JPH0358060A - 静電記録装置 - Google Patents

静電記録装置

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Publication number
JPH0358060A
JPH0358060A JP1195104A JP19510489A JPH0358060A JP H0358060 A JPH0358060 A JP H0358060A JP 1195104 A JP1195104 A JP 1195104A JP 19510489 A JP19510489 A JP 19510489A JP H0358060 A JPH0358060 A JP H0358060A
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JP
Japan
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photoreceptor
original
seam
sensor
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JP1195104A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Ishii
石井 辰夫
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機等の静電記録装置に関する。
従来の技術 従来、複写機等にあっては、感光体としてベルト状のも
のを用いたものも少なくない。この場合、継目にてルー
プ状に連結し無端帯状ベルトとして形成するのが通常で
ある。ここに、感光体上に形或される画像が継目位置に
かからないように、継目センサを設け、その検知出力に
基づき複写動作のタイミング、特に露光位置に対する感
光体継目の停止位置を制御するようにしている。また、
原稿側についてみると、自動給紙搬送機構により原稿を
自動搬送させるようにしたものが多い。この際、転写紙
給紙等とのタイミングをとるため、原稿先端検知センサ
により原稿先端を検知するのが一般的である。
このような構成において、動作を考えると、原稿読取り
(n光)が終了した時には感光体上の画像後端は露光位
置にあるので、この画像後端が転写位置に移動するまで
感光体を回転駆動させなければならない。この時、感光
体上の画像先端が露光位置を越えていると、次の作像時
に継目を避けるためには感光体をさらに1回転させて継
目センサにより継目が検知される所定位置で駆動モータ
、従って感光体を停止させなければならない。即ち、1
枚の原稿についてのコピー毎に感光体を2回転させてい
るものである。
発明が解決しようとする課題 ここに、原稿によってはベルト状感光体の長さの半分程
度以下の長さのものもあり、感光体上の画像後端が転写
位置に到達した時点でii*先端が露光位置に達してい
ないような場合であれば、継目センサ検知のタイミング
で感光体を停止させても支障ない。即ち、感光体を1回
転させるだけでよい。ところが、従来は、常に原稿サイ
ズを同一的とみなし、上記のように感光体を常に2回転
させて停止させているため、小サイズの原稿複写時であ
っても無駄な時間がかかってしまう。
課題を解決するための手段 継目を有する無端帯ベル1・状の感光体を駆動源に連結
された駆動ローラにより回転させ、この感光体表面を帯
電手段により一様帯電した後、原稿給紙搬送手段により
給紙搬送される原稿を露光光学系により露光してその反
射光により前記感光体上に静電潜像を形威し、この静電
潜像を現像手段により顕像化し、顕像化された画像を転
写紙給紙搬送手段により給紙搬送される転写紙上に転写
手段により転写し、転写紙に転写された画像を定着手段
により定着するようにした静電記録装置において、前記
感光体の継目を検知する継目センサと、前記原稿給紙搬
送手段により給紙搬送される原稿の先端及び後端を露光
位置より上流側で検知する原稿端検知センサとを設け、
この原稿端検知センサによる検知出力に基づき原稿サイ
ズを判定するサイズ判定部とこのサイズ判定結果及び前
記継目センサ検知出力に基づき前記駆動源による回転を
制御する回転駆動制御部とを有して前記感光体の停止位
置を制御する制御手段を設けた。
作用 感光体の回転停止位置は、基本的には継目センサ検知出
力に基づき、画像が継目にかからないように制御手段中
の回転駆動制御部により制御される。この際、原稿給紙
搬送手段により給紙搬送される原稿の先端及び後端が原
稿端検知センサにより検知され、その検知出力に基づき
制御手段中のサイズ判定部により判定される。この判定
されたサイズも感光体停止位置制御に供され、通常的な
原稿サイズであれば、上記継目センサ検知出力に基づく
感光体の回転制御を2回転とさせるが、小サイズ原稿の
場合であれば継目センサ検知出力に基づく回転制御を1
回転とすればよく、処理時間が短縮される。
実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、第1図ないし第3図により全体の概略構成及び作
用を説明する。第1図はプロセス構威の概略を示す断面
構造図、第2図は未使用時の全体外観を示す斜視図、第
3図はそのコピー処理待機状態の外観を示す斜視図であ
る。本実施例の複写機は第2図等に示すように主として
壁に沿って立て掛けて使用する縦型・薄型複写機として
構或じたものである。
本実施例の複写機は、外観的には、第2図に示すように
、各々外装カバーを兼用する原稿搬送テーブル1と、前
カバー2と,給紙テーブル3と、左右の側面カバー4,
5と、背面カバー6により囲まれている。左右の側面カ
バー4,5には各々ルーバ7が設けられている。
このような未使用時状態からコピー処理待機状態にする
には、まず、原稿搬送テーブルlの外面側上部に設けた
把手8を持ち手前側に開放回動させて、第3図に示すよ
うに所定の位置まで開く。
このように開かれた状態では原稿搬送テーブル1内面側
の一対のサイドガイド9が露出し、原稿のセット挿入の
ガイドとなる。一対のサイドガイド9は双方が連動して
接近・離反し、原稿幅に合わせ得るものである。原稿搬
送テーブル1の最奥部側には原稿サイズ及びセンタ用の
位置を示すサイズマーク10が付されており、原稿の挿
入セットの目安とされる。また、原稿搬送テーブル1の
開放回動により、内部表面に位置する排紙コロ11や、
原稿搬送カバーを兼用する原稿排紙テーブル12が、第
3図図示の如く露出する。
給紙テーブル3はその外面を押すと、ロック手段(図示
せず)が解除され、支点部に設けたダンバ一手段(図示
せず)によりリニアに開放回動し、第3図に示すように
所定の位置で開放固定される。
この給紙テーブル3は表面上にコピーすべき転写紙を積
載セットさせるものであり、原稿搬送テーブル1と同様
に用紙サイズに合わせて連動して接近・離間し、用紙先
端カールをガイドする一対のサイドガイド13が設けら
れている。給紙テーブル3の手前側位置には用紙サイズ
及びセンタ用の位置を示すサイズマーク14が付されて
おり、転写紙の挿入セットの目安とされる。また、この
給紙テーブル3の最奥部中央には呼出しコロ15に対向
接触するフリクションパッド16が設けられている。給
紙テーブル3を開放させると、その内部表面に設けられ
て定着部等を覆うインナカバーl7が露出する。
このように原稿搬送テーブル1と給紙テーブル3とを開
放させると、本機のメイン電源が起動し、約20秒で待
機状態となる。そこで、この起動からコビー終了までの
概略動作を第1図により説明する。
ここに、静電記録方式の複写機の基本構或として、概略
的には第l図に示すように、無端帯ベルト状の感光体2
0が設けられ、この感光体20の周囲には静電写真プロ
セスに従い、帯電チャージャ(帯電手段)21、露光光
学系22、現像装置(現像手段)23、転写チャージャ
(転写手段)24、定着装置(定着手段)25、クリー
ニング装置26及び除電LEDアレイ27の各プロセス
ユニットが順に設けられている。また、露光光学系22
による露光位置上に対しては原稿給紙搬送装置(原稿給
紙搬送手段)28が設けられ、転写チャージャ24によ
る転写位置下に対しては転写紙給紙搬送装置(転写紙給
紙搬送手段)29が設けられている。本実施例では、感
光体20をケース内のほぼ中央位置に縦長でベルト内の
中央部の間隔が幅狭となる状態に設け、上記の各プロセ
スユニットがこのような感光体20の周囲に上方から下
方に順に幅狭状熊のまま配設されている。クリーニング
装置26の下部には冷却ファン3oも設けられている。
まず、原稿搬送テーブル1を開放回動させると、この開
放が原稿搬送テーブル開閉スイッチ31により検知され
る。また、給紙テーブル3を押すとロック手段が解除さ
れ、ダンパ一手段により半自動的に給紙テーブル3が開
放状態となると、この開放が給紙テーブル開閉スイッチ
32により検知される。これらの開閉スイッチ31.3
2のANDをとることにより、本機のウォームアップが
開始される。ここに、定着ヒータ33、蛍光灯ヒータ3
4及び前記冷却ファン30が約20秒後にウオームアッ
プを完了する。このような状態で、原稿と同じサイズ又
はコピーしたいサイズの転写紙を給紙テーブル3上でサ
イドガイド13をガイドとして先端ガイド35に突き当
てセットする。すると、給紙テーブル3に設けられた用
紙有無センサ36がオンして表示部(図示せず)に用紙
がセットされた旨が表示される。これにより、コピー可
能状態となり、原稿の押入セットを待つ。
そこで、サイドガイド9及びサイズマーク10をガイド
として原稿を原稿面下向きにして原稿搬送テーブル1上
に挿入セットし、一対の原稿搬送ローラ37,38に突
き当てる。このような原稿挿入セットは入口ローラ37
の手前に設けた原稿有無センサ39により検知される。
この検知後、一定パルス時間を経て搬送ローラ37,3
8が駆動され、原稿搬送が開始される。即ち、原稿有無
センサ39出力が搬送ローラ37,38の騙動開始時間
を規制するものであり、この待ち時間が原稿先端をレジ
ストローラに追従させるものとなる。
つまり、スキュー補正時間が確保されることになる。も
っとも、原稿先端が搬送方向に対し直角のものに限られ
る。
搬送ローラ37,38により搬送される原稿は、さらに
、内部の原稿押え板40により押えられつつコンタクト
ガラス41上を奥方に搬送される。
この搬送時に、原稿先端及び後端はコンタクトガラス4
1の下部に設けた原稿端検知センサ42により検知され
る。このセンサ42による原稿先端及び原稿後端の検知
を行わせるため、原稿押え板40のセンサ42に対向す
る位置には丸孔又は切欠が形成されている。
このようなセンサ42の下流側に、前記露光光学系22
による露光結像位置が設定されている。
露光光学系22はコンタクトガラス41上を搬送される
原稿の原稿面を露光する蛍光灯43と、蛍光灯43の光
の一部を効率よく原稿面に反射させる反射板44と、原
稿面からの反射光を前記感光体20上に集光照射させる
リンス(結像光学素子)45とからなる。
一方、前記搬送ローラ37,38により挿入搬送された
原稿は、コンタクトガラス4lよりも奥側に設けられた
一対の搬送ローラ46,47により搬送を引継がれ、内
側ガイド48と外側ガイド49とにより形成された反転
搬送路50を経て、排紙コロ1lにより原稿排紙テーブ
ルl2上に排出される。前記外側ガイド49は背面カバ
ー6の一部により形成され、外装カバーを兼用する。こ
れらのローラ11,37,38,46,47、反転搬送
路50及びテーブル1.12等により、前記原稿給紙搬
送装置28が構成されている。
原稿有無センサ39による原稿検知によって駆動モータ
と連動して感光体20の回転駆動が開始されるのに同期
して、転写チャージャ24、除電LEDアレイ27及び
前記蛍光灯43がオンされる.原稿先端がリンス45の
光軸に達する位置に対応する感光体20の位置が、駆動
開始がら帯電チャージャ21の位置に達する前のタイミ
ングで、この帯電チャージャ21がオンされ、感光体2
oの表面を一様帯電、即ち、均一な電位を付与する。
そして、リンス45により原稿からの反射光が感光体2
0上に結像されて静電潜像が形威される。
この静電潜像は現像装置23により現像され、顕像化さ
れたこのトナー像は、転写チャージャ24位置にて転写
紙上に転写される。転写後で、感光体20上に残留した
トナーはクリーニング姿置26のブレード5lにより掻
き落とされる。さらに、感光体20表面の残留電位は除
電LEDア]ノイ27の光照射により除去される。
ここに、感光体2oは継目(図示せず)を有するもので
、継目位置にまたがって画像が形威されないように、第
4図に示すように感光体20の表面端部に設けた反射マ
ーク52及び現像装置23の下部に設けた継目センサ5
3により感光体20のホームポジションを検知し、ベル
ト駆動、即ち、駆動モータをオフさせる構成とされてい
る。
一方、原稿有無センサ39の検知信号により駆動モータ
と連動して給紙テーブル側のクラッチに駆動が伝達され
、原稿端検知センサ42による原稿先端の検知信号によ
り給紙ソレノイドがオンし、かつ、上記クラッチ軸に係
合する給紙ローラ55及び呼出しコロl5により給紙テ
ーブル3上に積載された転写紙が給紙搬送される。この
時、給紙ローラ55に圧接させたフリクションパッド5
6により積載転写紙の最上位1枚だけが分離搬送される
。また、呼出しコロ15の下降給紙動作に連動するタイ
ミングで先端ガイド35も下方退避位置に下降変位する
給紙ローラ5Sにより搬送された転写紙は、内側ガイド
57と外側ガイド58とよりなる反転搬送路59を通り
、反転される状態で感光体20の転写位置に向かう。こ
こに、転写位置前にはレジストローラ60、従動ローラ
61が設けられており、転写紙は一旦、これらのローラ
60,61位置で停止し、感光体20上の画像先端と一
致するようにタイミング制御される。即ち、レジストロ
ーラ60の軸に係合しているクラッチは、上記の給紙ク
ラッチの駆動伝達と同様に駆動モータと連動し、原稿端
検知センサ42の原稿先端検知信号によりレジストロー
ラ60に駆動伝達され、顕像との同期がとられる。また
、レジストスタート信号としては継目センサ53の検知
信号を利用することも可能である。また、レジストロー
ラ60直前の位置にはジャム検知を行う用紙有無検知セ
ンサ62が設けられている。
レジストローラ60により所定タイミングで搬送された
転写紙は転写チャージャ24により感光体20上のトナ
ー像の転写を受ける。その後、転写紙は定着装置25の
定着ローラ63・加圧ローラ64対により熱定着されつ
つ搬送され、剥離爪65により剥離案内され、排紙コロ
66により機外に排出される。即ち、本実施例の転写紙
給紙搬送装置29における転写紙搬送経路は、給紙テー
ブル3、呼出しコロ15、給紙ローラ55及びフリクシ
ョンパッド56による給紙手段の給紙経路と、反転搬送
路59と、レジストローラ60・従動ローラ6l対と、
転写チャージャ24による転写経路と、定着ローラ63
・加圧ローラ64対と、排紙コロ66による排紙経路と
よりなり、yK稿給紙搬送装置28の場合と同じく、操
作側(手前側)が用紙挿入及び用紙排紙側となるように
設定されている。
即ち、反転搬送路49.59は第l図においてともに時
計回りに用紙を反転搬送させるものであり、反時計方向
に回転される感光体20に対し、原稿給紙搬送装R28
側では反転前に露光に供し、転写紙給紙搬送装置29側
では反転後に転写に供することにより、原稿及び転写紙
の移動方向が各々の作用位置では感光体移動方向と一致
するようにされている。よって、原稿及び転写紙の操作
を全て装置の操作側のみで行うことができ、操作性のよ
いものとなる。
この時、排紙コロ66の近傍に設けた排紙検知センサ6
7の検知信号を用いてレジスト部のセンサ63からのジ
ャム検知を行い、そのオフ信号(後端通過時)により継
目センサ53に信号を与え、感光体20上の反射マーク
52を検知し、駆動モータをオフさせる。駆動モータの
オフに同期して転写チャージャ24、除?I!LEDア
レイ27及び蛍光灯43がオフされる。
また、帯電チャージャ21は原稿有無検知センサ39が
オフした位置がリンス45の光軸に達した時に対応する
感光体20の位置でオフする。給紙ソレノイドはレジス
トソレノイドのオンと同期してオフし、レジストソレノ
イドは排紙検知センサ67のオフと同期してオフされる
これにより、コピー処理動作が終了し、待機状態となる
。そこで、原稿搬送テーブル1及び給紙テーブル3を第
2図に示すような状態に閉じることにより、各々の開閉
スイッチ31.32がオフし、これに同期して定着ヒー
タ33、蛍光灯ヒータ34及び冷却ファン30がオフす
る。
ここで、感光体20について第4図ないし第6図を参照
して説明する。無端帯ベルト状の感光体2oはその内周
側に位置させた複数のローラ、即ち駆動ローラ70とク
リーニングローラ7lと転写ローラ72とにより逆三角
形状なる縦長状態に支持され、かつ外周面に対しては現
像ローラ73とテンションローラ74とを凹状に食い込
む形で当接することによりベルト内の中央部の間隔が狭
くなる状態とされている。駆動源となる駆動モ−タ75
 (第6図参照)がオンすると、駆動ローラ70に係合
する駆動ギャ76が連動し、感光体20を原稿搬送ロー
ラ37と等速で回転駆動させる。
ここに、駆動ローラ70はゴムローラ、植毛ローラ等の
摩擦抵抗の大きい材質からなり、感光体20に対しリン
ス45による結像露光位置よりも下流であるが、現像ロ
ーラ73よりも上流位置に設けられている。このような
位置に駆動ローラ70を設けることにより、感光体20
は結像位置に常に平面性を与えるための引張りが付与さ
れ、かつ、現像ローラ73側がゆるみ側となり、現像ロ
ーラ73と感光体20とのニップ部のス1・レスが和ら
げられ、双方の追従性が得られる。
転写ローラ72は現像ローラ73よりも下流であって転
写チャージャ24に対向する位置に配置されている。こ
れらの上下同一直線上のほぼ同一位置に位置する駆動ロ
ーラ70、現像ローラ73及び転写ローラ72により感
光体20は、凹状に凹まされ、現像ローラ73における
現像ニップが広く確保されているとともに、中間の現像
ローラ73を食い込ませて感光体20の内周側の空きス
ペースを極力少なくしているため、装置は薄型化される
クリーニングローラ71は駆動ローラ70と同一高さ位
置、即ち、駆動ローラ70に対向して感光体2oの結像
部分がリンス45による結像光軸に対して直交する状態
となる位置に配置されている。このクリーニングローラ
71には前記ブレード51が対向している。テンション
ローラ74はクリーニングローラ7lと転写ローラ72
との中間外周位置にて感光体20を凹状に凹ませる状態
に押圧されて配置されている。このようにして、感光体
20は縦長状態であって、かつ、その中央部が極力凹ま
された幅狭状態で設けられていることになる。
また、転写ローラ72は表面が平滑で低摩擦のものが用
いられている。そこで、感光体20の片寄りを防止する
ため、この感光体20の内周の両側には片寄り防止ガイ
ド突条77が形或され(第4図参照)、転写ローラ72
端部にて規制されるように構成されている。
ところで、継目により無端帯ループ形状とされた感光体
20の表面の画像有効域の両側には、第4図に示すよう
に黒色塗装による導電層78が設けられている。感光体
2oのケーシング79にはこの導電層78に対向接触す
る除電ブラシ80が駆動ローラ70近傍位置に設けられ
ている。除電ブラシ80には板ばね81が接触しており
、前記導電層78は除電ブラシ8o、板ばね8lを介し
てアースされる。継目検知用の前記検知マーク52は金
色のものであり、前記導電層78上の一部に設けられて
いる、ケーシング79にはこの検知マーク52の軌跡上
位置にて継目センサ53に対向する位置に開口82が形
成され、継目センサ53によりこの検知マーク52を検
知可能とし、継目位置を常に非画像域とさせるための制
御に供される。また、感光体20表面の一部には、用紙
先端に対して3±2.5mJI+に相当する位置に転写
紙先端白抜け部形成用の非帯電層部83が全幅に渡って
形威されている。この非帯電層部83は黒色導電性材料
を塗装することにより形成されたものであり、継目セン
サ53の検知信号により位置制御される。
一般に、この種の静電記録装置では、感光体20上の画
像を転写紙に転写し感光体20から分離した後、定着等
の後プロセスを行うが、転写紙先端に白抜け部を形成し
、転写紙の定着ローラ63への巻付きによる定着ジャム
を防止する必要がある。ここに、感光体20表面を一様
帯電した後、露光・現像・転写・定着の各プロセスを経
て転写紙上に画像が得られるが、感光体20の非帯電層
部83は帯電チャージャ21による一様帯電を受けても
帯電されず、静電潜像も形成されないことになるので、
イレーサにより電荷消去したと等価となる。よって、非
帯電層部83の位置と転写紙先端とのタイジングを合わ
せることにより、イレーサを用いることなく、転写紙先
端に白抜け部を形成できる。
また、電装パーツ及びその回路構或を第7図を参照して
説明する。まず、AC電源9oに対するACラインには
インタロックスイッチ91、ノイズフィルタ92、メイ
ンスイッチ93、トライアック94、前記定着ローラ6
3に対して設けたサーモスタット95、定着ヒータ33
、騙動モータ75及び2つの冷却ファン30が接続され
ている。
また、ACラインに対して電源トランス96を介して接
続されたDC′a源97によるDCラインには転写チャ
ージャ24用のパワーパック98が接続されている。ま
た、DC22Vラインは、中継基板99を介してトータ
ルカウンタ100、給紙ソレノイド101、レジストソ
レノイド102に対し出力される。前記中継基板99は
制御手段となるメインPC基板103からの出力を受け
て上記22Vラインに接続された蛍光灯43及び蛍光灯
安定器104、パワーバック105、除電LEDアレイ
27、蛍光灯ヒータ34の出力制御を行う。パワーバッ
ク105はバリスタ106を介して前記帯電チャージャ
21に電源を供給するものである。DC5Vラインには
、中継基板99を介して給紙部センサ36、排紙センサ
67及び前記定着ローラ63に対して設けたサーミスタ
107が接続されている。また、22Vラインにも同様
にメインPC基板103より原稿端検知センサ42、自
動調光センサ108、回収トナーセンサ109、継目セ
ンサ53、パノレスジェネレータ110及びトナーエン
ドセンサ111に対する出力制御がなされる。
このような構成において、コピーに際しての原稿120
の動きに伴う感光体20の動作制御を第8図及び第9図
を参照して説明する。まず、原稿120を原稿搬送テー
ブル1上に挿入セットし、原稿搬送ローラ37,38に
突き当てると、前述したように原稿有無センサ39によ
り検知される。
この検知に基づき駆動モータ75の回転が開始され、駆
動ローラ70を介して感光体20の回転が始まる。さら
に、原稿120が給紙搬送され、第8図(a)に示すよ
うに原稿先端1 20aが原稿端検知センサ42位置に
到達すると、このセンサ42がオンとなり、メインPC
基板103中ではエンコーダ(図示せず)のパルス数の
計数を開始する。一方、転写紙121も転写紙給紙搬送
装置29により給紙搬送され、レジストローラ60位置
で待機する。
そして、前述したような複写動作の実行に伴い原稿12
0の搬送が進み、原稿後端1 20bが原稿端検知セン
サ42位置を通過すると、このセンサ42がオフに切換
わることにより原稿後端120bを検知する。そこで、
このタイミングでエンコーダパルス数の計数を終了させ
る。この時、転写紙121は第8図(b)に示すように
感光体20上の画像122と同期して進行し画像転写を
受ける。ここで、原稿後端120bが露光位置を通過し
た時、即ち、原稿露光が終了した時には、感光体20上
の画像122の後端1 22b (1 22aは先端を
示す)は、当然第8図(b)に示すように、露光位置に
あるので、感光体20の駆動としては第8図(C)に示
すように、この画像後端122bが転写位置に移動する
まで駆動させなければならない。画像122をこの位置
まで移動させた時点で、感光体20上の画像先端L22
a (もっとも、既に転写・クリーニング工程等を経て
おり実際には画像は存在しない)が第8図(C)に示す
ように露光位置を越えている場合には、次の原稿につい
ての作像時に感光体2oの継目を避けるために、感光体
20をさらに1回転させた後、継目センサ53による継
目検知に基づき駆動ローラ70、即ち感光体20をホー
ムポジションに停止させる必要がある。しかし、画像後
端122bの転写時に画像先端122aが露光位置に達
しない画像122であった場合には、そのまま継目セン
サ53による継目検知に基づき感光体20を停止させて
も、次の原稿についての作像時に画像が継目にまたがる
ことはなく支障ない。即ち、原稿120のサイズ(搬送
方向の長さ)をA1感光体20の周長をL,露光位置・
転写位置間の長さをBとすると(L,Bはともに一定値
であり、原稿長Aが変化する) 、L> <A+B) 
、即ち、原稿長Aが(L−B)よりも十分に短いような
小サイズ原稿の場合には感光体20を1回転させるだけ
で継目検知で停止させても支障ない。一方、原稿長Aが
(L−B)よりも大きい通常的なサイズの原稿の場合に
は、感光体20を2回転させた後の継目検知で停止させ
なければならない。そこで、感光体20の回転を1回転
とするか2回転とするかを原稿長Aに応じて切換えるも
のであり、この原稿長Aの判定を原稿給紙搬送装置28
中に設けた原稿端検知センサ42による原稿先・後端検
知に基づき行うようにしたものである。
具体的数値例を示すと、本実施例の感光体周長Lは48
0mm,i光位置と転写位置とがほぼ垂直上下位置に位
置して感光体20を細長状にほぼ2分しているため、長
さBは225mmとされているので、(L−B)=2 
5 5晒となり、原稿長Aが85版縦サイズ以上の長さ
のものは感光体20を2回転させ、AS版縦サイズ以下
の短いものについては感光体20を1回転で停止させる
ものである。
前記原稿端検知センサ42検知出力及び継目セン53検
知出力に基づく動作制御は、メインPC板l○3におい
て、第9図に示すフローチャート処理により行われる。
まず、原稿有無センサ39検知出力により原稿120が
挿入されたかをチェックし、原稿120が挿入されたら
原稿先端120aがローラ37,38のニップ部にさし
込まれるまでの一定時間(通常、0.3〜0.5秒程度
)待機した後、駆動モ・一夕75をオンさせる。次いで
、原稿先端120aの原稿端検知センサ42位置への到
達を待ち、原稿先端1 20aが検知されたらエンコー
ダパルスの計数を開始する。複写動作が進んだら、原稿
後端1 20bの原稿端検知センサ42の通過を待ち、
原稿後端1 20bの通過が検知されたら、エンコーダ
パルスの計数を停止させる。次に、継目センサ53によ
り感光体20上の継目位置を検知する。継目センサ53
により反射マーク52が検知されれば、感光体20が初
期の状態から1回転したことになり、この時点で計数さ
れたエンコーダパルス数が所定値1くよりも大きいか否
かをチェックする。ここに、所定値kは前述した(L−
B)なる長さをエンコーダパルス値に換算したものであ
る。よって、この判定処理が、本発明にいうサイズ判定
部に相当する。
エンコーダパルス数の計数値がkよりも小さければ、そ
の原稿長Aが(L−B)よりも短い原稿であるので、そ
のまま駆動モータ75を停止させる。即ち、感光体20
は1回転した時点の継目検知に基づき停止する。一方、
エンコーダパルス数の計数値が1(よりも大きい場合に
は、駆動モータ75を継続させて感光体20をさらに1
回転させ、継目センサ53による2回目の継目検知に基
づき駆動モータ75が停止され、感光体20が停止する
。このような駆動モータ75の制御処理が、本発明にい
う回転駆動制御部に相当する。
このようにして、本実施例によれば、原稿給紙搬送装置
28において専用の原稿サイズ検知機構を設けることな
く、動作タイミングに供される原稿端検知センサ42の
検知出力を用いて原稿サイズを検知し、その原稿サイズ
の大小に応じて、感光体20の回転が1回転か2回転か
が自動的に切換えられ、小サイズ原稿の場合のコピー処
理時間を短縮できる。
発明の効果 本発明は、上述したように、原稿給紙搬送装置中の原稿
端検知センサによる原稿の先・後端検知に基づき制御手
段中のサイズ判定部により原稿サイズを判定し、このサ
イズとともに継目センサ検知出力により回転駆動制御部
により感光体に対する駆動源の動作を制御させるように
したので、通常的なサイズの原稿の場合には感光体を2
回転駆動させるが、小サイズ原稿の場合には感光体を1
回転駆動とさせることができ、コピー処理時間の向上を
図ることができ、このような制御のために、専用の原稿
サイズ検知機構を要しないものでもある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体の概略側
面図、第2図は未使用時の外観斜視図、第3図は使用可
能状態の外観斜視図、第4図は感光体の外観斜視図、第
5図は感光体を主体として示す概略側面図、第6図は一
部を切欠いて示す感光体を主体とした正面図、第7図は
電装パーツ及びその回路構成を示すブロック図、第8図
は原稿等の進行状態を示す概略側面図、第9図はフロー
チャートである。 20・・・感光体、2l・・・帯電手段、22・・・露
光光学系、23・・・現像手段、24・・・転写手段、
25・・・定着手段、28・・・原稿給紙搬送手段、2
9・・・転写紙給紙搬送手段、42・・・原稿端検知セ
ンサ、53・・継目センサ、70・・・駆動ローラ、7
5・・・駆動源、103・・・制御手段、120・・・
原稿、121・・・転写紙 3 』 逸 ぢ5′6皮J6fD

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 継目を有する無端帯ベルト状の感光体を駆動源に連結さ
    れた駆動ローラにより回転させ、この感光体表面を帯電
    手段により一様帯電した後、原稿給紙搬送手段により給
    紙搬送される原稿を露光光学系により露光してその反射
    光により前記感光体上に静電潜像を形成し、この静電潜
    像を現像手段により顕像化し、顕像化された画像を転写
    紙給紙搬送手段により給紙搬送される転写紙上に転写手
    段により転写し、転写紙に転写された画像を定着手段に
    より定着するようにした静電記録装置において、前記感
    光体の継目を検知する継目センサと、前記原稿給紙搬送
    手段により給紙搬送される原稿の先端及び後端を露光位
    置より上流側で検知する原稿端検知センサとを設け、こ
    の原稿端検知センサによる検知出力に基づき原稿サイズ
    を判定するサイズ判定部とこのサイズ判定結果及び前記
    継目センサ検知出力に基づき前記駆動源による回転を制
    御する回転駆動制御部とを有して前記感光体の停止位置
    を制御する制御手段を設けたことを特徴とする静電記録
    装置。
JP1195104A 1989-07-27 1989-07-27 静電記録装置 Pending JPH0358060A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5506660A (en) * 1994-09-06 1996-04-09 Xerox Corporation Multi-pitch paper and image handling on seamed belt

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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