JPH0369766A - フリーアクセスフロアのタイルカーペット貼着方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はほぼ正方形の同一寸法をしたフロアパネルを縦
横に整列配置するフリーアクセスフロアの表面にタイル
カーペットを敷き込む場合のタイルカーペット貼着方法
に関する。

（従来の技術〉 この種のフリーアクセスフロアのタイルカーペットは従
来、乱貼りによっている。この乱貼りというのはフロア
パネルの目地を跨ぐようにカーペットを貼り、目地から
洩れる加圧空気を防ぐようにしており、更にアクセスフ
ロア−相互の高さの違いや、目地が目立たないなどの特
徴があるために一般化している。

（発明が解決しようとする課題〉 しかし、フリーアクセスフロアはその使用目的から床下
配線の変更やコンセント取出口の変更、あるいはまた空
気吹出口の穴位置変更が伴なう。

この場合、タイルカーペットをあるコーナーから貼り出
した時に、タイルカーペットおよびフロアパネルの夫々
がもっている寸法上の誤差の違いから、縦横方向に対し
て少しずつ相互の重なり寸法が異なってくる。

この事は、例えば上記したようにコンセントなどの取付
は位置を替えるときにフロアパネルおよびタイルカーペ
ットを配置替えするときに、上記トの収まり位置が合わ
ず、別のタイルカーペットを用いて、これに新たに別の
穴あけを行う必要があった。

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その
目的は叙述したような寸法誤差の影響を受けることなく
容易にタイルカーペットおよびフリーアクセスフロアを
入れ替えることの出切るフロアパネルのタイルカー　ペ
ット貼着方法を提供するにある。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために本発明に係るフリーアクセス
フロアのタイルカーペット貼着方法は同一平面形状のフ
ロアパネルを縦横に整列配置したフリーアクセスフロア
表面上に該フロアパネルと同一平面形状のタイルカーペ
ットを敷設する場合、該タイルカーペットの標準寸法線
を該フロアパネル目地を避ける位置にずらして該フロア
パネル表面上に引き、該寸法線に合せて該タイルカーペ
ットを敷設するものである。

（作　用） フロアパネルを縦横に整列配置したフリーアクセスフロ
ア表面上に上記フロアパネルと同一平面形状のタイルカ
ーペットを敷設するに当たって、タイルカーペットの標
準寸法線をフリーアクセスフロア表面上に引いて、この
標準線に沿ってタイルカーペットを貼り付ける。そのた
めにタイルカーペットを乱貼りした時にフロアパネルと
タイルカーペットとが重なる重なり寸法が常に一致して
おり、フロアパネルおよびタイルカーペットの位置を入
れ替える時にもフロアパネルとタイルカーペットとの間
の相対位置にずれがなく、空気吹出穴やコンセント取付
穴などの中心位置が常に一致しているようになる。その
際、フロアパネルとタイルカーペットとの各寸法制度が
目地などへの影響として出てくるが、現実の夫々の下降
制度は±０．５市程度なので問題にはならない。

（実　施　例） 以下本発明の実施例について第１図を参照にして詳細に
説明する。

フリーアクセスフロアはその平面を第１図に示すように
、短尺なペデスタルを縦横に整列配置し、このペデスタ
ルの中心点にフロアパネルの側角部を合わせるようにし
てほぼ正方形状のフロアパネル１を縦横に並べ設けてい
る。すなわち、４枚のフロアパネル１がペデスタル２に
その偏角を乗せているようになっている。

このようにしてペデスタル２でフロアパネル１を支える
構造になっており、更に、フロアパネル１の表面にこれ
らのフロアパネル１と同一の寸法間隔で寸法線３を引い
ている。この寸法線３はフロアパネル１が夫々隣接して
形成している目地４から少し離して引く。このことによ
って、寸法線３と目地４とでは重なり合うことなく目地
４から少し離れた位置を寸法線３が通る。図中のフロア
パネル１ａのほぼ中央近くに開設した穴５は空調空気の
床吹出穴であって、フロアパネル１ａに乗せるタイルカ
ーペットはこの穴５の部分を覆うような状態になるタイ
ルカーペットについてのみ穴５と一致する穴を形成した
タイルカーペットを敷き設ける。その他については穴の
開いていないタイルカーペットを寸法線３の囲む点線に
よる四角形内に収まるように敷き設ける。

このようにしてタイルカーペットは寸法線３で画成した
範囲内に収めていくので、フロアパネル１ａを他のフロ
アパネル１ｂの部分と入れ替えるときには、寸法線３と
目地４との重なり寸法αが常に一致しているので、この
穴の部分を覆っているタイルカーペットをフロアパネル
１ａ、ｌｂの交換とともに入れ替えたとしてもその穴５
の中心点がずれるということが生じなく、従来の如く別
のタイルカーペットに穴を開は直すなどの作業を要しな
くなっている。

（効　果〉 以上詳細に説明したように本発明に係るフリーアクセス
フロアのタイルカーペット貼着方法によれば、タイルカ
ーペットの標準寸法線をフロアパネル目地を避ける位置
にずらしてフロアパネル表面上に引き、この寸法線に合
せてタイルカーペットを敷設するので、タイルカーペッ
トの縁に一致する寸法線３とフロアパネル１の目地４と
の間の寸法が常にどの位置においても一致しており、空
調空気吹出用の穴を開けたフロアパネルあるいは電源コ
ンセントを取り付けるための穴を設けたフロアパネルな
どを配置替えしても、これに伴って配置替えを行うフロ
アパネル１の表面を覆っているタイルカーペットも共に
入れ替えた時、これらの空気吹出口やコンセント取出口
の中心点にずれが生ぜず、新たに穴開は作業を行うなど
を要せずに円滑に配置替えが行える。

【図面の簡単な説明】

第１図はフロアパネル１の表面に寸法線３を引いた時の
状態を示し、本発明に係るタイルカーペットの貼着方法
を説明するための平面図である。 １・・・・・・フリーアクセスフロア ２・・・・・・ペデスタル ３・・・・・・寸法線 ４・・・・・・目ｊ也 ５・・・・・・穴

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 同一平面形状のフロアパネルを縦横に整列配置したフリ
   ーアクセスフロア表面上に該フロアパネルと同一平面形
   状のタイルカーペットを敷設する場合、該タイルカーペ
   ットの標準寸法線を該フロアパネル目地を避ける位置に
   ずらして該フロアパネル表面上に引き、該寸法線に合せ
   て該タイルカーペットを敷設することを特徴とするフリ
   ーアクセスフロアのタイルカーペット貼着方法。