JPH0369227B2 - - Google Patents

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JPH0369227B2
JPH0369227B2 JP57125055A JP12505582A JPH0369227B2 JP H0369227 B2 JPH0369227 B2 JP H0369227B2 JP 57125055 A JP57125055 A JP 57125055A JP 12505582 A JP12505582 A JP 12505582A JP H0369227 B2 JPH0369227 B2 JP H0369227B2
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motor
image
speed
signal
input
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Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0369227B2 publication Critical patent/JPH0369227B2/ja
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    • H04N1/19Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays
    • H04N1/191Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays the array comprising a one-dimensional array, or a combination of one-dimensional arrays, or a substantially one-dimensional array, e.g. an array of staggered elements
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    • H04N1/193Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line using electrically scanned linear arrays, e.g. linear CCD arrays
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    • H04N2201/04753Control or error compensation of scanning position or velocity
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は画像走査装置、特に、画像の走査速度
を変更することにより画像を変倍する画像走査装
置に関する。
従来、複写装置などの原稿読取装置にはACモ
ータであるヒステリシスモータやインダクシヨン
モータが使用されることが多い。これは、複写装
置が原稿画像を読み取るだけでなく、感光体など
を用いて帯電転写プロセス工程を経て普通紙に画
像形成をするため、感光体ドラムや熱定着を行な
うローラの回転も同時に同じモータで行なわせて
いるので大トルクのモータが必要であつたためで
ある。
ACモータはスピードを一定に保つため、交流
周波数に同期するタイプのものが多く使用されて
おり、同期スピードが一定の回転数しか得られ
ず、また、これを複雑な回路を用いて駆動コイル
相を2−4相と切り替えても2つの切り替えしか
得られないという欠点がある。このようなACモ
ータを使つて画像走査スピードを変えることによ
り、原稿の縮小・拡大コピーを取る場合、上述し
たように駆動相を切り替えても2段階の変倍しか
得られないので、他の変倍を得る場合には光学的
にレンズの倍率を変えるか、モータの回転数を一
定にしてギヤボツクス等を用い、変速する方法を
とらなければならない。レンズの倍率を変える場
合には、レンズの位置決めを行なう機械的な部品
が必要となるためコスト高となり、またレンズの
位置決めも機械的に制約されて、数段階しか設定
できないという欠点がある。また、レンズの移動
を繰り返しているうちに、設定位置のずれや、レ
ンズが振動することによる画像ブレなどの問題も
発生しやすいという欠点がある。さらに、ギヤボ
ツクス等による変速方法では、ギヤ段数の切替え
数に形状的な制限があるために、レンズの変倍方
式と同様に数段階の変倍しか得られず、また、ギ
ヤ振動による画像のずれも大きいという欠点もあ
る。
また、上述した複写装置において原稿画像を走
査する部分は原稿台固定方式の複写装置の例で
は、原稿を照らす照明源やこれを感光体に導く光
学ユニツトであり、一方原稿台走査方式の複写装
置では、原稿を載置するプラテンのユニツトとな
るが、この部分は画像走査に正逆反転の動作を行
なわなければならない。従つて、上述のユニツト
駆動軸を、画像走査時及びその走査後に応じてモ
ータを正逆転させなければならないが、正逆動作
を繰り返すのは原稿画像の走査部だけで、感光体
ドラムや定着部、紙搬送系統は正転のみなので、
モータ軸の正逆動作だけで走査方向を切り替える
ことは不可能になる。これを解決するために、2
種類のギヤボツクスで正逆転方向に回る回転軸を
得、それぞれに電磁クラツチを設け、正逆動作方
向に合わせていずれかのクラツチをONにさせ、
走査方向を切り替える方法が考えられている。こ
のようにすれば、画像走査以外の駆動に対しては
クラツチ以前の駆動軸から、また画像走査はクラ
ツチを介した駆動軸から得るようにすれば、常に
一定方向に回る駆動軸と、正逆方向に切り替えら
れる駆動軸が得られることになる。しかし、この
ようなクラツチを用いて正逆の切り替えを行なう
方法は、クラツチが2つ以上になるためコストが
高くなり、またクラツチの摩擦応答性によるタイ
ミングのずれの問題、各クラツチを切り替える
間、最終駆動軸が自由になつてしまうためオーバ
ーランする距離が長くなり、それを考慮した走査
時間の遅れ、クラツチ摩擦力のばらつきによる調
整タイミング幅がばらつくなどの問題が発生しや
すい。
また、拡大縮小時、駆動軸のスピードを切り替
えるとそれだけクラツチの数も多くなつてしまう
欠点がある。特に、変倍時はモータの回転数も変
速するとなると、画像の読み取りから感光ドラム
への画像形成、転写、定着の一定のプロセススピ
ードが必要となるので、画像走査後も定着が完了
して複写機外へ紙が排出されるまでの間モータの
スピードは可変できない。従つて、往復路のスピ
ードとも同一となるので、特に速度の小さい拡大
コピー時には戻りが遅くなつてしまうので、別系
統の高速回転軸を追加し、高速にしなければなら
ず、高価なものとなつてしまうという欠点があ
る。さらに、長時間使用している間、クラツチ摩
擦力の劣化、クラツチが作動した瞬間の急激なス
ピード変化による騒音、振動とそれから発生する
画像ずれなでの問題がある。
また近年、画像読取部と画像形成部が完全に光
学的に分離し、電気的に接続するだけで画像複写
できる画像読取装置(以下リーダという)とプリ
ンタ装置が開発されている。このようなリーダで
は固体撮像素子の一例であるCCD等のラインセ
ンサに原稿の画像の1ライン分だけ結像し、これ
を主走査方向に走査して白と黒のデジタル値に対
応した信号を得、次に、モータ等により副走査方
向に移動させて次のラインを同様に読み取るよう
にしている。このような複写装置では画像が電気
信号に変換されているため、半導体メモリ等に画
像情報を利用できるので、もはやプリンタと同期
させて副走査方向の動作を行なう必要がなくなつ
てきており、この場合、副走査方向の駆動源は入
力パルス数に比例して簡単に任意の同期スピード
が得られるパルスモータが使用されることが多
い。しかしこのようなパルスモータでは回転数を
上げようとするとモータの起動トルクが形状や消
費電力の割に小さいため脱調現象を起こし、希望
する回転速度が得られなかつたり、回転数が不安
定になつてしまう欠点がある。このため、変倍な
どで高速に回転させるには不向きであり、また、
パルスモータの脱調を防ぐために、低電流駆動さ
せるための抵抗で電力消費がなされ、効率が悪く
なるという欠点がある。また、ギヤを介してパル
スモータを変速させる場合には、パルス的に駆動
されるモータ軸の振動によりギヤ音が増大し、騒
音、振動の点で問題となる。また、パルスモータ
は入力パルス数に比例して回転するだけで、同期
して回転するような閉ループ制御は行なわないの
で、負荷変動に対する追従性は望めず、画像精度
に劣る欠点がある。
従つて本発明はこのような従来の欠点を解決す
るもので、任意の画像走査スピードが得られると
ともに、画像走査スピードが変更されても画像走
査精度を維持することのできる画像走査装置を提
供することを目的とする。
以下、図面に示す実施例に従い、本発明を詳細
に説明する。
第1図には本発明の画像走査装置としてリーダ
を用いた実施例が図示されており、同図において
原稿2は固定したプラテン3上に置かれ、光学系
1により左右(副走査方向)に走査され、原稿の
画像が読み取られる。光学系により照明された原
稿の画像はCCD4に結像され、そこで読取り信
号により順次読み出され、電気信号に変換された
後、増幅器5を介して増幅され、二値化回路6で
「1」(黒)、「0」(白)に変換され、出力端子6
aから画像出力信号が得られる。この場合、
CCD4ならびに二値化回路6等は画像信号制御
回路7によつてCCD素子の特性、また、必要と
する画像分解能に合わせてそれぞれ読み取りが制
御される。
プラテン3にはホームポジシヨン8が定められ
ており、また画像先端9を検出する手段が設けら
れており、これらの位置はCPU10に入力され
ている。光学系1がホームポジシヨン8よりスタ
ートし、右に動いて画像先端9に達するまでに規
定のスピードに達するので、光学系1が画像先端
部9に達したらCPU10は画像信号制御回路7
に画像信号出力を出すように指令する。
CPU10はリーダの全機能を集中制御するも
ので、リーダのスタート指令やプリンタとの同期
信号回線、リーダの動作状況を知らせるための外
部端子10aと接続されている。CPU10は光
学系のシーケンス動作をホームポジシヨンセンサ
8、画像先端センサ9よりの入力で制御し、また
信号線10a,10b,10cを介して種々の信
号を画像走査装置11に入力している。信号線1
0a,10bには駆動モータ12をスタートある
いは停止させるSTART/STOP信号、あるいは
モータを正逆転させるFWD/BACK信号を送る
と共に、また信号線10cを介して8ビツトの制
御信号から成るスピードデータを画像走査装置1
1に送つている。このスピードデータは画像読取
時の走査スピードを決定するもので、二進法によ
る表現を用い、データ値が大きくなるとスピード
が遅くなるものである。光学系1を移動させる駆
動モータ12は画像走査装置11と接続されてお
り、この駆動モータ12は直流モータで正・負極
の端子を有し、電圧印加方向により正転あるいは
逆転動作させることができるものである。後述す
るようにモータ駆動軸の反対側には回転数に比例
したパルスが得られるエンコーダ部が付けられて
おり、1回転で80パルスの矩形波が得られる。エ
ンコーダの出力端子はA相、B相の2端子があ
り、その位相差は90℃である。このようにして画
像走査装置11は出力線10cを介して送られて
くるスピードデータならびに信号線10a,10
bを介して送られてくるSTART/STOP信号、
あるいは正逆転信号に応じて駆動モータ12を駆
動させ、所定の条件で原稿2の走査を行なうもの
である。
第2図には画像走査装置11が詳細に図示され
ており、同図において水晶振動子を用いた基準発
振器21はモータ回転数を設定する基準周波数を
発振する。この基準周波数をもつた信号は分周器
22を介して1/2の周波数に分周され、スイツチ
SW1を介してバイナリカウンタ24に入力され
る。
また、スイツチSW1を他方に切り替えると、分
周されない周波数の信号がバイナリカウンタ24
に入力される。バイナリカウンタ24は外部入力
により分周段数を設定する8ビツトカウンタで1/
1〜1/256の段数を設定することができる。この段
数はデータ入力部25よりスイツチSW2を介して
入力される。データ入力部25は第1図のデータ
線10cと接続されており、CPU10からセツ
トされたスピードデータの値に従つて基準発振器
21の周波数が分周され、バイナリカウンタ24
の出力周波数となる。スイツチSW1はプリセツト
データダイヤル26によつて決まるA入力と、デ
ータ入力部25により定まるB入力とを比較する
デジタルコンパレータ28の出力に従つて切り替
えられる。
エンコーダ23は直流モータ12の回転数を検
出するためのパルス発生器で、互いに位相が90゜
異なるA相、B相を出力し、それぞれ1回転で80
パルスの矩形波が得られる。A相、B相の出力は
イクスクルーシブオアゲート29に入力されて、
モータ1回転につき160パルスの矩形波が出力さ
れる。このイクスクルーシブオアゲート29の出
力とエンコーダ23のA相の出力はスイツチSW3
の入力端子に接続され、このスイツチSW3を不図
示の第3の入力に応じて切り替えることによりモ
ータ1回転につき80パルスの矩形波と160パルス
の矩形波を得ることができる。このようにして、
モータ1回転につき発生するパルス数を80パルス
にした場合は、モータの回転数を低い分解能で検
出し、パルス数を160パルスにした場合は、モー
タの回転数を高い分解能で検出することが可能に
なる。
バイナリカウンタ24の出力とスイツチSW3
出力は位相比較回路30の第1と第2の入力にそ
れぞれ接続される。位相比較回路30はそれぞれ
の入力の位相比較を行ない、第1の入力の位相が
進んでいる場合には「H」レベルを、また第2の
入力の位相が進んでいる場合には「L」のレベル
を出力する。この位相比較の出力は後段に接続さ
れたローパスフイルタ31によりDCレベルに変
化される。ローパスフイルタ31の後には位相補
正回路32が接続され、これによりモータの回転
が発振しないように補正される。
さらに、同図において、マルチプレクサ33a
と演算増幅器33bから成るプログラマブルアン
プ33が設けられており、このプログラマブルア
ンプ33はモータ12をドライブするトランジス
タの入力信号レベルを最適に制御する部分で、増
幅器がアナログマルチプレクサ33aの出力端子
に接続されている抵抗分の値で変化させることが
できる。演算増幅器33bのプラス入力は位相補
正回路32の出力と接続され、またそのマイナス
入力はマルチプレクサの出力と接続されているの
で、増幅器はRp/Roとなる。この増幅率の制御
はデータ入力部より入力されたデータの内3ビツ
トをデコーダ33cを介して8段階に可変するこ
とにより行なわれる。演算増幅器33bの出力は
スイツチSW4に入力される。このスイツチの一方
の端子はモータを駆動するトランジスタTR3のベ
ースに、また他方の端子はトランジスタTR4のベ
ースに入力され、従つてプログラマブルアンプ3
3の出力をモータの回転方向に合わせてドライブ
させるものであり、正転あるいは逆転信号が入力
される端子40からの信号によつて切り替えられ
る。
モータ12はドライブトランジスタTR1〜TR4
から成るブリツジ回路の中間点に接続されてお
り、モータ12の「+」極から「−」極へ電流が
流れる時が正転となり、画像走査の往路の方向と
なつている。トランジスタTR1,TR2はスイツチ
ング動作をするPNPトランジスタで、ベース入
力が「L」でONとなり、「H」でOFFとなる。
このベース入力は入力端子40に切り替えられる
正転・逆転信号により切り替わるスイツチSW5
よりハイレベルとローレベルに切り替えられる。
従つて、モータはトランジスタTR2がONとな
り、トランジスタTR3にドライブ入力が印加され
た時正回転となり、またトランジスタTR1がON
となりトランジスタTR4にドライブ入力が印加さ
れた時に逆回転となる。また、駆動モータ12を
止めるための停止回路34が設けられており、こ
の停止回路34はトランジスタTR7,TR8から成
り、それぞれのベース入力には端子41から入力
されるSTART/STOP信号が入力される。
次に、このように構成された回路の動作を説明
する。
CPU10よりスピードデータ値と正転
(FWD)信号とスタート(START)信号を送る
と、正転信号によりスイツチSW2はデータ入力部
25より得られるスピードデータの値をバイナリ
カウンタ24にセツトし、必要とする回転数の周
波数をバイナリカウンタ24に出力させる。ま
た、正転信号によりスイツチSW4,SW5はトラン
ジスタTR2,TR3をそれぞれドライブする側に切
り替え、モータ12を正転させる。また、端子4
1に入力されるスタート信号によりストツプ回路
34が解除される。
次に、第3図を参照して、例えばスピードデー
タの値を十進法で126、基準発振周波数を235.2K
Hzとすると、位相比較器30の第1の入力周波数
は分周回路22を経て933Hzとなる。一方、位相
比較器30はモータ12が停止状態からスタート
するので、出力端子は「H」レベルとなる。トラ
ンジスタTR3にはこの「H」のドライブ電圧が印
加され、それによりモータ12の回転数が上昇す
る。エンコーダパルスの周波数は、A相出力がそ
のまま得られ、80p/回転となるので、第1入力
の周波数933Hzが得られるまで位相比較器30は
「H」レベルを出力し続け、モータの回転数が
700rpm、すなわち933(Hz)=700(rpm)/60×80
(p/r)になつて、位相比較器30の出力は
「L」レベルとなる。以降位相比較器30は、前
述した位相比較動作を繰り返し、モータの回転数
をスピードデータの値に設定された値に保持す
る。
このように、モータ12の正転の回転数はスピ
ードデータの値に比例するので、原稿を拡大した
り縮小するため画像走査をする場合、256までの
数値をCPU10によりスピードデータ出力線に
出せば、モータ12の回転数を任意に変化させ、
拡大あるいは縮小画像を読み取ることができる。
例えば、画像で原画の0.5の縮小を行なう時は、
走査スピードを上げてモータの回転数を2倍と
し、1400rpmにすればよい。この場合、エンコー
ダパルス周波数は1866Hzになるので、基準周波数
の1/63の分周器をバイナリカウンタ24にリセツ
トすれば、位相比較器30の第1と第2の入力が
等しくなつて、モータ回転数を1400rpmに保持さ
せることができる。
CPU10が画像走査の往路の完了を検出した
場合、CPU10は停止(STOP)信号ならびに
逆転(BACK)信号を出力する。この停止信号
により停止回路34が動作し、トランジスタTR3
のベース入力を短絡するので、ドライブ信号を止
め、モータ12を停止させることができる。モー
タ12を停止させることにより反転による振動は
軽減される。また、停止信号によりバイナリカウ
ンタ24の入力値はスイツチSW2でプリセツトデ
ータダイヤル27側に切り替わり、このデータの
値により定まるスピードで復路走査が行なわれ
る。また、逆転信号によりスイツチSW4,SW5
切り替えられ、トランジスタTR1がON、トラン
ジスタTR4のベース入力にドライブ信号が入るよ
うになるので、モータ12は逆回転する。モータ
が停止後CPU10は再びスタート信号を出し、
ストツプ回路34を解除してモータを逆転させ
る。逆転スピードは一定値としてプリセツトデー
タ値27によつて検出されるので、CPUからのデ
ータ入力は必要とせず、またこのデータ入力によ
り逆転スピードが左右されることはない。例え
ば、第3図の例で等倍コピーの3倍で戻すとすれ
ば、モータ回転数は2100rpmとなつて、必要周波
数は2800Hzとなり、プリセツトデータ値は1/42と
すればよい。
以上述べたようにCPU10からのデータ値で
往路スピードが決定され、前進信号で正転方向、
スタート信号で往路画像走査の開始が行なわれ、
また停止信号により一次停止して、逆転信号によ
り一定の復路スピードが決定され、スタート信号
により戻り始める。複数枚を同じ条件で走査する
場合には、この動作が繰り返されることになる。
第2図に図示したように、モータ12の各極に
はトランジスタTR5,TR6が接続されており、そ
れぞれのエミツタは共通にプラスの電源に接続さ
れ、またコレクタは抵抗R1,R2を介してモータ
12の各極に接続されており、またコレクタ、エ
ミツタ間にはダイオードが逆接続されていて、ト
ランジスタの逆バイアス電流をバイパスしてい
る。各トランジスタのベース入力には、端子41
よりストツプ信号が入力され、それにより「L」
レベルとなる。ストツプ信号が入力されると、ト
ランジスタTR3,TR4がOFFとなつて電極はフ
リーとなるが、モータ12の界磁巻線はTR5、抵
抗R1、トランジスタTR6の回路により閉ループ
となるので、モータ12のロータは動きによる界
磁発生が起こりにくくなり、機械的制動を与えた
ことと同じことになる。従つて第1図の光学系の
可動部は静的な場合でもしつかりと固定され、正
転から逆転時の間の切替え時間を短かくすること
ができる。抵抗R1はこの制動状態に流れる電流
を制御するもので、小さくすれば速くなり、また
逆に大きくすれば長くかかるようになる。また、
場合によつては抵抗R1を取り除くことも可能で
ある。
原稿画像の読取り時、ホームポジシヨンから画
像先端までの距離は第4図Aに示すように回転数
が一定になるまでの距離をとつておけばよく、こ
の距離は短かければ短かいほど良いが、変倍モー
ドを考えるとモータの回転数は4倍ほど変化する
ので、モータのドライブ条件を高速条件で一定に
していると、回転数が低速にもかかわらずオーバ
ードライブするため、第4図Bに示したように、
画像先端部まで走査しても一定速にならない振動
状態を起こし、画像先端のブレが発生することに
なる。これを解決するのがプログラマブルアンプ
33であり、上述したようにデコーダ33cは3
本の入力ラインを持ち、3ビツトの組合せにより
抵抗Roの8個の抵抗を切り替え、アンプのゲイ
ンを設定する。このデコーダの入力ラインはバイ
ナリカウンタ24の上位3ビツトの3本に接続さ
れているので、バイナリカウンタの値が大きくな
るにつれてRoの抵抗が大きくなるように各抵抗
を設定すれば、低速の時はゲインが少なくなつて
小さなドライブ信号が、また高速時にはゲインが
大きくなつて大きなパワーのドライブ信号が得ら
れ、あらゆる走査スピードの条件にも、第4図A
に示す安定な特性を得ることができる。
変倍の拡大時にはモータの回転数を低速にする
ことになるが、低速にするとエンコーダの周波数
が低くなり、回転の滑らかさが失なわれる。これ
は、モータの慣性が減ると同時にエンコーダの分
解能が一定のため、細かい制御ができなくなるた
めである。このために、低速時にはエンコーダの
分解能を高くするようにする。つまりモータ1回
転につき160パルスが発生するように設定する。
このために、デジタルコンパレータ28のB入力
にはバイナリカウンタ24の値を入力し、一方、
A入力にはエンコーダパルス数を切り替える条件
を設定する。第3図の例でB入力を125にセツト
すれば、回転数の低いプリセツトデータ値252が
入れば、A<B出力となつて、「H」レベルの信
号がスイツチSW3に入り、それによりスイツチが
切り替わり、イクスクルーシブオアゲート29の
出力にエンコーダ回転パルスとして160パルス/
回転を得ることができる。同時にスイツチSW1
切り替わり、基準発振器21の出力のままの発振
周波数が得られる。従つて、位相比較器30の第
1の入力は回転数が低いにもかかわらず933Hzと
なつて、第2入力端子の周波数もこれに追随する
エンコーダ周波数のモータ回転数350rpmとなる。
以上述べたように、本実施例によれば、正逆転
可能な直流モータを用い、原稿を往復路走査し、
原稿往路走査時、外部より設定される値に従つて
往路走査スピードを変化させ、変倍画像を読み取
るようにしているので、電気的なデータ値により
無段階に近いほど細かく分かれた走査スピードを
得ることができるので、変倍率を広範囲に得るこ
とができ、CPUからのリモートコントロールも
可能になる。
また、直流モータを使用することにより、低速
から高速まで完全に同期した正確な回転数が得ら
れ、画像の精度も良く、小型化でき、正逆運転が
電気信号の切り替えだけで簡単にできるようにな
り、また正逆運転の切換え時も安定にできるの
で、画像走査期間を短かくし、高速画像読み取り
を可能にする。また、画像走査時の変倍スピード
に合わせて最適条件の立ち上がり条件を設定する
ことができ、画像ブレを排除することが可能にな
る。
尚、CCD4による読取りは往路走査中にのみ
実行するが、復路走査中も読取りを実行するよう
にすると、変倍、等倍の複数連続コピーの所要時
間を短縮できる。この場合復路走査速度は往路中
と同じにしておく。又前述の如く往路走査を変倍
に応じた速度で行ない、復路走査を定速度(往路
のとり得る最高速又はそれ以上)で行なう場合、
復路中に読取つたオリジナル像のデータをコピー
せず、オリジナルの濃淡の判定に用いることもで
きる。この判定によるオリジナルのバツクグラウ
ンド信号又は平均信号2値化回路6による2値化
の為の域値データに用いることができる。従つて
それによりコントラストに良いコピー又は適正濃
度のコピーを自動的に得ることができる。
以上詳述したように本発明によれば変倍の際に
画像走査速度を変更しても精度良く画像の走査を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像走査装置の概略構成を示
したブロツク図、第2図は第1図の画像走査装置
のさらに詳細な回路を示した回路図、第3図は読
取り走査を説明する説明図、第4図A,Bは画像
走査時における走査スピードの立ち上がりを示し
た特性図である。 1……光学系、2……原稿、3……プラテン、
6……2値化回路、7……画像信号制御回路、1
2……駆動モータ、21……基準発振器、22…
…分周器、24……バイナリカウンタ、23……
エンコーダ、27……プリセツトデータダイヤ
ル、28……デジタルコンパレータ、25……デ
ータ入力部、30……位相比較器、31……ロー
パスフイルタ、32……位相補正回路、33……
プログラマブルアンプ、34……ストツプ回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 画像を走査するための走査手段を駆動する可
    動部材と、 前記可動部材を駆動するモータと、 前記モータ1回転につき発生するパルス数が異
    なる第1、第2の分解能で前記モータの回転数を
    検出可能とすると共に、第1の分解能に対応した
    第1のパルス信号と前記第1の分解能より分解能
    の高い第2の分解能に対応した第2のパルス信号
    を出力可能なエンコーダ手段と、 基準周波数を有す基準信号を発生する基準信号
    発生手段と、 前記走査手段より走査される画像を変倍すべく
    前記モータの回転数を指定するスピードデータを
    入力する入力手段と、 前記入力手段より入力したスピードデータに基
    づいて前記基準信号発生手段から出力される前記
    基準信号を分周すると共に前記第1の分解能に対
    応した第1の比較信号と前記第2の分解能に対応
    した第2の比較信号を発生可能な分周手段と、 前記エンコーダ手段から出力されるパルス信号
    及び前記分周手段から出力される比較信号を入力
    し、前記第1のパルス信号と前記第1の比較信号
    との位相比較あるいは前記第2のパルス信号と前
    記第2の比較信号との位相比較を行なう位相比較
    手段とからなり、前記位相比較手段からの位相比
    較出力により前記モータのスピード制御を行なう
    こと特徴とする画像走査装置。
JP57125055A 1982-07-20 1982-07-20 画像走査装置 Granted JPS5916460A (ja)

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JPH0369227B2 true JPH0369227B2 (ja) 1991-10-31

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