JPH0374199A - 複写機用スキャンモータの制御装置 - Google Patents

複写機用スキャンモータの制御装置

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JPH0374199A
JPH0374199A JP20718489A JP20718489A JPH0374199A JP H0374199 A JPH0374199 A JP H0374199A JP 20718489 A JP20718489 A JP 20718489A JP 20718489 A JP20718489 A JP 20718489A JP H0374199 A JPH0374199 A JP H0374199A
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rotor
magnetic poles
motor
position detection
stator
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JP20718489A
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Inventor
Kazuo Nagatake
和夫 長竹
Kazunobu Nagai
一信 永井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は乾式複写機、プリンタのキャリッジ等のように
負荷を往復移動させる場合に好適な駆動モータ及びその
制御装置に関する。
(従来の技術) 例えば乾式複写機の光学系スキャナ部は、露光ランプ及
び反射ミラーを有する第1のキャリッジと反射ミラーを
有する第2のキャリッジとを駆動モータたるスキャンモ
ータによりベルト伝達機構を介してホーム位置から往移
動させて原稿をスキャンさせ、その後、スキャンモータ
を逆転させることにより第1及び第2のキャリッジを復
移動させてホーム位置に復帰させるように構成されてい
る。この場合、スキャンモータとしては、複写倍率を変
化できるようにするため、スキャン速度を複写倍率に応
じて変化させるべくキャリッジの往動時には速度が変化
可能である必要があり、又、複写画質の向上を図るため
、キャリッジの往移動時には回転振動が少なく且つ回転
むらも極力小さな一定速回転が要求され、更に、単位時
間当たりの複写枚数を多くする性能の向上を図るため、
キャリッジの復移動時には高速回転が要求される。
このため、従来では、スキャンモータとしてスキャンモ
ータ或いはブラシレスモータを用いるようにしている。
即ち、ステッピングモータを用いた場合においては、キ
ャリッジの往移動時には、一定周波数のパルス電力を与
えて同期モータとして運転させるとともに、複写倍率を
変化させる[I9には、パルス電力の運転周波数を変化
させ、キャリッジの復移動時には、パルス電力の位相を
入れ換える等して逆転させるとともに、パルス電力レー
トをパターン化して最短時間でホーム位置に復帰させる
。又、スキャンモータとしてブラシレスモータを用いた
場合においては、特にキャリッジの往移動時には、高精
度一定速回転を得るためにフェーズロックループ(P 
L L)制御等で運転が行なわれる。
(発明が解決しようとする課題) スキャンモータとしてステッピングモータを用いる前者
の場合には、キャリッジの往移動時に高精度一定速回転
が要求されるにもかかわらず、ステッピングモータ特有
のパルス電力が与えられる毎に歩進する際のオーバシュ
ートにともなう回転振動が発生して、画質に大きく影響
し、特に、低周波数で運転する場合にその影響が著しく
、又、キャリッジの復移動時には加速時にステッピング
モータ特有の脱調に陥って正常な運転が不可能になる虞
れがあり、複雑な運転パターンが必要になる。
又、スキャンモータとしてブラシレスモータを用いた後
者の場合には、キャリッジの往移動時に低速度回転させ
ると、ロータのフライホイール効果が期待できないこと
から、不安定運転に陥り易い。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その第1の
目的は、−台で高精度の一定速運転及び高応答の高速加
減速運転を選択的に行なうことができる駆動モータを提
供するにあり、第2の目的は、この駆動モータを最適に
制御することができる制御装置を提供するにある。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 本発明の駆動モータは、複数相のステータコイルが巻装
されたティース部に複数の小歯磁極が形成されてなるス
テータを設け、外周に多数の小歯磁極が形成されてN極
に磁化された第1のロータ部及び外周に該ロータ部の小
歯磁極と1/2ピッチずれた多数の小歯磁極が形成され
てS極に磁化された第2のロータ部を有するロータを設
け、このロータの磁極数と同一周期で夫々位相の異なる
前記ステータコイルの相数と同数の位置検出信号を出力
する位置検出手段を設ける構成に特徴を有する。
本発明の駆動モータの制御装置は、上記駆動モータを、
一定速回転が必要な場合にはステッピングモータとして
マイクロステップ運転を行なわせ、高速加減速回転が必
要な場合には位置検出手段からの位置検出信号に基づい
てステータコイルにその誘起電圧が常に最大になる範囲
で通電するブラシレスモータとして運転を行なわせる制
御手段を設ける構成に特徴を有する。
(作用) 本発明の駆動モータによれば、ステータ及びロータはハ
イブリッド永久磁石形ステッピングモータのそれと同構
造をもつとともに、ロータの回転位置を検出する位置検
出手段を有することから、回転振動2回転むらの少ない
ハイブリッド永久磁石形ステッピングモータとして運転
させることができるとともに、位置検出手段の位置検出
信号に基づく高応答のブラシレスモータとして運転させ
ることができる。
本発明の駆動モータの制御装置によれば、駆動モータを
ステッピングモータとしてマイクロステップ運転を行な
わせた場合には、著しい高精度の運転を行なわせること
ができ、ステータコイルにその誘起電圧が常に最大にな
る範囲で通電するブラシレスモータとして運転を行なわ
せた場合には、著しい高応答の運転を行なわせることが
できる。
(実施例) 以下本発明を乾式複写機に適用した一実施例につき図面
を参照しながら説明する。
先ず、第3図乃至第5図に従って乾式複写機1の構成に
ついて述べる。2は機枠であり、これの内部には、露光
ランプ3及び反射ミラー4を有する第1のキャリッジ5
及び反射ミラー6.7を有する第2のキャリッジ8が矢
印X方向及びこれとは反対方向に往復移動可能に設けら
れている。又は、機枠2内には感光体たるドラム9が配
設されており、このドラム9は図示しない駆動モータに
より矢印Y方向に一定速度で回転されるようになってい
る。更に、機枠2内には、レンズ10を有するレンズユ
ニット11及び反射ミラー12,13を有する反射ミラ
ーユニット14が配設されているとともに、固定反射ミ
ラー15が配設されている。そして、機枠2の上面開口
部には原稿16が載置されるガラス板17が装着されて
いる。この場合、第1のキャリッジ5の露光ランプ3か
らの光は、ガラス板17上の原稿16から反射され、更
に、第2のキャリッジ8の反射ミラー6.7で反射され
、レンズユニット11のレンズ10を通過し、ミラーユ
ニット14の反射ミラー12,13で反射され、最後に
、固定反射ミラー15で反射されてドラム9上に露光さ
れるようになっている。18は駆動モータたるスキャン
モータであり、この正、逆回転はベルト伝達機横19を
介してキャリッジ5及び8に往復移動として伝達される
即ち、このベルト伝達機構19は、スキャンモータ18
により回転されるブー9202機枠2に配設された複数
個のプーリ21及びこれらのプーリ2021に掛は渡さ
れた一本のベルト22により構成され、ベルト22の内
の部分22aが第1のキャリッジ5に連結され且つ部分
22bが第2のキャリッジ8に連結されていて、スキャ
ンモータ18が例えば正転されると、第1のキャリッジ
5が矢印X方向に移動されるとともに第2のキャリッジ
8が同矢印X方向に第1のキャリッジ5の1/2の速度
で移動されるようになっている。従って、第4図に示す
ように、第2のキャリッジ8が矢印X方向に距離りだけ
移動されたとすると、第1のキャリッジ5は同方向に距
M2Lだけ移動される。この関係は、スキャンモータ1
8が逆転されてキャリッジ5及び8が反矢印X方向に移
動される場合も維持される。
尚、この乾燥式複写機1は、複写倍率を変化できる機能
を有する。即ち、複写倍率は、レンズユニット11とミ
ラーユニット14とを第4図において矢印方向に移動さ
せてレンズ10から原稿16までの航路距離taとレン
ズ10からドラム9までの航路距離(bとを指定倍率比
に設定するとともに、スキャンモータ18の速度を指定
倍率比に応じて変化させることにより遠戚される。
次に、第1図及び第2図に従ってスキャンモータ18の
構成につき述べる。このスキャンモータ18は二相のハ
イブリット永久磁石形ステッピングモータと同様の構造
をなしている。即ち、23はフレームであり、その内部
にはステータ24が嵌着固定されている。このステータ
24は、偶数個のティニス部25に二相のステータコイ
ル26が巻装されて構成され、その各ティース部25に
は複数の小歯磁極25aが形成されている。27はロー
タであり、これはシャフト28に嵌着固定された第1及
び第2のロータ部29及び30を有し、その第1のロー
タ部29の外周には前記ティース部25の小歯磁極25
aと同一ピッチの多数の小歯磁極29aが形成され、第
2のロータ部30の外周には小歯磁極29aと同一ピッ
チで且つこれより1/2ピッチずれた多数の小歯磁極3
0aが形成されている。そして、第1及び第2の口−夕
部29及び30間には両軸端部がN極及びS極となる永
久磁石31が介装され、以て、第1のロータ部29がN
極に及び第2のロータ部30がS極に夫々磁化されてい
る。このように構成されたロータ27はステータ24の
中空部内に配設されて、そのシャフト28の両端部がフ
レーム23に設けられた軸受32,32に支承されてい
る。
33はフレーム23内に配設されたプリント配線基板で
あり、これには位置検出手段たるステータコイル26の
相数と同数たる二個の位置検出素子34及び35が第1
のロータ部29の小歯磁極29aと対応するように取付
けられている。この場合、位置検出素子34及び35は
、ホール素子。
ホールIC等の磁気センサからなり、互いに電気角π/
4の整数倍例えば2倍のπ/2の角度を存し且つ後述す
る各A、B相の誘起電圧VA、VBの負半波に対してπ
/4遅れ位相となる位置検出信号SA、SB(第8図参
照)を出力するように設定されている。
さて、第6図に従ってスキャンモータ18の制御装置の
構成につき述べる。
36は二相バイポーラ構成の駆動回路であり、これはス
テータコイル26のA相コイル26A及びB相コイル2
6Bを通断電制御するもので、以下−相分たるA相コイ
ル26Aについて説明する。
37は直流電源の正端子に接続された電源端子であり、
その直流電源の負端子はアースされている。
38A及び39AはPNP形のトランジスタであり、各
エミッタは電源端子37に接続され、各コレクタはNP
N形のトランジスタ40A及び41Aの各コレクタに接
続されている。トランジスタ40A及び41Aの各エミ
ッタは共通に接続され、その共通接続点は電流検出抵抗
42Aを介してアースされている。そして、トランジス
タ38A及び39Aのコレクタ間にはA相コイル26A
が接続されている。尚、43A及び44Aはトランジス
タ40A及び41Aの各コレクタとアースとの間に接続
されたフライホイールダイオードである。
以上は、A相コイル26Aに関する構成について説明し
たものであるが、B相コイル26Bに関する構成も同様
であり、同一部分にはその符号に添字rAJの代りに添
字rBJを付して示す。 45は制御手段たるマイクロ
コンピュータでアリ、これは、モータ運転モード即ちス
テッピングモータ運転モードかブラシレスモータ運転モ
ードかを選択する選択信号S1を出力する出力ボートO
1゜ステータコイル電流の大きさを設定する電流指令信
号S2を出力する出力ボート02及びステッピングモー
タ運転モード時の回転数を設定する周波数指令信号S3
を出力する出力ボートo3を有するようになっており、
又、後述するように回転信号S4が与えられる入力ポー
トIを有するようになっている。
46は基本クロック発生器であり、その出力端子は周波
数制御クロック形成器47の入力端子I1に接続されて
いる。この周波数制御クロック形成器47は、その入力
端子I2がマイクロコンピュータ45の出力ボート03
に接続されていて、基本クロック発生器46からの基本
クロック信号を周波数指令信号S3に基づいて適宜分周
して周波数制御クロック信号FCKとして出力するよう
になっている。そして、周波数制御クロック形成器47
の出力端子は基本パターン発生回路48の余弦波発生器
49及び正弦波発生器50の各入力端子に接続されてい
る。ここで、余弦波発生器49は、第7図(a)で示す
周波数制御クロック信号FCKが与えられることに基づ
いて第7図(b)で示す基本余弦波パターンPCを出力
し、正弦波発生器50は、周波数制御クロック信号FC
Kが与えられることに基づいて第7図(C)で示す基本
正弦波パターンPSを出力するようになっている。
51は回転位置検出回路であり、その入力端子11及び
I2は位置検出素子34及び35に接続されている。こ
の回転位置検出回路51は位置検出素子34及び35か
らの信号を波形整形して第8図(b)及び(c)で示す
矩形波の位置検出信号SA及びSBを出力端子01及び
02から出力す、るものであるが、この実施例では便宜
上位置検出索子34及び35の出力信号を位置検出信号
SA及びSBと称すことにする。又、回転位置検出回路
5〕は、位置検出信号SA及びSBから回転位置情報1
回転速度情報及び回転方向情報を示す回転信号S4を得
て、これを出力端子03から出力するようになっている
。そして、この回転位置検出回路51において、その出
力端子0.及び02は駆動信号形成回路52の入力端子
l!及びI2に接続され、出力端子03はマイクロコン
ピュータ45の人力ボート■に接続されている。この場
合、駆動信号形成回路52は、後述するようにして出力
端子Oi、0,2.0:3及び04から駆動信号A”、
B”、A−及びB−を出力するようになっている。
53はステッピング−ブラシレス選択回路であり、その
入力端子11はマイクロコンピュータ45の出力ポート
01に接続され、入力端子I2は余弦波発生器49の出
力端子に接続され、入力端子I3は正弦波発生器50の
出力端子に接続され、入力端子I4乃至ITは駆動信号
形成回路52の出力端子01乃至04に接続されている
。ここで、ステッピング−ブラシレス選択回路53は、
後述するように選択信号S1の内容に応じて出力端子0
1及び02から入力端子I2及びI3に与えられる信号
を出力するか或いは入力端子I4乃至I7に与えられる
信号を出力するかの選択を行なうものであり、その出力
端子0.及び02は掛算器54A及び54Bの各入力端
子11に接続されている。これらの掛算器54A及び5
4Bは、その各入力端子I2がマイクロコンピュータ4
5の出力ボート02に接続されていて、入力端子11に
与えられる信号に電流指令信号S2を掛算して電流設定
信号として出力するようになっている。そして、これら
の掛算器54A及び54Bの各出ノノ端子は電流制御回
路55A及び55Bの各入力端子11に接続されている
。この電流制御回路55Aにおいて、入力端子I2はト
ランジスタ40A。
41Aのエミッタの共通接続点に接続され、出力端子O
f + 02r o3及び0□はトランジスタ38A、
39A、40A及び41Aの各ベースに夫々接続されて
いる。同様に、電流制御回路55Bにおいて、入力端子
I2はトランジスタ40B。
41Bのエミッタの共通接続点に接続され、出力端子C
)1.O2,O3及び04はトランジスタ38B、39
B、40B及び41Bの各ベースに夫々接続されている
。この場合、電流制御回路55A及び55Bは、入力端
子I2に与えられる信号が入力端子Ilに与えられる電
流設定信号に倣うように夫々のトランジスタをスイッチ
ングさせるようになっている。
次に、本実施例の作用につき第7図及び第8図をも参照
しながら説明する。
今、複写を行なわせるべく図示しない操作部を操作して
複写倍率を設定すると、マイクロコンピュータ45は、
選択信号S1をステッピングモータ運転モードとし、複
写倍率からスキャンモータ18の回転速度を決定してこ
れに応じた周波数指令信号S3を出力し、更に、その運
転に適した電流指令信号S2を出力する。これにより、
周波数制御クロック形成回路47は、周波数指令信号S
3に応じた周波数制御クロック信号FCKを出力するよ
うになり、余弦波発生器49及び正弦波発生器50はこ
の周波数制御クロック信号FCKに応じて第7図(b)
及び(c)で示す基本余弦波パターンPC及び基本正弦
波パターンPSを出力する。又、前述のステッピングモ
ータ運転モードを示す選択信号S1はステッピング−ブ
ラシレス選択回路53に与えられるので、該選択回路5
3はステッピングモータ運転モードを選択して入力端子
I2及びI3に与えられる基本余弦波パターンPC及び
基本正弦波パターンPSを夫々出力端子01及び02か
ら出力する。更に、掛算器54A及び54Bは基本余弦
波パターンPC及び基本正弦波パターンPSに電流指令
信号S2を掛算して電流設定信号として出力する。そし
て、電流制御回路55AはA相コイル26Aに流れる電
流が基本余弦波パターンPCに基づく電流設定信号に倣
うようにトランジスタ38A、41A及び39A、40
Aをオン、オフさせるようになる。この場合、基本余弦
波パターンpcの正半波期間においては、トランジスタ
41Aはオンのままでトランジスタ38AがPWM制御
によりオン、オフを繰返し、又、基本余弦波パターンP
Cの負半波期間においては、トランジスタ40Aはオン
のままでトランジスタ39AがP W M fAlによ
りオン。
オフを繰返すようになる。同様に、電流制御回路55B
はB相コイル26Bに流れる電流が基本正弦波パターン
PSに基づく電流設定信号に倣うようにトランジスタ3
8B、41B及び39B、40Bをオン オフさせるよ
うになる。この場合、基本正弦波パターンPSの正半波
期間においては、トランジスタ41Bはオンのままでト
ランジスタ38BがPWM制御によりオン、オフを繰返
し、又、基本正弦波パターンPSの負半波期間において
は、トランジスタ40Bはオンのままでトランジスタ3
9BがPWM制御によりオン、オフを繰返すようになる
。これにより、スキャンモータ18は、ステッピングモ
ータとしてマイクロステップ運転されて、設定された一
定速度で回転され、キャリッジ5及び8は第4図実線で
示すホーム位置から矢印X方向に往移動され、以て、ド
ラム9上に露光が行なわれる。
露光が終了すると、マイクロコンピュータ45からの選
択信号S1はブラシレスモータ運転モードに切換えられ
る。そして、位置検出素子34及び35は、第8図(b
)及び(c)で示すように、位相がπ/2ずれた180
度通電波形となる位置検出信号SA及びSBを出力する
ようになり、駆動信号形成回路52はこれらの位置検出
信号SA及びSBから、第8図(d)、(e)、(f)
及び(g)で示すように、互いに位相がπ/2ずれた9
0度通電波形となる駆動信号A+、B”、A−及びB−
を形成して出力するようになる。又、選択信号S1が与
えられるステッピング−ブラシレス選択回路53は、ブ
ラシレスモータ運転モードを選択して入力端子IA+ 
 IS、16及びI7に与えられる駆動信号A”、B”
、A−及びB−を出力するようになる。即ち、該選択回
路53は、駆動信号A+及びA−を出力端子01から出
力し、駆動信号B+及びB−を出力端子02から出力す
る。更に、掛算器54A及び54Bは駆動信号AA−及
びB”、B−に電流指令信号S2を掛算して電流設定信
号として出力する。これにより、電流制御回路55Aは
A相コイル26Aが駆動信号A゛及びA−に基づく電流
設定信号に倣うように前述同様にしてトランジスタ38
A、41A及び39A、40Aをオン、オフさせるよう
になり、同様にして、電流制御回路55BはB相コイル
26Bが駆動信号B”及びB−に基づく電流設定信号に
倣うようにトランジスタ38B、41B及び39B、4
0Bをオン、オフさせるようになる。
従って、スキャンモータ18は、A相及びB相コイル2
6A及び26Bが常にその誘起電圧VA及びVBの最大
の期間に通電されるブラシレスモーフとして逆転運転さ
れることになり、最大限の出力をもって高速加速されて
キャリッジ5及び8を反矢印X方向に復移動させる。
スキャンモータ18の逆転によりキャリッジ5及び8が
第4図実線に示すホーム位置に近づくと、スキャンモー
タ18は減速運転された後制動、停止が行なわれる。こ
の制動、停止に際しては、例えばトランジスタ40A、
41A及び40B、41Bを同時にオンさせてA相及び
B相コイル26A及び26Bを短絡することによる発電
制動を行なわせたり、或いは、トランジスタ38A乃至
41A及び38B乃至41Bのオン、オフ状態を反転す
ることによる逆転(スキャンモータ18の回転としては
正転)制動を行なわせたり、若しくは、選択信号S1を
ステッピングモータ運転モードに切換えてステッピング
モータとしてのホールドトルクによる制動を行なわせた
りするものであり、これらの制動モードは負荷状態に応
じて選択されるものである。
このような本実施例によれば、次のような効果を奏する
ものである。即ち、スキャンモータ18として、ハイブ
リット永久磁石形ステッピングモータと同様のステータ
24及びロータ27を備え、そのロータ27の回転位置
を検出する位置検出素子34.35を設けるようにした
ので、スキャンモータ18を、キャリッジ5及び8の往
移動時には回転振動2回転むらの少ない高精度のハイブ
リブト永久磁石形ステッピングモータとして運転させる
ことができるとともに、キャリッジ5及び8の復移動時
には位置検出素子34.35からの位置検出信号SA、
SBに基づいて高応答のブラシレスモータとして運転さ
せることができる。しかも、スキャンモータ18を、マ
イクロコンピュータ45の制御のもとに、キャリッジ5
及び8の往移動時にはステッピングモータとしてマイク
ロステップ運転を行なわせ、復移動時にはステータコイ
ル26におけるA相及びB相コイル26A及び26Bに
その誘起電圧VA及びVBが常に最大になる範囲で通電
するブラシレスモータとして運転させるようにしたので
、往移動時にはスキャンモータ18は滑らかな回転とな
って、良好な複写画質が得られ、又、復移動時にはスキ
ャンモータ18は最大限の出力で加速することができて
、単位時間当たりの複写枚数を多くすることができると
いう性能の向上を図り得る。そして、キャリッジ5及び
8が復移動時においてホーム位置に近くなった場合には
、負荷状態に応じて発電制動、逆転制動及びステッピン
グモータのホールドトルクによる制動の内の最適な制動
を選択して実行させるようにしたので、極めて便利であ
る。以上のように、スキャンモータ18は、−台で高精
度の一定速制御、高応答の逆転・高速加減速制御及び制
動・停止制御の運転を実現できるものである。
尚、上記実施例は本発明を乾式複写機のスキャンモータ
に適用した場合であるが、これに限らず、プリンタのキ
ャリッジを駆動する駆動モータ等、一定回転、高速加減
速回転の選択を必要とする駆動モータ全般に適用するこ
とができる。
又、上記実施例では位置検出手段としてホール素子、ホ
ールICからなる位置検出素子34,35を用いるよう
にしたが、例えばスリット円板とフォトインクラブタと
の組合せからなる位置検出手段を用いるようにしてもよ
い。
[発明の効果] 本発明は以上説明した通りであるので次のような効果を
奏するものである。
請求項1記載の駆動モータによれば、ハイブリット永久
磁石ステッピングモータと同様の構成のステータ及びロ
ータを備え、且つ、そのロータの回転位置を検出してス
テータコイルの相数と同数の位置検出信号を出力する位
置検出手段を設けるようにしたので、−台で高精度の一
定速運転、高応答の高速加減速運転を選択的に行なわせ
ることができる。
請求項2記載の駆動モータの制御装置によれば、駆動モ
ータに、ステッピングモータとしてマイクロステップ運
転を行なわせる場合とステータコイルにその誘起電圧が
常に最大の期間に通電するブラシレスモータとして運転
を行なわせる場合とを切換える制御手段を設けるように
したので、駆動モータを最適状態に制御することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例であり、第1図はスキャンモー
タのロータの斜視図、第2図は一部切除して示す同スキ
ャンモータの斜視図、第3図は乾式複写機の斜視図、第
4図は同要部の断面図、第5図は原稿の平面図、第6図
は制御装置の電気的構成説明図、第7図及び第8図は作
用説明用の波形図である。 図面中、1は乾式複写機、5及び8は第1及び第2のキ
ャリッジ、18はスキャンモータ(駆動モータ)、24
はステータ、25はティース部、25aは小歯磁極、2
6はステータコイル、26AはA相コイル、26BはB
相コイル、27はロータ、29は第1のロータ部、29
aは小歯磁極、30は第2のロータ部、30aは小歯磁
極、31は永久磁石、34及び35は位置検出素子(位
置検出手段)、36は駆動回路、45はマイクロコンピ
ュータ(制御手段)を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数相のステータコイルが巻装されたテイース部に
    複数の小歯磁極が形成されてなるステータと、外周に多
    数の小歯磁極が形成されてN極に磁化された第1のロー
    タ部及び外周に該ロータ部の小歯磁極と1/2ピッチず
    れた多数の小歯磁極が形成されてS極に磁化された第2
    のロータ部を有するロータと、このロータの磁極数と同
    一周期で夫々位相の異なる前記ステータコイルの相数と
    同数の位置検出信号を出力する位置検出手段とを具備し
    てなる駆動モータ。 2、複数相のステータコイルが巻装されたテイース部に
    複数の小歯磁極が形成されてなるステータと、外周に多
    数の小歯磁極が形成されてN極に磁化された第1のロー
    タ部及び外周に該ロータ部の小歯磁極と1/2ピッチず
    れた多数の小歯磁極が形成されてS極に磁化された第2
    のロータ部を有するロータと、このロータの磁極数と同
    一周期で夫々位相の異なる前記ステータコイルの相数と
    同数の位置検出信号を出力する位置検出手段とを具備し
    てなる駆動モータにおいて、一定速回転が必要な場合に
    はステッピングモータとしてマイクロステップ運転を行
    なわせ、高速加減速回転が必要な場合には前記位置検出
    手段からの位置検出信号に基づいてステータコイルにそ
    の誘起電圧が常に最大になる範囲で通電するブラシレス
    モータとして運転を行なわせる制御手段を設けるように
    したことを特徴とする駆動モータの制御装置。
JP20718489A 1989-08-10 1989-08-10 複写機用スキャンモータの制御装置 Pending JPH0374199A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6943517B2 (en) 2002-10-31 2005-09-13 Sanyo Electronic Co., Ltd. Single phase motor driving circuit and single phase motor driving method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6943517B2 (en) 2002-10-31 2005-09-13 Sanyo Electronic Co., Ltd. Single phase motor driving circuit and single phase motor driving method
US7148643B2 (en) 2002-10-31 2006-12-12 Sanyo Electric Co., Ltd. Driving a single-phase motor

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