JPH01188508A - 熱硬化性粘着剤組成物 - Google Patents

熱硬化性粘着剤組成物

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JPH01188508A
JPH01188508A JP1224688A JP1224688A JPH01188508A JP H01188508 A JPH01188508 A JP H01188508A JP 1224688 A JP1224688 A JP 1224688A JP 1224688 A JP1224688 A JP 1224688A JP H01188508 A JPH01188508 A JP H01188508A
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椎名 員巳
Tsukasa Otsuki
大槻 司
Makio Sugai
菅井 牧雄
Masato Yanagi
正人 柳
Shiyunichi Onikubo
俊一 鬼久保
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、接合時には粘着性を有し、被着体に仮接着で
き1次に、加熱することにより硬化して強固な接着力を
示す、いわゆる粘接着剤として好適な熱硬化性粘着剤組
成物に関する。
(従来の技術) 従来から、熱硬化性粘着剤組成物としては、粘着性ポリ
マーに1反応性オリゴマーまたはモノマーを添加したも
のが知られている(特開昭53−118439号公報、
特公昭54−28877号公報、特公昭57−4210
5号公報、特公昭57−53830号公報など参照)。
しかしながら、これらの組成物では2反応性オリゴマー
またはモノマーを添加するため、凝集力が低下し、貼着
から加熱硬化までの間に、とりわけ加熱初期に、ずれや
剥離を生ずることが多く、硬化後に十分な接着力が得ら
れなかったり、硬化後の十分な接着力を得るために機械
的に仮止めを行なう必要があったりした。さらに、これ
らの組成物では、用いられる粘着性ポリマーが硬化性を
有さないため、硬化後、高温下では接着性が低下すると
いう欠点もあった。また、粘着性ポリマーに不飽和基や
官能基を導入することにより反応性を付与したものも知
られている(特公昭5o−28970号公報、特公昭5
9−14508号公報など参照)が3反応性オリゴマー
やモノマーの添加が必要であり、凝集力の低下は避けら
れなかった。
一方、硬化前の粘着特性、とりわけ凝集力を改善するた
めに反応性オリゴマーや千ツマ−の添加量を減らすと、
硬化性が低くなり硬化後の接着力が低下する。このよう
に、加熱硬化前の粘着特性とりわけ凝集力と硬化後の接
着力との両方に十分価れた熱硬化性粘着剤組成物は開発
されていなかった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、従来の熱硬化性粘着剤組成物における上記の
ような問題点、即ち硬化前の粘着特性とりわけ凝集力と
硬化後の接着力とのバランスが悪いという欠点を改良し
、ポリマー自体が熱硬化性であるため、硬化前の粘着特
性および硬化後の接着力に十分価れた熱硬化性粘着剤組
成物を提供するものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、水酸基、一級アミノ基または二級アミノ基を
有するゴム状ポリマー(a)、環状酸無水物(b)。
およびエチレン性不飽和基とエポキシ基またはアジリジ
ニル基とを有するモノマー(c)を反応させて得られる
側鎖にエチレン性不飽和基を有する樹脂(A)および熱
ラジカル重合開始剤(B)からなる熱硬化性粘着剤組成
物である。
本発明において、水酸基、または二級アミノ基を有する
ゴム状ポリマー+alとしては、水酸基、一級アミノ基
または二級アミノ基を有するアクリル樹脂の他、ポリ酢
酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体などの酢酸ビニル系重合体のけん
化物を用いることができる。
水酸基、一級アミノ基または二級アミノ基を有するアク
リル樹脂としては、水酸基、一級アミノ基または二級ア
ミノ基を有するモノマーの単独重合体。
これらのモノマー同士の共重合体、これらのモノマーと
アルキル(メタ)アクリレート、酢酸ビニル。
プロピオン酸ビニル、ビニルエーテル、スチレン。
(メタ)アクリロニトリルなどの他の千ツマ−との共重
合体などである。水酸基を有するモノマーとしては、2
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート。
2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、N−メ
チロールアクリルアミド、アリルアルコールなどがあり
、一級アミノ基または二級アミノ基を有するモノマーと
しては、アミノエチル(メタ)アクリレート N−メチ
ルアミノエチル(メタ)アクリレート、N−エチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレートなどをあげることができ
る。アルキル(メタ)アクリレートとしては、メチル(
メタ)アクリレート。
=3− エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレ
ート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソ
オクチル(メタ)アクリレートなどのアルキル(メタ)
アクリレートである。
本発明において環状酸無水物(b)としては多価カルボ
ン酸の分子内無水物であり、飽和または不飽和の脂肪族
多価カルボン酸無水物、脂環式多価カルボン酸無水物、
芳香族多価カルボン酸無水物など、あるいはこれらの一
部が飽和または不飽和の炭化水素基。
芳香環基、ハロゲン原子、複素環基などで置換されたも
のがあり、これらの具体例としては、無水こはく酸、無
水フタル酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水グ
ルタル酸、無水ドデセニルこはく酸。
無水クロレンデソク酸、無水ピロメリット酸、無水トリ
メリット酸、シクロペンタンテトラカルボンニ無水物、
ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルへキサヒドロ無水フ
タル酸、テトラメチレン無水マレイン酸、テトラヒドロ
無水フタル酸、メチルテトラ無水フタル酸、エンドメチ
レンテトラヒドロ無水フタル酸、メチルエンドメチレン
テトラヒドロ無水フタル酸、5−(2,5−ジオキソテ
トラヒドロキシフリル)−3−メチル−3−シクロヘキ
セン−1,2−ジカルボン酸無水物、無水メチルナジッ
ク酸、無水ベンゾフェノンテトラカルボン酸、エチレン
グリコールビス(アンヒドロトリメリテート)、グリセ
ロールトリス(アンヒドロトリメリテート)などがある
。これらの中でも、架橋構造を作らないジカルボン酸ま
たはトリカルボン酸の無水物を用いることが好ましい。
本発明において、エチレン性不飽和基とエポキシ基また
はアジリジニル基とを有するモルマー(C)としては、
グリシジル(メタ)アクリレート、グリシジルシンナメ
ート、アリルグリシジルエーテル、ビニルシクロヘキサ
ンモノエポキサイド、1.3−ブタジェンモノエポキサ
イドなどのエポキシ基を有するもの、2−(1−アジリ
ジニル)エチル(メタ)アクリレート、2− (1−ア
ジリジニル)ブチル(メタ)アクリレ−!”+  2−
 (1−アジリジニル)プロピル(メタ)アクリレート
などのアジリジニル基を有するものがあり、これらは飽
和もしくは不飽和の炭化水素基、芳香環基、ハロゲン原
子、複素環基などで置換されていてもよい。
上記ゴム状ポリマー(a)、環状酸無水物(blおよび
モルマー(clを反応させ、側鎖にエチレン性不飽和基
を有する樹脂(A>が得られる。反応は、適当な溶媒の
存在下あるいは不存在下、N、N−ジメチルヘンシルア
ミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン。
N、N−ジエチルアニリン、N、N−ジメチルアニリン
などの三級アミンなどを触媒として用い、ハイドロキノ
ン2ハイドロキノンモノメチルエーテル。
tert−ブチルカテコール、p−ベンゾキノンなどの
ラジカル重合禁止剤を添加した状態で行なうことができ
る。ゴム状ポリマー(a)の水酸基、一級アミノ基また
は二級アミノ基と、環状酸無水物(b)の酸無水物基と
が先ず優先的に反応し2次いで、この反応により生じた
カルボキシル基とモノマー(c)のエポキシ基またはア
ジリジニル基とが反応し、二級の水酸基またはアミノ基
を生じる。さらに、生じた水酸基またはアミノ基と環状
酸無水物(blの酸無水物基とが反応するというように
、以下、順次、上記と同様の反応を進行させることがで
き、ゴム状ポリマー(alO量に対して反応させられる
環状酸無水物fblおよびモノマー(C)の量を調整す
ることにより、ゴム状ポリマー(alに、所望する数の
エチレン性不飽和基を有する所望の長さのやや長い側鎖
を導入することができる。環状酸無水物fblがジカル
ボン酸無水物である場合には。
ゴム状ポリマーfa)の水酸基2一級アミン基および二
級アミノ基1モルに対して環状酸無水物(b)1〜10
モル、およびモノマー(c)1〜10モルの割合で、ま
た、環状酸無水物(blとモノマー(C)とはほぼ等モ
ルの割合で反応させることが好ましい。環状酸無水物t
b+がトリカルボン酸無水物である場合には、ゴム状ポ
リマー+a)の水酸基、一級アミノ基および二級アミノ
基1モルに対して環状酸無水物(b)1〜10モルおよ
割合で反応させることが好ましい。ゴム状ポリマー(a
lの水酸基、一級アミノ基および二級アミノ基1モルに
対して反応させられる環状酸無水物fblの量が1モル
未満の場合には、得られる樹脂(A)のエチレン性不飽
和基数が少なくなり、樹脂(A)に十分な反応性を付与
できなくなることがあり、10モルを超える場合には、
未反応の環状酸無水物(blやモノマー(C)の残存、
およびゴム状ポリマー(alに結合していない、環状酸
無水物(blとモノマーfclとの反応生成物の生成が
多くなる傾向がある。得られる樹脂(A>は、1個以上
の9通常複数個のエチレン性不飽和基を有するやや長い
側鎖を1個以上9通常複数個有するため、樹脂(A)自
体が十分な硬化性を有し1反応性オリゴマーやモノマー
を用いなくとも、硬化後に十分な接着力を示すのである
。しかも、エチレン性不飽和基を側鎖に有するため、ゴ
ム状ポリマー+a)が有する粘着特性、とりわけ凝集力
が維持され、得られる樹脂(A)は硬化前の粘着特性に
優れたものとなる。これらの結果、得られる樹脂(A)
は硬化前の粘着特性と硬化後の接着力とのバランスに十
分価れたものとなる。
本発明において、熱ラジカル重合開始剤(B)としては
、ベンゾイルパーオキサイド、アセチルパーオキサイド
、メチルエチルケトンパーオキサイド。
ラウロイルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、
ジーter t−ブチルパーオキサイド、 tert−
ブチルヒドロパーオキサイド、クメンヒドロパーオキサ
イドなどの有機過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル
、アブビスバレロニトリルなどのアブ系開始剤などが用
いられる。熱ラジカル重合開始剤(B)は。
樹脂(A)100重量部に対して通常0.1〜10重量
部、好ましくは0.5〜5重量部の割合で用いられる。
熱ラジカル重合開始剤(B)として有機過酸化物のうち
硬化速度の小さいものを用いる場合には。
トリブチルアミン、トリエチルアミン、ジメチル−p−
トルイジン、ジメチルアニリン、トリエタノールアミン
、ジェタノールアニリンなどの三級アミン。
あるいはナフテン酸コバルト、オクトエ酸コバルト。
ナフテン酸マンガンなどの金属石けんを促進剤として用
いることができる。
硬化後の接着力をさらに強固なものとするために。
本発明の粘着剤組成物にさらに(メタ)アクリロイル基
などのエチレン性不飽和基を有するモノマーやオリゴマ
ーを添加することができる。このようなモノマーやオリ
ゴマーとしては、スチレン、アルキル(メタ)アクリレ
ート、 (メタ)アクリル酸、多価アルコールポリ (
メタ)アクリレート、エポキシポリ (メタ)アクリレ
ート、オリゴエステルポリ (メタ)アクリレート、ポ
リウレタンポリ (メタ)アクリレート、ジアリルフタ
レート、ジアリルイソフタレートなどの他、水酸基、一
級アミノ基または二級アミノ基を有する低分子化合物、
環状酸無水物、およびエチレン性不飽和基とエポキシ基
またはアジリジニル基とを有するモノマーを反応させて
得られる不飽和オリゴエステルまたは不飽和オリゴアミ
ドを用いることができる。これらのモノマーやオリゴマ
ーの使用量は1本発明の粘着剤組成物の全固形分に対し
て60重量%以下である。60重量%を超えると、硬化
前の粘着特性、とりわけ凝集力が著しく劣るようになる
本発明の粘着剤組成物には、その性能を阻害しない範囲
で、必要に応じて顔料2染料、無機充填剤。
有機溶剤、銀粉、銅粉、ニッケル粉などの金属粉。
カーボンブラック、グラファイト、キシレン樹脂やロジ
ン系樹脂などの粘着付与剤、シランカップリング剤など
を加えることができる。
本発明の粘着剤組成物は、シリコーン処理を施した紙や
布、ポリエチレンテレフタレートフィルムラミネート紙
などの低接着性の樹脂により加工を施した紙や布、金属
箔、プラスチックフィルムなどの剥離性の高いフィルム
、シートあるいはテープなどの上に塗工し、必要があれ
ば乾燥により有機溶剤を除去し、必要があれば裁断し2
両面または片面の粘着シートあるいはテープの形にされ
る。また、補強や衝撃緩和のために、レーヨン、ナイロ
ンなどの不織布や寒冷紗などの布類でライニングしたり
、これらの布類を芯材としてこれに本発明の粘着剤組成
物を含浸させて用いることもできる。
このようにして得られた両面粘着シートまたはテープは
、2つの同種または異種の被着体間に挟持され、その良
好な粘着性によって仮接着した後、オーブンなどで加熱
することにより粘着剤組成物が硬化され、被着体同士を
強固に接着させることができる。
また3片面粘着シートまたはテープは、その良好な粘着
性によって被着体に仮接着した後、必要があれば基材と
なっているシートまたはテープを剥離させ生じた粘着面
に他の被着体をさらに仮接着し、オーブンなどで加熱す
ることにより粘着剤組成物が硬化され、被着体に強固に
接着させることができる。加熱は2通常、100〜15
0℃で5〜20分間程度行なわれる。
(実 施 例) 以下、実施例により本発明を説明する。例中1部とは重
量部を2%とは重量%を、それぞれ表わす。
実施例1 ブチルアクリレート            88部酢
酸ビニル               5.6部2−
ヒドロキシエチルメタアクリレート  6.2部アブビ
スイソブチロニトリル      0.15部酢酸エチ
ル              122部80 ’cに
加熱した上記組成の混合物111部に。
上記組成の混合物111部を滴下し9滴下終了後。
12時間加熱還流させ、冷却し、ハイドロキノン0゜0
5部を添加し、水酸基を有するゴム状ポリマーの溶剤溶
液(固形分45%)を得た。
得られた水酸基を有するゴム状ポリマーの溶剤溶液16
4.5部、無水こはく酸11部、グリシジルメタアクリ
レート15部、N、N−ジメチルヘンシルアミン0.5
部およびハイドロキノン0.3部を混合し。
80℃で12時間反応させた後、酢酸エチル60部を加
え、やや長い側鎖にエチレン性不飽和基を有する樹脂の
溶剤溶液(固形分40%)を得た。
得られたやや長い側鎖にエチレン性不飽和基を有する樹
脂の溶剤溶液250部およびペンジイルパーオキサイド
2部を均一に混合し、シリコーン処理を施したポリエチ
レンテレフタレートフィルム上に乾燥後の厚さが30μ
mとなるように塗布し160°Cで3分間乾燥して粘着
シートを得た。
得られた粘着シートについて、加熱硬化前の剥離接着力
、加熱硬化後の剪断接着力を測定した結果を表に示す。
なお、測定は次のようにして行なった。
■加熱硬化前の剥離接着力 得られた粘着シートの粘着面に厚さ50μmのポリエチ
レンテレフタレートシートを貼着し1幅25mmに切断
し1次にポリエチレンテレツクレートフィルムを剥離さ
せ、生した粘着面を紙やすり#280で研磨したステン
レス板(SLI3304)に貼着し、30分間放置した
後、25°C2相対湿度65%の条件下、剥離速度30
0mm/分で180°剥離接着力を測定した。剥離接着
力が1500g/25mm以上あるものを合格とした。
■加熱硬化後の剪断接着力 たて10mm、横IQmm、厚さ0.5mmの2枚のア
ルミニウム板それぞれに、得られた粘着シートをたて1
0mm横lQmmに切断したちの1枚ずつの粘着面を貼
着し、ポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離させ
、生した粘着面同士が重なるように貼着し2表に示す温
度で10分間粘着剤を加熱硬化させた後、25°C2相
対湿度65%の条件下、引張り速度5mm/分で剪断強
度を測定した。剪断強度が35kg/cJ以上あるもの
を合格した。
実施例2 実施例1において得られた水酸基を有するゴム状ポリマ
ーの溶剤溶液122部、無水フタル酸23部。
グリシジルメタアクリレート22部、N、N−ジメシル
ヘンジルアミン0.5部およびハイドロキノン0゜3部
を混合し、80℃で12時間反応させた後、酢酸エチル
83部を加え、やや長い側鎖にエチレン性不飽和基を有
する樹脂の溶剤溶液(固形分40%)を得た。
得られたやや長い側鎖にエチレン性不飽和基を有する樹
脂の溶剤溶液250部およびアブビスイソブチロニトリ
ル2部を均一に混合し、実施例1と同様にして、粘着シ
ートを得、測定した結果を表に示す。
実施例3 実施例1において得られた水酸基を有するゴム状ポリマ
ーの溶剤溶液158部、テトラヒドロ無水フタル6M1
5部、グリシジルメタアクリレート14部。
N、N−ジメチルヘンシルアミン0.5部およびハイド
ロキノン0.3部を混合し、80°Cで12時間反応さ
せた後、酢酸エチル63部を加え、やや長い側鎖にエチ
レン性不飽和基を存する樹脂の溶剤溶液(固形分40%
)を得た。
得られたやや長い側鎖にエチレン性不飽和基を有する樹
脂の溶剤溶液250部およびヘンシイルバーオキサイド
2部を均一に混合し、実施例1と同様にして、粘着シー
トを得、測定した結果を表に示す。
実施例4 80°Cに加熱した酢酸エチル150部およびヘンヅイ
ルパーオギサイド0.3部に、ブチルアクリレート70
部、酢酸ビニル25部および2−ヒドロキシプロピルメ
タアクリレート5部を滴下により加え。
12時間加熱還流させた。なお、加熱還流の途中でヘン
シイルバーオキサイド0.3部を添加した。加熱還流後
、冷却し、ハイドロキノン0.05部を加え。
水酸基を有するゴム状ポリマーの溶剤溶液(固形分40
%)を得た。
得られた水酸基を有するゴム状ポリマーの溶剤溶液15
5部、ヘキサヒドロ無水フタル酸20部、グリシジルメ
タアクリレート18部、N、N−ジメチルヘンシルアミ
ン0.5部およびハイドロキノン0.3部を混合し、8
0°Cで12時間反応させた後、酢酸エチル57部を加
えて、やや長い側鎖にエチレン性不飽和基を有する樹脂
の溶剤溶液(固形分40%)を得た。
得られたやや長い側鎖にエチレン性不飽和基を存する樹
脂の溶剤溶液250部およびヘンシイルバーオキサイド
2部を均一に混合し、実施例1と同様にして、粘着シー
トを得、測定した結果を表に示す。
実施例5 実施例1において得られたやや長い側鎖にエチレン性不
飽和基を有する樹脂の溶剤溶液187.5部。
エポキシアクリレート「リポキシ5PI509J(昭和
高分子■製、商品名)25部およびヘンシイルバーオキ
サイド5部を均一に混合し、実施例1と同様にして、粘
着シートを得、測定した結果を表に示す。
比較例1 80°Cに加熱した酢酸エチル150部、ヘンヅイルバ
ーオキザイド0.3部およびラウリルメルカプタン0.
1部に、2−エチルへキシルアクリレート50部2酢酸
ビニル46部およびアクリル酸4部を滴下により加え、
12時間加熱還流させた。なお、加熱還流の途中でヘン
シイルバーオキサイド0.15部を添加した。加熱還流
後、冷却し、ハイドロキノン0゜05部を加え、カルボ
キシル基を有するゴム状ポリマーの溶剤溶液(固形分4
0%)を得た。
得られたカルボキシル基を有するゴム状ポリマーの溶剤
溶液234部、グリシジルメタアクリレート6.4部、
N、N−ジメチルヘンシルアミン5部、およびハイドロ
キノン0.07部を混合し、80’cで12時間反応さ
せた後、酢酸エチル46部を加え、短い側鎖にエチレン
性不飽和基1個を有する樹脂の溶剤溶液(固形分35%
)を得た。
得られた短い側鎖にエチレン性不飽和基1個を有する樹
脂のl容剤?容液250部およびヘンシイルバーオキサ
イド5部を均一に混合し、実施例1と同様にして、粘着
シートを得、測定した結果を表に示す。
比較例2 エチレングリコール6.5部、無水こはく酸38.5部
、グリシジルメタアクリレート55部、N、N−ジメチ
ルベンジルアミン1部およびハイドロキノン0.3部を
混合し、100℃で4時間反応させ、不飽和オリゴエス
テルを得た。
得られた不飽和オリゴエステル27部、実施例1におい
て得られた水酸基を有するゴム状ポリマーの溶剤溶液1
62部およびヘンシイルバーオキサイド2部を均一に混
合し、実施例1と同様にして、粘着シートを得、測定し
た結果を表に示す。
比較例3 実施例1において得られた水酸基を有するゴム状ポリマ
ーの溶剤溶液167部、「リポキシ5P1509J25
部およびベンゾイルパーオキサイド2部を均一に混合し
、実施例1と同様にして、粘着シートを得、測定した結
果を表に示す。
(以下、余白) 〔発明の効果〕 本発明の粘着剤組成物は、ポリマー自体が熱硬化性を持
ち2表に示されたように硬化前の剥離接着力が1500
g/25mm以上、硬化後の剪断接着力が35kg/c
a1以上とともに優れており、従来の不飽和基を有する
ポリマーを含むものより硬化後の接着力において、また
、従来の非反応性ポリマーおよび反応性オリゴマーまた
は七ツマ−からなるものより硬化前の粘着特性において
優れている。
このように1本発明により、接合時には、粘着性が高く
、被着体に仮接着でき1機械的な仮止めが不必要であり
、硬化後には強固な接着力を示し、硬化前の粘着特性と
りわけ凝集力と硬化後の接着力とのバランスに優れた熱
硬化性粘着剤組成物が得られるようになった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、水酸基、一級アミノ基または二級アミノ基を有する
    ゴム状ポリマー(a)、環状酸無水物(b)、およびエ
    チレン性不飽和基とエポキシ基またはアジリジニル基と
    を有するモノマー(c)を反応させて得られる側鎖にエ
    チレン性不飽和基を有する樹脂(A)および熱ラジカル
    重合開始剤(B)からなる熱硬化性粘着剤組成物。
JP1224688A 1988-01-22 1988-01-22 熱硬化性粘着剤組成物 Expired - Fee Related JPH0794643B2 (ja)

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