JPH0360648A - Ｃｔ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、操作者が操作卓を使用して処理の選択、実行
や、選択された処理で必要とする設定値の入力を行うＣ
Ｔ装置に係り、特に複数種の同じ処理を操作を繰り返す
場合に好適な操作手順記憶再生機能を備えたＣＴ装置に
関するものである。

〔従来の技術〕

例えばウオームアツプ、エアーキャリブレーション、ス
キャンなどの処理において、選択された１つの処理の実
行前にその処理で必要とする設定値を操作卓から入力す
ると、それを記憶装置に記憶し、逐次設定値に従って処
理を実行した後に。

再度その処理を行う場合であって、設定値の入力を省略
した場合に、前に入力、記憶した設定値に従って処理を
実行する機能を備えたものが従来からあった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、１つの特定した処理に限って繰り返し
行う際には操作入力が最初の１回で済んで簡単になるが
、２種以上の任意数の処理での操作入力（処理の種別及
びその処理での設定値の記憶）については配慮されてお
らず、２種以上の処理に跨がる操作を繰り返し行う場合
には同じ操作全再度操作卓で行わなければならず、操作
効率が低下するという問題点があった。

本発明の目的は、２種以上の処理を繰り返し行う場合で
の操作入力についての操作効率を向上することができる
ＣＴ装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、操作者の指令を入力する操作卓と。

処理実行時に、処理種別の選択及びその処理で必要とす
る設定値の入力のために予め入力操作された前記操作卓
上のスイッチ釦及びその操作順序を記憶すると共に各ス
イッチ釦入力操作の間隔時間を記憶する記憶装置と、前
記操作卓からの指令により前記記憶装置の記憶データを
読み出してその記憶装置に記憶された時間間隔及び操作
順序に従って前記操作卓上のスイッチ釦が入力操作され
たと同様に各処理プログラムを設定値で再生、起動する
制御部とを設けることにより達成される。

〔作用〕 記憶装置は、処理実行時に、処理種別の選択及びその処
理で必要とする設定値の入力のために予め入力操作され
た操作卓上のスイッチ釦及びその操作順序を記憶すると
共に各スイッチ釦入力操作の間隔時間を記憶する。制御
部、例えば操作卓の入力操作を管理する操作卓制御部は
、操作卓からの指令により前記記憶装置の記憶データを
読み出してその記憶装置に記憶された時間間隔及び操作
順序に従って前記操作卓上のスイッチ釦が入力操作され
たと同様に各処理プログラムを設定値で再生、起動する
。これにより、ＣＴ装置の前回の影響時における操作卓
からの一連の入力操作が疑似的に行われ、各処理が同様
の時間間隔をもって同様の設定値で、すなわち前回の影
響時開様の条件・状態で実行され、２種以上の処理を繰
り返し行う場合での操作入力についての操作効率を向上
することができる。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１図
は、本発明によるＣＴ装置の一実施例の要部を示すブロ
ック図で、図中１は各種処理の選択、設定値入力２選択
した処理の実行などの操作を行う操作卓である。

操作者が、この操作卓１上の各スイッチ釦の選択操作に
より、任意の処理及びその処理で必要とする設定値など
を指定、入力すると、操作卓制御部２はその入力データ
Ｄ１を認識し、入力データＤ１に応じた処理プログラム
３１〜３ｎ中のいずれかを選択し、入力された設定値で
起動する。ここで入力データＤ１は、操作卓１上の各ス
イッチ釦に割り付けられた番号を表すデータで、どの番
号のスイッチ釦が押されたかを表す。この場合、スイッ
チ釦番号と処理プログラム３（３１〜３ｎ）設定値とは
所定の対応関係をもって割り付けられているので、入力
データＤ１は１選択された処理プログラム及びそのプロ
グラム起動時の設定値を表すことになる。

以上により起動された処理プログラム、例えば処理プロ
グラム３１は前記入力データＤ１に応じた処理を開始す
る。処理された結果は表示装置４などに表示される。

ここで本発明は、操作卓制御部２に与えられた前記入力
データＤ１の記憶機能が設けられている。

すなわち操作卓制御部２には記憶袋＠５が接続され、操
作卓ｌからの入力データＤ１を認識したら、記憶装置５
に記憶指令を発し、入力データＤｉを記憶することがで
きる。記憶開始は、操作卓１の一部に設けられた記憶開
始終了スイッチ釦６を最初に操作することによって行わ
れる。すなわち、記憶開始終了スイッチ釦６が最初押さ
れたならば、操作卓制御部２はその時点より入力データ
記憶動作を開始し、その後の操作卓ｌからの入力データ
Ｄ１を順次記憶する。２回目に記憶開始終了スイッチ釦
６が押されたならば記憶終了とみなし、その時点で記憶
装置５への入力データＤ１の記憶を終了する。これによ
り、選択、実行される処理数によらず、ＣＴ装置の前回
の撮影時における操作卓１での一連の入力操作単位で記
憶することができる。

・次に、操作再生機能について説明する。

操作再生機能は、再生スイッチ釦７の操作により、記憶
した入力データＤｉを記憶装置５から読み出し、その順
番及び記憶内容に従って順次ＣＴシステムに指示し、処
理を実行する機能であるが、記憶しているときと同じ条
件・状態で再生する必要がある。そこで時間的条件をも
同じにする必要があるが、このため、入力データＤｉを
記憶する際、操作卓１のスイッチ釦の入力操作相互の間
隔時間も記憶する必要がある。そこで、操作手順を記憶
する際、例えば第２図に示すような形式で、スイッチ釦
番号テーブルの配列１〜ｎ　（ｎは記憶可能な入力操作
総数）に順次操作卓１より押されたスイッチ釦の割り付
は番号を格納すると共に、スイッチ釦番号テーブルの１
つの配列ｍを格納した時間とその次の配列ｍ＋１を格納
した時間との間隔時間を第３図に示すような形式で間隔
時間テーブルの配列ｍに格納する。再生する際は、間隔
時間テーブルの配列ｍに格納された時間だけ間隔をおい
て、スイッチ釦番号テーブルの配列ｍ＋１に格納しであ
るスイッチ釦が押されたと操作卓制御部２に指示するも
ので、これによって時間的条件をも同様に再現する。操
作再生時における間隔時間の設定は、操作卓制御部２が
設定時間をタイマ８に指示した後、タイマ８から時間到
達指令を操作卓制御部２へ発行することによって行われ
る。

それは操作卓１からの入力操作をタイマ８が疑似的に代
役する。

再生開始は、記憶開始終了スイッチ釦６と同様に操作卓
１に設けられた再生スイッチ釦７の操作により、操作卓
制御部２が再生開始を認識することにより行われる。す
なわち、再生スイッチ釦７が操作者により押されたなら
ば、操作卓制御部２は記憶装置５からスイッチ釦番号テ
ーブルと間隔時間テーブルを読み出す。そして間隔時間
テーブル上の時間をタイマ８に設定し、タイマ８からの
時間到達指令を受は付けたらスイッチ釦番号テーブル上
の記憶値に相当する処理プログラムに対し、同じくスイ
ッチ釦番号テーブル上の記憶値に相当する設定値で起動
を指示することにより処理を開始させ、一連の処理（操
作入力）を再現することになる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、２種以上の処理を繰り返し行う場合で
も、同じ操作を行わないで、それらの処理を同一の設定
値で自動的に順次実行できるので、操作効率を向上する
ことができるという効果がある。

また処理を自動的に順次実行できることから、複数人の
操作者がＣＴ装置を操作する場合、同じ操作を違う操作
者が行う場合、連絡事項などを簡略化でき、誤操作が防
止できるという効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一実施例の要部を示すブロック図
、第２図は第１図中の記憶装置に格納されたスイッチ釦
番号テーブルの構成例を示す図、第３図は同じく間隔時
間テーブルの構成例を示す図である。 ｌ・・・操作卓、２・・・操作卓制御部、３１〜３ｎ・
・・処理プログラム、４・・・表示装置、５・・・記憶
装置、６・・・記憶開始終了スイッチ釦、７・・・再生
スイッチ釦、８・・・タイマ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、操作者の指令を入力する操作卓と、処理実行時に処
   理種別の選択及びその処理で必要とする設定値の入力の
   ために予め入力操作された前記操作卓上のスイッチ釦及
   びその操作順序を記憶すると共に各スイッチ釦入力操作
   の間隔時間を記憶する記憶装置と、前記操作卓からの指
   令により前記記憶装置記憶データを読み出してその記憶
   装置に記憶された時間間隔及び操作順序に従つて前記操
   作卓上のスイッチ釦が入力操作されたと同様に各処理プ
   ログラムを設定値で再生、起動する制御部とを具備する
   ことを特徴とするＣＴ装置。