JPH0365161A - 機能性食品 - Google Patents

機能性食品

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Publication number
JPH0365161A
JPH0365161A JP1199906A JP19990689A JPH0365161A JP H0365161 A JPH0365161 A JP H0365161A JP 1199906 A JP1199906 A JP 1199906A JP 19990689 A JP19990689 A JP 19990689A JP H0365161 A JPH0365161 A JP H0365161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thymus
parts
food
blood pressure
extract
Prior art date
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Pending
Application number
JP1199906A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Minegishi
峯岸 裕
Masayuki Fujino
正行 藤野
Noritsugu Yasumoto
安本 教傳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUDAI SHOKUHIN KK
Nippon Shinyaku Co Ltd
Marudai Food Co Ltd
Original Assignee
MARUDAI SHOKUHIN KK
Nippon Shinyaku Co Ltd
Marudai Food Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MARUDAI SHOKUHIN KK, Nippon Shinyaku Co Ltd, Marudai Food Co Ltd filed Critical MARUDAI SHOKUHIN KK
Priority to JP1199906A priority Critical patent/JPH0365161A/ja
Publication of JPH0365161A publication Critical patent/JPH0365161A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、動物の胸腺又はその抽出物を含有してなるこ
とを特徴とする機能性食品に関する。本発明に係る食品
は、血圧の上昇を抑制し、健康増進のために良好なもの
である。
【従来の技術】
我国の平均寿命は年毎にめざましい伸びをみせ、今や世
界のトップクラスに躍りでた。高齢化社会を迎えた今日
、健康でありたいと思うことは人類の願いである。この
願いに大きくたちふさがっているものに、成人病がある
。 老人に特に多くみられる疾患は、まず第一が高血圧であ
り、ついで脳血管障害、視覚及び聴覚の障害、そして関
節痛、腰痛等である。高血圧やこれと関連する動脈硬化
があると、脳卒中、狭心症や心筋梗塞などの心臓病にな
る率も高く、腎臓病にもなりやすいと言われている。 このことを反映して成人病に対する関心度の調査では高
血圧への不安が一位を占めている。また、病院で治療を
受けている人数も高血圧が最も高く、他を大きく引き離
しており、更に急増の傾向を示している。しかし、これ
らの成人病は、若いときから食事の内容に気をつけ、よ
い食事習慣を身につけて生活すると、ある程度予防する
ことができると言われている。また、たとえ体質のせい
もあってこれらの病気になったとしても、食事習慣等に
気をつけている人では、その進行を遅らせることができ
るとも言われている。しかし、食事と高血圧との関係に
ついては食塩との関係を除いて、まだはっきりと判って
いない。食事内容と高血圧との関係について明らかにな
ってはいないが、高血圧の人々にふされしい病気を予防
し、健康の維持促進に適した補助的な食品があれば、便
利である。しかし、このような食品はまだ市販されてい
ないのが現状である。 一方、日本の長寿実現にも大いに役立っているといわれ
る畜産物由来の蛋白質食品の一つである食肉やそれらの
加工品の消費量は、若い人々を中心に伸びている。しか
し、畜産副生産物である内蔵などは、欧州などに比較し
て我国ではほとんど利用されておらず、僅かに焼き肉の
材料等に利用されているだけでその大部分は廃棄されて
いるのが現状である。
【発明が解決しようとするflal このような視点から、本発明者らは、畜産副生産物の有
効利用と病気の予防を目的とした食品について鋭意研究
を行った。従って本発明の目的は、これらの課題を解決
せんとするところにあった。 後に詳述するように、本発明者らの研究の結果、ラット
を用いた実験において、畜産副生産物たる胸腺を投与し
たところ、対照に比較して血圧上昇を抑制する優れた作
用のあることを見出した。ここに投与された胸腺は、フ
ランス料理ではリードボー(Ris de veau 
)と呼ばれ、焼物、揚げ物、煮物な素材として利用され
ているものである。 [i1題を解決するための手段] 本発明は、動物の胸腺又はその抽出物を食品に添加する
ことをその構成の要旨とするものである。 ここに動物とは、家畜一般を言い、好ましくは、牛、水
牛、羊、山羊、豚等を挙げることができる。 胸腺は、を推動物が有する咽頭派生体のひとつで、免疫
応答能に関与する器官である。また胸腺は、加齢に伴っ
て退化する器官で、牛にあっては成熟前で最大1kg未
満と、小さいものである。 本発明においては、胸腺そのもののほか、凍結胸腺、胸
腺の脱脂品、胸腺の乾燥品等を用いることができる。ま
た、本発明においては、胸腺の抽出物を用いることがで
きる。ここに胸腺の抽出物とは、胸腺を粉砕後、脱脂し
、又は脱脂せず、水又は各種塩類溶液によって抽出した
ものをいう。 抽出物は、その上に加熱処理して加熱凝固性の蛋白質を
除去したものであってもよい。このようにして得られた
胸腺の抽出物は、そのまま食品に用いることができるし
、更に濃縮や乾燥粉末化したのち、各種食品へ使用する
こともできる。 本発明における食品とは、果汁飲料、清涼飲料、茶等の
飲料を含むものである。 本発明における食品としては、例えば、パン、麺類、ご
はん、菓子(例、ビスケット、ケーキ、キャンデー、チ
ョコレート、和菓子等)豆腐及びその加工品などの農産
食品、清酒、薬用酒などの醗酵食品、みりん、食酢、醤
油、味噌、ドレッシング、たれなどの調味料、チーズ、
アイスクリーム、ヨーグルト、ハム、ベーコン、ソーセ
ージ、マヨネーズなどの畜産食品、かまぼこ、揚げ天、
はんぺんなどの水産食品等を挙げることができる。 本発明における食品とは、その形態や性状により限定を
受けるものではない。 【実施例】 以下に本発明の実施例及び実験例を掲げて本発明を更に
詳しく説明するが、これらは本発明を限定するものでは
ない。 実験例1 4週令の自然発症高血圧ラフ) (SHR)(日本チャ
ールスリバー社、5)IR/NCrj)を、標準飼料(
日本タレア社製、ラット飼育繁殖用飼料CB−II、粉
末)投与群、標準飼料に修生胸腺凍結乾燥粉末1%を添
加した群、10%添加した群、の3群に分け、各群自由
摂取にて投与した。 血圧は、37℃で10〜15分保温後、ラット血圧測定
装置(植田製作所社製USM−105)を用いて、非観
血尾動脈法により測定した。結果を下表に示した。試験
群と対照群とでは、71日令以上のラットにおいて血圧
上昇抑制作用が認められた。本発明の効果が明白である
。 実験例2 修生凍結乾燥粉末胸腺をアセトンにより脱脂後、水抽出
し、遠心分離(3,QOOrpm、 10分)して得た
制作用を有することが明らかになった。 実施例1 豚肉80部に胸腺凍結乾燥粉末1部、亜硝酸ナトリウム
0.02部、食塩2部、ピロリン酸ナトリウム0.3部
、アスコルビン酸ナトリウム0.06N、ショ糖1部を
加え、10℃で72時間塩漬の後、調味料、香辛料を加
え、カッティングし、ねり肉を調製した。このソーセー
ジを官能検査した結果、胸腺凍結乾燥粉末を加えずに製
造したソーセージと比較して、色調、食感、風味ともに
差は認められなかった。 実施例2 小麦粉100部に、胸腺抽出物1部、砂糖4部、脱脂粉
乳2部、イースト3部、 イーストフード0.8部、水
67.2部を加えてこねた後、更に油脂5部、食塩1.
1部を加えてよくこねた。28℃で15分間のフロアタ
イムの後、分割して丸め、ベンチタイム28℃、20分
間の後、成形量に詰めて190℃で30分間焙焼した。 焼き上がり後のパンの物性について測定した結果、胸腺
抽出物を加えて焼いたパンの比容積は、無添加のパンに
比べて増大し、内相のやわらかさも増大した。 実施例3 小麦粉100部に胸腺抽出物1部を加えてよく混合した
のち、水32部を加え30分間混合した。20分間室温
で放置後、!ll1l麺機により麺帯としたのち、適当
な長さに切断した。このものをゆで上げ、ゆで麺を得た
。 実施例4 無塩スケトウダラ冷凍すり身1008に対し、胸腺乾燥
粉末1部又は胸腺抽出物1部、食塩2.6部、し−グル
タミン酸ナトリウム0.8部、バレイショ澱粉6部、氷
水35部を加えて、サイレントカッターを用いて常法に
従ってねり肉を作成した。成型機、90℃で40分間蒸
し上げ、冷却し、かまぼこを作った。 実施例5 チャーインガムベース100部、胸腺抽出物1部、粉砕
a300部、ブドウ糖30部、水飴70部、グリセリン
2部、及びスペアミント精油3部を、ミキサ−に入れ、
10分間混練し、圧延裁断して、チューインガムを得た
。 実施例6 上新粉1008に水75部を加え、よくこねた後、さい
ろに入れて、30分間蒸煮した。蒸し上げたものをせい
ろより取り出し、胸腺抽出物1部を加え、よく搗いた。 その後、成型機により、成型し、串にさし串団子を得た
。 実施例7 ホエイ蛋白濃縮物13部に、胸腺乾燥粉末2部又は胸腺
抽出物2N、ブドウ糖2部、水81部、を加え、90℃
で10分間殺菌し、43℃まで冷却した。その後、乳酸
菌スターター2部を接種して43℃で16時間醗酵させ
、5℃まで攪拌冷却した。こうして得られた乳酸醗酵孔
50部に、砂糖30部、水18.7部を加える混合溶解
した。その後レモンエツセンス0.1部、50%乳酸溶
液1.3部を加えてp)13.5とした。このようにし
て得られたホエイサワーペースを80℃で10分間殺菌
し、さらに80℃150kg/crIで均質化し、5℃
まで冷却しして製品を得た。得られた製品について官能
検査を行い、胸腺を加えずに製造した製品と比較した結
果、風味、食感とも1ご差はg忍められなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)動物の胸腺又はその抽出物を含有してなることを
    特徴とする機能性食品。
JP1199906A 1989-08-01 1989-08-01 機能性食品 Pending JPH0365161A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1199906A JPH0365161A (ja) 1989-08-01 1989-08-01 機能性食品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1199906A JPH0365161A (ja) 1989-08-01 1989-08-01 機能性食品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0365161A true JPH0365161A (ja) 1991-03-20

Family

ID=16415574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1199906A Pending JPH0365161A (ja) 1989-08-01 1989-08-01 機能性食品

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JP (1) JPH0365161A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0965854A (ja) * 1995-08-29 1997-03-11 Life Service Kk 鹿素材を含有する健康食品及びその製造方法並びに鹿素材の製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60258120A (ja) * 1985-07-02 1985-12-20 レニングラドスキイ ゴスダルストベニイ ペダゴギチエスキイ インステイテユト イメニ エ−.アイ.ゲルツエナ 胸腺製品の製造方法
JPS63188698A (ja) * 1987-01-29 1988-08-04 Ichimaru Pharcos Co Ltd 牛胸腺由来の細胞増殖促進物質

Patent Citations (2)

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JPS63188698A (ja) * 1987-01-29 1988-08-04 Ichimaru Pharcos Co Ltd 牛胸腺由来の細胞増殖促進物質

Cited By (1)

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JPH0965854A (ja) * 1995-08-29 1997-03-11 Life Service Kk 鹿素材を含有する健康食品及びその製造方法並びに鹿素材の製造方法

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