JPH0366779A - 熱硬化性粘着剤組成物 - Google Patents

熱硬化性粘着剤組成物

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JPH0366779A
JPH0366779A JP20218789A JP20218789A JPH0366779A JP H0366779 A JPH0366779 A JP H0366779A JP 20218789 A JP20218789 A JP 20218789A JP 20218789 A JP20218789 A JP 20218789A JP H0366779 A JPH0366779 A JP H0366779A
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JP
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group
adhesive
anhydride
unsaturated group
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JP20218789A
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English (en)
Inventor
Kazushi Shiina
椎名 員巳
Tsukasa Otsuki
大槻 司
Masato Yanagi
正人 柳
Shiyunichi Onikubo
俊一 鬼久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は1接合時には粘着性を有し、被着体に仮接着で
き1次に、加熱することにより硬化して強固な接着力を
示す、いわゆる粘接着剤として好適な熱硬化性粘着剤組
成物に関する。
(従来の技術) 従来から、熱硬化性粘着剤組成物としては、粘着性ポリ
マーに1反応性オリゴマーまたはモノマーを添加したも
のが知られている(特開昭53−118439号公報、
特公昭54−28877号公報、特公昭57−4210
5号公報、特公昭57−53830号公報など参照)。
しかしながら、これらの組成物では1反応性オリゴマー
またはモノマーを添加するため、凝集力が低下し、貼着
から加熱硬化までの間に、とりわけ加熱初期に、ずれや
剥離を生ずることが多く、硬化後に十分な接着力が得ら
れなかったり、硬化後の十分な接着力を得るために機械
的に仮止めを行なう必要があったりした。さらに、これ
らの組成物では、用いられる粘着性ポリマーが硬化性を
有さないため、硬化後、高温下では接着性が低下すると
いう欠点もあった。また、粘着性ポリマーに不飽和基や
官能基を導入することにより反応性を付与したものも知
られている(特公昭50−28970号公報、特公昭5
9−14508号公報など参照)が1反応性オリゴマー
やモノマーの添加が必要であり、凝集力の低下は避けら
れなかった。
一方、硬化前の粘着特性、とりわけ凝集力を改善するた
めに反応性オリゴマーやモノマーの添加量を減らすと、
硬化性が低くなり硬化後の接着力が低下する。このよう
に、加熱硬化前の粘着特性とりわけ凝集力と硬化後の接
着力との両方に十分優れた熱硬化性粘着剤Mi戒物は開
発されていなかった。
(発明が解決しようとする課B) 本発明は、従来の熱硬化性粘着剤組成物における上記の
ような問題点、即ち硬化前の粘着特性とりわけ凝集力と
硬化後の接着力とのバランスが悪いという欠点を改良し
、ポリマー自体が熱硬化性であるため、硬化前の粘着特
性および硬化後の接着力に十分優れた熱硬化性粘着剤組
成物を提供するものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、三級アミノ基を有するゴム状ポリマー(a)
、必要に応じて環状酸無水物(b)、およびエチレン性
不飽和基とエポキシ基またはアジリジニル基とを有する
モノマー(C)を反応させて得られる側鎖にエチレン性
不飽和基を有する樹脂(A)および熱ラジカル重合開始
剤(B)からなる熱硬化性粘着剤組成物である。
本発明において、三級アミノ基を有するゴム状ポリマー
(a)としては、三級アミノ基を有するアクリル樹脂が
あり、三級アミノ基を有するモノマーの単独重合体、こ
れらのモノマー同士の共重合体、これらのモノマーとア
ルキル(メタ)アクリレート、酢酸ビニル、プロピオン
酸ビニル、ビニルエーテルスチレン、 (メタ)アクリ
ロニトリルなどの他のモノマーとの共重合体などである
。三級アミノ基を有するモノマーとしては、ジエチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレート、ジメチルア逅ノブロビル(メ
タ)アクリルアミド、ビニルピロリドン、ビニルカプロ
ラクタム、ビニルカルバゾールクリスト、ビニルイミダ
ゾール、ジビニルエチレンユリアなどをあげることがで
きる。アルキル(メタ)アクリレートとしては、メチル
(メタ)アクリレート エチル(、メタ)アクリレート
、ブチル(メタ)アクリレート、2エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレートなど
のアルキル(メタ)アクリレートである。また、上記の
モノマーの他に、粘着性の改善や、三級ア貴ノ基ととも
に側鎖にエチレン性不飽和基を導入するための起点とす
る目的で。
水酸基、−級アミノ基、二級アミノ基などの官能基を有
するモノマーを用いることもできる。これらのモノマー
としては、2−ヒドロキシエチルCメタ)アクリレート
、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−
ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートなどのヒドロキ
シアルキル(メタ)アクリレート・や、  (N−アル
キル)アミノエチル(メタ)アクリレートなどがある。
本発明におい“C環状酸無水物(blとしては多価カル
ボン酸の分子内無水物であり、飽和または不飽和の脂肪
族多価カルボン酸無水物、脂環式多価カルボン酸無水物
、芳香族多価カルボン酸無水物など、あるいはこれらの
一部が飽和または不飽和の炭化水素基。
芳香環基、ハロゲン原子、複素環基なとで置換されたも
のがあり、これらの具体例としては、無水こはく酸、無
水フタル酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水グ
ルタル酸、無水ドデセニルこはく酸。
無水クロレンデソク酸、無水ピロメリット酸、無水トリ
メリソト酸、シクロペンタンテトラカルボン酸二無水物
、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルへキサヒドロ無水
フタル酸、テトラメチレン無水マレイン酸、テトラヒド
ロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、エ
ンドメチレンテトラヒドロ無水フタル酸、メチルエンド
メチレンテトラヒドロ無水フタル酸、5− (2,5−
,7オキソテトラヒドlコキシフリル)−3−メチル−
3−シクロヘキセン1.2−ジカルボン酸無水物、無水
メチルナジック酸、無水ベンゾフェノンテトラカルボン
酸、エチ1/ングリコールビス(アンヒドロトリメリテ
ート)。
グリセロールトリスくアンヒドロトリメリテート)など
がある。これらの中でも、架橋構造を作らないジカルボ
ン酸またはトリカルボン酸の無水物を用いることが好ま
しい。
本発明において、エチレン性不飽和基とエポキシ基また
はアジリジニル基とを有するモノマー(C)としては、
グリシジル(メタ)アクリレート、グ1ノシジルシンナ
メート、アリルグリシジルエーテル、ビニルシクロヘキ
センモノエポキサイド、1.3−ブタジェンモノエポキ
サイドなどのエポキシ基を有するもの、!(1−アジリ
ジニル)エチル(メタ)アクリレート、2−(1−アジ
リジニル)ブチル(メタ)アクリレート、2− (1−
アジリジニル)プロピル(メタ)アクリレートなどのア
ジリジニル基を有するものがあり、これらは飽和もしく
は不飽和の炭化水素基、芳香環基、ハロゲン原子、複素
環基なとで置換されていてもよい。
上記ゴム状ポリマー(a)、環状酸無水物(b)および
モルマー(c)を反応させ、側鎖にエチレン性不飽和基
を有する樹脂(A)が得られる。反応は、適当な溶媒の
存在下あるいは不存在下で行なう。この時、三級アミノ
基自体が反応の触媒として働くため、無触媒で反応が進
行するが2反応速度を上げるなどの理由で、N、N−ジ
メチルベンジルアごン、トリエチルアミン、トリブチル
アミン、N、N−ジエチルアニリン、  N、  N−
ジメチルアニリンなどの三級アミンなどを触媒として用
いることもできる。さらに、導入されるエチレン性不飽
和基をこの反応中、安定に保つために、ハイドロキノン
、ハイドロキノンモノメチルエーテル、 tert−ブ
チルカテコール、p−ベンゾキノンなどのラジカル重合
禁止剤を添加した状態で行なうことができる。
反応は、まず、ゴム状ポリマー(a)の三級アミノ基と
、モノマー(C)のエポキシ基またはアジリジニル基と
が反応し5次いで、この反応により生じた二級の水酸基
ま゛たはアミノ基と環状酸無水物(b)の酸無水物基と
が反応し、カルボキシル基を生じる。さらに、このカル
ボキシル基とモノマー(C)のエポキシ基またはアジリ
ジニル基とが反応して、水酸基またはアミノ基が生じ、
以下、順次、上記と同様の反応を進行させることができ
、ゴム状ポリマー(a)の量に対して反応させられる環
状酸無水物(b)およびモノマー(c)の量を調整する
ことにより、ゴム状ポリマー(a)に、所望する数のエ
チレン性不飽和基を所望の長さのやや長い側鎖を導入す
ることができる。
環状酸無水物(b)がジカルボン酸無水物である場合に
は、ゴム状ポリマー(a)の三級アくノ基1モルに対し
て環状酸無水物(b)  0〜9モル、およびモノマー
(c)  1〜10モルの割合で、また、環状酸無水物
(b)に対してモノマー(c)をほぼ1モル多くした割
合で反応させることが好ましい。環状酸無水物(b)が
トリカルボン酸である場合には、ゴム状ポリマー(a)
の三級ア湾ノ基1モルに対して環状酸無水物(b)0〜
9モルおよびモノマー(c)1〜19モルの割合で、ま
た、環状酸無水物(b)  nモルに対してモノマー(
c)をほぼr1+l〜2n+1モルの割合で反応させる
ことが好ましい。ゴム状ポリマー(a)の三級アミノ基
1モルに対して反応させられるモノマー(c)の量が1
モル未満の場合には、得られる樹脂(A)のエチレン性
不飽和基数が少なくなり、樹脂(A)に十分な反応性を
付与できなくなることがあり、逆に、環状酸無水物(b
)の量が9モルを超える場合には、未反応の環状酸無水
物(b)やモノマー(c)の残存、およびゴム状ポリマ
ー(a)に結合していない環状酸無水物(b)とモノマ
ー(c)との反応生成物の生成が多くなる傾向がある。
得られる樹脂(A)は。
1個以上の2通常複数個のエチレン性不飽和基を有する
やや長い側鎖を1個以上5通常複数個有するため、樹脂
(A)自体が十分な硬化性を有し1反応性オリゴマーや
モノマーを用いなくとも、硬化後に十分な接着力を示す
のである。しかも、エチレン性不飽和基を側鎖に有する
ため、ゴム状ポリマー(alが有する粘着特性、とりわ
け凝集力が維持され、得られる樹脂(A)は硬化前の粘
着特性に優れたものとなる。これらの結果、得られる樹
脂(A)は硬化前の粘着特性と硬化後の接着力とのバラ
ンスに十分優れたものとなる。
本発明において、熱ラジカル重合開始剤(B)としては
、ベンゾイルパーオキサイド、アセチルパーオキサイド
、メチルエチルケトンパーオキサイド。
ラウロイルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、
ジーter t−ブチルパーオキサイド、 tert−
ブチルヒドロパーオキサイド、クメンヒドロパーオキサ
イドなどの有機過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル
、アブビスバレロニトリルなどのアゾ系開始剤などが用
いられる。熱ラジカル重合開始剤(B)は。
樹脂(A)100重量部に対して通常0.1〜10重量
部、好ましくは0.5〜5重量部の割合で用いられる。
熱ラジカル重合開始剤(B)として有機過酸化物のうち
硬化速度の小さいものを用いる場合には。
トリブチルアξン、トリエチルアミン、ジメチル−p−
トルイジン、ジメチルアニリン、トリエタノ−ルアごン
、ジェタノールアニリンなどの三級アミン。
あるいはナフテン酸コバルト、オクトエ酸コバルト。
ナフテン酸マンガンなどの金属石けんを促進剤として用
いることができる。
硬化前の粘着特性を改善する。特に凝集力を高めるため
に1本発明の粘着組成物にさらにポリイソシアネートを
添加して、樹脂(A)を部分架橋させることができる。
この方法は主鎖のゴム状ポリマー(a)中に水酸基、−
・級ア5ノ基または二級?逅ノ基を有するときには特に
有効であゐ。このようなポリイソシアネートとしては(
水添)l・リレンジイソシアネート、(水添)4.4−
ジフェニルメタンジイソシアネーh、ヘキサメチレンジ
イソシアネートなどを用いることができる。
硬化後の接着力をさらに強固なものとするために。
本発明の粘着剤組成物にさらに(メタ)アクリロdル基
などのエチレン性不飽和基を有するモノマーやオリゴマ
ーを添加することができ4゜このようなモノマーやオリ
ゴマーとしては、スチレン、アルキル(メタ)アクリレ
ート、(メタ)アクリル酸、多価アルコールポリ (メ
タ)アクリレート、エポキシポリ (メタ)アクリレー
ト、オリゴエステルポリ (メタ)アクリレート、ポリ
ウレタンポリ (メタ)アクリレート、ジアリルフタレ
ート、ジアリルイソフタレー1・などの他、水酸基、−
級アミノ基、二級ア≧ノ基または三級ア藁ノ基を有する
低分子化合物、環状酸無水物、およびエチレン性不飽和
基とエポキシ基またはアジリジニル基とを有するモノマ
ーを反応させて得られる不飽和オリゴエステルまたは不
飽和オリゴアミドを用いることができる。これらのモノ
マーやオリゴマーの使用量は1本発明の粘着剤組成物の
全固形分に幻して60重量%以下である。60重量%を
超えると、硬化前の粘着特性、とりわけ凝集力が著しく
劣るようになる。
本発明の粘着剤組成物には、その性能を阻害L7ない範
囲で、必要に応じて顔料、染料、無機充填剤。
有機溶剤、銀粉、銅粉、ニッケル粉などの金属粉。
カーボンブラソク、グラファイト、キシレン樹脂やロジ
ン系樹脂などの粘着付与剤、シランカップリング剤など
を加えることができる。
本発明の粘着剤組成物は、シリコーン処理を施した紙や
布、ポリエチレンテレフタレートフィルムラミネート紙
などの低接着性の樹脂により加工を施した紙や布、金属
箔、プラスチックフィルムなどの剥離性の高いフィルム
、シートあるいはテープなどの上に塗工し、必要があれ
ば乾燥により有R溶剤を除去し、必要があれば裁断し1
両面または片面の粘着シートあるいはテープの形にされ
る。また、補強や衝撃緩和のために、レーヨン、ナイロ
ンなどの不織布や寒冷紗などの布類でライニングしたり
、これらの布類を芯材とL7てこれに本発明の粘着剤組
成物を含浸させて用いることもできる。
このようにして得られた両面粘着シートまたはテープは
、2つの同種または異種の被着体間に挟持され、その良
好な粘着性によっ”ζ仮接着した後、オーブンなどで加
熱することにより粘着剤Mi戒物が硬化され、被着体同
士を強固に接着させることができる。
また5片面粘着シートまたはテープは、その良好な粘着
性によって被着体に仮接着した後、必要があれば基材と
なっているシートまたはテープを!JjHさせ生じた粘
着面に他の被着体をさらに仮接着し、オーブンなどで加
熱することにより粘着剤組成物が硬化され1被着体に強
固に接着させることができる。加熱は9通常、100〜
150℃で5〜20分間程度行なわれる。
(実施例) 以下 実施例乙こより本発明を説明する。例中1部とは
重量部を1%とは重量%を、それぞれ表わす。
実施例1 ブチルアクリレート          86.4部酢
酸ビニル              6.8部ジメチ
ルアミノプロピルメタクリルアミド6.8部 アゾビスイソブチロニトリル      0.2部酢酸
エチル             233部80℃に加
熱した上記組成の混合物167部に′。
上記Mi戒の混合物167部を滴下し1滴下終了後12
時間加熱還流させ、冷却し、ハイドロキノン0゜05部
を添加し、三級アくノ基を有するゴム状ポリマーの溶液
(固形分30%)を得た。
得られた三級アくノ基を有するゴム状ポリマーの溶液2
60部、ヘキサヒドロ無水フタル酸9部、グリシジルメ
タクリレート13部4およびハイドロキノン0.3部を
混合し、80℃で12時間反応させた後、酢酸エチル5
1部を加え、やや長い側鎖にエチレン性不飽和基を有す
る樹脂の溶液(固形分30%)を得た。
得られたやや長い側鎖にエチレン性不飽和基を有する樹
脂の溶液100部およびベンゾイルパーオキサイド0.
3部を均一に混合し、シリコーン処理を施したポリエチ
レンテレフタレートフィルム上に乾燥後の厚さが30μ
mとなるように塗布し、60℃で3分間乾燥して粘着シ
ートを得た。
得られた粘着シートについて、熱硬化前の剥離接着力と
保持力、熱硬化後の剪断接着力の測定結果を表に示す、
なお、測定は次のようにして行なった。
■加熱硬化前の剥離接着力 得られた粘着シートの粘着面に厚さ50μmのポリエチ
レンテレフタレートシートを貼着し9幅25mmに切断
し9次にポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離さ
せ、生じた粘着面を紙やすり#280で研磨したステン
レススチール板(SUS304)に貼着し、30分間放
置した後、25℃、相対湿度65%の条件下、剥離速度
300mm/分でtSO度剥離剥離接着力定した。
■加熱硬化前の保持力 得られた粘着シートの粘着面に厚さ50μmのポリエチ
レンテレフタレートシートを貼着し1幅25m m 、
長さ100mmの大きさに切断し1次にポリエチレンテ
レフタレートフィルムを剥離させ、生じた粘着面のうち
、たて25mm、横25mmの部分を紙やすり#280
で研磨したステンレススチール板(SUS304)に貼
着し、40℃、荷重1kgで粘着シートがステンレスス
チール板より落下するまでの時間(秒)を測定した。
■加熱硬化後の剪断接着力 縦50mm、横IQmm、厚さ0.5 m mの2枚の
アルミニウム板それぞれの一端に、得られた粘着シート
を縦10mm、横10mmに切断したものの粘着面を貼
着し、ポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離させ
、生じた粘着面同士が重なるように貼着し、130℃で
10分間粘着剤を加熱硬化させた後、25℃、相対湿度
65%の条件下、引張り速度5mm/分で剪断強度を測
定した。
実施例2 ブチルアクリレート         80.0部酢酸
ビニル              6.7部ジメチル
アミノプロピルメタクリルアミド13.3部 アゾビスイソブチロニトリル      0.2部酢酸
エチル             233部上記組成の
混合物を実施例1と同様にして反応させ、三級アミノ基
を有するゴム状ポリマーの溶液(固形分30%)を得た
得られた三級アミノ基を有するゴム状ポリマーの溶液2
13部、ヘキサヒドロ無水フタル酸15部。
グリシジルメタクリレート21部、およびハイドロキノ
ン0.3部を混合し、実施例1と同様にして反応させた
後、酢酸エチル84部を加え、やや長い側鎖にエチレン
性不飽和基を有する樹脂の溶液(固形分30%)を得た
得られたやや長い側鎖にエチレン性不飽和基を有する樹
脂の溶液100部およびベンゾイルパーオキサイド0.
3部を均一に混合し、実施例1と同様にして粘着シート
を得、測定した結果を表に示す。
実施例3 ブチルアクリレ−)          88.0部ジ
メチルアミノエチルメタクリレート 12.0部アゾビ
スイソブチロニトリル      0.2部酢酸エチル
             233部上記組戒の混合物
を実施例Iと同様にして反応させ、三級ア湾ノ基を有す
るゴム状ポリマーの溶液(固形分30%)゛を得た。
得られた三級ア藁ノ基を有するゴム状ポリマーの溶液2
13部、ヘキサヒドロ無水フタル酸15部。
グリシジルメタクリレート21部、およびハイドロキノ
ン0.3部を混合し、実施例1と同様にして反応させた
後、酢酸エチル84部を加え、やや長い側鎖にエチレン
性不飽和基を有する樹脂の溶液(固形分30%)を得た
得られたやや長い側鎖にエチレン性不飽和基を有する樹
脂の溶液100部およびベンゾイルパーオキサイド0.
3部を均一に混合し、実施例1と同様にして粘着シート
を得、測定した結果を表に示す。
実施例4 ブチルアクリレ−)           94.0部
ジメチルアミノエチルメタクリレート  6.0部アゾ
ビスイソブチロニトリル      0.2部酢酸エチ
ル             233部上記組戒の混合
物を実施例1と同様にして反応させ、三級アミノ基を有
するゴム状ポリマーの溶液(固形分30%)を得た。
得られた三級アミノ基を有するゴム状ポリマーの溶液2
60部、ヘキサヒドロ無水フタル酸9部、グリシジルメ
タクリレート13部、およびハイドロキノン0.3部を
混合し、実施例1と同様にして反応させた後、酢酸エチ
ル51部を加え、やや長い側鎖にエチレン性不飽和基を
有する樹脂の溶液(固形分30%)を得た。
得られたやや長い側鎖にエチレン性不飽和基を有する樹
脂の熔*1oo部およびベンゾイルパーオキサイド0.
3部を均一に混合し、実施例1と同様にして粘着シート
を得、測定した結果を表に示す。
実施例5 ブチルアクリレート         79.1部酢酸
ビニル              6.6部ジエチル
アミノエチルメタクリレート 14.3部アゾビスイソ
ブヂロニトリル      0.2部酢酸エチル   
          233部上記組成の混合物を実施
例1と同様にして反応させ、三級アミノ基を有するゴム
状ポリマーの溶液(固形分30%)を得た。
得られた三級アミノ基を有するゴム状ポリマーの溶液2
13部、ヘキサヒドロ無水フタル酸15部。
グリシジルメタクリレート21部、およびハイドロキノ
ン0.3部を混合し、実施例1と同様にして反応させた
後、酢酸エチル84部を加え、やや長い側鎖にエチレン
性不飽和基を有する樹脂の溶液(固形分30%)を得た
得られたやや長い側鎖にエチレン性不飽和基を有する樹
脂の溶液100部およびベンゾイルパーオキサイド0.
3部を均一に混合し、実施例1と同様にして粘着シート
を得、測定した結果を表に示す。
実施例6 ブチルアクリレ−)           88.0部
酢酸ビニル              5.5部ジメ
チルアξノエチルメタクリレート  1.3部2−ヒド
ロキシエチルメタクリレ・−ト  5.21アゾビスイ
ソブチロニトリル      0.2部酢酸エチル  
           233部上記紐威の混合物を実
施例1と同様にして反応させ、三級アミノ基および水酸
基を有するゴム状ポリマーの溶液(固形分30%)を得
た。
得られた三級アミノ基および水酸基を有するゴム状ポリ
マーの溶液237部、ヘキサヒドロ無水フタル酸15部
、グリシジルメタクリレート14部、およびハイドロキ
ノン0.3部を混合し、実施例1と同様にして反応させ
た後、酢酸エチル67部を加えやや長い側鎖にエチレン
性不飽和基を有する樹脂の溶液(固形分30%)を得た
得られたやや長い側鎖にエチレン性不飽和基を有する樹
脂の溶液100部およびベンゾイルパーオキサイド0.
3部を均一に混合し、実施例1と同様にして粘着シート
を得、測定した結果を表に示す。
(以下空白) [発明の効果] 本発明の粘着剤組成物は、ポリマー自体が熱硬化性を持
ち6表に示されたように硬化前の剥離接着力が1500
g/25m、m以上、保持力が600秒以上であり、さ
らに硬化後の剪断接着力が30kg/cm”以上となり
、硬化前の粘着特性、硬化後の接着力ともに優れている
このように2本発明により、接合時には、粘着性が高く
1被着体に仮接着でき2機械的な仮止めが不必要であり
、硬化後には強固な接着力を示し、硬化前の粘着特性と
硬化後の接着力とのバランスに優れた熱硬化性粘着剤組
成物が得られるようになった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、三級アミノ基を有するゴム状ポリマー(a)、必要
    に応じて環状酸無水物(b)、およびエチレン性不飽和
    基とエポキシ基またはアジリジニル基とを有するモノマ
    ー(c)を反応させて得られる側鎖にエチレン性不飽和
    基を有する樹脂(A)および熱ラジカル重合開始剤(B
    )からなる熱硬化性粘着剤組成物。
JP20218789A 1989-08-03 1989-08-03 熱硬化性粘着剤組成物 Pending JPH0366779A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11602626B2 (en) 2013-03-13 2023-03-14 Carefusion 303, Inc. Needleless connector with compressible valve
US11730944B2 (en) 2013-03-14 2023-08-22 Carefusion 303, Inc. Needleless connector with support member

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