JPH09252428A - 画像処理システム、データ入力装置、画像処理方法及びデータ入力方法 - Google Patents

画像処理システム、データ入力装置、画像処理方法及びデータ入力方法

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JPH09252428A
JPH09252428A JP8579796A JP8579796A JPH09252428A JP H09252428 A JPH09252428 A JP H09252428A JP 8579796 A JP8579796 A JP 8579796A JP 8579796 A JP8579796 A JP 8579796A JP H09252428 A JPH09252428 A JP H09252428A
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JP8579796A
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Nobuyuki Minami
信之 南
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、画像処理システム、データ入力装
置、画像処理方法及びデータ入力方法において、画像を
処理する際のオペレータの操作時間を削減し得るように
する。 【解決手段】画像処理の予行操作の際に操作部からのオ
ペレータの操作に基づいて生成した操作データを第1の
記憶手段に順次記憶し、記憶した操作データを操作デー
タ修正手段で修正して第2の記憶手段に記憶させた修正
済み操作データを操作部上の任意の操作スイツチに対応
付け、実際の画像処理の際にこの操作スイツチにより呼
び出した操作データに基づいて画像処理する。これによ
り、操作手順を記憶させてから、適切な操作手順に修正
して実行したり、一部異なる操作手順を得て実行するま
での時間が短縮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術(図4) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 発明の実施の形態(図1〜図3) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理システム、
データ入力装置、画像処理方法及びデータ入力方法に関
し、例えばビデオ画像を特殊効果処理する際に適用し得
る。
【0003】
【従来の技術】ビデオ画像を特殊効果処理する際は、一
般に、1つの特殊効果処理毎に複数種類の特殊効果から
任意の特殊効果を選択する操作や、この特殊効果の様々
なパラメータ等を調整する操作とが必要になる。例えば
図4に示すように、画面1内の背景画2上に置かれた画
像3の縁にデイジタル特殊効果装置を使つてボーダー4
を付加する場合、オペレータは、ボーダー4の型、上下
左右のそれぞれの幅5〜8、濃さ(0%〜 100%)、ス
ロープ、明度、彩度、色相等のパラメータの値を設定し
なければならない。
【0004】このため、1本の映像作品中で同じボーダ
ーを複数回使用する場合、オペレータは、上述の複数の
パラメータの値等をメモリに記憶させた後、再生装置か
らビデオ画像を出力させ、メモリの内容を任意のタイミ
ングで呼び出して画像を特殊効果処理していた。
【0005】因みに、デイジタル特殊効果装置は、3次
元仮想空間での画像の変形、背景の着色、エツジ修飾、
フリーズ、モザイク、デフオーカス等によつてリアルタ
イムで画像を特殊効果処理するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、既に特殊効
果処理した画像をボーダーによつてさらに特殊効果処理
することが所望される場合がある。この場合、オペレー
タは、新しいボーダーのパラメータの値等を操作パネル
から上述と同様の手順で最初から入力してメモリに記憶
させなければならなかつた。またオペレータは、これ等
のパラメータの値を設定することに加えて、必ずビデオ
画像の編集開始点及び終了点を設定したり、使用する再
生装置やビデオカメラ等を設定しなければいけない。こ
のため、既に特殊効果処理した画像を特殊効果処理する
毎に、同じような操作を繰り返すことになつて作業効率
が低かつた。
【0007】また近年、特殊効果装置の多機能化が進む
と共に、特殊効果の内容に対するユーザニーズも多様化
した。このため、特殊効果装置の全体の操作手順が複雑
になつて、オペレータが操作する際の操作性及び操作速
度が低下する傾向にあつた。従つて、1本の映像作品を
完成させるまでの作業時間が大きくかかるという問題が
あつた。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、画像を処理する際のオペレータの操作時間を削減し
得る画像処理システム、データ入力装置、画像処理方法
及びデータ入力方法を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、操作部からオペレータによつて操
作されて当該操作に応じたデータを入力するデータ入力
手段を有し、画像を処理させる画像処理データをデータ
に基づいて生成するデータ入力装置と、画像処理データ
に基づいて画像を処理する画像処理装置とを有する画像
処理システムにおいて、操作状態を示す操作データを当
該操作の順序に従つて複数記憶する第1の記憶手段と、
第1の記憶手段に記憶した操作データが入力され、当該
操作データを任意に修正する操作データ修正手段と、操
作データ修正手段により修正された操作データを操作部
上の任意の操作スイツチに対応付けて記憶する第2の記
憶手段とを設け、第2の記憶手段に記憶した操作データ
を操作スイツチにより呼び出し、画像処理データを、当
該呼び出した操作データに基づいて生成する。
【0010】画像処理の予行操作の際に操作部からのオ
ペレータの操作に基づいて生成した操作データを第1の
記憶手段に順次記憶し、記憶した操作データを操作デー
タ修正手段で修正して第2の記憶手段に記憶させた修正
済み操作データを操作部上の任意の操作スイツチに対応
付け、実際の画像処理の際にこの操作スイツチにより呼
び出した操作データに基づいて画像処理することによ
り、操作手順を記憶させてから、適切な操作手順に修正
して実行したり、一部異なる一連の操作手順を得て実行
するまでの時間が短縮されて、画像処理する際のオペレ
ータの操作時間を一段と削減することができる。
【0011】また本発明においては、操作部からオペレ
ータによつて操作されて当該操作に応じたデータを入力
するデータ入力手段を有し、画像を処理させる画像処理
データをデータに基づいて生成するデータ入力装置にお
いて、操作状態を示す操作データを当該操作の順序に従
つて複数記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段に
記憶した操作データが入力され、当該操作データを任意
に修正する操作データ修正手段と、操作データ修正手段
により修正された操作データを操作部上の任意の操作ス
イツチに対応付けて記憶する第2の記憶手段とを設け、
第2の記憶手段に記憶した操作データを操作スイツチに
より呼び出し、画像処理データを、当該呼び出した操作
データに基づいて生成する。
【0012】さらに本発明においては、操作部からオペ
レータによつて操作されて当該操作に応じたデータを入
力し、画像を処理させる画像処理データをデータに基づ
いて生成し、画像処理データに基づいて画像を処理する
画像処理方法において、操作状態を示す操作データを当
該操作の順序に従つて複数記憶する第1の処理と、第1
の処理で記憶した操作データを任意に修正する第2の処
理と、 第2の処理で修正した操作データを操作部上の
任意の操作スイツチに対応付けて記憶する第3の処理
と、第3の処理で記憶した操作データを操作スイツチに
より呼び出し、画像処理データを、当該呼び出した操作
データに基づいて生成する第4の処理とを設ける。
【0013】さらに本発明においては、操作部からオペ
レータによつて操作されて当該操作に応じたデータを入
力し、画像を処理させる画像処理データをデータに基づ
いて生成するデータ入力方法において、操作状態を示す
操作データを当該操作の順序に従つて複数記憶する第1
の処理と、第1の処理で記憶した操作データを任意に修
正する第2の処理と、第2の処理で修正した操作データ
を操作部上の任意の操作スイツチに対応付けて記憶する
第3の処理と、第3の処理で記憶した操作データを操作
スイツチにより呼び出し、画像処理データを、当該呼び
出した操作データに基づいて生成する第4の処理とを設
ける。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0015】図1は全体として画像処理システムとして
の特殊効果処理システム10を示し、ビデオ画像を特殊
効果処理する。特殊効果処理システム10は、データ入
力装置としての編集装置11の操作スイツチとしての操
作キー及び操作ボリユームに対するオペレータの一連の
操作手順(以下、操作履歴という)を記憶する。また特
殊効果処理システム10は、記憶した操作履歴のうち任
意期間の操作履歴がオペレータによつて任意に編集され
て、編集した操作履歴を操作部としての操作パネル上の
任意の操作キーに対応付ける。
【0016】特殊効果処理システム10は、編集装置1
1の操作パネルに配されたデータ入力手段としてのキー
入力部12の操作キーと、データ入力手段としてのボリ
ユーム入力部13の操作ボリユームとがオペレータによ
つて操作される。特殊効果処理システム10は、オペレ
ータの操作に応じてそれぞれキー入力部12及びボリユ
ーム入力部13で生成されたキーデータS1及びボリユ
ームデータS2を編集装置11内の入力解析部14に与
えて解釈させる。これにより、特殊効果処理システム1
0は、キーデータS1及びボリユームデータS2に基づ
いて、入力解析部14で特殊効果装置15用制御データ
S3と、操作パネル上に表示するメニユー移動等の操作
パネル用制御データS4とを生成させる。
【0017】特殊効果処理システム10は、制御データ
S3を編集装置11内のコード変換部16に与えて特殊
効果装置15に命令する制御データS5に変換し、この
制御データS5を編集装置11外の特殊効果装置15に
送出する。また特殊効果処理システム10は、特殊効果
装置15のステータスデータS6をコード変換部16に
与えて制御データS7に変換させる。
【0018】特殊効果処理システム10は、制御データ
S4及びS7を表示データ作成部17に与えて表示デー
タS8を生成させ、この表示データS8を表示装置18
に与える。これにより、特殊効果処理システム10は、
キー入力部12及びボリユーム入力部13に対する操作
状態や特殊効果装置15の特殊効果処理状態を表示装置
18に表示させることができる。
【0019】ここで、オペレータが操作パネルから操作
すると、特殊効果処理システム10は、この操作に応じ
て入力解析部14で生成した操作データS9を操作の順
序に従つて例えばタイムコードと共に第1の記憶手段と
しての操作履歴記憶部19に記憶させる。操作履歴記憶
部19は、FIFO(First In First Out)方式で記憶
するメモリであり、操作データS9を全記憶領域に記憶
すると、新しい操作データS9が入る毎に最も古い操作
データS9が失われる。
【0020】特殊効果処理システム10は、オペレータ
の操作によつて、操作履歴記憶部19から任意期間の操
作に対応した操作データS9を操作データS10として
操作データ修正手段としての操作データ編集部20に読
み込む。特殊効果処理システム10は、操作データ編集
部20に読み込んだ操作データS10をオペレータの操
作に応じて修正して、任意期間の操作データS11を生
成する。
【0021】これにより、特殊効果処理システム10
は、特殊効果処理のパラメータの値を適切値に容易に修
正することができると共に、誤操作を容易に修正及び除
去することができる。また特殊効果処理システム10
は、内容や手順が一部異なる操作データを容易に生成す
ることができる。
【0022】特殊効果処理システム10は、この操作デ
ータS11をキー入力部12の任意の操作キーに対応付
けて第2の記憶手段としての操作手順記憶部21に記憶
する。因みに、特殊効果処理システム10は、操作手順
記憶部21が複数設けられている。
【0023】次に、操作手順記憶部21と対応付けたキ
ー入力部12の操作キーがオペレータによつて操作され
ると、この操作キーに対応した操作手順記憶部21に記
憶されている操作データS11が操作データS12とし
て入力解析部14に与えられる。入力解析部14は、こ
の操作データS12に基づいて制御データS3及びS4
を生成して特殊効果装置15における特殊効果処理を制
御する。
【0024】因みに、特殊効果処理システム10は、操
作手順記憶部21に記憶した操作データS11をフロツ
ピーデイスク、光磁気デイスク等の任意の外部記憶媒体
(図示せず)に退避させたり、逆に、退避させた操作デ
ータS11を操作手順記憶部21に読み込むことができ
る。
【0025】図2は特殊効果処理システム10のハード
ウエア構成を示す。マイクロプロセツサ22は、入力解
析部14及び操作データ編集部20に相当し、ROM2
3より入力解析及び操作データ編集に必要なプログラム
を読み出す。RAM24は、操作履歴記憶部19及び操
作手順記憶部21に相当する。キーボード25及びロー
タリーエンコーダ26は、それぞれキー入力部12及び
ボリユーム入力部13に相当する。シリアル通信インタ
フエース27、陰極線管(図中、CRTで示す)インタ
フエース28及びCRTモニタ29は、それぞれコード
変換部16、表示データ作成部17及び表示装置18に
相当する。
【0026】以上の構成において、特殊効果処理システ
ム10は、図3に示す特殊効果処理手順に従つてビデオ
画像を特殊効果処理する。即ち、特殊効果処理システム
10は、開始ステツプSP0から入り、ステツプSP1
においてオペレータが再生装置(図示せず)からビデオ
画像を再生し、予行操作のため画像の内容及び所望する
特殊効果に応じてキー及びボリユームを操作するとステ
ツプSP2に移る。ステツプSP2において、特殊効果
処理システム10はキー入力であるか否かを判断し、肯
定結果を得るとステツプSP3に移る。
【0027】ステツプSP3において、特殊効果処理シ
ステム10は、キー入力が操作データに対する編集命令
であるか否かを判断する。ステツプSP3において否定
結果を得ると、特殊効果処理システム10は、ステツプ
SP4に移り、キー入力が編集済み操作データに対する
割付け命令であるか否かを判断する。ステツプSP4に
おいて否定結果を得ると、特殊効果処理システム10
は、ステツプSP5に移り、キー入力が編集済み操作履
歴に対する実行命令であるか否かを判断する。
【0028】ステツプSP5において否定結果を得る
と、特殊効果処理システム10は、ステツプSP6に移
り、キー入力による操作データを操作履歴記憶部19に
記憶してステツプSP7に移る。またステツプSP2に
おいて否定結果を得ると、特殊効果処理システム10
は、ボリユーム入力を得たと判断してステツプSP6に
移り、このボリユーム入力による操作データを操作履歴
記憶部19に記憶してステツプSP7に移る。
【0029】ステツプSP7において、特殊効果処理シ
ステム10は、キー入力やボリユーム入力が操作パネル
に対する制御命令であるか否かを判断する。ステツプS
P7において肯定結果を得ると、特殊効果処理システム
10は、ステツプSP8に移り、操作パネル上の表示等
を制御してステツプSP1に戻り、上述の手順を繰り返
す。
【0030】一方、ステツプSP7において否定結果を
得ると、特殊効果処理システム10は、ステツプSP9
に移り、特殊効果装置15に対する制御命令を生成して
ステツプSP10に移る。ステツプSP10において、
特殊効果処理システム10は、この制御命令を特殊効果
装置15に送信してステツプSP1に戻り、上述の手順
を繰り返す。
【0031】これにより、予行操作を終了するまでのあ
る操作対象のカツトに対する全ての操作履歴が操作履歴
記憶部19に記憶される。従つて、オペレータは、この
カツトの特殊効果処理に必要な操作履歴を記憶させる手
間がかからないことになる。このとき表示装置18に
は、オペレータの操作に対応した画像が表示される。
【0032】次に、オペレータが予行操作を終了した後
に操作履歴を編集するため任意のキーを操作すると、特
殊効果処理システム10は、ステツプSP3において肯
定結果を得る。これにより、特殊効果処理システム10
は、ステツプSP11に移り、オペレータが呼び出した
任意期間の操作履歴をキー入力に応じて編集してステツ
プSP1に戻り、上述の手順を繰り返す。従つて、オペ
レータは、表示装置18に表示された操作中の画像の状
態を考慮してパラメータの値等を修正した操作履歴を容
易に得ることができる。
【0033】またステツプSP4において肯定結果を得
ると、特殊効果処理システム10は、ステツプSP12
に移る。ステツプSP12において、特殊効果処理シス
テム10は、編集済み操作履歴をキー入力に応じた任意
の操作手順記憶部21に割り付けると共に、この編集済
み操作履歴を操作パネル上の任意の操作キーに対応付け
てステツプSP1戻り、上述の手順を繰り返す。
【0034】この後、オペレータがプリビユーにおいて
この操作キーを操作すると、特殊効果処理システム10
は、ステツプSP5において肯定結果を得てステツプS
P13に移る。ステツプSP13において、特殊効果処
理システム10は、操作手順記憶部21に記憶した編集
済み操作履歴を入力解析部14に読み込んで実行する。
これにより、操作履歴の編集が適切であるか否かを直ち
に知ることができる。編集が適切であると判断すれば、
オペレータは、ビデオ画像を実際に特殊効果処理させる
ことになる。この後、オペレータは以降のカツトに対し
ても同様の手順で処理する。
【0035】このようにして、所望する特殊効果処理に
必要な一連の適切な操作手順を得る際の操作性及び操作
速度が一段と向上することになる。従つて、所望のカツ
トで画像を実際に特殊効果処理するまでの時間を一段と
削減することができて、1本の映像作品を完成させるま
での時間も一段と短縮することができる。
【0036】以上の構成によれば、画像を特殊効果処理
する予行操作の際に操作パネルからのオペレータの実際
の操作に基づいて生成した操作データS9を操作履歴記
憶部19に順次記憶し、記憶した操作データS10を操
作データ編集部20で編集して操作手順記憶部21に記
憶させた編集済み操作データS11を操作パネル上の任
意の操作キーに対応付け、実際の特殊効果処理の際にこ
の操作キーにより呼び出した操作データS12に基づい
て特殊効果処理することにより、操作手順を記憶させて
から、適切な操作手順に編集して実行するまでの時間が
短縮されて、画像を特殊効果処理する際のオペレータの
操作時間を一段と削減することができる。
【0037】また編集装置11が操作履歴を記憶し、こ
の操作履歴を容易に再現することができることにより、
定形パターンの操作が多い場合、この操作を記憶させる
ことで、操作が単純になり、誤操作を減少させることが
できる。さらに1回の実際の操作に基づいて順次記憶さ
せた操作データを編集することにより、内容や手順が一
部異なる一連の操作データを得るまでの時間を一段と短
縮することができる。さらに誤操作した場合、そこまで
の操作履歴を再実行することで、誤操作した直前の位置
まで容易に戻すことができる。
【0038】なお上述の実施例においては、画像を特殊
効果処理する特殊効果処理システム10に本発明を適用
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、複
数の入出力画像をスイツチヤで切り換えて編集する画像
編集システム及びその編集装置等、画像を任意の操作手
順で処理する画像処理システム及びそのデータ入力装
置、画像処理方法及びそのデータ入力方法に広く適用す
ることができる。この場合にも上述と同様の効果を得る
ことができる。
【0039】また上述の実施例においては、キーボード
25及びロータリーエンコーダ26によつてキーデータ
S1及びボリユームデータS2を入力する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、任意の操作部、例え
ば表示装置18の画面上に表示した任意のスイツチによ
りデータを入力する場合にも適用できる。
【0040】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、画像処理
の予行操作の際に操作パネルからのオペレータの操作に
基づいて生成した操作データを第1の記憶手段に順次記
憶し、記憶した操作データを操作データ修正手段で修正
して第2の記憶手段に記憶させた修正済み操作データを
操作パネル上の任意の操作スイツチに対応付け、実際の
画像処理の際にこの操作スイツチにより呼び出した操作
データに基づいて画像処理することにより、操作手順を
記憶させてから、適切な操作手順に修正して実行した
り、一部異なる一連の操作手順を得て実行するまでの時
間が短縮されて、画像処理する際のオペレータの操作時
間を一段と削減し得る画像処理システム、データ入力装
置、画像処理方法及びデータ入力方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像処理システム、データ入力装
置、画像処理方法及びデータ入力方法の一実施例による
特殊効果処理システムの機能ブロツクの構成を示すブロ
ツク図である。
【図2】図1の特殊効果処理システムのハードウエアの
構成を示すブロツク図である。
【図3】実施例による特殊効果処理手順を示すフローチ
ヤートである。
【図4】ある画像に対するボーダーパラメータの設定例
の説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1……画面、2……背景画、3……画像、4……ボーダ
ー、5〜8……ボーダーの幅、10……特殊効果処理シ
ステム、11……編集装置、12……キー入力部、13
……ボリユーム入力部、14……入力解析部、15……
特殊効果装置、16……コード変換部、17……表示デ
ータ作成部、18……表示装置、19……操作履歴記憶
部、20……操作データ編集部、21……操作手順記憶
部、22……マイクロプロセサ、23……ROM、24
……RAM、25……キーボード、26……ロータリー
エンコーダ、27……シリアル通信インタフエース、2
8……CRTインタフエース、29……CRTモニタ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作部からオペレータによつて操作されて
    当該操作に応じたデータを入力するデータ入力手段を有
    し、画像を処理させる画像処理データを上記データに基
    づいて生成するデータ入力装置と、上記画像処理データ
    に基づいて上記画像を上記処理する画像処理装置とを有
    する画像処理システムにおいて、 上記操作状態を示す操作データを当該操作の順序に従つ
    て複数記憶する第1の記憶手段と、 上記第1の記憶手段に記憶した上記操作データが入力さ
    れ、当該操作データを任意に修正する操作データ修正手
    段と、 上記操作データ修正手段により修正された上記操作デー
    タを上記操作部上の任意の操作スイツチに対応付けて記
    憶する第2の記憶手段とを具え、上記第2の記憶手段に
    記憶した上記操作データを上記操作スイツチにより呼び
    出し、上記画像処理データを、当該呼び出した上記操作
    データに基づいて生成することを特徴とする画像処理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】上記処理は、上記画像に対する特殊効果処
    理であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】上記処理は、複数の上記画像を切り換える
    画像切換処理であることを特徴とする請求項1に記載の
    画像処理システム。
  4. 【請求項4】操作部からオペレータによつて操作されて
    当該操作に応じたデータを入力するデータ入力手段を有
    し、画像を処理させる画像処理データを上記データに基
    づいて生成するデータ入力装置において、 上記操作状態を示す操作データを当該操作の順序に従つ
    て複数記憶する第1の記憶手段と、 上記第1の記憶手段に記憶した上記操作データが入力さ
    れ、当該操作データを任意に修正する操作データ修正手
    段と、 上記操作データ修正手段により修正された上記操作デー
    タを上記操作部上の任意の操作スイツチに対応付けて記
    憶する第2の記憶手段とを具え、上記第2の記憶手段に
    記憶した上記操作データを上記操作スイツチにより呼び
    出し、上記画像処理データを、当該呼び出した上記操作
    データに基づいて生成することを特徴とするデータ入力
    装置。
  5. 【請求項5】上記処理は、上記画像に対する特殊効果処
    理であることを特徴とする請求項4に記載のデータ入力
    装置。
  6. 【請求項6】上記処理は、複数の上記画像を切り換える
    画像切換処理であることを特徴とする請求項4に記載の
    データ入力装置。
  7. 【請求項7】操作部からオペレータによつて操作されて
    当該操作に応じたデータを入力し、画像を処理させる画
    像処理データを上記データに基づいて生成し、上記画像
    処理データに基づいて上記画像を上記処理する画像処理
    方法において、 上記操作状態を示す操作データを当該操作の順序に従つ
    て複数記憶する第1の処理と、 上記第1の処理で記憶した上記操作データを任意に修正
    する第2の処理と、 上記第2の処理で修正した上記操作データを上記操作部
    上の任意の操作スイツチに対応付けて記憶する第3の処
    理と、 上記第3の処理で記憶した上記操作データを上記操作ス
    イツチにより呼び出し、上記画像処理データを、当該呼
    び出した上記操作データに基づいて生成する第4の処理
    とを具えることを特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】上記処理は、上記画像に対する特殊効果処
    理であることを特徴とする請求項7に記載の画像処理方
    法。
  9. 【請求項9】上記処理は、複数の上記画像を切り換える
    画像切換処理であることを特徴とする請求項7に記載の
    画像処理方法。
  10. 【請求項10】操作部からオペレータによつて操作され
    て当該操作に応じたデータを入力し、画像を処理させる
    画像処理データを上記データに基づいて生成するデータ
    入力方法において、 上記操作状態を示す操作データを当該操作の順序に従つ
    て複数記憶する第1の処理と、 上記第1の処理で記憶した上記操作データを任意に修正
    する第2の処理と、 上記第2の処理で修正した上記操作データを上記操作部
    上の任意の操作スイツチに対応付けて記憶する第3の処
    理と、 上記第3の処理で記憶した上記操作データを上記操作ス
    イツチにより呼び出し、上記画像処理データを、当該呼
    び出した上記操作データに基づいて生成する第4の処理
    とを具えることを特徴とするデータ入力方法。
  11. 【請求項11】上記処理は、上記画像に対する特殊効果
    処理であることを特徴とする請求項10に記載のデータ
    入力方法。
  12. 【請求項12】上記処理は、複数の上記画像を切り換え
    る画像切換処理であることを特徴とする請求項10に記
    載のデータ入力方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11606511B2 (en) 2021-05-25 2023-03-14 Roland Corporation Video processing device and video processing method

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