JPH04281380A - ポリゴンモータ回転制御装置 - Google Patents

ポリゴンモータ回転制御装置

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JPH04281380A
JPH04281380A JP3065659A JP6565991A JPH04281380A JP H04281380 A JPH04281380 A JP H04281380A JP 3065659 A JP3065659 A JP 3065659A JP 6565991 A JP6565991 A JP 6565991A JP H04281380 A JPH04281380 A JP H04281380A
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JP
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signal
driver
rotation
braking
polygon motor
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JP3065659A
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Yukitoshi Kitani
木谷 行利
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザ走査型画像形
成装置のポリゴンモータ回転制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ,EWS(エン
ジニアリングワークステーション),文書作成装置,デ
ジタル複写機,高速ファクシミリ等のOA機器の外部あ
るいは内蔵出力装置として画像形成装置があるが、ホス
トマシンの処理速度の向上と高画質画像の要求とに応じ
た画像形成装置として、プリント速度と解像度(画素密
度)に優れたレーザ走査型画像形成装置例えばレーザプ
リンタ(レーザビームプリンタともいう)の使用が増大
している。
【0003】このレーザプリンタは、他のドットプリン
タ例えばワイヤドットプリンタ、あるいはLED(発光
ダイオード)プリンタ,LCA(液晶アレー)プリンタ
に比べて、単に得られる最高解像度が高いだけでなく、
解像度を変えることが出来るという大きな長所をもって
いるため、目的とコストに応じて解像度の異なる各種の
機種やユーザによる解像度切換可能な機種も市販されて
いる。
【0004】このような解像度すなわち画素密度切換可
能なレーザプリンタにおいては、画素密度が高いときは
ポリゴンモータ(スキャナモータともいう)の回転速度
も高く、画素密度が低いときは低い回転速度を保持する
ように制御されているから、画素密度が切換えられた時
には回転速度切換手段が作動してポリゴンモータの回転
速度も切り換えられ、所定の回転速度に安定したことを
確認してからプリント動作に移る。
【0005】しかしながら、ポリゴンモータの回転子に
はポリゴンミラーが一体に結合されているから、それぞ
れ極力小型軽量化を計ってその慣性モーメントを小さく
しているが、切換えられた回転速度に安定するまでに時
間がかかる。それでも、回転速度を上げるときは比較的
速やかに所定の速度に安定するが、回転速度を下げると
きは、遥かに長い時間を要していた。
【0006】そのため、例えば特開平2−158359
号公報に示されたように、ポリゴンモータの回転速度を
高速から低速に切換える時に、所定時間制動を加えて切
換所要時間を短縮するという提案があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画素密
度切換手段の有無とは無関係に、プリント時間を延ばす
ことなく画素密度を高める為にはポリゴンモータの回転
速度を高める必要があるが、高速になるに従ってモータ
、特にモータ軸に用いられるベアリングの寿命が(スー
パーリニアの関係で)急速に低下するという問題がある
【0008】そのため、ポリゴンモータを必要な時だけ
回転するように制御する回転制御装置が知られているが
、前述のように、ドライバの出力をオフにした後も、ポ
リゴンモータはポリゴンミラーを含めた慣性により長時
間回転を続けているから、ベアリングの寿命の低下すな
わち劣下を抑えるには不十分であった。
【0009】また、上記の特開平2−158359号公
報に示された提案も、高速から低速に切換える時に制動
を加えてその所要時間の短縮を計るものであり、ポリゴ
ンモータをストップする場合の劣下抑制に役立つもので
はなかった。
【0010】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、ポリゴンモータをストップする時に不要な高速
回転の時間を短縮して、ポリゴンモータの寿命の低下を
抑制することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、回転指示信号のオン/オフに応じてド
ライバの出力をオン/オフすることによりポリゴンモー
タの回転スタート/ストップを行なうポリゴンモータ回
転制御装置において、ポリゴンモータをストップする時
にその回転を強制的に制動する回転制動手段を設けたも
のである。
【0012】上記装置において、さらに上記ポリゴンモ
ータとして同期モータを、上記ドライバとしてPLL制
御ドライバをそれぞれ使用し、ポリゴンモータをストッ
プする時にまず制動信号を出力し、予め設定した所定時
間後に回転指示信号をオフにするストップ制御手段を設
け、制動信号に応じて回転制動手段がPLL制御ドライ
バの出力の位相をロックするようにするとよい。
【0013】あるいは、ポリゴンモータをストップする
時に回転指示信号をオフした後、回転制動手段を作動さ
せる制動信号を出力するストップ制御手段を設けてもよ
い。
【0014】
【作用】このように構成したポリゴンモータ回転制御装
置は、ポリゴンモータをストップする時に、回転制動手
段がその回転を強制的に制動するため回転速度が急速に
低下し、長時間不要な高速回転を続けることがないから
、ベアリングを含めたポリゴンモータの寿命の低下を抑
制することが出来る。
【0015】特にポリゴンモータとして、駆動電力の周
波数をPLL制御するドライバにより駆動される同期モ
ータを使用した場合に、ストップ制御手段が出力する制
動信号に応じて、回転制動手段はPLL制御ドライバの
出力の位相をロックすることにより制動をかけ、所定時
間後にストップ制御手段が回転指示信号をオフすること
により、モータをストップさせる。
【0016】一般的には、同期モータの他にサーボモー
タをも含めて、ストップ制御手段が回転指示信号をオフ
した後に制動信号を出力し、その制動信号に応じて回転
制動手段が制動をかけることにより、モータをストップ
させる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
具体的に説明する。
【0018】図2は、この発明の一実施例であるレーザ
プリンタの内部機構を示す概略構成図である。矢示した
ように反時計方向に回転する感光体ドラム10の周辺に
は、その回転方向順に帯電チャージャ11,光書込ユニ
ット12,現像ユニット13,転写チャージャ14,ク
リーニングユニット15がそれぞれ配置されている。
【0019】感光体ドラム10は、先ず帯電チャージャ
11によりその表面を一様に帯電された後、光書込ユニ
ット12からの画像データにより変調され主走査方向に
偏向されたビームが結像するスポットにより主走査され
、静電潜像が形成される。その静電潜像は、現像ユニッ
ト13により現像され、顕像化したトナー像に変換され
た後、そのトナー像は転写チャージャ14によって一点
鎖線で示したルート上を搬送されて来た用紙に転写され
る。
【0020】感光体ドラム10上に残留するトナー及び
電荷は、クリーニングユニット15によりそれぞれ除去
され、除去されたトナーはクリーニングユニット15に
回収される。
【0021】その用紙は、給紙カセット17上の用紙ス
タック18から給紙ローラ19により給紙され、レジス
トローラ対20に当接して一時停止した後、光書込ユニ
ット12により書込まれた感光体ドラム10上の画像に
合わせたタイミングをとり、レジストローラ対20によ
って転写チャージャ14の位置に搬送され、トナー像が
転写される。
【0022】トナー像が転写された用紙は、定着ユニッ
ト21に搬送され、加熱されている定着ローラ21aに
加圧ローラ21bにより圧接され、その熱と圧力とによ
り定着された後、排紙ローラ22に搬送されて排紙口2
3から排紙トレー24上に排出される。
【0023】図3は、光書込ユニット12の一例を示す
要部斜視図である。この光書込ユニット12は、変調光
源部であるLD(レーザダイオード)ユニット30、及
び第1シリンダレンズ31,第1ミラー32,プリオブ
ジェクト型の結像レンズ33と、ポリゴンモータ34と
それにより矢示A方向に回転駆動されるポリゴンミラー
35とからなる回転偏向器36と、第2ミラー37,第
2シリンダレンズ38とからなる走査結像光学系、なら
びに第3ミラー40,受光レンズ41,同期センサ42
からなる同期光学系によって構成されている。
【0024】そのLDユニット30は、内部にレーザダ
イオード(以下「LD」という)、そのLDから射出さ
れる発散性ビームを平行光ビームにするコリメータレン
ズ、ビームの太さを規制するアパーチャを一体に組込ん
だものである。LDユニット30から射出された平行光
ビームは第1シリンダレンズ31を透過し第1ミラー3
2で反射された後、結像レンズ33を透過してポリゴン
ミラー35の反射面35aに入射する。
【0025】結像レンズ33は、入射するビームの平行
な主走査方向成分を後述する感光体ドラム10上に結像
させるように作用し、第1シリンダレンズ31は、結像
レンズ33との合成パワーによって、平行ビームの副走
査方向成分をポリゴンミラー35の反射面35a上に一
度結像させるように作用する。
【0026】ポリゴンミラー35により反射され主走査
方向に繰返し偏向されるビームは、第2ミラー37で反
射され第2シリンダレンズ38を透過して、矢示B方向
に回転する感光体ドラム10に到達する。第2シリンダ
レンズ38は、反射面35a上に一度結像されたビーム
の副走査方向成分を感光体ドラム10上に再結像するか
ら、ビームは結像レンズ33によって結像される主走査
方向成分と共にスポットに結像して感光体ドラム10の
主走査線10a上を矢示C方向に主走査する。
【0027】また、回転偏向器36により偏向されたビ
ームが主走査線10a上の有効画像領域に入射する直前
に、そのビームを第3ミラー40により反射し、受光レ
ンズ41によりその受光面に結像させて主走査の同期信
号を出力する同期センサ42も設けられている。
【0028】図4は、このレーザプリンタの制御系の一
例を示すブロック図である。コントローラ50は、メイ
ンのマイクロコンピュータ(以下「MPU」という)5
1と、そのMPU51が必要とするプログラム,定数デ
ータ,文字フォント等を格納したROM52と、一時的
なデータやドットパターン等をメモリするRAM53と
、コマンドやデータの入出力を制御するI/O54と、
そのI/O54を介しMPU51と接続される操作パネ
ル55と、内部インタフェース(I/F)56とから構
成され、互にデータバス,アドレスバス等で接続されて
いる。また、プリント命令及び文字データ,画像データ
を出力するホストマシン58も、I/O54を介してM
PU51に接続される。
【0029】エンジンドライバ60は、サブのマイクロ
コンピュータ(以下「CPU」という)61と、そのC
PU61が必要とするプログラム,定数データを格納し
たROM62と、一時的なデータをメモリするRAM6
3と、データの入出力を制御するI/O64とから構成
され、互にデータバス,アドレスバス等で接続されてい
る。
【0030】I/O64は、コントローラ50の内部イ
ンタフェース56に接続され、コントローラ50からビ
デオ信号や操作パネル55上の各種スイッチの状態を入
力したり、画像クロックやペーパーエンド等のステータ
ス信号をコントローラ50へ出力する。また、このI/
O64は、それぞれ印字手段であるプリンタエンジン6
5を構成する光書込ユニット12その他のシーケンス機
器群66と、同期センサ42を含む各種のセンサ類67
とも接続されている。
【0031】コントローラ50は、ホストマシン58か
らプリント命令や文字コード,画像データを受信して、
それらのコード,データを編集し、文字コードならばR
OM52に記憶している文字フォントによって画像書込
みに必要なドットパターンに変換したのち、それらの文
字および画像(以下まとめて「画像」という)のドット
パターンをRAM53内のVRAM(ビデオRAM)領
域にメモリして置く。
【0032】エンジンドライバ60からレディ信号と共
に画像クロックが入力すると、コントローラ50はVR
AM領域内にメモリされていたドットパターンを画像ク
ロックに同期したビデオ信号として、シリアル又はパラ
レルにエンジンドライバ60に出力する。
【0033】エンジンドライバ60は、コントローラ5
0からのデータにより、プリンタエンジン65の光書込
ユニット12及びシーケンス機器群66を制御したり、
画像書込みに必要なビデオ信号をコントローラ50から
入力して光書込ユニット12に出力すると共に、同期セ
ンサ42その他のセンサ類67から、エンジン各部の状
態を示す信号を入力して処理したり、必要な情報やエラ
ー信号をコントローラ50ヘ出力する。
【0034】図1は、図4に示した制御部のうち、同期
モータであるポリゴンモータ(以下略して「PM」とも
いう)34の回転速度やその制動を制御するポリゴンモ
ータ回転制御装置のPMドライバを主としたプリンタエ
ンジン65とエンジンドライバ60の制御系の一例を示
す回路図であり、図4と同一部分には同一符号を付して
説明を省略する。
【0035】プリンタエンジン65は、PM34とそれ
を制御するPMドライバ70およびメインモータ(以下
略して「MM」という)71とそれを制御するMMドラ
イバ72および給紙クラッチ(CL)73,レジストク
ラッチ(CL)75とそれらをそれぞれ作動させるCL
(クラッチ)ドライバ74,76その他からなるシーケ
ンス機器群66と、光書込ユニット12のLD77とそ
れを駆動するLDドライバ78、ならびに同期センサ4
2,レジストセンサ79その他からなるセンサ類67と
から構成されている。プリンタエンジン65を構成する
各部分は、それぞれ直接あるいはドライバを介してエン
ジンドライバ60に接続されている。
【0036】MMドライバ72は、オン/オフ信号MM
STを入力して、プリンタ各部の共通動力源であるMM
71の定速回転制御を行なう。CLドライバ74は、給
紙命令の信号FCがオンになると給紙ローラ19とMM
71とを結合させるワンウェイの給紙クラッチ73をオ
ンにし、給紙ローラ19により給紙カセット17から給
紙された用紙がレジストローラ対20に当接してレジス
トセンサ79がそれを検出すると、エンジンドライバ6
0は信号FCをオフにし、CLドライバ74は給紙クラ
ッチ73をオフにして給紙ローラ19を停止させる。
【0037】レジストセンサ79の信号により、エンジ
ンドライバ60がプリントを開始すると、コントローラ
50から送られる画像信号である信号VIDEOがLD
ドライバ78に出力され、LDドライバ78は信号VI
DEOに応じて光量出力をモニタしながらLD77をオ
ン/オフし、変調されたレーザビームを出力させる。同
期センサ42は1走査ライン毎にレーザ光を受光して同
期信号DETPを出力し、エンジンドライバ60はその
同期信号DETPを検出して走査ライン書込開始のタイ
ミングの基準とする。
【0038】また、エンジンドライバ60は感光体ドラ
ム10への書込開始からタイミングをとって搬送命令の
信号RCをオンにする。CLドライバ76は、信号RC
に応じてレジストローラ対20とMM71とを結合させ
るレジストクラッチ75をオンにし、用紙の長さに応じ
て信号RCがオフになるまで、レジストローラ対20を
回転して用紙を搬送させる。
【0039】エンジンドライバ60と回転制動手段でも
あるPMドライバ70との間は4本のラインで結ばれ、
エンジンドライバ60からは3個の信号すなわちPM3
4のスタート/ストップを指示する回転指示信号である
信号PMST,コードまたはパルスにより回転速度を指
示する信号PMDI,制動を指示する制動信号である信
号PMBRが出力され、PMドライバ70からはPM3
4の回転速度の安定すなわち基準周波数のパルス信号に
同期したか否かを示す信号PMLKが出力される。
【0040】ホストマシン58からコントローラ50を
介して画素密度dpiを指示するコードまたはデータが
入力すると、エンジンドライバ60は直ちにPMドライ
バ70に信号PMDIを送って画素密度に対応する回転
速度を指示する。PMドライバ70は信号PMSTがオ
ンになるとPM34をスタートさせ、指示された回転速
度に達して同期状態になる(ロックされる)と信号PM
LKを出力し、エンジンドライバ60はその信号PML
Kの有無を検出してプリントを開始する。
【0041】信号PMBRはPM34をストップする時
に出力され、PMドライバ70はその信号PMBRがオ
ンの間すなわち制動期間中、PM34に制動をかける。
【0042】回転速度を指示する信号PMDIには、例
えば、コードで指示するコード方式と、パルス信号の周
波数で指示する周波数方式とがあり、図5はコード方式
のPMドライバ70aの一例を示す回路図である。この
コード方式のPMドライバ70aは、セレクタ80と3
個の発振器81,82,83およびPLL(フェーズロ
ックループ)回路84,アンプ85,MD(モータドラ
イブ)回路86から構成されている。
【0043】セレクタ80および発振器81〜83は基
準パルス信号発生部を構成し、発振器81,82,83
はそれぞれ例えば画素密度dpi(ドット数/インチ)
300,400,480に対応する周波数のパルス信号
をセレクタ80に出力する。セレクタ80は、これらの
パルス信号のうち、エンジンドライバ60から入力する
画素密度を示す例えば「1」乃至「3」とコード化され
た信号PMDIaに応じて、それぞれ発振器81乃至8
3が出力するパルス信号を選択し、基準パルス信号fo
としてPLL回路84に出力する。
【0044】PLL回路84とアンプ85とMD回路8
6とは、PM34およびそれと同軸に結合されて回転数
に比例したパルス信号fcを出力するFG(ファンクシ
ョンジェネレータ)87と一体になってフェーズロック
ループを形成し、PM34がセレクタ80からPLL回
路84に入力する基準パルス信号foと同期して回転す
るようにフィードバック制御が行なわれる。
【0045】フェーズロックループについてはよく知ら
れているから詳しい説明は省略するが、PLL回路84
はFG87から入力する回転数に比例したパルス信号f
cと基準パルス信号foとを比較し、その差信号をアン
プ85を介してMD回路86に出力すると共に、2個の
パルス信号fo,fcの同期がとれていない間はオフで
、同期すればオンになる信号PMLKをエンジンドライ
バ60に出力する。
【0046】MD回路86は4本の出力ラインでPM3
4と結ばれ、それぞれエンジンドイラバ60から入力す
る信号PMST,PMBRを検出して、信号PMSTが
オフの時は無出力であり、信号PMSTがオンで信号P
MBRがオフの時は、アンプ85から入力する差信号に
応じて4本の出力ラインに互に位相のずれたパルス電力
信号D1,D2,D3,D4を出力してPM34を駆動
しているが、信号PMBRがオンになるとその時点でパ
ルス電力信号D1〜D4の位相をロックし、オンの間ロ
ック状態を保持することにより強力な制動がかかるよう
になっている。なお、位相ロック期間はパルス電力信号
の出力を変えて、最適の制動がかかるようにしてもよい
【0047】周波数方式のPMドライバは、信号PMD
Iとしてエンジンドライバ60から画素密度dpiに応
じた基準パルス信号foが入力するため、図5に示した
コード方式のPMドライバ70aから基準パルス信号発
生部を除いたものであり、図示及び説明を省略する。
【0048】図6は、以上説明した信号PMST,PM
BRがそれぞれオン/オフした場合にPMドライバ70
が出力する信号の一例を示す波形図であり、上から順に
信号PMST,PMBR,PMLKおよびパルス電力信
号D1,D2,D3,D4を示している。
【0049】図7は、図6に示したパルス電力信号D1
〜D4により駆動されるPM34の回転速度の変化の一
例を示す特性図であり、両図における各タイミングA乃
至Dはそれぞれ互に対応している。
【0050】信号PMBRがオフの状態で信号PMST
がオンになる(タイミングA)と、PMドライバ70は
位相が順に1/4周期ずつ遅れたパルス電力信号D1〜
D4を出力し、それらに駆動されたPM34が回転スタ
ートして同期回転速度に達する(タイミングB)と信号
PMLKがオンになり、PM34は所定の回転速度を維
持する。
【0051】PM34をストップする時は、先ず制動信
号である信号PMBRがオンになる(タイミングC)と
、その立上りで信号D1〜D4はロックされ、信号PM
ST及びPMBRがともにオンの間はそのままロックさ
れている。信号D1〜D4がロックされるとPM34に
は強い制動力として作用し、その回転速度は急速に減速
され(図7のイ又はロ)、基準パルス信号foは変化し
ないから同期が外れて信号PMLKはオフになる。
【0052】所定時間後(タイミングCから)、回転指
示信号である信号PMSTがオフになる(タイミングD
)と、信号PMBRのオン/オフに関係なく、信号D1
〜D4はすべてオフになるから、図7のイに示したよう
に既にPM34が停止していればそのまま静止し、図7
のロに示したようにまだ回転状態にあれば、以降は自由
回転に移行してゆっくり静止に至る。
【0053】このように、所定時間後(タイミングD)
にPM34がまた静止せずに回転状態にあっても、2点
鎖線で示した従来例(図7のハ)のように高速回転状態
で自由回転に移行した場合と異なり、制動作用によって
寿命に関係するような高速回転領域からは短時間で離脱
しているから、自由回転に移行しても差支えない。
【0054】図8は、プリント処理を実行する時に、ス
トップ制御手段でもあるエンジンドライバ60のCPU
61が実行するルーチンの一例を示すフロー図である。 すなわち、コントローラ50を介してホストマシン58
からプリント命令が入力すると、PMドライバ70に回
転指示信号PMSTを出力し、(PM34が同期回転に
達するとプリント処理を実行した後)プリント終了すれ
ば制動信号PMBRをオンにしてPM34に制動をかけ
、所定時間経過したら回転指示信号PMSTをオフにし
て、次のプリント命令入力を待機する。
【0055】以上、信号PMBRが所定時間オンである
例について説明したが、信号PMBRの立上りによって
信号D1〜D4がロックされれば、それ以降は信号PM
BRがオンである必要はなく、パルス状の信号PMBR
が入力してから所定時間後に信号PMSTがオフになっ
てもよい。
【0056】また、以上PLL制御ドライバと同期モー
タを使用した場合に、位相ロックによる電気的制御をか
ける例について説明したが、以下同期モータのみならず
、一般のサーボモータを使用した場合も含めたストップ
制御について説明する。図9は、このよう場合にストッ
プ制御手段でもあるエンジンドライバ60のCPU61
が実行するルーチンの一例を示すフロー図であり、図8
に示したフロー図と異なる点は、プリント終了してPM
34をストップする時に、先ず回転指示信号PMSTを
オフにした後、制動信号PMBRをオンにすること、す
なわちPM34を一度自由回転にしてから制動をかける
ことである。
【0057】制動信号PMBRに応じてPM34を制動
する手段としては、PM34への駆動電力をオフした後
その入力端子間をショートする電気的制動手段はその一
例であり、あるいは機械的制動手段例えばPM34の軸
にブレーキ装置を設け、そのブレーキ装置を信号PMB
Rによって作動するようにしてもよい。何れの場合であ
っても、回転指示信号PMSTをオフしてPM34の駆
動電力をオフした後、制動信号PMBRをオンにして制
動をかけることにより、PM34の回転速度は急速に低
下し、寿命に関係するような高速回転領域から短時間に
離脱することが出来る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によるポ
リゴンモータ回転制御装置は、ポリゴンモータをストッ
プする時に不要な高速回転の時間を短縮して、ポリゴン
モータの寿命の低下を抑制することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるポリゴンモータ回転制御装置の
一実施例の制御系を示す回路図である。
【図2】そのポリゴンモータ回転制御装置を用いたレー
ザプリンタの内部機構の一例を示す概略構成図である。
【図3】図2における光書込ユニットの一例を示す要部
斜視図である。
【図4】図2に示したレーザプリンタの制御系の一例を
示すブロック図である。
【図5】図1に示したPM(ポリゴンモータ)ドライバ
の一例を示す回路図である。
【図6】そのPMドライバの各部信号の一例を示す波形
図である。
【図7】その出力信号により駆動されるポリゴンモータ
の回転速度特性の一例を示す線図である。
【図8】プリント処理とモータストップ制御の一例を示
すフロー図である。
【図9】プリント処理とモータストップ制御の他の一例
を示すフロー図である。
【符号の説明】
34  PM(ポリゴンモータ)      60  
エンジンドライバ 61  CPU(マイクロコンピュータ;ストップ制御
手段) 70  PMドライバ(回転制動手段)PMST  回
転指示信号            PMBR  制御
信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回転指示信号のオン/オフに応じてド
    ライバの出力をオン/オフすることによりポリゴンモー
    タの回転スタート/ストップを行なうポリゴンモータ回
    転制御装置において、前記ポリゴンモータをストップす
    る時に、その回転を強制的に制動する回転制動手段を設
    けたことを特徴とするポリゴンモータ回転制御装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載のポリゴンモータ回転制
    御装置において、前記ポリゴンモータが同期モータであ
    り、前記ドライバがPLL制御ドライバであって、前記
    ポリゴンモータをストップする時に、まず制動信号を出
    力し、予め設定した所定時間後に前記回転指示信号をオ
    フにするストップ制御手段を設け、前記制動信号に応じ
    て前記回転制動手段が前記PLL制御ドライバの出力の
    位相をロックするようにしたことを特徴とするポリゴン
    モータ回転制御装置。
  3. 【請求項3】  請求項1記載のポリゴンモータ回転制
    御装置において、前記ポリゴンモータをストップする時
    に、前記回転指示信号をオフした後に前記回転制動手段
    を作動させる制動信号を出力するストップ制御手段を設
    けたことを特徴とするポリゴンモータ回転制御装置。
JP3065659A 1991-03-06 1991-03-06 ポリゴンモータ回転制御装置 Pending JPH04281380A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008076424A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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JP2008076424A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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