JPH1098583A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPH1098583A
JPH1098583A JP8251158A JP25115896A JPH1098583A JP H1098583 A JPH1098583 A JP H1098583A JP 8251158 A JP8251158 A JP 8251158A JP 25115896 A JP25115896 A JP 25115896A JP H1098583 A JPH1098583 A JP H1098583A
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JP
Japan
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image
speed
moving
moire
reduction
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Pending
Application number
JP8251158A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ishikawa
弘幸 石川
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストアップにつながるレンズの移動をなく
し、さらには画像読み取り装置の機械振動による副走査
方向の画像形成時のモアレ発生を低減する。 【解決手段】 読み取り装置駆動手段4により原稿に対
して読み取り装置のキャリッジを副走査方向に移動させ
ながら原稿画像の読み取りを行い、画像記録装置駆動手
段6により画像記録装置の感光体を副走査方向に移動さ
せながら前記読み取った原稿画像の書き込みを行う複写
装置で、キャリッジ及び感光体の各副走査方向の移動速
度を低下させるモアレ軽減設定手段1を設け、コピー出
力のモアレ軽減を実現する。モアレ軽減設定手段1は、
モアレ軽減の程度に応じて複数の低下率から選択設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み取りセンサに
対して原稿の画像を副走査方向に相対移動させて読み取
る複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像読み取り装置において、画像周波数
とイメージセンサの主走査方向の画素のサンプリングま
たは画像周波数と副走査方向の画像読み取り速度に対応
するサンプリング周波数によりモアレが発生する。この
モアレは、サンプリング周波数による折り返し歪みによ
って発生するものであるため、サンプリング周波数を高
くすることにより低減することができる。
【0003】従来の装置では、このモアレの発生を検出
してその量に応じて光学系の操作やセンサからの出力に
対して電気的な処理を行うことによりモアレ低減を行う
撮像装置が提案されている(例えば特開平6−1972
60号公報参照)。これは、モアレ検出回路からのモア
レ発生を示す信号に応答して撮像レンズを合焦位置から
ずれた位置に移動させたり、輝度信号のパワースペクト
ル中所定の周波数の通過を阻止するフィルタ手段を駆動
したり、或いは撮像レンズが合焦位置とそれからずれた
位置にあるそれぞれの画像信号間の差をとり、その信号
中の低域周波数成分のみを分離してこれを合焦位置の画
像信号から減算することによって、モアレ低減を行うも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
イメージセンサの出力からモアレの量を検出し、その量
に応じて撮像レンズとイメージセンサとの距離を変化さ
せたり、イメージセンサからの出力信号に対し電気的な
処理を施してモアレを低減させる従来の装置は、撮像レ
ンズを移動させる構成であるため、レンズの移動時に光
学系のアライメントに狂いを生じさせてしまう。そのた
め、アライメントの狂いを抑える手段が必要になり、そ
の結果、コストアップになるという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、コストアップにつながるレンズの
移動をなくし、さらには画像読み取り装置の機械振動に
よる副走査方向の画像形成時のモアレ発生の低減を実現
するものである。
【0006】そのために本発明は、複写機として、原稿
の画像を読み取る読み取りセンサと、前記読み取りセン
サに対して前記原稿の画像を副走査方向に相対移動させ
る移動手段と、前記移動手段による移動速度を減少させ
る移動速度減少手段と、前記読み取りセンサにて読み取
られた画像を形成する形成手段と、前記形成手段による
画像形成速度を、前記速度減少手段による移動速度の減
少に応じて減少させる形成速度減少手段とを備えること
を特徴とするものである。
【0007】また、前記形成速度減少手段は、前記速度
減少手段による移動速度の減少と同じ割合で前記形成手
段による画像形成速度を減少させ、前記移動速度減少手
段及び形成速度減少手段は、モアレ軽減の程度に応じて
選択設定する複数の速度減少率を有することを特徴とす
るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る画像読み取
り装置の実施の形態を示す図、図2は光学系を含めた画
像読み取り装置と画像記録装置の構成例を示す図であ
る。図中、1はモアレ軽減設定手段、2はCPU、3は
読み取り速度制御手段、4は読み取り装置駆動手段、5
は画像記録速度制御手段、6は画像記録装置駆動手段、
11はイメージセンサ、12はハーフレートキャリッ
ジ、13はフルレートキャリッジ、14はレンズ、15
は原稿照射用ランプ、16はミラー、17はプラテンガ
ラス、18は原稿、19は感光ドラム、20はキャリッ
ジ駆動用モータ、21は感光ドラム駆動用モータ、22
は画像信号処理部、23はROSを示す。
【0009】図1において、モアレ軽減設定手段1は、
コピー出力画像にモアレが発生する場合、モアレ軽減を
その程度に応じて弱、中、強や1、2のように複数段階
から選択して設定する、例えばコントールパネルのタッ
チスイッチであり、画像読み取り装置の副走査方向の読
み取り速度及びこれと連動させて画像記録装置の副走査
方向の書き込み速度の低下率を設定する。CPU2は、
モアレ軽減設定手段1より設定された速度の低下率に応
じて画像読み取り装置の副走査方向の読み取り速度及び
これと連動させて画像記録装置の副走査方向の書き込み
速度を決定し、その決定した速度指令を読み取り速度制
御手段3、画像記録速度制御手段5に対し出力するもの
である。読み取り速度制御手段3は、CPU2からの速
度指令に基づき読み取り装置駆動手段4の速度を制御す
るものであり、読み取り装置駆動手段4は、読み取り装
置のキャリッジを副走査方向に駆動するものである。画
像記録速度制御手段5は、CPU2からの速度指令に基
づき画像記録装置駆動手段6の速度を制御するものであ
り、画像記録装置駆動手段6は、画像記録装置の感光体
を副走査方向に駆動するものである。
【0010】光学系を含めた画像読み取り装置と画像記
録装置の構成例を示した図2では、読み取り装置駆動手
段4がキャリッジ駆動用モータ20であり、キャリッジ
駆動用モータ20により原稿照射用ランプ15やミラー
16を搭載したフルレートキャリッジ13、ミラー16
を搭載したハーフレートキャリッジ12を駆動する。ま
た、画像記録装置駆動手段6が感光ドラム駆動用モータ
21であり、感光ドラム駆動用モータ21により感光ド
ラム19を駆動する。したがって、読み取り速度制御手
段3によりキャリッジ駆動用モータ20を制御し、所定
の速度でキャリッジを移動させることによって、プラテ
ンガラス17上の原稿18を副走査方向に走査して、レ
ンズ14を通してイメージセンサ11に結像した原稿画
像を電気信号に変換し画像データを画像信号処理部22
に取り込む。この画像データに対して画像信号処理部2
2で各種補正や変換、調整、編集処理を施して画像記録
装置側のROS23に送る。ROS(Raster Output Sc
anner)23は、例えばポリゴンモータ(ROSモータ)
によりポリゴンミラー(回転多面鏡)を回転させ、レー
ザダイオードよりなる書き込み装置から画像データ(記
録データ)に応じて変調されたレーザ光をポリゴンミラ
ーに照射し、その反射により感光体ドラム19を走査し
てトナー画像を形成する。そして、この感光体ドラム1
9に形成されたトナー画像を用紙に転写し、しかる後、
定着装置に搬送して定着を行ってコピー出力を得る。
【0011】上記の構成により、本発明は、副走査方向
の読み取り速度、つまりキャリッジ駆動用モータ20の
回転速度を低下させ、画像読み取りのサンプリング周波
数を高めることによりコピー出力のモアレの軽減を実現
するものである。なお、このとき、画像読み取り装置の
サンプリング周波数を高めるのみで、画像記録装置の副
走査方向の記録紙への書き込み速度を通常の画像読み取
り速度に対するときと同じにしたままでは、コピー出力
において副走査方向にのみ倍率が拡大する。そこで、副
走査方向のコピー出力が等倍となるように画像記録装置
における記録紙への副走査方向の書き込み速度、つまり
感光ドラム駆動用モータ21の回転速度を読み取り速度
に連動させてその低下と同じ割合で減速させる。
【0012】次に、画像読み取り装置について副走査方
向の読み取り速度を制御する具体的な構成例を示し説明
する。図3はキャリッジ駆動用モータにステッピングモ
ータを用いた場合のドライブ回路及び励磁シーケンスの
例を示す図、図4は図3に示すドライブ回路の制御回路
の構成例を示す図、図5はステッピングモータによる駆
動されるキャリッジのスキャンサイクルの例を示す図、
図6はステッピングモータの加速時において逓倍しつつ
1サイクルずつ増やしてゆく様子を示す図である。
【0013】キャリッジ駆動用モータにステッピングモ
ータを用いた場合のドライブ回路では、例えば図3Aに
示すようにペンタゴン結線を採用し、モータ巻線を5角
形に結線し、その接続点をそれぞれ2個のトランジスタ
により、電源のプラス側またはマイナス側に接続して1
0個のスイッチングトランジスタでバイポーラ駆動を行
うようにしている。そして、モータに流れる電流は、フ
ィードバックして電流を一定にするようにコントロール
している。励磁シーケンスは、図3Bに示すように4つ
の相が励磁されているときに残りの1相がプラスまたは
マイナスの同電位で短絡される。
【0014】上記ドライブ回路の制御回路では、図4に
示すようにSTART信号および正転クロックCWまた
は逆転クロックCCWが5相パルスデバイダ271に入
力されると、5相パルスデバイダ271は、入力クロッ
クに応じてドライバー272にパルスを分配し、ドライ
バー272は、ステッピングモータ213に電流を流し
てこれを駆動する。ステッピングモータ213に流れる
電流は、電流検出器273で検出され電圧vに変換され
る。この前記電圧vと、基準電圧発生器275で予め設
定された基準電圧v1 またはv2 とを比較器274にお
いて比較し、電圧vが基準電圧v1 またはv2 よりも大
きくなると、チョッパー276をオフにしてドライバ2
72をオフにし、ステッピングモータ213に供給する
電流を一定にするようにコントロールする。
【0015】基準電圧発生器275で予め設定される基
準電圧は、高い電圧v1 (FULL)とその半分程度の
電圧v2 (HALF)があり、高い電圧v1 は、ステッ
ピングモータ213が高速スキャンやリターンの高速動
作が必要なときに設定され、電圧v2 は低速スキャンの
低速動作のときに設定される。なお、パルスデバイダ2
71にSTART信号が入力されているが、正転クロッ
クCWまたは逆転クロックCCWが入力されない場合に
は、ドライバー272の或るトランジスタだけに電流が
流れ破壊するため、低周波検出器は、これを検出して基
準電圧発生器275に信号を送り、基準電圧をv3 に下
げるようにしている。
【0016】上記ステッピングモータ213により駆動
されるキャリッジのスキャンサイクルを示したのが図5
であり、フルレートキャリッジ13の速度すなわちステ
ッピングモータに加えられる周波数と時間の関係を示し
ている。ステッピングモータに加える周波数は、図6に
示すように加速時には例えば250Hzを逓倍しつつ1
サイクルずつ増やしてゆく。このようにパルス列に規則
性を持たせるとパルス生成を簡単にすることができ、図
5に示すように250pps/4msで階段状に規則的
な加速を行う台形プロファイルを作ることができ、通常
コピー時及びモアレ低減モード時の画像読み取り速度
(副走査方向移動速度)は、この台形プロファイルによ
り変化させる。
【0017】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、モアレ軽減の設定を複数段階の中か
ら選択できるようにしたが、1段階のみで単にモアレ軽
減の設定/解除として構成してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、コピー出力に発生したモアレを軽減をする場
合、モアレ軽減設定手段の設定により副走査方向の読み
取り速度を低下させると共に連動して副走査方向の記録
紙への書き込み速度を低下させるので、画像読み取り装
置と画像記録装置とを一元的に制御することができ、簡
単な構成によりコピー出力のモアレを軽減させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像読み取り装置の実施の形態
を示す図である。
【図2】 光学系を含めた画像読み取り装置の構成例を
示す図である。
【図3】 キャリッジ駆動用モータにステッピングモー
タを用いた場合のドライブ回路及び励磁シーケンスの例
を示す図である。
【図4】 図3に示すドライブ回路の制御回路の構成例
を示す図である。
【図5】 ステッピングモータによる駆動されるキャリ
ッジのスキャンサイクルの例を示す図である。
【図6】 ステッピングモータの加速時において逓倍し
つつ1サイクルずつ増やしてゆく様子を示す図である。
【符号の説明】
1…モアレ軽減設定手段、2…CPU、3…読み取り速
度制御手段、4…読み取り装置駆動手段、5…画像記録
速度制御手段、6…画像記録装置駆動手段、11…イメ
ージセンサ、12…ハーフレートキャリッジ、13…フ
ルレートキャリッジ、14…レンズ、15…原稿照射用
ランプ、16…ミラー、17…プラテンガラス、18…
原稿、19…感光ドラム、20…キャリッジ駆動用モー
タ、21…感光ドラム駆動用モータ、22…画像信号処
理部、23…ROS

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取る読み取りセンサ
    と、前記読み取りセンサに対して前記原稿の画像を副走
    査方向に相対移動させる移動手段と、前記移動手段によ
    る移動速度を減少させる移動速度減少手段と、前記読み
    取りセンサにて読み取られた画像を形成する形成手段
    と、前記形成手段による画像形成速度を、前記速度減少
    手段による移動速度の減少に応じて減少させる形成速度
    減少手段とを備えることを特徴とする複写装置。
  2. 【請求項2】 前記形成速度減少手段は、前記速度減少
    手段による移動速度の減少と同じ割合で前記形成手段に
    よる画像形成速度を減少させることを特徴とする請求項
    1記載の複写装置。
  3. 【請求項3】 前記移動速度減少手段及び形成速度減少
    手段は、モアレ軽減の程度に応じて選択設定する複数の
    速度減少率を有することを特徴とする請求項1記載の複
    写装置。
JP8251158A 1996-09-24 1996-09-24 複写装置 Pending JPH1098583A (ja)

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JP8251158A JPH1098583A (ja) 1996-09-24 1996-09-24 複写装置

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