JPH0726776B2 - 自動製氷機の制御装置 - Google Patents
自動製氷機の制御装置Info
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- JPH0726776B2 JPH0726776B2 JP9277986A JP9277986A JPH0726776B2 JP H0726776 B2 JPH0726776 B2 JP H0726776B2 JP 9277986 A JP9277986 A JP 9277986A JP 9277986 A JP9277986 A JP 9277986A JP H0726776 B2 JPH0726776 B2 JP H0726776B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は製氷部材に生成する板氷の製氷運転を水位検出
装置にて制御する自動製氷機における水位検出装置の異
常時に作動する制御装置に関するものである。
装置にて制御する自動製氷機における水位検出装置の異
常時に作動する制御装置に関するものである。
従来の技術 近年、自動製氷機の制御装置において製氷部材に生成す
る板氷の製氷運転を水位検出装置にて制御するが、その
水位検出装置が異常時に製氷運転の継続することを保護
するため製氷運転開始時よりカウントを開始し、所定数
カウントすると離氷運転に強制的に切換える製氷運転切
換装置が設けられている。
る板氷の製氷運転を水位検出装置にて制御するが、その
水位検出装置が異常時に製氷運転の継続することを保護
するため製氷運転開始時よりカウントを開始し、所定数
カウントすると離氷運転に強制的に切換える製氷運転切
換装置が設けられている。
以下、図面を参照しながら、上述した従来の自動製氷機
の制御装置の一例について説明する。
の制御装置の一例について説明する。
第３図は自動製氷機の概略構成図であり、第４図は従来
の自動製氷機の制御装置を示すブロック図である。
の自動製氷機の制御装置を示すブロック図である。
１は断熱壁にて形成されている製氷機本体であり、製氷
室２と機械室３から構成され、製氷室２内には蒸発器４
を具備する製氷部材５が傾斜設置され、又、製氷用水を
貯留する貯水タンク６及びこのタンク６内に循環水ポン
プ装置７を装設して流水循環式製氷系統が構成されてい
る。前記製氷部材５の下方に貯氷室８及び脱氷後の板氷
を受け所定の大きさの氷塊に切断する板氷切断用ヒータ
装置９を設けている。又、機械室３には蒸発器４と共に
冷凍回路を形成する電動圧縮機10及び凝縮器11を配置し
ている。12は凝縮器11の空冷用ファンである。又13は前
記貯水室８内の所定氷量を検出する感温部を持った貯水
量検出装置で、氷塊の接触温度を感知して製氷運転を停
止する様に設けられている。
室２と機械室３から構成され、製氷室２内には蒸発器４
を具備する製氷部材５が傾斜設置され、又、製氷用水を
貯留する貯水タンク６及びこのタンク６内に循環水ポン
プ装置７を装設して流水循環式製氷系統が構成されてい
る。前記製氷部材５の下方に貯氷室８及び脱氷後の板氷
を受け所定の大きさの氷塊に切断する板氷切断用ヒータ
装置９を設けている。又、機械室３には蒸発器４と共に
冷凍回路を形成する電動圧縮機10及び凝縮器11を配置し
ている。12は凝縮器11の空冷用ファンである。又13は前
記貯水室８内の所定氷量を検出する感温部を持った貯水
量検出装置で、氷塊の接触温度を感知して製氷運転を停
止する様に設けられている。
14は水源に接続された給水管路15を電気的に開閉し貯水
タンク６内に製氷水を導入する給水装置としての給水弁
である。貯水タンク６内には、所定水位を維持する排水
パイプ16と、水位17を検出する上限設定スイッチ18と下
限設定スイッチ19とで構成される水位検出装置20が配設
されている。
タンク６内に製氷水を導入する給水装置としての給水弁
である。貯水タンク６内には、所定水位を維持する排水
パイプ16と、水位17を検出する上限設定スイッチ18と下
限設定スイッチ19とで構成される水位検出装置20が配設
されている。
21は製氷部材５に生成した氷を離氷する際、蒸発器４に
電動圧縮機10より流すホットガスを電気的に制御する電
磁弁である。
電動圧縮機10より流すホットガスを電気的に制御する電
磁弁である。
22は製氷部材５に接着させてこの製氷部材５の所定温度
上昇により離氷終了を検出する離氷検出装置である。
上昇により離氷終了を検出する離氷検出装置である。
第４図の自動製氷機の制御装置を示すブロック図におい
てその主要部分はマイクロコンピュータ23にて構成され
ており（以下マイコンと称す）、マイコン23には自動製
氷機における周知の動作プログラム（給水→製氷→離氷
の動作）がマイコン23内の記憶回路1,24に記憶されてい
る。前記マイコン23の入力信号は水位17を検出する水位
検出装置20（上述の如く、上限設定スイッチ18及び下限
設定スイッチ19とで構成）よりの入力信号I1，離氷検出
装置22の出力で離氷動作時製氷部材５に板氷が離氷され
たことを検出（板氷無信号）の入力信号I2，貯水量検出
装置13の出力、つまり入力信号I3がある。
てその主要部分はマイクロコンピュータ23にて構成され
ており（以下マイコンと称す）、マイコン23には自動製
氷機における周知の動作プログラム（給水→製氷→離氷
の動作）がマイコン23内の記憶回路1,24に記憶されてい
る。前記マイコン23の入力信号は水位17を検出する水位
検出装置20（上述の如く、上限設定スイッチ18及び下限
設定スイッチ19とで構成）よりの入力信号I1，離氷検出
装置22の出力で離氷動作時製氷部材５に板氷が離氷され
たことを検出（板氷無信号）の入力信号I2，貯水量検出
装置13の出力、つまり入力信号I3がある。
又、水位検出装置20が異常時に製氷運転の継続すること
を保護するためクロック1,25及びカウンター1,26より構
成され製氷運転開始時よりカウントを開始し所定数カウ
ントすると離氷運転に強制的に切換える製氷運転切換装
置27よりの入力信号I4がある。
を保護するためクロック1,25及びカウンター1,26より構
成され製氷運転開始時よりカウントを開始し所定数カウ
ントすると離氷運転に強制的に切換える製氷運転切換装
置27よりの入力信号I4がある。
一方、マイコン23の出力で各リレー28,29,30,31が動作
される。すなわち、マイコン23の出力信号O1でリレー28
は循環ポンプ装置７を駆動し、マイコン23の出力信号O2
でリレー29は給水弁14を駆動し、マイコン23の出力信号
O3でリレー30は電磁弁21を駆動し、マイコン23の出力信
号O4でリレー31は電動圧縮機10、空冷用ファン12を駆動
するものである。
される。すなわち、マイコン23の出力信号O1でリレー28
は循環ポンプ装置７を駆動し、マイコン23の出力信号O2
でリレー29は給水弁14を駆動し、マイコン23の出力信号
O3でリレー30は電磁弁21を駆動し、マイコン23の出力信
号O4でリレー31は電動圧縮機10、空冷用ファン12を駆動
するものである。
以上の様に構成された自動製氷機について、以下その動
作について説明する。
作について説明する。
製氷運転中マイコン23の出力信号O1により循環水ポンプ
装置７を駆動すると共にマイコン23の出力信号O4により
電動圧縮機10及び空冷用ファン12を駆動し、水位検出装
置20よりマイコン23への入力信号I1が入力される迄、製
氷運転を継続する。
装置７を駆動すると共にマイコン23の出力信号O4により
電動圧縮機10及び空冷用ファン12を駆動し、水位検出装
置20よりマイコン23への入力信号I1が入力される迄、製
氷運転を継続する。
前記、マイコン23への入力信号I1を入力すると、マイコ
ン23の出力信号O3により電磁弁21を駆動し、製氷部材５
の板氷を離氷させ、離氷検出装置22より離氷完了検出す
る入力信号I3を入力する迄離氷運転を継続する。
ン23の出力信号O3により電磁弁21を駆動し、製氷部材５
の板氷を離氷させ、離氷検出装置22より離氷完了検出す
る入力信号I3を入力する迄離氷運転を継続する。
その際マイコン23の出力信号O2により給水弁14を駆動
し、次の製氷運転に備え、貯水タンク６に給水を水位検
出装置20よりの入力信号I3を入力する迄、給水運転を継
続する。
し、次の製氷運転に備え、貯水タンク６に給水を水位検
出装置20よりの入力信号I3を入力する迄、給水運転を継
続する。
水位検出装置20は一般的に電極やフロートSWを使用して
水位を検出しているが電極腐食やフロートSWのリード線
の切断などで水位を検出しなくなる場合がある。その
際、製氷運転を継続することを保護するため、製氷運転
開始時、つまり、マイコン23の出力信号O3でセットさ
れ、クロック1,25よりのクロックを所定数カウントする
と水位検出装置20が異常であることを検出してマイコン
23への入力信号I4を入力し、製氷運転から離氷運転へ強
制的に切換える様マイコン23内の記憶回路2,32に記憶さ
れている。又、製氷運転が完了し、離氷運転が開始され
マイコン23の出力信号O3が出力されると製氷運転切換装
置27へ入力され製氷運転切換装置27のカウント数をリセ
ットする。
水位を検出しているが電極腐食やフロートSWのリード線
の切断などで水位を検出しなくなる場合がある。その
際、製氷運転を継続することを保護するため、製氷運転
開始時、つまり、マイコン23の出力信号O3でセットさ
れ、クロック1,25よりのクロックを所定数カウントする
と水位検出装置20が異常であることを検出してマイコン
23への入力信号I4を入力し、製氷運転から離氷運転へ強
制的に切換える様マイコン23内の記憶回路2,32に記憶さ
れている。又、製氷運転が完了し、離氷運転が開始され
マイコン23の出力信号O3が出力されると製氷運転切換装
置27へ入力され製氷運転切換装置27のカウント数をリセ
ットする。
しかし、製氷運転を開始して水位検出装置20が作動する
迄、つまり一定氷厚の板氷が製氷部材５に製氷される迄
の時間は外気温度によって変化し、実測したところ例え
ば電動圧縮機10,18OW、製氷部材５の面積が200cm2の製
氷機において、第５図に示す特性が得られる。色々な設
置場所を推定し、外気温度が高く、製氷時間が長い時間
より（第５図外気温度35℃，製氷時間65分）製氷運転切
換装置27による水位検出装置20の異常検出を75分と決め
る。製氷運転開始後75分経過後、マイコン23への製氷完
了の入力信号I1が入力されないと入力信号I4が入力され
製氷運転を完了する。
迄、つまり一定氷厚の板氷が製氷部材５に製氷される迄
の時間は外気温度によって変化し、実測したところ例え
ば電動圧縮機10,18OW、製氷部材５の面積が200cm2の製
氷機において、第５図に示す特性が得られる。色々な設
置場所を推定し、外気温度が高く、製氷時間が長い時間
より（第５図外気温度35℃，製氷時間65分）製氷運転切
換装置27による水位検出装置20の異常検出を75分と決め
る。製氷運転開始後75分経過後、マイコン23への製氷完
了の入力信号I1が入力されないと入力信号I4が入力され
製氷運転を完了する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の様な構成では製氷運転が完了し給水
運転中に水位検出装置20の異常が解除された場合、つま
り水位検出装置20をフロートSWを用いフロートSWのロッ
ク状態が解除し正常動作する際、次の製氷運転時は第５
図に示す特性図に応じた製氷時間で製氷運転が完了す
る。
運転中に水位検出装置20の異常が解除された場合、つま
り水位検出装置20をフロートSWを用いフロートSWのロッ
ク状態が解除し正常動作する際、次の製氷運転時は第５
図に示す特性図に応じた製氷時間で製氷運転が完了す
る。
外気温度20℃で製氷運転中であると55分が製氷時間であ
り、製氷運転切換装置27作動時間75分では約30mmの板氷
が製氷される。
り、製氷運転切換装置27作動時間75分では約30mmの板氷
が製氷される。
第６図に板氷切断用ヒータ装置9,30Wで実測した外気温
度と板氷切断時間の特性を示す。外気温度20℃で氷厚30
mm（製氷運転切換装置27作動時間75分）の板氷切断時間
は60分、水位検出装置20が正常の場合の製氷時間は第５
図より50分であり製氷運転切換装置27作動時の板氷が板
氷切断用ヒータ装置９にて切断中に水位検出装置20の異
常が解除された際の板氷を製氷完了，離氷し板氷が重な
ることになる。このことにより板氷切断用ヒータ装置９
に過度の衝撃を加え板氷切断用ヒータ装置９の切断とい
った異常状態をまねく場合が発生するといった問題点を
有していた。
度と板氷切断時間の特性を示す。外気温度20℃で氷厚30
mm（製氷運転切換装置27作動時間75分）の板氷切断時間
は60分、水位検出装置20が正常の場合の製氷時間は第５
図より50分であり製氷運転切換装置27作動時の板氷が板
氷切断用ヒータ装置９にて切断中に水位検出装置20の異
常が解除された際の板氷を製氷完了，離氷し板氷が重な
ることになる。このことにより板氷切断用ヒータ装置９
に過度の衝撃を加え板氷切断用ヒータ装置９の切断とい
った異常状態をまねく場合が発生するといった問題点を
有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、水位検出装置20が異常にな
りその保護のため製氷開始よりカウントし所定時間経過
後製氷運転を完了する製氷運転切換装置27により製氷さ
れる自動製氷機で前記水位検出装置20の異常状態が解除
された時板氷切断用ヒータ装置９に板氷が重なり、板氷
切断用ヒータ装置９が切断されることのない自動製氷機
の制御装置を提供するものである。
りその保護のため製氷開始よりカウントし所定時間経過
後製氷運転を完了する製氷運転切換装置27により製氷さ
れる自動製氷機で前記水位検出装置20の異常状態が解除
された時板氷切断用ヒータ装置９に板氷が重なり、板氷
切断用ヒータ装置９が切断されることのない自動製氷機
の制御装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の自動製氷機の制御
装置は、製氷部材に板氷が有るか無いかを検出する離氷
検出装置と、前記製氷部材に循環する製氷水を貯水する
貯水タンクと、前記貯水タンク内の製氷水の水位が所定
水位まで下がったことを検出して前記製氷部材に一定氷
厚の板氷を製氷したことを知らせる信号を出力する水位
検出装置と、製氷運転開始時よりカウントを開始し、前
記水位検出装置から信号が出力される前に所定数をカウ
ントし終わったときに前記水位検出装置の異常を知らせ
る信号を出力する異常検出タイマと、前記異常検出タイ
マからの信号により製氷運転から製氷運転に強制的に切
換える製氷運転切換装置と、前記製氷運転切換装置の作
動時に、前記離氷検出装置が前記製氷部材に板氷無検出
時よりカウンタを開始し、所定数をカウントし終わるま
で次の製氷運転の開始を遅延させる遅延タイマとを備え
たのである。
装置は、製氷部材に板氷が有るか無いかを検出する離氷
検出装置と、前記製氷部材に循環する製氷水を貯水する
貯水タンクと、前記貯水タンク内の製氷水の水位が所定
水位まで下がったことを検出して前記製氷部材に一定氷
厚の板氷を製氷したことを知らせる信号を出力する水位
検出装置と、製氷運転開始時よりカウントを開始し、前
記水位検出装置から信号が出力される前に所定数をカウ
ントし終わったときに前記水位検出装置の異常を知らせ
る信号を出力する異常検出タイマと、前記異常検出タイ
マからの信号により製氷運転から製氷運転に強制的に切
換える製氷運転切換装置と、前記製氷運転切換装置の作
動時に、前記離氷検出装置が前記製氷部材に板氷無検出
時よりカウンタを開始し、所定数をカウントし終わるま
で次の製氷運転の開始を遅延させる遅延タイマとを備え
たのである。
作用 本発明では、水位検出装置の異常で製氷運転を継続しっ
ぱなしになるのを避けるため、製氷運転開始から所定時
間を経過すると製氷運転から離氷運転に強制的に切換え
るとともに、強制的に製氷運転から離氷運転に切換えた
ときは、遅延タイマにより、離氷検出装置で離氷を検出
してから所定時間経過するまで次の製氷運転の開始を遅
延させるため、水位検出装置の異常解除時に次の板氷が
板氷切断用ヒータ装置上に落下する前に、板氷の切断終
わらせることができ、板氷切断用ヒータ装置上に板氷が
重なることを防止できる。
ぱなしになるのを避けるため、製氷運転開始から所定時
間を経過すると製氷運転から離氷運転に強制的に切換え
るとともに、強制的に製氷運転から離氷運転に切換えた
ときは、遅延タイマにより、離氷検出装置で離氷を検出
してから所定時間経過するまで次の製氷運転の開始を遅
延させるため、水位検出装置の異常解除時に次の板氷が
板氷切断用ヒータ装置上に落下する前に、板氷の切断終
わらせることができ、板氷切断用ヒータ装置上に板氷が
重なることを防止できる。
実施例 以下本発明の一実施例の自動製氷機の制御装置につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
第１図は本発明の一実施例における自動製氷機の制御装
置のブロック図を示すものである。第１図において、離
氷検出装置22によりリセットされるカウンタ2,33及びカ
ウンタ2,33に入力するクロック2,34で構成される遅延タ
イマ35以外、第４図に示す従来の自動製氷機の制御装置
のブロック図と同じ構成であり、説明は省略する。
置のブロック図を示すものである。第１図において、離
氷検出装置22によりリセットされるカウンタ2,33及びカ
ウンタ2,33に入力するクロック2,34で構成される遅延タ
イマ35以外、第４図に示す従来の自動製氷機の制御装置
のブロック図と同じ構成であり、説明は省略する。
遅延タイマ35は製氷運転切換装置27よりの水位検出装置
異常信号及び離氷検出装置22よりの板氷無検出信号AND
回路36でセットされ所定時間経過後にマイコン23へ入力
信号I5を入力すると共にカウンタ2,33をリセットする。
異常信号及び離氷検出装置22よりの板氷無検出信号AND
回路36でセットされ所定時間経過後にマイコン23へ入力
信号I5を入力すると共にカウンタ2,33をリセットする。
マイコン23の入力信号I5が入力された後、製氷運転を開
始する様マイコン23内記憶回路3,37に記憶されている。
始する様マイコン23内記憶回路3,37に記憶されている。
以上の様に構成された自動製氷機の制御装置について以
下第２図の動作フローチャートを用いてその動作を説明
する。
下第２図の動作フローチャートを用いてその動作を説明
する。
製氷開始と共にリレー28,31をONさせ循環水ポンプ７、
電動圧縮機10、空冷用ファン12を駆動し（第２図step
1）。
電動圧縮機10、空冷用ファン12を駆動し（第２図step
1）。
製氷運転が進み水位検出装置20がON（下限設定スイッチ
19がON）する迄製氷運転を行なう（第２図step2）。
19がON）する迄製氷運転を行なう（第２図step2）。
製氷運転中に製氷運転切換装置27のカウンタ1,26がクロ
ック1,26を所定数カウントすると（第２図step3）水位
検出装置20がONしなくてもリレー28をOFFし、循環水ポ
ンプ７を停止し製氷運転を完了すると共に、リレー29,3
0をONし、離氷運転及び給水運転を開始し、製氷部材５
に製氷した板氷を板氷切断用ヒータ装置９に離氷すると
共に貯水タンク６内に次の製氷のため給水を行う（第２
図step4）。
ック1,26を所定数カウントすると（第２図step3）水位
検出装置20がONしなくてもリレー28をOFFし、循環水ポ
ンプ７を停止し製氷運転を完了すると共に、リレー29,3
0をONし、離氷運転及び給水運転を開始し、製氷部材５
に製氷した板氷を板氷切断用ヒータ装置９に離氷すると
共に貯水タンク６内に次の製氷のため給水を行う（第２
図step4）。
水位検出装置20の上限設定スイッチ18がONすると（第２
図step5）リレー29をOFFし、給水弁14を停止する（第２
図step6）。
図step5）リレー29をOFFし、給水弁14を停止する（第２
図step6）。
次に離氷運転中離氷検出装置22が離氷完了を検出すると
（第２図step7）リレー30をOFFし、電磁弁21を停止する
（第２図step8）。製氷運転切換装置27よりの入力信号
つまり、水位検出装置20の異常信号を入力していると
（第２図step9）遅延タイマ35のカウンタ2,33がクロッ
ク2,34を所定数カウントした後製氷運転を開始する（第
２図step10）。
（第２図step7）リレー30をOFFし、電磁弁21を停止する
（第２図step8）。製氷運転切換装置27よりの入力信号
つまり、水位検出装置20の異常信号を入力していると
（第２図step9）遅延タイマ35のカウンタ2,33がクロッ
ク2,34を所定数カウントした後製氷運転を開始する（第
２図step10）。
以上の様に本実施例によれば、水位検出装置が異常の際
製氷運転を継続することを防ぐため製氷開始よりカウン
トし所定時間経過後強制的に離氷運転に切換える製氷運
転切換装置を設ける自動製氷機の制御装置において、水
位検出装置の異常が解除された時製氷開始遅延タイマを
設けることで次に製氷した板氷が板氷切断用ヒータ装置
にて製氷運転切換装置にて強制的に離氷した板氷と重な
り板氷切断用ヒータ装置を断線する問題点を解決する。
製氷運転を継続することを防ぐため製氷開始よりカウン
トし所定時間経過後強制的に離氷運転に切換える製氷運
転切換装置を設ける自動製氷機の制御装置において、水
位検出装置の異常が解除された時製氷開始遅延タイマを
設けることで次に製氷した板氷が板氷切断用ヒータ装置
にて製氷運転切換装置にて強制的に離氷した板氷と重な
り板氷切断用ヒータ装置を断線する問題点を解決する。
発明の効果 以上の様に本発明は、製氷部材に板氷が有るか無いかを
検出する離氷検出装置と、製氷部材に循環する製氷水を
貯水する貯水タンクと、貯水タンク内の製氷水の水位が
所定水位まで下がったことを検出して製氷部材に一定氷
厚の板氷を製氷したことを知らせる信号を出力する水位
検出装置と、製氷運転開始時よりカウントを開始し、水
位検出装置から信号が出力される前に所定数をカウント
し終わったときに水位検出装置の異常を知らせる信号を
出力する異常検出タイマと、異常検出タイマからの信号
により製氷運転から製氷運転に強制的に切換える製氷運
転切換装置と、製氷運転切換装置の作動時に、離氷検出
装置が製氷部材に板氷無検出時よりカウンタを開始し、
所定数をカウントし終わるまで次の製氷運転の開始を遅
延させる遅延タイマとを備えることにより、水位検出装
置の異常解除時に次の板氷が板氷切断用ヒータ装置上に
落下する前に、板氷の切断終わらせることができ、板氷
切断用ヒータ装置上に板氷が重なることがなくなり、板
氷切断用ヒータ装置上に板氷が重なることによる板氷の
割れ、異形氷作成、板氷切断用ヒータ装置の断線を防止
できる。
検出する離氷検出装置と、製氷部材に循環する製氷水を
貯水する貯水タンクと、貯水タンク内の製氷水の水位が
所定水位まで下がったことを検出して製氷部材に一定氷
厚の板氷を製氷したことを知らせる信号を出力する水位
検出装置と、製氷運転開始時よりカウントを開始し、水
位検出装置から信号が出力される前に所定数をカウント
し終わったときに水位検出装置の異常を知らせる信号を
出力する異常検出タイマと、異常検出タイマからの信号
により製氷運転から製氷運転に強制的に切換える製氷運
転切換装置と、製氷運転切換装置の作動時に、離氷検出
装置が製氷部材に板氷無検出時よりカウンタを開始し、
所定数をカウントし終わるまで次の製氷運転の開始を遅
延させる遅延タイマとを備えることにより、水位検出装
置の異常解除時に次の板氷が板氷切断用ヒータ装置上に
落下する前に、板氷の切断終わらせることができ、板氷
切断用ヒータ装置上に板氷が重なることがなくなり、板
氷切断用ヒータ装置上に板氷が重なることによる板氷の
割れ、異形氷作成、板氷切断用ヒータ装置の断線を防止
できる。
第１図は本発明の一実施例における自動製氷機の制御装
置ブロック図、第２図は本発明の一実施例における自動
製氷機の制御装置動作フローチャート、第３図は従来の
自動製氷機の概略構成図、第４図は同自動製氷機の制御
装置のブロック図、第５図は同外気温度と製氷時間の特
性図、第６図は同外気温度と板氷切断時間の特性図であ
る。 22……離氷検出装置、23……マイクロコンピュータ、27
……製氷運転切換装置、35……遅延タイマ。
置ブロック図、第２図は本発明の一実施例における自動
製氷機の制御装置動作フローチャート、第３図は従来の
自動製氷機の概略構成図、第４図は同自動製氷機の制御
装置のブロック図、第５図は同外気温度と製氷時間の特
性図、第６図は同外気温度と板氷切断時間の特性図であ
る。 22……離氷検出装置、23……マイクロコンピュータ、27
……製氷運転切換装置、35……遅延タイマ。
Claims (1)
- 【請求項１】冷凍系を具備させる製氷部材にて製造され
た板氷を受けて角氷に切断すべく縦線ヒータ及び横線ヒ
ータを枠体間に支持して構成した板氷切断用ヒータ装置
と、前記製氷部材に板氷が有るか無いかを検出する離氷
検出装置と、前記製氷部材に循環する製氷水を貯水する
貯水タンクと、前記貯水タンク内の製氷水の水位が所定
水位まで下がったことを検出して前記製氷部材に一定氷
厚の板氷を製氷したことを知らせる信号を出力する水位
検出装置と、製氷運転開始時よりカウントを開始し、前
記水位検出装置から信号が出力される前に所定数をカウ
ントし終わったときに前記水位検出装置の異常を知らせ
る信号を出力する異常検出タイマと、前記異常検出タイ
マからの信号により製氷運転から離氷運転に強制的に切
換える製氷運転切換装置と、前記製氷運転切換装置の作
動時に、前記離氷検出装置が前記製氷部材に板氷無検出
時よりカウントを開始し、所定数をカウントし終わるま
で次の製氷運転の開始を遅延させる遅延タイマとを備え
たことを特徴とする自動製氷機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9277986A JPH0726776B2 (ja) | 1986-04-22 | 1986-04-22 | 自動製氷機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9277986A JPH0726776B2 (ja) | 1986-04-22 | 1986-04-22 | 自動製氷機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62248973A JPS62248973A (ja) | 1987-10-29 |
| JPH0726776B2 true JPH0726776B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=14063907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9277986A Expired - Fee Related JPH0726776B2 (ja) | 1986-04-22 | 1986-04-22 | 自動製氷機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726776B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5848081B2 (ja) * | 2011-09-27 | 2016-01-27 | ホシザキ電機株式会社 | 自動製氷機の運転方法 |
-
1986
- 1986-04-22 JP JP9277986A patent/JPH0726776B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62248973A (ja) | 1987-10-29 |
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| JPH0250386B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |