JPH0358233B2 - - Google Patents
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- JPH0358233B2 JPH0358233B2 JP59145691A JP14569184A JPH0358233B2 JP H0358233 B2 JPH0358233 B2 JP H0358233B2 JP 59145691 A JP59145691 A JP 59145691A JP 14569184 A JP14569184 A JP 14569184A JP H0358233 B2 JPH0358233 B2 JP H0358233B2
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- JP
- Japan
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- noise reduction
- circuit
- limiter
- reduction circuit
- correlation
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- 230000001934 delay Effects 0.000 claims 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 21
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 3
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/21—Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
- H04N5/213—Circuitry for suppressing or minimising impulsive noise
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/21—Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明はノイズリダクシヨン回路に係り、ライ
ン内相関、ライン間相関、フイールド間相関等対
象とする相関が異なるノイズリダクシヨン回路部
を複数縦続接続したノイズリダクシヨン回路に関
する。 従来の技術 第5図は従来提案されている種々のノイズリダ
クシヨン回路の基本となるブロツク系統図を示
す。同図において、端子11に入来した映像信号
a及び端子12に入来した映像信号(例えば映
像信号aを1H遅延した信号)は減算器2に供給
され、ここで信号aは信号を減算される。この
減算によりノイズ成分が取出され、リミツタ3に
て振幅制限された後アツテネータ(ゲインk)4
にてレベル減衰されて減算器5に供給され、ここ
で信号aからノイズ成分を減算され、ノイズ成分
を軽減された映像信号bが得られて端子6より取
出される。ここで、映像信号の相関性の方法につ
いて考えてみる。第6図に示す如く、水平走査線
lに対し、はライン内におけるフオワードの相
関性、はそのバツクワードの相関性、はライ
ン間(又はフイールド内)におけるフオワードの
相関性、はそのバツクワードの相関性、はフ
イールド間(又はフレーム間)におけるフオード
の相関性、はそのバツクワードの相関性の夫々
の方向を示す。 即ち、相関性はどの方向から見るかによつて、
ライン内、ライン間(フイールド内)、フイール
ド間(フレーム間に)に分けられ、更に夫々に対
してフオワード(時間の流れに沿つて予測)、バ
ツクワード(時間の流れの逆方向に予測)の別が
ある。これらをまとめると、表に示す如く6通り
になる。
ン内相関、ライン間相関、フイールド間相関等対
象とする相関が異なるノイズリダクシヨン回路部
を複数縦続接続したノイズリダクシヨン回路に関
する。 従来の技術 第5図は従来提案されている種々のノイズリダ
クシヨン回路の基本となるブロツク系統図を示
す。同図において、端子11に入来した映像信号
a及び端子12に入来した映像信号(例えば映
像信号aを1H遅延した信号)は減算器2に供給
され、ここで信号aは信号を減算される。この
減算によりノイズ成分が取出され、リミツタ3に
て振幅制限された後アツテネータ(ゲインk)4
にてレベル減衰されて減算器5に供給され、ここ
で信号aからノイズ成分を減算され、ノイズ成分
を軽減された映像信号bが得られて端子6より取
出される。ここで、映像信号の相関性の方法につ
いて考えてみる。第6図に示す如く、水平走査線
lに対し、はライン内におけるフオワードの相
関性、はそのバツクワードの相関性、はライ
ン間(又はフイールド内)におけるフオワードの
相関性、はそのバツクワードの相関性、はフ
イールド間(又はフレーム間)におけるフオード
の相関性、はそのバツクワードの相関性の夫々
の方向を示す。 即ち、相関性はどの方向から見るかによつて、
ライン内、ライン間(フイールド内)、フイール
ド間(フレーム間に)に分けられ、更に夫々に対
してフオワード(時間の流れに沿つて予測)、バ
ツクワード(時間の流れの逆方向に予測)の別が
ある。これらをまとめると、表に示す如く6通り
になる。
【表】
そこで、上記相関性に対して用いられるノイズ
リダクシヨン回路と信号との関係は第7図に示
す如くとなり、例えばVTR等の機器ではこれら
の回路を適宜縦続接続してノイズ軽減を図つてい
る。 発明が解決しようとする問題点 ところが、従来の縦続接続されたノイズリダク
シヨン回路の各リミツタにおける夫々のリミツタ
レベルは、夫々他のノイズリダクシヨン回路に悪
影響を及ぼさない程度に狭く設定されていた。こ
のため、SN比の改善効果が低く、画面のあらゆ
る部分において最適のノイズ軽減効果を得ること
はできない等の問題点があつた。 本発明は、ある相関に対してノイズ軽減を行な
う際、他の相関に対するノイズリダクシヨン回路
部に悪影響を及ぼすことがなく、SN比を良好に
し得、画面のあらゆる部分において最適のノイズ
軽減効果を得ることができるノイズリダクシヨン
回路を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 第1図中、101,102,103は各ノイズリ
ダクシヨン回路部A,B,Cにおいて相関が無い
期間を検出する無相関部分検出回路、31,32,
33は上記期間通過レベルを広くされるリミツタ
である。 作 用 ノイズリダクシヨン回路部A,B,Cのうちの
一のノイズリダクシヨン回路部における減算器出
力をスライスした期間を検出し、この期間他のノ
イズリダクシヨン回路部におけるリミツタの通過
レベルを広くする。 実施例 第1図は本発明回路の一実施例のブロツク系統
図を示す。同図中、Aはライン内相関に対するノ
イズリダクシヨン回路部、Bはライン間相関に対
するノイズリダクシヨン回路部、Cはフイールド
間相関に対するノイズリダクシヨン回路部であ
り、これらは縦続接続されている。信号を作る
回路として上記各回路部には低域フイルタ7、
1H遅延回路8、1フイールド遅延回路9が設け
られている。 101,102,103は無相関部分検出回路
(以下、検出回路という)で、第2図に示す構成
とされている。端子10aに入来した減算器(例
えば21)の出力信号c(第3図A)は、上側スラ
イス回路11a、下側スライス回路11bにて
夫々上側スライスレベル、下側スライスレベルを
以てスライスされる。ここで、映像信号に相関
(例えばイラン内相関)が無い場合、第3図Aに
示す如く1H期間内において大振幅部分P1,P2を
生じ、上側スライス回路11a、下側スライス回
路11bで大振幅部分Pをスライスされて信号
d,e(同図B,C)とされる。次いで信号eは
反転回路12で反転され、加算器13で信号dと
加算されて信号f(同図D)とされ、出力端子1
0bより取出される。 信号fは無相関部分検出信号(以下、検出信号
という)として次の各回路に供給される。検出回
路101,102から取出された検出信号はアツテ
ネータ141,144を介して加算器151にて加
算された後リミツタ回路33に供給され、検出回
路101,103から取出された検出信号はアツテ
ネータ142,146を介して加算器153にて加
算された後リミツタ回路32に供給され、検出回
路102,103から取出された検出信号はアツテ
ネータ143,145を介して加算器152にて加
算された後リミツタ回路31に供給される。 リミツタ回路31,32,33は第4図に示す如
く、大略、リミツタ3aと反転回路3bとにて構
成されている。同図示の回路は、第1図中、ある
一のノイズリダクシヨン回路部におけるリミツタ
回路30及びそのノイズリダクシヨン回路部と別
の他の2つのノイズリダクシヨン回路部における
検出回路10a,10bを示したものである。 検出回路10a,10bから取出された検出信
号は減衰器14a,14bにてレベル調節され、
加算器15にて加算された後可変抵抗VR2に供給
される一方、反転回路3bにて反転されて可変抵
抗VR1に供給される。ここで、加算器15からの
信号により可変抵抗VR2の中点電位が電源Vc側
に上昇することにより、又、反転回路3bからの
信号により可変抵抗VR1の中点電位がアース側に
下降することによりリミツタ3aの通過レベルが
広くなるように設定されている。 例えば、端子1に入来した映像信号にライン内
相関が無い場合、検出回路101から検出信号f1
が取出され、減衰器142、加算器153を介して
リミツタ回路32に供給される一方、減衰器14
1、加算器151を介してリミツタ回路33に供給
され、その夫々の通過レベルを広くする。この場
合、リミツタ回路31にて大振幅部分P1,P2の期
間スライスされるので、加算器51からはその期
間にノイズ成分を含む大振幅信号成分が取出され
る。 この大振幅信号成分は減算器22、通過レベル
を広くされたリミツタ回路32をそのまま通過し、
減衰器42にてレベル減衰されて減算器52に供給
される。減算器52において、減算器51から出力
された上記ノイズ成分を含む大振幅信号成分から
減衰器42の出力が減算され、これにより、大振
幅部分P1,P2の期間大振幅信号成分に含まれる
ノイズ成分が軽減されて取出される。 このとき、リミツタ回路33の通過レベルも広
くされているので、減算器52からの信号は減算
器23、リミツタ回路33をそのまま通過して減算
器53で大振幅部分P1,P2の期間のノイズ成分を
軽減されて端子6より取出される。 このように、ライン内相関が無い場合、ノイズ
リダクシヨン回路部Aで軽減しきれなかつた大振
幅部分P1,P2におけるノイズ成分はノイズリダ
クシヨン回路部B,Cにて軽減され、より大振幅
の部分におけるノイズ成分を有効に軽減し得る。 逆に、ライン内相関がある場合、リミツタ回路
32,33の通過レベルは元のまま狭くされている
ため、ノイズリダクシヨン回路B,Cによつてノ
イズリダクシヨン回路部Aの出力を減算してしま
うことはなく、ノイズリダクシヨン回路部B,C
の映像信号への悪影響を少なくし得る。 一方、ライン間相関が無い場合、検出回路10
2から検出された検出信号f2によりリミツタ回路
31,33の通過レベルが広くされ、ノイズリダク
シヨン回路部Bで軽減しきれない大振幅部分期間
におけるノイズ成分はノイズリダクシヨン回路部
A,Cで軽減される。これと同様にして、フイー
ルド間相関が無い場合、検出回路103から取出
された検出信号f3によりリミツタ回路31,32の
通過レベルが広くされ、ノイズリダクシヨン回路
部Cで軽減しきれない大振幅部分期間におけるノ
イズ成分はノイズリダクシヨン回路部A,Bで軽
減される。 なお、ノイズリダクシヨン回路部A,B,Cの
縦続接続順序は第1図示のものに限定されるもの
ではなく、適宜入替えてもよい。又、ノイズリダ
クシヨン回路部の数は必ずしも3つ必要ではな
く、例えば2つでもよい。 又、リミツタ回路31,32,33のリミツタレ
ベルを可変するに際し、デジタル的にリミツタレ
ベルを切換えると、画面の相関性が切換えの閾値
レベル近傍に一致した時にノイズ等によつて画面
にちらつきを生じるが、本実施例ではアナログ的
にリミツタレベルを切換えているので、上記のよ
うな画面のちらつきを生じるおそれはない。 発明の効果 本発明回路は、複数のノイズリダクシヨン回路
部のうちの一のノイズリダクシヨン回路部におけ
る第1の減算器の出力を所定レベルでスライスし
てこのスライスした期間を検出し、この期間他の
ノイズリダクシヨン回路部におけるリミツタの通
過レベルを広くするように構成したため、相関が
ない映像信号が入来した場合、無相関を検出する
一のノイズリダクシヨン回路部において軽減しき
れないノイズ成分を他のノイズリダクシヨン回路
部において軽減し得、又、相関がある場合、他の
ノイズリダクシヨン回路部におけるリミツタの通
過レベルは狭いままであるので、他のノイズリダ
クシヨン回路部による悪影響を少なくし得、又、
SN比を良好にし得、画面のあらゆる部分におい
て最適のノイズ軽減効果を得ることができる等の
特長を有する。
リダクシヨン回路と信号との関係は第7図に示
す如くとなり、例えばVTR等の機器ではこれら
の回路を適宜縦続接続してノイズ軽減を図つてい
る。 発明が解決しようとする問題点 ところが、従来の縦続接続されたノイズリダク
シヨン回路の各リミツタにおける夫々のリミツタ
レベルは、夫々他のノイズリダクシヨン回路に悪
影響を及ぼさない程度に狭く設定されていた。こ
のため、SN比の改善効果が低く、画面のあらゆ
る部分において最適のノイズ軽減効果を得ること
はできない等の問題点があつた。 本発明は、ある相関に対してノイズ軽減を行な
う際、他の相関に対するノイズリダクシヨン回路
部に悪影響を及ぼすことがなく、SN比を良好に
し得、画面のあらゆる部分において最適のノイズ
軽減効果を得ることができるノイズリダクシヨン
回路を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 第1図中、101,102,103は各ノイズリ
ダクシヨン回路部A,B,Cにおいて相関が無い
期間を検出する無相関部分検出回路、31,32,
33は上記期間通過レベルを広くされるリミツタ
である。 作 用 ノイズリダクシヨン回路部A,B,Cのうちの
一のノイズリダクシヨン回路部における減算器出
力をスライスした期間を検出し、この期間他のノ
イズリダクシヨン回路部におけるリミツタの通過
レベルを広くする。 実施例 第1図は本発明回路の一実施例のブロツク系統
図を示す。同図中、Aはライン内相関に対するノ
イズリダクシヨン回路部、Bはライン間相関に対
するノイズリダクシヨン回路部、Cはフイールド
間相関に対するノイズリダクシヨン回路部であ
り、これらは縦続接続されている。信号を作る
回路として上記各回路部には低域フイルタ7、
1H遅延回路8、1フイールド遅延回路9が設け
られている。 101,102,103は無相関部分検出回路
(以下、検出回路という)で、第2図に示す構成
とされている。端子10aに入来した減算器(例
えば21)の出力信号c(第3図A)は、上側スラ
イス回路11a、下側スライス回路11bにて
夫々上側スライスレベル、下側スライスレベルを
以てスライスされる。ここで、映像信号に相関
(例えばイラン内相関)が無い場合、第3図Aに
示す如く1H期間内において大振幅部分P1,P2を
生じ、上側スライス回路11a、下側スライス回
路11bで大振幅部分Pをスライスされて信号
d,e(同図B,C)とされる。次いで信号eは
反転回路12で反転され、加算器13で信号dと
加算されて信号f(同図D)とされ、出力端子1
0bより取出される。 信号fは無相関部分検出信号(以下、検出信号
という)として次の各回路に供給される。検出回
路101,102から取出された検出信号はアツテ
ネータ141,144を介して加算器151にて加
算された後リミツタ回路33に供給され、検出回
路101,103から取出された検出信号はアツテ
ネータ142,146を介して加算器153にて加
算された後リミツタ回路32に供給され、検出回
路102,103から取出された検出信号はアツテ
ネータ143,145を介して加算器152にて加
算された後リミツタ回路31に供給される。 リミツタ回路31,32,33は第4図に示す如
く、大略、リミツタ3aと反転回路3bとにて構
成されている。同図示の回路は、第1図中、ある
一のノイズリダクシヨン回路部におけるリミツタ
回路30及びそのノイズリダクシヨン回路部と別
の他の2つのノイズリダクシヨン回路部における
検出回路10a,10bを示したものである。 検出回路10a,10bから取出された検出信
号は減衰器14a,14bにてレベル調節され、
加算器15にて加算された後可変抵抗VR2に供給
される一方、反転回路3bにて反転されて可変抵
抗VR1に供給される。ここで、加算器15からの
信号により可変抵抗VR2の中点電位が電源Vc側
に上昇することにより、又、反転回路3bからの
信号により可変抵抗VR1の中点電位がアース側に
下降することによりリミツタ3aの通過レベルが
広くなるように設定されている。 例えば、端子1に入来した映像信号にライン内
相関が無い場合、検出回路101から検出信号f1
が取出され、減衰器142、加算器153を介して
リミツタ回路32に供給される一方、減衰器14
1、加算器151を介してリミツタ回路33に供給
され、その夫々の通過レベルを広くする。この場
合、リミツタ回路31にて大振幅部分P1,P2の期
間スライスされるので、加算器51からはその期
間にノイズ成分を含む大振幅信号成分が取出され
る。 この大振幅信号成分は減算器22、通過レベル
を広くされたリミツタ回路32をそのまま通過し、
減衰器42にてレベル減衰されて減算器52に供給
される。減算器52において、減算器51から出力
された上記ノイズ成分を含む大振幅信号成分から
減衰器42の出力が減算され、これにより、大振
幅部分P1,P2の期間大振幅信号成分に含まれる
ノイズ成分が軽減されて取出される。 このとき、リミツタ回路33の通過レベルも広
くされているので、減算器52からの信号は減算
器23、リミツタ回路33をそのまま通過して減算
器53で大振幅部分P1,P2の期間のノイズ成分を
軽減されて端子6より取出される。 このように、ライン内相関が無い場合、ノイズ
リダクシヨン回路部Aで軽減しきれなかつた大振
幅部分P1,P2におけるノイズ成分はノイズリダ
クシヨン回路部B,Cにて軽減され、より大振幅
の部分におけるノイズ成分を有効に軽減し得る。 逆に、ライン内相関がある場合、リミツタ回路
32,33の通過レベルは元のまま狭くされている
ため、ノイズリダクシヨン回路B,Cによつてノ
イズリダクシヨン回路部Aの出力を減算してしま
うことはなく、ノイズリダクシヨン回路部B,C
の映像信号への悪影響を少なくし得る。 一方、ライン間相関が無い場合、検出回路10
2から検出された検出信号f2によりリミツタ回路
31,33の通過レベルが広くされ、ノイズリダク
シヨン回路部Bで軽減しきれない大振幅部分期間
におけるノイズ成分はノイズリダクシヨン回路部
A,Cで軽減される。これと同様にして、フイー
ルド間相関が無い場合、検出回路103から取出
された検出信号f3によりリミツタ回路31,32の
通過レベルが広くされ、ノイズリダクシヨン回路
部Cで軽減しきれない大振幅部分期間におけるノ
イズ成分はノイズリダクシヨン回路部A,Bで軽
減される。 なお、ノイズリダクシヨン回路部A,B,Cの
縦続接続順序は第1図示のものに限定されるもの
ではなく、適宜入替えてもよい。又、ノイズリダ
クシヨン回路部の数は必ずしも3つ必要ではな
く、例えば2つでもよい。 又、リミツタ回路31,32,33のリミツタレ
ベルを可変するに際し、デジタル的にリミツタレ
ベルを切換えると、画面の相関性が切換えの閾値
レベル近傍に一致した時にノイズ等によつて画面
にちらつきを生じるが、本実施例ではアナログ的
にリミツタレベルを切換えているので、上記のよ
うな画面のちらつきを生じるおそれはない。 発明の効果 本発明回路は、複数のノイズリダクシヨン回路
部のうちの一のノイズリダクシヨン回路部におけ
る第1の減算器の出力を所定レベルでスライスし
てこのスライスした期間を検出し、この期間他の
ノイズリダクシヨン回路部におけるリミツタの通
過レベルを広くするように構成したため、相関が
ない映像信号が入来した場合、無相関を検出する
一のノイズリダクシヨン回路部において軽減しき
れないノイズ成分を他のノイズリダクシヨン回路
部において軽減し得、又、相関がある場合、他の
ノイズリダクシヨン回路部におけるリミツタの通
過レベルは狭いままであるので、他のノイズリダ
クシヨン回路部による悪影響を少なくし得、又、
SN比を良好にし得、画面のあらゆる部分におい
て最適のノイズ軽減効果を得ることができる等の
特長を有する。
第1図は本発明回路の一実施例のブロツク系統
図、第2図及び第3図は夫々無相関部分検出回路
のブロツク系統図及びその動作説明用信号波形
図、第4図はリミツタの通過レベルを可変する動
作を説明するための回路図、第5図は一般のノイ
ズリダクシヨン回路のブロツク系統図、第6図は
ライン内、ライン間、フイールド間の各相関の方
向を説明するための図、第7図は各種ノイズリダ
クシヨン回路と遅延回路の出力信号との関係を
説明するための図である。 1……映像信号入力端子、21〜23,51〜53
……減算器、31〜33……リミツタ回路、41〜
43,141〜146……減衰器、6……出力端子、
7……低減フイルタ、8……1H遅延回路、9…
…1フイールド遅延回路、101〜103……無相
関部分検出回路、151〜153……加算器、A,
B,C……ノイズリダクシヨン回路部。
図、第2図及び第3図は夫々無相関部分検出回路
のブロツク系統図及びその動作説明用信号波形
図、第4図はリミツタの通過レベルを可変する動
作を説明するための回路図、第5図は一般のノイ
ズリダクシヨン回路のブロツク系統図、第6図は
ライン内、ライン間、フイールド間の各相関の方
向を説明するための図、第7図は各種ノイズリダ
クシヨン回路と遅延回路の出力信号との関係を
説明するための図である。 1……映像信号入力端子、21〜23,51〜53
……減算器、31〜33……リミツタ回路、41〜
43,141〜146……減衰器、6……出力端子、
7……低減フイルタ、8……1H遅延回路、9…
…1フイールド遅延回路、101〜103……無相
関部分検出回路、151〜153……加算器、A,
B,C……ノイズリダクシヨン回路部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入力映像信号を遅延する遅延回路、該入力映
像信号と該遅延回路の出力とを減算する第1の減
算器、該第1の減算器の出力を振幅制限するリミ
ツタ、該入力映像信号から該リミツタの出力を減
算する第2の減算器とからなるノイズリダクシヨ
ン回路部を複数縦続接続し、該複数のノイズリダ
クシヨン部の夫々の遅延回路を、低域フイルタ、
1H遅延回路、1フイールド遅延回路等夫々異な
るいずれかの遅延回路にて構成したノイズリダク
シヨン回路において、上記複数のノイズリダクシ
ヨン回路部のうちの一のノイズリダクシヨン回路
部における上記第1の減算器の出力を所定レベル
でスライスして該スライスした期間を検出し、該
期間他ノイズリダクシヨン回路部における上記リ
ミツタの通過レベルを広くするように構成してな
ることを特徴とするノイズリダクシヨン回路。 2 該リミツタは、該通過レベルをアナログ的に
可変されることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のノイズリダクシヨン回路。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14569184A JPS6125377A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | ノイズリダクシヨン回路 |
KR1019850004112A KR900002384B1 (ko) | 1984-07-13 | 1985-06-12 | 잡음 저감 회로 |
US06/754,628 US4635120A (en) | 1984-07-13 | 1985-07-12 | Noise reduction circuit for video signal |
EP85305053A EP0169052B1 (en) | 1984-07-13 | 1985-07-15 | Noise reduction circuit for video signal |
DE8585305053T DE3585339D1 (de) | 1984-07-13 | 1985-07-15 | Schaltung zur verminderung des rauschens fuer ein videosignal. |
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