JPH11187421A - 編集装置 - Google Patents

編集装置

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JPH11187421A
JPH11187421A JP9348334A JP34833497A JPH11187421A JP H11187421 A JPH11187421 A JP H11187421A JP 9348334 A JP9348334 A JP 9348334A JP 34833497 A JP34833497 A JP 34833497A JP H11187421 A JPH11187421 A JP H11187421A
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JP
Japan
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color
video
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setting
setting display
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JP9348334A
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English (en)
Inventor
Shigeru Omori
茂 大森
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の編集装置では、色の設定作業が煩雑であ
り、編集作業の作業効率が悪かつた。 【解決手段】上述のように本発明によれば、編集時にお
ける所定部分の色の設定を行うことができる編集装置に
おいて、色の設定モード時、基準位置からの距離及び又
は角度に応じて色具合が変化する色見本及びポインタを
所定の表示手段に表示させる表示制御手段と、外部操作
に応動してポインタを移動させる移動手段と、外部操作
に応動して、色見本におけるポインタの位置と対応する
位置に応じた所定のパラメータ値を取り込み、当該取り
込んだパラメータ値を編集時に反映させる反映手段とを
設けるようにしたことにより、色具合の設定作業を格段
的に容易化させることができ、かくして編集作業の作業
効率を格段的に向上させ得る編集装置を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図13) 発明の実施の形態 (1)本実施の形態による編集装置の構成(図1) (2)主制御部の構成(図2) (3)メイン画面におけるCPUの処理(図3〜図7) (4)エフエクトの各種詳細設定(図8〜図11) (5)エフエクトセツトアツプ処理手順及びカラー設定
処理手順(図12及び図13) (6)本実施の形態の動作及び効果(図1〜図13) (7)他の実施の形態(図1〜図13) 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明は編集装置に関し、例
えば特殊効果処理を行い得るようになされた編集装置に
適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】従来、編集装置においては、映像信号に
対して所定の特殊効果処理を施すことにより当該映像信
号に基づく映像にモザイク、拡大縮小、回転、反転、ワ
イプ及びページめくり等の各種特殊効果を施し得るよう
になされている。
【0005】実際上例えばワイプとしては、先行して画
面に表示されている第1の映像の上下方向又は左右方向
から第2の映像が徐々に移動してくるものや、画面に表
示されている第1の映像の中央から徐々に第2の映像が
広がるようなものがあり、この種の特殊効果はテレビジ
ヨン放送などにおいても多く用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の編集装
置では、各種特殊効果の状態をパラメータ値の数字入力
により所望状態に変更し得るようになされている。
【0007】ところがこのようなパラメータ値の入力に
よる特殊効果の設定変更作業は、パラメータ及びその数
値の意味に精通していなければオペレータがイメージす
るような特殊効果を得られるように設定を変更すること
ができず、編集作業の作業効率が悪くなる一因となつて
いる。
【0008】特に映像の色に関しての設定は、パラメー
タを入力する際に結果として得られる色を予想しながら
行わなければならず、非常に難しい作業となつている。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、編集作業の作業効率を格段的に向上させ得る編集装
置を提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、編集装置において、色の設定モー
ド時、基準位置からの距離及び又は角度に応じて色具合
が変化する色見本及びポインタを表示手段に表示させる
表示制御手段と、外部操作に応動して、表示手段に表示
されたポインタを移動させる移動手段と、外部操作に応
動して、ポインタの位置と対応する色見本での位置に応
じた所定のパラメータ値を取り込み、当該取り込んだパ
ラメータ値を編集時に反映させる反映手段とを設けるよ
うにした。
【0011】この結果この編集装置では、色の設定を行
う場合に、設定する色を色見本により実際に目視確認し
ながら行うことができる。従つて例えば色に関する各種
パラメータ値(例えば色相、彩度及び明度等の各種値)
を入力して色を設定する場合に比べて格段的に容易に色
具合の設定を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0013】(1)本実施の形態による編集装置の構成 図1において、1は全体として本実施の形態による編集
装置を示し、ビデオテープに記録された映像音声の所望
部分をクリツプとして登録し得る一方、必要に応じて所
望するクリツプの映像信号及び音声信号をハードデイス
ク装置2に取り込み得るようになされている。
【0014】またこの編集装置1では、登録された各ク
リツプを所望状態に繋ぎ合わせて所望の編集映像音声を
得るための編集内容を規定した編集リストを作成でき、
さらにこの作成した編集リストに従つて実際に編集処理
を実行し、得られた編集映像及び編集音声をビデオテー
プに記録することができるようになされている。
【0015】すなわちこの編集装置1においては、主制
御部3、システム制御部4、映像入力部5、映像出力部
6、デイジタル映像音声入出力部7、映像特殊効果処理
部8、音声入出力/ミキサ部9及びデイスク制御部10
がコントロールバス11を介して接続されることにより
構成されている。
【0016】この場合主制御部3は、初期時、デイスプ
レイ12に所定の操作画面(以下、これをメイン画面と
呼ぶ)を表示させる。また主制御部3は、この状態にお
いてマウス13が操作されることにより、クリツプ登録
モードが選択され、当該編集装置1に接続された複数台
のビデオテープレコーダ14A〜14Dのなかから1台
のビデオテープレコーダ14A〜14Dの再生動作命令
が入力されると、これに応じた制御コマンドC1をシス
テム制御部4に送出する。
【0017】システム制御部4は、供給される制御コマ
ンドC1に基づいて、対応するビデオテープレコーダ1
4A〜14Dに制御信号S1を送出することにより、ビ
デオテープに記録された映像信号及び音声信号の再生動
作を実行させる。
【0018】この結果このビデオテープレコーダ14A
〜14Dからはアナログ映像信号S2及びアナログ音声
信号S3と、デイジタル映像信号S4及びデイジタル音
声信号S5とが出力され、アナログ映像信号S2及びア
ナログ音声信号S3がそれぞれ映像入力部5又は音声入
出力/ミキサ部9に与えられ、デイジタル映像信号S4
及びデイジタル音声信号S5がデイジタル映像音声入出
力部7に与えられる。
【0019】このときシステム制御部4は、コントロー
ルバス11を介して映像入力部5及び音声入出力/ミキ
サ部9と、デイジタル映像音声入出力部7とのうちのい
ずれか一方を制御することにより、ビデオテープレコー
ダ14A〜14Dから出力されたアナログ映像信号S2
及びアナログ音声信号S3と、デイジタル映像信号S4
及びデイジタル音声信号S5とのうちのいずれか一方の
みを取り込ませる。
【0020】かくして映像入力部5を介してアナログ映
像信号S2が取り込まれた場合には、これが映像入力部
5においてデイジタル変換された後デイジタル映像信号
S6として映像特殊効果処理部8に与えられ、デイジタ
ル映像音声入出力部7を介してデイジタル映像信号S4
が取り込まれた場合には、これがそのまま映像特殊効果
処理部8に与えられる。
【0021】このとき映像特殊効果処理部8は、システ
ム制御部4の制御のもとに、映像入力部5又はデイジタ
ル映像音声入出力部7から供給されるデイジタル映像信
号S6、S4を主制御部3に送出する。かくしてこのと
きデイスプレイ12には、主制御部4の制御のもとにデ
イジタル映像信号S6、S4に基づく映像がメイン画面
上の所定位置に表示される。
【0022】またこのときアナログ音声信号S3が取り
込まれた場合には、これがそのまま音声入出力/ミキサ
部9から図示しないスピーカに送出され、またデイジタ
ル音声信号S5が取り込まれた場合には、これが音声入
出力/ミキサ部9においてアナログ変換された後、スピ
ーカに送出される。
【0023】これによりこの編集装置1では、デイスプ
レイ12に表示された映像及びスピーカから出力される
音声に基づいて、オペレータがマウス13及びキーボー
ド15を用いて映像及び音声の所望部分を指定すること
ができ、さらにこれをクリツプとしてそのイン点及びア
ウト点のタイムコードや素材長(デユレーシヨン)等の
関連データを主制御部3内に登録することができるよう
になされている。
【0024】また主制御部3は、このとき予め取込みモ
ードが選択されている場合には、これに応じた制御コマ
ンドC1をシステム制御部4に送出する。
【0025】システム制御部4は、供給される制御コマ
ンドC1に基づいて、対応するビデオテープレコーダ1
4A〜14Dに制御信号S1を送出することにより、指
定されたクリツプの映像音声を当該ビデオテープレコー
ダ14A〜14Dに再生させる一方、映像入力部5及び
音声入出力/ミキサ部9と、デイジタル映像音声入出力
部7とのいずれか一方をコントロールバス11を介して
制御することにより、ビデオテープレコーダ14A〜1
4Dから出力されるアナログ映像信号S2及びアナログ
音声信号S3と、デイジタル映像信号S4及びデイジタ
ル音声信号S5とのうちのいずれか一方を取り込ませ
る。
【0026】この結果映像入力部5を介してアナログ映
像信号S2が取り込まれた場合には、これが映像入力部
5においてデイジタル変換された後デイジタル映像信号
S6として映像特殊効果処理部8を介してデイスク制御
部10に送出され、デイジタル映像音声入出力部7を介
してデイジタル映像信号S4が取り込まれた場合には、
これがそのままデイスク制御部10に送出される。
【0027】またこのとき音声入出力/ミキサ部9を介
してアナログ音声信号S3が取り込まれた場合には、こ
れが音声入出力/ミキサ部9においてデイジタル変換さ
れた後デイジタル音声信号S7としてデイスク制御部1
0に送出され、デイジタル映像音声入出力部9を介して
デイジタル音声信号S5が取り込まれた場合には、これ
が直接デイスク制御部10に送出される。
【0028】そしてデイスク制御部10は、このときシ
ステム制御部4からコントロールバス11を介して与え
られるコマンドに基づいて、映像特殊効果処理部8又は
デイジタル映像音声入出力部7から与えられるデイジタ
ル映像信号S6、S4と、音声入出力/ミキサ部9又は
デイジタル映像音声入出力部7から与えられるデイジタ
ル音声信号S7、S5とを順次取り込み、これらをハー
ドデイスク装置2に与えてハードデイスクの指定された
アドレス位置に記録させる。
【0029】このようにしてこの編集装置1において
は、指定されたクリツプの映像音声をビデオテープから
再生してハードデイスク装置2に取り込むことができる
ようになされている。
【0030】一方主制御部3は、上述のようにしてクリ
ツプが登録されると、デイスプレイ12に表示されてい
るメイン画面内に、登録されたクリツプのリストを表示
させる。
【0031】そしてオペレータは、このメイン画面を用
いてどのクリツプとどのクリツプとをどのように繋ぎ合
わせるかといつた編集内容を規定した編集データを編集
リストとして作成することができる。またオペレータ
は、編集リストの作成後又は作成途中において、その編
集リストに基づく編集映像及び編集音声を確認すること
ができる。
【0032】実際上、主制御部3は、編集リストの作成
後又は作成途中において、その編集リストに基づく編集
映像音声のプレビユーモードが選択されると、これに応
じた制御コマンドC1をシステム制御部4に送出する。
【0033】システム制御部4は、供給される制御コマ
ンドC1に基づいて、必要に応じて対応するビデオテー
プレコーダ14A〜14Dに制御信号S1を送出するこ
とにより当該ビデオテープレコーダ14A〜14Dに編
集処理に利用するクリツプの映像音声を再生させる一
方、必要に応じてコントロールバス11を介してデイス
ク制御部10を制御することにより、編集処理に利用す
るクリツプの映像音声をハードデイスク装置2から再生
させる。
【0034】この結果このビデオテープレコーダ14A
〜14Dからは指定されたクリツプのアナログ映像信号
S2及びアナログ音声信号S3と、デイジタル映像信号
S4及びデイジタル音声信号S5とが出力され、アナロ
グ映像信号S2及びアナログ音声信号S3がそれぞれ映
像入力部5又は音声入出力/ミキサ部9に与えられ、デ
イジタル映像信号S4及びデイジタル音声信号S5がデ
イジタル映像音声入出力部7に与えられる。
【0035】このときシステム制御部4は、コントロー
ルバス11を介して映像入力部5及び音声入出力/ミキ
サ部9と、デイジタル映像音声入出力部7とのうちのい
ずれか一方を制御することにより、ビデオテープレコー
ダ14A〜14Dから出力されたアナログ映像信号S2
及びアナログ音声信号S3と、デイジタル映像信号S4
及びデイジタル音声信号S5とのうちのいずれか一方の
みを取り込ませる。
【0036】かくして映像入力部5を介してアナログ映
像信号S2が取り込まれた場合には、これが映像入力部
5においてデイジタル変換された後デイジタル映像信号
S6として映像特殊効果処理部8に与えられ、デイジタ
ル映像音声入出力部7を介してデイジタル映像信号S4
が取り込まれた場合には、これがそのまま映像特殊効果
処理部8に与えられる。
【0037】このとき映像特殊効果処理部8は、システ
ム制御部4の制御のもとに、供給される各クリツプのデ
イジタル映像信号S6、S4を必要に応じて指定された
状態に特殊効果加工処理する。また映像特殊効果処理部
8は、このとき主制御部4から必要に応じて与えられる
タイトル文字や各種グラツフイツク等の画像データを各
クリツプのデイジタル映像信号S6、S4間に挿入し、
又はデイジタル映像信号S6、S4に重畳し、かくして
得られたデイジタル編集映像信号S8を映像出力部6に
送出する。
【0038】映像出力部6は、システム制御部4の制御
のもとに、供給されるデイジタル編集映像信号S8をア
ナログ変換し、得られた編集映像信号S9をモニタ16
に送出する。
【0039】一方このときビデオテープレコーダ14A
〜14Dから出力されたアナログ音声信号S3及びデイ
ジタル音声信号S5のうち、音声入出力/ミキサ部9を
介してアナログ音声信号S3が取り込まれた場合には、
これが音声入出力/ミキサ部9において必要に応じてミ
キシング等の編集処理が施された後編集音声信号として
スピーカに送出され、デイジタル映像音声入出力部7を
介してデイジタル音声信号S5が取り込まれた場合に
は、これが音声入出力/ミキサ部9においてアナログ変
換され、ミキシング等の編集処理が施された後、編集音
声信号としてスピーカに送出される。
【0040】この結果この編集装置1においては、モニ
タ16に編集映像信号S9に基づく編集映像が表示され
ると共にスピーカから編集音声信号に基づく編集音声が
出力され、かくしてオペレータが編集リストに基づく編
集映像及び編集音声を確認することができる。
【0041】さらに主制御部3は、編集リストが作成さ
れた後、マウス13又はキーボード15が操作されてそ
の実行命令が入力されると、これに応じた制御コマンド
C1をシステム制御部4に送出する。
【0042】システム制御部4は、供給される制御コマ
ンドC1に基づいて、必要に応じて対応するビデオテー
プレコーダ14A〜14Dに制御信号S1を送出するこ
とにより当該ビデオテープレコーダ14A〜14Dに編
集処理に利用するクリツプの映像音声を再生させる一
方、必要に応じてコントロールバス11を介してデイス
ク制御部10を制御することにより、ハードデイスク装
置2から編集処理に利用するクリツプの映像音声を再生
させる。
【0043】この結果上述のプレビユーモード時と同様
にして、映像特殊効果処理部8には、ビデオテープレコ
ーダ14A〜14Dから映像入力部5若しくはデイジタ
ル映像音声入出力部7を経由して必要なクリツプのデイ
ジタル映像信号S6、S4が与えられ、又はハードデイ
スク装置2からデイスク制御部10を経由して必要なク
リツプのデイジタル映像信号S6、S4が与えられる。
【0044】またこのとき音声入出力/ミキサ部9に
は、ビデオテープレコーダ14A〜14Dから直接若し
くはデイジタル映像音声入出力部7を経由して必要なク
リツプのアナログ音声信号S3若しくはデイジタル音声
信号S5が与えられ、又はハードデイスク装置2からデ
イスク制御部10を経由して必要なクリツプのデイジタ
ル音声信号S7、S5が与えられる。
【0045】そして映像特殊効果処理部8は、システム
制御部4の制御のもとに、上述のプレビユーモード時と
同様にして、供給される各クリツプのデイジタル映像信
号S6、S4を必要に応じて特殊効果加工処理し、かく
して得られた編集映像の映像信号でなるデイジタル編集
映像信号S8を映像出力部6に送出する。
【0046】映像出力部6は、システム制御部4の制御
のもとに、供給されるデイジタル編集映像信号S8をア
ナログ変換し、得られた編集映像信号S9を対応するビ
デオテープレコーダ14A〜14Dに送出する。
【0047】またこのとき音声入出力/ミキサ部9は、
システム制御部の制御のもとに、上述のプレビユーモー
ド時と同様にして、供給される各クリツプのアナログ音
声信号S2又はデイジタル音声信号S5、S7に対して
必要に応じてミキシング等の編集処理を施し、かくして
得られた編集音声信号S10を対応するビデオテープレ
コーダ14A〜14Dに送出する。
【0048】ビデオテープレコーダ14A〜14Dにお
いては、システム制御部4から与えられる制御信号S1
に基づいて、これら映像出力部6から供給される編集映
像信号S9と、音声入出力/ミキサ部9から供給される
編集音声信号S10とをビデオテープの指定された位置
に記録する。
【0049】このようにしてこの編集装置1では、作成
された編集リストに従つて指定されたクリツプの映像音
声を指定された状態に編集加工してビデオテープに記録
することができるようになされている。
【0050】(2)主制御部の構成 ここで主制御部3は、図2に示すように、CPU(Cent
ral Processing Unit)20、ROM(Read Only Memor
y)21、RAM(Random Access Memory)22、表示
処理部23、タイトル/グラフイツク生成部24及びイ
ンターフエース回路25、26がCPUバス27を介し
て接続されることにより構成されており、各インターフ
エース回路25、26をそれぞれ介してマウス13及び
キーボード15と接続されている。
【0051】この場合CPU20は、例えばマウス13
やキーボード15が操作されることにより所定処理の実
行命令がインターフエース回路25、26を介して与え
られると、ROM21に格納されたプログラムに基づい
て、必要に応じてシステム制御部4に制御コマンドC1
を送出することにより、当該システム制御部4を介して
対応するビデオテープレコーダ14A〜14D、映像入
出力部5、映像出力部6、デイジタル映像音声入出力部
7、映像特殊効果処理部8、音声入出力/ミキサ部9及
び又はデイスク制御部10に所定動作を実行させ、かく
して編集装置1全体として上述したような各種処理を実
行させる。
【0052】またこのときCPU20は、ROM21に
格納されたプログラムに基づいて、必要に応じてROM
21内の画像データを読み出し、これを表示処理部23
を介してデイスプレイ12に与えることにより、後述の
ようなメイン画面や各種ウインドを表示させる一方、マ
ウス操作に応動してメイン画面内を移動するカーソル
や、キーボード15を介して入力された数字や文字など
をデイスプレイ12に表示させ、かつ映像特殊効果処理
部8からタイトル/グラフイツク生成部24を介して表
示処理部23に与えられるデイジタル映像信号S6、S
4に基づく映像や静止画像をメイン画面内の所定位置に
表示させる。
【0053】さらにCPU20は、ROM21に格納さ
れたプログラムに基づいて、必要時にはタイトル/グラ
フツク生成部24を制御してタイトル文字やグラフイツ
クの画像データを生成させてこれを映像特殊効果処理部
8に送出させ得るようになされている。
【0054】(3)メイン画面におけるCPUの処理 ここで実際上CPU20は、電源が投入された立ち上が
り時、ROM21に格納されているプログラムに基づい
て、まず図3に示すようなメイン画面30をデイスプレ
イに表示させる。
【0055】このメイン画面30には、オペレータが所
望する処理内容を選択するための複数のボタン31A〜
31Qと、登録された各クリツプのリスト等を表示する
ためのクリツプ情報表示部32と、編集リスト作成時に
おける各種処理を指定するための複数のボタン33A〜
33Tと、編集リストを作成するための編集リスト作成
部35とが設けられている。
【0056】そしてCPU20は、このメイン画面30
がデイスプレイ12に表示された状態において、マウス
操作により画面上段のビデオクリツプエデイツトボタン
31Kが選択されると、図4のようなウインド(以下、
これをビデオクリツプエデイツトウインドと呼ぶ)40
をメイン画面30上に重ねて表示させる。
【0057】この場合ビデオクリツプエデイツトウイン
ド40では、左側上段に各ビデオテープレコーダ14A
〜14Dにそれぞれ対応させてソース選択ボタン41A
〜41Dが複数表示されており、マウス操作によりこれ
らソース選択ボタン41A〜41Dのうちのいずれか1
つを選択することにより所望の1台のビデオテープレコ
ーダ14A〜14Dを選択することができるようになさ
れている。
【0058】そしてCPU20は、いずれかのソース選
択ボタン14A〜14Dが選択された後、マウス操作に
よりビデオクリツプエデイツトウインド40内に表示さ
れたいずれかのビデオ操作用ボタン42A〜42Gが選
択されると、システム制御部4を介して対応するビデオ
テープレコーダ14A〜14Dを制御することにより当
該ビデオテープレコーダ14A〜14Dに選択されたビ
デオ操作用ボタン42A〜42Gに応じた動作を実行さ
せる。なおCPU20は、ビデオクリツプエデイツトウ
インド40内のスライダ43が操作されたときも、同様
にして対応するビデオテープレコーダ14A〜14Dに
指定された動作を実行させる。
【0059】そしてこのときビデオテープレコーダ14
A〜14Dに再生動作や変速再生動作を実行させた場
合、当該ビデオテープレコーダ14A〜14Dによりビ
デオテープから再生された映像がこのビデオクリツプエ
デイツトウインド40内のライブ映像表示部44内に表
示される。
【0060】かくしてオペレータは、このライブ映像表
示部44内に表示された映像を目視確認しながらイン点
指定用ボタン45又はアウト点指定用ボタン46をクリ
ツクすることによつてクリツプとして登録しようとする
映像部分のイン点及びアウト点を指定することができ
る。そしてこのとき指定されたイン点及びアウト点の画
像がそれぞれイン点画像表示部47又はアウト点画像表
示部48内に表示される。
【0061】またこのときイン点又はアウト点として指
定された各画像のビデオテープにおけるタイムコードが
それぞれイン点タイムコード表示部49又はアウト点タ
イムコード表示部50にそれぞれ表示され、指定された
クリツプの素材長(デユレーシヨン)がデユレーシヨン
表示部51に表示される。
【0062】なおCPU20は、マウス操作によりビデ
オクリツプエデイツトウインド40内のコマ送りボタン
52A、52Bが選択されると、システム制御部4を介
して対応するビデオテープレコーダ14A〜14Dを制
御することにより、ライブ映像表示部44内に表示され
た映像を順方向又は逆方向にコマ送り表示させる一方、
ライブ映像移動ボタン53、54が選択されたときに
は、システム制御部4を介して対応するビデオテープレ
コーダ14A〜14Dを制御することにより、ライブ映
像表示部44内の表示画像をイン点又はアウト点まで移
動させる。
【0063】そしてCPU20は、上述のようにしてク
リツプのイン点及びアウト点が指定された後、マウス操
作により登録ボタン55が選択されると、このときデイ
スプレイ12に表示させているそのクリツプのイン点及
びアウト点のタイムコードや、素材長及び保存位置(ビ
デオテープ又はハードデイスク装置2内)等の関連デー
タをデータベースとしてRAM22に取り込む一方、こ
のようにして登録されたクリツプのイン点及びアウト点
のタイムコードや素材長等の関連データを図5のように
メイン画面30のクリツプ情報表示部32内に表示させ
る。
【0064】またCPU20は、このとき例えばビデオ
クリツプエデイツトウインド40のモアボタン56を選
択することによつて開くことのできる図示しない設定画
面上で予め取込みモードが選択されている場合には、シ
ステム制御部4を介して対応するビデオテープレコーダ
14A、14Dと、映像入力部5及び音声入出力/ミキ
サ部9又はデイジタル映像音声入出力部7と、映像特殊
効果処理部8と、デイスク制御部10とを上述のように
制御することにより、このクリツプの映像音声を上述の
ようにしてハードデイスク装置2に取り込ませる一方、
そのクリツプの保存位置がハードデイスク装置2内であ
ることを表すデータをデータベース内の対応する位置に
格納する(例えばフラグを立てる)。
【0065】因にこのときCPU20は、このクリツプ
の映像信号及び音声信号を指定された範囲(すなわち指
定されたイン点からアウト点まで)よりも前後所定時間
分(例えば2秒分)だけ余分にハードデイスク装置2に
取り込ませる。またこのときCPU20は、例えばオペ
レータにより上述の設定画面上で予めリンクモードが選
択されている場合には映像と音声をデータとしてリンク
させてハードデイスク装置2に取り込ませる一方、ノン
リンクモードが選択されている場合には映像と音声をデ
ータとしてリンクさせないでハードデイスク装置2に取
り込ませる。
【0066】そしてCPU20は、この後マウス操作に
よりニユーエデイツトボタン57が選択されると、この
ビデオクリツプエデイツトウインド40を初期状態に戻
す。これによりオペレータは、この後上述と同様の手順
により他のクリツプを順次登録することができる。また
CPU20は、マウス操作によりクローズボタン58が
選択されると、当該ビテオクリツプエデイツトウインド
40を閉じさせる。
【0067】一方オペレータは、上述のようにしてメイ
ン画面30のクリツプ情報表示部32に登録されたクリ
ツプのリストが表示された状態(図5)において、この
メイン画面30の編集リスト作成部35を利用して以下
の方法により編集リストを作成することができる。
【0068】この場合まずマウス操作によりクリツプ情
報表示部32内の所望のクリツプの段にカーソルを合わ
せた後、マウス13のボタンを押下するようにして1つ
のクリツプを指定し、その状態のままカーソルを、編集
リスト作成部35のタイムスケール35Aを指標とし
て、第1又は第2のビデオトラツク35C、35E内の
所望位置に移動させた後、マウス13のボタンを放すよ
うにする。
【0069】この結果CPU20は、この第1又は第2
のビデオトラツク35C、35E内に、図6に示すよう
に、そのときのカーソルの位置を先頭して、上述のよう
にして指定されたクリツプの素材長に応じた長さの枠6
0A〜60Dを表示させる。またCPU20は、このと
きそのクリツプの映像と音声がリンクされて登録されて
いる場合には、その枠60A〜60Dが表示された第1
又は第2のビデオトラツク35C、35Dと対応する第
1又は第2のオーデイオトラツク35G、35H上に第
1又は第2のビデオトラツク35C、35E内に表示さ
れた枠60A〜60Dとタイムスケール35A上で同じ
位置に同じ長さの枠61A〜61Dを表示させる。
【0070】そしてオペレータは、上述のような操作を
繰り返し行い、タイムスケール35Aの始めのタイムコ
ード(「00:00.00:00 」)から所望するタイムコードま
で(すなわち所望する時間分だけ)タイムスケール35
A上において連続するように、第1又は第2のビデオト
ラツク35C、35Eと、第1又は第2のオーデイオト
ラツク35G、35Hとに順次枠60A〜60D、61
A〜61Dを表示させるようにする。
【0071】ここでこのように編集リスト表示部35の
第1又は第2のビデオトラツク35C、35Eや、第1
又は第2のオーデイオトラツク35G、35Hに枠60
A〜60D、61A〜61Dが表示されることは、編集
映像音声の出力時にタイムスケール35Aで表された時
間にその枠60A〜60D、61A〜61Dに対応する
クリツプの映像が表示され又は音声が出力されることを
意味する。従つてこのような操作により編集映像として
表示され、又は編集音声として出力されるクリツプ映像
又は音声を順次規定してなる編集リストを作成すること
ができる。
【0072】なおこのようにして編集リストを作成する
際、例えば第1のクリツプの映像から第2のクリツプの
映像への切り換わり時に特殊効果処理を施したいときに
は、先行する第1のクリツプに対応する第1の枠60A
〜60Dを一方の第1又は第2のビデオトラツク35
C、35Eに表示させると共に、当該第1の枠60A〜
60Dの後側の一部とその前側の一部がタイムスケール
35Aでのタイムコードが重なるように後行する第2の
クリツプに対応する第2の枠60A〜60Dを他方の第
2又は第1のビデオトラツク35E、35C上に表示さ
せる。
【0073】続いてマウス操作により画面中段部のセレ
クトエフエクトボタン33Rをクリツクする。この結果
CPU20は、メイン画面30上に、例えば図7のよう
な実行できる各種特殊効果処理の内容を表すアイコン
(以下、これらをエフエクトアイコンと呼ぶ)63A〜
63Yが複数表示された所定のウインド(以下、これを
セレクトエフエクトウインドと呼ぶ)62を表示させ
る。
【0074】次いで所望する特殊効果処理のエフエクト
アイコン63A〜63Y上にカーソルを移動させた後、
マウス13のボタンを押下し、その状態でカーソルを上
述の編集リスト作成部35のエフエクトトラツク35D
における一方の第1又は第2のビデオトラツク35C、
35Eに表示された第1の枠60A〜60Dと、他方の
第2又は第1のビデオトラツク35E、35Cに表示さ
れた第2の枠60A〜60Dとのタイムスケール35A
上でのタイムコードが重なり合う部分に移動させてマウ
ス13のボタンを放すようにする。
【0075】この結果CPU20は、セレクトエフエク
トウインド62内に表示されたエフエクトアイコン63
A〜63Yを画面上をカーソルと一体に移動させると共
に、当該エフエクトアイコン63A〜63Yをマウス1
3のボタンが放された位置に貼り付けられた状態に表示
させる。
【0076】これにより一方の第1又は第2のビデオト
ラツク35C、35Eに表示された第1の枠60A〜6
0Dに対応するクリツプの映像と、他方の第2又は第1
のビデオトラツク35E、35Cに表示された第2の枠
60A〜60Dに対応するクリツプの映像との繋ぎ部分
において上述のようにして貼り付けられたエフエクトア
イコン63A〜63Yに対応する特殊効果処理を実行す
べき旨の指示を入力することができる。なおセレクトエ
フエクトウインド62は、マウス操作によりクローズボ
タン64をクリツクすることによりクローズさせること
ができる。
【0077】さらにCPU20は、このようにして編集
リストが作成された後又は編集リストの作成時に、マウ
ス操作によりメイン画面30の中段に表示されたプレビ
ユーボタン33Dがクリツクされることによりプレビユ
ーモードが選択されると、上述のようにシステム制御部
4を介して対応するビデオテープレコーダ14A〜14
D、映像入力部5、映像出力部6、デイジタル映像音声
入出力部7、映像特殊効果処理部8、音声入出力/ミキ
サ部9及び又はデイスク制御部10を必要に応じて制御
することにより、この編集リストに基づく編集映像をモ
ニタ16に表示させ、また当該編集リストに基づく編集
音声をスピーカから出力させる。
【0078】さらにCPU20は、上述のようにして編
集リストが作成された後、メイン画面30の中段に表示
させた記録ボタン33Gがクリツクされることにより記
録モードが選択されると、上述のようにシステム制御部
4を介して対応するビデオテープレコーダ14A〜14
D、映像入力部5、映像出力部6、デイジタル映像音声
入出力部7、映像特殊効果処理部8、音声入出力/ミキ
サ部9及び又はデイスク制御部10を必要に応じて制御
することにより、当該編集リストに基づく編集処理を実
行させ、かくして得られた編集映像及び編集音声をオペ
レータにより予め指定されたビデオテープレコーダ14
A〜14Dを介してビデオテープに記録させる。
【0079】(4)エフエクトの各種詳細設定 ここでCPU20は、編集リストの作成時において、メ
イン画面30の編集リスト作成部35のエフエクトトラ
ツク35Dに表示されたエフエクトアイコン63A〜6
3Yがダブルクリツクされると、図8に示すようなウイ
ンド(以下、これをエフエクトセツトアツプウインドと
呼ぶ)70をメイン画面30上に重ねて表示させる。
【0080】この場合エフエクトセツトアツプウインド
70には、複数のタブ72A〜72Gが設けられてお
り、これらタブ72A〜72Gの中からマウス操作によ
り所望のタブ72A〜72Gを選択することによつて、
これらタブ72A〜72Gにそれぞれ対応する各種モー
ド及びパラメータ値の設定や、その変更を行うことがで
きる。
【0081】実際上CPU20は、例えばエツジタブ7
2Aが選択された場合には、設定内容表示欄73内に図
8のようにソフトエツジ設定欄74と、ボーダ設定欄7
5とを表示させる。このときCPU20は、ソフトエツ
ジ設定欄74内に「OFF 」及び「ON」の文字と、これら
の文字にそれぞれ対応させていずれか一方のみをオン状
態とすることのできる第1及び第2の選択ボタン76
A、76Bを表示させる。
【0082】そしてオペレータは、第1及び第2の選択
ボタン76A、76Bのいずれか一方をマウス操作によ
り選択することができ、例えば第2の選択ボタン76B
を選択することによりソフトエツジ処理(例えばワイプ
時における2つの映像の境界又は2つの映像の境界に表
示されたラインのエツジをぼやかす処理)を実行させる
ように設定することができる。
【0083】またソフトエツジ設定欄74の第2の選択
ボタン76Bを選択した場合、そのぼやかす幅のパラメ
ータをキーボード15を介して入力することができ、こ
のとき入力されたパラメータ値がCPU20の制御のも
とにソフトネス設定表示部77内に表示される。なおこ
のパラメータ値は対応するアツプダウンボタン78A、
78Bを用いて0〜255 の範囲内で自在に増減させるこ
とができる。
【0084】一方CPU20は、ボーダ設定欄75内に
も「OFF 」及び「ON」の文字と、これらの文字にそれぞ
れ対応させていずれか一方のみをオン状態とすることの
できる第1及び第2の選択ボタン79A、79Bを表示
させる。
【0085】そしてオペレータは、マウス操作により第
1及び第2の選択ボタン79A、79Bのいずれか一方
を選択することができ、例えば第2の選択ボタン79B
を選択することによりボータ表示処理(例えばワイプ時
における2つの映像の境界にラインを表示する処理)を
実行させるように設定することができる。
【0086】またボーダ設定欄75の第2の選択ボタン
を選択した場合、そのラインの幅(Width )や、ライン
の色相(Hue )、彩度(Sat )及び輝度(Lum )のパラ
メータ値を設定することができ、CPU20はこのとき
入力されたパラメータ値をそれぞれ対応する幅設定表示
部80、色相設定表示部81A、彩度設定表示部81B
及び輝度設定表示部81C内に表示させる一方、このよ
うにして設定された色相、彩度及び輝度に基づく色を色
設定表示部82内に表示させる。なお幅設定表示部8
0、色相設定表示部81A、彩度設定表示部81B及び
輝度設定表示部81Cに表示された各パラメータ値は、
それぞれ対応するアツプダウンボタン83A〜83Hを
用いて自在に増減させることができる。
【0087】一方CPU20は、エフエクトセツトアツ
プウインド70の右側には、選択されたタブ72A〜7
2Gの種類に依らず、このエフエクトセツトアツプウイ
ンド70をオープンさせるに際して指定(ダブルクリツ
ク)したエフエクトアイコン63A〜63Yの番号(Pa
ttem No 、図7の各アイコンの下に表示された数値)
と、そのアイコン63A〜63Yの編集リスト作成部3
5のエフエクトトラツク35Dにおける先頭のタイムコ
ード(Start Point )とをそれぞれパターン番号表示部
84及びスタートポイント表示部85内に表示させる。
【0088】またCPU20は、これと共にエフエクト
セツトアツプウインド70の右側にトランジシヨン設定
表示欄86及びフアンクシヨン設定表示欄87を表示さ
せ、トランジシヨン設定表示欄86内にそのアイコン6
3A〜63Yに応じた特殊効果処理を施すべきフレーム
数を表示するフレーム数表示部87と、特殊効果処理さ
れた映像をモニタ16(図1)に表示させるリバースモ
ードを設定し又は解除するためのリバースチエツクボツ
クス89と、リバースモード時において特殊効果処理さ
れた映像の再生命令を入力するためのオートリバースト
ランデイシヨンボタン91と、そのときの再生速度を調
整するための調整バー90とを表示させ、フアンクシヨ
ン設定表示欄87内に後述のキー処理、トレイル処理及
びライテング処理を設定し又は解除するための第1〜第
3のチエツクボツクス91A〜91Cを表示させる。
【0089】さらにCPU20は、エフエクトセツトア
ツプウインド70の右下側にデフオルトボタン92A、
OKボタン92B、キヤンセルボタン92C及びヘルプ
ボタン92Dをそれぞれ表示させる。
【0090】この場合CPU20は、デフオルトボタン
92Aがクリツクされた場合には、設定内容表示欄73
の各設定表示部77、80、81A〜81C内に表示さ
れたパラメータ値を予め設定されている初期値に戻す。
またCPU20は、OKボタン92Bがクリツクされた
場合には、設定内容表示欄73において設定した各パラ
メータ値を取り込み、記憶した後、このエフエクトセツ
トアツプウインド70をクローズさせる。またCPU2
0は、この取り込んだ各パラメータ値をこの後の編集処
理時に反映させる。
【0091】さらにCPU20は、キヤンセルボタン9
2Cがクリツクされた場合には、このエフエクトセツト
アツプウインド70を用いて設定又は入力されたモード
やパラメータ値を全て破棄した後(すなわち内部処理と
して設定モード変更処理やパラメータ値変更処理を行う
ことなく)、このエフエクトセツトアツプウインド70
をクローズさせる。さらにCPU20は、ヘルプボタン
92Dがクリツクされた場合には、所定のヘルプ情報を
このエフエクトセツトアツプウインド70上に重ねて表
示させる。
【0092】これに対してCPU20は、このエフエク
トセツトアツプウインド70をオープンさせた後、例え
ばキータブ72Cが選択された場合には、設定内容表示
欄73内に図9のようにキーフイル設定欄93、キータ
イプ設定欄94、FGビデオ設定欄95等を表示させ
る。
【0093】そしてこのときCPU20は、キーフイル
設定欄93内に「FG Bus」、「Shadow Matte」及び「Bo
rder Matte」の文字と、これらの文字にそれぞれ対応さ
せていずれか1つのみをオン状態とすることのできる第
1〜第3の選択ボタン96A〜96Cを表示させる。
【0094】そしてオペレータは、第1〜第3の選択ボ
タン96A〜96Cのいずれか1つをマウス操作により
選択することができ、例えば第1の選択ボタン96Aを
選択することにより第1及び第2の映像を重ね合わせて
表示するモードを設定することができ、第2の選択ボタ
ン96Bを選択することにより第1の映像上に立体表示
された第2の映像の影の色を設定するモードを選択する
ことができ、第3の選択ボタン96Cを選択することに
より一方の映像のキー処理により抜かれた部分を所定の
色で埋めるボーダマツト処理における埋める色を設定す
るモードを選択することができる。
【0095】またオペレータは、第2又は第3の選択ボ
タン96B、96Cを選択した場合には、その色の色
相、彩度及び輝度のパラメータ値を設定することがで
き、このとき設定した色相、彩度及び輝度の各パラメー
タ値がそれぞれ色相設定表示部97A、彩度設定表示部
97B及び輝度設定表示部97Cに表示され、これら色
相、彩度及び輝度に基づく色が色設定表示部98内に表
示(すなわち色設定表示部98内がその色に着色)され
る。
【0096】一方CPU20は、キータイプ設定欄94
内に「Title Key 」及び「Luminunce Key /Chroma Ke
y」の文字と、これら文字にそれぞれ対応させて第1及
び第2の選択ボタン99A、99Bを表示させる。
【0097】そしてオペレータは、これら第1及び第2
の選択ボタン99A、99Bのいずれか一方をマウス操
作により選択することができ、例えば第1の選択ボタン
99Aを選択することにより、映像の一部をタイトル文
字に合わせて抜くタイトルキー処理のモードを設定する
ことができ、第2の選択ボタン99Bを選択することに
より、映像の中から明度が所定の閾値以上の部分を抜く
ルミナンスキー処理のモードと、映像の中から所定の色
相の部分を抜くクロマキー処理のモードとを設定可能な
状態にすることができる。
【0098】またオペレータは、第2の選択ボタン99
Bを選択した場合には、ルミナンスキーチエツクボツク
ス100A及びクロマキーチエツクボツクス100Cの
いずれか一方又は両方をマウス操作によつてクリツクす
ることにより、ルミナンスキー処理及び又はクロマキー
処理のモードを設定することができる。また第2の選択
ボタン99Bを選択した場合には、キー反転チエツクボ
ツクス100Bをマウス操作によつてクリツクすること
により、嵌め合わせて表示する2つの映像のうちの抜く
方の映像を他方に反転させるキー反転処理のモードを設
定することができる。
【0099】そして例えばルミナンスキー処理のモード
を設定した場合には閾値及び抜かれた部分に対するゲイ
ンのパラメータ値を設定することができ、このとき設定
した閾値及びゲインのパラメータ値がそれぞれクリツプ
設定表示部101A及びゲイン設定表示部101Bに表
示される。
【0100】また例えばクロマキー処理のモードを設定
した場合には、対象とする色相、その許容範囲、対象と
する色相の閾値及び抜かれた部分に対するゲインのパラ
メータ値を設定することができ、このとき設定した対象
とする色相、その許容範囲、対象とする色相の閾値及び
抜かれた部分に対するゲインの各パラメータ値がそれぞ
れ色相設定表示部102A、アングル設定表示部102
B、クリツプ設定表示部102C及びゲイン設定表示部
102Dに表示される。またこのとき設定された色相の
色が色設定表示部103に表示される。
【0101】さらにCPU20は、FGビデオ設定欄9
5内に「Video 1」及び「Video 2」の文字と、これら
文字にそれぞれ対応する第1及び第2の選択ボタン10
4A、104Bとを表示させる。
【0102】そしてオペレータは、第1及び第2の選択
ボタン104A、104Bのいずれか1つをマウス操作
により選択することができ、例えば第1の選択ボタン1
04Aを選択することによりメイン画面30の編集リス
ト作成部35(図6)の第1のビデオトラツク35C
(図6)に表示された枠60A、60C(図6)に対応
するクリツプの映像をフオアグランド画像(前景)と
し、第2のビデオトラツク35Eの表示された枠60
B、60Dに対応するクリツプの映像をバツクグランド
(後景)とするモードを選択でき、第2の選択ボタン1
04Bを選択することによりメイン画面30の編集リス
ト作成部35の第1のビデオトラツク35Cに表示され
た枠60A、60Cに対応するクリツプの映像をバツク
グランド画像(後景)とし、第2のビデオトラツク35
Eの表示された枠60B、60Dに対応するクリツプの
映像をフオアグランド(前景)とするモードを選択でき
る。
【0103】このようにしてこの編集装置1では、この
エフエクトセツトアツプウインド70を用いてメイン画
面30の編集リスト作成部35のエフエクトトラツク3
5Dに表示されたエフエクトアイコン63A〜63Yに
対応するエフエクトの各種詳細を設定し、又は変更する
ことができる。
【0104】かかる構成に加えこの編集装置1の場合、
CPU20は、エフエクトセツトアツプウインド70が
オープンした状態において、例えばエツジタブ72Aが
選択され、ボーダ設定表示欄75(図8)の第2の選択
ボタン79Bが選択された状態においてカラーボタン1
10がクリツクされた場合や、キータブ72Cが選択さ
れ、キーフイル設定欄93内の第2又は第3の選択ボタ
ン96B、96Cが選択された状態においてカラーボタ
ン111がクリツクされた場合には、図10に示すカラ
ー設定ウインド120をエフエクトセツトアツプウイン
ド70に重ねて表示させる。
【0105】このカラー設定ウインド120では、2つ
の色差信号(B−Y及びR−Y)の信号レベルを直交軸
とし、一方の色差信号(B−Y)を0〔°〕とするカラ
ーサークル121が左側に表示される。従つてこのカラ
ーサークル121の内側は、0〔°〕(B−Y)からの
角度が大きくなるに従つて徐々に色相が変化し、かつ同
じ色相でも当該カラーサークル121の中心からの距離
が大きくなるに従つて色彩が徐々に大きくなるように着
色される。
【0106】そしてこのカラーサークル121内には、
直前のエフエクトセツトアツプウインド70のボーダ設
定表示欄75(図8)又はキーフイル設定表示欄93
(図9)の色相設定表示部81A、97A及び彩度設定
表示部81B、97Bにそれぞれ表示された色相及び彩
度の各パラメータ値に応じた位置に、枠状の第1のポイ
ンタ122が表示される。
【0107】またこのカラーサークル121の右側には
輝度バー123が表示される。この場合この輝度バー1
23は、上から下に向かうに従つて第1のポインタ12
2により指定された色相及び彩度の色が高輝度から低輝
度に徐々に変化するように着色される。そしてこの輝度
バー123の右横には、直前のエフエクトセツトアツプ
ウインド70のボーダ設定表示欄75(図8)又はキー
フイル設定表示欄93(図9)の輝度設定表示部81
C、97Cに表示された輝度のパラメータ値に応じた位
置に、三角形状の第2のポインタ124が表示される。
【0108】そしてこのカラー設定ウインド120で
は、第1のポインタ122上にカーソルを合わせた後マ
ウス13のボタンを押下し、その状態でマウス13を操
作することにより、第1のポインタ122をカラーサー
クル121内において自在に移動させることができる。
またこのカラー設定ウインド120では、第2のポイン
タ124上にカーソルを合わせた後マウス13のボタン
を押下し、その状態でマウス13を操作することによ
り、第2のポインタ124を輝度バー123に沿つて上
下方向に自在に移動させることができる。
【0109】このときCPU20は、第1のポインタ1
22の位置に応じてその位置に対応する色相及び彩度の
各パラメータ値をそれぞれ必要に応じて更新しながら色
相設定表示部125A及び彩度設定表示部125Bに順
次表示する一方、第2のポインタ124の位置に応じて
その位置に対応する輝度のパラメータ値を必要に応じて
順次更新しながら輝度設定表示部125Cに表示させ
る。
【0110】またこのときCPU20は、直前のエフエ
クトセツトアツプウインド70のボーダ設定表示欄75
(図8)又はキーフイル設定表示欄93(図9)の色相
設定表示部81A、97A、彩度設定表示部81B、9
7B及び輝度設定表示部81C、97Cにそれぞれ表示
された色相、彩度及び輝度の各パラメータ値に基づく色
をオリジナル色表示部126内に表示させる一方、この
カラー設定ウインド120の色相設定表示部125A、
彩度設定表示部125B及び輝度設定表示部125Cに
それぞれ表示されている色相、彩度及び輝度の各パラメ
ータ値に基づく色を必要に応じて更新しながら新規色表
示部127内に順次表示させる。
【0111】さらにCPU20は、第1及び第2のポイ
ンタ122、124が操作されることによりオペレータ
の所望する色相、彩度及び輝度のパラメータ値が決定さ
れた後、OKボタン128がクリツクされると、このカ
ラー設定ウインド120の色相設定表示部125A、彩
度設定表示部125B及び輝度設定表示部125Cにそ
れぞれ表示されている色相、彩度及び輝度の各パラメー
タ値を取り込んだ後、カラー設定ウインド120をクロ
ーズさせると共に、このとき取り込んだ色相、彩度及び
輝度の各パラメータ値をそれぞれエフエクトセツトアツ
プウインド70のボーダ設定表示欄75(図8)又はキ
ーフイル設定表示欄93(図9)の対応する色相設定表
示部81A、97A、彩度設定表示部81B、97B及
び輝度設定表示部81C、97Cに表示させる。
【0112】このようにしてこの編集装置1では、オペ
レータがカラー設定ウインド120を用いて当該カラー
設定ウインド120の新規色表示部127に表示された
色を目視確認しながらボータ処理時におけるラインや、
シヤドウマツト処理時における影などの色相、彩度及び
輝度の各パラメータ値を所望の値に設定することができ
るようになされている。
【0113】なおCPU20は、カラー設定ウインド1
20のキヤンセルボタン129がクリツクされると、こ
のカラー設定ウインド120において設定された色相、
彩度及び輝度の各パラメータ値を取り込むことなくカラ
ー設定ウインド120をクローズさせる。従つてこのと
きには元のエフエクトセツトアツプウインド70のボー
ダ設定表示欄75(図8)又はキーフイル設定表示欄9
3(図9)の対応する色相設定表示部81A、97A、
彩度設定表示部81B、97B及び輝度設定表示部81
C、97Cにそれぞれ表示された各パラメータ値がカラ
ー設定ウインド120の色相設定表示部125A、彩度
設定表示部125B及び輝度設定表示部125Cに表示
された各パラメータ値に更新されない。
【0114】一方CPU20は、例えばエフエクトセツ
トアツプウインド70のキータブ72Cが選択された
後、キータイプ設定表示欄94(図9)の第2の選択ボ
タン99Bが選択されると共にクロマキーチエツクボツ
クスがチエツクされた状態においてカラーボタン130
がクリツクされた場合にも、カラー設定ウインド120
(図10)と同様の図11に示すようなカラー設定ウイ
ンド140をエフエクトセツトアツプウインド70に重
ねて表示させる。
【0115】この場合このカラー設定ウインド140で
は、カラーサークル121の円周121A上のうち、直
前のエフエクトセツトアツプウインド70のキータイプ
設定表示欄94(図9)の色相設定表示部102Aに表
示された色相のパラメータ値に応じた位置に第1のポイ
ンタ122が表示される。またこのときカラーサークル
121の内側には、当該カラーサークル121の中心C
と第1のポインタ122とを結ぶ線分131が表示され
る。さらにこのとき第2のポインタ124は、無効を表
すグレーで表示される。
【0116】そしてオペレータは、第1のポインタ12
2上又は線分131上にカーソルを合わせた後マウス1
3のボタンを押下し、その状態でマウス13を操作する
ことにより、当該第1のポインタ122をカラーサーク
ル121の円周121Aに沿つて移動させることができ
る。
【0117】そしてこのときCPU20は、第1のポイ
ンタ122の位置に応じてその位置に対応する色相のパ
ラメータ値を色相設定表示部125Aに表示させる一
方、このとき当該色設定表示部125Aに表示されてい
るパラメータ値と、彩度設定表示部125B及び明度設
定表示部125Cにそれぞれ表示されている各パラメー
タ値(それぞれ「100 」、「50」に固定表示)とに基づ
く色を第1のポインタ122の動きに応動して更新しな
がら新規色表示部127に順次表示させる。
【0118】そしてCPU20は、第1のポインタ12
2が操作されることによりオペレータの所望する色相の
パラメータ値が決定された後、OKボタン128やキヤ
ンセルボタン129がクリツクされると、カラー設定ウ
インド120について上述した場合と同様の処理を実行
する。
【0119】このようにしてこの編集装置1では、オペ
レータがカラー設定ウインド140を用いて当該カラー
設定ウインド140の新規色表示部127に表示された
色を目視確認しながらクロマキー処理時における対象と
する色相のパラメータ値を所望の値に設定することがで
きるようになされている。
【0120】(5)エフエクトセツトアツプ処理手順及
びカラー設定処理手順 ここで実際上CPUは、図12に示すエフエクトセツト
アツプ処理手順RT1に従つてエフエクトセツトアツプ
ウインド70における各種処理を実行する。
【0121】すなわちCPU20は、メイン画面30の
編集リスト作成部35のエフエクトトラツク35Dに表
示されたエフエクト用のアイコン63A〜63Yがダブ
ルクリツクされると、図11のエフエクトセツトアツプ
処理手順RT1をステツプSP1において開始し、続く
ステツプSP2においてROM21(図2)に格納され
た対応するプログラムに基づいてエフエクトセツトアツ
プウインド70をメイン画面30に重ねて表示させる。
【0122】次いでCPU20は、ステツプSP3に進
み、いずれかのダブ72A〜72Gが選択されたか否か
を判断する。そしてCPU20は、このステツプSP3
において肯定結果を得るとステツプSP4に進んで対応
する画像データをROM21(図2)から読み出し、こ
れをデイスプレイ12に送出することにより、エフエク
トセツトアツプウインド70の設定内容表示欄73内に
対応する選択されたダフ72A〜72Gに応じた画像を
表示させ、この後ステツプSP3に戻る。
【0123】これに対してCPU20は、ステツプSP
3において否定結果を得るとステツプSP5に進んで選
択ボタン76A、76B、79A、79B(図8)、9
6A〜96C、99A、99B、104A、104B
(図9)等のいずれかの機能ボタンがクリツクされ、又
はいずれかのチエツクボツクス100A〜100C(図
9)がチエツクされたか否かを判断し、肯定結果を得る
と無効表示されている対応する文字等を有効表示させた
後、ステツプSP3に戻る。
【0124】またCPU20は、ステツプSP7におい
て否定結果を得るとステツプSP9に進んでカラーボタ
ン110(図8)、111、130(図9)が有効表示
されている場合において、これがクリツクされたか否か
を判断し、肯定結果を得るとステツプSP8に進んで図
13に示すカラー設定処理手順RT2を処理した後、ス
テツプSP3に戻る。
【0125】さらにCPU20は、ステツプSP7にお
いて否定結果を得るとステツプSP9に進んでOKボタ
ン92B(図8、図9)がクリツクされたか否かを判断
し、否定結果を得るとステツプSP10に進んでキヤン
セルボタン92C(図8、図9)がクリツクされたか否
かを判断する。
【0126】そしてCPU20は、このステツプSP1
0において他のボタン92A、92D(図8、図9)が
クリツクされたか否かを判断し、肯定結果を得るとステ
ツプSP12に進んで対応する処理を実行した後、ステ
ツプSP3に戻り、否定結果を得るとそのままステツプ
SP3に戻る。
【0127】これに対してCPU20は、ステツプSP
9において肯定結果を得ると、ステツプSP13に進ん
で、そのときエフエクトセツトアツプウインド70の設
定内容表示欄73において設定されている各種モード及
びパラメータ値等の情報を取り込み、これに基づいてモ
ード変更やパラメータ値変更等の対応する処理を実行す
る。さらにCPU20は、この後ステツプSP14に進
んでこのエフエクトセツトアツプウインド70をクロー
ズさせた後、ステツプSP15に進んでこのエフエクト
セツトアツプ処理手順RT1を終了する。
【0128】またCPU20は、ステツプSP10にお
いて否定結果を得るとステツプSP14に進み、各種情
報を取り込むことなくそのままエフエクトセツトアツプ
ウインド70をクローズさせた後、ステツプSP15に
進んでこのエフエクトセツトアツプ処理手順RT1を終
了する。
【0129】一方CPU20は、ステツプSP8におい
てカラー設定処理手順RT2(図13)を選択した場
合、このカラー設定処理手順RT2をステツプSP20
において開始し、続くステツプSP21においてROM
21(図2)に格納されたプログラムに基づいてカラー
設定ウインド120、140(図10、図11)をエフ
エクトセツトアツプウインド70に重ねて表示させる。
【0130】そしてCPU20は、続くステツプSP2
2において、直前のエフエクトセツトアツプウインド7
0において対応する色相設定表示部81A(図8)、彩
度設定表示部81B(図8)及び明度設定表示部81C
(図8)に表示された各パラメータ値をこのカラー設定
ウインド120の色相設定表示部125A(図10)、
彩度設定表示部125B(図10)及び明度設定表示部
125C(図10)にそれぞれ表示させ、この後ステツ
プSP23に進んで直前のエフエクトセツトアツプウイ
ンド70において対応する色相設定表示部81A、彩度
設定表示部81B及び明度設定表示部81Cに表示され
た各パラメータ値に応じた位置に第1及び第2のポイン
タ122、124(図10)を表示させる。
【0131】なおCPU20は、エフエクトセツトアツ
プウインド70のキータイプ設定表示欄73(図9)の
カラーボタン130がクリツクされることによりカラー
設定ウインド140(図11)をオープンさせた場合に
は、ステツプSP22において直前のエフエクトセツト
アツプウインド70のキータイプ設定表示欄94の色相
設定表示部102Aに表示されたパラメータ値をカラー
設定ウインド140の色相設定表示部125Aに表示さ
せる一方、当該カラー設定ウインド140の彩度設定表
示部125B及び明度設定表示部125Cにそれぞれ
「100 」及び「50」の固定値を表示させる。またこのと
きCPU20は、ステツプSP23において第1のポイ
ンタ122のみをこのときキータイプ設定表示欄94の
色相設定表示部102Aに表示されたパラメータ値に応
じた位置に表示させる。
【0132】そしてCPU20は、続くステツプSP2
4においてマウス13が操作されたか否かを判断し、肯
定結果を得るとステツプSP25に進んでマウス13の
操作に応動して移動するように第1又は第2のポインタ
122、124を表示させる一方、この後ステツプSP
26に進んでこのときの第1及び第2のポインタ12
2、124の位置に応じてカラー設定ウインド120の
色相設定表示部125A、彩度設定表示部125B及び
明度設定表示部125Cに表示するパラメータ値を更新
した後、ステツプSP24に戻る。
【0133】なおこのときCPU20は、エフエクトセ
ツトアツプウインド70のキータイプ設定表示欄73
(図9)のカラーボタン130がクリツクされることに
よりカラー設定ウインド140(図11)をオープンさ
せた場合には、ステツプSP26において第1のポイン
タ122の位置に応じてカラー設定ウインド140の色
相設定表示部125Aに表示するパラメータ値のみを更
新する。
【0134】一方CPU20は、ステツプSP26にお
いて否定結果を得るとステツプSP27に進んでカラー
設定ウインド120のOKボタン128がクリツクされ
たか否かを判断し、肯定結果を得るとステツプSP29
に進んでこのときカラー設定ウインド120の色相設定
表示部125A、彩度設定表示部125B及び明度設定
表示部125Cに表示された各パラメータ値を取り込
み、これを記憶する。
【0135】なおCPU20は、エフエクトセツトアツ
プウインド70のキータイプ設定表示欄73(図9)の
カラーボタン130がクリツクされることによりカラー
設定ウインド140をオープンさせた場合には、ステツ
プSP29においてカラー設定ウインド140の色相設
定表示部125Aに表示されたパラメータ値のみを取り
込み、これを記憶する。
【0136】そしてCPU20は、この後ステツプSP
30に進んでカラー設定ウインド120、140をクロ
ーズさせた後、ステツプSP31に進んでこのカラー設
定処理手順RT1を終了し、この後エフエクトセツトア
ツプ処理手順RT1(図12)のステツプSP8に戻つ
てカラー設定処理手順RT2のステツプSP29におい
て記憶した各パラメータ値をエフエクトセツトアツプウ
インド70に反映させる。
【0137】これに対してCPU20は、カラー設定処
理手順RT2のステツプSP28において否定結果を得
るとステツプSP30に進んでカラー設定ウインド12
0、140のキヤンセルボタン129がクリツクされた
か否かを判断し、否定結果を得るとステツプSP24に
戻る一方、肯定結果を得るとステツプSP30に進んで
このカラー設定ウインド120、140をクローズさせ
る。またCPU20は、この後ステツプSP31に進ん
でこのカラー設定処理手順RT1を終了し、この後エフ
エクトセツトアツプ処理手順RT1(図12)のステツ
プSP8に戻るようになされている。
【0138】(6)本実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、この編集装置1では、メイン画面
30の編集リスト作成部35のエフエクトトラツク35
Dに表示されたエフエクトアイコン63A〜63Yをダ
ブルクリツクされると、図8又は図9に示すエフエクト
セツトアツプウインド70をオープンさせる。
【0139】そしてこのエフエクトセツトウインド70
のボーダ設定表示欄75(図8)の第2の選択ボタン7
9B(図8)が選択された後カラーボタン110がクリ
ツクされ、又はキーフイル設定表示欄93(図9)の第
2若しくは第3の選択ボタン96B、96C(図9)が
選択された後カラーボタン111がクリツクされると、
図10に示すカラー設定ウインド120を表示する。
【0140】そしてこのカラー設定ウインド120で
は、第1及び第2のポインタ122、124をマウス操
作によりカラーサークル121内において、又は輝度バ
ー123に沿つて自在に移動させることができ、このと
きの第1及び第2のポインタ122、123の位置に応
じた色相、彩度及び輝度の各値がそれぞれ色相設定表示
欄125A、彩度設定表示欄125B及び輝度設定表示
欄125Cに表示される。
【0141】そしてカラー設定ウインド120のOKボ
タン128をクリツクされると、このカラー設定ウイン
ド120がクローズすると共に、このときこのカラー設
定ウインド120の色相設定表示欄125A、彩度設定
表示欄125B及び輝度設定表示欄125Cに表示され
ていた各パラメータ値がそれぞれエフエクトセツトアツ
プウインド70のボーダ設定表示欄75又はキータイプ
設定表示欄94等の対応する色相設定表示欄81A、9
7A、彩度設定表示欄81B、97B及び輝度設定表示
欄81C、97Cに表示される。
【0142】さらにこの後エフエクトセツトアツプウイ
ンド70のOKボタン92Bがクリツクされると、この
ときボーダ設定表示欄75又はキータイプ設定表示欄9
4等の対応する色相設定表示欄81A、97A、彩度設
定表示欄81B、97B及び輝度設定表示欄81C、9
7Cに表示されていた各パラメータ値を取り込み、これ
をこの後の編集処理時に反映させる。
【0143】一方この編集装置1では、エフエクトセツ
トウインド70のキータイプ設定表示欄94(図9)の
第2の選択ボタン99Bが選択され、クロマキーチエツ
クボツクス100Cがチエツクされた状態においてカラ
ーボタン130がクリツクされると、図10に示すカラ
ー設定ウインド140(図11)を表示する。
【0144】そしてこのカラー設定ウインド140で
は、第1のポインタ122をマウス操作によりカラーサ
ークル121の円周121Aに沿つて自在に移動させる
ことができ、このときの第1のポインタ122の位置に
応じた色相のパラメータ値が色相設定表示欄125Aに
表示される。
【0145】そしてカラー設定ウインド140のOKボ
タン128をクリツクされると、このカラー設定ウイン
ド140がクローズすると共に、このときこのカラー設
定ウインド140の色相設定表示欄125Aに表示され
ていた各パラメータ値がそれぞれエフエクトセツトアツ
プウインド70のキータイプ設定表示欄94の色相設定
表示欄102Aに表示される。
【0146】さらにこの後エフエクトセツトアツプウイ
ンド70のOKボタン92Bがクリツクされると、この
ときキータイプ設定表示欄94の色相設定表示欄102
Aに表示されていた各パラメータ値を取り込み、これを
この後の編集処理時に反映させる。
【0147】従つてこの編集装置1では、特殊効果処理
時における色や色相の設定作業を、カラー設定ウインド
120、140のカラーサークル121及び輝度バー1
23を用い、当該カラー設定ウインド120、140の
新規色設定表示部127に表示された色を目視確認しな
がら行うことができるため、この種の設定作業を数値を
入力することにより行う場合に比べてより容易に行うこ
とができる。
【0148】またこの編集装置1では、通常の映像信号
の色の表現法として用いられているような色を色相、彩
度及び明度で表現する色空間を用いてカラー設定ウイン
ド120、140において色の設定を行うことができる
ようになされているため、設定に応じた信号処理をより
容易化させることができる。
【0149】以上の構成によれば、編集装置1の色や色
相の設定作業をカラーサークル121及び輝度バー12
3を用いて行うことができるようにしたことにより、当
該色設定作業をより容易化させることができ、かくして
編集作業の作業効率を格段的に向上させ得る編集装置を
実現できる。
【0150】(7)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、本発明を図1のよう
に構成された編集装置に適用するようにした場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成
の編集装置に広く適用することができる。
【0151】また上述の実施の形態においては、色具合
の設定モード時、図10又は図11のようなカラーサー
クル121及び又は輝度バー123を表示するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要
は、基準位置からの距離及び又は角度に応じて色具合が
変化する色見本を表示するようにするのであれば、色見
本の形態としてはカラーサークル121及び輝度バー1
23以外のこの他種々の形態を広く適用することができ
る。
【0152】さらに上述の実施の形態においては、カラ
ーサークル121及び輝度バー123により表示する色
の色空間として色を色相、彩度及び明度で表現する色空
間を適用するようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、色を色相、明度及び色度により表現す
る色空間や、色を3原色で表現する色空間等、この他種
々の色空間を広く適用することができる。
【0153】さらに上述の実施の形態においては、本発
明を特殊効果処理時における各種色具合の設定モード時
に適用するようにした場合について述べたが、本発明は
これに限らず、特殊効果処理時における各種色具合の設
定モード以外のこの他種々の色の設定モード時にも広く
適用することができる。
【0154】さらに上述の実施の形態においては、色の
設定モード時、表示手段(本実施の形態においてはデイ
スプレイ12)にカラーサークル121、輝度バー12
3及び第1及び第2のポインタ122、124を表示さ
せる表示制御手段と、マウス操作に応動して第1及び第
2のポインタ122、124を移動させる移動手段と、
マウス操作に応動して、カラーサークル121及び輝度
バー123における第1及び第2のポインタ122、1
24の位置と対応する位置に応じた所定のパラメータ値
(色相、彩度及び明度の各数値)を取り込み、当該取り
込んだパラメータ値を編集時に反映させる反映手段と
を、この編集装置1全体の制御を司る主制御部3のCP
U20で構成するようにした場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、これら表示制御手段、移動手段及
び反映手段と、CPU20とは別体に設けるようにして
も良い。
【0155】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、編集時に
おける所定部分の色の設定を行うことができる編集装置
において、色の設定モード時、基準位置からの距離及び
又は角度に応じて色具合が変化する色見本及びポインタ
を所定の表示手段に表示させる表示制御手段と、外部操
作に応動して、表示手段に表示されたポインタを移動さ
せる移動手段と、外部操作に応動して、ポインタの位置
と対応する色見本での位置に応じた所定のパラメータ値
を取り込み、当該取り込んだパラメータ値を編集時に反
映させる反映手段とを設けるようにしたことにより、色
具合の設定作業を格段的に容易化させることができ、か
くして編集作業の作業効率を格段的に向上させ得る編集
装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による編集装置の全体構成を示す
ブロツク図である。
【図2】主制御部の構成を示すブロツク図である。
【図3】メイン画面を示す略線図である。
【図4】ビデオクリツプエデイツトウインドを示す略線
図である。
【図5】メイン画面を示す略線図である。
【図6】メイン画面を示す略線図である。
【図7】セレクトエフエクトウインドを示す略線図であ
る。
【図8】エフエクトセツトアツプウインドを示す略線図
である。
【図9】エフエクトセツトアツプウインドを示す略線図
である。
【図10】カラー設定ウインドを示す略線図である。
【図11】カラー設定ウインドを示す略線図である。
【図12】エフエクトセツトアツプ処理手順を示すフロ
ーチヤートである。
【図13】カラー設定処理手順を示すフローチヤートで
ある。
【符号の説明】
1……編集装置、3……主制御部、13……マウス、1
5……キーボード、20……CPU、30……メイン画
面、35……編集リスト作成部、70……エフエクトセ
ツトアツプウインド、81A、97A、102A、12
5A……色相設定表示欄、81B、97B、125B…
…彩度設定表示欄、81C、97C、125C……明度
設定表示欄、110、111、130……カラーボタ
ン、120、140……カラー設定ウインド、121…
…カラーサークル、122、124……ポインタ、12
3……輝度バー、127……新規色表示部、92B、1
28……OKボタン、RT1……エフエクトセツトアツ
プ処理手順、RT2……カラー設定処理手順。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】編集時における所定部分の色の設定を行う
    ことができる編集装置において、 上記色の設定モード時、基準位置からの距離及び又は角
    度に応じて色具合が変化する色見本及びポインタを所定
    の表示手段に表示させる表示制御手段と、 外部操作に応動して、上記表示手段に表示された上記ポ
    インタを移動させる移動手段と、 外部操作に応動して、上記ポインタの位置と対応する上
    記色見本での位置に応じた所定のパラメータ値を取り込
    み、当該取り込んだ上記パラメータ値を編集時に反映さ
    せる反映手段とを具えることを特徴とする編集装置。
  2. 【請求項2】上記色見本は、上記色が色相、彩度及び輝
    度で表す色空間で表現されたことを特徴とする請求項1
    に記載の編集装置。
JP9348334A 1997-12-17 1997-12-17 編集装置 Pending JPH11187421A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001309402A (ja) * 2000-04-27 2001-11-02 Sony Corp 特殊効果画像作成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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