JPH035827Y2 - - Google Patents

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JPH035827Y2
JPH035827Y2 JP10584382U JP10584382U JPH035827Y2 JP H035827 Y2 JPH035827 Y2 JP H035827Y2 JP 10584382 U JP10584382 U JP 10584382U JP 10584382 U JP10584382 U JP 10584382U JP H035827 Y2 JPH035827 Y2 JP H035827Y2
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ice
making
deicing
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detection device
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  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野 本考案は貯水タンク内の製氷用水を冷凍装置を
構成する製氷部材にポンプ装置にて循環し製氷部
材上に板状氷を生成する製氷機に関し、特に、脱
氷検知装置の異常時の異常保護制御に係わる。 従来の技術 従来、製氷機における脱氷検知装置としては製
氷部材に設けた温度検知器によつて製氷部材の温
度上昇を検知するものであり、この装置の異常保
護装置として上記温度検知器と隣接した位置にさ
らにこの温度検知器とは動作温度の異なるバイメ
タルサーモ等の温度検知器が取り付けてあり、こ
れによつて脱氷検知装置の温度検知器が破損、故
障した時に異常保護装置の温度検知器を作動させ
ることで対処しているものであつた。 考案が解決しようとする問題点 ところが、かかる異常保護装置は別途温度検知
器を必要とすること、この検知器に係わる取り付
け部品点数も増し、機構的にも複雑化し不良率が
増す欠点があつた。 問題点を解決するための手段 本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、第
2図に示す如く貯水タンク内の製氷水の水位を検
出する水位検出装置22、外気温を検出する外気
温検出装置24、脱氷終了を検出する脱氷検知装
置23を有すると共に、電動圧縮機、循環水ポン
プ装置を駆動させる製氷運転制御手段21c、前
記水位検出装置の検出信号により製氷運転終了後
に脱氷運転を開始させる脱氷運転制御手段21
d、前記外気温検出装置による検出温度に応じて
所定の時間経過後、前記脱氷検知装置の動作と無
関係に脱氷運転を終了させるタイマー装置21f
とを有する制御装置21を備えたものである。 作 用 本考案の製氷機は、水位検出装置22が所定の
水位を検出して脱氷し、この脱氷検知装置23と
同時に前記水位検出装置22の動作後、脱氷検知
装置の異常時に際し外気温に応じてタイマー装置
21fにて自動的に脱氷終了する時間を設定し、
設定時間経過後、強制的に脱氷終了することによ
り一定時間経過後強制的に脱氷終了する。 実施例 以下に本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。第1図は、本考案の製氷機の一例を示してお
り、1は断熱壁にて形成されている製氷機本体で
あり、製氷室2と機械室3から構成され、製氷室
2内には蒸発器4を具備する製氷部材5が傾斜設
置され、又、製氷用水を貯留する貯水タンク6及
びこのタンク6内に循環水ポンプ装置7を装設し
て流水循環式製氷系統が構成されている。前記製
氷部材5の下方に貯氷室8及び脱氷後の板氷を受
け所定の大きさの氷塊に切断する板氷切断用ヒー
タ装置9を設けている。又、機械室3には蒸発器
4と共に冷凍回路を形成する電動圧縮機10及び
凝縮器11を配置している。12は凝縮器11の
空冷用フアンである。又13は前記貯氷室8内の
所定氷量を検出する感温部を持つた貯氷量検出装
置で、氷塊の接触温度を感知して全ての製氷運転
を停止する様に設けられている。 14は水源に接続された給水管路15を電気的
に開閉し貯水タンク6内に製氷水を導入する給水
弁である。貯水タンク6内には、所定水位を維持
する排水パイプ16と、水位17を検出する上限
設定スイツチ18と下限設定スイツチ19で構成
される水位検出装置22が配設されている。 20は製氷部材5に生成した氷を脱氷する際、
蒸発器4に電動圧縮機10より流すホツトガスを
電気的に制御する電磁弁である。 23は製氷部材5に接着させてこの製氷部材5
の所定温度上昇によつて脱氷終了を検出する脱氷
検知装置である。 第2図は上記製氷機の制御装置を示すブロツク
図であり、その主要部分はマイクロコンピユータ
(CPU)21にて構成されている。このマイクロ
コンピユータ21には運転スイツチ33の投入に
より運転を開始させる運転開始信号発生手段21
a、下限設定スイツチ19が入力され運転開始信
号発生手段21aから給水開始信号が発生すると
給水弁14を作動させ上限設定スイツチ18が入
力されると給水を終了させる給水弁制御手段21
b、この給水完了後の製氷開始信号により循環水
ポンプ装置7、電動圧縮機10等を動作させて製
氷運転を開始させ、貯氷量検出装置13が所定氷
量貯氷したことを入力すると製氷運転を停止する
製氷運転制御手段21c、電磁弁20を作動させ
製氷部材5に製氷した板氷を脱氷検知装置23が
脱氷終了を検知し入力される迄作動させ脱氷運転
制御手段21d、脱氷終了後板氷切断用ヒータ9
を作動させるヒータ通電制御手段21eを具備し
ている。 マイクロコンピユータ21への入力信号として
は、上述の如く水位17を検知し製氷を終了する
下限設定スイツチ19の製氷終了信号D1、製氷
終了後貯水タンク6に所定水量を給水したことを
検出する上限設定スイツチ18の給水終了信号
D2、貯氷室8内の所定水量を検出し全ての製氷
運転を停止する貯水量検出装置13の製氷停止信
号D3、製氷終了信号D1を入力後、製氷部材5に
生成した氷を脱氷したことを検出する脱氷終了信
号D4がある。 又脱氷終了時の外気温度を検出し外気温感知装
置24よりの外気温信号D5がある。 またマイクロコンピユータ21には上述した製
氷機の動作プログラムを実行するための各手段と
共に、脱氷を強制終了して製氷に切換えるための
タイマー装置21fが具備されている。すなわ
ち、製氷完了後、電磁弁20を開放して蒸発器4
にホツトガスを流す脱氷動作で、この脱氷に要す
る時間は上述の如き製氷機であれば外気温度の違
いによつて第1表の如き値となることがわかつて
いる。従つてタイマー装置21fにおける強制的
切換のための設定時間は第1表に示す如くあらか
じめ記憶させてある。
【表】 さらに、マイクロコンピユータ21の出力信号
O0〜O4で各リレー29a,22b,30,31,
32が動作される。すなわち、リレー29aは循
環水ポンプ装置7を駆動し、またリレー29bは
電動圧縮機10、空冷用フアン12を駆動し、リ
レー31は給水弁14を駆動し、リレー32は板
氷切断用ヒータ9を駆動するものである。また2
5a,25b,26,27,28はマイクロコン
ピユータ21の出力信号O0〜O4に対応し夫々の
リレー29a,29b,30,31,32に対応
するドライブ回路である。 次に上記構成における動作を第3図のフローチ
ヤートを参照し説明する。 まず運転スイツチ(図示せず)の投入により、
下限設定スイツチ19が貯水タンク6が空である
ことを検出し、マイクロコンピユータ21へ入力
信号を入力し、出力信号O3を出力し、給水弁1
4を上限設定スイツチ18が作動し入力信号D2
を入力する迄作動する。 上述した給水完了後、マイクロコンピユータ2
1の出力信号O0及び出力信号O1がドライブ回路
25a及びドライブ回路25bの入力端子に接続
されておりドライブ回路25aを動作させてリレ
ー29aを働かせ、循環水ポンプ装置7を動かし
又、ドライブ回路25bを動作させリレー29b
を働かせ電動圧縮機10、空冷用フアン12を動
かし製氷が開始される。つまり循環ポンプ装置7
によつて貯水タンク6内の製氷水を製氷部材5上
に循環し、該製氷部材5上に氷層を形成するもの
である(第3図イ)。 この製氷運転が開始されていて所定時間運転が
継続していると、貯水タンク6内の水位17が下
降し、下限設定スイツチ19に到達し、下限設定
スイツチ19はこれを感知して導通状態になり
(第3図ロ)、マイクロコンピユータ21に入力信
号D1が入力され循環水ポンプ装置7をOFFし、
製氷完了となる(第3図ハ)。この時、製氷部材
5には一定氷厚の氷を生成している。 製氷完了後、出力信号O3がドライブ回路27
の入力端子に接続されておりドライブ回路27を
動作させリレー31を働かし給水弁14を開き、
貯水タンク6に給水管路15より給水され(第3
図ニ)、水位17が上限設定スイツチ18まで上
昇すると上限設定スイツチ18は導通状態となり
(第3図ホ)、水位検出装置22よりマイクロコン
ピユータ21へ入力信号D2が入り給水弁14を
OFFし給水を終了する(第3図ヘ)。 電磁弁20をONし脱氷運転が開始されると
(第3図ト)、外気温感知装置24で製氷完了時の
外気温を検知し(第3図チ)、この装置24の出
力はマイクロコンピユータ21の入力信号D5
して入力され、第1表に示したようにマイクロコ
ンピユータ21内のタイマー装置21aを動作し
て外気温に対応した設定時間を決定する(第3図
リ)。 上記脱氷運転は脱氷検知装置23が正常に働い
ていると、出力信号O2がドライブ回路26の入
力端子に接続されており、ドライブ回路26を動
作させてリレー30を働かせ電磁弁20を開き蒸
発器4に電動圧縮機10よりホツトガスを流し、
製氷部材5に生成した氷を脱氷したことを脱氷検
知装置23が検出し(第3図ヌ)、入力信号D4
入力し電磁弁20をOFFし脱氷運転を完了する
(第3図ル)。 ところが脱氷運転において、脱氷検知装置23
の異常で正常の脱氷検知作用ができない時、脱氷
が無限に継続されることになるが、下限設定スイ
ツチ19よりの入力信号D1が入力後、上記した
ように外気温感知装置24よりの入力信号D5
よりマイクロコンピユータ21の内部処理による
タイマー装置21fで第1表に従うプログラムで
外気温に応じて時間設定して(第3図リ)タイマ
ー装置21fを作動させて脱氷運転を開始かつ継
続し(第3図ヲ)、その後設定時間に達すると
(第3図ワ)電磁弁20をOFFし脱氷を終了させ
る。そして次に製氷を開始する。 又、脱氷された板氷は、出力信号O4がドライ
ブ回路28の入力端子に接続されており、ドライ
ブ回路28を動作させてリレー32を働かせ板氷
切断用ヒータ9に通電し角氷に切断する。 尚、貯氷室8内の所定氷量を貯氷量検出装置1
3よりの入力信号D3で入力すると製氷運転を停
止する。 考案の効果 以上の説明から明らかな様に、本考案の製氷機
は、水位検出装置が所定の水位を検出して脱氷
し、この脱氷検知装置と同時に前記水位検出装置
の動作後、脱氷検知装置異常時に際し外気温に応
じて自動的に、脱氷終了する時間を設定し、設定
時間経過後、強制的に脱氷終了する制御装置を有
するので、従来の如く、脱氷検知装置の他にさら
に脱氷検知装置の異常保護のための検知器を取り
付ける必要がなく部品数が減り、機構的に簡単に
なり、かつ外気温に対応しているので製氷室の温
度上昇を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における製氷機の断
面図、第2図は同製氷機の制御装置のブロツク
図、第3図は同装置の動作を説明するフローチヤ
ートである。 5……製氷部材、6……貯氷タンク、7……循
環水ポンプ装置、10……電動圧縮機、21……
マイクロコンピユータ(制御装置)、21b……
給水弁制御手段、21c……製氷運転制御手段、
21d……脱氷運転制御手段、21f……タイマ
ー装置、22……水位検出装置、23……脱氷検
知装置、24……外気温感知装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 板状氷を生成する製氷部材、この製氷部材に製
    氷水を循環する循環ポンプ装置、製氷水を貯水す
    る貯水タンク、前記貯水タンク内の製氷水の上限
    および下限の水位を検出する水位検出装置、 及び前記製氷部材の温度上昇を検知して脱氷終
    了を検出する脱氷検知装置を製氷室内に有し、外
    気温を検出する外気温検出装置を前記製氷室外に
    設けるとともに、前記水位検出装置の上限信号に
    より、電動圧縮機、循環水ポンプ装置を駆動させ
    て製氷運転を開始させ前記水位検出装置の下限信
    号により製氷運転を終了させる製氷運転制御手
    段、前記水位検出装置の下限検出信号により製氷
    運転終了後に脱氷運転を開始させ、前記脱氷検知
    装置の検出信号により脱氷運転を終了させる脱氷
    運転制御手段、前記外気温検出装置による検出温
    度に応じた所定の時間経過後前記脱氷検知装置の
    動作と無関係に脱氷運転を終了させるタイマー装
    置を有する制御装置を具備した製氷機。
JP10584382U 1982-07-12 1982-07-12 製氷機 Granted JPS5911275U (ja)

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