JPH1166815A - 編集装置 - Google Patents

編集装置

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JPH1166815A
JPH1166815A JP9220330A JP22033097A JPH1166815A JP H1166815 A JPH1166815 A JP H1166815A JP 9220330 A JP9220330 A JP 9220330A JP 22033097 A JP22033097 A JP 22033097A JP H1166815 A JPH1166815 A JP H1166815A
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JP
Japan
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point
video
time code
clip
time
Prior art date
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Application number
JP9220330A
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English (en)
Inventor
Koji Tsukimori
耕司 月森
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被編集素材の登録作業の効率を向上させ得るよ
うにする。 【解決手段】本発明は、被編集素材のイン点及びアウト
点を指定入力するための入力手段と、当該入力手段を介
して指定入力されたイン点及びアウト点に基づいて被編
集素材の再生時間を算出する算出手段と、被編集素材の
イン点、アウト点又は再生時間のうちのいずれか1つが
変更されたときに、当該変更に応じてイン点、アウト点
又は再生時間のうちの対応するいずれか1つを変更する
変更手段とを設けるようにしたことにより、イン点、ア
ウト点又は再生時間のうちのいずれか1つを変更するよ
うに操作するだけで、当該イン点、アウト点又は再生時
間のうちのいずれか1つと、当該変更に応じてイン点、
アウト点又は再生時間のうちの対応するいずれか1つと
を変更することができ、かくして被編集素材の登録作業
の効率を向上させ得る編集装置を実現することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】 発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図11) 発明の実施の形態 (1)本実施の形態による編集装置の構成(図1) (2)主制御部の構成(図2) (3)メイン画面における操作(図3〜図9) (4)クリツプ登録処理手順(図10及び図11) (5)本実施の形態の動作及び効果(図1〜図11) (6)他の実施の形態(図1〜図11) 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明は編集装置に関し、例
えばオペレータの操作に基づいて映像音声の所定部分を
被編集素材(以下、これをクリツプと呼ぶ)として登録
し、当該登録したクリツプに基づいて編集リストを作成
することができるようになされた編集装置に適用して好
適なものである。
【0004】
【従来の技術】従来、この種の編集装置においては、例
えばビデオテープに記録されている映像音声に対してオ
ペレータがイン点及びアウト点等を指定することによ
り、当該イン点及びアウト点等に基づいて映像音声の所
望部分をクリツプとして登録し、当該登録したクリツプ
を編集処理に用いるようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のような
クリツプの登録作業では、一度指定したイン点又はアウ
ト点をクリツプを用いる編集処理内容等に応じて変更す
ることがあつた。
【0006】ところが編集装置では、一度指定したイン
点又はアウト点を変更する場合、オペレータがこの変更
を指示すると共に、当該イン点又はアウト点の変更が終
了した後この変更に応じてさらに変更の必要となるクリ
ツプの長さ(イン点及びアウト点間の映像及び音声素材
の長さ)等の変更も順次指示しなければならないことに
より、クリツプのイン点やアウト点等の変更が煩雑にな
り、クリツプの登録作業の効率が悪い問題があつた。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、被編集素材の登録作業の効率を向上させ得る編集装
置を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、被編集素材のイン点及びアウト点
を指定入力するための入力手段と、当該入力手段を介し
て指定入力されたイン点及びアウト点に基づいて被編集
素材の再生時間を算出する算出手段と、被編集素材のイ
ン点、アウト点又は再生時間のうちのいずれか1つが変
更されたときに、当該変更に応じてイン点、アウト点又
は再生時間のうちの対応するいずれか1つを変更する変
更手段とを設けるようにした。
【0009】この結果オペレータはイン点、アウト点又
は再生時間のうちのいずれか1つを変更するように操作
するだけで、当該イン点、アウト点又は再生時間のうち
のいずれか1つと、当該変更に応じてイン点、アウト点
又は再生時間のうちの対応するいずれか1つとを変更す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0011】(1)本実施の形態による編集装置の構成 図1において、1は全体として本実施の形態による編集
装置を示し、ビデオテープに記録された映像音声の所望
部分をクリツプとして登録し得る一方、このとき所望の
クリツプの映像信号及び音声信号をハードデイスク装置
2に取り込み得るようになされている。
【0012】またこの編集装置1では、登録された各ク
リツプを所望状態に繋ぎ合わせて所望の編集映像音声を
得るための編集内容を規定した編集データを作成でき、
さらにこの作成した編集データに従つて実際に編集処理
を実行することができるようになされている。
【0013】すなわちこの編集装置1においては、主制
御部3、システム制御部4、映像入力部5、映像出力部
6、デイジタル映像音声入出力部7、映像特殊効果処理
部8、音声入出力/ミキサ部9及びデイスク制御部10
がコントロールバス11を介して接続されることにより
構成されている。
【0014】この場合主制御部3は、初期時、デイスプ
レイ12に所定の操作画面(以下、これをメイン画面と
呼ぶ)を表示させる。また主制御部3は、この状態にお
いてマウス13が操作されることにより、クリツプ登録
モードが選択され、当該編集装置1に接続された複数台
のビデオテープレコーダ14A〜14Dのなかから1台
のビデオテープレコーダ14A〜14Dの再生動作命令
が入力されると、これに応じた制御コマンドC1をシス
テム制御部4に送出する。
【0015】システム制御部4は、供給される制御コマ
ンドC1に基づいて、対応するビデオテープレコーダ1
4A〜14Dに制御信号S1を送出することにより、ビ
デオテープに記録された映像信号及び音声信号の再生動
作を実行させる。
【0016】この結果このビデオテープレコーダ14A
〜14Dからはアナログ映像信号S2及びアナログ音声
信号S3と、デイジタル映像信号S4及びデイジタル音
声信号S5とが出力され、アナログ映像信号S2及びア
ナログ音声信号S3がそれぞれ映像入力部5又は音声入
出力/ミキサ部9に与えられ、デイジタル映像信号S4
及びデイジタル音声信号S5がデイジタル映像音声入出
力部7に与えられる。このときシステム制御部4は、コ
ントロールバス11を介して映像入力部5及び音声入出
力/ミキサ部9と、デイジタル映像音声入出力部7との
うちのいずれか一方を制御することにより、ビデオテー
プレコーダ14A〜14Dから出力されたアナログ映像
信号S2及びアナログ音声信号S3と、デイジタル映像
信号S4及びデイジタル音声信号S5とのうちのいずれ
か一方のみを取り込ませる。
【0017】かくして映像入力部5を介してアナログ映
像信号S2が取り込まれた場合には、これが映像入力部
5においてデイジタル変換された後デイジタル映像信号
S6として映像特殊効果処理部8に与えられ、デイジタ
ル映像音声入出力部7を介してデイジタル映像信号S4
が取り込まれた場合には、これがそのまま映像特殊効果
処理部8に与えられる。
【0018】このとき映像特殊効果処理部8は、システ
ム制御部4の制御のもとに、映像入力部5又はデイジタ
ル映像音声入出力部7から供給されるデイジタル映像信
号S6、S4を主制御部3に送出する。かくしてこのと
きデイスプレイ12には、主制御部4の制御のもとにデ
イジタル映像信号S6、S4に基づく映像がメイン画面
上の所定位置に表示される。
【0019】またこのときアナログ音声信号S3が取り
込まれた場合には、これがそのまま音声入出力/ミキサ
部9から図示しないスピーカに送出され、またデイジタ
ル音声信号S5が取り込まれた場合には、これが音声入
出力/ミキサ部9においてアナログ変換された後、スピ
ーカに送出される。
【0020】これによりこの編集装置1では、デイスプ
レイ12に表示された映像及びスピーカから出力される
音声に基づいて、オペレータがマウス13及びキーボー
ド15を用いて映像及び音声の所望部分を指定すること
ができ、さらにこれをクリツプとしてそのイン点及びア
ウト点のタイムコードや素材長(デユレーシヨン)等の
関連データを主制御部3内に登録することができるよう
になされている。
【0021】このとき主制御部3は、予め取込みモード
が選択されている場合には、これに応じた制御コマンド
C1をシステム制御部4に送出する。
【0022】システム制御部4は、供給される制御コマ
ンドC1に基づいて、対応するビデオテープレコーダ1
4A〜14Dに制御信号S1を送出することにより、登
録されたクリツプの映像音声を当該ビデオテープレコー
ダ14A〜14Dに再生させる一方、映像入力部5及び
音声入出力/ミキサ部9と、デイジタル映像音声入出力
部7とのいずれか一方をコントロールバス11を介して
制御することにより、ビデオテープレコーダ14A〜1
4Dから出力されるアナログ映像信号S2及びアナログ
音声信号S3と、デイジタル映像信号S4及びデイジタ
ル音声信号S5とのうちのいずれか一方を取り込ませ
る。
【0023】この結果映像入力部5を介してアナログ映
像信号S2が取り込まれた場合には、これが映像入力部
5においてデイジタル変換された後デイジタル映像信号
S6として映像特殊効果処理部8を介してデイスク制御
部10に送出され、デイジタル映像音声入出力部7を介
してデイジタル映像信号S4が取り込まれた場合には、
これがそのままデイスク制御部10に送出される。
【0024】またこのとき音声入出力/ミキサ部9を介
してアナログ音声信号S3が取り込まれた場合には、こ
れが音声入出力/ミキサ部9においてデイジタル変換さ
れた後デイジタル音声信号S7としてデイスク制御部1
4に送出され、デイジタル映像音声入出力部9を介して
デイジタル音声信号S5が取り込まれた場合には、これ
が直接デイスク制御部10に送出される。
【0025】そしてデイスク制御部10は、このときシ
ステム制御部4からコントロールバス11を介して与え
られるコマンドに基づいて、映像特殊効果処理部8又は
デイジタル映像音声入出力部7から与えられるデイジタ
ル映像信号S6、S4と、音声入出力/ミキサ部9又は
デイジタル映像音声入出力部7から与えられるデイジタ
ル音声信号S7、S5とを順次取り込み、これらをハー
ドデイスク装置2に与えてハードデイスクの指定された
アドレス位置に記録させる。
【0026】このようにしてこの編集装置1において
は、登録されたクリツプの映像音声をビデオテープから
再生してハードデイスク装置2に取り込むことができる
ようになされている。
【0027】一方主制御部3は、上述のようにしてクリ
ツプが登録されると、デイスプレイ12に表示されてい
るメイン画面内に、登録されたクリツプのリストを表示
させる。
【0028】そしてオペレータは、このメイン画面を用
いてどのクリツプとどのクリツプとをどのように繋ぎ合
わせるかといつた編集内容を規定した編集データを編集
リストとして作成することができる。またオペレータ
は、編集リストの作成後又は作成途中において、その編
集リストに基づく編集映像及び編集音声を確認すること
ができる。
【0029】実際上、主制御部3は、編集リストの作成
後又は作成途中において、その編集リストに基づく編集
映像音声のプレビユーモードが選択されると、これに応
じた制御コマンドC1をシステム制御部4に送出する。
【0030】システム制御部4は、供給される制御コマ
ンドC1に基づいて、必要に応じて対応するビデオテー
プレコーダ14A〜14Dに制御信号S1を送出するこ
とにより当該ビデオテープレコーダ14A〜14Dに編
集処理に利用するクリツプの映像音声を再生させる一
方、必要に応じてコントロールバス11を介してデイス
ク制御部10を制御することにより、編集処理に利用す
るクリツプの映像音声をハードデイスク装置2から再生
させる。
【0031】この結果このビデオテープレコーダ14A
〜14Dからは指定されたクリツプのアナログ映像信号
S2及びアナログ音声信号S3と、デイジタル映像信号
S4及びデイジタル音声信号S5とが出力され、アナロ
グ映像信号S2及びアナログ音声信号S3がそれぞれ映
像入力部5又は音声入出力/ミキサ部9に与えられ、デ
イジタル映像信号S4及びデイジタル音声信号S5がデ
イジタル映像音声入出力部7に与えられる。
【0032】このときシステム制御部4は、コントロー
ルバス11を介して映像入力部5及び音声入出力/ミキ
サ部9と、デイジタル映像音声入出力部7とのうちのい
ずれか一方を制御することにより、ビデオテープレコー
ダ14A〜14Dから出力されたアナログ映像信号S2
及びアナログ音声信号S3と、デイジタル映像信号S4
及びデイジタル音声信号S5とのうちのいずれか一方の
みを取り込ませる。
【0033】かくして映像入力部5を介してアナログ映
像信号S2が取り込まれた場合には、これが映像入力部
5においてデイジタル変換された後デイジタル映像信号
S6として映像特殊効果処理部8に与えられ、デイジタ
ル映像音声入出力部7を介してデイジタル映像信号S4
が取り込まれた場合には、これがそのまま映像特殊効果
処理部8に与えられる。
【0034】このとき映像特殊効果処理部8は、システ
ム制御部4の制御のもとに、供給される各クリツプのデ
イジタル映像信号S6、S4を必要に応じて指定された
状態に特殊効果加工処理する。また映像特殊効果処理部
8は、このとき主制御部4から必要に応じて与えられる
タイトル文字や各種グラツフイツク等の画像データを各
クリツプのデイジタル映像信号S6、S4間に挿入し、
又はデイジタル映像信号S6、S4に重畳し、かくして
得られたデイジタル編集映像信号S8を映像出力部6に
送出する。
【0035】そして映像出力部6は、システム制御部4
の制御のもとに、供給されるデイジタル編集映像信号S
8をアナログ変換し、得られた編集映像信号S9をモニ
タ16に送出する。
【0036】一方このときビデオテープレコーダ14A
〜14Dから出力されたアナログ音声信号S3及びデイ
ジタル音声信号S5のうち、音声入出力/ミキサ部9を
介してアナログ音声信号S3が取り込まれた場合には、
これが音声入出力/ミキサ部9において必要に応じてミ
キシング等の編集処理が施された後編集音声信号として
スピーカに送出され、デイジタル映像音声入出力部7を
介してデイジタル音声信号S5が取り込まれた場合に
は、これが音声入出力/ミキサ部9においてアナログ変
換され、ミキシング等の編集処理が施された後、編集音
声信号としてスピーカに送出される。
【0037】この結果この編集装置1においては、モニ
タ16に編集映像信号S9に基づく編集映像が表示され
ると共にスピーカから編集音声信号に基づく編集音声が
出力され、かくしてオペレータが編集リストに基づく編
集映像及び編集音声を確認することができるようになさ
れている。
【0038】さらに主制御部3は、編集リストが作成さ
れた後、マウス13又はキーボード15が操作されてそ
の実行命令が入力されると、これに応じた制御コマンド
C1をシステム制御部4に送出する。
【0039】システム制御部4は、供給される制御コマ
ンドC1に基づいて、必要に応じて対応するビデオテー
プレコーダ14A〜14Dに制御信号S1を送出するこ
とにより当該ビデオテープレコーダ14A〜14Dに編
集処理に利用するクリツプの映像音声を再生させる一
方、必要に応じてコントロールバス11を介してデイス
ク制御部10を制御することにより、ハードデイスク装
置2から編集処理に利用するクリツプの映像音声を再生
させる。
【0040】この結果上述のプレビユーモード時と同様
にして、映像特殊効果処理部8に、ビデオテープレコー
ダ14A〜14Dから映像入力部5若しくはデイジタル
映像音声入出力部7を経由して必要なクリツプのデイジ
タル映像信号S6、S4が与えられ、又はハードデイス
ク装置2からデイスク制御部10を経由して必要なクリ
ツプのデイジタル映像信号S6、S4が与えられる。
【0041】またこのとき音声入出力/ミキサ部9に
は、ビデオテープレコーダ14A〜14Dから直接若し
くはデイジタル映像音声入出力部7を経由して必要なク
リツプのアナログ音声信号S3若しくはデイジタル音声
信号S5が与えられ、又はハードデイスク装置2からデ
イスク制御部10を経由して必要なクリツプのデイジタ
ル音声信号S7、S5が与えられる。
【0042】そして映像特殊効果処理部8は、システム
制御部4の制御のもとに、上述のプレビユーモード時と
同様にして、供給される各クリツプのデイジタル映像信
号S6、S4を必要に応じて特殊効果加工処理し、かく
して得られた編集映像の映像信号でなるデイジタル編集
映像信号S8を映像出力部6に送出する。
【0043】このとき映像出力部6は、システム制御部
4の制御のもとに、供給されるデイジタル編集映像信号
S8をアナログ変換し、得られた編集映像信号S9を対
応するビデオテープレコーダ14A〜14Dに送出す
る。
【0044】またこのとき音声入出力/ミキサ部9は、
システム制御部の制御のもとに、上述のプレビユーモー
ド時と同様にして、供給される各クリツプのアナログ音
声信号S2又はデイジタル音声信号S5、S7に対して
必要に応じてミキシング等の編集処理を施し、かくして
得られた編集音声信号S10を対応するデビオテープレ
コーダ14A〜14Dに送出する。
【0045】このときこのビデオテープレコーダ14A
〜14Dには、システム制御部4から制御信号S1が与
えられており、かしくて当該ビデオテープレコーダ14
A〜14Dは、この制御信号S1に基づいて、これら映
像出力部6から供給される編集映像信号S9と、音声入
出力/ミキサ部9から供給される編集音声信号S10と
をビデオテープの指定された位置に記録する。
【0046】このようにしてこの編集装置1では、作成
された編集リストに従つて指定されたクリツプの映像音
声を指定された状態に編集加工してビデオテープに記録
することができるようになされている。
【0047】(2)主制御部の構成 ここで主制御部3は、図2に示すように、CPU(Cent
ral Processing Unit)20、ROM(Read Only Memor
y)21、RAM(Random Access Memory)22、表示
処理部23、タイトル/グラフイツク生成部24及びイ
ンターフエース回路25、26がCPUバス27を介し
て接続されることにより構成されており、各インターフ
エース回路25、26をそれぞれ介してマウス13及び
キーボード15と接続されている。
【0048】この場合CPU20は、例えばマウス13
やキーボード15が操作されることにより所定処理の実
行命令がインターフエース回路25、26を介して与え
られると、ROM21に格納されたプログラムに基づい
て、必要に応じてシステム制御部4に制御コマンドC1
を送出することにより、当該システム制御部4を介して
各ビデオテープレコーダ14A〜14D、映像入力部
5、映像出力部6、デイジタル映像音声入出力部7、映
像特殊効果処理部8、音声入出力/ミキサ部9及びデイ
スク制御部10に所定動作を実行させるようになされ、
これにより編集装置1全体として上述したような各種処
理を実行させるようになされている。
【0049】またこのときCPU20は、ROM21に
格納されたプログラムに基づいて、必要に応じてROM
21内に格納された画像データを読み出し、これを表示
処理部23を介してデイスプレイ12に与えることによ
り、後述のようなメイン画面やウインドを表示させる一
方、マウス操作に応動してメイン画面内を移動するカー
ソルや、キーボード15を介して入力された数字や文字
などをデイスプレイ12に表示させ、かつ映像特殊効果
処理部8からタイトル/グラフイツク生成部24を介し
て表示処理部23に与えられるデイジタル映像信号S
6、S4に基づく映像や静止画像をメイン画面内の所定
位置に表示させるようになされている。
【0050】さらにCPU20は、ROM21に格納さ
れたプログラムに基づいて、必要時にはタイトル/グラ
フツク生成部24を制御してタイトル文字やグラフイツ
クの画像データを生成させてこれを映像特殊効果処理部
8に送出させるようになされている。
【0051】(3)メイン画面における操作 ここで実際上CPU20は、電源が投入された立ち上が
り時、ROM21に格納されているプログラムに基づい
て、まず図3に示すようなメイン画面30をデイスプレ
イに表示させる。
【0052】この場合このメイン画面30には、オペレ
ータが所望する処理内容を選択するための複数のボタン
31A〜31Qと、登録された各クリツプのリスト等を
表示するためのクリツプ情報表示部32と、編集リスト
作成時における各種処理を指定するための複数のボタン
33A〜33Rと、編集リストを作成するための編集リ
スト作成部35とが設けられている。
【0053】そしてオペレータは、このメイン画面30
がデイスプレイ12に表示された状態において、マウス
操作により画面上段のビデオクリツプエデイツトボタン
31Kを選択することにより、図4のようなウインド
(以下、これをビデオクリツプエデイツトウインドと呼
ぶ)40をメイン画面30上に重ねて表示させることが
できる。
【0054】この場合ビデオクリツプエデイツトウイン
ド40では、画面の左側上段に各ビデオテープレコーダ
14A〜14Dにそれぞれ対応させてソース選択ボタン
41A〜41Dが複数表示されており、マウス操作によ
りこれらソース選択ボタン41A〜41Dのうちのいず
れかを選択することにより所望の1台のビデオテープレ
コーダ14A〜14Dを選択することができる。
【0055】そしていずれかのソース選択ボタン14A
〜14Dを選択した後、マウス操作によりビデオクリツ
プエデイツトウインド40内に表示されたいずれかのビ
デオ操作用ボタン42A〜42Gを選択することによつ
て、選択したビデオテープレコーダ14A〜14Dに選
択したビデオ操作用ボタン42A〜42Gに応じた動作
を実行させることができる。なおこのようなビデオテー
プレコーダ14A〜14Dの操作は、スライダ43を用
いても行うことができる。
【0056】そしてこのときビデオテープレコーダ14
A〜14Dに再生動作や変速再生動作を実行させた場
合、当該ビデオテープレコーダ14A〜14Dによりビ
デオテープから再生された映像がこのビデオクリツプエ
デイツトウインド40内のライブ映像表示部44内に表
示されると共に、当該ビデオテープレコーダ14A〜1
4Dから出力されたビデオテープにおけるタイムコード
(時、分、秒、フレーム)がライブタイムコード表示部
45内に表示される。
【0057】なおこのビデオクリツプエデイツトウイン
ド40では、マウス操作によりコマ送りボタン46、4
7をクリツクすることによつて、ライブ映像表示部44
内に表示された映像を順方向又は逆方向に1フレーム分
づつコマ送り表示させることができる。
【0058】かくしてオペレータは、このライブ映像表
示部44内に表示された映像を目視確認しながらイン点
指定用ボタン48又はアウト点指定用ボタン49をクリ
ツクすることによつてクリツプとして登録しようとする
映像部分のイン点及びアウト点を指定することができ、
このとき指定されたイン点及びアウト点の画像がそれぞ
れイン点画像表示部50又はアウト点画像表示部51内
に表示される。
【0059】またこのときイン点又はアウト点として指
定された各画像のビデオテープにおけるタイムコードが
それぞれイン点タイムコード表示部52又はアウト点タ
イムコード表示部53内にそれぞれ表示され、指定され
たクリツプの映像の再生時間がデユレーシヨン表示部5
4内に表示される。
【0060】なおこのビデオクリツプエデイツトウイン
ド40では、オペレータがライブ映像表示部44内に表
示された映像を目視確認しながらマウス操作によりマー
ク点指定用ボタン55をクリツクし、この後マウス操作
により映像移動ボタン56をクリツクすることによりラ
イブ映像表示部44内に表示された画像をマーク点まで
移動させることができる。
【0061】これによりオペレータは、イン点及び又は
アウト点の候補として所望する画像が複数ある場合にこ
れらをマーク点の画像としてライブ映像表示部44内に
順次表示させ、かくしてこれら各マーク点の画像からイ
ン点及び又はアウト点の画像を選定することができるよ
うになされている。
【0062】そして上述のようにしてクリツプのイン点
のタイムコード(以下、これをイン点タイムコードと呼
ぶ)、アウト点のタイムコード(以下、これをアウト点
タイムコードと呼ぶ)及び再生時間を表示させた状態に
おいて、マウス操作により登録ボタン57をクリツクす
ることによりこのクリツプを登録することができる。実
際上このときこのクリツプのイン点タイムコード及びア
ウト点タイムコード等の関連データがCPU20により
RAM22に取り込まれる。そしてこのようにして登録
されたクリツプのイン点タイムコード及びアウト点タイ
ムコード等がメイン画面30のクリツプ情報表示部32
内に表示される。
【0063】またこのとき例えばビデオクリツプエデイ
ツトウインド40のモアボタン57Aを選択することに
よつて開くことのできる図8に後述する設定画面上で予
め取込みモードを選択しておくことによつて、このクリ
ツプの映像音声を上述のようにしてハードデイスク装置
2に取り込むことができる。
【0064】因みにこのビデオクリツプエデイツトウイ
ンド40では、表示されるイン点タイムコード、アウト
点タイムコード及び再生時間を、例えばイン点タイムコ
ード表示部52、アウト点タイムコード表示部53及び
デユレーシヨン表示部54にそれぞれ設けられたアツプ
ボタン52A、53A及び54A又はダウンボタン52
B、53B及び54Bをマウス操作によりクリツク又は
押下することによつて増減させて変更することができ
る。
【0065】このときビデオクリツプエデイツトウイン
ド40では、マウス操作によりライブ映像移動ボタン5
8又は59をクリツクすることによりライブ映像表示部
44内に表示された画像を変更して得られた新たなイン
点又はアウト点まで移動させることができると共に、当
該変更して得られた新たなイン点又はアウト点の画像を
イン点画像表示部50又はアウト点画像表示部51内に
表示させることができる。
【0066】因みにクリツプのイン点タイムコード、ア
ウト点タイムコード及び又は再生時間を変更した場合、
マウス操作によりリプレイスボタン60をクリツクする
ことによりこのクリツプを関連データを変更する前のク
リツプに換えて登録することができる。そしてこのよう
にして登録されたクリツプのイン点タイムコード及びア
ウト点タイムコード等がメイン画面30のクリツプ情報
表示部32内に対応する変更前のイン点タイムコード及
びアウト点タイムコード等に換えて表示される。
【0067】これに対してクリツプのイン点タイムコー
ド、アウト点タイムコード及び又は再生時間を変更した
後、マウス操作により登録ボタン57をクリツクした場
合にはこのクリツプを新たに登録し、当該クリツプのイ
ン点タイムコード及びアウト点タイムコード等の関連デ
ータがメイン画面30のクリツプ情報表示部32内に新
たに表示される。
【0068】因みにこのビデオクリツプエデイツトウイ
ンド40では、上述のような一連のクリツプ作成動作途
中に何らかの異常が発生した場合には、マウス操作によ
りオールストツプボタン61をクリツクすることにより
ビデオテープレコーダ14A〜14Dの動作を停止させ
ることができると共に、マウス操作によりヘルプボタン
62をクリツクすることにより図示しないヘルプメニユ
ーウインドウをデイスプレイ12(図1及び図2)に表
示させることができる。
【0069】そしてこのビデオクリツプエデイツトウイ
ンド40では、マウス操作によりニユーエデイツトボタ
ン63をクリツクすることによつてこのビデオクリツプ
エデイツトウインド40を初期状態に戻すことができ
る。これによりオペレータは、この後上述と同様の手順
により他のクリツプを順次作成して登録することができ
る。
【0070】またビテオクリツプエデイツトウインド4
0では、マウス操作によりクローズボタン64をクリツ
クすることによつてビテオクリツプエデイツトウインド
40を閉じることができる。
【0071】一方オペレータは、上述のようにしてメイ
ン画面30のクリツプリスト表示部32に登録されたク
リツプのリストが表示された状態(図5)において、こ
のメイン画面30の編集リスト作成部35を利用して以
下の方法により編集リストを作成することができる。
【0072】すなわち、まずマウス操作によりクリツプ
リスト表示部32内の所望のクリツプの段にカーソルを
合わせた後、マウス13のボタンを押下するようにして
1つのクリツプを指定し、その状態のままカーソルを、
編集リスト作成部35のタイムスケール35Aを指標と
して、第1又は第2のビデオトラツク35C、35E内
の所望位置に移動させた後、マウス13のボタンを放す
ようにする。
【0073】この結果この第1又は第2のビデオトラツ
ク35C、35E内には、図6に示すように、そのとき
のカーソルの位置を先頭にして、上述のようにして指定
されたクリツプの素材長に応じた長さの枠68A〜68
Dが表示される。またこのときそのクリツプの映像と音
声がリンクされて登録されている場合には、その枠68
A〜68Dが表示された第1又は第2のビデオトラツク
35C、35Dと対応する第1又は第2のオーデイオト
ラツク35G、35H内に第1又は第2のビデオトラツ
ク35C、35E内に表示された枠68A〜68Dとタ
イムスケール35A上で同じ位置に同じ長さの枠69A
〜69Dが表示される。
【0074】さらにこのような操作を繰り返し行い、タ
イムスケール35Aの始めのタイムコード(「00:00.0
0:00 」)から所望するタイムコードまで(すなわち所
望する時間分だけ)タイムスケール35A上において連
続するように、第1又は第2のビデオトラツク35C、
35Eと、第1又は第2のオーデイオトラツク35G、
35Hに順次枠68A〜68D、69A〜69Dを表示
させる。
【0075】ここでこのように編集リスト表示部35の
第1又は第2のビデオトラツク35C、35Eや、第1
又は第2のオーデイオトラツク35G、35Hに枠68
A〜68D、69A〜69Dが表示されることは、編集
映像音声の表示時にタイムスケール35Aで表された時
間にその枠68A〜68D、69A〜69Dに対応する
クリツプの映像が表示され、又は音声が出力されること
を意味し、従つてこのような操作により編集映像として
順次表示され、又は編集音声として順次出力されるクリ
ツプの映像又は音声を決定してなる編集リストを作成す
ることができる。
【0076】なおこのようにして編集リストを作成する
際、例えば第1のクリツプの映像から第2のクリツプの
映像への切り換わり時に特殊効果処理を施したいときに
は、先行する第1のクリツプ(以下、これをフロムクリ
ツプと呼ぶ)に対応する第1の枠68A〜68Dを一方
の第1又は第2のビデオトラツク35C、35Eに表示
させると共に、当該第1の枠68A〜68Dの後側の一
部とその前側の一部がタイムスケール35Aでのタイム
コードが重なるように後述する第2のクリツプ(以下、
これをツークリツプと呼ぶ)に対応する第2の枠68A
〜68Dを他方の第2又は第1のビデオトラツク35
E、35Cに表示させる。
【0077】続いてマウス操作により画面中段部のセレ
クトエフエクトボタン33Qをクリツクする。この結果
メイン画面30上に、例えば図7のように実行できる各
種特殊効果処理の内容を表すアイコン70A〜70Yが
複数表示された所定のウインド(以下、これをセレクト
エフエクトウインドと呼ぶ)71が表示される。
【0078】次いで所望する特殊効果処理のアイコン7
0A〜70Y上にカーソルを移動させた後、マウス13
のボタンを押下し、その状態でカーソルを上述の編集リ
スト作成部35のエフエクトトラツク35Dにおける一
方の第1又は第2のビデオトラツク35C、35Eに表
示された第1の枠68A〜68Dと、他方の第2又は第
1のビデオトラツク35E、35Cに表示された第2の
枠68A〜68Dとのタイムスケール35A上でのタイ
ムコードが重なり合う部分に移動させてマウス13のボ
タンを放す。
【0079】この結果セレクトエフエクトウインド71
内に表示されたアイコン70A〜70Yが画面上をカー
ソルと一体に移動してマウス13のボタンが放された位
置に貼り付けられた状態で表示され、かくして一方の第
1又は第2のビデオトラツク35C、35Eに表示され
た第1の枠68A〜68Dに対応するクリツプの映像
と、他方の第2又は第1のビデオトラツク35E、35
Cに表示された第2の枠68A〜68Dに対応するクリ
ツプの映像との繋ぎ部分において上述のようにして貼り
付けられたアイコン70A〜70Yに対応する特殊効果
処理を実行すべき旨の指示を入力することができる。な
おセレクトエフエクトウインド71は、マウス操作によ
りクローズボタン72をクリツクすることにより閉じる
ことができる。
【0080】さらにこのようにして編集リストを作成し
た後又は編集リストの作成時に、マウス操作によりメイ
ン画面30の中段に表示されたプレビユーボタン33D
をクリツクすることによつて、この編集リストに基づく
編集映像をモニタ16に表示させることができ、また当
該編集リストに基づく編集音声をスピーカから出力させ
ることができる。
【0081】さらに編集リストを作成した後、メイン画
面30の中段に表示された記録ボタン33Gをクリツク
することによつて、当該編集リストに基づく編集処理を
実行させ、かくして得られた編集映像及び編集音声を予
め指定したビデオテープレコーダ14A〜14Dを介し
てビデオテープに記録させることができる。
【0082】かかる構成に加えてこの編集装置1の場
合、クリツプ作成時に図8に示すようにビデオクリツプ
エデイツトウインド40に表示されたモアボタン57A
をマウス操作によつてクリツクすることにより設定画面
40Aを開くことができる。
【0083】この場合設定画面40Aでは、この画面の
右側中央部に速度表示部76が表示されており、当該速
度表示部76内に予め設定されたクリツプの映像の順方
向への再生速度(通常の順方向への再生速度を 100
〔%〕とし、これを初期設定値としている)が表示され
る。
【0084】そしてオペレータは、速度表示部76に対
応して設けられたアツプボタン76A又はダウンボタン
76Bを必要に応じてマウス操作によりクリツク又は押
下することによつて当該速度表示部76に予め表示され
ている再生速度を増減させることができ、かくして再生
速度を任意に変更することができる。
【0085】このときCPU20は、イン点タイムコー
ド及びアウト点タイムコードの差分と、再生速度とに基
づいて、クリツプの映像の実再生時間を再生時間(デユ
レーシヨン)として算出し、当該算出して得られた再生
時間をデユレーシヨン表示部54に表示させる。
【0086】因みにCPU20は、イン点タイムコード
表示部52、アウト点タイムコード表示部53、速度表
示部76及びデユレーシヨン表示部54にそれぞれ対応
するイン点タイムコード、アウト点タイムコード、再生
速度及び再生時間を表示させたときにキーボード15
(図1及び図2)のエンター(Enter )キー又はタブ
(Tab )キーが押されると、これらイン点タイムコー
ド、アウト点タイムコード、再生速度及び再生時間をそ
れぞれ確定するようになされており、イン点タイムコー
ド及びアウト点タイムコードを確定した状態において、
再生速度を確定したときに再生時間を算出する。
【0087】またCPU20は、イン点タイムコード、
アウト点タイムコード、再生速度及び再生時間を確定し
た場合、イン点タイムコード表示部52、アウト点タイ
ムコード表示部53及びデユレーシヨン表示部54の対
応するアツプボタン52A、53A及び54A及びダウ
ンボタン52B、53B及び54Bのクリツクを受け付
けないようになされている。
【0088】従つてCPU20は、イン点タイムコー
ド、アウト点タイムコード、再生速度及び再生時間を確
定した場合に当該イン点タイムコード、アウト点タイム
コード及び再生時間を変更するにはオペレータの操作に
したがつて一度削除した(表示させないようにした)
後、キーボード15を介して与えられる新たな値を表示
させるようにして変更するようになされている。
【0089】実際上CPU20は、イン点タイムコー
ド、アウト点タイムコード、再生速度及び再生時間を確
定した場合、マウス操作によりイン点タイムコード表示
部52、アウト点タイムコード表示部53又はデユレー
シヨン表示部54のいずれかがクリツクされ、続いてキ
ーボード15のデエレート(Delete)キーが押される
と、指定されたイン点タイムコード、アウト点タイムコ
ード及び再生時間を削除し、この後キーボード15のエ
ンターキー又はタブキーが押されることにより当該イン
点タイムコード、アウト点タイムコード又は再生時間の
削除を確定する。
【0090】そしてCPU20は、上述のようにイン点
タイムコード、アウト点タイムコード又は再生時間の削
除を確定した後、キーボード15を介してオペレータの
所望する値が与えられると、これを値を削除したイン点
タイムコード表示部52、アウト点タイムコード表示部
53又はデユレーシヨン表示部54に表示させ、この後
キーボード15のエンターキー又はタブキーが押される
ことによりその新たに表示させたイン点タイムコード、
アウト点タイムコード又は再生時間を変更後の値として
確定する。このようにしてCPU20は、イン点タイム
コード、アウト点タイムコード及び再生時間を新たな値
に変更する。因みに再生速度は、削除できない(表示を
消せない)ように設定されており、上述のように速度表
示部76のアツプボタン76A及びダウンボタン76B
をクリツク又は押下することにより変更することができ
る。
【0091】またCPU20は、上述のようにイン点タ
イムコード、アウト点タイムコード、再生速度及び再生
時間をそれぞれ確定した後、イン点タイムコードを新た
な値に変更して確定し、又はアウト点タイムコードを新
たな値に変更して確定し、又は再生速度を新たな値に変
更して確定すると、そのとき確定した新たなイン点タイ
ムコード、アウト点タイムコード又は再生速度を、イン
点タイムコードをIとし、アウト点タイムコードをOと
し、再生速度をVとし、再生時間をTとして表す次式
【0092】
【数1】
【0093】に用いることにより、アウト点タイムコー
ドからイン点タイムコードを減算した減算結果に 100を
再生速度の絶対値で除算した除算結果を積算することに
よつて新たな再生時間を算出し、当該算出して得られた
新たな再生時間をデユレーシヨン表示部54に表示させ
る。
【0094】さらにCPU20は、再生時間を新たな値
に変更して確定すると、この新たな再生時間を用いて次
【0095】
【数2】
【0096】により、再生速度を 100で除算した除算結
果と、再生時間とを積算して得られた積算結果にイン点
タイムコードを加算することによつて新たなアウト点タ
イムコードを算出し、当該算出して得られた新たなアウ
ト点タイムコードをアウト点タイムコード表示部53に
表示させる。
【0097】このようにしてこの編集装置1では、イン
点タイムコード、アウト点タイムコード、再生時間及び
再生速度のうちのいずれか1つの値を変更したとき、こ
れに応じて値の変更が必要となる再生時間又はアウト点
タイムコードをオペレータの操作を必要とせずに新たに
算出することができる。
【0098】これに加えてCPU20は、上述のように
イン点タイムコード、アウト点タイムコード、再生速度
及び再生時間を確定した後、イン点タイムコードを削除
すると、そのときアウト点タイムコード、再生速度又は
再生時間のいずれか1つの値を変更して確定することに
より、そのとき確定した新たなアウト点タイムコード、
再生速度又は再生時間を用いて次式
【0099】
【数3】
【0100】により、再生速度を 100で除算した除算結
果と、再生時間とを積算して得られた積算結果にアウト
点タイムコードを加算することによつて新たなイン点タ
イムコードを算出し、当該算出して得られた新たなイン
点タイムコードをイン点タイムコード表示部52に表示
させる。
【0101】またCPU20は、イン点タイムコード、
アウト点タイムコード、再生速度及び再生時間を確定し
た後、アウト点タイムコードを削除すると、そのときイ
ン点タイムコード、再生速度又は再生時間のいずれか1
つの値を変更して確定することによりこの新たなイン点
タイムコード、再生速度又は再生時間を用いて上述した
(2)式によりアウト点タイムコードを算出し、当該算
出して得られた新たなアウト点タイムコードをアウト点
タイムコード表示部53に表示させる。
【0102】さらにCPU20は、イン点タイムコー
ド、アウト点タイムコード、再生時間及び再生速度を確
定した後、再生時間を削除すると、そのときイン点タイ
ムコード、アウト点タイムコード又は再生速度のいずれ
か1つの値を変更して確定することによりこの新たなイ
ン点タイムコード、アウト点タイムコード又は再生速度
を用いて上述した(1)式により新たな再生時間を算出
し、当該算出して得られた新たな再生時間をデユレーシ
ヨン表示部54に表示させる。
【0103】このようにしてこの編集装置1では、イン
点タイムコード、アウト点タイムコード、又は再生時間
のいずれか1つの値を新たな値に変更するために削除す
ると、そのとき削除した以外のイン点タイムコード、ア
ウト点タイムコード、再生速度又は再生時間のいずれか
1の値を変更して確定することにより、当該削除したイ
ン点タイムコード、アウト点タイムコード又は再生時間
に対する新たな値をオペレータの操作を必要とせずに算
出することができる。
【0104】因みに再生速度は、図9に示すように、予
め例えば 300〔%〕(順方向への再生)から-100〔%〕
(逆方向への再生)までの間でオペレータが任意に選定
し得るように設定されている。ただしCPU20は、オ
ペレータにより再生速度の値が0〔%〕に選定された場
合には、この再生速度を用いて上述した(1)式により
再生時間を算出すると当該再生時間の値が無限大となる
ことにより、デユレーシヨン表示部54に再生時間を表
示させないようにする。そしてCPU20は、この後再
生速度の値を0〔%〕以外の値に変更するまでは登録ボ
タン59又はリプレイスボタン62等のクリツクを受け
付けないようになされている。
【0105】なおこの実施の形態の場合、図8に示すよ
うに設定画面40A上で予め取込みモード設定部80を
クリツクして取込みモードを選択しておくと、登録ボタ
ン57又はリプレイスボタン60がクリツクされたとき
に、クリツプの映像信号及び音声信号が指定された範囲
よりも前後所定期間分(例えば2秒分)だけ余分にハー
ドデイスク装置2に取り込まれる。
【0106】またこのとき設定画面40A上で予めリン
ク設定部81をクリツクしてリンクモード又はノンリン
クモードのいずれかを選択しておくことにより、映像と
音声をリンクさせて又はリンクさせないでハードデイス
ク装置2に取り込ませることができる。
【0107】さらにこのとき設定画面40A上で予め音
声チヤンネル設定部82及び83をクリツクして音声信
号のチヤンネルを選択しておくことにより、音声信号の
指定されたチヤンネルをクリツプとして登録することが
できる。
【0108】さらにこのとき設定画面40A上で予めア
ウト点設定部84をクリツクしてアウト点設定モードを
選択しておくことにより、アウト点の指定されていない
状態において登録ボタン57がクリツクされるとそのと
きのタイムコードをアウト点タイムコードとして指定す
ることができる。
【0109】さらに設定画面40A上で予めライブモー
ド設定部85をクリツクしてライブモードを設定してお
くことにより、例えばビデオカメラ等からタイムコード
を付加せずに出力される映像信号及び音声信号からクリ
ツプを作成することができる。
【0110】さらに設定画面40A上では、予めレベル
設定部86A〜86Dを介して音声信号のレベルをチヤ
ンネル毎に設定しておくことができる。なおこのように
して設定させれた音声信号のレベルは、ビデオクリツプ
エデイツトウインド40の左側下段に表示されたレベル
表示部87に表示される。
【0111】さらに設定画面40A上では、予め色設定
表示部87A及び87Bを介して映像の色合いを設定し
ておくことができる。
【0112】なおビデオクリツプエデイツトウインド4
0では、マウス操作により設定画面40Aの右側下段に
表示されたエンドボタン88をクリツクすることにより
当該設定画面40Aのみを閉じることができる。
【0113】(4)クリツプ登録処理手順 ここで実際上CPU20は、ビデオクリツプエデイツト
ウインド40をデイスプレイ12に表示させると、図1
0及び図11に示すクリツプ登録処理手順RT1をステ
ツプSP1において開始し、続くステツプSP2におい
てイン点タイムコード、アウト点タイムコード、再生速
度又は再生時間のうちのいずれか1つが与えられたか否
かを判断する。
【0114】ここでこのステツプSP2において肯定結
果を得ることは、マウス操作又はキーボード15を介し
てイン点タイムコード、アウト点タイムコード又は再生
速度のうちのいずれかが与えられ、又は確定したイン点
タイムコード、アウト点タイムコード及び再生速度に基
づいて再生時間を算出したことを意味し、このときCP
U20はステツプSP3に進んでキーボード15(図1
及び図2)のエンターキー又はタブキーが押されること
により上述したステツプSP2において与えられたイン
点タイムコード、アウト点タイムコード、再生速度又は
再生時間を確定する。
【0115】続いてCPU20は、ステツプSP4に進
んでイン点タイムコード、アウト点タイムコード、再生
速度又は再生時間のうち与えられていないものがあるか
否かを判断する。
【0116】ここでこのステツプSP4において否定結
果を得ることは、イン点タイムコード、アウト点タイム
コード、再生速度が与えられて確定していると共に、当
該確定したイン点タイムコード、アウト点タイムコード
及び再生速度に基づいて再生時間を算出し、これも確定
していることを意味し、このときCPU20は、ステツ
プSP5に進んでイン点タイムコード、アウト点タイム
コード、再生速度及び再生時間の値に不正な値があるか
否かを判断する。
【0117】ここでこのステツプSP5において否定結
果を得ることは、イン点タイムコード、アウト点タイム
コード、再生速度及び再生時間の値が全て正しい値であ
ることを意味し、このときCPU20は、ステツプSP
6に進んでイン点タイムコード、アウト点タイムコード
又は再生時間のうち少なくともいずれか2つの値を削除
したか否かを判断する。
【0118】ここでこのステツプSP6において否定結
果を得ることは、イン点タイムコード、アウト点タイム
コード又は再生時間のいずれか1つを削除したこと、又
はイン点タイムコード、アウト点タイムコード及び再生
時間を一度も削除していないことを意味し、このときC
PU20は、ステツプSP7に進んでイン点タイムコー
ド、アウト点タイムコード、再生速度及び再生時間の全
てが与えられているか否かを判断する。
【0119】ここでこのステツプSP7において肯定結
果を得ることは、イン点タイムコード、アウト点タイム
コード及び再生時間のいずれか1つの削除した値に対し
て新たな値が与えられたこと(新たな値を確定していな
い)、又はイン点タイムコード、アウト点タイムコード
及び再生時間を一度も削除せずに確定していることを意
味し、このときCPU20は、ステツプSP8に進んで
イン点タイムコード、アウト点タイムコード、再生速度
及び再生時間を全て確定しているか否かを判断する。
【0120】ここでこのステツプSP8において否定結
果を得ることは、削除されたイン点タイムコード、アウ
ト点タイムコード又は再生時間に対する新たな値が確定
されていないこと、又は再生速度が変更されて確定され
ていないことを意味し、このときCPU20はステツプ
SP9に進んでイン点タイムコード、アウト点タイムコ
ード又は再生速度のいずれかの確定されていない値が確
定されたか否かを判断する。
【0121】ここでこのステツプSP9において肯定結
果を得ることは、イン点タイムコード、アウト点タイム
コード又は再生速度のいずれかの値を確定したことによ
り、これと対応する再生時間の値も変更する必要がある
ことを意味し、このときCPU20は、ステツプSP1
0に進んで確定しているイン点タイムコード、アウト点
タイムコード及び再生速度を用いて上述した(1)式に
より新たな再生時間を算出する。
【0122】これに対してステツプSP9において否定
結果を得ることは、再生時間の値を確定したことにより
アウト点タイムコードを変更する必要があることを意味
し、このときCPU20は、ステツプSP11に進んで
確定しているイン点タイムコード、再生速度及び再生時
間を用いて上述した(2)式により新たなアウト点タイ
ムコードを算出する。
【0123】そしてCPU20は、この後ステツプSP
10又はステツプSP11からステツプSP2に戻り、
再びイン点タイムコード、アウト点タイムコード、再生
速度又は再生時間のいずれか1つが得られたか否かを判
断する。
【0124】このステツプSP2において否定結果を得
ることは、イン点タイムコード、アウト点タイムコー
ド、再生速度及び再生時間が全て与えられないことを意
味し、このときCPU20はステツプSP12に進み、
マウス操作により登録ボタン57又はリプレイスボタン
60がクリツクされ、さらにクローズボタン64がクリ
ツクされたか否かを判断する。
【0125】そしてCPU20は、ステツプSP12に
おいてクローズボタン64がクリツクされずに否定結果
を得たときにはステツプSP2に戻り、一方クローズボ
タン64がクリツクされて肯定結果を得たときにはステ
ツプSP13に進んで、このビデオクリツプエデイツト
ウインド40を閉じてクリツプ登録処理手順RT1を終
了する。
【0126】因みにステツプSP4において肯定結果を
得ることは、イン点タイムコード、アウト点タイムコー
ド、再生速度又は再生時間のいずれかが与えられていな
いことを意味し、このときCPU20はステツプSP2
に戻る。
【0127】またステツプSP5において肯定結果を得
ることは、イン点タイムコード、アウト点タイムコー
ド、再生速度又は再生時間のいずれかの値が誤つている
ことを意味し、このときCPU20は、ステツプSP1
4に進んで値の誤つているイン点タイムコード、アウト
点タイムコード、再生速度又は再生時間をその値がステ
ツプSP2において与えられる前の値(又は値の与えら
れていない状態)に戻し、この後ステツプSP2に戻
る。
【0128】さらにステツプSP6において肯定結果を
得ることは、イン点タイムコード、アウト点タイムコー
ド又は再生時間のうち少なくともいずれか2つの値を削
除したことを意味し、このときCPU20はステツプS
P3に戻る。
【0129】さらにステツプSP7において否定結果を
得ることは、イン点タイムコード、アウト点タイムコー
ド及び再生時間のいずれか1つの値を削除したことを意
味し、このときCPU20はステツプSP15に進んで
当該値を削除したイン点タイムコード、アウト点タイム
コード又は再生時間に対応するイン点タイムコード、ア
ウト点タイムコード、再生速度又は再生時間の値を変更
し、得られた新たな値と変更していない値とを用いて上
述した(1)式〜(3)に基づいて当該削除したイン点
タイムコード、アウト点タイムコード又は再生時間の値
を算出し、この後ステツプSP2に戻る。
【0130】さらにステツプSP8において肯定結果を
得ることは、イン点タイムコード、アウト点タイムコー
ド、再生速度及び再生時間を一度も削除せずに全て確定
していることを意味し、このときCPU20はステツプ
SP2に戻る。
【0131】(5)本実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、この編集装置1では、ビデオクリ
ツプエデイツトウインド40のイン点タイムコード表示
部52、アウト点タイムコード表示部53、速度表示部
76及びデユレーシヨン表示部54内に表示させたイン
点タイムコード、アウト点タイムコード、再生速度及び
再生時間を確定した後、イン点タイムコード、アウト点
タイムコード、再生速度又は再生時間のいずれか1つの
値を変更することにより、オペレータの指示を得なくと
もこの変更に応じて値の変更が必要なアウト点タイムコ
ード又は再生時間の値を変更した値と変更しなかつた値
とに基づいて新たに算出することができる。
【0132】またこの編集装置1では、ビデオクリツプ
エデイツトウインド40のイン点タイムコード表示部5
2、アウト点タイムコード表示部53、速度表示部76
及びデユレーシヨン表示部54内に表示させたイン点タ
イムコード、アウト点タイムコード、再生速度及び再生
時間を確定した後、イン点タイムコード、アウト点タイ
ムコード又は再生時間のいずれか1つの値を変更するた
めに削除した場合、その変更に応じて値の変更が必要と
なるイン点タイムコード、アウト点タイムコード、再生
速度又は再生時間のいずれか1つの値を変更することに
より、オペレータの指示を得なくとも当該削除したイン
点タイムコード、アウト点タイムコード又は再生時間を
変更した値と変更しなかつた値とに基づいて算出するこ
とができる。
【0133】従つてこの編集装置1では、オペレータが
クリツプのイン点タイムコード、アウト点タイムコー
ド、再生速度又は再生時間のいずれか1つの変更を操作
するだけで、当該イン点タイムコード、アウト点タイム
コード、再生速度又は再生時間のいずれか1つの値を変
更すると共に、この変更に応じて値の変更が必要となる
イン点タイムコード、アウト点タイムコード又は再生時
間のうちの1つの値も変更することができる。
【0134】以上の構成によれば、ビデオクリツプエデ
イツトウインド40のイン点タイムコード表示部52、
アウト点タイムコード表示部53、速度表示部76及び
デユレーシヨン表示部54内に表示させたイン点タイム
コード、アウト点タイムコード、再生速度及び再生時間
を確定した後、イン点タイムコード、アウト点タイムコ
ード、再生速度又は再生時間のいずれか1つの値を変更
することにより、この変更に応じて値の変更が必要とな
るイン点タイムコード、アウト点タイムコード又は再生
時間のうちの1つの値も変更するようにしたことによ
り、オペレータがクリツプのイン点タイムコード、アウ
ト点タイムコード、再生速度又は再生時間のいずれか1
つの変更を操作するだけで、その値とこの変更に応じて
イン点タイムコード、アウト点タイムコード又は再生時
間のうちの対応するいずれか1つの値とを変更すること
ができ、かくして映像素材の登録作業の効率を向上させ
得る編集装置を実現することができる。
【0135】(6)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、本発明を図1に示す
編集装置1に適用するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、映像素材を作成し、これを
種々の状態に編集し得る編集装置であれば、この他種々
の編集装置に適用するようにしても良い。
【0136】また上述の実施の形態においては、イン点
タイムコード、アウト点タイムコード、再生速度又は再
生時間のうちのいずれか1つを変更したときに、この変
更に応じてイン点タイムコード、アウト点タイムコード
又は再生時間のうちのいずれか1つを変更するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、再生
速度を固定値とし、イン点タイムコード、アウト点タイ
ムコード又は再生時間のうちのいずれか1つを変更した
ときに、この変更に応じてイン点タイムコード、アウト
点タイムコード又は再生時間のうちの対応するいずれか
1つを変更するようにしても良い。
【0137】さらに上述の実施の形態においては、被編
集素材のイン点及びアウト点を指定入力するための入力
手段として、主制御部3、デイスプレイ12、マウス1
3及びキーボード15を適用するようにした場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、被編集素材のイン
点及びアウト点を指定入力することができれば、この他
種々の入力手段を適用するようにしても良い。
【0138】さらに上述の実施の形態においては、入力
手段を介して指定入力されたイン点及びアウト点に基づ
いて被編集素材の再生時間を算出する算出手段として、
主制御部3を適用するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、入力手段を介して指定入力
されたイン点及びアウト点に基づいて被編集素材の再生
時間を算出することができれば、この他種々の算出手段
を適用するようにしても良い。
【0139】さらに上述の実施の形態においては、被編
集素材のイン点、アウト点又は再生時間のうちのいずれ
か1つが変更されたときに、当該変更に応じてイン点、
アウト点又は再生時間のうちの対応するいずれか1つを
変更する変更手段として、主制御部3、デイスプレイ1
2、マウス13及びキーボード15を適用するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、被編
集素材のイン点、アウト点又は再生時間のうちのいずれ
か1つが変更されたときに、当該変更に応じてイン点、
アウト点又は再生時間のうちの対応するいずれか1つを
変更することができれば、この他種々の変更手段を適用
するようにしても良い。
【0140】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、被編集素
材のイン点及びアウト点を指定入力するための入力手段
と、当該入力手段を介して指定入力されたイン点及びア
ウト点に基づいて被編集素材の再生時間を算出する算出
手段と、被編集素材のイン点、アウト点又は再生時間の
うちのいずれか1つが変更されたときに、当該変更に応
じてイン点、アウト点又は再生時間のうちの対応するい
ずれか1つを変更する変更手段とを設けるようにしたこ
とにより、イン点、アウト点又は再生時間のうちのいず
れか1つを変更するように操作するだけで、当該イン
点、アウト点又は再生時間のうちのいずれか1つと、当
該変更に応じてイン点、アウト点又は再生時間のうちの
対応するいずれか1つとを変更することができ、かくし
て被編集素材の登録作業の効率を向上させ得る編集装置
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による編集装置の構成の一実施の形態を
示すブロツク図である。
【図2】主制御部の構成を示すブロツク図である。
【図3】メイン画面を示す略線図である。
【図4】ビデオクリツプエデイツトウインドを示す略線
図である。
【図5】メイン画面を示す略線図である。
【図6】メイン画面を示す略線図である。
【図7】セレクトエフエクトウインドを示す略線図であ
る。
【図8】ビデオクリツプエデイツトウインドを示す略線
図である。
【図9】再生速度の変更による再生時間の変更の説明に
供する図表である。
【図10】クリツプ登録処理手順を示すフローチヤート
である。
【図11】クリツプ登録処理手順を示すフローチヤート
である。
【符号の説明】
1……編集装置、3……主制御部、4……システム制御
部、12……デイスプレイ、13……マウス、14A〜
14D……ビデオテープレコーダ、15……キーボー
ド、20……CPU、30……メイン画面、40……ビ
デオクリツプエデイツトウインド、40A……設定画
面、52……イン点タイムコード表示部、53……アウ
ト点タイムコード表示部、76……速度表示部、54…
…デユレーシヨン表示部、RT1……クリツプ登録処理
手順。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像音声信号の所望部分を被編集素材とし
    て登録し、当該登録した被編集素材に基づいて編集リス
    トを作成することができるようになされた編集装置にお
    いて、 上記被編集素材のイン点及びアウト点を指定入力するた
    めの入力手段と、 上記入力手段を介して指定入力された上記イン点及び上
    記アウト点に基づいて上記被編集素材の再生時間を算出
    する算出手段と、 上記被編集素材の上記イン点、上記アウト点又は上記再
    生時間のうちのいずれか1つが変更されたときに、当該
    変更に応じて上記イン点、上記アウト点又は上記再生時
    間のうちの対応するいずれか1つを変更する変更手段と
    を具えることを特徴とする編集装置。
  2. 【請求項2】上記算出手段は、 上記入力手段を介して指定入力された上記被編集素材の
    上記イン点及び上記アウト点の差分と、予め設定された
    上記被編集素材の再生速度とに基づいて、当該被編集素
    材の実再生時間を上記再生時間として算出することを特
    徴とする請求項1に記載の編集装置。
JP9220330A 1997-08-15 1997-08-15 編集装置 Pending JPH1166815A (ja)

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