JPH0364391A - 相転移材料 - Google Patents

相転移材料

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JPH0364391A
JPH0364391A JP2149717A JP14971790A JPH0364391A JP H0364391 A JPH0364391 A JP H0364391A JP 2149717 A JP2149717 A JP 2149717A JP 14971790 A JP14971790 A JP 14971790A JP H0364391 A JPH0364391 A JP H0364391A
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    • C09K5/06Materials undergoing a change of physical state when used the change of state being from liquid to solid or vice versa
    • C09K5/063Materials absorbing or liberating heat during crystallisation; Heat storage materials
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C09K5/06Materials undergoing a change of physical state when used the change of state being from liquid to solid or vice versa

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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、水酸化ストロンチウム8水塩または水酸化
リチウム1水塩に基づいた相転移材料に関するものであ
る。さらに、この発明は、これらの相転移材料の有利な
範囲の使用に関するものである。
相転移材料は熱蓄積の手段として多くの熱伝達工程にお
いて使用される。それらは、熱伝達工程の動作温度範囲
にある融点をもつ物質であるのでそれらは加熱の間固相
から液相に変化し、かつ冷却の間固相に戻り、したがっ
て同様に潜熱(融解熱または再結晶化熱)を再び吸収し
、かつ放出する晶加熱)。このために、それらの加熱曲
線は、全体の融解の後さらなる上昇が起こる前に、最初
の上昇の後で融解温度のレベルで(したがって熱伝達工
程の動作温度の範囲で)温度プラトを示す。
逆に、それらは、潜熱が完全に放出されるまで冷却の間
、しかるべき時間、再結晶化温度にとどまる。潜熱は一
般的に同じ物質の比熱よりおよそ100〜200倍大き
い値に達するので、いわゆる容量性熱蓄積材料(すなわ
ちそれらの上で凝集の状態が動作温度の範囲では変化し
ないようなもの)と比べて相転移材料は、それらが体積
の比較的小さな必要条件で温度の狭い範囲の中でより大
きい量のエネルギの蓄積を可能にするという利点を有す
る。
一般に、相転移材料はできるだけ高い融解エンタルピを
有するべきであり、それは特に蓄積室の1体積ユニット
あたり最大の蓄積容量を生じるために、体積の(すなわ
ち体積に関連した)比融解エンタルピに依存する。この
他に、それらはサイクルブルーフでなくてはならず、す
なわち相転移、固相−液相−固相は長い時間にわたって
可逆で、再現可能であり続けなくてはならず、かつ化学
反応、混合物の分解、結晶水の分離またはそのような効
果により影響されるべきではない。さらに、重要な基準
は、凝固作用(たとえば、準安定融解物の形成、相転移
の間の体積量の変化または結晶化の形状)、構成物質と
の適合性、生理的に無害であることおよび許容できるコ
ストを利用できることであり得る。たとえば、水酸化物
水化物、塩水化物、低融点合金または有機化合物にでさ
え基づくいくつかの相転移材料が知られることは本当で
あるが、それぞれの応用に対して最適の態様でこの基準
のすべてを達成する相転移材料を見つけることは今まで
困難であった。
もしどこか他の場所での使用のために廃熱が蓄積される
べきであるかまたは熱の蓄えが消費ピークをカバーする
ために自由に保たれなくてはならないならば、相転移材
料の典型的な応用は、(たとえばソーラコレクタまたは
同様にヒートポンプに関連して)家庭用暖房装置のため
のまたは産業工程における利用熱を蓄積する領域である
。しかしまた他のより特別な応用に対して、相転移材料
は、たとえば車のためのプレヒータ、人工衛星の熱制御
ユニット、またはたとえば地球物理学における試錐孔プ
ローブと同様に産業工程での測定電子部品のための熱保
護システムにおいて使用される。これらおよび他の応用
のために以前のように現在改良された相転移材料の要求
が存在し、それは一方では現在まで使用されてきた物質
の不足、他方では絶え間ない改良の努力に基づく。特に
所与の体積の中にできるだけ高いエネルギ量を蓄積する
必要性から、体積比蓄積容量が物理的限界に達するよう
な相転移材料が必要とされる。
無機物質と同様に有機物質に対しても、およそ300J
/cm3までの融解エンタルピの最大のエネルギ密度は
以前の説において130℃までの温度範囲において期待
されるであろう(参照=Dr、P、Kesselrin
gによる「相転移材料におけるエネルギ密度について一
基本的諸考察」VDi報告No、288.1977)。
しかしながら、この研究で、純粋な物理的理由により体
積比融解エンタルピが最大値をとることがあり得、それ
は任意の融解温度で2より少し大きい係数で乗算された
ケルビン度の物質の融解温度の値とほぼ一致し、その結
果たとえば(およそ358°Kに対応する)85℃の融
解温度を有する物質はせいぜいおよそ720−730J
/cm3の融解エンタルピに達することしかできないで
あろうということがわかった。
まさにこの“理想値”は、日本のJP−A  76−9
7584において相転移材料として水酸化バリウム8水
塩とともにすでに提案されている水酸化ストロンチウム
8水塩によって示される。この文献において、この物質
の融点に関して異なる陳述が存在するが、それは誤りで
あるとわかった。
この研究は、純物質は85.0℃の融解温度で382 
J / gの融解エンタルピ、固相で1.65J/ g
 / Kの比熱および液相で3.2J/g/にの比熱を
有するという結果に至った。文献において与えられる1
、91g/am3の密度を使用し、体積比融解エンタル
ピはこのように、面相で3゜15J/cm3/におよび
液相で6.11J/cm3/Kをもつ体積に基づいた比
熱730 J / cm3で計算される。絶対0度から
およそ250℃までの全温度範囲において、今まで、よ
り高い体積比値は見つかってはいない。
水酸化リチウム1水塩はほぼ同じくらい高い融解エンタ
ルピを有する別の公知の物質であって、それは106.
8℃の融解温度で465 J/gでもってこの測定値に
より決定された。この文献からとられる1、51g/c
m3の密度の値に基づき、体積比融解エンタルピは70
2J/cm3の同様に非常に高い値に達する。
水酸化ストロンチウム8水塩と水酸化リチウム1水塩と
の顕著なカロリ値はおそら(分子の中の単一の原子の大
きさおよび最適な配置の関係だけでなく、水の8つの分
子で、かつ水の1つの分子での水素架橋の最適な形成に
も基づく。しかしながら、冷却の間の熱の放出のもとて
の凝固と同様に熱の吸収のもとての加熱の間に起きる液
化は、伝統的な意味では融解/凝固でないかもしれない
が、主に相転移によって起こされる一方で、氷化物水は
完全にまたは少なくともほとんどの部分、熱の吸収のも
とで放出され、かつ熱の放出のもとて再び吸収される。
しかし水化物に基づく相転移材料にさえ関連して用語“
融解”を使用することは一般的な実務であるので、同じ
用語はこの明細書の中での前記相転移のその場合に対し
て使用されるであろう。
生理的に無害であることに関して、水酸化ストロンチウ
ム8水塩は“刺激性”として分類されるにすぎず、かつ
したがって水酸化物の間で極めて危険の少ない作用物質
であるように見える。TLV−値は確立されていない。
材料安全データ書はその粉末を吸込まず、目および肌と
の接触を避け、かつそのような場合には多量の水ですす
ぎまたは洗うように勧めている。提案された技術的応用
を考慮して、この物質の分類は比較的好ましい、なぜな
らばかなりのより高い危険可能性を有する他かの物質は
ことによるとそれにより取替えられることができるから
である。しかしながら、その物質はアルミニウム、ケイ
素およびそれらの合金に対し他の水酸化物水化物のよう
に強く腐食して作用し、したがって前記金属との接触を
避けるために適当な予防を必要とするということが現在
まで考えられてきた。
水酸化リチウム1水塩は非常に強く腐食して作用するこ
とで知られる。構成物質との適合性は広く制限される。
相転移材料としてのその利用可能性はこの特性が許容さ
れ得るある特別の応用においてこれにより制限される。
不幸にも今まで水酸化リチウム1水塩と同様に水酸化ス
トロンチウム8水塩の実際の使用を不利な地位に立たせ
てきた理由がある。これら両方の物質はすなわち強く包
晶で、かつあまりにも調和せず融解するので、別個の相
の分裂が起こる。この工程は同様に結晶水のないまたは
より乏しい水酸化物が分離された結晶水中ではほとんど
不溶解性であるというような方法で説明されることがで
きる。分離された相は異なる密度を有するので、それら
は混合物を分解する傾向がある。結果として、より高い
密度、このように主に水酸化物を有する相は沈む一方で
、主に分離された結晶水から成るより軽い相は上部で濃
縮する。この結晶水は再結晶化の間必要とされる速度に
組込まれることができないので、熱の放出は逆反応の間
制限される。水酸化ストロンチウム8水塩の場合に支持
手段がないと、結晶水の完全な再結合のためには層の厚
さによって、2日までの時間が期待されなければならな
い。実際的な応用のために、現在まで機械的援助が相を
再混合するために必要であって、それはたとえばポンピ
ング、攪拌、振り混ぜまたはそのようなものにより実現
化され、そのことは付加的な費用を意味し、かつ応用の
ほとんどにおいて実行不可能でさえある。
この発明の目的は、混合物の分解を全く、ないしはほと
んど伴わず融解し、同時に、より大きい範囲の融解温度
をカバーする相転移材料が結果として生じるような形状
で水酸化ストロンチウム8水塩および水酸化リチウム1
水塩を利用可能にすることである。
前記両方の水酸化物水化物から始まってこの問題は、水
化物を形成しないアルカリ金属の塩化物および硝酸塩の
グループからの少なくとも1つの塩および/または他の
水酸化物水化物をこれら両方の水酸化物水化物に付加す
ることによりこの発明で解決され、そこで他の水酸化物
水化物の付加された量は第1の水酸化物水化物の量に関
連して40−60mol%の範囲にあり、かつ塩の付加
された量は水酸化物水化物の全量に関連して5−40重
量パーセントの範囲にある。
水化物を形成しない塩は水に関し望ましい溶解度を有さ
なければならず、かつ好ましくは5−25重量パーセン
トの間で付加される塩化カリウムおよび塩化ナトリウム
と、好ましくは20−40重量パーセントの間で付加さ
れる硝酸カリウムおよび硝酸ナトリウムとであることが
好ましい。
この発明は、水酸化ストロンチウム8水塩および水酸化
リチウム1水塩がお互いに混和性であるだけでなく、単
独にまたは共に前記塩と混和性であり、かつこれらの混
合物は純物質に起こる混合物の分解なしに融解し、また
はそのような混合物の分解をもはや乱さない規模でのみ
示しているという意外な発見に基づく。一般に、これら
の混合物は、このように混合物に依存する多くの異なる
融解温度または融解範囲の選択を許容する共融点または
不変融点を有する。これらの混合物は終始著しい、高い
融解エンタルピを示し、それらは純水酸化ストロンチウ
ム8水塩、または水酸化リチウム1水塩のそれらよりあ
まり小さくないということは特に意外である。これによ
り、高いレベルの融解エンタルピで広い温度範囲をカバ
ーし、かつ部分的に調和しない融解作用にもかかわらず
すべての潜熱蓄積ユニットでの有利な使用を許容する多
くの相転移材料が利用可能である。
この発明で提案される混合物の付加的な利益は結晶化さ
れた混合物の非常に細かい組織の形成にあり、したがっ
て純物質から知られる、不利な、かつ妨げとなる目の粗
い結晶作用を防ぐ。
この発明の機能に対する物理的な背景はまだ明確にされ
ていない。おそらくこれに関連して、水の中で高い溶解
度を有するこの発明で提案された塩を付加することによ
り、融解工程の量水酸化ストロンチウム8水塩または水
酸化リチウム1水塩から分離される結晶水はいわばこの
塩により吸収され、かつしたがって混合物の分解は制御
されるということが重要である。もしこの塩が好ましく
は水酸化ストロンチウム8水塩または水酸化リチウム1
水塩との共融または擬似共融混合比において混合物の中
で細かく分布されれば、水酸化ストロンチウム8水塩お
よび/または水酸化リチウム1水塩から分離される結晶
水は同様に塩と混ざりあった溶液により起こされる混合
物中で細かい分布に分布されるはずである。比例的に十
分な凝集力および混合物の成分の間のあまり大きくない
密度差の必須条件のもとで、このようにそのような混合
物を混合物の分解から守ることは可能なはずである。も
し代わりにこの部分の付加された無機塩が水への堅固な
凝集力を有さず、このゆえにそれら自身水で水化物を形
成することができないならば、このように温度の下降お
よびそれにより開始された結晶水の再結合の逆反応の間
、この水が付加された塩から再び進んで放出されるとい
うことが起こるはずである。
最後に同じ効果を有し、この混合物は塩の陰イオンに依
存して異なる反応を示す。硝酸塩は、分解溶融作用を宵
し、かつしたがって結晶水を分離することを通し゛C1
許容できる短い時間の中での再結晶化の間この結晶水を
完全に再結合させる混合物につながる。その方法による
同様の反応は水酸化ストロンチウム8水塩および水酸化
リチウム1水塩(この場合物理的背景は目下比較的公で
ある)および水酸化ストロンチウム8水塩と、水酸化リ
チウム1水塩と塩のうちの1つとの準3成分系の間の混
合物も示す。
しかしながら、塩化物を伴う混合物は“ドライメルティ
ング(dry  melting)”として人工的に一
番よく説明されることができる完全に異なる反応を示す
。前述の効果は、混合物を含む塩化物で、ある擬似共融
温度に達する際に融解工程が共通の意味ではもはや全(
観察されないような極端な方法で起こるように見える。
水酸化ストロンチウム8水塩または水酸化リチウム1水
塩からの結晶水の分離および塩化物による吸収は、融点
を越えた後でさえ僅かにこね粉のような稠度を有する比
較的密で堅い塊が出て、その体積は水酸化物水化物の体
積からほんの僅か異なっているというような程度まで同
時にかつ完全に続く。さらに意外なことには、これらの
混合物は目立って下げられた蒸気圧を有し、水の蒸発の
著しい低減を起こし、それはたとえば100℃のまわり
の範囲での純水酸化ストロンチウム8水塩で見られる。
驚くことには、これらの結果は少なくとも塩化物の混合
物に関する限り、水酸化バリウム8水塩には応用するこ
とができない。その分子パターンをもつ水酸化バリウム
8水塩は水酸化ストロンチウム8水塩に似ているが、そ
の融解反応は異なる。
それはそれ自体水酸化動水化物分解溶融および混合物の
分解にも属するが、それは分離された結晶水においてほ
とんど容易に溶解でき、その理由のために融解工程は一
般にほぼ調和するものとして見なされる。この調査で、
水酸化バリウム8水塩との塩化ナトリウムまたは塩化カ
リウムの混合物は、純水酸化バリウム8水塩の融解温度
を越える極めて幅広く広域な融解範囲を有する包晶の系
となり、その結果そのような混合物は相転移材料として
全く適当でない。
水酸化ストロンチウム8水塩または水酸化リチウム1水
塩への塩化ナトリウムおよび/または塩化カリウムの混
加物の場合において、“ドライメルティングの述べられ
た効果はとても強力な方法であり得るので、場合によっ
てたとえばそのようなコンテナの中でより好ましい濃度
の濃密化のために、または熱を伝達する表面とのよりよ
い接触を保証し少量の余分な水(全混合物に関連して5
重1パーセントまでの範囲での)の混合物を準備するた
めにコンテナの充填を容易にすることが利点である。
この発明はさらに実施例および応用によって以下に説明
されるであろう。この目的のために、水酸化ストロンチ
ウム8水塩と、 水酸化リチウム1水塩と、 硝酸ナトリウムと、 硝酸カリウムと、 塩化カリウムと、 塩化ナトリウムとからなる、 いくつかの準2元および準3元の混合物が準備され、示
差走査熱量計を使用しそれらの融解および凝固作用が確
かめられ、かつそれらのカロリ値が決定された。上昇す
る融点にしたがって配置される混合物の選択された例の
それぞれのデータと同様に純物質のデータは添付の表に
載せられる。前述のように、すべての混合物が同じもの
を示すわけではないが、どのような場合でも信頼できる
融解および凝固作用を示し、それは実際の動作において
十分に許容でき、かつそのうえそれが表から見られるよ
うに著しく高い体積比融解エンタルピを有し、それらは
純水酸化物水化物のそれらにほぼ到達するということは
事実である。混合物の融点は純水酸化物水化物のそれら
より下にあり、それは包括的に望まれる。
表に載せられた例はいくつかのグループに分類されるこ
とができ、すなわち 1、)両方の水酸化物水化物のうちの1つと塩化物との
混合物、 2、)両方の水酸化物水化物のうちの1つと硝酸塩との
混合物、 3、)両方の水酸化物水化物のうちの1つと塩化物およ
び硝酸塩との混合物、 4、)両方の水酸化物水化物の互いどうしの混合物、 5、)両方の水酸化物水化物の互いどうしと1つまたは
それ以上の塩との混合物である。
表において注目されるように、これらのグループの中で
第1のグループの混合物だけが“ドライメルティングの
反応を有するが、他のグループの混合物は調和せずに融
解し、しかし我慢できるほどに素早くかつうまく再現可
能に再結晶化する。
特にもし冷却の間放出される熱がただちに自由にされな
ければならないか、またはもし大きな体積を有する蓄積
ユニットが充填されなければならない場合、正規の規定
から完全に離れているそれらの特別な融解反応のために
第1のグループの混合物は多くの場合好まれるであろう
。一方で、残るグループに属する混合物はそれらと比べ
られて落とされるべきではない。それらはまた顕著なカ
ロリ値を示し、かつそれらが蓄積ユニットの中のより大
きい厚さの層を充填しなくてもよく、かつ蓄積された熱
はたとえば家庭用水の領域でもう少し長い時間にわたり
放出されることができるそれらの領域で応用可能である
これらの系は共融(または擬似共融)のように反応し、
そこでは自然に曲線は非常に急勾配で、それは純塩化物
に延びるということが明らかに見られる。水酸化ストロ
ンチウム8水塩に基づく共融混合物はおよそ50:50
の分子比で配置され、かつ水酸化リチウム1水塩に基づ
く系はおよそ90:]0の範囲に置かれる。異なる分子
量により起こされて両系は共融混合物に対してほぼ同じ
重量比に終わるにすぎない。第1図−第4図において、
それぞれの共融凝固温度(実線)および融解温度(破線
)が示される。このように系は小さなヒステリシスを示
す。同じことがこのグループの準3元混合物にあてはま
る。
塩化ナトリウムおよび/または塩化カリウムとの水酸化
ストロンチウム8水塩または水酸化リチウム1水塩の混
合物はたとえばソーラエネルギまたは夜間電流により発
生される熱エネルギを蓄積する家庭用暖房装置の領域に
おける応用に対して非常によく適合している。
これらの混合物は、たとえば転送炉または深いい井戸の
地球物理学踏査のための試錐孔ゾンデでの感温測定電子
部品の熱保護の目的のための熱保護システムの潜熱吸込
みの中においてでさえ応用可能である、なぜならば、そ
れらは純水化物に比べて著しく低い蒸気圧を有し、その
ためにコンテナの破裂を起こさずにより高い温度に間皿
なく晒されることができるからである。
これらの混合物の別の、新しい応用は家庭およびレスト
ランで一般的であるような食物のためのホットプレート
(いわゆる“レジヨー”)である。
今までそのようなホットプレートは加熱された金属プレ
ート(容量性蓄熱器)または電気加熱された装置からな
っており、したがってより大きな蓄積容量およびとりわ
け冷却の間の静止温度点を有しておらず、または必要な
電気ケーブルのために不便である。それに比べて、この
発明で与えられる混合物は加熱された後電気ケーブルの
必要なしに長い時間にわたって主に一定の温度を保つホ
ットプレートを実現化することを可能とする。
この発明のアイデアはさらに、これらの混合物と、特に
車のプレヒータでの応用のための69℃のレベルで融点
を有する55−65mol%の水酸化ストロンチウム8
水塩および45−35m。
1%の塩化カリウムの僅かに過度の共融混合物とを特に
提案するように拡張される。この場合、低温始動の間車
の加熱システムの即時の動作を実現するかまたはモータ
の低温始動局面を短縮し、したがって摩滅および排出を
低減するために、モータが作動している間エンジン冷却
水によって潜熱蓄積ユニットを充填し、かつこの熱を最
小の可能な損失で数日間にわたって蓄積することが大事
である。
そのような装置は現在開発中であり、そのためにプロト
タイプの中で水酸化バリウム8水塩は実験的目的のため
の相転移材料として現在使用されている。水酸化バリウ
ム8水塩は、非常に有毒で、かつ最適と見なされる70
℃の温度より少し上の78°Cのその融解温度で安定す
るという不利な点を有する。しかしながら、とりわけ水
酸化バリウム8水塩がアルミニウムおよびその合金と激
しく反応し、熱および分解ガスを発生し、かつ短時間の
間に前記軽金属の破壊を起こすことは重大である。現代
の自動車でのように放熱器だけでなく多くの場合シリン
ダヘッドおよびエンジンブロックはアルミニウムまたは
アルミニウム合金からできており、そのような装置は冷
却水回路への水酸化バリウム8水塩の流出による蓄積ユ
ニットの漏洩の場合に急速に損害を受けるであろう。
驚くべきことに、水酸化ストロンチウム8水塩のアルミ
ニウムに対する化学的浸食は水酸化バリウム8水塩に比
べ量的におよそ26分の1に達するにすぎないというこ
とが現在わかっている。さらに、そのような浸食は少な
くとも120℃までの温度範囲の中でそれほど激しく起
こらない。アルミニウムに対する水酸化ストロンチウム
8水塩のこの予期せぬ穏やかな反応はこの発明により提
案される混合物、たとえば塩化カリウムで僅かに劣化さ
れるが、それでも水酸化バリウム8水塩の浸食の10分
の1より著しく小さいことは事実である。さらに、第1
のグループに属するこの発明により提案される混合物は
“ドライ”に融解するので、漏洩の場合にでさえ言及に
値しない量の相転移材料が流出する可能性はないであろ
う。
水酸化ストロンチウム8水塩または水酸化リチウム1水
塩と塩化物との間のこの発明による混合物の別の特別の
特徴は、ある制限の中で共融から始まる混合比を変化さ
せる可能性であり、そこで好ましくは前記水酸化物水化
物の部分が、混合物の特性、たとえば膜面作用、または
再結晶化温度を意図して制御するために共融点を越えて
僅かに拡大できる。これらの混合物で見られる2Kまで
の小さな過冷却はこのように部分的にまたは完全に過剰
補償されることができる。
第2のグループの混合物から1:1の分子比での水酸化
ストロンチウム8水塩と硝酸カリウムとの間の不変混合
物が特に示され、それに対して59.7℃の融解温度お
よび315J/gの融解エンタルピが認められた。この
混合物は調和せずに融解するが、非常に短時間の間に(
もし層の厚さがあまり大きくなければ)分離された結晶
水が自己作用で完全に再結合する特別な長所を有する。
この混合物は、比較的低い融解温度が好ましい家庭用水
の領域、およびホットプレートおよび同様の応用に対し
てさえ興味を起こさせるかもしれない。
ちょうど(驚くべきことに第2のグループの混合物のよ
うに、かつ第1のグループのそれらのようにではなく反
応する)第3のグループの混合物のように第2のグルー
プの混合物は好ましくは共融範囲において使用される。
表で与えられる第2のグループの例は擬似共融である。
第4のグループの混合物、したがって塩の付加なしの両
方の水酸化物水化物のそれらは50:50の範囲の分子
比で共融を形成し、かつ好ましくは共融の近くの混合比
を有して使用される。同じことが第5のグループの混合
物に対してもあてはまり、すなわちたとえ塩化物または
硝酸塩が両方の水酸化物水化物の混合物に付加的に混合
されても、2つの水酸化物水化物の間の分子比は40%
と60%との間にとどまるはずである。第4および第5
のグループの混合物はそれらの融解反応において第2お
よび第3のグループのそれらに似ている。このように塩
化物の混合物は、第1のグループの反応から理論的に導
出可能な予想とは反対に第5のグループの混合物に“ド
ライ”メルティングを発揮しないが、分解溶融および好
ましい再結晶化を発揮する。このように“ドライ”メル
ティングの現象は驚くべきことに第1のグループの混合
物に制限される。
要約すると、この発明で相転移材料の一群は自由処理に
任せられ、それは非常に高い体積比融解エンタルピを有
し、かつサイクルプルーフであるおよそ40℃から10
0℃近くまでの範囲での多くの融点の選択を許容すると
いうことができる。
それらの生理学的分類に対して、それらは少なくとも比
較的許容できる水酸化ストロンチウム8水塩に基づく。
ちょうど塩化ナトリウムおよびたとえば硝酸カリウムと
同様に塩化カリウムの好ましく提案された混合物のよう
に水酸化ストロンチウム8水塩のような主混合物成分の
うちのいくらかは並外れて安い価格で大量に入手可能で
ある。提案された混合物のうちのい(つかで、混合物の
分解の傾向は、完全に除去され、他のものでもってそれ
がもはや乱さないような方法で低減される。
凝固組織は有利にきめ細かく、相転移の間の体積変化は
ほとんどの場合小さい。アルミニウムおよびその合金に
対する化学的浸食は低減される。混合物のうちのいくつ
かの蒸気圧は目立って低くされる。再結晶化の間の過冷
却は非常に小さく、かつ再現可能であり、または混合比
によって調節可能である。それでもって、潜熱蓄積ユニ
ットの改良された性能およびより良い特性のためのすべ
ての必須条件が与えられる。
(以下余白) チー 子勿 ! 、触 涜 (0C) aC1 (NCI 00 、l合物 fmol/mol) (1 (11 11〕 ”C1]17” lne、Ltlng 夕 客7凌− g/am3) 要舷l77f  工ンク7し乙。
(J/g)    (J/crn3)  91 1.51 2.26 2.11 82 65 72 5 7コ0 02 89 00 2.16 93 065 〉 2.01 18 39 ) 1.55 11 37
【図面の簡単な説明】
第1図は、冷却曲線を使用して得られた水酸化ストロン
チウム8水塩/塩化ナトリウムの準2元系の相図である
。 第2図は、冷却曲線を使用して得られた水酸化ストロン
チウム8水塩/塩化カリウムの準2元系の相図である。 第3図は、冷却曲線を使用して得られた水酸化リチウム
1水塩/塩化ナトリウムの準2元系の相図である。 第4図は、冷却曲線を使用して得られた水酸化リチウム
1水塩/塩化カリウムの準2元系の相図である。 ♀ 8 o   OO ch   g    ts U) ロ の 口 匂り 1

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水酸化ストロンチウム8水塩または水酸化リチウ
    ム1水塩に基づいた相転移材料であって、これら2つの
    水酸化物水化物のうちの1つに水化物を形成しない塩化
    物および硝酸塩のグループのうちの少なくとも1つの塩
    および/または他の水酸化物水化物が混合され、他の水
    酸化物水化物の付加された量は第1の水酸化物水化物の
    量に関連して40−60mol%の範囲にあり、かつ塩
    の付加された量は水酸化物水化物の総量に関連して5〜
    40重量パーセントの一部をなす、相転移材料。
  2. (2)塩化物として水酸化物水化物の総量に関連して5
    −25重量パーセントの付加された量で塩化ナトリウム
    または塩化カリウムが使用される、請求項1記載の相転
    移材料。
  3. (3)塩化物として塩化物の総量に関連して40−60
    mol%の混合比を有する塩化ナトリウムおよび塩化カ
    リウムが使用される、請求項1記載の相転移材料。
  4. (4)最大5重量パーセントまでの少量の余分な水が付
    加される、請求項2または3記載の相転移材料。
  5. (5)硝酸塩として水酸化物水化物の総量に関連して2
    0−40重量パーセントの付加された量で硝酸ナトリウ
    ムおよび/または硝酸カリウムが使用される、請求項1
    記載の相転移材料。
  6. (6)利用熱の蓄積のための熱蓄積システムの中での相
    転移材料としての請求項1から5のうちの1つに記載の
    混合物の応用。
  7. (7)混合物は60−80℃の間の範囲の融解温度に調
    節される自動車のエンジン冷却水のためのプレヒータの
    相転移材料としての請求項1から5のうちの1つに記載
    の混合物の応用。
  8. (8)混合物は55−65mol%の水酸化ストロンチ
    ウム8水塩および45−35mol%の塩化カリウムか
    らなる、請求項7記載の目的のため請求項1から5のう
    ちの1つに記載の混合物の応用。
  9. (9)感熱装置のための熱保護システムの中の相転移材
    料としての請求項1から5のうちの1つに記載の混合物
    の応用。
  10. (10)食物のためのホットプレートでの相転移材料と
    しての請求項1から5のうちの1つに記載の混合物の応
    用。
JP2149717A 1989-06-06 1990-06-06 相転移材料 Pending JPH0364391A (ja)

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