JP3244565B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3244565B2
JP3244565B2 JP10289593A JP10289593A JP3244565B2 JP 3244565 B2 JP3244565 B2 JP 3244565B2 JP 10289593 A JP10289593 A JP 10289593A JP 10289593 A JP10289593 A JP 10289593A JP 3244565 B2 JP3244565 B2 JP 3244565B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラテン上に載置された
原稿を照明しつつ原稿の表面に沿って光学的に走査して
得た原稿画像情報を光電変換し、その画像データに従っ
て電光変換した照射光によって原稿画像を潜像の形態で
感光体上に再現させる画像形成装置に関し、特に、走査
体の移動距離の縮小化の改良に係る。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置においては、ま
ず、スキャナーと呼ばれる画像読取装置によって原稿面
が光学的に走査され、原稿画像が読み取られる。原稿画
像はその反射光がそのまま感光体上に導かれたり、一
旦、電気信号に変換された後、種々の画像処理が施され
てレーザー発光素子に導かれ、レーザー発光素子で光変
調されて発射された照射光が感光体上に導かれる。図8
は従来例に係るスキャナーの構成図である。第1および
第2走査体37,33がベルト32を介してスキャナー
モーター(SM)3によって駆動され、プラテン34上
に載置された原稿M面に沿って、それぞれ異なる一定速
度で移動するようになっている。第1走査体37に搭載
されたランプ(LP)11によって照明された原稿Mの
反射光は第1走査体37に搭載された第1ミラー36、
第2走査体33に搭載された第2ミラー38、第3ミラ
ー39およびレンズ30を経て固体撮像素子(CCD)
31に導かれ、電気信号に変換される。CCD31から
出力された電気信号はデジタル信号に変換された後、シ
ェーディング補正、γ補正等の画像処理が施され、アナ
ログ信号に変換された後、後述するレーザー駆動回路に
送られる。レーザー駆動回路は記録信号に従って後述す
るレーザーダイオード(LD)を発光制御する。LDか
ら射出された照射光は後述する感光体ドラムに導かれ
る。感光体ドラムの表面は照射光により照射されること
により、照射部分に記録信号に応じた潜像が形成され
る。ところで、SM3が回転し始めて、第1および第2
走査体37,33が移動を開始し、定速走行に移るまで
一定の時間(助走時間)が必要であり、原稿画像の安定
的な読み取りを可能にするため、この助走時間の経過
後、原稿の読み取り動作を行っていた。即ち、図9のタ
イミング図に示すように、複写動作が開始され、スキャ
ナーモーター駆動信号がハイに切り替わって、SM3が
回転し始め、第1走査体37の走査速度VS が0(時点
A)から徐々に増大して一定速度VSC(時点B)に達
し、定常状態に移行した時、原稿画像の読み取りが開始
され、スキャナーに遅れて立ち上がった感光体ドラム
(回転速度VD )が定速走行に達した時(時点C)(V
D =VDC)、LDの発光駆動が開始され、感光体ドラム
への潜像の形成が始まる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来例に
係るスキャナーにおいては第1および第2走査体37,
33が定速走行に移るまでの助走時間に対応した原稿画
像の読み取りに何ら寄与しない所定の走行距離、即ち、
助走距離を確保するための空間を設ける必要があった。
また、原稿画像が読み取られ、第1および第2走査体3
7,33の定速走行が終わった後、停止するまでの過走
行時間とそれに対応する過走行距離を確保するための空
間も必要であった。そこで、装置の小型化の要請に従っ
て、この助走距離と過走行距離をできるだけ短くするた
めの様々な工夫が成されてきた。例えば、加速能力の大
きなSMを用いて急速立ち上げと急速立ち下げを行うこ
とが考えられたが、余り大きな加速能力のSMを用いる
と、急速立ち上げから定速走行に移る時に速度が振動す
る、所謂、オーバーシュートが起きるという問題点が生
じるため、装置価格が上昇する割には期待した程、助走
距離と過走行距離を短くすることができなかった。最近
の原稿画像の読み取り速度の高速化に伴ってこの助走距
離と過走行距離は益々増大し、原稿画像の読み取りに要
する長さ空間が却って増大する傾向にある。また、加速
能力の大きなSMを用いると騒音も大きくなるという不
具合も発生する。本発明は従来技術におけるかかる課題
を解決すべく成されたものであり、加速能力の大きな走
査駆動手段を用いる必要が無く、原稿画像の読み取りに
何ら寄与しない助走距離と過走行距離を殆ど省くことに
より原稿読取走行距離の大幅な縮小化が可能で騒音の少
ない画像形成装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、プラテン上に載置された原稿を照明手段に
より照明しつつ原稿の表面に沿って光学的に走査する走
査手段の移動速度を検知する走査速度検知手段と、感光
体の周回速度を検知する感光体速度検知手段と、走査駆
動手段の駆動を開始させる走査駆動開始信号によって走
査手段が走査駆動手段により駆動されて移動し始めた
後、原稿画像を一定速度で読み取るための定常速度に達
する前に、光電変換手段による原稿画像情報の読み取り
動作を開始させると共に、走査速度検知手段と感光体速
度検知手段のそれぞれの検知信号に基づいて、感光体の
周回速度を走査手段の移動速度に追随させ、光電変換手
段による原稿画像情報の読み取り動作が開始された時の
走査手段の移動速度に達した時、電光変換手段による電
光変換動作を開始させ、または、走査手段の移動速度が
前記定常速度に達した後、光電変換手段による1原稿分
の原稿画像情報の読み取り動作の終了前に走査駆動手段
の走査手段の駆動を解除する走査駆動解除信号を出力
し、走査手段の移動速度が所定の速度まで低下した時、
光電変換手段による原稿画像情報の読み取り動作を終了
させると共に、走査速度検知手段と感光体速度検知手段
のそれぞれの検知信号に基づいて、感光体の周回速度を
走査手段の移動速度に追随させ、光電変換手段による原
稿画像情報の読み取り動作が終了した時の走査手段の移
動速度に達した時、電光変換手段による電光変換動作を
停止させる制御を行う制御手段を有したものである。
【0005】
【作用】画像形成動作が開始されると、制御手段は走査
駆動開始信号を出力し、走査駆動手段の駆動を開始させ
る。そして、走査手段が走査駆動手段により駆動されて
移動し始めた後、原稿画像を一定速度で読み取るための
定常速度に達する前に、光電変換手段による原稿画像情
報の読み取り動作を開始させると共に、走査速度検知手
段と感光体速度検知手段のそれぞれの検知信号に基づい
て、感光体の周回速度を走査手段の移動速度に追随さ
せ、光電変換手段による原稿画像情報の読み取り動作が
開始された時の走査手段の移動速度に達した時、電光変
換手段による電光変換動作を開始させたり、または、走
査手段の移動速度が前記定常速度に達した後、光電変換
手段による1原稿分の原稿画像情報の読み取り動作の終
了前に走査駆動手段による走査手段の駆動を解除する走
査駆動解除信号を出力し、走査手段の移動速度が所定の
速度まで低下した時、光電変換手段による原稿画像情報
の読み取り動作を終了させると共に、走査速度検知手段
と感光体速度検知手段のそれぞれの検知信号に基づい
て、感光体の周回速度を走査手段の移動速度に追随さ
せ、光電変換手段による原稿画像情報の読み取り動作が
終了した時の走査手段の移動速度に達した時、電光変換
手段による電光変換動作を停止させる制御を行う。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。図1は本発明の一実施例としてのデジタ
ル複写機の制御回路の要部を示すブロック図である。メ
インCPU1には図示しない操作パネルでの入力操作に
より入力された複写倍率信号、紙サイズ信号、およびS
M3、感光体ドラムを駆動するドラムモーター(DM)
5、現像ローラーとトナー補給ローラーを駆動する現像
モーター(DPM)7にそれぞれ付設されたエンコーダ
ーからの各モーターの回転検出信号、LD9のモニター
電流信号が入力される。メインCPU1は入力されたこ
れらの各種信号に基づいてスキャナー駆動回路2、ドラ
ム駆動回路4、現像駆動回路6、LD駆動回路8、LP
11を駆動するランプ駆動回路10およびビーム成形ア
クチュエーター(BAAC)12を制御する。スキャナ
ーの構成および動作は従来例と変わらないので、その説
明を省略すると共に、従来例の説明において用いた符号
をそのまま援用することとする。図2は作像部の概略を
示す模式図である。感光体ドラム21はDM5に駆動さ
れて矢印R方向に回転する。複写動作が開始されると、
DM5の回転に連れて感光体ドラム21が回転し始める
と共に、帯電チャージャー22が付勢されて、感光体ド
ラム21表面が高電位に帯電する。感光体ドラム21上
の静電電荷は感光体ドラム21の回転に連れて矢印R方
向に周回移動し、露光位置でLD9からの照射光Lを受
けて照射光Lの強度に応じた電荷減衰を受ける。こうし
て、LD9からの照射光Lによって感光体ドラム21上
に形成された記録画像の潜像は現像器24の位置で当接
する現像ローラー26からトナーを供給され、トナー像
に転換される。感光体ドラム21上のトナー像は感光体
ドラム21の真下に位置する転写・分離チャージャー2
5によって図示しない給紙部から供給された転写紙上に
転写される。トナー像が転写された転写紙は転写・分離
チャージャー25によって感光体ドラム21から分離さ
れた後、下流の定着器に送られ、加熱・加圧定着され
る。なお、図において、27は現像ローラー26にトナ
ーを供給する補給ローラー、28は現像器24内のトナ
ーを攪拌するアジテーターである。図3は書込み部の概
略構成を示す模式図である。LD9から射出された照射
光LはBAAC12を経て定速回転するポリゴンミラー
23で反射され、fθレンズ29を経て感光体ドラム2
1の表面を走査する。BAAC12はメインCPU1か
らの制御信号に従って開口部の形状を変化させることに
より照射光Lのビーム径を変える。
【0007】図4はスキャナー走査速度(第1走査体3
7の移動速度)VS 、感光体ドラム21の回転周速度V
D および関連する制御信号のタイミング図である。図か
ら明らかなように、本実施例ではスキャナーモーター駆
動信号がハイに切り替わってSM3が回転し始めると間
も無く、即ち、VS =VS1(≒0)となった時点Dで原
稿読取信号Rがハイに切り替わり、原稿画像の読み取り
動作が開始される。感光体ドラム21の回転周速度VD
は走査速度VS に追随して、走査速度VS が所定速度V
S1となるのにほぼ同期して所定速度VS1となるように、
一定の遅延時間t0 をもってドラム駆動信号がハイに切
り替えられる。そして、感光体ドラム21の回転周速度
VD が所定速度VS1となった時点Eで感光体ドラム21
への画像書き込み信号Wがハイに切り替わる。なお、走
査速度VS が定常速度VSCに達するまでの加速度は、所
謂、オーバーシュートが起きないように余裕を持った値
に設定されている。また、スキャナーの1原稿の読み取
り停止時には、紙サイズ信号を受信したメインCPU1
が1原稿の読み取り終了が間近かなのを検知して、1原
稿の読み取り終了に先立って、スキャナーモーター駆動
信号(SMD)をロウに切り替える。そして、一定の遅
延時間をもって、ドラム駆動信号もロウに切り替える。
走査速度VS が次第に低下して所定速度VS1に達した
時、原稿読取信号Rをロウに切り替え、走査速度VS に
追随して低下した感光体ドラム21の回転周速度VD が
所定速度VS1に達した時、感光体ドラム21への画像書
き込み信号Wをロウに切り替える。
【0008】図5は静電プロセス制御の流れ図である。
図5に従って、静電プロセス制御の概略を説明する。ま
ず、操作パネルの複写動作に関するモードおよび数値デ
ータの入力操作の後、複写開始釦が押下されると、メイ
ンCPU1は入力された操作データに基づいて複写モー
ドを設定し、以下に述べる制御を行う。まず、LP11
が点灯し、SM3の回転に連れて第1および第2走査体
37,33が移動し始める。そして、所定時間内のSM
3に付設されたエンコーダーからのモーター回転検出信
号を計数して、走査速度VS を検知する(S−1)。次
に、走査速度VS が定常速度VSCになったか否かを判定
し(S−2)、判断結果がNoならば、加速制御のサブ
ルーチン(S−3)を実行し、その判断結果がYesな
らば、走査速度VS および感光体ドラム21の回転周速
度VD を一定(VSC,VSC)に保つ定常制御のサブルー
チン(S−4)を実行する。
【0009】ステップS−2の判断結果がNoの時、実
行される加速制御の動作を説明する。図6は加速制御の
サブルーチンの流れ図である。ステップS−5の感光体
ドラム速度制御のステップでは、所定時間内のDM5に
付設されたエンコーダーからのモーター回転検出信号を
計数して、その時点での感光体ドラム21の回転周速度
VD を検知し、絶えず、その時点で検知した走査速度V
S と感光体ドラム21の回転周速度VD が一致するよう
に、DM5の回転数を制御する。なお、この際、感光体
ドラム21の回転周速度VD の変化に対応して、LD駆
動回路8におけるLD9の駆動電流に対する増幅率
(G)を変化させる。この時の増幅率Gの変化率は図7
(a)に示すように線型であり、常に一定である。この
ように制御することにより、一定の記録濃度データに対
する感光体ドラム21上のLD9による単位時間当りの
照射エネルギーを一定に保つことができる。さらに、L
P11の光量BL も同様に走査速度VS の変化に対応し
て、図7(b)に示すように変化させる。また、LD9
から射出された照射光Lの副走査方向のビーム径WB も
感光体ドラム21の回転周速度VD の変化に対応して変
化させるが(前述した段落番号0006の8行〜11
行、30行〜32行に記載したように、CPUからの信
号でBAAC12を制御してビーム径WBを変化させ
る)、図7(c)に示すように、照射光Lの副走査方向
のビーム径WB と感光体ドラム21の回転周速度VD は
線型ではなく、反比例関係を維持するように変化させ
る。本実施例では時点Eで感光体ドラム21への画像書
き込み動作が開始され、形成された潜像が現像ローラー
26に接する現像位置に到達するまでの距離a1 を走行
した時、感光体ドラム21が定速走行に達する時点Cま
で到達せず、加速状態にあるように設定されている。そ
こで、感光体ドラム21上に形成された潜像が現像ロー
ラー26に接する現像位置に到達したか否かを判定し
(S−6)、その判断結果がYesならば、現像ローラ
ー加速制御のサブルーチン(S−7)を実行し、その判
断結果がNoならば、現像ローラー定常制御のサブルー
チン(S−8)を実行する。なお、感光体の回転速度と
現像ローラの回転速度は必ずしも同一である必要はな
い。但し、現像中は、感光体の回転速度と現像ローラの
回転速度の比率をある 程度一定の関係に保つ必要があ
る。なぜならば、前記比率が変わると、感光体へのトナ
ーの供給量が変化し、濃度ムラが発生するからである。
このことから、本発明では、潜像が現像位置に到達する
と現像ローラの加速制御が実行されることになる。一
方、潜像が現像位置に到達する以前は、現像が行われて
いないので、現像ローラがどのような速度で回転してい
てもよく、例え定常速度で回転していても特に問題とは
ならない(潜像が現像ローラに接するといっても、現像
ローラはトナーをその表面に担持して感光体に供給する
役割上、現像ローラと感光体は少なくともトナー1層を
隔てて接しており、感光体と現像ローラとは少なくとも
トナー1層分隔てて対向している)。前述のように、D
PM7の回転数はそれに付設されたエンコーダーを介し
て検知されていて、ステップS−7の現像ローラー加速
制御のサブルーチンでは、SM3に付設されたエンコー
ダーからのモーター回転検出信号を計数した走査速度V
Sに比例して、DPM7の回転数を増大させる制御が行
われる。また、現像ローラー定常制御のサブルーチンで
は、走査速度VSの定常速度VSCに対応して、DPM7
の回転数を一定の値に保つ制御が行われる。
【0010】なお、本実施例では原稿画像を光学系を介
してCCD31で読み取り、所定の画像処理を施した
後、直ちにLD9で電−光変換して感光体ドラム21上
に潜像を形成する例について説明したが、数ライン分の
画像メモリを具えて、CCD31で読み取った画像デー
タを一旦、画像メモリに蓄えた後、読み出してLD9に
出力するようにすれば、スキャナーおよび感光体ドラム
21の加減速時の走査速度VS に応じた感光体ドラム2
1への書き込み制御をより精密に行うことができる。ま
た、時点Eで感光体ドラム21への画像書き込み動作が
開始され、形成された潜像が転写・分離チャージャー2
5に対向する転写位置に達するまで走行する(距離=a
1 +a2 )間にスキャナーによる原稿Mの読取動作が終
了するように設定されているが、そうでない場合でも給
紙速度、転写・分離の制御を適切に行うことにより本発
明を応用することができる。さらに、SM3やDM5の
回転数の検知はそれぞれに付設されたエンコーダーから
のモーター回転検出信号により行うようにしたが、非接
触ギャップセンサー、加速度センサー、マグネスケール
等を用いても良い。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、走査手段が走査駆動手段により駆動されて移
動し始めた後、原稿画像を一定速度で読み取るための定
常速度に達する前に、原稿画像情報の読み取り動作を開
始させると共に、走査速度検知手段と感光体速度検知手
段のそれぞれの検知信号に基づいて、感光体の周回速度
を走査手段の移動速度に追随させ、原稿画像情報の読み
取り動作が開始された時の走査手段の移動速度に達した
時、電光変換動作を開始させたり、または、走査手段の
移動速度が前記定常速度に達した後、1原稿分の原稿画
像情報の読み取り動作の終了前に走査手段の駆動を解除
する走査駆動解除信号を出力し、走査手段の移動速度が
所定の速度まで低下した時、原稿画像情報の読み取り動
作を終了させると共に、感光体の周回速度を走査手段の
移動速度に追随させ、原稿画像情報の読み取り動作が終
了した時の走査手段の移動速度に達した時、電光変換手
段による電光変換動作を停止させるようにしたので、加
速能力の大きな走査駆動手段を用いる必要が無く、原稿
画像の読み取りに何ら寄与しない助走距離と過走行距離
を殆ど省くことにより、原稿読取走行距離の大幅な縮小
化が可能で稼働騒音も少なくすることができる。請求項
2記載の発明によれば、原稿画像情報の読み取り動作が
開始された後、走査手段の移動速度が定常速度に達する
まで、または、走査手段の駆動が解除された後、電光変
換手段による電光変換動作が停止させられるまでの間、
電光変換した照射光の強度または照射光の副走査方向の
光束幅の調整を制御するようにしたので、感光体上に形
成される画素の大きさを常に一定にできる。請求項3記
載の発明によれば、原稿画像情報の読み取り動作が開始
された後、走査手段の移動速度が定常速度に達するま
で、または、走査手段の駆動が解除された後、電光変換
動作が停止させられるまでの間、感光体速度検知手段お
よび現像駆動速度検知手段の検知信号に基づいて、現像
駆動手段の回転速度を制御するようにしたので、現像条
件を常に最適にできる。請求項4記載の発明によれば、
原稿画像情報の読み取り動作が開始された後、走査手段
の移動速度が定常速度に達するまで、または、走査手段
の駆動が解除された後、電光変換動作が停止させられる
までの間、走査速度検知手段の検知信号に基づいて、照
明手段の照度を制御するようにしたので、走査手段の移
動速度に対応して原稿画像情報の読み取り強度を常に一
定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るデジタル複写機の制御
回路の要部を示すブロック図
【図2】デジタル複写機の作像部の概略を示す模式図
【図3】デジタル複写機の書込み部の概略構成を示す模
式図
【図4】スキャナー走査速度VS 、感光体ドラムの回転
周速度VD および関連する制御信号のタイミング図
【図5】静電プロセス制御の流れ図
【図6】加速制御のサブルーチンの流れ図
【図7】感光体ドラムの回転周速度VD に対するレーザ
ーダイオードの増幅率および照射光の副走査方向のビー
ム径WB と、スキャナー走査速度VS に対するランプ光
量BL の特性図
【図8】従来例に係るスキャナーの構成図
【図9】従来例に係るスキャナー走査速度VS 、感光体
ドラムの回転周速度VD および関連する制御信号のタイ
ミング図
【符号の説明】
1 メインCPU 2 スキャナー駆動回路 3 スキャナーモーター 4 ドラム駆動回路 5 ドラムモーター 6 現像駆動回路 7 現像モーター 8 レーザーダイオード駆動回路 9 レーザーダイオード 10 ランプ駆動回路 11 ランプ 12 ビーム成形アクチュエーター 21 感光体ドラム 26 現像ローラー 31 固体撮像素子 33 第2走査体 34 プラテン 37 第1走査体

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテン上に載置された原稿を照明手段
    により照明しつつ原稿の表面に沿って光学的に走査する
    走査手段と、該走査手段を駆動して走査方向に移動させ
    る走査駆動手段と、前記走査手段により走査して得た原
    稿画像情報を光電変換する光電変換手段と、該光電変換
    手段により光電変換して得た画像データに従って電光変
    換する電光変換手段と、該電光変換手段により電光変換
    した照射光によって、原稿画像を潜像の形態で再現させ
    る感光体と、該感光体を駆動して周回移動させる感光体
    駆動手段と、を備えた画像形成装置において、 前記走査手段の移動速度を検知する走査速度検知手段
    と、 前記感光体の周回速度を検知する感光体速度検知手段
    と、 前記走査駆動手段の駆動を開始させる走査駆動開始信号
    によって前記走査手段が前記走査駆動手段により駆動さ
    れて移動し始めた後、原稿画像を一定速度で読み取るた
    めの定常速度に達する前に、前記光電変換手段による原
    稿画像情報の読み取り動作を開始させると共に、前記走
    査速度検知手段と前記感光体速度検知手段のそれぞれの
    検知信号に基づいて、前記感光体の周回速度を前記走査
    手段の移動速度に追随させ、前記光電変換手段による原
    稿画像情報の読み取り動作が開始された時の前記走査手
    段の移動速度に前記感光体の周回速度が達した時、前記
    電光変換手段による電光変換動作を開始させ、または、
    前記走査手段の移動速度が前記定常速度に達した後、前
    記光電変換手段による1原稿分の原稿画像情報の読み取
    り動作の終了前に前記走査駆動手段の前記走査手段の駆
    動を解除する走査駆動解除信号を出力し、前記走査手段
    の移動速度が所定の速度まで低下した時、前記光電変換
    手段による原稿画像情報の読み取り動作を終了させると
    共に、前記走査速度検知手段と前記感光体速度検知手段
    のそれぞれの検知信号に基づいて、前記感光体の周回速
    度を前記走査手段の移動速度に追随させ、前記光電変換
    手段による原稿画像情報の読み取り動作が終了した時の
    前記走査手段の移動速度に前記感光体の周回速度が達し
    た時、前記電光変換手段による電光変換動作を停止させ
    る制御を行う制御手段と、を有したことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記電光変換手段により電光変換した照
    射光の副走査方向の光束幅を調整する照射光束幅調整手
    段を有し、前記光電変換手段による原稿画像情報の読み
    取り動作が開始された後、前記走査手段の移動速度が前
    記定常速度に達するまで、または、前記走査駆動解除信
    号が出力されて前記走査手段の駆動が解除された後、前
    記電光変換手段による電光変換動作が停止させられるま
    での間、前記制御手段は前記感光体速度検知手段の検知
    信号に基づいて、前記電光変換手段により電光変換した
    照射光の強度または前記照射光束幅調整手段による照射
    光の副走査方向の光束幅の調整を制御するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記感光体上に再現された潜像を現像す
    る現像手段を機械的に駆動する現像駆動手段の回転速度
    を検知する現像駆動速度検知手段を有し、前記光電変換
    手段による原稿画像情報の読み取り動作が開始された
    後、前記走査手段の移動速度が前記定常速度に達するま
    で、または、前記走査駆動解除信号が出力されて前記
    査手段の駆動が解除された後、前記電光変換手段による
    電光変換動作が停止させられるまでの間、前記制御手段
    前記走査速度検知手段および前記現像駆動速度検知手
    段の検知信号に基づいて、前記現像駆動手段の回転速度
    を制御するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記光電変換手段による原稿画像情報の
    読み取り動作が開始された後、前記走査手段の移動速度
    が前記定常速度に達するまで、または、前記走査駆動解
    除信号が出力されて前記走査手段の駆動が解除された
    後、前記電光変換手段による電光変換動作が停止させら
    れるまでの間、前記制御手段は前記走査速度検知手段の
    検知信号に基づいて、前記照明手段の照度を制御するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
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