように多くの半導体集積回路ではPSG膜とP−
3iN膜とから成る2層膜を用いている。主な理由とし
て次の2点がある。
■厚いPSG膜(0,5〜2μm)を用いて半導体表面
をアルカリ金属による汚染や傷から保護する。
■P−3iNにより水分の侵入を防ぐ。
P−5iNは水分を通さないので半導体集積回路の保護
膜として広く用いられている。しかし、近年P−3iN
がホットエレクトロンに起因するMOSl−ランジスタ
の劣化を加速することが問題となっている。ホットエレ
クトロンによる劣化が著しくなるのはP−5iNが水分
の侵入を防ぐだけでなく、半導体集積回路中の水素が外
部へ逃げるのを防げることによって起こる。水素は半導
体集積回路を製造する様々な工程において発生し、半導
体集積回路内に取り込まれてしまう。特に、水素アニー
ルやP−5iNを合成する時のように水素化化合物を用
いた気相成長法では多くの水素が発生する。
従って、P−SiNを用いてちホットエレクトロンによ
る劣化を増加させない保護膜の構造を実現するという課
題があった。
[課題を解決するための手段] 本発明では上記課題を解決するための手段として、保護
膜にPSG膜の上にP−3iN膜を重ねた2層膜を用い
、MOSl−ランジスタのゲート酸化膜から20μm以
上かつ100μm以内の離れた所にP−3iN膜の無い
領域(窓)を一部設けるようにした。
[作用] 保護膜にP−SiN膜を用いても、P−3iNの窓がト
ランジスタの近くにあるので、半導体集積回路内に取り
込まれた水素が窓を通って容易に外部へと拡散すること
ができる。そのためホットエレクトロンによる劣化は増
加することが無く、保護膜にPSG膜のみを用いた時と
同じである。
さらに窓はMOSトランジスタのゲート酸化膜から20
μm以上離れている。このことは窓とトランジスタとの
間に膜厚20umのPSG膜があることと等価であり、
充分な耐湿性がある。
[実施例1 本発明の一実施例を第1図の構造断面図を用いて説明す
る。
トランジスタlの上に層間絶縁膜2を積層し、所望の位
置にコンタクトホール3を設け、金属配線4と接続する
。リンケイ化ガラス膜(PSG膜)5を堆積してから金
属配線4の外部引き出し部(パッド部)6の部分のPS
G膜と除去する。
さらに、P−5iN膜7を堆積して、パッド部6および
窓8の部分からはP−3iN膜を除去してでき上る。窓
8と最も近いゲート酸化膜9との距*i i oは20
um以上かつ100μm以内である。窓8はすべてのト
ランジスタの周辺に設ける必要は無く、ホットエレクト
ロンが発生しやすいバイアス条件下にあるトランジスタ
やチャネル注入を用いるメモリトランジスタの周辺に集
中的に設けるのが効果的である。
次に本発明を実現するための製造方法を第2図(a)〜
(g)に基づいて工程順に説明する。
P型半導体基板21の表面を酸化し、素子分離のための
フィールド酸化膜22およびゲート酸化膜23を形成す
る。一般にLOGOSと呼ばれる製造工程である(第2
図(a))。ポリシリコンを全面に積層してからリン等
の不純物を拡散して所望の伝導度にする。フォトリング
ラフィによりポリシリコンをエツチングし、ゲート電極
24をマスクとして、リンやヒ素等の不純物を一般には
イオン注入により半導体基板21の表面に拡散し、ソー
ス領域25およびドレイン領域26を形成する(第2図
(c))、全面にPSG等のCVD膜を堆積し、層間絶
縁膜27とする。フォトリソグラフィにより眉間絶縁膜
27およびゲート酸化膜23の一部の領域をエツチング
除去しコンタクトホール28を形成する(第2図(d)
)、全面にアルミ等の金属を蒸着あるいはスパッタリン
グにより堆積してからフォトリングラフィにより所望の
パターンを形成し、金属配線29とする(第2図(e)
)、第1層の保護11M30となるPSG等を堆積し、
金属配線29と外部の配線と接続をとるための開孔部3
1をエツチングにより形成する(第2図(f))、最後
に第2層の保護膜32となるP−SiNをプラズマCV
D法を用いて堆積する。P−SiN膜には第1層の保護
膜30と同様な開孔部31および水素を外部へ拡散させ
るための窓33をトランジスタのゲート領域34から2
0μm以上離れた、かつ100μm以内の所にエツチン
グにより形成して第2図(g)のようになる。
本発明によれば半導体集積回路中に取り込まれた水素を
効果的に外部へと拡散することができ、ホットエレクト
ロンによる劣化を抑えることができる。窓による水素の
外部拡散の効果を第3図に示す、第3図はMOSトラン
ジスタに一定量のゲート電流をチャネル注入によって流
したときのしきい値の変化量△vth (ゲート電流注
入後のしきい値−ゲート電流注入前のしきい値)をP−
Sin膜の窓とゲート酸化膜との距離dの関数として描
いである。破線Aは保護膜に窓を有するP−3iN膜を
PSG膜との2層膜を用いたMOSトランジスタの場合
で、窓までの距離dが100μm以上離れていると水素
が充分に外部へ拡散されず、ホットエレクトロンによる
しきい値の変動が大きくなる。実線BはPSGI層膜の
場合のしきい値の変動量であり、参照のために描いであ
る。これよりP−3iN膜の窓がゲート酸化膜から約1
00μm以内にあれば水素を速やかに外部へと拡散させ
る効果のあることが分る。
次に本発明の水分に対する効果について説明する。第4
図は窓までの距離が異なるMOSトランジスタを高温高
圧の水蒸気雰囲気中に放置した後一定量のホットエレク
トロンをゲートへ注入した時のしきい値の変化量Δvt
hを放置時間tの関数として描いである。窓までの距離
がOumのトランジスタ(破線C)および10μmのト
ランジスタ(破線D)では高温高圧の水蒸気に40時間
程度さらされるとホットエレクトロンによる劣化が大き
くなる。これは窓を通って水分がトランジスタ内部に侵
入するために起こる。一方、窓までの距離が20μm以
上100μm以内のトランジスタ(実線E)では水分に
よる劣化の増大は無く、充分な耐湿性のあることが分る
[発明の効果] 以上述べたように、本発明ではP−3iN膜の窓とゲー
ト酸化膜との間の距離を20LLm以上でかつ1100
u以内としたことで、水素をトランジスタの外部へと速
やかに拡散させる効果を有し、しかも充分な耐湿性を具
えている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による半導体装置の構造断面図
、第2図(a)〜(g)は本発明の半導体装置の製造工
程順断面図、第3図はホットエレクトロンによるしきい
値の変化量の窓までの距離への依存性を表わす特性図、
第4図はホットエレクトロンによるしきい値の変化量の
高温高圧水蒸気雰囲気中での放置時間への依存性を表わ
す特性図、第5図は従来の半導体装置の構造断面図であ
る。 l 、 2゜ 3. 4. 5. 6. 7゜ 8 ・ 9 ・ l 0 ・ 2 l ・ 22 ・ 23 ・ 24 ・ 25 ・ 26 ・ 27 ・ 11 ・ 12 ・ 13 ・ 14 ・ 15 ・ 16 ・ 17 ・ ・トランジスタ ・層間絶縁膜 ・コンタクトホール ・金属配線 ・PSG膜 ・パッド部 ・P−SiN膜 ・窓 ・ゲート酸化膜 ・窓とゲート酸化膜との距離 ・P型半導体基板 ・フィールド酸化膜 ・ゲート酸化膜 ・ゲート電極 ・ソース ・ドレイン ・層間絶縁膜 28 ・ コンタクトホール 29 ・ ・金属配線 30 ・ ・ PSG ・開孔部 32 ・ −5iN 33 ・ ・窓 34 ・ ・ゲート領域 以 上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)MOSトランジスタの金属配線および半導体表面
    を覆う保護膜がケイ化ガラス膜の上にプラズマCVD法
    を利用して作られる窒化ケイ素膜を重ねた2層膜であっ
    て、前記MOSトランジスタのゲート酸化膜から離れた
    前記窒化ケイ素膜に窓を設けたことを特徴とする半導体
    装置。
  2. (2)前記窓は前記ゲート酸化膜から20μm以上離れ
    ていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. (3)前記窓は前記ゲート酸化膜から100μm以内に
    あることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
JP1207223A 1989-08-09 1989-08-09 半導体装置 Pending JPH0370178A (ja)

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US07/559,842 US5070386A (en) 1989-08-09 1990-07-30 Passivation layer structure with through-holes for semiconductor device
EP19900308672 EP0412772A3 (en) 1989-08-09 1990-08-07 Semi-conductor device

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Also Published As

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EP0412772A2 (en) 1991-02-13
US5070386A (en) 1991-12-03
EP0412772A3 (en) 1991-10-09

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