JP2002306131A - 食品、飲料又は飼料 - Google Patents

食品、飲料又は飼料

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JP2002306131A
JP2002306131A JP2001117144A JP2001117144A JP2002306131A JP 2002306131 A JP2002306131 A JP 2002306131A JP 2001117144 A JP2001117144 A JP 2001117144A JP 2001117144 A JP2001117144 A JP 2001117144A JP 2002306131 A JP2002306131 A JP 2002306131A
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fucoidan
agarigo
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beverage
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JP2001117144A
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English (en)
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Haruo Ooyashiki
春夫 大屋敷
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Takara Bio Inc
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Takara Bio Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、海藻由来の生理機能成分を高
含有する健康増強に有用な食品、飲料又は飼料を提供す
ること。 【解決手段】フコイダン、その分解物及びそれらの塩か
らなる群より選択されるものと、アガロオリゴ糖を含有
することを特徴とする食品、飲料又は飼料を提供する。
また、フコイダン、その分解物及びそれらの塩からなる
群より選択されるものと、アガロオリゴ糖を含有するこ
とを特徴とする食品、飲料又は飼料添加用組成物も提供
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海藻由来成分を含
有し健康維持に有用である機能性食品、飲料または飼
料、及びこれらの添加用組成物等に関する。
【0002】
【従来の技術】海藻には褐藻類、紅藻類、緑藻類などが
存在し、古くから世界中の民族、特に北欧、アイルラン
ド、東洋の人たちによって食品として利用されてきた。
海藻には食物繊維としてのいろいろな多糖類が含まれて
おり、褐藻類からはウロン酸のポリマーであるアルギン
酸や硫酸化フコースのポリマーであるフコイダン、紅藻
類からは寒天の主成分であるアガロースやカラギーナン
などの存在がよく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの成分は食物繊
維として有用であるが、海藻自体を食品、飲料、飼料の
原料とする場合は、その含有率や、生体利用率等におい
て充分ではなく、これらの成分の機能を生体が充分に利
用できないのが現状である。また海藻自体を原料として
使用する場合は、食塩やヨードの過剰摂取の問題が生じ
る。本発明の目的は、海藻由来の生理機能成分を高含有
する健康増強に有用な食品、飲料又は飼料を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を概説すれば本発
明の第1の発明は、フコイダン、その分解物及びそれら
の塩からなる群より選択されるものと、アガロオリゴ糖
を含有することを特徴とする食品、飲料又は飼料に関す
る。本発明の第2の発明は、フコイダン、その分解物及
びそれらの塩からなる群より選択されるものと、アガロ
オリゴ糖を含有することを特徴とする食品、飲料又は飼
料添加用組成物に関する。本発明の第1、第2の発明の
態様において、フコイダンとしては純化されたフコイダ
ンを使用することが好ましく、また、フコイダン、その
分解物及びそれらの塩からなる群より選択されるもの
と、アガロオリゴ糖が高濃度に含有されるのが好まし
い。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に使用するフコイダンとは
硫酸化フコースを構成成分として含むものであり、特に
限定はないが、例えばガゴメコンブ、トロロコンブ、ワ
カメ、クロメ、アラメ、カジメ、ジャイアントケルプ、
レッソニア ニグレセンス、モズク、オキナワモズク、
アスコフィラム ノドッサム等の昆布目、ながまつも
目、ひばまた目等の海藻由来のフコイダンを使用するこ
とができる。また、棘皮動物、例えばナマコ、ウニ、ヒ
トデ等由来のフコイダンを使用してもよい。
【0006】これらのフコイダンの調製はそれぞれ公知
の方法で調製すれば良く、海藻等の原料より、純化され
たフコイダンを本発明に使用することができる。ここで
純化されたフコイダンとは、アルギン酸等、フコイダン
以外の成分を低減又は除去させたものをいう。
【0007】例えばガゴメコンブから、アルギン酸、マ
ンニトール、ヨード、食塩等を除去又は低減する条件下
で、調製したフコイダンは本発明のフコイダンとして好
適に使用することができる。またガゴメコンブからグル
クロン酸含有フコイダン(以下、U−フコイダンと称
す)、グルクロン酸非含有フコイダン(以下、F−フコ
イダンと称す)、硫酸化フコガラクタン(以下、G−フ
コイダンと称す)をそれぞれ調製し、使用してもよい。
【0008】また例えばモズク由来フコイダン、オキナ
ワモズク由来フコイダン、ワカメ由来フコイダン、ワカ
メ メカブ由来フコイダン、ヒバマタ由来フコイダンも
それぞれ公知の方法で調製し、純化されたフコイダンと
して本発明に使用することができる。
【0009】また、本発明に使用するフコイダンの分解
物は、酵素学的方法、化学的方法、物理的方法等の公知
の方法にて、目的の分解物を選択し、使用することがで
きる。本発明で使用するフコイダンの分解物の調製方法
としては酸分解法、酵素分解法、超音波分解法等があ
り、当業者は目的に応じて任意の調製法を選択すること
ができる。
【0010】本発明で使用するフコイダンの酸分解条件
は、特に限定はなく、食品、飲料、又は飼料に添加する
のに好適な物性になっていればよい。例えばフコイダン
を酸に溶解または懸濁し、反応させることにより、本発
明の分解物が生成する。また、反応時に加熱することに
より、本発明の分解物の生成に必要な時間が短縮され
る。フコイダンを溶解または懸濁する酸の種類は、特に
限定するものではないが、塩酸、硫酸、硝酸等の無機
酸、クエン酸、ギ酸、酢酸、乳酸、アスコルビン酸等の
有機酸、また陽イオン交換樹脂、陽イオン交換繊維、陽
イオン交換膜等の固体酸が使用可能である。
【0011】酸の濃度も特に限定はないが、好ましくは
0.0001〜5規定、より好ましくは0.01〜1規
定程度の濃度で使用可能である。また、反応温度も特に
限定はないが0〜200℃、好ましくは20〜130℃
に設定すれば良い。また、反応時間も特に限定するもの
ではないが、好ましくは数秒〜数日に設定すれば良い。
酸の種類と濃度、反応温度及び反応時間は本発明の分解
物の生成量、分解物の重合度により適宜選択すれば良
い。例えば、フコイダンの分解物の製造に際しては、好
ましくはクエン酸、乳酸、リンゴ酸等の有機酸を使用
し、酸の濃度は数10mM〜数M、加熱温度は50〜1
10℃、より好適には70〜95℃、加熱時間は数分〜
24時間の範囲から適宜選択することにより、本発明の
分解物を調製することができる。フコイダンの酸分解物
としてはガゴメコンブ由来フコイダンの酸分解物が例示
され、当該分解物は本発明に好適に使用することができ
る。またガゴメコンブ由来フコイダンの酵素分解物も本
発明に使用することができ、酵素分解物は国際公開第9
7/26896号パンフレット、国際公開第99/41
288号パンフレット、国際公開第00/50464号
パンフレットに記載の方法で調製することができる。ま
た、本発明のフコイダンの分解物としては、国際公開第
97/26896号パンフレット、国際公開第99/4
1288号パンフレット、国際公開第00/50464
号パンフレットに記載のフコイダンの分解物も例示され
る。
【0012】本発明で使用するフコイダン又はその分解
物の塩は、通常の方法で作製することができ、例えばそ
のカルシウム塩を使用することにより、食品、飲料又は
飼料中のカルシウム濃度を高濃度にすることができる。
【0013】本発明で使用するアガロオリゴ糖とはアガ
ロビオース単位の1以上の繰返し構造を有するオリゴ糖
であればよく、特に限定はないが、アガロオリゴ糖とし
てはアガロビオース、アガロテトラオース、アガロヘキ
サオース、アガロオクタオース等のアガロオリゴ糖が例
示される。これらのアガロオリゴ糖の調製方法に特に限
定はなく、通常の方法で調製すればよいが、例えば寒天
を酸分解、例えば固体酸で分解することにより簡便に調
製することができる。寒天の酸分解に使用する固体酸と
は、陽イオン化する官能基を含有し、混合液中で固体状
を示す物質で、加水分解作用を行う能力を持つものであ
る。例えば、天然の鉱物(酸性白土、クラリット、ベン
トナイト、カオリン、フラーズ・アース、モンモリロナ
イト、フロリジル、ゼオライト)、固型化酸(硫酸・リ
ン酸・マロン酸−シリカゲルやアルミナ、リン酸/石英
砂(固体リン酸)、ケイソウ土のか焼成物)、陽イオン
交換樹脂及びこれらの混合物が挙げられる。好適には、
作業面からは固型化酸や陽イオン交換樹脂が挙げられ、
含水混合液中での作用効率の面からは陽イオン交換樹脂
が適する。
【0014】固体酸としては、例えば、陽イオン交換樹
脂、陽イオン交換繊維、陽イオン交換膜等の固体酸で、
固相で作用する樹脂の使用が好適である。その樹脂の例
としては、強陽イオン交換樹脂アンバライトIR−12
0B、IR−118、IR−122、IR−124、ダ
イヤイオンSK102、SK104、SK106、SK
110、SK112、SK116、SK1Bが挙げられ
る。
【0015】固体酸を用いる分解において、その反応条
件は特に限定はないが、例えば反応温度は10〜120
℃、好ましくは操作上50〜100℃であり、効率上か
らは70〜100℃である。反応時間は30分〜12時
間、好ましくは1〜6時間である。固体酸量は、特に限
定はないが、例えば0.1〜50%、好ましくは0.1
〜30%である。基質である寒天濃度は、0.5〜90
%、好ましくは1〜85%である。反応は回分法、及び
連続反応させても良い。すなわち、寒天溶解液を樹脂カ
ラムに通過させて反応させることもできる。固体酸の種
類と濃度、反応温度および反応時間は寒天の種類及び目
的とするアガロオリゴ糖の生成量、目的とするアガロオ
リゴ糖のアガロビオース単位の重合度により適宜選択す
ればよい。一般に強陽イオン交換樹脂が、弱陽イオン交
換樹脂より分解反応の効率が良い。また、アガロビオー
ス含有物当たりの使用量が多いほど、また作用温度が高
いほど、酸分解反応が速やかに進行する。
【0016】固体酸の場合、市販の強陽イオン交換樹脂
のH型1重量部をそのまま、又はNa型の1重量部を1
N塩酸でH型とした後、89重量部の脱塩水中に入れ、
さらに寒天を10重量部入れ懸濁し、95℃で180分
間加熱し得られる本発明のアガロオリゴ糖含有溶液は、
冷却しても、その氷結点において、もはやゲル化しなく
なる。この液に含まれる糖類をゲルろ過HPLC、順相
HPLC等の方法で分析すると高分子の糖類はほとんど
見られず、大部分が可溶性の10糖以下のアガロオリゴ
糖に分解されている。
【0017】ここで得られるアガロオリゴ糖組成物は、
特に限定はないが、アガロビオースが0.5〜90%、
アガロビオース以外のアガロオリゴ糖が10〜99.5
%、好ましくはアガロビオースが1〜70%、アガロビ
オース以外のアガロオリゴ糖が30〜99%、組成物と
してのアガロビオースとアガロビオース以外のアガロオ
リゴ糖との成分バランスからはアガロビオースが5〜6
0%、アガロビオース以外のアガロオリゴ糖が40〜9
5%であるアガロオリゴ糖組成物が食品、飲料及び飼料
の素材として好適である。なお、各アガロオリゴ糖は目
的に応じ、酸分解物より、ゲルろ過法、分子量分画法等
により精製し、使用することができるのは当然である。
【0018】本発明のアガロオリゴ糖組成物の例として
は、実施例2に記載のアガロビオース44%、アガロテ
トラオース、アガロヘキサオース等のアガロビオース以
外のアガロオリゴ糖43%より成るアガロオリゴ糖組成
物(以下、該組成物をアガビオースと称す)、実施例3
に記載の、アガロビオース16%、アガロテトラオー
ス、アガロヘキサオース等のアガロビオース以外のアガ
ロオリゴ糖70%より成るアガロオリゴ糖組成物(以
下、該組成物をアガオリゴと称す)が例示され、目的に
応じ、これらのアガロオリゴ糖組成物を食品、飲料又は
飼料への添加成分として使用することができる。
【0019】本発明において、高濃度とは、フコイダ
ン、その分解物又はそれらの塩については、原料、例え
ばガゴメコンブを原料に用いた場合、ガゴメコンブの単
位重量あたりのフコイダン量よりも、本発明の食品、飲
料又は飼料中のフコイダン重量が多いことを意味する。
また、アガロオリゴ糖については、例えば寒天を原料に
用いた場合、寒天の単位重量あたりのアガロオリゴ糖重
量よりも、本発明の食品、飲料又は飼料中のアガロオリ
ゴ糖重量が多いことを意味する。
【0020】本発明で使用するフコイダン、その分解物
及びその塩よりなる群より選択されるものと、アガロオ
リゴ糖を含有する食品、飲料又は飼料添加用組成物は、
これらの成分と公知の食用担体と組合せ製剤化すれば良
い。当該製剤の製造は一般的には、本発明に使用する成
分を食品学的に許容できる液状又は固体状の担体と配合
し、かつ必要に応じて溶剤、分散剤、乳化剤、緩衝剤、
安定剤、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤等を加えて、
錠剤、顆粒剤、散剤、粉末剤、カプセル剤等の固形剤、
通常液剤、懸濁剤、乳剤等の液剤とすることができる。
またこれを使用前に適当な担体の添加によって液状とな
し得る乾燥品とすることができる。
【0021】本発明の組成物中のフコイダン、その分解
物及びそれらの分解物からなる群より選択されるものの
含量は0.1〜99.9重量%、好ましくは5〜95重
量%、更に好適には20〜80重量%である。また本発
明の組成物中のアガロオリゴ糖の含量は0.1〜99.
9重量%、好ましくは5〜95重量%、更に好適には2
0〜80重量%である。組成物中のフコイダン、その分
解物及びそれらの塩からなる群より選択されるものと、
アガロオリゴ糖の組成物中の比率は、0.1:99.9
〜99.9:0.1、好ましくは10:90〜90:1
0、更に好適には30:70〜70:30である。
【0022】なお、本発明の食品、飲料または飼料にい
う「含有」の語は、含有、添加、希釈の意を含むもので
あり、含有とは食品、飲料または飼料中に本発明で使用
される成分が含まれるという態様を、添加とは食品、飲
料または飼料の原料に、本発明で使用される成分を添加
するという態様を、希釈とは本発明で使用される成分
に、食品、飲料または飼料の原料を添加するという態様
をいうものである。
【0023】本発明の食品、飲料または飼料の製造法
は、特に限定はないが、調理、加工及び一般に用いられ
ている食品、飲料または飼料の製造法による製造を挙げ
ることができ、製造された食品、飲料または飼料にフコ
イダン、その分解物及びそれらの塩からなる群より選択
されるものとアガロオリゴ糖が含有、添加及び/又は希
釈されていれば良い。
【0024】本発明の食品又は飲料とは、特に限定はな
いが、例えば穀物加工品(小麦粉加工品、デンプン類加
工品、プレミックス加工品、麺類、マカロニ類、パン
類、あん類、そば類、麩、ビーフン、はるさめ、包装餅
等)、油脂加工品(可塑性油脂、てんぷら油、サラダ
油、マヨネーズ類、ドレッシング等)、大豆加工品(豆
腐類、味噌、納豆等)、食肉加工品(ハム、ベーコン、
プレスハム、ソーセージ等)、水産製品(冷凍すりみ、
かまぼこ、ちくわ、はんぺん、さつま揚げ、つみれ、す
じ、魚肉ハム、ソーセージ、かつお節、魚卵加工品、水
産缶詰、つくだ煮等)、乳製品(原料乳、クリーム、ヨ
ーグルト、バター、チーズ、練乳、粉乳、アイスクリー
ム等)、野菜・果実加工品(ペースト類、ジャム類、漬
け物類、果実飲料、野菜飲料、ミックス飲料等)、菓子
類(チョコレート、ビスケット類、菓子パン類、ケー
キ、餅菓子、米菓類等)、アルコール飲料(日本酒、中
国酒、ワイン、ウイスキー、焼酎、ウオッカ、ブランデ
ー、ジン、ラム酒、ビール、清涼アルコール飲料、果実
酒、リキュール等)、嗜好飲料(緑茶、紅茶、ウーロン
茶、コーヒー、清涼飲料、乳酸飲料等)、調味料(しょ
うゆ、ソース、酢、みりん等)、缶詰・瓶詰め・袋詰め
食品(牛飯、釜飯、赤飯、カレー、その他の各種調理済
み食品)、半乾燥又は濃縮食品(レバーペースト、その
他のスプレッド、そば・うどんの汁、濃縮スープ類)、
乾燥食品(即席麺類、即席カレー、インスタントコーヒ
ー、粉末ジュース、粉末スープ、即席味噌汁、調理済み
食品、調理済み飲料、調理済みスープ等)、冷凍食品
(すき焼き、茶碗蒸し、うなぎかば焼き、ハンバーグス
テーキ、シュウマイ、餃子、各種スティック、フルーツ
カクテル等)、固形食品、液体食品(スープ等)、香辛
料類等の農産・林産加工品、畜産加工品、水産加工品等
が挙げられる。
【0025】本発明において提供される食品又は飲料中
にはフコイダン、その分解物及びそれらの塩からなる群
より選択されるものが0.0001〜40重量%、好ま
しくは0.001〜20重量%、更に好適には0.01
〜5重量%含有され、かつアガロオリゴ糖が食品又は飲
料中に0.0001〜40重量%、好ましくは0.00
1〜20重量%、更に好適には0.01〜5重量%含有
される。また本発明の食品又は飲料は、フコイダン、そ
の分解物及びそれらの塩からなる群より選択されるもの
と、アガロオリゴ糖が、例えば成人一日当たり0.00
01〜50mg/kg、好ましくは0.001〜20m
g/kg、更に好適には0.01〜10mg/kgとな
るように摂取すればよい。
【0026】本発明により、フコイダン、その分解物、
及びそれらの塩からなる群より選択されるものと、アガ
ロオリゴ糖を含有、添加及び/又は希釈してなる飼料、
及び飼料添加用組成物が提供される。またこれらの成分
を含有する生物の飼育剤、生物の飼育方法が提供され
る。
【0027】これらの発明において、生物とは例えば養
殖動物、ペット動物等であり、養殖動物としては家畜、
実験動物、家禽、魚類、甲殻類又は貝類が例示される。
飼料としては健康の維持及び/又は改善用飼料が例示さ
れる。生物飼育剤としては浸漬用剤、飼料添加剤、飲料
用添加剤が例示される。
【0028】本発明において、フコイダン、その分解物
及びそれらの塩からなる群より選択されるものと、アガ
ロオリゴ糖は通常、対象生物の体重1kg、1日当たり
0.0001〜2000mg投与され、通常の飼料の原
料中に添加混合させるか、飼料の粉末原料と混合した
後、その他の原料に添加混合させることができる。本発
明に使用する成分の対象生物用飼料中の含有量は特に限
定はなく、目的に応じて使用すれば良いが、0.001
〜15w/w%の割合が適当である。
【0029】飼料としては、例えば魚粉、カゼイン、イ
カミールなどの動物性原料、大豆粕、小麦粉、デンプ
ン、飼料用酵母などの植物性原料、タラ肝油、イカ肝
油、などの動物性油脂、大豆油、菜種油等の植物性油
脂、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸、抗酸化剤等を
原料とする人工配合飼料が挙げられる。また魚肉ミンチ
等の魚類用飼料が挙げられる。
【0030】本発明の飼料の製造方法に特に限定は無
く、製造された飼料中に本発明に使用する成分の有効量
が含有、添加及び/又は希釈されていればよい。
【0031】また本発明に使用する成分をプール、水
槽、保持タンク又は飼育領域の水、海水等に直接、添加
し、対象生物を浸漬することにより、投与することもで
きる。この浸漬方法は対象生物の飼料摂取量が低下した
ときに特に有効である。水又は海水中の本発明に使用す
る成分の濃度は特に限定はなく、目的に応じて使用すれ
ば良いが、0.00001〜1w/w%の割合が適当で
ある。
【0032】また本発明に使用する成分を含有する飲料
を飼育用飲料として対象生物に摂取させても良い。飲料
中の当該成分の濃度は特に限定はなく、目的に応じて使
用すれば良いが、0.0001〜1w/w%の割合が適
当である。
【0033】本発明が適用できる生物としては限定は無
いが、養殖動物としては、馬、牛、豚、羊、山羊、らく
だ、ラマ等の家畜、マウス、ラット、モルモット、ウサ
ギ等の実験動物、鶏、アヒル、七面鳥、駝鳥等の家禽、
マダイ、イシダイ、ヒラメ、カレイ、ブリ、ハマチ、ヒ
ラマサ、マグロ、シマアジ、アユ、サケ・マス類、トラ
フグ、ウナギ、ドジョウ、ナマズ等の魚類、クルマエ
ビ、ブラックタイガー、タイショウエビ、ガザミ等の甲
殻類等、アワビ、サザエ、ホタテ貝、カキ等の貝類、ペ
ット動物としてはイヌ、ネコ等が挙げられ、陸上・水中
動物に広く適用できる。
【0034】本発明の食品、飲料または飼料としては、
フコイダン、その分解物及びそれらの塩からなる群より
選択されるものと、アガロオリゴ糖が含有、添加及び/
又は希釈されており、その生理機能を発現するための必
要量が含有されていれば特にその形状に限定は無く、タ
ブレット状、顆粒状、カプセル状等の経口的に摂取可能
な形状物も包含する。
【0035】なお本発明に使用するフコイダン、その分
解物及びそれらの塩からなる群より選択されるものは、
海藻由来の他のマイナス成分が除去され、そのアポトー
シス誘発作用、成長因子産生増強作用、サイトカイン産
生調節作用、抗酸化作用、抗アレルギー作用、生体恒常
性維持作用等の生理機能を有し、またアガロオリゴ糖も
一酸化窒素の過剰生産予防作用、抗関節リュウマチ作
用、抗炎症作用、アポトーシス誘発作用、エンドトキシ
ンショックの防御作用、プロスラグランジンEの産生
阻害作用、α−グルコシダーゼ阻害作用等の生理機能を
有し、本発明により提供される食品、飲料又は飼料は、
これらの成分の相互作用により、生体の健康維持に極め
て有用な食品、飲料又は飼料である。またこれらの添加
用組成物は当該生理作用と食物繊維機能を合わせ持つ健
康食品素材として、食品、飲料または飼料の製造素材と
して極めて有用である。
【0036】本発明に使用するフコイダン、その分解物
及びそれらの塩からなる群より選択されるものと、アガ
ロオリゴ糖を含有する食品、飲料または飼料添加用組成
物はラットへの経口投与において1g/kgを経口単回
投与しても死亡例および一般体重に異常は認められな
い。
【0037】
【実施例】以下、実施例を挙げて、本発明を更に具体的
に説明するが、本発明はこれらの記載に何ら限定される
ものではない。なお、実施例における%は、特に限定の
ない限り、重量%を意味する。
【0038】実施例1 ガゴメコンブを充分乾燥後、乾燥物20kgを自由粉砕
機(奈良機械製作所製)により粉砕した。水道水900
リットルに塩化カルシウム二水和物(日本曹達社製)
7.3kgを溶解し、次にガゴメコンブ粉砕物20kg
を混合した。液温12℃から液温90℃となるまで水蒸
気吹込みにより40分間昇温させ、次いでかくはん下9
0〜95℃に2時間保温し、次いで冷却し、冷却物11
00リットルを得た。次いで固液分離装置(ウエストフ
ァリアセパレーター社製CNA型)を用い、冷却物の固
液分離を行い、約900リットルの固液分離上清液を調
製した。固液分離上清液360リットルをダイセル社製
FE10−FC−FUS0382(分画分子量3万)を
用い、20リットルまで濃縮した。次いで水道水を20
リットル加え、また20リットルまで濃縮するという操
作を5回行い、脱塩処理を行い、ガゴメコンブ由来の抽
出液25リットルを調製した。該溶液1リットルを凍結
乾燥し、ガゴメコンブ由来フコイダン乾燥物13gを得
た。
【0039】実施例2 市販寒天(伊那寒天タイプS−7、伊那食品工業(株)
社製)を脱塩水に10%w/vになるように溶解し、さ
らに強陽イオン交換樹脂活性型(H+)(ダイヤイオ
ン、三菱化学、SK−104)を1%w/vになるよう
に添加し、90℃で3時間加水分解させ、反応後常温ま
で低下させて固液分離(溶液から樹脂の除去)した。得
られた液は活性炭処理(活性炭濃度2%w/v)で着色
物質等を除去し、濾過(ポアーサイズ;1μmのフィル
ター)した後、1N NaOHを用いてpH調製した
後、常法に従って凍結乾燥し、アガロオリゴ糖組成物と
してアガビオースを調製した。このアガビオースは水分
2.3%、ガラクトース9.8%、アガロビオース4
4.1%、アガロビオース以外のアガロオリゴ糖(アガ
ロテトラオース、アガロヘキサオース等)43.4%、
pH5.2であった。
【0040】実施例3 伊那寒天タイプS−7を脱塩水に10%w/vになるよ
うに溶解し、さらに実施例2に記載の強陽イオン交換樹
脂活性型(H+)を1%w/vになるように添加し、9
0℃で1.5時間程加水分解させ、反応後常温まで低下
させて固液分離した。得られた液を実施例1に記載の方
法と同様に処理し、アガロオリゴ糖組成物としてアガオ
リゴを調製した。 このアガオリゴは水分2.3%、ガラクトース9.5
%、アガロビオース16.2%、アガロビオース以外の
アガロオリゴ糖(アガロテトラオース、アガロヘキサオ
ース等)70.3%、pH5.1であった。
【0041】実施例4 緑茶葉10g、ビタミンC 0.2g及びイオン交換水
1000mlを用い、常法に従って緑茶を調製した。本
発明品1は、実施例1記載のフコイダン及び実施例3記
載のアガオリゴをそれぞれ、製品100ml当り0.1
gを添加した。対照1は、両成分無添加のもの、対照2
はアガオリゴのみを添加したものを用いた。舌ざわり、
味、香り、総合についてパネルメンバー20名で、5段
階(5良、1悪)の官能評価を行い、その結果の平均値
を表1に示した。
【0042】
【表1】
【0043】表1より、本発明品1は対照1、2に比べ
て、舌ざわりがまろやかで滑らかな食感にとろり感が加
わって、まったりとした食感であった。さらに、渋味が
程よく緩和され、味とのバランスと奥行き、深みが増
し、茶の香りが持続するとの評価であった。また、アガ
オリゴのかわりに実施例2記載のアガビオースを使用し
たところ、同様の効果が確認できた。
【0044】実施例5 栄養ドリンクを表2に示す配合に従い、常法により調製
した。
【0045】
【表2】
【0046】本発明品2は、実施例1、実施例3記載の
フコイダン、アガオリゴそれぞれを用い、製品100m
l当りそれぞれ0.05gを添加した。対照1は両成分
無添加のもの、対照2はアガオリゴのみ添加したものを
用いた。官能評価は、実施例4と同様にして行い、その
結果を表3に示した。
【0047】
【表3】
【0048】表3より、本発明品2は対照1及び2に比
べて、舌ざわり感がまろやかになり、とろみ感が生じ、
味のバランス、奥行きと深みに優れ、また味切れもよ
く、清涼感に富み、それが持続する飲料となった。ま
た、アガオリゴのかわりに実施例2記載のアガビオース
を使用したところ、同様の効果が確認できた。
【0049】実施例6 アルコール含有飲料を表4に示す配合に従い、常法によ
り調製した。
【0050】
【表4】
【0051】本発明品3は、実施例1、3にそれぞれ記
載のフコイダン、アガオリゴを用い、製品100ml当
りそれぞれ0.1gを添加した。対照1は、両成分無添
加のもの、対照2はアガオリゴのみ添加したものを用い
た。官能評価は、実施例4と同様にして行い、その結果
を表5に示した。
【0052】
【表5】
【0053】表5より、本発明品3は対照1及び2と比
較して、味のバランス、奥行き及び深み、味切れが改善
されており、刺激味が緩和され、酸味がマイルドになり
又とろみ感が伴い、完熟みかんのような風味に仕上がっ
た。また、アガオリゴのかわりに実施例2記載のアガビ
オースを使用したところ、同様の効果が確認できた。
【0054】実施例7 スポーツドリンクとして表6に示した配合に従い、常法
により調製した。
【0055】
【表6】
【0056】本発明品4は実施例1、3にそれぞれ記載
のフコイダン、アガオリゴを用い、製品100g当り
0.06gを添加した。対照1は、両成分無添加のも
の、対照2はアガオリゴのみ添加したものを用いた。官
能評価は、実施例4と同様にして行い、その結果を表7
に示した。
【0057】
【表7】
【0058】表7より、本発明品4は対照1及び2に比
べて、舌ざわり感、味のバランス及び奥行きが優れてお
り、とろみ感がまし、酸味が緩和されてマイルドにな
り、かつ味切れもよく、各成分間の調和が優れており、
味なれの効果が顕著な製品に仕上がった。また、アガオ
リゴのかわりに実施例2記載のアガビオースを使用した
ところ、同様の効果が確認できた。
【0059】実施例8 普通牛乳の均質牛乳(水分88.6w/v%、タンパク
質2.8w/v%、脂肪3.5w/v%、乳糖4.5w
/v%、灰分0.8w/v%)に実施例1、3にそれぞ
れ記載のフコイダン、アガオリゴを用い、製品100m
l当りそれぞれ0.1gを添加した。対照1は、両成分
無添加のもの、対照2はアガオリゴのみ添加したものを
用いた。官能評価は、実施例4と同様にして行い、その
結果を表8に示した。
【0060】
【表8】
【0061】表8より、本発明品5は対照1及び2に比
べて、舌ざわり感、味のバランス、味の奥行き及び深み
が改善され、牛乳が舌にまとわりつくような食感、すな
わち味切れの悪さに関しては、味切れが良くなり、又と
ろりとしたマイルド感が増し、牛乳が飲みやすくなっ
た。また、アガオリゴのかわりに実施例2記載のアガビ
オースを使用したところ、同様の効果が確認できた。
【0062】実施例9 常法に従い、大豆から豆乳を作り、凝固剤で凝固させ、
通常のもめんごしの豆腐を調製した。本発明品6は、豆
乳中に実施例1、3に記載のフコイダン、アガオリゴを
それぞれ用い、製品100g当りそれぞれ0.05gを
添加した。対照1は両成分無添加のもの、対照2はアガ
オリゴのみを添加したものを用いた。官能評価は実施例
4と同様にして行い、その結果を表9に示した。
【0063】
【表9】
【0064】表9より、本発明品6は対照1及び2に比
べて、舌ざわり感が改善され、もめんごし豆腐である
が、絹ごし豆腐のような滑らかでとろりとした舌ざわり
の食感を生じ、総合した食感は著しく向上した。また、
アガオリゴのかわりに実施例2記載のアガビオースを使
用したところ、同様の効果が確認できた。
【0065】実施例10 菓子類として、チョコレートクリーム、キャンディ及び
オレンジゼリーを試作した。チョコレートクリームは、
卵黄2個、牛乳125ml、小麦粉10g、砂糖30g
を用い、加温しつつ練り上げて調製した。キャンディ
は、砂糖1.2kgと水飴0.8kgをディゾルバー
(110℃)で溶解混合した後、クッカーで120〜1
30℃まで煮上げ、水分含量2%以下とし、乳酸(50
重量%溶液)16.3g、リンゴ酸10.1g、炭酸カ
ルシウム5.0g、及び適量の香料を添加して調製し
た。オレンジゼリーは、カラギーナン9gをグラニュー
糖180gと混合し、水800mlを加え、混合、加熱
溶解した。これに、温州みかん濃縮果汁10g、クエン
酸2g、クエン酸ソーダ1.5g、オレンジアロマ2
g、香料1gを加えて調製した。本発明品7(チョコレ
ートクリーム)、8(キャンディ)、9(オレンジゼリ
ー)は、それぞれ実施例1、3にそれぞれ記載のフコイ
ダン、アガオリゴを用い、製品100g当りそれぞれ
0.3gを添加した。対照1は、両成分無添加のもの、
対照2はアガオリゴのみ添加したものを用いた。官能評
価は、実施例4と同様にして行い、表10〜表12にそ
の結果を示した。
【0066】
【表10】
【0067】
【表11】
【0068】
【表12】
【0069】表10〜12より、本発明品7〜9はそれ
ぞれの対照に比べて、舌ざわり感の滑らかさ及びとろみ
が向上し、味のバランスと奥行きと深みが向上し、酸味
が緩和され、総合でマイルドな食感となり、香味の持続
性も向上して総合的評価が優れていた。また、アガオリ
ゴのかわりに実施例2記載のアガビオースを使用したと
ころ、同様の効果が確認できた。
【0070】実施例11 練り製品として、魚肉を用いたかまぼこ及び畜肉を用い
たソーセージを試作した。かまぼこは、スケトウダラす
り身(SA級)1kgに水100g、食塩20gを添加
し、15分間細かくすりつぶしたものを40gずつビニ
ールパックに詰め、5℃で一晩保存した後、常圧で15
分間蒸して蒸しかまぼこを得た。ソーセージは、豚肉2
kg、豚脂肪700gを5mm目で肉ひきし、コショウ
7g、セージ3g、メース1gを混合し、カッティング
した後、径2cmの豚腸を用いケーシングした。これを
15分間蒸煮してソーセージを得た。本発明品10(か
まぼこ)は細かくすりつぶす前に、及び本発明品11
(ソーセージ)はカッティング前に、実施例1、3にそ
れぞれ記載のフコイダン、アガオリゴを用い、製品10
0g当りそれぞれ0.2gを添加した。それぞれの対照
1は両成分無添加のもの、対照2はアガオリゴのみを添
加したものを用いた。官能評価は、実施例4と同様にし
て行い、その結果を表13、表14に示した。
【0071】
【表13】
【0072】
【表14】
【0073】表13及び表14より、本発明品10(か
まぼこ)及び本発明品11(ソーセージ)はそれぞれの
対照1及び2に比べて、舌ざわり感の食感はマイルド
で、滑らかな食感になり、味のバランスが持続し、味の
奥行きが向上し、テクスチャーにも弾力性が向上し、上
品な食感となった。また、アガオリゴのかわりに実施例
2記載のアガビオースを使用したところ、同様の効果が
確認できた。
【0074】実施例12 麺類として、ラーメンを試作した。すなわち、4kgの
ラーメン専用粉(かんすい等を含む小麦粉)に乳酸ナト
リウム25.4g(50w/w%溶液)、リンゴ酸ナト
リウム9.4g、炭酸カルシウム10gを添加し、更に
1.6リットルの水を添加し、そぼろ状になるよう混合
した。これを家庭用製麺機〔三洋電気(株)製〕で製麺
した。本発明品12は、実施例1、3にそれぞれ記載の
フコイダン、アガオリゴをそれぞれ用い、製品100g
当りそれぞれ0.2gを添加した。対照1は両成分無添
加のもの、対照2はアガオリゴのみ添加したものを用い
た。得られたそれぞれのラーメンを用い、通常の方法で
調理した。官能評価は、実施例4と同様にして行い、そ
の結果を表15に示した。
【0075】
【表15】
【0076】表15より、本発明品12は対照1及び2
に比べて、舌ざわり感が滑らかでマイルドな食感とな
り、テクスチャーとしても弾力性が増強、持続し、かつ
歯切れもよく、また外見のツヤが優れており、総合でも
高い評価を受けた。また、アガオリゴのかわりに実施例
2記載のアガビオースを使用したところ、同様の効果が
確認できた。
【0077】実施例13 パン類として、食パン及び中華まんじゅうを常法に従っ
て試作した。食パン及び中華まんじゅうの皮の配合と調
製条件を、それぞれ表16及び表17に示した。表中に
おいて、部とは、重量部を意味する。
【0078】
【表16】
【0079】
【表17】
【0080】本発明品13(食パン)及び14(中華ま
んじゅうの皮)は、実施例1、3にそれぞれ記載のフコ
イダン、アガオリゴを用い、製品100gあたりそれぞ
れ0.5gを原料配合時に添加した。対照1は両成分無
添加のもの、対照2はアガオリゴのみを添加したものを
用いた。得られた食パン及び中華まんじゅうの皮をサラ
ンラップに包み、5℃で24時間放置した。官能評価
は、放置後の食パン及び中華まんじゅうの皮を用い、実
施例4と同様にして行い、その結果を表18および表1
9に示した。
【0081】
【表18】
【0082】
【表19】
【0083】表18及び表19より、本発明品13(食
パン)及び本発明品14(中華まんじゅう)はそれぞれ
の対照1及び2に比べて、パンの食感であるパサつきが
なく、弾力性があり、滑らかでもちもちとした舌ざわり
感が向上、持続した。またテクスチャーの食感が優れて
おり、味のバランスが増し、マイルドな香味に仕上が
り、これらの特性が維持できた。また、アガオリゴのか
わりに実施例2記載のアガビオースを使用したところ、
同様の効果が確認できた。
【0084】実施例14 常法により調製された清酒を用い、本発明品15は、実
施例1、3記載のフコイダン、アガオリゴをそれぞれ用
い、製品100ml当りそれぞれ0.1gを添加した。
対照1は両成分無添加のもの、対照2はアガオリゴのみ
を添加したものを用いた。官能評価は、実施例4と同様
にして行い、その結果を表20に示した。
【0085】
【表20】
【0086】表20より、本発明品15はそれぞれの対
照に比べて、舌ざわり感、特になめらかさ及びとろみ感
において優れており、味切れも向上し、アルコールの刺
激感が少なくなり、味のバランスと奥行き及び深みに優
れた嗜好品としての食感が改善する効果を見出した。ま
た、アガオリゴのかわりに実施例2記載のアガビオース
を使用したところ、同様の効果が確認できた。
【0087】実施例15 ふりかけとして、魚粉4.7kg、海苔0.8kg、ご
ま2.5kg、食塩1.0kg、グルタミン酸ソーダ
0.5kgを混合し、常法に従って造粒して調製した。
本発明品16は、実施例1、3に記載のフコイダン、ア
ガオリゴをそれぞれ用い、製品100g当りそれぞれ2
0gを添加した。対照1は両成分無添加のもの、対照2
はアガオリゴのみを添加したものとした。これらふりか
けを米飯にふりかけ、食感の官能評価を実施例4と同様
にして行った。その結果、本発明品16は対照1及び2
に比べて、口に含んだとき、米飯とよくなじみ、塩カド
がとれて塩味が緩和されて味のバランスが向上した。ま
た舌ざわりでとろみを感じさせ、ざらつき感が無く滑ら
かで、総合してふりかけの品質を向上させることがわか
った。また、アガオリゴのかわりに実施例2記載のアガ
ビオースを使用したところ、同様の効果が確認できた。
【0088】実施例16 酢飲料として、黒酢配合飲料を試作した。その配合を表
21に示した。本発明品17には実施例1に記載のフコ
イダンを0.1%w/v、実施例3に記載のアガオリゴ
を0.5%w/v含有させた。対照1は両成分無添加の
もの、対照2はアガオリゴのみを添加したものを使用し
た。
【0089】
【表21】
【0090】官能評価は、実施例4と同様に行い、その
結果を表22に示した。
【0091】
【表22】
【0092】表22より、本発明品17は、対照1及び
2と比較して酢の刺激が緩和され、舌触り感も改善され
た。酢はその臭いとツンとした刺激で飲用としては抵抗
があるが、本発明により黒酢がマイルドになり、飲みや
すくなった。また、味のバランス、奥行が良好で味なれ
しておりサッパリとした爽快感と黒酢の旨みと酸味が程
よい飲料に仕上がった。また、アガオリゴのかわりに実
施例2記載のアガビオースを使用したところ、同様の効
果が確認できた。
【0093】実施例17 表23の配合で、打錠機を用い、打錠時の圧力3000
kg/cmで常法に従い、錠菓を作製した。本発明品
18は実施例1、3にそれぞれ記載のフコイダン、アガ
オリゴを使用し、対照1は両成分無添加のもの、対照2
はアガオリゴのみを添加したものを使用した。その結
果、本発明品18は、口に含んだときに対照に比べ、舌
触りが滑らかで、ざらつきも無く、全体に味のバランス
が向上し、配合材料の味なれを生じて上品な錠菓に仕上
がった。また、アガオリゴのかわりに実施例2記載のア
ガビオースを使用したところ、同様の効果が確認でき
た。
【0094】
【表23】
【0095】実施例18 陸上養殖においてリンホシスチス病が発症した稚魚ヒラ
メ(平均体重350g)1300匹が入っている水槽
(海水2000リットル)に実施例1、3にそれぞれ記
載のフコイダン、アガオリゴをそれぞれ2.2g/リッ
トルとなるように添加し、発症ヒラメを30分間浸漬し
た。次にこの水槽に海水7000リットルを追加し、更
に発症ヒラメを30分間浸漬した。浸漬終了後は海水を
更に5000リットル追加した後、海水と置換した。表
24に示すモイスト飼料140kgに対し実施例1、3
にそれぞれ記載のフコイダン、アガオリゴをそれぞれ7
kgを添加し、発症ヒラメ用飼料を作製した。上記浸漬
処理が終了したヒラメに対し、毎日2回上記飼料を、実
施例1,3にそれぞれ記載のフコイダン、アガオリゴが
それぞれ0.78g/kg/日となるように与えた。飼
料を与えてから24日目においてヒラメ口部の白色塊状
物が取れ、大半のヒラメのリンホシスチス病の治癒が進
み、24日目において治癒したヒラメは1300匹中5
00匹、治癒中のヒラメは1300匹中665匹と顕著
な効果を示した。またリンホシスチス病の再発は認めら
なかった。
【0096】
【表24】
【0097】以上、本発明のフコイダン、アガオリゴへ
の浸漬、飼料の摂取により魚病の治癒、症状改善効果が
認められた。更に、非リンホシスチス病発症群に本発明
のフコイダン、アガオリゴを使用したところ、リンホシ
スチス病の発症は認められず、顕著な予防効果が認めら
れた。また、アガオリゴのかわりに実施例2記載のアガ
ビオースを使用したところ、同様の効果が認められた。
【0098】実施例19 海上養殖で発症したリンホシスチス病稚魚ヒラメ(平均
体重350g)用の飼料として、下記表25に示すモイ
スト飼料136kgに実施例1記載のフコイダン1kg
及び実施例3記載のアガオリゴ1kgを添加し、これら
の成分が0.1g/kg/1回分となるように、該飼料
を2日に1回投与した。該飼料8回投与後において発症
ヒラメ600匹中200匹の口部の塊状物が無くなり、
リンホシスチス病の治癒が認められ、他のイケスに移す
ことができた。またほとんど治癒したヒラメは600匹
中300匹であった。また死亡したヒラメは600匹中
100匹であった。リンホシスチス病の再発、他の病気
の発生は認められず、感染予防効果が認められた。ま
た、アガオリゴのかわりに実施例2記載のアガビオース
を使用したところ、同様の効果が認められた。
【0099】
【表25】
【0100】実施例20 滑走細菌症の発生した陸上養殖のヒラメ稚魚(平均体重
約4g)を2群に分け、フコイダン及びアガオリゴの滑
走細菌症への効果を検討した。 対照群:1200匹のヒラメ稚魚を市販のドライペレッ
ト(おとひめ4号:日清製粉社製)を使用し1日1回供
餌し、25000リットルの海水槽中飼育した。 フコイダン及びアガオリゴ投与群:ヒラメ稚魚1190
匹を25000リットルの海水槽中で1日1回、下記表
26に示すモイスト飼料78kgに実施例1記載のフコ
イダン200g及び実施例3記載のアガオリゴ500g
を添加した飼料を与え、飼育した。
【0101】その結果を表27に示す。表27に示され
るように、検討開始後9日目において、対象群に比べ、
投与群の死亡数が減少しており、フコイダン及びアガオ
リゴの滑走細菌症に対する効果が認められた。また、ア
ガオリゴのかわりに実施例2記載のアガビオースを使用
したところ、同様の効果が認められた。
【0102】
【表26】
【0103】
【表27】
【0104】実施例21 海上養殖で発生した口白症のトラフグ(平均体重450
g)1000匹、1日用の飼料として、ドライペレット
飼料(おとひめフグ用:日清製粉社製)10kgに、実
施例1記載のフコイダン及び実施例3記載のアガオリゴ
を水に溶解し当該飼料に染み込ませ、フコイダン及びア
ガオリゴがそれぞれ0.1mg/kg体重/日となるよ
うにした飼料を用事調製し、1日1回該飼料を与えた。
フコイダン及びアガオリゴ添加飼料を3週間与えた結
果、フコイダン及びアガオリゴ非添加飼料を与えた対照
群では口白症発症トラフグ1000匹中101匹が死亡
したのに対し、フコイダン及びアガオリゴ添加飼料投与
群では発症トラフグ1000匹中60匹の死亡に止ま
り、死亡数を約半減することができた。また治癒された
トラフグに口白症の再発は認められず、口白症感染予防
効果も認められた。また、アガオリゴのかわりに実施例
2記載のアガビオースを使用したところ、同様の効果が
認められた。
【0105】実施例22 実施例1記載のフコイダン及び実施例3記載のアガオリ
ゴをそれぞれ50gをモイスペレット60kgに添加
し、タイ3年魚に1日置きに摂取させたところ、浮上卵
の割合が向上し、産卵率の向上が認められた。更にこれ
らの投与群においては感染症の発生は認められず、感染
症予防効果が認められた。また、アガオリゴのかわりに
実施例2記載のアガビオースを使用したところ、同様の
効果が認められた。
【0106】実施例23 実施例1記載のフコイダン及び実施例3記載のアガオリ
ゴをそれぞれ2mg/kg/日となるように市販の配合
飼料に添加し、8週齢のニワトリ雌雛に与え、飼育した
ところ、産卵率の向上が認められた。更にこれらの投与
群においては感染症の発生は認められず、鳥類への感染
症予防効果が認められた。また、アガオリゴのかわりに
実施例2記載のアガビオースを使用したところ、同様の
効果が認められた。
【0107】実施例24 ブタ用配合飼料に実施例1記載のフコイダン及び実施例
3記載のアガオリゴを、分娩予定前7日〜離乳期間(1
ヶ月)までの母ブタ100頭に、それぞれ0.1mg/
kg/日となるように添加した。飼育後その産仔数、哺
乳数、離乳率を測定したところ、対照群に比べフコイダ
ン及びアガオリゴ投与群は産仔数、哺乳数、離乳率が顕
著に上昇した。また、アガオリゴのかわりに実施例2記
載のアガビオースを使用したところ、同様の効果が認め
られた。
【0108】
【発明の効果】本発明により海藻由来の機能性物質を高
濃度及び/又は高純度含有する健康の増強に顕著な効果
を有する食品、飲料又は飼料が提供される。また特に選
択されれた海藻由来の機能性物質を含有する食品、飲料
又は飼料添加用組成物が提供され、当該組成物を使用す
ることにより高機能性食品、飲料又は飼料を簡便に製造
することが可能になった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23F 3/14 A23F 3/14 4B027 A23G 3/00 101 A23G 3/00 101 4B032 A23K 1/16 303 A23K 1/16 303D 4B034 304 304A 4B036 304C 4B041 A23L 1/06 A23L 1/06 4B042 1/16 1/16 A 4B046 1/317 1/317 A 1/325 101 1/325 101 1/48 1/48 2/52 2/00 F Fターム(参考) 2B150 AA01 AA02 AA03 AA05 AA06 AA07 AA08 AA10 AA20 AB10 DC13 DD01 DD31 DD47 DD48 4B001 AC03 EC05 4B014 GB04 GB06 GB07 GB18 GL11 4B017 LC03 LE05 LK13 4B018 LB01 LB02 LB04 LB05 LB06 LB07 LB08 MD31 MD37 MD47 4B027 FB01 FC06 FK04 4B032 DB01 DB38 DK11 DK17 4B034 LB04 LC04 LK13 LK18 4B036 LF11 LH10 LH11 LK06 4B041 LD02 LH10 LK09 4B042 AC04 AD03 AK07 AK09 4B046 LA05 LC06 LG12 LG18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フコイダン、その分解物及びそれらの塩
    からなる群より選択されるものと、アガロオリゴ糖を含
    有することを特徴とする食品、飲料又は飼料。
  2. 【請求項2】 フコイダンが純化されたフコイダンであ
    る請求項1記載の食品、飲料又は飼料。
  3. 【請求項3】 高濃度の成分を含有する請求項1又は2
    記載の食品、飲料又は飼料。
  4. 【請求項4】 フコイダン、その分解物及びそれらの塩
    からなる群より選択されるものと、アガロオリゴ糖を含
    有することを特徴とする食品、飲料又は飼料添加用組成
    物。
  5. 【請求項5】 フコイダンが純化されたフコイダンであ
    る請求項4記載の食品、飲料又は飼料添加用組成物。
  6. 【請求項6】 高濃度の成分を含有する請求項4又は5
    記載の食品、飲料又は飼料添加用組成物。
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