JP2839198B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2839198B2
JP2839198B2 JP2033897A JP3389790A JP2839198B2 JP 2839198 B2 JP2839198 B2 JP 2839198B2 JP 2033897 A JP2033897 A JP 2033897A JP 3389790 A JP3389790 A JP 3389790A JP 2839198 B2 JP2839198 B2 JP 2839198B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像形成装置、より詳しくは静電写真方式の
画像形成装置に関する。
[従来の技術] 従来より、原稿を露光することによって感光体に原稿
の静電潜像を形成し、この静電潜像を現像して感光体に
原稿のトナー像を形成し、このトナー像を転写紙に転写
し定着して、転写上に原稿の画像を形成する静電写真方
式の画像形成装置が知られている。
この従来の画像形成装置によると、装置本体の原稿給
紙部に給紙した原稿の画像が、転写紙給紙部に給紙した
転写紙に転写され、転写トナー像が定着装置で定着され
て、原稿の画像が形成された転写紙が、装置本体内の搬
送路を搬送されて装置本体から取り出される。なお、縦
型の複写装置については、特開昭60−12363号公報に開
示されている。
[発明が解決しようとする課題] 前述した従来の画像形成装置では、定着装置で転写ト
ナー像が定着され、加熱状態になつた転写紙が搬送路を
通過する。
このため、転写紙上で転写トナー像が完全に定着され
ていない状態の転写紙が、搬送路を通過することにな
り、搬送路に設けられているローラやガイド部分に未定
着トナーが付着し、これらのローラやガイド部分が未定
着トナーで汚染されるおそれがある。
本発明は、前述したこの種の画像形成装置の現状に鑑
みてなされたものであり、その目的は転写紙の搬送紙の
ローラやガイド部分が、転写紙の未定着トナーによつて
汚染されることのない画像形成装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前記目的を達成するために、ケース内に画
像形成の各過程で動作する複数のプロセスユニットを備
え、これら各プロセスユニットを動作させることによっ
て前記ケース内を搬送される転写紙に原稿の画像を転写
及び定着する画像形成装置において、前記各プロセスユ
ニットのうちの少なくとも定着装置と前記転写紙に付着
した未定着トナーを除去するクリーニングローラと冷却
装置とをトナー拡散防止ケース内に収納し、前記クリー
ニングローラの転写紙出口側に前記冷却装置からの冷風
を供給するという構成にした。
[作用] トナー拡散防止ケース内に定着装置とクリーニングロ
ーラと冷却装置とを収納し、クリーニングローラの転写
紙出口側に冷却装置からの冷風を供給すると、転写紙に
付着した未定着トナーは、クリーニングローラによって
除去され、クリーニングローラによって除去し切れなか
った未定着トナーも冷却装置からの冷風によって定着状
態になる。したがって、これらの相乗作用によって転写
紙に形成されたトナー像を速やかに完全定着状態とする
ことができ、未定着トナーによるケース外の装置の汚染
を防止することができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図乃至第3図は、実施例の外部構成を示す斜視図
で、第1図は未使用時の斜視図、第2図及び第3図はそ
れぞれ、コピーを行う準備過程での斜視図である。
これらの図に示すように、実施例においては本体のケ
ースCが、前面カバー101、背面カバー104、側面カバー
102,103、底面カバー107及び原稿手差しテーブル61で構
成されている。
この原稿手差しテーブル61には、把手106が設けられ
ていて、把手106をもつて側面カバー102側の側縁部を中
心に回動させることにより、ケースCに対して開閉させ
ることが出来るようになつている。
第2図及び第3図は、原稿手差しテーブル61を開いた
場合を示し、ケースCの上面108には、操作部51、トナ
ー交換蓋63、開閉スイツチ36、及びルーバ105が設けら
れている。また、原稿手差しテーブル61の開かれた面に
は、一対のサイドガイド62が取り付けられていて、この
サイドガイド62は対向間隔が調整可能になつている。
このようにして、開かれた原稿手差しテーブル61のサ
イドガイド62間の間隔を、原稿幅サイズに合せて調整
し、原稿手差しテーブル61のサイドガイド62間から、ケ
ースC内に原稿が挿入出来るようになつている。
ケースC内に収納されているカセツト収納部1Aは、第
3図に示すように前面カバー101から引き出せるように
なつている。そして、前面カバー101から引き出したカ
セツト収納部1Aのカセツトガイド115に沿つて、カセツ
ト収納部1Aに転写紙をセツトしたセツト52を挿入セツト
することが出来るようになつている。
また、前述のようにして原稿手差しテーブル61を開く
と、開閉スイツチ36が作動してウオームアツプが開始さ
れ、後述する定着ヒータ、蛍光灯ヒータ及び冷却フアン
が約20秒後にウオームアツプを完了し、図示せぬ表示部
にその表示が行われるようになつている。さらに、カセ
ツト52を挿入セツトしたカセツト収納部1AをケースC内
に押し込みセツトすると、そのセツト状態が検知されて
図示せぬ表示部にセツト表示が行われるようになつてい
る。
第4図は実施例の内部構成を示す説明図、第5図は実
施例の給紙部の構成を示す説明図、第6図は実施例の駆
動部の構成を示す説明図、第7図は実施例の定着装置部
分の拡大説明図、第8図は実施例の電装ユニツトの回路
図である。
第4図に示すように、ケースCの上面108から、ケー
スC内において上面108に垂直な上下方向に、搬送ガイ
ド24,25、中継ローラ2,3,4及び原稿供給ローラ1によ
り、原稿搬送路Lが形成されている。この原稿搬送路L
の上部開口部は、前記開かれた原稿手差しテーブル61及
びサイドガイド62の設定位置の近傍に設定されており、
原稿手差しテーブル61に載置された原稿が、上記開口部
を通つて原稿搬送路L内に搬送できるようになつてい
る。
前記開口部の近傍において、搬送路Lに沿つて原稿給
紙センサ31が配され、中継ローラ2と原稿供給ローラ1
間において、搬送路Lに原稿押え部26と、この原稿押え
部26に対向してコンタクトガラス7が設けられている。
コンタクトガラス7の背面側には、蛍光灯5、蛍光灯
のヒータ18、及びリンス6が配設され、原稿を光学的に
走査する原稿読取り部を構成している。また、原稿搬送
路Lに沿つてコンタクトガラス7と中継ローラ2間に
は、先端検知センサ32が配される。さらに前記リンス6
の設定位置の近傍には、原稿の画像濃度及びサイズを読
み取る光センサユニツト35が設けられ、原稿の画像濃度
と原稿のサイズを検知できるようになつている。
中継ローラ3,4間において、原稿搬送路Lが分岐して
転写紙搬送路LSが形成され、この転写紙搬送路LSは、ガ
イド板46,47によつて、ケースC内に挿入セツトされる
転写紙を搭載したカセツト52に導かれ、また、ケースC
に対して適宜接続して使用される別体ケースCSにも導か
れている。
第5図に示すように、カセツト52内には転写紙Pがセ
ツトされていて、カセツト52はカセツト蓋52Cで蓋さ
れ、カセツト蓋52Cに取り付けられている座屈防止ばね5
2Sによつて、転写紙Pが内部でずれないようにされてい
る。
このカセツト52の先端近傍に、フイードローラ21が配
設され、このフイードローラ21を中心として回動自在の
カムに、ピツクアツプローラ21Pが取り付けられてい
る。またカセツト52には、用紙有無センサ37が取り付け
られている。
カセツト52のケースC内への挿入セツト時には、ピツ
クアツプローラ21Pは転写紙Pから離れて上方に位置し
ておいて、先端検知センサ32が原稿の先端を検知する
と、フイードローラ21及びピツクアツプローラ21Pが駆
動し、ピツクアツプローラ21Pが転写紙Pに接する方向
に移動して、転写紙Pをフイードローラ21位置まで送り
出し、再び転写紙Pから離れるように回動するように構
成されている。
転写紙搬送路LSにおいて、フイードローラ21より転写
紙Pの搬送方向の下流にレジストローラ13が設けられ、
このレジストローラ13の下流側に転写チヤージヤ12が配
設され、レジストローラ13の近傍にレジストセンサ33が
配されている。
原稿搬送路Lと転写紙搬送路LSとの分岐部の近傍は、
第7図に示すような構成となつていて、転写チヤージヤ
12より転写紙Pの搬送方向の下流側に、定着ローラ19と
加圧ローラ11とからなる定着装置109が配設され、さら
にこの定着装置109より下流側にクリーニングローラ110
が配設されている。
これら定着装置109及びクリーニングローラ110の上方
には、吸引冷却フアン10aと送風冷却フアン10bとからな
り、転写紙P等を冷却する冷却装置111が設けられてい
る。また、送風冷却フアン10bの近傍に配されている中
継ローラ3には、中継ローラ3に付着したトナーを除去
するクリーニングブレード3bが当接している。
第7図に示すように、冷却装置111、クリーニングロ
ーラ110及び定着装置109は、トナー拡散防止ケース112
内に収納されていて、トナーの外部への拡散が防止され
ている。
第4図に示すように、ケースC内のほぼ中央には、ロ
ーラ41a,41bに巻装された感光体41が配設され、ローラ4
1bとの巻装位置において、感光体41は転写チヤージヤ12
と近傍対向している。
また、ローラ41aとの巻装位置において、感光体41は
リンス6と対向し、この位置においてリンス6によつて
原稿からの反射光が、感光体41に結像されるようになつ
ている。リンス6と転写チヤージヤ12間において、感光
体41にはクリーニング装置9が当接して配され、クリー
ニング装置9とリンス6間において、クリーニング装置
9側に除電LEDアレイ8が、リンス6側にメインチヤー
ジヤ16が、それぞれ感光体41に近接対向して配されてい
る。
そして、リンス6よりも感光体41の移送方向に関して
下流側に現像装置15が、感光体41に近接対向して配設さ
れ、現像装置15と転写チヤージヤ12との間に、感光体41
に近接対向して継目センサ34が配されている。
次に、原稿搬送系、転写紙搬送系、及び感光体駆動系
の駆動装置について説明する。
実施例の駆動装置は、第6図に示すように、モータで
駆動されるモータギヤ11Aに対して、ソレノイド116の駆
動により、正転ギヤ117或は反転ギヤ118のいずれかが、
切換係合されるようになつている。同図では、モータギ
ヤ11Aに正転ギヤ117が係合した状態が示され、正転ギヤ
117に出力ギヤ119が係合され、この出力ギヤ119に原稿
駆動ギヤ120、中継ギヤ122及びワンウエイクラツチ123
を有する本体駆動ギヤ121が係合されている。
原稿駆動ギヤ120は、図示しない動力伝達機構を介し
て原稿搬送用の各ローラ1,2,3,4と連結されており、ま
た本体駆動ギア121は、図示しない動力伝達機構を介し
て転写紙搬送用の各ローラ11,13,21及び感光体駆動用の
ローラ41b等と連結されている。なお、ワンウエイクラ
ツチ123は、本体駆動ギア121が右回転するときのみ、モ
ータギア11Aの駆動力を図示しない軸に伝達するように
なつている。
第6図の状態では、モータギヤ11Aが右回転をする
と、それぞれのギヤには細い矢印で示すように回転が伝
達され、出力ギヤ119は右回転し原稿駆動ギヤ120は左回
転する。これにより、図示しない動力伝達機構を介して
ローラ1,2,3,4が原稿搬送方向に駆動される。この時、
ワンウエイクラツチ123は空転し、本体駆動ギヤ123が設
けられた軸には回転の伝達が行われず、従つて転写紙搬
送用ローラ及び感光体41は駆動されない。
同図の状態から、ソレノイド116が駆動されると、モ
ータギヤ11Aは反転ギヤ118と係合し、各ギヤには太い矢
印で示すように回転が伝達され、原稿駆動ギヤ120が右
回転する。従つて、原稿搬送用ローラ1,2,3,4の回転方
向が逆転し、原稿を排出方向に搬送することができる。
この場合には、本体駆動ギヤ123も右回転し、転写紙搬
送用ローラ11,13,21及び感光体41等を所定の回転方向に
駆動することができる。
このようにして、原稿給紙センサ31の検知信号によつ
て駆動するモータにより、第6図の状態では、原稿駆動
ギヤ120によつて原稿駆動系のみが駆動するようになつ
ている。また、ソレノイド116が駆動されると、原稿駆
動ギヤ120による原稿駆動系の駆動と、本体駆動ギヤ123
による転写紙搬送駆動系及び感光体駆動系の駆動が同時
に行われるようになつている。
実施例の電装ユニツトの回路は、第8図に示すよう
に、ACラインはインタロツクスイツチ300,301、ノイズ
フイルタ302、メインスイツチ303、トライアツク304、
サーモスタツト305、ハロゲンヒータ306、メインモータ
307、フアンモータ308,307で構成されている。
また、電源トランス310を介してDC電源311より構成さ
れるDCラインは、パワーバツクトランス312を介して転
写チヤージヤ12に接続されている。22Vラインは、中継
基板314を介してトータルカウンタ315、給紙ソレノイド
316、レジストソレノイド317に接続されている。
中継基板314はメインPCB318と、信号の授受が可能に
接続され、メインPCB318の22Vラインには、蛍光灯5、
蛍光灯安定器320、パワーバツクコンバータ321、除電LE
Dアレイ8及び蛍光灯ヒータ18が接続されている。そし
て、パワーバツクコンバータ321の出力は、バリスタ87a
を介してメインチヤージヤ16に供給されている。
DC電源311からの5Vラインは、中継基板314を介して給
紙センサ325、排紙センサ326、サーミスタ327に接続さ
れている。また、22Vラインも同様にして、メインPCB31
8を介して調光センサ328、回収トナーセンサ329、継目
センサ330、パルスジエネレータ331、トナーエンド検知
センサ332に接続されている。
次に、以上に説明した構成の実施例の動作を説明す
る。
原稿手差しテーブル61を開くと、開閉スイツチ36がON
となつてウオームアツプが開始され、約20秒後に、定着
ローラ19の定着ヒータ17、蛍光灯5のヒータ18及び冷却
装置111のウオームアツプが完了し、表示部にウオーム
アツプ完了の表示が行われる。
前面カバー101から引き出されたカセツト収納部1Aの
カセツトガイド115に沿つて、所望サイズの転写紙Pを
セツトしたカセツト52を挿入し、ケースC内にカセツト
収納部1Aを挿入セツトすると、カセツトセンサと用紙有
無センサ37によつて、挿入センサが検知され表示部にセ
ツト完了の表示が行われる。
原稿手差しテーブル61のサイドガイド62を原稿幅に調
整し、原稿を原稿手差しテーブル61を介して、原稿搬送
路Lの開口から挿入する。
挿入された原稿が、原稿給紙ローラ1に突き当つた状
態で、原稿給紙センサ31が原稿を検出すると、スキユー
補正時間を確保して一定時間経過後に原稿供給ローラ1
が駆動を開始する。同時に蛍光灯5が点灯される。
この状態では、駆動装置が第6図に示す駆動状態とな
つていて、本体駆動ギヤ121は駆動されず、原稿は原稿
搬送路Lを下方に搬送される。原稿の後端が先端検知セ
ンサ32で検出されると、モータが停止して原稿の搬送が
停止される。このようにして、原稿が下方に搬送される
過程において、光センサユニツト35によつて、原稿の画
像濃度及びサイズが読み取られる。
一定時間後に、第6図に示したソレノイド116が駆動
した状態となつて、モータが駆動を再開し、原稿は逆方
向である上方にスイツチバツクされる。上方に搬送され
た原稿は、原稿押え部26によつてコンタクトガラス7に
押え付けられた状態で送られ、蛍光灯5から原稿への投
写光の原稿面での反射光が、リンス6によつて感光体41
に結像投射される。
この状態では、モータの駆動再開によつて感光体41が
駆動し、それに同期して転写チヤージヤ12、除電LEDア
レイ8、メインチヤージヤ16、クリーニング装置9がON
となつている。従つてクリーニング装置9で残留トナー
がクリーニングされ、除電LEDアレイ8で除電処理が行
われた後に、メインシヤーシチヤージヤ16で均一に荷電
された感光体41の面に、リンス6による投射が行われ
て、感光体41に原稿の静電潜像が形成される。
このようにして露光が完了した原稿は、原稿供給ロー
ラ1、中継ローラ2,3,4によつて原稿搬送路Lから、ケ
ースC外に排出される。
原稿の潜像が形成された感光体41は、現像装置15位置
に移送され、現像装置15によつて潜像がトナー像に顕像
化される。
一方、モータの駆動再開によつて図示せぬ給紙ソレノ
イドがONとなり、給紙部のクラツチが駆動され、クラツ
チに係合しているフイードローラ21とピツクアツプロー
ラ21Pによつて、カセツト52に積載された用紙の一枚が
取り出されてフイードローラ21に送り込まれ、フリクシ
ヨンパツド22によつて分離搬送される。
分離された転写紙は、ガイド板46,47から成る転写紙
搬送路LSを通つてレジストローラ13に当接し、レジスト
ローラ13の軸に係合しているクラツチによつて、レジス
トローラ13が駆動して、転写紙が転写チヤージヤ12位置
で、感光体41の顕像と対接するように搬送される。この
場合、レジストセンサ33によつてジヤムの検出が行われ
る。
このレジストローラ13の駆動は、感光体41の継目セン
サの検出信号で行わせることも出来る。
このようにして搬送される転写紙に対して、転写チヤ
ージヤ12によつて感光体41のトナー像が転写される。ト
ナー像が転写された転写紙は、第7図に示す定着装置10
9において、定着ローラ19と加圧ローラ11間に加圧挾持
されて、定着処理が行われた後に、クリーニングローラ
110に挾持されて、未定着のトナーが除去される。
実施例では、冷却装置111からの冷風によつて、転写
紙搬送路LS及び原稿搬送路Lのガイド板、クリーニング
ローラ110及び転写紙が冷却されるので、定着後の転写
紙上のトナーが急冷され、トナーは速やかに完全定着状
態となり、未定着トナーは殆んど存在しない状態とな
る。
転写紙に僅かに残された未定着トナーが存在しても、
このトナーはクリーニングローラ110で除去される。
原稿搬送路Lを搬送される転写紙に僅かに未定着トナ
ーが残されていて、このトナーが中継ローラ3に付着し
ても、クリーニングブレード3bによつて、このトナーは
除去されるので、中継ローラ3にトナーが残存すること
もない。
レジストセンサ33によつてジヤムが発生していないこ
とが確認され、原稿給紙センサ31が転写紙の後端の通過
を検出すると、継目センサ34に信号が与えられ、継目セ
ンサ34が感光体ベルト41の検知マークを検出した位置で
モータがOFFとされる。同時に、転写チヤージヤ12、除
電LEDアレイ8、蛍光灯5がOFFとなる。
メインチヤージヤ16は、原稿が原稿搬送路L内を上方
に搬送され、その端部がリンス6位置を通過した時点で
OFFとなる。また、給紙ソレノイドはレジストソレノイ
ドのONに同期してOFFとなり、レジストソレノイドは原
稿給紙センサ31の転写紙後端の検知に同期してOFFとな
る。
このようにして、画像が形成された転写紙が、ケース
C外に排出され、コピー処理動作が完了して待機状態と
なる。
すべてのコピー処理が完了した後に、原稿手差しテー
ブル61を閉じると、開閉スイツチ36がOFFとなり、蛍光
灯5のヒータ18、定着ローラ19の定着ヒータ17、冷却装
置111の吸引冷却フアン10aと送風冷却フアン10bがOFFと
なる。
このように、実施例によると、冷却装置111によつて
転写紙搬送路LS、原稿搬送路L、クリーニングローラ11
0及び転写紙が冷却されるので、転写紙上のトナーは速
かに完全定着状態となり、僅かに残される未定着トナー
なクリーニングローラ110で除去される。
かりに、何らかの原因で残存する未定着トナーが、中
継ローラ3が付着しても、このトナーはクリーニングブ
レード3bで除去されるので、原稿搬送路Lや中継ローラ
2,3さらには原稿給紙ローラ1が、トナーで汚染される
ことがない。
従つて、トナーで原稿や転写紙が汚れたりすることが
なくなる。
なお、前記実施例においては、原稿搬送路Lと転写紙
搬送路LSとを一部共用化したが、第9図に示すように、
両搬送路L及びLSを完全に分離することもできる。この
ようにすると、原稿と転写紙とを別個に取り出すことが
可能になり、使用が便利になる。
また、前記実施例では感光体41及び原稿搬送路L等が
垂直方向に形成された所謂縦型の画像形成装置を例にと
つても説明したが、感光体41等が水平方向に形成された
所謂横型の画像形成装置にも応用することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によると、トナー拡散防
止ケース内に定着装置とクリーニングローラと冷却装置
とを収納し、クリーニングローラの転写紙出口側に冷却
装置からの冷風を供給したので、転写紙に付着した未定
着トナーは、クリーニングローラによって除去され、ク
リーニングローラによって除去し切れなかった未定着ト
ナーも冷却装置からの冷風によって定着状態になる。し
たがって、これらの相乗作用によって転写紙に形成され
たトナー像を速やかに完全定着状態とすることができ、
未定着トナーによるケース外の装置の汚染を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の一実施例を説明する図で、
第1図は未使用時の外部構成を示す斜視図、第2図及び
第3図はコピーを行う準備過程での外部構成を示す斜視
図、第4図は内部構成を示す説明図、第5図は給紙部の
構成を示す説明図、第6図は駆動部の構成を示す説明
図、第7図は定着装置部分の拡大説明図、第8図は電装
ユニツトの回路図、第9図は本発明の他の実施例を示す
断面図である。 1……原稿供給ローラ、1A……カセツト収納部、2〜4
……中継ローラ、5……蛍光灯、6……リンス、7……
プラテンガラス、8……除電LEDアレイ、9……クリー
ニング装置、11……加圧ローラ、12……転写チヤージ
ヤ、13……レジストローラ、15……現像装置、16……メ
インチヤージヤ、18……ヒータ、19……定着ローラ、21
……フイードローラ、21P……ピツクアツプローラ、22
……フリクシヨンパツド、24,25……搬送ガイド、26…
…原稿押え部、31……原稿給紙センサ、32……先端検知
センサ、33……レジストセンサ、34……継目センサ、41
……感光体、46,47……ガイド板、51……操作部、52…
…カセツト、61……原稿手差しテーブル、62……サイド
ガイド、63……トナー交換蓋、101……前面カバー、10
2,103……側面カバー、104……背面カバー、105……ル
ーバ、107……底面カバー、108……上面、109……定着
装置、110……クリーニングローラ、111……冷却装置、
115……カセツトガイド、307……メインモータ、310…
…電源トランス、311……DC電源、312……パワーバツク
トランス、314……中継基板、318……メインPCB、L…
…搬送路、LS……分岐搬送路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 21/00 530 - 540 G03G 21/20 G03G 15/00 510 - 534

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース内に画像形成の各過程で動作する複
    数のプロセスユニットを備え、これら各プロセスユニッ
    トを動作させることによって前記ケース内を搬送される
    転写紙に原稿の画像を転写及び定着する画像形成装置に
    おいて、前記各プロセスユニットのうちの少なくとも定
    着装置と前記転写紙に付着した未定着トナーを除去する
    クリーニングローラと冷却装置とをトナー拡散防止ケー
    ス内に収納し、前記クリーニングローラの転写紙出口側
    に前記冷却装置からの冷風を供給することを特徴とする
    画像形成装置。
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