JPH018406Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH018406Y2 JPH018406Y2 JP12776583U JP12776583U JPH018406Y2 JP H018406 Y2 JPH018406 Y2 JP H018406Y2 JP 12776583 U JP12776583 U JP 12776583U JP 12776583 U JP12776583 U JP 12776583U JP H018406 Y2 JPH018406 Y2 JP H018406Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- arm
- lower arm
- vehicle
- cross member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 17
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 claims description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はダブルウイツシユボーン式サスペンシ
ヨン支持構造の改良に関するものであり、サスペ
ンシヨンメンバアツセンブリとフロントサイドメ
ンバの両者の剛性の組み合せによつてロアアーム
に入る入力に対する十分な剛性を確保でき、かつ
車両の軽量化を計るとともに、全てのコントロー
ルアームを１つのサスペンシヨンメンバアツセン
ブリに組み込むことにより車両組付時の作業性を
向上せしめ、さらに各々のコントロールアームの
組付精度を向上せしめるダブルウイツシユボーン
式サスペンシヨン支持構造を提供することを目的
とするものである。
ヨン支持構造の改良に関するものであり、サスペ
ンシヨンメンバアツセンブリとフロントサイドメ
ンバの両者の剛性の組み合せによつてロアアーム
に入る入力に対する十分な剛性を確保でき、かつ
車両の軽量化を計るとともに、全てのコントロー
ルアームを１つのサスペンシヨンメンバアツセン
ブリに組み込むことにより車両組付時の作業性を
向上せしめ、さらに各々のコントロールアームの
組付精度を向上せしめるダブルウイツシユボーン
式サスペンシヨン支持構造を提供することを目的
とするものである。
従来のダブルウイツシユボーン式サスペンシヨ
ン支持構造は、第３図に示されるように、サスペ
ンシヨンメンバａの外側端上部にフロントサイド
メンバｂが支持され、かつサスペンシヨンメンバ
ａの外側端下部にロアアームｃが固着され、アツ
パアームｄはフロントサイドメンバｂに組付けら
れている構造となつている。
ン支持構造は、第３図に示されるように、サスペ
ンシヨンメンバａの外側端上部にフロントサイド
メンバｂが支持され、かつサスペンシヨンメンバ
ａの外側端下部にロアアームｃが固着され、アツ
パアームｄはフロントサイドメンバｂに組付けら
れている構造となつている。
前述の構造では、エンジンマウントより入つて
くるエンジン入力やロアアームに入る足まわり入
力に対する十分な剛性を得るために重量の重い補
強部材が必要となり車体本体が必然的に重くな
り、かつアツパアームｄとロアアームｃとの組付
時に該組付位置のバラツキを生じ易く、必要とさ
れる組付精度を確保できないものである。
くるエンジン入力やロアアームに入る足まわり入
力に対する十分な剛性を得るために重量の重い補
強部材が必要となり車体本体が必然的に重くな
り、かつアツパアームｄとロアアームｃとの組付
時に該組付位置のバラツキを生じ易く、必要とさ
れる組付精度を確保できないものである。
本考案は実用新案登録請求の範囲に記載するよ
うに、クロスメンバの上部に車両前後方向に長い
形状を有した第１のブラケツトが支持され、前記
第１のブラケツトの上部には、フロントサイドメ
ンバが連結されるとともに、この連結される部分
の車両外方には、前記第１のブラケツトに支持さ
れた第２のブラケツトを介してアツパアームが取
着され、前記クロスメンバの下部にフロントロア
アームが取着され、前記第１のブラケツトの車両
後方下部にリアロアアームが取着されている構造
とすることによりクロスメンバ、各ブラケツトお
よびコントロールアームとによつて構成されるサ
スペンシヨンメンバアツセンブリとフロントサイ
ドメンバの両者の剛性の組合せによつてロアアー
ムに入る足まわり入力に対する剛性を十分に確保
でき、剛性を確保するための補強部材を必要とし
ないので車両の軽量化を計り得、さらにロアアー
ムおよびアツパアームのすべてのコントロールア
ームをサスペンシヨンメンバアツセンブリに組み
込むことにより車両組付時の作業能率を向上せし
めることができるとともに、アツパアームとロア
アームとの組付位置のバラツキを生じることがな
く、すぐれた組付精度を得ることができるという
効果を奏するものである。
うに、クロスメンバの上部に車両前後方向に長い
形状を有した第１のブラケツトが支持され、前記
第１のブラケツトの上部には、フロントサイドメ
ンバが連結されるとともに、この連結される部分
の車両外方には、前記第１のブラケツトに支持さ
れた第２のブラケツトを介してアツパアームが取
着され、前記クロスメンバの下部にフロントロア
アームが取着され、前記第１のブラケツトの車両
後方下部にリアロアアームが取着されている構造
とすることによりクロスメンバ、各ブラケツトお
よびコントロールアームとによつて構成されるサ
スペンシヨンメンバアツセンブリとフロントサイ
ドメンバの両者の剛性の組合せによつてロアアー
ムに入る足まわり入力に対する剛性を十分に確保
でき、剛性を確保するための補強部材を必要とし
ないので車両の軽量化を計り得、さらにロアアー
ムおよびアツパアームのすべてのコントロールア
ームをサスペンシヨンメンバアツセンブリに組み
込むことにより車両組付時の作業能率を向上せし
めることができるとともに、アツパアームとロア
アームとの組付位置のバラツキを生じることがな
く、すぐれた組付精度を得ることができるという
効果を奏するものである。
以下図示実施例について本考案の構成を説明す
る。
る。
第１図および第２図は本考案の実施の１例の要
部構造のみを略示したものであつて、第１図はそ
の正面図、第２図は同側面図である。
部構造のみを略示したものであつて、第１図はそ
の正面図、第２図は同側面図である。
図示するごとく、断面形のクロスメンバ１の
上部には車両前後方向に長い形状を有しかつ断面
ハツト形状に形成された第１のブラケツト２の前
部が支持されている。前記第１のブラケツト２の
外側面には第２のブラケツト３が立設されてお
り、該第２のブラケツト３にはアツパアーム４が
支持されている。また前記第１のブラケツト２の
後部の下部には第３のブラケツト５を介してリア
ロアアーム６が支持されており、前記クロスメン
バ１の下部には第４のブラケツト７を介してフロ
ントロアアーム８が支持されている。前記第３の
ブラケツト５および第４のブラケツト７は溶接等
の手段により第１のブラケツト２およびクロスメ
ンバ１の下部に各々固着されている。
上部には車両前後方向に長い形状を有しかつ断面
ハツト形状に形成された第１のブラケツト２の前
部が支持されている。前記第１のブラケツト２の
外側面には第２のブラケツト３が立設されてお
り、該第２のブラケツト３にはアツパアーム４が
支持されている。また前記第１のブラケツト２の
後部の下部には第３のブラケツト５を介してリア
ロアアーム６が支持されており、前記クロスメン
バ１の下部には第４のブラケツト７を介してフロ
ントロアアーム８が支持されている。前記第３の
ブラケツト５および第４のブラケツト７は溶接等
の手段により第１のブラケツト２およびクロスメ
ンバ１の下部に各々固着されている。
前記構成により、クロスメンバ１および各ブラ
ケツト２，３，５，７とともにアツパアーム４、
リヤとフロントとの各ロアアーム６，８の全ての
コントロールアームを一つのサスペンシヨンメン
バアツセンブリに組み込んでいる。
ケツト２，３，５，７とともにアツパアーム４、
リヤとフロントとの各ロアアーム６，８の全ての
コントロールアームを一つのサスペンシヨンメン
バアツセンブリに組み込んでいる。
前記第１のブラケツト２の上部はボルト結合の
手段によりフロントサイドメンバ９と結合されて
いる。前記第１のブラケツト２とフロントサイド
メンバ９との結合位置は、第１のブラケツト２の
フロントロアアーム８の位置より前方部であり、
かつアツパアーム４を支持する第２のブラケツト
３の前方部に相当する位置イと、フロントロアア
ーム８の位置より後方部であり、かつ前記第２の
ブラケツト３の後方部に相当する位置ロと、リア
ロアアーム６の位置より後方部に相当する位置ハ
との３点で結合されている。
手段によりフロントサイドメンバ９と結合されて
いる。前記第１のブラケツト２とフロントサイド
メンバ９との結合位置は、第１のブラケツト２の
フロントロアアーム８の位置より前方部であり、
かつアツパアーム４を支持する第２のブラケツト
３の前方部に相当する位置イと、フロントロアア
ーム８の位置より後方部であり、かつ前記第２の
ブラケツト３の後方部に相当する位置ロと、リア
ロアアーム６の位置より後方部に相当する位置ハ
との３点で結合されている。
本考案によれば、前述したごとくクロスメンバ
および各ブラケツトとともに全てのコントロール
アームをサスペンシヨンメンバアツセンブリに組
み込み、該サスペンシヨンメンバアツセンブリと
フロントサイドメンバとを前記した３点の位置で
結合することによつて、他の剛性を高めるための
補強部材を必要とすることなくサスペンシヨン入
力に対する支持剛性の向上および車両の操安性が
得られ、かつ前記ブラケツトを断面形状とする
ことによつて車両の軽量化を計ることができると
ともに、アツパアームとロアアームとの組付位置
のバラツキを生ぜしめることがなく、すぐれた組
付精度が得られるものである。
および各ブラケツトとともに全てのコントロール
アームをサスペンシヨンメンバアツセンブリに組
み込み、該サスペンシヨンメンバアツセンブリと
フロントサイドメンバとを前記した３点の位置で
結合することによつて、他の剛性を高めるための
補強部材を必要とすることなくサスペンシヨン入
力に対する支持剛性の向上および車両の操安性が
得られ、かつ前記ブラケツトを断面形状とする
ことによつて車両の軽量化を計ることができると
ともに、アツパアームとロアアームとの組付位置
のバラツキを生ぜしめることがなく、すぐれた組
付精度が得られるものである。
第１図は本考案の実施の１例の要部のみを示す
略示正面図、第２図は同略示側面図、第３図は従
来構造の要部のみを示す略示正面図である。 １：クロスメンバ、２：第１のブラケツト、
３：第２のブラケツト、４：アツパアーム、６：
リアロアアーム、８：フロントロアアーム、９：
フロントサイドメンバ。
略示正面図、第２図は同略示側面図、第３図は従
来構造の要部のみを示す略示正面図である。 １：クロスメンバ、２：第１のブラケツト、
３：第２のブラケツト、４：アツパアーム、６：
リアロアアーム、８：フロントロアアーム、９：
フロントサイドメンバ。
Claims (1)
- ダブルウイツシユボーン式サスペンシヨン支持
構造において、クロスメンバの上部に車両前後方
向に長い形状を有した第１のブラケツトが支持さ
れ、前記第１のブラケツトの上部には、フロント
サイドメンバが連結されるとともに、この連結さ
れる部分の車両外方には、前記第１のブラケツト
に支持された第２のブラケツトを介してアツパア
ームが取着され、前記クロスメンバの下部にフロ
ントロアアームが取着され、前記第１のブラケツ
トの車両後方下部にリアロアアームが取着されて
いることを特徴とするダブルウイツシユボン式サ
スペンシヨン支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12776583U JPS6034903U (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | ダブルウイツシユボ−ン式サスペンシヨン支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12776583U JPS6034903U (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | ダブルウイツシユボ−ン式サスペンシヨン支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6034903U JPS6034903U (ja) | 1985-03-09 |
| JPH018406Y2 true JPH018406Y2 (ja) | 1989-03-07 |
Family
ID=30290071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12776583U Granted JPS6034903U (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | ダブルウイツシユボ−ン式サスペンシヨン支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6034903U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2763542B2 (ja) * | 1988-04-27 | 1998-06-11 | マツダ株式会社 | 車両のサスペンション装置 |
-
1983
- 1983-08-18 JP JP12776583U patent/JPS6034903U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6034903U (ja) | 1985-03-09 |
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