JP3994359B2 - 編集リスト作成装置 - Google Patents
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Description
【目次】
以下の順序で本発明を説明する。
【0002】
発明の属する技術分野
従来の技術
発明が解決しようとする課題
課題を解決するための手段
発明の実施の形態
(1)本実施の形態による編集装置の構成(図1)
(2)主制御部の構成(図2)
(3)メイン画面における操作手順(図3〜図7)
(4)ユーザプログラムによるエフエクトパターンの設定(図8〜図11)
(5)CPUの処理手順(図12〜図16)
(6)パラメータ値変更処理手順(図17)
(7)本実施の形態の動作及び効果(図1〜図17)
(8)他の実施の形態(図1〜図13)
発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】
本発明は編集リトス作成装置に関し、例えば編集内容を規定したいわゆる編集リストを作成し得るようになされた編集装置に適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】
従来、この種の編集装置として、第1の映像(以下、これをフオアグランド映像と呼ぶ)から第2の映像(以下、これをバツクグランド映像)に移る際のフオアグランド映像の形の変化や動きをユーザプログラムによるエフエクトパターンとして任意に設定できるようになされたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところがかかる従来の編集装置では、各ユーザプログラムによるエフエクトパターンのデータをそれぞれ本体内部の不揮発メモリに記憶保持するようになされていた。
【0006】
このためかかる編集装置では、この不揮発性メモリを着脱自在のモジユールとしない限り規定数以上のユーザプログラムによるエフエクトパターンを登録することができず、また当該エフエクトパターンを他の編集装置で利用することができないなど、使い勝手が悪い問題があつた。
【0007】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、使い勝手を格段的に向上させ得る編集リスト作成装置を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、編集リスト作成装置において、作成されたエフエクトパターンのデータをフアイル化して外部記憶装置に格納する制御手段を設けるようにした。
【0009】
この結果この編集リスト作成装置では、作成されたエフエクトパターンを数多く登録し、かつ種々の編集リストにおいても使用し得るようにすることができる。
【0010】
また本発明においては、編集リスト作成装置において、エフエクトパターンの作成モード時、所望するエフエクトパターンを得るために各種パラメータの値を設定する所定の設定画面を表示すると共に、マウスが動かすように操作されたときに、当該マウスの移動量に応じて設定画面内に表示された対応するパラメータの値を変化させる表示制御手段を設けるようにした。
【0011】
この結果この編集リスト作成装置では、各パラメータの値を例えばキーボード等を用いて入力するようにして設定又は変更する場合に比べて格段的に容易に各パラメータの値を設定又は変更し得るようにすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0013】
(1)本実施の形態による編集装置の構成
図1において、1は全体として本実施の形態による編集装置を示し、ビデオテープに記録された映像音声の所望部分をクリツプとして登録し、必要に応じて所望するクリツプの映像信号及び音声信号をハードデイスク装置2に取り込み得るようになされている。
【0014】
またこの編集装置1では、登録した各クリツプを繋ぎ合わせて所望の編集映像音声を得るための編集内容を規定した編集リストを作成でき、さらにこの作成した編集リストに従つて実際に編集処理を実行し、得られた編集映像及び編集音声をビデオテープに記録することができるようになされている。
【0015】
すなわちこの編集装置1は、主制御部3、システム制御部4、映像入力部5、映像出力部6、デイジタル映像音声入出力部7、映像特殊効果処理部8、音声入出力/ミキサ部9及びデイスク制御部10がコントロールバス11を介して相互に接続されることにより構成されている。
【0016】
この場合主制御部3は、初期時、デイスプレイ12に所定の操作画面(以下、これをメイン画面と呼ぶ)を表示させる。また主制御部3は、この状態においてマウス13が操作されることにより、クリツプ登録モードが選択され、当該編集装置1に接続された複数台のビデオテープレコーダ14A〜14Dのなかから1台のビデオテープレコーダ14A〜14Dの再生動作命令が入力されると、これに応じた制御コマンドC1をシステム制御部4に送出する。
【0017】
システム制御部4は、供給される制御コマンドC1に基づいて、対応するビデオテープレコーダ14A〜14Dに制御信号S1を送出することにより、ビデオテープに記録された映像信号及び音声信号の再生動作を実行させる。
【0018】
この結果このビデオテープレコーダ14A〜14Dからはアナログ映像信号S2及びアナログ音声信号S3と、デイジタル映像信号S4及びデイジタル音声信号S5とが出力され、アナログ映像信号S2及びアナログ音声信号S3がそれぞれ映像入力部5又は音声入出力/ミキサ部9に与えられ、デイジタル映像信号S4及びデイジタル音声信号S5がそれぞれデイジタル映像音声入出力部7に与えられる。
【0019】
またこのときシステム制御部4は、コントロールバス11を介して映像入力部5及び音声入出力/ミキサ部9と、デイジタル映像音声入出力部7とのうちのいずれか一方を制御することにより、ビデオテープレコーダ14A〜14Dから出力されたアナログ映像信号S2及びアナログ音声信号S3と、デイジタル映像信号S4及びデイジタル音声信号S5とのうちのいずれか一方のみを取り込ませる。
【0020】
かくして映像入力部5を介してアナログ映像信号S2が取り込まれた場合には、これが映像入力部5においてデイジタル変換された後デイジタル映像信号S6として映像特殊効果処理部8に与えられ、デイジタル映像音声入出力部7を介してデイジタル映像信号S4が取り込まれた場合には、これがそのまま映像特殊効果処理部8に与えられる。
【0021】
映像特殊効果処理部8は、システム制御部4の制御のもとに、映像入力部5又はデイジタル映像音声入出力部7から供給されるデイジタル映像信号S6、S4を主制御部3に送出する。かくしてこのときデイスプレイ12には、主制御部4の制御のもとにデイジタル映像信号S6、S4に基づく映像がメイン画面上の所定位置に表示される。
【0022】
またこのときアナログ音声信号S3が取り込まれた場合には、これがそのまま音声入出力/ミキサ部9から図示しないスピーカに送出され、またデイジタル音声信号S5が取り込まれた場合には、これが音声入出力/ミキサ部9においてアナログ変換された後、スピーカに送出される。
【0023】
これによりこの編集装置1では、デイスプレイ12に表示された映像及びスピーカから出力される音声に基づいて、オペレータがマウス13及びキーボード15を用いて映像及び音声の所望部分を指定することができ、さらにこれをクリツプとしてそのイン点及びアウト点のタイムコードや素材長(デユレーシヨン)等の関連データを主制御部3の制御のもとに外部記憶装置でなるハードデイスク装置17内に格納するようにして登録することができるようになされている。
【0024】
また主制御部3は、このとき予め取込みモードが選択されている場合には、クリツプの登録処理と共にこれに応じた制御コマンドC1をシステム制御部4に送出する。
【0025】
システム制御部4は、供給される制御コマンドC1に基づいて、対応するビデオテープレコーダ14A〜14Dに制御信号S1を送出することにより、指定されたクリツプの映像音声を当該ビデオテープレコーダ14A〜14Dに再生させる一方、映像入力部5及び音声入出力/ミキサ部9と、デイジタル映像音声入出力部7とのいずれか一方をコントロールバス11を介して制御することにより、ビデオテープレコーダ14A〜14Dから出力されるアナログ映像信号S2及びアナログ音声信号S3と、デイジタル映像信号S4及びデイジタル音声信号S5とのうちのいずれか一方を取り込ませる。
【0026】
この結果映像入力部5を介してアナログ映像信号S2が取り込まれた場合には、これが映像入力部5においてデイジタル変換された後デイジタル映像信号S6として映像特殊効果処理部8を介してデイスク制御部10に送出され、デイジタル映像音声入出力部7を介してデイジタル映像信号S4が取り込まれた場合には、これがそのままデイスク制御部10に送出される。
【0027】
またこのとき音声入出力/ミキサ部9を介してアナログ音声信号S3が取り込まれた場合には、これが音声入出力/ミキサ部9においてデイジタル変換された後デイジタル音声信号S7としてデイスク制御部10に送出され、デイジタル映像音声入出力部9を介してデイジタル音声信号S5が取り込まれた場合には、これが直接デイスク制御部10に送出される。
【0028】
そしてデイスク制御部10は、このときシステム制御部4からコントロールバス11を介して与えられるコマンドに基づいて、映像特殊効果処理部8又はデイジタル映像音声入出力部7から与えられるデイジタル映像信号S6、S4と、音声入出力/ミキサ部9又はデイジタル映像音声入出力部7から与えられるデイジタル音声信号S7、S5とを順次取り込み、これらをハードデイスク装置2に与えてハードデイスクの指定されたアドレス位置に記録させる。
【0029】
このようにしてこの編集装置1においては、指定されたクリツプの映像音声をビデオテープから再生してハードデイスク装置2に取り込むことができるようになされている。
【0030】
一方主制御部3は、上述のようにしてクリツプが登録されると、デイスプレイ12に表示されているメイン画面内に、登録されたクリツプのリストを表示させる。
【0031】
そしてオペレータは、このメイン画面を用いてどのクリツプとどのクリツプとをどのように繋ぎ合わせるかといつた編集内容を規定した編集データを編集リストとして作成することができる。またオペレータは、編集リストの作成後又は作成途中において、その編集リストに基づく編集映像及び編集音声を確認することができる。
【0032】
実際上、主制御部3は、編集リストの作成後又は作成途中において、その編集リストに基づく編集映像音声のプレビユーモードが選択されると、これに応じた制御コマンドC1をシステム制御部4に送出する。
【0033】
システム制御部4は、供給される制御コマンドC1に基づいて、必要に応じて対応するビデオテープレコーダ14A〜14Dに制御信号S1を送出することにより当該ビデオテープレコーダ14A〜14Dに編集処理に利用するクリツプの映像音声を再生させる一方、必要に応じてコントロールバス11を介してデイスク制御部10を制御することにより、編集処理に利用するクリツプの映像音声をハードデイスク装置2から再生させる。
【0034】
この結果このビデオテープレコーダ14A〜14Dからは指定されたクリツプのアナログ映像信号S2及びアナログ音声信号S3と、デイジタル映像信号S4及びデイジタル音声信号S5とが出力され、アナログ映像信号S2及びアナログ音声信号S3がそれぞれ映像入力部5又は音声入出力/ミキサ部9に与えられ、デイジタル映像信号S4及びデイジタル音声信号S5がデイジタル映像音声入出力部7に与えられる。
【0035】
このときシステム制御部4は、コントロールバス11を介して映像入力部5及び音声入出力/ミキサ部9と、デイジタル映像音声入出力部7とのうちのいずれか一方を制御することにより、ビデオテープレコーダ14A〜14Dから出力されたアナログ映像信号S2及びアナログ音声信号S3と、デイジタル映像信号S4及びデイジタル音声信号S5とのうちのいずれか一方のみを取り込ませる。
【0036】
かくして映像入力部5を介してアナログ映像信号S2が取り込まれた場合には、これが映像入力部5においてデイジタル変換された後デイジタル映像信号S6として映像特殊効果処理部8に与えられ、デイジタル映像音声入出力部7を介してデイジタル映像信号S4が取り込まれた場合には、これがそのまま映像特殊効果処理部8に与えられる。
【0037】
映像特殊効果処理部8においては、システム制御部4の制御のもとに、供給される各クリツプのデイジタル映像信号S6、S4を必要に応じて指定された状態に特殊効果加工処理する。また映像特殊効果処理部8は、このとき主制御部4から必要に応じて与えられるタイトル文字や各種グラツフイツク等の画像データを各クリツプのデイジタル映像信号S6、S4間に挿入し、又はデイジタル映像信号S6、S4に重畳し、かくして得られたデイジタル編集映像信号S8を映像出力部6に送出する。
【0038】
映像出力部6は、システム制御部4の制御のもとに、供給されるデイジタル編集映像信号S8をアナログ変換し、得られた編集映像信号S9をモニタ16に送出する。
【0039】
一方このときビデオテープレコーダ14A〜14Dから出力されたアナログ音声信号S3及びデイジタル音声信号S5のうち、音声入出力/ミキサ部9を介してアナログ音声信号S3が取り込まれた場合には、これが音声入出力/ミキサ部9において必要に応じてミキシング等の編集処理が施された後編集音声信号としてスピーカに送出され、デイジタル映像音声入出力部7を介してデイジタル音声信号S5が取り込まれた場合には、これが音声入出力/ミキサ部9においてアナログ変換され、ミキシング等の編集処理が施された後、編集音声信号としてスピーカに送出される。
【0040】
この結果この編集装置1においては、モニタ16に編集映像信号S9に基づく編集映像が表示されると共にスピーカから編集音声信号に基づく編集音声が出力され、かくしてオペレータが編集リストに基づく編集映像及び編集音声を確認することができる。
【0041】
さらに主制御部3は、編集リストが作成された後、マウス13又はキーボード15が操作されてその実行命令が入力されると、これに応じた制御コマンドC1をシステム制御部4に送出する。
【0042】
システム制御部4は、供給される制御コマンドC1に基づいて、必要に応じて対応するビデオテープレコーダ14A〜14Dに制御信号S1を送出することにより当該ビデオテープレコーダ14A〜14Dに編集処理に利用するクリツプの映像音声を再生させる一方、必要に応じてコントロールバス11を介してデイスク制御部10を制御することにより、ハードデイスク装置2から編集処理に利用するクリツプの映像音声を再生させる。
【0043】
この結果上述のプレビユーモード時と同様にして、映像特殊効果処理部8には、ビデオテープレコーダ14A〜14Dから映像入力部5若しくはデイジタル映像音声入出力部7を経由して必要なクリツプのデイジタル映像信号S6、S4が与えられ、又はハードデイスク装置2からデイスク制御部10を経由して必要なクリツプのデイジタル映像信号S6、S4が与えられる。
【0044】
またこのとき音声入出力/ミキサ部9には、ビデオテープレコーダ14A〜14Dから直接若しくはデイジタル映像音声入出力部7を経由して必要なクリツプのアナログ音声信号S3若しくはデイジタル音声信号S5が与えられ、又はハードデイスク装置2からデイスク制御部10を経由して必要なクリツプのデイジタル音声信号S7、S5が与えられる。
【0045】
そして映像特殊効果処理部8は、システム制御部4の制御のもとに、上述のプレビユーモード時と同様にして、供給される各クリツプのデイジタル映像信号S6、S4を必要に応じて特殊効果加工処理し、かくして得られた編集映像の映像信号でなるデイジタル編集映像信号S8を映像出力部6に送出する。
【0046】
映像出力部6は、システム制御部4の制御のもとに、供給されるデイジタル編集映像信号S8をアナログ変換し、得られた編集映像信号S9を対応するビデオテープレコーダ14A〜14Dに送出する。
【0047】
またこのとき音声入出力/ミキサ部9は、システム制御部の制御のもとに、上述のプレビユーモード時と同様にして、供給される各クリツプのアナログ音声信号S2又はデイジタル音声信号S5、S7に対して必要に応じてミキシング等の編集処理を施し、かくして得られた編集音声信号S10を対応するビデオテープレコーダ14A〜14Dに送出する。
【0048】
そしてビデオテープレコーダ14A〜14Dは、システム制御部4から与えられる制御信号S1に基づいて、これら映像出力部6から供給される編集映像信号S9と、音声入出力/ミキサ部9から供給される編集音声信号S10とをビデオテープの指定された位置に記録する。
【0049】
このようにしてこの編集装置1では、作成された編集リストに従つて指定されたクリツプの映像音声を指定された状態に編集加工してビデオテープに記録することができるようになされている。
【0050】
かかる構成に加えこの編集装置1の場合、フオアグランド映像からバツクグランド映像に移る際のフオアグランド映像の形の変化及び動きをユーザプログラムによるエフエクトパターンとして任意に作成し、登録することができるようになされている。
【0051】
実際上、主制御部3は、ユーザプログラムによるエフエクトパターンを作成するための動作モード時、これに応じたダイアログをメイン画面上に表示させる。そしてオペレータは、このダイアログを用いて時系列かつ等間隔の最大8フレーム分の代表フレーム(以下、これをキーフレームと呼ぶ)について、そのキーフレームにおけるフオアグランド映像の形及び位置等をそれぞれパラメータとして設定することにより所望のエフエクトパターンを作成することができる。なおこのエフエクトを実行する際には、例えばスプライン補間処理等の内挿処理によつて各キーフレーム間のフオアグランド映像の形や大きさが自動的に生成される。
【0052】
この際主制御部3は、キーフレームのいずれかのパラメータの値が設定又は変更される毎に、当該設定又は変更されたパラメータ値をパラメータデータとして映像特殊効果処理部8に送出する一方、これに応じた制御コマンドC1をシステム制御部4に送出する。
【0053】
システム制御部4は、供給される制御コマンドC1に基づいて、対応するビデオテープレコーダ14A〜14Dを制御し又はデイスク制御部10を介してハードデイスク装置2を制御することにより、これらビデオテープレコーダ14A〜14D及び又はハードデイスク装置2にそのキーフレームにおけるフオアグランド映像及びバツクグランド映像の画像データを再生させる。
【0054】
この結果上述のプレビユーモード時と同様にして、映像特殊効果処理部8にはビデオテープレコーダ14A〜14Dから映像入力部5若しくはデイジタル映像音声入出力部7を経由して必要なデイジタル映像信号S6、S4が与えられ、又はハードデイスク装置2からデイスク制御部10を経由して必要なデイジタル映像信号S6、S4が与えられる。
【0055】
そして映像特殊効果処理部8は、主制御部3から与えられたパラメータデータに基づいて供給されるデイジタル映像信号S6、S4を特殊効果加工処理し、かくして得られた特殊効果処理されたそのキーフレームの画像データでなるデイジタル編集映像信号S8を映像出力部6に送出する。
【0056】
また映像出力部6は、システム制御部4の制御のもとに、供給されるデイジタル編集映像信号S8をアロナグ変換し、得られた編集映像信号S9をモニタ16に送出する。かくしてモニタ16には、上述のようにキーフレームの各種パラメータが設定又は変更される毎に、当該設定又は変更されたパラメータの値に基づいて特殊効果処理されたキーフレームのフレーム画像が表示される。
【0057】
これによりこの編集装置1では、オペレータがこのモニタ16に表示されたフレーム画像を目視確認しながら、そのキーフレームについて所望の映像パターンが得られるように各パラメータの値を設定又は変更することができ、各キーフレームについて同様にして各パラメータの値を順次設定することにより所望のエフエクトパターンを作成し得るようになされている。
【0058】
また主制御部3は、このようにしてエフエクトパターンが作成された後、マウス13を介してその登録命令が入力されると、このとき記憶しているそのエフエクトパターンを再現するための各パラメータデータと、当該これらパラメータデータに基づき得られる各キーフレームのパターン画像(以下、これをサムネイルピクチヤと呼ぶ)の画像データとをそのとき作成している編集リストのデータとは別のフアイル(以下、これをユーザプログラムエフエクトパターンフアイルと呼ぶ)としてハードデイスク装置17に格納する。
【0059】
なお以下の説明においては、キーフレーム1枚分のパラメータデータをキーフレームパラメータデータと呼び、エフエクトパターン全体のパラメータデータ(最大8枚分のキーフレームパラメータデータ)をキーフレームデータと呼ぶ。また1つのエフエクトパターンのキーフレームデータと、各サムネイルピクチヤの画像データとを合わせてエフエクトパターンデータと呼ぶ。
【0060】
これによりこの編集装置1では、ユーザプログラムによるエフエクトパターンを数多く登録することができると共に、当該ユーザプログラムエフエクトパターンフアイルをハードデイスク装置17から読み出すことによつて、これら登録した各エフエクトパターンを他の編集リストにおいても利用し得るようになされている。
【0061】
またこの際主制御部3は、ユーザプログラムエフエクトパターンフアイルのフアイルデータ(すなわちエフエクトパターンデータ)のうち、各キーフレームのサムネイルピクチヤの画像データをWindows AVI(Audio Video Interleaved )フアイルフオーマツトに準じたフアイルフオーマツトでハードデイスク装置17内に格納する。
【0062】
これによりこの編集装置1では、ハードデイスク装置17に登録されたエフエクトパターンの各キーフレームのサムネイルピクチヤをMFC(Microsoft Foundation Class)に含まれるマルチメデイアフアイルダイアログを用いて他の編集装置でも確認し、当該エフエクトパターンを利用することができるようになされている。
【0063】
また主制御部3は、編集リストが作成された後マウス13を介してその編集データの登録命令が入力された場合には、その編集リストにおいて設定された全てのユーザプログラムによるエフエクトパターンのエフエクトパターンデータを編集データの一部として当該編集データをフアイル化(以下、編集データのフアイルをプロジエクトフアイルと呼ぶ)してハードデイスク装置17に格納する。これによりプロジエクトフアイル単位でその再現性を確実に保つことができるようになされている。
【0064】
(2)主制御部の構成
ここで主制御部3は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit )20、ROM(Read Only Memory)21、RAM(Random Access Memory)22、表示処理部23、タイトル/グラフイツク生成部24、インターフエース回路25、26及びSCSI(Small Computer System Interface )インターフエース回路28がCPUバス27を介して接続されることにより構成されており、各インターフエース回路25、26をそれぞれ介してマウス13及びキーボード15と接続され、SCSIインターフエース回路28を介してハードデイスク装置17と接続されている。
【0065】
この場合CPU20は、ROM21に格納されたプログラムに基づいて、必要に応じてROM21内の画像データを読み出し、これを表示処理部23を介してデイスプレイ12に与えることにより、後述のようなメイン画面や各種ダイアログ、マウス操作に応動してメイン画面内を移動するカーソル及びキーボード15を介して入力された数字や文字などをデイスプレイ12に表示させ、かつ映像特殊効果処理部8からタイトル/グラフイツク生成部24を介して表示処理部23に与えられるデイジタル映像信号S6、S4に基づく映像や静止画像をメイン画面内の所定位置に表示させる。
【0066】
またCPU20は、例えばマウス13やキーボード15が操作されることにより所定処理の実行命令がインターフエース回路25、26を介して与えられると、ROM21に格納されたプログラムに基づいて、必要に応じてシステム制御部4に制御コマンドC1を送出することにより、当該システム制御部4を介して対応するビデオテープレコーダ14A〜14D、映像入出力部5、映像出力部6、デイジタル映像音声入出力部7、映像特殊効果処理部8、音声入出力/ミキサ部9及び又はデイスク制御部10に所定動作を実行させ、かくして編集装置1全体として上述したような各種処理を実行させる。
【0067】
さらにCPU20は、ROM21に格納されたプログラムに基づいて、必要時にはタイトル/グラフツク生成部24を制御してタイトル文字やグラフイツクの画像データを生成させてこれを映像特殊効果処理部8に送出させる。
【0068】
(3)メイン画面における操作手順
ここで実際上CPU20は、電源が投入された立ち上がり時、ROM21に格納されているプログラムに基づいて、まず図3に示すようなメイン画面30をデイスプレイ12に表示させる。
【0069】
このメイン画面30には、オペレータが所望する処理内容を選択するための複数のボタン31A〜31Qと、登録された各クリツプのリスト等を表示するためのクリツプ情報表示部32と、編集リスト作成時における各種処理を指定するための複数のボタン33A〜33Tと、編集リストを作成するための編集リスト作成部35とが設けられている。
【0070】
そしてこのメイン画面30では、画面上段のビデオクリツプエデイツトボタン31Kをクリツクすることによつて、図4のようなダイアログ(以下、これをビデオクリツプエデイツトダイアログと呼ぶ)40をメイン画面30上に重ねて表示させることができる。
【0071】
この場合ビデオクリツプエデイツトダイアログ40では、左側上段に各ビデオテープレコーダ14A〜14Dにそれぞれ対応させてソース選択ボタン41A〜41Dが複数表示されており、マウス操作によりこれらソース選択ボタン41A〜41Dのうちのいずれか1つをクリツクすることにより所望の1台のビデオテープレコーダ14A〜14Dを選択することができる。
【0072】
そしてオペレータは、いずれかのソース選択ボタン14A〜14Dを選択した後、当該ビデオクリツプエデイツトダイアログ40内に表示されたいずれかのビデオ操作用ボタン42A〜42Gをクリツクすることによつて、対応するビデオテープレコーダ14A〜14Dに選択したビデオ操作用ボタン42A〜42Gに応じた動作を実行させることができる。なおビデオクリツプエデイツトダイアログ40内のスライダ43をドラツグ操作することによつても、同様にして対応するビデオテープレコーダ14A〜14Dに再生動作を実行させることができる。
【0073】
そしてこのときビデオテープレコーダ14A〜14Dに再生動作や変速再生動作を実行させた場合、当該ビデオテープレコーダ14A〜14Dによりビデオテープから再生された映像がこのビデオクリツプエデイツトダイアログ40内のライブ映像表示部44内に表示される。
【0074】
かくしてオペレータは、このライブ映像表示部44内に表示された映像を目視確認しながらイン点指定用ボタン45又はアウト点指定用ボタン46をクリツクすることによつてクリツプとして登録しようとする映像部分のイン点及びアウト点を指定することができる。そしてこのとき指定されたイン点及びアウト点の画像がそれぞれイン点画像表示部47又はアウト点画像表示部48内に表示される。
【0075】
またこのときイン点又はアウト点として指定された各画像のビデオテープにおけるタイムコードがそれぞれイン点タイムコード表示部49又はアウト点タイムコード表示部50にそれぞれ表示され、指定されたクリツプの素材長(デユレーシヨン)がデユレーシヨン表示部51に表示される。
【0076】
なおビデオクリツプエデイツトダイアログ40では、コマ送りボタン52A、52Bをクリツクすることによつて、ライブ映像表示部44内に表示された映像を順方向又は逆方向にコマ送り表示させることができ、またライブ映像移動ボタン53、54をクリツクすることによつてライブ映像表示部44内の表示画像をイン点又はアウト点まで移動させることができる。
【0077】
そしてオペレータは、上述のようにしてクリツプのイン点及びアウト点を指定した後登録ボタン55をクリツクすることによつて、その映像のイン点からアウト点までの部分をクリツプとして登録することができる。
【0078】
このときデイスプレイ12に表示されているそのクリツプのイン点及びアウト点のタイムコードや、素材長及び保存位置(ビデオテープ又はハードデイスク装置2内)等の関連データがデータベースとしてRAM22に取り込まれる。またこのようにして登録したクリツプのイン点及びアウト点のタイムコードや素材長等の関連データが図5のようにメイン画面30のクリツプ情報表示部32内に表示される。
【0079】
さらにこのとき例えばビデオクリツプエデイツトダイアログ40のモアボタン56を選択することによつて開くことのできる図示しない設定画面上で予め取込みモードを選択している場合には、このクリツプの映像音声が上述のようにしてハードデイスク装置2に取り込まれ、かつそのクリツプの保存位置がハードデイスク装置2内であることを表すデータ(例えばフラグ)がデータベース内の対応する位置に格納される。
【0080】
因にこのときこの編集装置1では、このクリツプの映像信号及び音声信号を指定された範囲(すなわち指定されたイン点からアウト点まで)よりも前後所定時間分(例えば2秒分)だけ余分にハードデイスク装置2に取り込まれる。またこのとき例えば上述の設定画面上で予めリンクモードを選択している場合には映像及び音声がデータとしてリンクしてハードデイスク装置2に取り込まれる一方、ノンリンクモードを選択している場合には映像及び音声がデータとしてリンクされないでハードデイスク装置2に取り込まれる。
【0081】
そしてビデオクリツプエデイツトダイアログ40では、ニユーエデイツトボタン57をクリツクすることによつて初期状態に戻すことができ、これによりオペレータがこの後上述と同様の手順により他のクリツプを順次登録することができる。またこのビデオクリツプエデイツトダイアログ40はクローズボタン58をクリツクすることによつてクローズさせることができる。
【0082】
一方オペレータは、上述のようにしてメイン画面30のクリツプ情報表示部32に登録されたクリツプのリストが表示された状態(図5)において、このメイン画面30の編集リスト作成部35を利用して以下の方法により編集リストを作成することができる。
【0083】
この場合まずマウス操作によりクリツプ情報表示部32内の所望のクリツプの段にカーソルを合わせた後、マウス13のボタンを押下するようにして1つのクリツプを指定し、その状態のままカーソルを、編集リスト作成部35のタイムスケール35Aを指標として、第1又は第2のビデオトラツク35C、35E内の所望位置に移動させた後、マウス13のボタンを放すようにする。
【0084】
この結果図6に示すように、この第1又は第2のビデオトラツク35C、35E内にそのときのカーソルの位置を先頭として、上述のようにして指定されたクリツプの素材長に応じた長さの枠60A〜60Dが表示される。またこのときそのクリツプの映像と音声がリンクされて登録されている場合には、その枠60A〜60Dが表示された第1又は第2のビデオトラツク35C、35Dと対応する第1又は第2のオーデイオトラツク35G、35H上に第1又は第2のビデオトラツク35C、35E内に表示された枠60A〜60Dとタイムスケール35A上で同じ位置に同じ長さの枠61A〜61Dが表示される。
【0085】
そしてオペレータは、上述のような操作を繰り返し行い、タイムスケール35Aの始めのタイムコード(「00:00.00:00 」)から所望するタイムコードまで(すなわち所望する時間分だけ)タイムスケール35A上において連続するように、第1又は第2のビデオトラツク35C、35Eと、第1又は第2のオーデイオトラツク35G、35Hとに順次枠60A〜60D、61A〜61Dを表示させるようにする。
【0086】
ここでこのように編集リスト表示部35の第1又は第2のビデオトラツク35C、35Eや、第1又は第2のオーデイオトラツク35G、35Hに枠60A〜60D、61A〜61Dが表示されることは、編集映像音声の出力時にタイムスケール35Aで表された時間にその枠60A〜60D、61A〜61Dに対応するクリツプの映像が表示され又は音声が出力されることを意味する。従つてこのような操作により編集映像として表示され、又は編集音声として出力されるクリツプ映像又は音声を順次規定してなる編集リストを作成することができる。
【0087】
なおこのようにして編集リストを作成する際、例えば第1のクリツプの映像から第2のクリツプの映像への切り換わり時に特殊効果処理を施したいときには、先行する第1のクリツプに対応する第1の枠60A〜60Dを一方の第1又は第2のビデオトラツク35C、35Eに表示させると共に、当該第1の枠60A〜60Dの後側の一部とその前側の一部がタイムスケール35Aでのタイムコードが重なるように、後行する第2のクリツプに対応する第2の枠60A〜60Dを他方の第2又は第1のビデオトラツク35E、35C上に表示させる。
【0088】
続いて画面中段部のセレクトエフエクトボタン33Rをクリツクする。この結果メイン画面30上に、例えば図7のような実行できる各種特殊効果処理の内容を表すアイコン(以下、これらをエフエクトアイコンと呼ぶ)63A〜63Yが複数表示された所定のダイアログ(以下、これをセレクトエフエクトダイアログと呼ぶ)62を表示させることができる。
【0089】
次いで所望する特殊効果処理のエフエクトアイコン63A〜63Y上にカーソルを移動させた後マウス13のボタンを押下し、その状態でカーソルを上述の編集リスト作成部35のエフエクトトラツク35Dにおける一方の第1又は第2のビデオトラツク35C、35Eに表示された第1の枠60A〜60Dと、他方の第2又は第1のビデオトラツク35E、35Cに表示された第2の枠60A〜60Dとのタイムスケール35A上でのタイムコードが重なり合う部分に移動させてマウス13のボタンを放す(ドラツグアンドドロツプ)するようにする。
【0090】
この結果セレクトエフエクトダイアログ62内のドラツグされたエフエクトアイコン63A〜63Yが画面上をカーソルと一体に移動してドロツプされた位置に貼り付けられた状態に表示される。
【0091】
これにより一方の第1又は第2のビデオトラツク35C、35Eに表示された第1の枠60A〜60Dに対応するクリツプの映像と、他方の第2又は第1のビデオトラツク35E、35Cに表示された第2の枠60A〜60Dに対応するクリツプの映像との繋ぎ部分において上述のようにして貼り付けられたエフエクトアイコン63A〜63Yに対応する特殊効果処理を実行すべき旨の指示を入力することができる。なおセレクトエフエクトダイアログ62は、マウス操作によりクローズボタン64をクリツクすることによりクローズさせることができる。
【0092】
またこのようにして編集リストを作成した後又は編集リストの作成時に、メイン画面30の画面中段に表示されたプレビユーボタン33Dをクリツクしてプレビユーモードを選択することによつて、上述のようにこの編集リストに基づく編集映像をモニタ16に表示させ、また当該編集リストに基づく編集音声をスピーカから出力させることができる。
【0093】
さらに上述のようにして編集リストを作成した後、メイン画面30の画面中段に表示された記録ボタン33Gをクリツクして記録モードを選択することによつて、上述のように当該編集リストに基づく編集処理を実行させ、かくして得られた編集映像及び編集音声を予め指定したビデオテープレコーダ14A〜14Dを介してビデオテープに記録させることができる。
【0094】
(4)ユーザプログラムによるエフエクトパターンの設定
ここでセレクトエフエクトダイアログ62(図7)では、搭載されている各エフエクトパターンがその内容に応じて複数のタイプに分類されて、そのエフエクトアイコン63A〜63Yがそれぞれ対応するタブ70A〜70Hに表示される。そしてオペレータは、これらタブ70A〜70Hの中からユーザプログラムタブ70Hを選択することにより、図8に示すようなセレクトエフエクトダイアログ62をデイスプレイ12に表示させることができる。
【0095】
そしてこのユーザプログラムタブ70Hでは、リニアトランジシヨン系、リニアアニメーシヨン系、ノンリニアトランジシヨン系及びノンリニアアニメーシヨン系のそれぞれのエフエクトタイプについて予め登録された最大10個のユーザプログラムによるエフエクトパターンの中から所望するエフエクトパターンを選択することができる。
【0096】
実際上ユーザプログラムタブ70Hでは、プルダウンボタン71をクリツクすることによつて4つのエフエクトタイプ名が記載されたダイアログ(図示せず)をオープンさせることができ、このダイアログ内に表示された上述の4つのエフエクトタイプ名の中から所望するエフエクトタイプに応じた段をクリツクすることによりそのエフエクトタイプを選択することができる。
【0097】
このときユーザプログラムタブ70Hのエフエクトタイプ表示部72内にこのとき選択されたエフエクトタイプ名が表示され、当該選択されたエフエクトタイプに応じたパターン番号のエフエクトアイコン73A〜73Jがアイコン表示部74内に表示される。また各エフエクトアイコン73A〜73Jの下側に対応するパターン番号を表す数字75A〜75Jが表示される。
【0098】
この際エフエクトパータンが登録されているパターン番号についてはエフエクトアイコン73A〜73Jの内側に「User」の文字列76が表示されるのに対してエフエクトパターンが登録されていないパターン番号についてはエフエクトアイコン73A〜73Jが灰色表示される。またユーザプログラムによるエフエクトパターンのパターン番号としては、リニアトランジシヨン系、リニアアニメーシヨン系、ノンリニアトランジシヨン系及びノンリニアアニメーシヨン系について、それぞれ「9000」〜「9009」、「9010」〜「9019」、「9020」〜「9029」及び「9030」〜「9039」がそれぞれ選定されている。
【0099】
そしてこれらユーザプログラムタブ70Hのアイコン表示部74内にエフエクトアイコン73A〜73Jが表示された登録されたユーザプログラムによるエフエクトパターンの中から所望するエフエクトパターンを編集に利用する場合には、対応するエフエクトアイコン73A〜73Jをドラツグアンドドロツプにより編集リスト作成部35(図6)のエフエクトトラツク35Dにおける一方の第1又は第2のビデオトラツク35C、35Eに表示された第1の枠60A〜60Dと、他方の第2又は第1のビデオトラツク35E、35Cに表示された第2の枠60A〜60Dとのタイムスケール35A上でのタイムコードが重なり合う部分に移動表示させるようにする。
【0100】
これにより一方の第1又は第2のビデオトラツク35C、35Eに表示された第1の枠60A〜60Dに対応するクリツプの映像と、他方の第2又は第1のビデオトラツク35E、35Cに表示された第2の枠60A〜60Dに対応するクリツプの映像との繋ぎ部分において上述のようにして貼り付けられたエフエクトアイコン73A〜73Jに対応する特殊効果処理を実行すべき旨の指示を入力することができる。
【0101】
これに対してユーザプログラムタブ70H(図8)のアイコン表示部74内にエフエクトアイコン73A〜73Jが表示されたユーザプログラムによるエフエクトパターンの中から所望するパターン番号のエフエクトパターンの詳細を設定したい場合には、対応するパターン番号のエフエクトアイコン73A〜73Jをドラツグアンドドロツプによりユーザテンプレート表示欄77のユーザテンプレート78内に移動表示させた後、当該エフエクトアイコン73A〜73Jをダブルクリツクするようにしてメイン画面30上に図9に示すようなエフエクトセツトアツプダイアログ80をオープンさせるようにする。
【0102】
この場合エフエクトセツトアツプダイアログ80には、複数のタブ82A〜82Gが設けられており、これらタブ82A〜82Gの中からマウス操作により所望のタブ82A〜82Gを選択することによつて、そのタブ82A〜82Gに対応する各種モード及びパラメータ値等の設定や、その変更を行うモードを選択することができる。
【0103】
実際上例えば初期時やエツジタブ82を選択した場合、エフエクトセツトアツプダイアログ80の設定内容表示欄83内に図9のようにソフトエツジ設定欄84及びボーダ設定欄85が表示される。またソフトエツジ設定欄84内には、「OFF 」及び「ON」の文字と、これらの文字にそれぞれ対応させていずれか一方のみをオン状態とすることのできる第1及び第2の選択ボタン86A、86Bが表示される。
【0104】
そしてオペレータは、第1及び第2の選択ボタン86A、86Bのいずれか一方をマウス操作により選択することができ、例えば第2の選択ボタン86Bを選択することによつてソフトエツジ処理(例えばワイプ時における2つの映像の境界又は2の映像の境界に表示されたラインのエツジをぼやかす処理)を実行させるように設定することができる。
【0105】
またソフトエツジ設定欄84の第2の選択ボタン86Aを選択した場合、そのぼやかす幅のパラメータ値をキーボード15を介して入力することができ、このとき入力したパラメータ値がソフトネス設定表示部87内に表示される。なおこのパラメータ値はソフトエツジ設定欄84内の対応するアツプダウンキー88A、88Bを用いても0〜255 の範囲内で自在に増減させることができる。
【0106】
さらにエツジタブ82Aでは、ボーダ設定欄85内にも「OFF 」及び「ON」の文字と、これら文字にそれぞれ対応させていずれか一方のみをオン状態とすることのできる第1及び第2の選択ボタン89A、89Bが表示される。
【0107】
そしてオペレータは、第1及び第2の選択ボタン89A、89Bのいずれか一方をマウス操作により選択することができ、例えば第2の選択ボタン89Bを選択することによりボーダ表示処理(例えばワイプ時における2つの映像の境界にラインを表示する処理)を実行させるように設定することができる。
【0108】
またボーダ設定欄85の第2の選択ボタン89Bを選択した場合、そのラインの幅(Width )や、ラインの色相(Hue )、彩度(Sat )及び輝度(Lum )のパラメータ値をキーボード15を介して入力設定することができ、このとき入力されたパラメータ値がそれぞれ対応する幅設定表示部90、色相設定表示部91A、彩度設定表示部91B及び輝度設定表示部91C内に表示され、このようにして設定された色相、彩度及び輝度に基づく色が色設定表示部92内に表示される。なお幅設定表示部90、色相設定表示部91A、彩度設定表示部91B及び輝度設定表示部91Cに表示された各パラメータ値は、それぞれ対応するアツプダウンボタン93A〜93Hを用いて自在に増減させることができる。
【0109】
一方エフエクトセツトアツプダイアログ80では、設定表示欄82の右側に選択されたタブ82A〜82Gの種類に依らず、このエフエツトセツトアツプダイアログ80をオープンさせるに際して指定(ダブルクリツク)したエフエクトアイコン73A〜73Jのパターン番号がパターン番号表示部94内に表示されると共に、当該エフエクトアイコン73A〜73Jが編集リスト作成部35(図6)のエフエクトトラツク35D上に貼り付けられている場合にはその先頭のタイムコードがスタートポイント表示部95内に表示される。
【0110】
またこれと共に設定表示欄83の右側には、トランジシヨン設定表示欄96及びフアンクシヨン設定表示欄97が表示され、トランジシヨン設定表示欄96内にそのエフエクトアイコン73A〜73Jに応じた特殊効果処理を施すべきフレーム数を表示するフレーム数表示部98と、特殊効果処理された映像をモニタ16(図1)に繰り返し表示させるリバースモードを設定又は解除するためのリバースチエツクボツクス99と、特殊効果処理された映像の再生命令を入力するためのオートリバーストランデイシヨンボタン100と、再生位置を自在に調整するためのフエーダレバー101とを表示させ、フアンクシヨン設定表示欄97内にキー処理、トレイル処理及びライテング処理をそれぞれ設定又は解除するための第1〜第3のチエツクボツクス102を表示させる。
【0111】
さらにエフエクトセツトアツプダイアログ80の右下側には、デフオルトボタン103A、エデイツトボタン103B、OKボタン103C、キヤンセルボタン103D及びヘルプボタン103Eがそれぞれ表示される。
【0112】
この場合エフエクトセツトアツプダイアログ80では、デフオルトボタン103をクリツクすることにより設定内容表示欄83の各設定表示部87、90、91A〜91C内に表示されたパラメータ値を予め設定されている初期値に戻すことができ、またOKボタン103Cをクリツクすることによつて設定内容表示欄83において設定した各パラメータ値を取り込ませた後当該エフエクトセツトアツプダイアログ80をクローズさせることができる。なおこのとき取り込まれた各パラメータ値はこの後の編集処理に反映される。
【0113】
さらにエフエクトセツトアツプダイアログ80では、キヤンセルボタン103Dをクリツクすることによつてそのときこのエフエクトセツトアツプダイアログ80を用いて設定又は入力したモードやパラメータ値を全て破棄(すなわち内部処理としては設定モード変更処理やパラメータ値変更処理を行わない)させて当該エフエクトセツトアツプダイアログ80をクローズさせることができ、ヘルプボタン103Eをクリツクすることによつて所定のヘルプ情報をこのエフエクトセツトアツプダイアログ80上に重ねて表示させることができる。
【0114】
一方セレクトエフエクトダイアログ62(図8)のユーザプログラムタブ70Hのアイコン表示部74内にエフエクトアイコン73A〜73Jが表示されたユーザプログラムによるエフエクトパターンの中から所望するパターン番号に新たなエフエクトパターンを登録し、又は登録されているエフエクトパターンの変更を行いたい場合には、対応するパターン番号のエフエクトアイコン73A〜73Jをドラツグアンドドロツプによりユーザテンプレート表示欄77のユーザテンプレート78内に移動表示させるようにして1つのパターン番号を指定した後、セレクトエフエクトダイアログ62のエデイツトボタン79をクリツクし、又は上述のエフエクトセツトアツプダイアログ80(図9)をオープンさせた後、当該エフエクトセツトアツプダイアログ80内のエデツトボタン103Bをクリツクするようにする。
【0115】
この結果メイン画面30上に図10に示すようなユーザプログラムエフエクトダイアログ110をオープンさせることができる。そしてオペレータは、このユーザプログラムエフエクトダイアログ110を用いて最大8コマまでのキーフレームを設定するようにして所望のエフエクトパターンを作成し、又は登録されているエフエクトパターンの内容を変更することができる。
【0116】
実際上このユーザプログラムエフエクトダイアログ110では、当該ユーザプログラムエフエクトダイアログ110をオープンさせるに際して指定したエフエクトアイコン73A〜73Jに対応するパターン番号が左上側のパターン番号表示部111内に表示され、その下側に設定を行う設定モード又は設定に基づき特殊効果処理加工された映像をモニタ16(図1)に表示させるエデイツトモードのいずれかを選択するためのエデイツトボタン112が表示される。
【0117】
またこのユーザプログラムエフエクトダイアログ110では、上段部に最大8コマ分のサムネイルピクチヤ113A〜113Hを表示できるサムネイルピクチヤ表示欄114が設けられており、初期時、例えば選択されたパターン番号にエフエクトパターンが登録されていない場合には無地のサムネイルピクチヤ113Aが1コマのみ表示される。また選択されたパターン番号にエフエクトパターンが既に登録されている場合には、登録されているエフエクトパターンにおける各キーフレームのサムネイルピクチヤ113A〜113Hがそれぞれ表示される。
【0118】
そしてオペレータは、新たにキーフレームを設定し又は登録されているキーフレームの内容を変更したい場合には、対応するサムネイルピクチヤ113A〜113Hをクリツクすることによりキーフレームを1つ指定し、この後モニタ16(図1)に表示される特殊効果処理加工されたフレーム画像を目視しながらキーボード15(図1)を介してそのキーフレームにおけるフオアグランド映像のX方向の位置、Y方向の位置、大きさ、X軸回りの回転量、Y軸回りの回転量、Z軸回りの回転量及び傾いた状態における斜め方向の伸び量を順次入力し又は必要に応じて変更するようにする。
【0119】
このとき入力又は変更されたこれらパラメータ値がそれぞれパラメータセツト欄115の対応するパラメータ値表示部116A〜116G内に表示される。
【0120】
そしてオペレータは、そのキーフレームにおける上述の各パラメータの値を入力又は変更後、エンターボタン117をクリツクするようにする。この結果このとき入力又は変更されたそのキーフレームの各パラメータの値がそのキーフレームのキーフレームパラメータデータとして設定されると共に、これら各パラメータの値に応じたサムネイルピクチヤ113A〜113Hがサムネイルピクチヤ表示欄114内に表示された元のサムネイルピクチヤ113A〜113Hに代えて表示される。
【0121】
従つてオペレータは、このような作業を各キーフレームについて行うことにより各キーフレームについてその内容を設定又は変更することができる。
【0122】
一方新たなキーフレームを追加したい場合には、インサートボタン118をクリツクするようにする。この結果サムネイルピクチヤ表示欄114内に既に8コマ分のサムネイルピクチヤ113A〜113Hが表示されていない場合において、先行して表示されているサムネイルピクチヤ113A〜113Gの最後の位置に新たに無地のサブネイルピクチヤ113B〜113Hが表示される。
【0123】
かくしてオペレータは、このキーフレームについても上述と同様にして各パラメータを設定することができ、このようなキーフレームの変更や新たな設定を最大8つのキーフレームについて行うことにより、所望するエフエクトパターンを作成することができる。
【0124】
因にこのようなキーフレームの各パラメータの入力設定や変更は、マウス13(図1)を用いても行うことができる。
【0125】
この場合オペレータは、まずパラメータ名表示部119の右側に設けられたプルダウンボタン120をクリツクすることにより、「Position X-Y」、「Position Z」、「Rotation X-Y」、「Rotation Z」及び「Perspect」の文字列がリスト状に表記された図示しないプルダウンメニユーダイアログ(以下、これを変更対象設定ダイアログと呼ぶ)をオープンさせるようにする。
【0126】
次いでこの変更対象設定ダイアログ内のこれら文字列のうちの入力設定又は変更したいパラメータに応じた文字列の段をクリツクする。この結果変更対象設定ダイアログがクローズし、指定された文字列(クリツクされた文字列)がパラメータ名表示部119内に表示される。
【0127】
続いてマウスコントロール部121上にカーソルを合わせた後マウス13のボタンを押下し、その状態でマウスを横方向及び又は縦方向に摺動させるように動かすようにする。この結果マウスコントロール部121内に表示されているポイントカーソル122がマウス13の動きに応動して横方向及び又は縦方向に移動すると共に、対応するパラメータ値表示部116A〜116G内に表示されたパラメータ値がマウス13の移動量に応じて増減する。
【0128】
なおこの際、例えばパラメータ名表示部119内に「Position X-Y」の文字列が表示されている場合(すなわち「Position X-Y」の設定モードを選択した場合)には、そのキーフレームにおけるフオアグランド映像のX方向の位置のパラメータ値と、Y方向の位置のパラメータ値とをマウス操作により同時に入力設定又は変更することができ、パラメータ名表示部119内に「Rotation X-Y」の文字列が表示されている場合には、そのキーフレームにおけるフオアグランド映像のX軸回りの回転量のパラメータ値と、Y軸回りの回転量のパラメータ値とをマウス操作により同時に入力設定又は変更することができる。
【0129】
またマウス13を用いた各パラメータの値の設定又は変更は、パラメータセツト欄115内に表示された対応するパラメータ名又はポイント(「・」)が表示されたパラメータ名ボタン123A〜123Iをクリツクした後マウス13を横方向及び又は縦方向に動かすようにしても行うことができ、この場合においてもパラメータセツト欄115内の対応するパラメータ値表示部116A〜116G内に表示されたパラメータ値がマウス13の移動量に応じて増減する。
【0130】
なお上述のようにして予め設定されているキーフレームの値を更新したもののこれをリセツトしたい場合には、パラメータセツト欄115のリセツトボタン124をクリツクするようにする。
【0131】
このときこのユーザプログラムエフエクトダイアログ110を用いて変更された全てのパラメータの値が破棄され、元のパラメータの値がそれぞれ対応するパラメータ値表示部116A〜116G内に表示される。また各キーフレームにそれぞれ対応するサムネイルピクチヤ113A〜113Hがそれぞれ全て元のパラメータの値に基づくものに変更される。
【0132】
また設定したキーフレームを削除したい場合には、サムネイルピクチヤ表示欄114に表示されたそのキーフレームのサムネイルピクチヤ113A〜113Hをクリツクした後デリートボタン125をクリツクするようにする。この結果そのキーフレームに対応するサムネイルピクチヤ113A〜113Hがサムネイルピクチヤ表示欄114から削除され、当該サムネイルピクチヤ113A〜113Hの後側に表示されていたサムネイルピクチヤ113A〜113Hが前側につめて表示される。
【0133】
一方ユーザプログラムエフエクトダイアログ110では、パラメータセツト欄115の右側にトランジシヨン設定表示欄130が表示される。この場合このトランジシヨン設定表示欄130には、図9のエフエクトセツトアツプダイアログ80のトランジシヨン設定表示欄96におけるフレーム数表示部98、リバースチエツクボツクス99、オートトランジシヨンボタン100及びフエーダレバー101とそれぞれ同じ機能を有するフレーム数表示部131、リバースチエツクボツクス132、オートトランジシヨンボタン133及びフエーダレバー134が表示される。
【0134】
またこのトランジシヨン設定表示欄130の右側には、キヤプチヤボタン140A、インポートボタン140B、エキスポートボタン140C、FG/BG切換えボタン140D、OKボタン140E及びキヤンセルボタン140Fが表示される。
【0135】
そしてこのユーザプログラムエフエクトダイアログ110では、キヤプチヤボタン140Aをクリツクすることによつてサムネイルピクチヤ表示欄114に表示された各サムネイルピクチヤ113A〜113Hのフオアグランド映像及びバツクグランド映像を統一化することができ、インポートボタン140Bをクリツクすることによつて図11に示す後述のロードユーザプログラムエフエクトダイアログ141をオープンさせることができる。
【0136】
またエキスポートボタン140Cをクリツクすることよつて上述のようにして作成したこのエフエクトパターンのデータ(エフエクトパターンデータ)をユーザプログラムエフエクトパターンフアイルとしてWindows AVIフアイルフオーマツトでハードデイスク装置17(図1)内に登録することができ、FG/BG切換えボタン1140Dをクリツクすることによつてそのときモニタ16(図1)に表示されているフオアグランド映像及びバツクグランド映像を転換させることができる。
【0137】
さらにOKボタン140をクリツクすることによつて上述のようにして作成したエフエクトパターンのデータ(エフエクトパターンデータ)をユーザプログラムエフエクトパターンフアイルとしてWindows AVIフアイルフオーマツトでハードデイスク装置17内に登録し、かつこのユーザプログラムエフエクトダイアログ110をクローズさせることができ、これに対してキヤンセルボタン140Fをクリツクすることによつてこのとき作成したエフエクトパターンデータを登録することなく破棄させてこのユーザプログラムエフエクトダイアログ110をクローズさせることができる。
【0138】
一方例えばハードデイスク装置17内に保存されているユーザプログラムによるエフエクトパターンをエフエクトの9000番台(「9000」〜「9001」、「9010」〜「9019」、「9020」〜「9029」、「9030」〜「9039」)の所望するパターン番号に登録したい場合には、上述のようにエフエクトダイアログ62(図8)に表示された所望するパターン番号のエフエクトアイコン73A〜73Jを指定してユーザプログラムエフエクトダイアログ110(図10)をオープンさせた後、当該ユーザプログラムエフエクトダイアログ110のインポートボタン140Bをクリツクするようにする。この結果メイン画面30上に図11に示すような上述のMCFに含まれるマルチメデイアフアイルダイアログでなるロードユーザプログラムエフエクトダイアログ141をオープンさせることができる。
【0139】
そしてオペレータは、この後所望するエフエクトタイプに応じてキーボード15(図1)を介して「*.ef1 」〜「*.ef4 」のいずれかを入力(「*.ef1 」〜「*.ef4 」はそれぞれリニアトランジシヨン系、リニアアニメーシヨン系、ノンリニアトランジシヨン系及びノンリニアアニメーシヨン系のエフエクトタイプに対応する)し、この後キーボード15の「Enter 」キーを押下するようにする。
【0140】
この結果ハードデイスク装置17内に格納されたユーザプログラムエフエクトパターンフアイルの中から対応するユーザプログラムエフエクトパターンフアイルが検索され、選出されたユーザプログラムエフエクトパターンフアイルのフアイル名がリスト形式でフアイルリスト表示部142内に表示される。また上述のようにして入力された文字列(「*.ef1 」〜「*.ef4 」)がフアイル名表示部143に表示される。
【0141】
そしてこのロードユーザプログラムエフエクトダイアログ141では、フアイルリスト表示部142内に表示されたこれら該当フアイルのフアイル名のうちの所望するフアイル名をクリツクすることによつて、そのユーザプログラムエフエクトパターンフアイルのフアイルデータに基づくエフエクトパターンにおける先頭のキーフレームのサムネイルピクチヤ113A〜113H(図10)をサムネイルピクチヤ表示部144に表示させることができる。
【0142】
またこのロードユーザプログラムエフエクトダイアログ141では、サムネイルピクチヤ表示部144下側の再生ボタン145を順次クリツクすることによつて続く各キーフレームのサムネイルピクチヤ113A〜113Hを順次サムネイルピクチヤ表示部144に切り換えて表示させることができる。さらにこのような再生は、サムネイルピクチヤ表示部144下側に設けられたスライダ146を用いても行うことができる。
【0143】
従つてオペレータは、このサムネイルピクチヤ表示部144に表示されるサムネイルピクチヤ113A〜113Hに基づいて所望するユーザプログラムエフエクトパターンフアイルを見つけることができ、この後OKボタン147をクリツクすることによつてそのユーザプログラムエフエクトパターンフアイルを選択することができる。
【0144】
この結果このロードユーザプログラムエフエクトダイアログ141がクローズし、ユーザプログラムエフエクトダイアログ110(図10)のサムネイルピクチヤ表示欄114内にそのユーザプログラムエフエクトパターンフアイルに格納されている画像データに基づく各キーフレームのサムネイルピクチヤ113A〜113Hがそれぞれ表示される。
【0145】
そしてオペレータは、この後必要に応じてユーザプログラムエフエクトダイアログ110を用いてそのエフエクトパターンのパラメータの値を変更した後、OKボタン140Eをクリツクするようにする。
【0146】
この結果そのエフエクトパターンデータがハードデイスク装置17に取り込まれ、かくしてそのとき指定しているパターン番号にそのフエクトパターンが登録される。
【0147】
なおロードユーザプログラムエフエクトダイアログ141(図11)は、キヤンセルボタン148をクリツクすることによつてクローズさせることができる。またロードユーザプログラムエフエクトダイアログ141では、ネツトワークボタン149をクリツクすることよつてハードデイスク装置17内に格納された所望のユーザプログラムエフエクトパターンフアイルのフアイルデータをネツトワークを介して外部に送出し、又はネツトワークを介して外部から与えられるユーザプログラムエフエクトパターンフアイルのフアイルデータをハードデイスク装置17内に取り込むモードを選択することができる。
【0148】
さらに上述のようにして所望の編集リストを作成後、全てのダイアログをクローズさせてメイン画面30の画面上段に設けられたセーブボタン31Cをクリツクすることより、その編集リストのデータをプログラムフアイルとしてハードデイスク装置17内に格納させることができる。
【0149】
そしてこのときその編集リストに用いられている全てのユーザプログラムによるエフエクトパターンのデータ(エフエクトパターンデータ)がそのプログラムフアイル内に格納される。
【0150】
(5)CPUの処理手順
ここで主制御部3のCPU20(図2)は、このようなユーザプログラムによるエフエクトパターンの設定又は変更処理を図12及び図13に示すユーザプログラムエフエクト設定処理手順RT1に従つて上述のように処理して行く。
【0151】
すなわちCPU20は、例えばメイン画面30(図3)の画面上段に設けられた複数のボタン31A〜31Qの中からフアイル検索ボタン31Bがクリツクされると、ハードデイスク装置17に格納されている各プロジエクトフアイルのフアイル名がリスト形式で表示された所定のダイアログ(図示せず)を表示する。
【0152】
そしてCPU20は、このリスト形式で表示した各プロジエクトフアイルのフアイル名の中から1つのプロジエクトフアイルが選択されると、このユーザプログラムエフエクト設定処理手順RT1をステツプSP0において開始し、続くステツプSP1においてそのプロジエクトフアイルをオープンする。
【0153】
次いでCPU20は、ステツプSP2に進んでそのプロジエクトフアイル内の全てのユーザプロジエクトによるエフエクトパターンのエフエクトパターンデータをRAM22(図2)に取り込む。
【0154】
次いでCPU20は、ステツプSP3に進んでステツプSP1においてオープンしたプロジエクトフアイルのフアイルデータに応じたメイン画面30をデイスプレイ12(図2)に表示させ、この後ステツプSP4に進んでマウス操作によりいずれかのボタンがクリツクされ、又はキーボード15を介して数字若しくは文字が入力されるなどの何らかの操作入力が与えられるのを待ち受ける。
【0155】
そしてCPU20は、やがてこのステツプSP4において肯定結果を得ると、ステツプSP5に進んでメイン画面30の画面上段に設けられたセーブボタン31Cがクリツクされたか否かを判断し、肯定結果を得るとステツプSP6に進んでそのプロジエクトフアイルのデータをハードデイスク装置17内に格納すると共に、続くステツプSP7においてそのときRAM22に格納されている全てのユーザプログラムによるエフエクトパターンのエフエクトパターンデータをそのプロジエクトフアイル内に記録した後、ステツプSP8に進んでこのユーザプログラムエフエクト設定処理手順RT1を終了する。
【0156】
これに対してCPU20は、ステツプSP5において否定結果を得ると、ステツプSP9に進んでメイン画面30(図3)の画面中断のエフエクトボタン33Iがクリツクされたか否かを判断する。
【0157】
ここでこのステツプSP9において否定結果を得ることは、ステツプSP4における操作がセーブボタン31C又はエフエクトボタン33Iをクリツクする操作以外の操作であつたことを意味し、このときCPU20はステツプSP10に進んでステツプSP1における操作に応じた処理を実行した後ステツプSP4に戻り、この後ステツプSP5又はステツプSP9において肯定結果を得るまでメイン画面30についてステツプSP4−SP5−SP9−SP10−SP4のループを繰り返す。
【0158】
これに対してCPU20は、ステツプSP9において肯定結果を得ると、ステツプSP11に進んでセレクトエフエクトダイアログ62(図7)をメイン画面30上に表示させ、この後ステツプSP12に進んで何らかの操作入力が与えられるのを待ち受ける。
【0159】
そしてCPU20は、やがてステツプSP12において肯定結果を得ると、ステツプSP13に進んでセレクトエフエクトダイアログ62のクローズボタン64がクリツクされたか否かを判断し、肯定結果を得るとステツプSP14に進んでこのセレクトエフエクトダイアログ62をクローズさせた後ステツプSP4に戻る。
【0160】
これに対してCPU20は、ステツプSP13において否定結果を得るとステツプSP15に進んで、9000番台のエフエクトが選択(セレクトエフエクトダイアログ62のユーザテンプレート78に9000番台のエフエクトアイコン73A〜73Jが表示)された状態においてエデイツトボタン79(図7)がクリツクされたか否かを判断し、肯定結果を得るとステツプSP24に進む。
【0161】
一方CPU20は、ステツプSP15において否定結果を得ると、ステツプSP16に進んで9000番台のエフエクトが選択された状態においてそのエフエクトのエフエクトアイコン73A〜73Jがダブルクリツクされたか否かを判断する。
【0162】
ここでこのステツプSP15において否定結果を得ることは、ステツプSP12における操作がセレクトエフエクトダイアログ62のクローズボタン64又はエデイツトボタン79をクリツクする操作、及びユーザテンプレート78内に表示された9000番台のエフエクトパターンのエフエクトアイコン73A〜73Jをダブルする操作以外の操作であつたことを意味する。
【0163】
かくしてこのときCPU20は、ステツプSP17に進んでステツプSP12における操作に応じた処理を実行した後ステツプSP12に戻り、この後ステツプSP13、ステツプSP15又はステツプSP16において肯定結果を得るまでセレクトエフエクトダイアログ62についてステツプSP12−SP13−SP15−SP16−SP17−SP12のループを繰り返す。
【0164】
これに対してCPU20は、ステツプSP16において肯定結果を得ると、ステツプSP18に進んでエフエクトセツトアツプダイアログ80(図9)をメイン画面30上に表示させ、この後ステツプSP19に進んで何らかの操作入力が与えられるのを待ち受ける。
【0165】
そしてCPU20は、やがてこのステツプSP19において肯定結果を得ると、ステツプSP20に進んでエフエクトセツトアツプダイアログ80のOKボタン103C又はキヤンセルボタン103Dのいずれかがクリツクされたか否かを判断する。
【0166】
そしてCPU20は、このステツプSP20において肯定結果を得ると、ステツプSP21に進んでクリツクされたOKボタン103C又はキヤンセルボタン103Dに応じた処理(例えばデータの取り込みや破棄等)を実行すると共にエフエクトセツトアツプダイアログ80をクローズさせた後、ステツプSP12に戻る。
【0167】
これに対してCPU20は、ステツプSP20において否定結果を得ると、ステツプSP22に進んでエフエクトセツトアツプダイアログ80のエデイツトボタン103Bがクリツクされたか否かを判断する。
【0168】
ここでこのステツプSP22において否定結果を得ることは、ステツプSP19における操作がOKボタン103C、キヤンセルボタン103D又はエデイツトボタン103Bをクリツクする操作以外の操作であつたことを意味する。
【0169】
かくしてこのときCPU20は、ステツプSP23に進んでステツプSP19における操作に応じた処理を実行した後ステツプSP19に戻り、この後ステツプSP20又はステツプSP22において肯定結果を得るまでエフエクトセツトアツプダイアログ80についてステツプSP19−SP20−SP22−SP23−SP19のループを繰り返す。
【0170】
一方CPU20は、ステツプSP22において肯定結果を得ると、ステツプSP24に進んでステツプSP15又はステツプSP16において指定されたパターン番号について既にエフエクトパターンが登録されているか否かを判断する。
【0171】
そしてCPU20は、このステツプSP24において肯定結果を得るとステツプSP25に進んで、ステツプSP2においてRAM22に格納した各エフエクトパターンデータの中から対応するエフエクトパターンデータを読み出す。
【0172】
次いでCPU20は、ステツプSP26に進んでユーザプログラムエフエクトダイアログ110(図10)をオープン表示させると共に、ステツプSP25において読み出したエフエクトパターンデータに基づき得られる先頭のキーフレームの各パラメータの値をそれぞれユーザプログラムエフエクトダイアログ110の対応するパラメータ表示部116A〜116G内に表示し、かつエフエクトパラメータデータに基づき得られるキーフレームのサムネイルピクチヤ113A〜113H(図19)をサムネイルピクチヤ表示欄114内に表示させる。
【0173】
これに対してCPU20は、ステツプSP24において否定結果を得ると、ステツプSP26に直接進んでユーザプログラムエフエクトダイアログ110(図10)をオープン表示させると共に、サムネイルピクチヤ表示欄114内に無地のサムネイルピクチヤ113Aを表示させる。
【0174】
続いてCPU20は、ステツプSP27に進んで何らかの操作入力が与えられるのを待ち受け、やがてこのステツプSP27において肯定結果を得るとステツプSP28に進んで図14〜図16に示すユーザプログラムエフエクトダイアログ処理手順RT2に従つてユーザプログラムエフエクトダイアログ110における上述のような各種処理を実行する。
【0175】
すなわちCPU20は、このユーザプログラムエフエクトダイアログ処理手順RT2をステツプSP30において開始すると、続くステツプSP31において何らかの操作入力が与えられるのを待ち受ける。
【0176】
そしてCPU20は、例えばユーザプログラムエフエクトダイアログ110のサムネイルピクチヤ表示欄114内に表示されたいずれかのサムネイルピクチヤ113A〜113HがクリツクされることによりステツプSP31において肯定結果を得た場合には、ステツプSP32を介してステツプSP33に進み、そのキーフレームの各パラメータのデータ(キーフレームパラメータデータ)を映像特殊効果処理部8に送信することにより、当該キーフレームの特殊効果処理されたフレーム画像をモニタ16(図1)に表示させた後ステツプSP31に戻り、この後続く操作入力を待ち受ける。
【0177】
またCPU20は、マウス操作によりユーザプログラムエフエクトダイアログ110のパラメータセツト欄115内のプルダウンボタン120がクリツクされたり、マウスコントロール部122上にカーソルが移動されてマウス13のボタンが押下されたり、パラメータセツト欄115のパラメータ各ボタン123A〜123Iがクリツクされたり、又は指定されたキーフレームのパラメータのパラメータ値がキーボード15を介して入力されたりすることによりステツプSP31において肯定結果を得た場合には、ステツプSP34を介してステツプSP35に進み、図17に示すパラメータ値変更処理手順RT3に従つてパラメータ値の変更処理を行つた後ステツプSP31に戻り、この後続く操作入力を待ち受ける。
【0178】
さらにCPU20は、ユーザプログラムエフエクトダイアログ110のエンターボタン117がクロツクされることによりステツプSP31において肯定結果を得た場合には、ステツプSP36を介してステツプSP37に進んで対応するサムネイルピクチヤ113A〜113Hを更新した後ステツプSP31に戻り、この後続く操作入力を待ち受ける。
【0179】
一方CPU20は、ユーザプログラムエフエクトダイアログ110のインサードボタン118がクリツクされることによりステツプSP31において肯定結果を得た場合には、ステツプSP38を介してステツプSP39に進んでそのとき設定されているキーフレームが既に8つあるか否かを判断する。
【0180】
そしてCPU20は、このステツプSP39において肯定結果を得るとステツプSP40に進んでユーザプログラムエフエクトダイアログ110上に「キーフレーム追加不可能」と表示(エラー表示)した後ステツプSP31に戻り、これに対して否定結果を得るとステツプSP41に進んでサムネイルピクチヤ表示欄114内に無地のサムネイルピクチヤ113B〜113Hを追加表示した後ステツプSP31に戻り、この後続く操作入力を待ち受ける。
【0181】
またCPU20は、ユーザプログラムエフエクトダイアログ110のデリートボタン125がクリツクされることによりステツプSP31において肯定結果を得た場合には、ステツプSP42を介してステツプSP43に進み、このとき設定されているキーフレームが1つだけであるか否かを判断する。
【0182】
そしてCPU20は、このステツプSP43において肯定結果を得るとステツプSP44に進んで「キーフレーム削除不可能」と表示(エラー表示)した後ステツプSP31に戻る。
【0183】
これに対してCPU20は、ステツプSP43において否定結果を得ると、ステツプSP45に進んでサムネイルピクチヤ表示欄114内に表示されている該当するサムネイルピクチヤ113A〜113Hを削除する。
【0184】
そしてCPU20は、この後ステツプSP46に進み、次のキーフレームの各パラメータ値(キーフレームパラメータデータ)を映像特殊効果処理部8(図1)に送出することにより当該キーフレームに対応する特殊効果処理加工されたフレーム画像をモニタ16に表示させた後ステツプSP31に戻り、この後続く操作入力を待ち受ける。
【0185】
さらにCPU20は、ユーザプログラムエフエクトダイアログ110のリセツトボタン124がクリツクされることによりステツプSP31において肯定結果を得た場合には、ステツプSP47を介してステツプSP48に進み、RAM22(図2)から対応するエフエクトパターンデータを読み出す。
【0186】
次いでCPU20は、ステツプSP49に進んで1つのキーフレームのキーフレームパラメータデータを映像特殊効果処理部8に送出すると共に、このときサムネイルピクチヤ表示欄114内に表示されている対応するサムネイルピクチヤ113A〜113Hを元のサムネイルピクチヤ113A〜113Hに更新する。またCPU20は、これと同様の処理を各キーフレームに対してそれぞれ行つた後ステツプSP31に戻り、この後続く操作入力を待ち受ける。
【0187】
これに対してCPU20は、ユーザプログラムエフエクトダイアログ110のオートトラジシヨンボタン133がクリツクされることにより、ステツプSP31において肯定結果を得た場合には、ステツプSP50(図15)を介してステツプSP51に進み、システム制御部4を介して映像特殊効果処理部8のエデイツトモードをオフさせる。
【0188】
次いでCPU20は、ステツプSP52に進んでそのエフエクトパターンの更新されたキーフレームデータを映像特殊効果処理部8に送出してこれを当該映像特殊効果処理部8内部の揮発性メモリに記憶させ、この後ステツプSP53に進んでエフエクト処理を実行すべき実行コマンドをシステム制御部4を介して映像特殊効果処理部8に送出する。
【0189】
続いてCPU20は、ステツプSP54に進んでシステム制御部4を介して映像特殊効果処理部8のエデイツトモードをオンさせた後ステツプSP31(図14)に戻り、この後続く操作入力が与えられるのを待ち受ける。
【0190】
またCPU20は、ユーザプログラムエフエクトダイアログ110のフエーダレバー134が操作されることによりステツプSP31において肯定結果を得た場合には、ステツプSP55を介してステツプSP56に進み、システム制御部4を介して映像特殊効果処理部8のエデイツトモードをオフさせる。
【0191】
次いでCPU20は、ステツプSP57に進んでそのエフエクトパターンの更新されたキーフレームデータを解像特殊効果処理部8に送出してこさを当該映像特殊効果処理部8内部の揮発性メモリに記憶させ、この後ステツプSP58に進んでフエーダレバー134の位置を順次映像特殊効果処理部8に送出することにより当該位置に応じた特殊効果処理された画像をモニタ16に表示させる。
【0192】
そしてCPU20は、この後フエーダレバー134を用いた操作が終了するとステツプSP31に戻り、この後続く操作入力を待ち受ける。
【0193】
さらにCPU20は、ユーザプログラムエフエクトダイアログ110のエクスポートパタン140CがクリツクされることによりステツプSP31において肯定結果を得た場合には、ステツプSP59を介してステツプSP60に進み、所定のフアイルダイアログ(図示せず)をオープン表示させた後、ステツプSP61に進んでそのフアイルダイアログ内の所定位置にフアイル名が入力されるのを待ち受ける。
【0194】
そしてCPU20は、やがてこのステツプSP61において肯定結果を得ると、ステツプSP62に進んで設定された各キーフレームのうちの1つのキーフレームの各パラメータの値(キーフレームパラメータデータ)を映像特殊効果処理部8に送信すると共に、対応するサムネイルピクチヤ113A〜113Hの画像データを取得する。またCPU20は、各キーフレームについて同様の処理を栗返し実行する。
【0195】
次いでCPU20は、この後ステツプSP63に進んでステツプSP62において取得した各キーフレームのキーフレームパラメータデータ及びサムネイルピクチヤ113A〜113Hの画像データ(すなわちそのエフエクトパターンのエフエクトパターンデータ)をAV1フアイルフオーマツトでハードデイスク装置17内に格納した後ステツプSP31に戻り、この後続く操作入力を待ち受ける。
【0196】
一方CPU20は、ユーザプログラムエフエクトダイアログ110のインポートボタン140BがクリツクされることによりステツプSP31において肯定結果を得た場合には、ステツプSP64(図16)を介してステツプSP65に進み、ロードユーザプログラムエフエクトダイアログ141(図11)をオープン表示させる。
【0197】
次いでCPU20は、ステツプSP66に進んでロードユーザプログラムエフエクトダイアログ141のフアイルリスト表示部142内にフアイル名が表示された各ユーザプログラムエフエクトパターンフアイルの中からいずれかのユーザプログラムエフエクトパターンフアイルが選択されるのを待ち受け、やがてこのステツプSP66において肯定結果を得るとステツプSP67に進んでその操作されたユーザプログラムエフエクトパターンフアイルのフアイルフオーマツトがAVIフアイルフオーマツトであるか否かを判断する。
【0198】
そしてCPU20は、このステツプSP67において否定結果を得るとステツプSP69に進み、これに対して肯定結果を得るとステツプSP68に進んで選択されたユーザプログラムエフエクトパターンフアイル内に格納されているエフエクトパターンにおける先頭のキーフレームのサムネイルピクチヤ113Aの画像データを読み出し、当該画像データに基づきサムネイルピクチヤ113Aをロードユーザプログラムエフエクトダイアログ141のサムネイルピクチヤ表示欄144内に表示させる。
【0199】
次いでCPU20は、ステツプSP69に進んでフアイル選択が確定される(ロードユーザプログラムエフエクトダイアログ141のOKボタン147がクリツクされる)のを待ち受け、やがてこのステツプSP69において肯定結果を得るとステツプSP70に進んでそのユーザプログラムエフエクトパターンフアイルに格納されたエフエクトパターンデータをRAM22に取り込むと共に、ロードユーザプログラムエフエクトダイアログ141を介してクローズする。
【0200】
続いてCPU20は、ステツプSP71に進んでステツプSP70において得られたエフエクトパターンデータに基づいて1つのキーフレームのキーフレームパラメータデータを映像特殊効果処理部8に送信すると共に、ユーザプログラムエフエクトダイアログ110のサムネイルピクチヤ表示欄114内に対応するサムネイルピクチヤ113A〜113Hを表示する。
【0201】
さらにCPU20は、各キーフレームについて同様の処理を実行した後ステツプSP31に戻り、この後続く操作入力が与えられるのを待ち受ける。
【0202】
これに対してCPU20は、ユーザプログラムエフエクトダイアログ110のOKボタン140EがクリツクされることによりステツプSP31において肯定結果を得た場合には、ステツプSP72を介してステツプSP73に進み、変更されたキーフレームデータを映像特殊効果処理部8に送信してこれを当該映像特殊効果処理部8内部の揮発性メモリに記憶保持させる。
【0203】
次いでCPU20は、ステツプSP74に進んでRAM22に格納された対応するエフエクトパターンデータを変更された通りに更新し、この後ステツプSP75に進んでユーザプログラムエフエクトダイアログ110をクローズさせた後ステツプSP76に進んでこのユーザプログラムエフエクトダイアログ処理手順RT2を終了し、さらにこの後ユーザプログラム設定処理手順RT1のステツプSP4に戻る。
【0204】
これに対してCPU20は、ユーザプログラムエフエクトダイアログ110のキヤンセルボタン140FがクリツクされることによたステツプSP31において肯定結果を得た場合には、ステツプSP77を介してステツプSP78に進み、RAM22に格納されている対応する元のキーフレームデータを読み出してこれを映像特殊効果処理部8に送信することにより、当該映像特殊効果処理部8を以前の状態に戻す。
【0205】
次いでCPU20は、ステツプSP79に進んで変更された各パラメータ値を破棄し、この後ステツプSP75に進んでユーザプログラムエフエクトダイアログ110をクローズさせた後ステツプSP76に進んでこのユーザプログラムエフエクトダイアログ処理手順RT2を終了し、さらにこの後ユーザプログラム設定処理手順RT1のステツプSP4に戻る。
【0206】
(6)パラメータ値変更処理手順
一方CPU20は、上述のようにユーザプログラムエフエクトダイアログ110のパラメータセツト欄115内のプルダウンボタン120がクリツクされたり、マウスコントロール部122上にカーソルが移動されてマウス13のボタンが押下されたり、パラメータセツト欄115のパラメータ名ボタン123A〜123Iがクリツクされたり、又は指定されたキーフレームのパラメータのパラメータ値がキーボード15を介して入力されたりすることによりユーザプログラムエフエクトダイアログ処理手順RT2のステツプSP31において肯定結果を得ると、図17に示すパラメータ値変更処理手順RT3をステツプSP80において開始する。
【0207】
そしてCPU20は、プルダウンボタン120がクリツクされたり、マウスコントロール部122上にカーソルが移動されてマウス13のボタンが押下されたり、パラメータセツト欄115のパラメータ名ボタン123A〜123Iがクリツクされたりしてこのパラメータ値変更処理手順RT3を開始した場合にはステツプSP81に進んで、クリツクされたのがプルダウンボタン120であるか否かを判断する。
【0208】
CPU20は、このステツプSP81において肯定結果を得るとステツプSP82に進んで上述の変更対象設定ダイアログをオープン表示させ、続くステツプSP83において変更対象のパラメータが選択されるのを待ち受ける。
【0209】
そしてCPU20は、やがていずれかのパラメータが選択されることによりステツプSP83において肯定結果を得ると、ステツプSP84に進んで変更対象設定ダイアログをクローズさせると共に、ユーザプログラムエフエクトダイアログ110のパラメータセツト欄115のパラメータ名表示部119内に選択されたパラメータのパラメータ名を表示し、この後ステツプSP85に進んでこのパラメータ値変更処理手順RT3を終了する。
【0210】
これに対してCPU20は、ステツプSP81において否定結果を得ると(すなわちユーザプログラムエフエクトダイアログ110のマウスコントロール部121又はいずれかのパラメータ名ボタン123A〜123Iがクリツクされた)、ステツプSP86に進んで変更対象のパラメータが2種類ある(パラメータ名表示部内に「Position X-Y」若しくは「Rotation X-Y」が表示され、又はパラメータ名ボタン123B、123Fがクリツクされた場合)か否かを判断する。
【0211】
CPU20は、このステツプSP86において肯定結果を得ると、ステツプSP87に進んでマウス13(図1)の縦方向及び横方向の移動量をそれぞれ対応するパラメータ値の変化量に換算し、換算結果に基づいてユーザプログラムエフエクトダイアログ110の対応するパラメータ値表示部116A、116B、116D、116E内に表示されたパラメータ値を更新すると共に、当該更新したパラメータ値を映像特殊効果処理部8に送信する。
【0212】
次いでCPU20は、ステツプSP88に進んでオペレータの操作が終了したか(マウス13のボタンが放されたか)否かを判断する。そしてCPU20は、このステツプSP88において否定結果を得るとステツプSP87に戻り、これに対して肯定結果を得るとステツプSP85に進んでこのパラメータ値変更処理手順RT3を終了する。
【0213】
これに対してCPU20は、ステツプSP86において否定結果を得た場合には、ステツプSP89に進んでマウス13の横方向の移動量が縦方向の移動量よりも大きいか否かを判断する。
【0214】
そしてCPU20は、このステツプSP89において肯定結果を得るとステツプSP90に進んでマウス13の横方向の移動量をパラメータ値の変更量に設定し、これに対して否定結果を得るとステツプSP91に進んでマウス13の縦方向の移動量をパラメータ値の変更量に設定する。
【0215】
次いでCPU20は、ステツプSP92に進んでステツプSP90又はステツプSP91において得られた変更量に基づいて、ユーザプログラムエフエクトダイアログ110の対応するパラメータ値表示部116C、116F、116G内に表示されたパラメータ値を更新すると共に、当該更新したパラメータ値を映像特殊効果処理部8に送信する。
【0216】
さらにCPU20は、この後ステツプSP93に進んでオペレータの操作が終了したか(マウス13のボタンが放されたか)否かを判断する。そしてCPU20は、このステツプSP93において否定結果を得るとステツプSP89に戻り、これに対して肯定結果を得るとステツプSP85に進んでこのパラメータ値処理手順RT3を終了する。
【0217】
一方CPU20は、パラメータ値がキーボード15(図1)を介して入力されることによりこのパラメータ値変更処理手順RT3を開始した場合には、ステツプSP94に進んで入力されたパラメータ値をユーザプログラムエフエクトダイアログ110の対応するパラメータ表示欄116A〜116G内に表示し、続くステツプSP95においてこのパラメータ値を映像特殊効果処理部8に送信する。
【0218】
次いでCPU20は、ステツプSP96に進んでオペレータの操作が終了したか(キーボード入力された値が確定されたか)否かを判断する。そしてCPU20は、このステツプSP96において否定結果を得るとステツプSP94に戻り、これに対して肯定結果を得るとステツプSP85に進んでこのパラメータ値変更処理手順RT3を終了する。
【0219】
(7)本実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、この編集装置1では、ユーザプログラムエフエクトダイアログ110(図10)のエキスポートボタン140Cをクリツクすることによつて、このとき当該ユーザプログラムエフエクトダイアログ110を用いて作成したユーザプログラムによるエフエクトパターンを1つのユーザプログラムエフエクトパターンフアイルとしてハードデイスク装置17に登録することができる。
【0220】
またこの編集装置1では、ユーザプログラムエフエクトダイアログ110のインポートボタン140Bをクリツクすることによつてロードユーザプログラムエフエクトダイアログ141(図11)をオープンさせることができ、このロードユーザプログラムエフエクトダイアログ141を用いてハードデイスク装置17内に格納されている所望するユーザプログラムエフエクトパターンフアイルを選択して読み出させることができる。
【0221】
そしてこのとき予め所望する9000番台のパターン番号を指定しておくことによつて、この読み出したユーザプログラムエフエクトパターンフアイルのフアイルデータに基づくエフエクトパターンをそのパターン番号に登録することができる。
【0222】
従つてこの編集装置1では、上述のように作成されたユーザプログラムによるエフエクトパターンのデータ(エフエクトパターンデータ)がそれぞれ個別のフアイル(ユーザプログラムエフエクトパターンフアイル)としてハードデイスク装置17内に格納する一方、これを自在に読み出し得る分、例えば従来の編集装置のように映像特殊効果処理部8内のメモリにユーザプログラムによるエフエクトパターンのデータを登録する場合に比べて格段的に多くのユーザプログラムによるエフエクトパターンのデータを登録することができ、また登録された各エフエクトパターンをその編集リストのみならず他の編集リスト作成時にも使用し得るようにすることができる。
【0223】
またこの編集装置1では、ユーザプログラムによるエフエクトパターンのデータをハードデイスク装置17内に格納する際、各キーフレームのサムネイルピクチヤの画像データをWindows AVIフアイルフオーマツトで記録するようにしているため、これに対応する他の編集装置においても容易にユーザプログラムエフエクトパターンフアイルのフアイルデータの内容を閲覧し、使用し得るようにすることができる。
【0224】
さらにこの編集装置1では、上述のようにユーザプログラムエフエクトダイアログ110(図10)においてマウス13を用いてもキーフレームの各パラメータの値を設定又は変更することができるようになされているため、キーボード入力のみでしかパラメータ値を設定又は変更できない場合に比べてエフエクトパターンの作成作業を格段的に向上させることができる。
【0225】
以上の構成によれば、作成されたユーザプログラムによるエフエクトパターンのデータをそれぞれ個別のフアイルとしてハードデイスク装置17内に格納する一方、これを自在に読み出し得るようにしたことにより、数多くのユーザプログラムによるエフエクトパターンのデータを登録し得るようにすることができると共に、そのエフエクトパターンを種々の編集リストにおいて使用し得るようにすることができ、かくして使い勝手を格段的に向上させ得る編集装置を実現できる。
【0226】
またユーザプログラムエフエクトダイアログ110においてマウス13を用いてもキーフレームの各パラメータの値を設定又は変更し得るようにするようにしたことにより、エフエクトパターンの作成作業を格段的に向上させることができ、かくして使い勝手をより向上させ得る編集装置を実現できる。
【0227】
(8)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、本発明を図1のように構成された編集装置1に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、登録された複数の映像及び又は音声素材を繋ぎ合わせて所望の編集映像及び又は編集音声を得るための編集内容を規定した編集リストに用いるエフエクトパターンを任意に作成して登録できるこの他種々の編集リスト作成装置に広く適用することができる。
【0228】
また上述の実施の形態においては、作成されたエフエクトパターンのデータ(エフエクトパターンデータ)をフアイル化してハードデイスク装置17に格納する制御手段として、主制御部3の制御を司るCPU20を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、このような制御手段をCPU20とは別体に設けるようにしても良い。
【0229】
さらに上述の実施の形態においては、ユーザプログラムによるエフエクトパターンのデータを格納する外部記憶装置としてハードデイスク装置17を適用するうよにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ハードデイスク装置以外のこの他種々の記憶装置を広く適用することができる。
【0230】
さらに上述の実施の形態においては、作成されたユーザプログラムによるエフエクトパターンを再現するためのデータとして各キーフレームのパラメータデータ(各キーフレームパラメータデータ)と、各キーフレームのサムネイルピクチヤの画像データとをハードデイスク装置17に格納するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、各キーフレームのパラメータに基づいて内挿補間した各キーフレーム間の各フレーム画像の各パラメータ値をもエフエクトパターンを再現するためのデータとしてハードデイスク装置17に格納するようにしても良く、作成されたユーザプログラムによるエフエクトパターンを再現するためのデータとしては、この他又はこれに加えて種々のデータを適用することができる。
【0231】
さらに上述の実施の形態においては、ユーザプログラムによるエフエクトパターンの各キーフレームのサムネイルピクチヤの画像データをWindows AVIフオーマツトでハードデイスク装置17内に格納するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、多くの編集装置において利用されているフアイルフオーマツトを使用するのであれば、ユーザプログラムによるエフエクトパターンの各キーフレームのサムネイルピクチヤの画像データをハードデイスク装置17内に格納するときのフアイルフオーマトとしてはこの他種々のフアイルフオーマツトを広く適用することができる。
【0232】
さらに上述の実施の形態においては、ユーザプログラムによるエフエクトパターンを作成する際、マウス13によりパラメータ値を設定できるような設定画面として図10のようなユーザプログラムエフエクトダイアログ110をデイスプレイ12に表示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、設定画面としてはこの他種々の形態の設定画面を広く適用することができる。
【0233】
さらに上述の実施の形態においては、エフエクトパターンの作成モード時(本実施の形態においてはユーザプログラムエフエクトダイアログ110がオープンしている動作モード時)、所望するエフエクトパターンを得るための各種パラメータの値を設定するための所定の設定画面を表示すると共に、マウスが動かすように操作されたときに当該マウスの移動量に応じて設定画面内に表示された対応するパラメータの値を変化させる表示制御手段として、主制御部3の制御を司るCPU20を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、このような表示制御手段をCPU20とは別体に設けるようにしても良い。
【0234】
さらに上述の実施の形態においては、ユーザプログラムエフエクトダイアログ110において、キーフレームにおけるフオアグランド映像のX軸方向の位置のパラメータ及びY軸方向の位置のパラメータや、X軸回りの回転量のパラメータ及びY軸回りの回転量のパラメータをマウス操作により同時に設定又は変更し得るようにするようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これ以外の2種類のパラメータ値をマウスの縦方向及び横方向の移動量に応じて可変させ得るようにするようにしても良い。
【0235】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、登録された複数の映像及び又は音声素材を繋ぎ合わせて所望の編集映像及び又は編集音声を得るための編集内容を規定した編集リストに用いるエフエクトパターンを任意に作成して登録できる編集リスト作成装置において、作成されたエフエクトパターンのデータをフアイル化して外部記憶装置に格納する制御手段を設けるようにしたことにより、数多くのエフエクトパターンを登録し、かつ種々の編集リストにおいて使用し得るようにすることができ、かくして使い勝手を格段的に向上させ得る編集リスト作成装置を実現できる。
【0236】
また本発明によれば、登録された複数の映像及び又は音声素材を繋ぎ合わせて所望の編集映像及び又は編集音声を得るための編集内容を規定した編集リストに用いるエフエクトパターンを任意に作成して登録できる編集リスト作成装置において、エフエクトパターンの作成モード時、所望するエフエクトパターンを得るための各種パラメータの値を設定するための所定の設定画面を表示すると共に、マウスが動かすように操作されたときに、当該マウスの移動量に応じて設定画面内に表示された対応すするパラメータの値を変化させる表示制御手段を設けるようにしたことにより、各パラメータの値の設定又は変更を容易に行い得るようにすることができ、かくして使い勝手を格段的に向上させ得る編集リスト作成装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による編集装置の全体構成を示すブロツク図である。
【図2】主制御部の構成を示すブロツク図である。
【図3】メイン画面を示す略線図である。
【図4】ビデオクリツプエデイツトダイアログを示す略線図である。
【図5】メイン画面を示す略線図である。
【図6】メイン画面を示す略線図である。
【図7】セレクトエフエクトダイアログを示す略線図である。
【図8】セレクトエフエクトダアログのユーザプログラムタブの説明に供する略線図である。
【図9】エフエクトセツトアツプダイアログを示す略線図である。
【図10】ユーザプログラムエフエクトダイアログを示す略線図である。
【図11】ロードユーザプログラムエフエクトダイアログを示す略線図である。
【図12】ユーザプログラムエフエクト設定処理手順を示すフローチヤートである。
【図13】ユーザプログラムエフエクト設定処理手順を示すフローチヤートである。
【図14】ユーザプログラムエフエクトダイアログ処理手順を示すフローチヤートである。
【図15】ユーザプログラムエフエクトダイアログ処理手順を示すフローチヤートである。
【図16】ユーザプログラムエフエクトダイアログ処理手順を示すフローチヤートである。
【図17】パラメータ値変更処理手順を示すフローチヤートである。
【符号の説明】
1……編集装置、3……主制御部、13……マウス、15……キーボード、20……CPU、30……メイン画面、62……セレクトエフエクトダイアログ、73A〜73J……エフエクトアイコン、79、103B……エデイツトボタン、80……エフエクトセツトアツプダイアログ、110……ユーザプログラムエフエクトダイアログ、113A〜113H……サムネイルピクチヤ、116A〜116G……パラメータ値表示部、119……パラメータ名表示部、120……プルダウンボタン、121……マウスコントロール部、123A〜123I……パラメータ名ボタン、140B……インポートボタン、140C……エキスポートボタン、141……ロードユーザプログラムエフエクトダイアログ、144……サムネイルピクチヤ表示部、145……再生ボタン、146……スライダ、RT1……ユーザプログラムエフエクト設定処理手順、RT2……ユーザプログラムエフエクトダイアログ処理手順、RT3……パラメータ値変更処理手順。
Claims (4)
- 登録された複数の映像及び又は音声素材を繋ぎ合わせて所望の編集映像及び又は編集音声を得るための編集内容を規定した編集リストに用いるエフエクトパターンを任意に作成して登録できる編集リスト作成装置において、
作成された上記エフエクトパターンのデータをフアイル化して外部記憶装置に格納する制御手段
を具えることを特徴とする編集リスト作成装置。 - 上記エフエクトパターンの上記データは、
時系列の1又は複数の代表フレームを再現するための各種パラメータの値と、
各上記代表フレームにおけるパターン画像の画像データとを有し、
制御手段は、
各上記代表フレームにおける上記パターン画像の上記画像データを所定のフアイルフオーマツトに準じたフオーマツトで上記外部記憶装置に格納する
ことを特徴とする請求項1に記載の編集リスト作成装置。 - 登録された複数の映像及び又は音声素材を繋ぎ合わせて所望の編集映像及び又は編集音声を得るための編集内容を規定した編集リストに用いるエフエクトパターンを任意に作成して登録できる編集リスト作成装置において、
上記エフエクトパターンを作成するための動作モード時、所望する上記エフエクトパターンを得るために各種パラメータの値を設定するための所定の設定画面を表示すると共に、マウスが動かすように操作されたときに、当該マウスの移動量に応じて上記設定画面内に表示された対応する上記パラメータの値を変化させる表示制御手段
を具えることを特徴とする編集リスト作成装置。 - 上記マウスの横方向及び縦方向の移動量に応じて、上記設定画面内に表示された上記横方向又は上記縦方向にそれぞれ対応する2つの上記パラメータの値を変化させる
ことを特徴とする請求項3に記載の編集リスト作成装置。
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