JPH036552Y2 - - Google Patents

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JPH036552Y2
JPH036552Y2 JP1983165598U JP16559883U JPH036552Y2 JP H036552 Y2 JPH036552 Y2 JP H036552Y2 JP 1983165598 U JP1983165598 U JP 1983165598U JP 16559883 U JP16559883 U JP 16559883U JP H036552 Y2 JPH036552 Y2 JP H036552Y2
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JP
Japan
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frame
pair
fuel tank
tubes
frame parts
Prior art date
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Application number
JP1983165598U
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English (en)
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JPS6072368U (ja
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Publication of JPH036552Y2 publication Critical patent/JPH036552Y2/ja
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  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は不整地走行用四輪車のフレーム構造に
関する。
第1図は不整地走行用四輪車におけるフレーム
構造を示すものである。第1図に示す如く、フレ
ーム1の一対のアツパーチユーブ(アツパーフレ
ーム)2,3は互いに間隔を隔てて平行状に配設
されており、これらのアツパーチユーブ2,3の
前方部分4aの上方にフユーエルタンク5が跨つ
た状態で配置され、その後方部分4bは座席の支
持部となされている。このような従来のフレーム
構造では、フユーエルタンク5の下方配管である
左右一対のアツパーチユーブ2,3間に距離があ
るため、第2図に明示するように、フユーエルタ
ンク5の下面中央に形成すべき凹部7すなわちア
ツパーチユーブ2,3に対する逃げ部を大きくと
らなければならない。そのため、フユーエルタン
ク5の容量を充分大きくとれないという不都合が
あつた。なおフユーエルタンク5の外形寸法を大
きくすれば充分な容量を得ることができるが、こ
の場合にはフユーエルタンク5が大型化してライ
デイングポジシヨンが悪くなり、デザイン上等の
点で好ましくない。
また、上述の従来のフレーム構造においては、
フレーム1の強度及び剛性を充分なものとするた
めに上記一対のアツパーチユーブ2,3間に連結
ブリツジチユーブ8を設けるようにしているた
め、重量が重くなる上に、フレーム1の部品点数
の増大によりコスト高になつているのが実状であ
る。
本考案は上述の如き実状に鑑みて考案されたも
のであつて、本考案の目的はフユーエルタンクの
外形寸法を大きくすることなく充分な容量を得る
ことができ、しかも特別な補強部材を用いること
なしに充分な強度を有するような構成の自動車の
フレーム構造を提供することにある。
本考案は、互いに平行なフレーム部が形成され
るように一本のフレーム部材を曲げ返してその両
端を離間状態で車軸受け部材に結合することによ
りアツパーフレームを構成すると共に、前記アツ
パーフレームのうち、フユーエルタンクの下面中
央の凹部内に配置される一対のフレーム部を互い
に平行状に近接させた状態の下で溶接にて結合
し、前記一対のフレーム部から後方に向けて離間
された一対のフレーム部を座席支持部としてい
る。
以下、本考案を不整地走行車両のフレーム構造
に適用した一実施例に付き第3図及び第4図を参
照して説明する。なお第3図及び第4図において
第1図と共通する部分には共通の符号を付してそ
の説明を省略する。
本実施例では、第3図及び第4図に示すよう
に、互いに平行なフレーム部が形成されるように
一本のフレーム部材を曲げ返して成るアツパーフ
レームAが用いられ、このアツパーフレームAの
平行部を構成するアツパーチユーブ2,3の前方
部分4aが互いに平行状に近接配置されており、
前方部分4aにおいてこれら一対のアツパーチユ
ーブ2,3が互いに溶接により結合されている。
なおこれらの図において、10は溶接部を示して
いる。
そして、上記アツパーチユーブ2,3は前方部
分4aから前方に向けて徐々に開かれ、互いに離
間されたアツパーチユーブ2,3の前端が車軸受
け部材11に結合され、前方から見てほぼ三角形
状に構成されている。また、上記アツパーチユー
ブ2,3は前方部分4aから後方に向けて徐々に
開かれ、その後方部分4bにおいては互いに所定
距離を隔てて、離間されている。
しかして、アツパーチユーブ2,3の前方部分
4aはタンクレール部となされ、その上方箇所に
はフユーエルタンク5が跨つた状態で配設され
る。即ち、フユーエルタンク5の下面中央に設け
られた凹部7内にアツパーチユーブ2,3の前方
部分4aが収納配置された状態となされる。また
アツパーチユーブ2,3の後方部分4bは座席支
持部となされ、その上部に図外の座席が取付けら
れる。
フレーム1を上述の如き構成とした場合前方部
分4aにおいてアツパーチユーブ2,3が互いに
近接配置されているので、フユーエルタンク5の
下部中央に逃げ部として形成すべき凹部7の占め
る空間を小さく抑えることが可能となる。その結
果、ライデイングポジシヨンを良好としかつデザ
イン性向上のためフユーエルタンク5の外形寸法
を比較的小さく構成したとしても、フユーエルタ
ンク5の内部容量を充分にとることができる。そ
の上、タンクレール部と座席支持部とを同一の一
体成形部材であるアツパーチユーブ2,3にて構
成しており、従来の如き連結ブリツジチユーブを
使わずに済み、従つてフレーム1の軽量化及び低
コスト化を図ることができる。
以上、本考案を一実施例に付き述べたが、本考
案は既述の実施例に限定されるものではなく、本
考案の技術的思想に基いて各種の変形及び変更が
可能である。
以上の如く本考案のフレーム構造によれば、フ
ユーエルタンクの下面中央の凹部部内に配置され
る一対のフレーム部を互いに平行状に近接させた
状態となすようにしているので、上記凹部の占め
る空間を従来の場合より小さくすることが可能と
なる。このため、ライデイングポジシヨンを良好
にしかつデザイン性を損なわないようにフユーエ
ルタンクの外形寸法を小型かつスリムに構成して
も、その内部容量を充分大きくとることができ
る。
また、一本のフレーム部材を曲げ返して成るア
ツパーフレームのうち、フユーエルタンクに対応
する一対のフレーム部(タンクレール)を互いに
溶接にて結合すると共に、その後方部においては
一対のフレーム部を離間させて座席支持部(シー
トレール部)としているため、一本のフレーム部
材より成る一体成形品としての強度及び剛性を充
分に有し、連結ブリツジチユーブ等の特別な補助
部材を使用せずに済むため、フレームの部品点数
の削減、軽量化及び低コスト化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は不整地走行車両における従
来のフレーム構造を示すものであつて、第1図は
フレームの斜視図、第2図は第1図における−
線拡大断面図、第3図及び第4図は本考案を不
整地走行車両のフレーム構造に適用した一実施例
を示すものであつて、第3図はフレームの斜視
図、第4図は第3図における−線拡大断面図
である。 1……フレーム、2,3……アツパーチユー
ブ、4a……タンクレール部としての前方部分、
4b……座席支持部としての後方部分、5……フ
ユーエルタンク、10……溶接部、11……車軸
受け部材、A……アツパーフレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに平行なフレーム部が形成されるように一
    本のフレーム部材を曲げ返してその両端を離間状
    態で車軸受け部材に結合することによりアツパー
    フレームを構成すると共に、前記アツパーフレー
    ムのうち、フユーエルタンクの下面中央の凹部内
    に配置される一対のフレーム部を互いに平行状に
    近接させた状態の下で溶接にて結合し、前記一対
    のフレーム部から後方に向けて離間された一対の
    フレーム部を座席支持部としたことを特徴とする
    不整地走行用四輪車のフレーム構造。
JP16559883U 1983-10-26 1983-10-26 不整地走行用四輪車のフレーム構造 Granted JPS6072368U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16559883U JPS6072368U (ja) 1983-10-26 1983-10-26 不整地走行用四輪車のフレーム構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16559883U JPS6072368U (ja) 1983-10-26 1983-10-26 不整地走行用四輪車のフレーム構造

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Publication Number Publication Date
JPS6072368U JPS6072368U (ja) 1985-05-22
JPH036552Y2 true JPH036552Y2 (ja) 1991-02-19

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ID=30362757

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JP16559883U Granted JPS6072368U (ja) 1983-10-26 1983-10-26 不整地走行用四輪車のフレーム構造

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JP (1) JPS6072368U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588478A (ja) * 1981-07-06 1983-01-18 ブル−ス・デイ・オムホルト 自動2輪車
JPS5818888B2 (ja) * 1974-05-14 1983-04-15 株式会社クボタ プラスチツクパイプ ノ マゲカコウホウホウ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818888U (ja) * 1981-07-29 1983-02-05 スズキ株式会社 オ−トバイの車体

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JPS588478A (ja) * 1981-07-06 1983-01-18 ブル−ス・デイ・オムホルト 自動2輪車

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JPS6072368U (ja) 1985-05-22

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