JP2529581B2 - 被搬送物の位置検出装置 - Google Patents

被搬送物の位置検出装置

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JP2529581B2 JP62273587A JP27358787A JP2529581B2 JP 2529581 B2 JP2529581 B2 JP 2529581B2 JP 62273587 A JP62273587 A JP 62273587A JP 27358787 A JP27358787 A JP 27358787A JP 2529581 B2 JP2529581 B2 JP 2529581B2
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謙治 石井
義和 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、被搬送物の位置検出装置に関し、特に位置
検出装置と被搬送物の任意の点との距離を検出する機能
を備えた位置検出装置に関する。
[従来の技術] 自動化されたヤード(システム)において、トレーラ
等で搬送された被搬送物、例えば、コイル状に巻回され
た鋼板(以下コイルとする)の自動ハンドリングをスム
ーズに行なうため、コイルの位置を検出してシステムに
位置データを与えるコイル位置検出装置が従来より用い
られている。
この種の位置検出装置は、コイルを撮像するためのIT
Vカメラ、位置検出装置とコイルの端面との間の距離を
測定する距離センサ、ITVカメラからの撮像信号を処理
する画像処理装置、及び、上記各部からの信号に基づい
て予め定められた演算処理を行う制御用計算機とから構
成される。
この位置検出装置の動作を概説すると、まず、コイル
を搭載したトレーラが運転者により所定の位置に停止す
ると、押釦操作により位置検出開始の指令信号が発信さ
れる。同様に、ITVカメラによりコイルの形状が画像と
して取り込まれ、画像処理装置に送られる。画像処理装
置は、ITVカメラに取り込まれた画像からコイルの位
置、例えば、コイルの内円の中心(以下、コイルの中心
位置とする)を割り出す。制御用計算機は、画像処理装
置からの座標データと、距離センサにより測定された距
離データと、本位置検出装置の置かれた建屋側の三次元
座標における位置から計算される位置検出装置のヤード
内絶対位置とを演算することにより、トレーラ上に搭載
されたコイルの中心位置を検出する。
この種の位置検出装置の詳細は、例えば、実開昭59−
113709号により示されている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、従来の技術では距離データの測定手段とし
て距離センサが用いられている。距離センサとしては、
種々の方式が知られているが、中でも、被測定箇所に貼
付けられた特殊マーカにレーザ光を照射し、撮像画像上
に表示された輝点の位置に基づいて距離を測定するレー
ザセンサ、及び、被搬送物への超音波の送信時間差ある
いは位相差に基づいて距離を測定する超音波センサが一
般的である。
しかしながら、距離センサを用いる場合は、特別の保
守作業を要する他、センサ特有の問題が指摘されてい
る。
例えば、レーザセンサを用いる場合は、レーザ光によ
る輝点が常に撮像画面内に入っていて、画像処理により
判別可能な大きさと輝度を有していることが必要であ
り、測距範囲を狭める要因になっている。
また、超音波センサを用いる場合は、被搬送物の表面
の形状、面積、あるいは、センサに対する被搬送物の角
度によっては、反射波がセンサまで届かず、測距不能に
なる欠点があった。
そこで、本発明の目的は、上記センサ特有の問題に鑑
み、コイル等の被搬送物の位置を検出するに際し、距離
センサを用いず、ITVカメラに取り込まれた画像の処理
信号に基づいて測距を行う機能を有する位置検出装置に
提供することである。
[発明の原理] 本発明を説明するにあたり、まず、本発明の基礎とな
る技術的根拠を第5図を参照して簡単に説明する。
第5図は、ITVカメラに取り込まれる被写体の範囲を
観念的に示した図であり、ITVカメラのレンズ面からLcc
の距離にある被写体Aは、レンズを介してカメラの撮像
部に映像Bとして映し出される。このとき、映像Bとレ
ンズ面との距離は常にレンズの焦点距離fに保たれてい
る。
いま、被写体Aが垂直あるいは水平方向ベクトル量H
あるいはWだけ移動したときの映像Bのベクトル移動量
をhあるいはwで表わすと、これらと前記Lcc及びfと
の間には次の関係式が成立している。
式を変形して、次式を得る。
更に、式は次式の様にも表わすことができる。
従って、被写体Aの移動量と、該移動に伴う映像Bの
移動量がわかれば、上記あるいは式より、レンズ面
から被写体Aまでの距離Lccを求めることができる。
本発明では、上記被写体Aを移動させるかわりに、IT
Vカメラを所定量だけ移動させることとし、映像Bの移
動量検出に際しては、撮像部の有効画像数を考慮に入れ
た一定定数を用いている。
[問題点を解決するための手段] 本発明によれば、被搬送物撮像用のITVカメラと該ITV
カメラを水平方向に移動させる走行駆動部と前記ITVカ
メラを上下方向に移動させる昇降駆動部とを備えた移動
検出装置と、該移動検出装置と画像処理装置を介して接
続された制御用計算機とを含み、該制御用計算機は前記
走行駆動部と昇降駆動部の少なくとも一方を制御すると
ともに、前記画像処理装置からの画像処理信号に基づい
て所定の演算を行うことで前記被搬送物の任意の点と前
記ITVカメラの撮像レンズとの距離を検出することを特
徴とする被搬送物の位置検出装置が得られる。
[実施例] 以下、本発明に係る被搬送物の位置検出器を実施例を
示して説明する。
第1図は、コイルヤードに設置された位置検出装置を
示し、第2図は移動検出装置を示す。製品ヤード10内に
設置された移動検出装置11は、走行駆動装置24を使って
水平なX方向、即ち搬送車輌上のコイル14の配列方向に
走行する走行動作機能、及び昇降駆動装置25を使って昇
降部27をZ方向、即ち上下方向に動かす昇降動作機能を
それぞれ有している。詳しく言えば、移動検出装置11は
架台17のレール28上をX方向に走行可能であり、マスト
18とこのマスト18に対して上下動可能な昇降部27を移動
させる。移動検出装置11はまたX方向の走行距離を検出
する走行位置検出器26及びZ方向の昇降位置を検出する
昇降位置検出器29を備えている。昇降部27はその中心に
ITVカメラ21を備え、ITVカメラ21の両側には照明灯22が
設置されている。
ITVカメラ21の画像信号は、地上に設置された制御盤1
6に送られる。制御盤16内には、前記画像信号を所定の
座標信号に変換する画像処理装置と、変換された画像処
理信号及び前記走行位置検出器26と昇降位置検出器29か
らの信号を処理して移動検出装置11からコイル14の任意
の点までの距離を計算する制御用計算機とが配置されて
いる。制御用計算機は、上記距離計算に際し、前記走行
駆動装置24、昇降駆動装置25にX方向、Y方向の位置指
令を与え、ITVカメラ21に取り込まれるコイル14の映像
位置を制御する。
次に、距離検出動作を説明する。
まず、制御用計算機からの位置指令に基づき、移動検
出装置11に備えられたITVカメラ21が[x1,z1]の位置に
あるときのコイル14の撮像画例を第3図に示す。この画
像処理を行うことにより、コイル14の任意の点、例えば
コイル内円像31の内円中心点32の座標[xp1,zp1]を求
める。
次に、前記ITVカメラ21を[x2,z2]の位置に移動させ
る。このときのITVカメラ21の撮像画例を第4図に示
す。前記同様、画像処理によりコイル内円像41の内円中
心点42の座標[xp2,zp2]を求める。
ITVカメラ21とコイル内円中心点の間の距離Lccは次式
を制御用計算機で計算させることにより検出できる。
ここに、 Nh:撮像部水平有効画素数 NV: 〃 垂直 〃 式は、前記式に対応している。
距離検出が終了すると、この検出値は画像処理信号と
共に再び制御用計算機に送られて三次元座標における位
置計算が行なわれ、搬送車輌15上に搭載されたコイル14
の中心位置が検出される。
このように、本実施例ではITVカメラ21の移動量と、
それに伴う被写体の映像(コイル14)の移動量の比がIT
Vカメラ21と被写体との間の距離Lccと比例関係にある点
を利用したから、画像処理と数値計算のみに基づいて前
記Lccを検出する機能を実現できる。従って、本実施例
に係る位置検出装置は、非接触センサを使用することが
できない形状の被搬送物の測距に特に有効であり、測距
範囲も0〜数mと高範囲に亘ることができるため、様々
な分野に応用できる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、被搬送物
の位置検出に際し、距離センサを用いず、ITVカメラに
取り込まれた画像の処理信号に基づいて測距離を行う機
能を有する位置検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はコイルヤードに本発明による位置検出装置を設
置した例を斜視図で示し、第2図は第1図の移動検出装
置の正面図、第3図及び第4図は第2図のITVカメラに
取り込まれた画像の例、及び、第5図は本発明の原理を
示した観念図である。 図中、11:移動検出装置、14:コイル、16:制御盤、21:IT
Vカメラ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被搬送物撮像用のITVカメラと該ITVカメラ
    を水平方向に移動させる走行駆動部と前記ITVカメラと
    上下方向に移動させる昇降駆動部とを備えた移動検出装
    置と、該移動検出装置と画像処理装置を介して接続され
    た制御用計算機とを含み、該制御用計算機は前記走行駆
    動部と昇降駆動部の少なくとも一方を制御するととも
    に、前記画像処理装置からの画像処理信号に基づいて所
    定の演算を行うことで前記被搬送物の任意の点と前記IT
    Vカメラの撮像レンズとの距離を検出することを特徴と
    する被搬送物の位置検出装置。
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