JPH0361803A - コイル位置検出装置 - Google Patents

コイル位置検出装置

Info

Publication number
JPH0361803A
JPH0361803A JP14940789A JP14940789A JPH0361803A JP H0361803 A JPH0361803 A JP H0361803A JP 14940789 A JP14940789 A JP 14940789A JP 14940789 A JP14940789 A JP 14940789A JP H0361803 A JPH0361803 A JP H0361803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
camera
light source
center
laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14940789A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2706318B2 (ja
Inventor
Noriyuki Kawada
則幸 川田
Satoshi Kunimitsu
智 國光
Itsuo Murata
五雄 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Publication of JPH0361803A publication Critical patent/JPH0361803A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2706318B2 publication Critical patent/JP2706318B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、製鉄所のコイル倉庫の天井クレーンの自#(
無人)運転化に適用されるコイル位置検出装置に関する
〈従来の技術〉 薄板鋼板をロール状に巻取ったコイルは、各製鉄工程や
出荷時の待ち時間に、倉庫に貯蔵されることになる。
最近このコイル倉庫にて作業の自動化のため、天井クレ
ーンの自動(無人)運転化が進められており、従来困難
であった作業の管理を容易とし、生産性の向上や均質化
を図り、さらに、悪環境下での作業や危険作業、単純作
業から人間を解放できるという大きな効果を企図してい
る。
この場合、この天井クレーンの自動化にあたって問題と
なるのは、従来運転手がクレーン機上に搭乗して行なっ
ているコイルのハンドリング作業である。
すなわち、ハンドリング作業にあって、目標コイルの正
確な置場と、置場内でのコイル位置とクレーン間の相対
的な位置関係などを明確にしないと、ミスハンドリング
や荷振れを引き起こし、事故の発生にも結びつくことが
問題である。また、コイルの倉庫への入庫方法としてト
レーラによる場合には、トレーラの停車位置が変動する
ためコイル位置の管理精度が悪くなることも間1[、T
hなる。
以上のような状況から、クレーンに対し所定コイルの位
置を正確に与えるセンサが要求されており、このため従
来、2台のITVによるコイル位置検出装置が拠案され
ている。
(高嶋和夫; ITVカメラ2台(こよる三角測量方式
でコイル位置を検出、センサ技術Vo12゜&10.P
、74〜P、7g) この装置はコイルの有する円筒形状を利用したもので、
2組のITVと光源の配置を工夫することにより、三角
測量方式でコイル中心の3次元位置を計測するものであ
る。そして、天井クレーンが事前に設定されたトレーラ
停止位置に粗位置決めされており、その装置によってコ
イル位置を検出し正確な位置決めを行なうことを目的と
している。
以下、第3図を基に従来の装置のコイル中心の3次元位
置の検出原理を説明する。
コイル4は、鋼板をロール状に巻いたものであり、その
形状は円筒状である。この円筒状コイル4の側面に点光
源3からの発散光を照射し、同方向よりIE!潤すると
帯状に明るく光る部分PA、P、がII測できる。レン
ズ主点間の中央である3次元座標系(X、Y、Z)の原
点をOと置き、2組のITVカメラ1(レンズ系の主点
)と光源3(発光点)をX方向に±x8だけ互いに離し
て設置する。ITVカメラ1の光軸は、原点Oからの垂
線に対しθA、θ。の角度をもつように初期設定する。
以上の構成において片方四側のみの光源3でコイル4を
照明し、同側のKTVカメラ1によりコイルを撮像する
。いま、コイル4の中心に向かって照射された光束ば点
PAで法線方向からの入射光となるので、ふたたび同光
路に向かって反射され撮像係に対し正反射成分を与える
ことになる。したがって、ITVカメラ1の撮像面には
、コイル表面PAの撮像位置に前述した反射パターン像
を得る。
ここで第4図に示すようにITVカメラでの撮像面にお
いて光軸位置0′を原点とする、座標系(ξ、η)で表
わすと、反射パターン像の中心位置v0(ξ。、η。)
からコイル4の中心を通過する直411aとITVカメ
ラ光軸との間のズレ角6hξpQhヮが次の(1)式に
より求まる。
一1ηO a   =自鵬 □ Aη    f この(1)式において、fはITVカメラ撮像レンズの
焦点距離を示す値であり固定値となる。そこで全体の構
成を示す第3図に戻り、(1)式で得られるズレ角α入
ξ、αA、を加味して直@aの方程式を と表わし得る。ここでxFIはレンズ系の主点位置を示
す。まったく同様の展開により他方(6)側の光源とI
TV系により直線すの方程式をを得る。コイル4の円筒
中心P(xP、 )’pp zp)は[@a、bの交点
であルノテ(2)、(3)式を連立させて解くと次式を
得る。
とこで01.x7は、それぞれITVカメラ1の光軸設
定角と同カメラのレンズ系の主点設定位置を示し、両者
とも既知の値である。
またズレ角αAξ、αAヮ、αBξpaBヮは前述した
方法で求まるので、コイル中心位置P(xP。
Ypp zp)が算出できろ。
実際のクレーンにおいてxPは横行、ypは巻上げ、z
Pは走行の各方向に対応する。クレーンのハンドリング
中心と上記座標系の原点Oを合致させれば、上記の各位
をそのままクレーン制御量として用いることができる。
〈発明が解決しようとする課題〉 上述の従来技術はコイル位置検出には有用な方式である
が、なお、次のような(1)〜(3)に示す問題もかか
えている。
(1)光源3には倉庫内に一般照明用光源である水銀灯
と区別するためナトリウム灯を用い、TVカメラ1の受
光部でナトリウム灯の発光波長帯のみ選択受光する方式
を採用しているが、この受光は点光源からの発散光を利
用しているため、光強度が弱くなり、コイル4からの反
射パターン像と背景とのコントラストの差がなく反射パ
ターン像を抽出できないケースが生じ易い。
(2)従来の方式で得られろ情報は、コイル4の中心の
3次元位置座標のみであり、ハンドリングの自動化にお
いて十分な情報量とは言い難い。すなわち、コイルハン
ドリングの自動化には、コイル中心の3次元位置座標の
他にコイル4の傾き (xz平面上)やさらにはコイルの外径や幅の情報も必
要である。
(3)従来の方式では、あらかじめ、2台のTVカメラ
1の視野内にコイル4を設置する必要がある。これに対
して、コイルハンドリングを自動化するためには、まず
自立的にコイル4の位置を検出する機構が必要である。
く課題を解決するための手段〉 上述の目的を達成する本発明は、コイルに照射するレー
ザー光を発するレーザー光源と、そのレーザー光の向き
を調節する1次元のスキャニングミラーと、対象物から
のレーザー光の反射光を撮影するTVカメラとをコイル
ヤードの横行装置に搭載し、上記TVカメラの映像信号
をデジタル化するA−D変換器と、このデジタル化した
映像信号よりレーザー光の反射光を抽出する二値化装置
と、この抽出したレーザー光の反射光の重心位置を求め
三角測量の原理より対象物の3次元位置を検出する座標
変換装置と、上記横行装置を移動させて上記対象物上の
複数個の3次元位置座標データを求めそれらよりコイル
の重心位置。
半径、輻、傾きを計算する演算装置と、を備えることを
特徴とする。
く作   用〉 第5図(a)に本発明の装置を設置したコイルヤードの
概念図を示す。コイルヤードにおけるコイルハンドリン
グとは、トラック(トレーラ−)の専用荷台15によっ
てコイルヤード内に運ばれたコイル4をクレーンで持ち
上げて所定の位置に積み降ろすことである。本発明では
、コイルヤードにおいて任意の位置を原点0としてクレ
ーンの走行方向を2軸、横行装置(トロリー)の横行方
向の軌道上をX軸、巻き方向をy軸としたxyz3次元
直交座標系を設定する。また、第6図に示すようにTV
カメラの受光面に対してξ−η2次元直交座標系を設定
する。
レーザースリット光源6は、例えばレーザー光源と1次
元のスキャニングミラーにより構成でき、このたとえば
第5図(b)に示すレーザースリット光@6とTVカメ
ラ1は、第5図(a)に示すようにX方向に移動するト
ロリー13に搭載される。また、この搭載にあたって、
レーザースリット光源6のスリット光は、鉛直下向きに
照射されるのみならず、スリットによる像が2軸と平行
になるように取付けられる。
第6図に、レーザースリット光#6とTVカメラ1及び
コイル4との光学配置を示す。
第6図(a)の如くレーザースリット光源6より発した
レーザー光はコイル4により反射されてTVカメラ1の
受光面に入射する。従って、このときの入射角度αを検
出すれば、三角測量の原理により、レーザー光が反射し
た地点の距離yiを次式で計算できる。
y、=C1m (θ−α)(5) ここで、Cば、TVカメラlとレーザー光源の距離、θ
はカメラの取付角度である。コイルヤードにおいて、ト
レーラ−によりコイル4が搬入される位置は決まってい
るので、その位置の上方にトロリーの軌道を設置し、ト
ロリーを移動させて高さ情報をモニターすればコイル位
置が検出できる。
次にコイルを検出したら、1次元スキャニングミラーを
作動させスリット光源として、コイルをTVカメラ1で
撮影する。すると、第7図に示すように、1個または複
数個のスリット像が得られる。複数個のスリット像が得
られたときは第6図(b)の如く座標データξが最も大
きいスリット像を選択する。これはTVカメラで撮影す
る視野において、コイルが最も地上から高く、TVカメ
ラの撮像面ξ−η座標系においてξ座標の値が地上から
の高さに対応するためである。
いま、検出したスリーブ像のZ方向の両端をp、、p2
εし、それぞれの座標データをP。
(ξ1.η、)、P2(ξ1 η2ンとする。これは、
コイルの幅方向の両端のエツジに相当する。
Pl、P2に対応するxyz3次元空次元空間座標点上
Q!(”Is Jp ”1) p Q2 (x2.”j
2p ”2)とすると、Q1叫の3次元座標域分は、三
角21111の原理よりp4.p2で表現できる。
Q、 x1=3(レーザースリット光源の位置)y 1
= CJm (θ−a、) 2x2−8 y2=Cm (θ−α2) ここで、biia=f  fはレンズの焦点距離でf′ ある。次にトロリーを移動させることにより、スリット
像の位置を移動させて、同様の方法によりコイルの幅方
向の両端のエツジ上の点の3次元位置座標を複数個(最
低3組以上)取得する(第7図参照)。いま1方のエツ
ジ上の点をQt’ Qt’ p Qt’・・・とし、も
う一方のエツジ上の点をQ2. Q、’ 、 Q2’・
・・とする。
各々のエツジ上の点に対して、平面の方程式 %式%(7) ( (8) と球の方程式 (x−xl。) 2+(y−y、。) 2+(z−z、
0) ”==r、0(91(x−x2゜)”+(y−y
、。) 2+ (z −z 2o) ”= r2o’ 
 Q呻のパラメータを求め(例えばニュートンラフリン
法を適用) 、(7)式と(9)式、(8)式と開式を
それぞれ連立して解くと、コイルの幅方向のエツジ(円
)の方程式が得られろ。いま、求めた、円の方程式の中
心をそれぞれ(”osYopzo) と (xoj y
ol ”。’ )、半径をroとr0/とすると、コイ
ルの半径rは、 で与えられる。また、コイルの重心G(g、pg y 
p g z )は、 で与えられる。
また、 コイルの幅をDとする と、 で与えられる。さらにコイルのX軸に対する傾きψは次
式で与えられる。
本発明者は上述の位置検出に更に改良を重ねた結果、上
記コイル位置検出ヒして一層有効な装置を提供する。す
なわち、トレーラによりコイルヤードに搬入されたコイ
ル4につき、円の方程式が得られないことが生じないよ
うに改良を重ねている。第8図に示すようにトレーラの
専用荷台15の長手方向に対してコイル4の中心軸の方
向が垂直になるようにコイル4がトレーラの専用荷台1
5に設置されているときは有効であり問題はないのであ
るが第9図に示すように、トレーラの専用荷台15の長
手方向に対してコイルの中心軸の方向が平行になるよう
にコイル4がトレーラの専用荷台15に設置されるとき
には、コイル位置が検出できないことがある。これは、
スリット光を投射すると、複数組の径方向の3次元位置
座標データが得られるが、これらのデータでは、コイル
の幅方向の両端のエツジ(円)の方程式が得られないた
めである。
第8図の状態では第7図に示すエツジQ11 Ql’ 
IQ、’ 、 Q、、 Qgl’ 、 Q2’が得られ
第7図(a) ニ示す如きX軸に対する高さ(y軸)デ
ータが得られるが、第9図の如くコイルの軸とX軸方向
とが同方向にそろう場合等には、コイル幅方向エツジは
得られない。
したがって、まずトロリーをX軸方向に移動させてX軸
方向の高さデータを得て、第10図(a)のような波形
を得る。この場合、専用荷台15の高さは規格化されて
いるので、専用荷台より高いデータは、コイルの高さデ
ータと判断してよい。従って、このコイルの高さデータ
に相当するX軸の位置データの区間の長さLは、第11
図の如くコイルの幅りとコイルの傾きψにより、 L=−Ql 慟ψ で表現できる。このとき、長さLの中点の座標をA (
xo、 y、 zo)とおく  (yは任意)。
次にコイルの存在するX軸上の位wx1において、トロ
リーを停止し、X軸方向に対する高さデータを取得する
と、第10図(b)に示すようなデータが得られる。こ
のうち、上記と同様にコイルに相当する高さデータのみ
を抽出しく最低4個以上)、ニュートンラフリン法等を
利用してだ円の方程式 のパラメータY0p zop ”p bを決定する。
すると、a、bのうち、値の小さいほうがコイルの半径
rに相当する。第11図よりa(bとなりr = aと
なる。これは、コイルの形状が円筒であり、それを径方
向で切断するとその断面はだ円になるためである。従っ
てコイルの傾きψは次式で与えられる。
(ト)ψ=τ              a呻さらに
、コイルの輻りは、(r=8)式より、 D=L(ト)ψ (Lは測定値)(1乃で与えられる。
一方、コイルの重心Gは次のようにして得られる。第1
1図より、XZ平面においてコイルの重心G(g、g、
)は、点Aを含み傾き−」の直線と点Bを含み傾き、−
ψ 一ψの直線の交点として与えられる。
(z−z、)=−ψ(x−x、)          
  α1従ってQl(11式を連立して解くと、コイル
の重心位置Gは次のように表現できる。
Q=g=y (2) 以上により、コイルの重心G2幅り、半径r、傾きψが
決まり、コイルの位置決めが行なえる。
〈実 施 例〉 ここで、第1図を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図において、6はレーザースリット光源、1はTV
カメラ、7はTVカメラ1による映像信号をA−D変換
するA−D変換器、8は二値化処理してスリット像を抽
出する二値化装置、9はスリット像におけるコイル両端
の座標データ(η、ξ)を検出する端点検出装置、10
はトロリー13のX軸及びX軸に対する位置座標を検出
する横行位置検出装置14のデ↓りと、撮像面上の座標
データ(η、ξ)により、x、y、z3次元空間上の座
穣位置(xp yp z)を求める座標変換装置、11
は演算装置で、トロリー13を移動させて上記処理を繰
り返し、コイルの幅方向の両端のエツジ上の点の3次元
位置座標を複数組求め、それらを基にコイルの幅方向の
両端の、y−ッジ(円)の方程式のパラメータを計算し
、それらのパラメータにより、コイルの中心Gの3次元
位置座標、コイルの半径r、輻り、傾き、−ψを得るも
のである。
また、12は制御量送出インターフェースで計算結果を
通信用のデータ(こ変換する装置である。
コイル位置検出に当っては、コイルヤードにおいて任意
の位置を原点Oとして、横行方向と平行な方向をX軸、
巻上げ方向と平行な方向をy軸、走行方向と平行な方向
をX軸とするxyz3次元直交位置座標系を設定する。
一方、レーザースリット光源6とTVカメラ1を対とし
た撮像系をクレーンのトロリーまたは、クレーンとは独
立に横行移動可能な横行装置上にセットする。■メーザ
ースリット光源6は、例えば、レーザースリット光源と
走査ミラーによって、走査ミラーを高い周波数で走査す
ることによって実現できる。
コイルが搬入されたら、トロリー13を移動させながら
鉛直下方向の高さを検出する。
(ことのきは、走査ミラーはスキャンさせず、レーザー
スリット光が鉛直下向きに照射される角度で固定する。
)モの高さデータがトレーラ−の専用荷台よりも高くな
った地点より、走査ミラーのスキャンを開始し、スリッ
ト光源とする。この開始によりコイル幅両端のエツジの
座標を求め、方程式のパラメータを求め、このパラメー
タによりコイルの中心や半径傾き等を得ることは前述の
とおりである。
第2図は他の実施例である。同図にて、1はTVカメラ
、6aはレーザースポット光源、6bは1次元スキャニ
ング装置であり、トロリー13に搭載する。14は横行
位置検出装置で、13のトロリーのX及びZ座標の位置
を出力し、座標変換装置10に入力する。まず、1次元
スキャニング装置6bの向きを調節し、レーザースポッ
ト光を鉛直下向艶に照射させる。トロリー13を移動さ
せながら、TVカメラ1でレーザースポット光の反射光
を撮影し、AD変換M7で映像信号をA−D変換し、二
値化袋F!18で、映像信号を二値化してレーザースポ
ット光の反射光を抽出する。
次に座標変換装置10で、レーザースポット光の反射光
の重心位置(η1ξl)を演算し、その位置に対応する
、対象物の3次元位置塵* (x p y’p z’)
を三角測量の原理で計算する。具体的には、レーザー光
とカメラ間の距離をC,カメラの取付角度をθ、レーザ
ースポット光の反射光の重心位置(η1.ξ、)に対応
するTVカメラの光軸からの検出角度をαとすると、レ
ーザースポット光源から対象物までの距glhは次式で
与えられる。
h=ctam(θ−a )            (
21)従って対象物の3次元位置座標は、 x/ −(横行位置検出装置の出力) 、y’ =h                   
   (22)2′=(横行位置検出装置の出力) で与えられろ。トロリーを移動させながら、第10図(
a)に示すデータを取得し、コイルに相当するデータの
幅をLとする。(第11図参照) 次にトロリーの位置(X座alりがコイルに相当するデ
ータの地点においてトロリーを停止し、1次元スキャニ
ング装置16bによりレーザースポット光の軌跡がX軸
と平行になるように走査して、第10図(b)に示すデ
ータを取得する。すると、演算装置11において、(1
!1〜0!1式に相当する演算を実行し、コイルの重心
位置G、半径r2幅り、傾きψを計算し、制御量送出イ
ンタフェース12を経由してコイル位置データを出力す
る。
以上が本発明装置の他の実施例の構成の作用である。な
お、本発明の装置によると第9図に示すコイル配置のみ
でなく、第8図に示すコイル配置においてもコイルの位
置決めが可能である。これは、レーザースポット光を#
91!下向きに投射しながらトロリーを移動させると、
第10図(b)に示す波形のデータが得られ、さらに、
トロリーをコイルのデータに相当する地点で停止し、レ
ーザースポット光の軌跡を2軸と平行になるように走査
すると、第10図(a)に示す波形のデータが得られる
ためである。
また、上記発明の装置において、トロリーを移動させな
がら、第10図(a)に示す高さデータをとるとき常に
高さデータをモニタし、それが、コイルの高さに達した
とき(専用荷台の高さより高くなったとき)を検出して
、−旦トロリーを停止し、15の1次元スキャニング装
置を駆動して第10図(b)に示すデータをとり、再び
レーザースポット光の向きを鉛直下向きにしてトロリー
を移動させて、第10図(alに示すデータを続けて取
るという手順も考えられる。このようにすると、トロリ
ーを後もどりさせる必要がなくなり、上述に比べ時間を
節約した効率的な位置決めが可能になる。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば次の効果がある。
(1)三角測量による高さ検出によりコイルの存在の有
無を自立的に確認できる。
(2)光源にレーザー光源を採用したので、背景とのS
/Nが向上し、処理の信頼性が増した。
(3)  コイルの中心位口座fIAt!けでなく、コ
イル半径2幅、傾きの情報が得られるので、コイル位置
決めの信頼性が向上した。
しかも、トレーラ−に対するコイルの配置に関係なしに
自動的にコイルの位置決めが可能となり、全てのコイル
ヤードにおける天井クレーンの自動運転化を実現できる
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の二つの実施例のブロック図、
第3図は従来のコイル位置検出の原理図、第4図は従来
のコイルと反射パターン像との関係図、第5図(a) 
(b)は本発明に係るコイルヤードの概念図とトロリー
の説明図、第6図(a)(b)は本発明の実施例のコイ
ル位置検出の原理図、第7図(a) (b)は取得デー
タの説明図、第8図、第9図はコイルヤードにおける専
用荷台上のコイルの配置図、第10図は、本発明の装置
が取得する高さデータの波形図、第11図は本発明の装
置におけるコイルヤードに設置したam系とコイル位置
の検出量の関係図である。 図  中、 1はTVカメラ、 4はコイル、 6はレーザースリット光源、 6aはレーザスポット光源、 6bはスキャニングミラー 10は座標変換装置、 11は演算装置、 13はトロリー 14は横行位置検出装置である。 三菱重工業株式会社 fp理士 (他1名) 第 1 図 一実施例 第2図 他の実施例 第3図 従来の位置検出の原理 第 図 第 7 図 (a) (a) 第 図 弔 0 図 (0) ×軸の位置データ 第 1 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 コイルに照射するレーザー光を発するレーザー光源と、
    そのレーザー光の向きを調節する1次元のスキャニング
    ミラーと、対象物からのレーザー光の反射光を撮影する
    TVカメラとをコイルヤードの横行装置に搭載し、 上記TVカメラの映像信号をデジタル化するA−D変換
    器と、このデジタル化した映像信号よりレーザー光の反
    射光を抽出する二値化装置と、この抽出したレーザー光
    の反射光の重心位置を求め三角測量の原理より対象物の
    3次元位置を検出する座標変換装置と、上記横行装置を
    移動させて上記対象物上の複数個の3次元位置座標デー
    タを求めそれらよりコイルの重心位置、半径、幅、傾き
    を計算する演算装置と、を備えることを特徴とするコイ
    ル位置検出装置。
JP1149407A 1989-04-13 1989-06-14 コイル位置検出装置 Expired - Fee Related JP2706318B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4249489 1989-04-13
JP1-42494 1989-04-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0361803A true JPH0361803A (ja) 1991-03-18
JP2706318B2 JP2706318B2 (ja) 1998-01-28

Family

ID=12637612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1149407A Expired - Fee Related JP2706318B2 (ja) 1989-04-13 1989-06-14 コイル位置検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2706318B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002318204A (ja) * 2001-04-23 2002-10-31 Ibiden Co Ltd プリント配線板の検査方法及び検査装置
JP2008214009A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Sintokogio Ltd 天井クレーンによる搬送方法およびこの搬送方法を利用した天井クレーンシステム
CN102425991A (zh) * 2011-09-15 2012-04-25 武汉武大卓越科技有限责任公司 一种自动化堆场激光测量装置及其使用方法
KR101260058B1 (ko) * 2011-07-22 2013-04-30 주식회사 포스코 두께 측정장치 및 측정방법
JP2021031226A (ja) * 2019-08-22 2021-03-01 日本製鉄株式会社 位置情報管理方法、位置情報管理装置、及び位置情報管理プログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62292377A (ja) * 1986-06-10 1987-12-19 日産自動車株式会社 散積み物体をロボツトハンドでピツクアツプするための視覚システム
JPS646810A (en) * 1987-06-30 1989-01-11 Toyota Motor Corp Optical scanning type displacement sensor
JPS6488102A (en) * 1987-09-30 1989-04-03 Sumitomo Heavy Industries Position detecting device for body to be conveyed

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62292377A (ja) * 1986-06-10 1987-12-19 日産自動車株式会社 散積み物体をロボツトハンドでピツクアツプするための視覚システム
JPS646810A (en) * 1987-06-30 1989-01-11 Toyota Motor Corp Optical scanning type displacement sensor
JPS6488102A (en) * 1987-09-30 1989-04-03 Sumitomo Heavy Industries Position detecting device for body to be conveyed

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002318204A (ja) * 2001-04-23 2002-10-31 Ibiden Co Ltd プリント配線板の検査方法及び検査装置
JP4660957B2 (ja) * 2001-04-23 2011-03-30 イビデン株式会社 プリント配線板の検査装置
JP2008214009A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Sintokogio Ltd 天井クレーンによる搬送方法およびこの搬送方法を利用した天井クレーンシステム
KR101260058B1 (ko) * 2011-07-22 2013-04-30 주식회사 포스코 두께 측정장치 및 측정방법
CN102425991A (zh) * 2011-09-15 2012-04-25 武汉武大卓越科技有限责任公司 一种自动化堆场激光测量装置及其使用方法
JP2021031226A (ja) * 2019-08-22 2021-03-01 日本製鉄株式会社 位置情報管理方法、位置情報管理装置、及び位置情報管理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2706318B2 (ja) 1998-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02143309A (ja) 操縦方法及び装置
JP4750957B2 (ja) コンテナ荷役用クレーンのコンテナ或いはコンテナ搬送用車両の位置・姿勢検出システム。
JPH0361803A (ja) コイル位置検出装置
JPS5975315A (ja) 無人搬送車
JP2831110B2 (ja) コンテナ位置検出装置
JP2625222B2 (ja) コイル位置検出装置
JPH0783610A (ja) 円柱状物体の位置測定方法
JPH085196Y2 (ja) コンテナ位置検出装置
JP2019127373A (ja) クレーン作業エリア登録装置
JP2000065541A (ja) 位置検出装置
JP4073203B2 (ja) 荷役岸壁用コンテナクレーンの搬送台車停止位置誘導装置
JPS63225109A (ja) 距離・傾斜角測定器
JP2529581B2 (ja) 被搬送物の位置検出装置
JPH0546240A (ja) 移動体の自己位置検出方法及びその装置
JPS5832324B2 (ja) 位置検出方式
JP2791450B2 (ja) 円柱状物体の位置測定方法
JPS6343498Y2 (ja)
JP3201297B2 (ja) コイル位置検出装置
JPH10254542A (ja) 移動体の誘導設備
JPH10185515A (ja) コイル位置検出装置
JPH05250033A (ja) 自動誘導システム
JPS59112314A (ja) 無人リフトトラツク
JP2943128B2 (ja) 円柱状物体の位置測定方法
JPH0763519A (ja) コイル位置検出装置
JPH1171090A (ja) 円柱状物体の計測方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees