JPH03279966A - 静電記録装置 - Google Patents

静電記録装置

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JPH03279966A
JPH03279966A JP2080150A JP8015090A JPH03279966A JP H03279966 A JPH03279966 A JP H03279966A JP 2080150 A JP2080150 A JP 2080150A JP 8015090 A JP8015090 A JP 8015090A JP H03279966 A JPH03279966 A JP H03279966A
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JP
Japan
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sensor
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fixing
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JP2080150A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Ishii
石井 辰夫
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機等の静電記録装置に関する。
従来の技術 一般に、ディスクトップ型の静電記録装置では、コンパ
クト設計が要求され、同時に、操作性も重視される。従
来、この種の静電記録装置でコンパクト設計したものと
しては、例えば特開昭60−12563号公報に示され
るものがある。これは、装置本体に開閉自在に配設して
閉塞時には装置本体カバーの一部をなす転写紙給紙台を
備え、複写時にこの給紙台を開放させることにより、給
紙台内部の転写紙が順次供給されて複写され得るように
して、全体を小型・軽量化したものである。
ところで、一般に、複写機にあっては、第9図に示すよ
うに、電源スイツチ投入後に定着ヒータをある一定の温
度(通常は、180−185℃)まで立上げ、その後は
、コピーの有無に拘らず、定着温度を常に一定に維持す
るために定着ヒータにAClooVの電圧をかけるよう
にしている。
この状態は、1日の仕事が終わり、電源スィッチをオフ
にするまで続けられる。よって、1日の仕事時間を8時
間としても、大量の電力を消費するものとなる。これは
、予熱モード付きの複写機であっても、予熱維持温度は
約170〜175℃であるので、電力消費量はやはり膨
大である。
一方、複写時に原稿給紙テーブルと転写紙給紙テーブル
とを開放させて使用するような形態の複写機(例えば、
前記公報記載のようなもの)では、原稿給紙テーブル又
は転写紙給紙テーブルに電源スィッチを設けて、テーブ
ル開放に連動させて電源をオン・オフさせるようにした
ものがある。これは、感熱紙や溶融熱転写を利用したも
のでは、待ち時間を要しないため、電源オン後に直ぐに
コピーをとることができるが、定着ヒータを使用した形
態の電子写真方式によるものでは、電源スイツチ投入後
に定着ヒータが定着可能な温度(180〜185℃)ま
で立上るには、第9図にも示すように最低でも20秒以
上要し、大型機であれば1分以上の待ち時間がかかって
しまう。
発明が解決しようとする課題 このような待ち時間を要することは、操作性をを悪くす
るので、現状では、電力消費量を犠牲にして前述した常
時通電方式(予熱方式も含む)を採用し、直ぐにコピー
をとれるようにしているものである。即ち、定着ヒータ
を用いたものにおいて、省電力化と操作性との両立が達
成されていないものである。
課題を解決するための手段 無端帯ベルト状の感光体表面を帯電手段により一様帯電
した後、原稿給紙搬送手段により給紙搬送される原稿を
露光光学系により露光してその反射光により前記感光体
上に静電潜像を形成し、こ°の静電潜像を現像手段によ
り顕像化し、顕像化された画像を転写紙給紙搬送手段に
より給紙搬送される転写紙上に転写手段により転写し、
転写紙に転写された画像を定着ヒータを備えた定着手段
により定着させるようにした静電記録装置において、前
記感光体の周囲に、前記帯電手段と原稿給紙搬送手段と
露光光学系と前記現像手段と前記転写手段と前記定着手
段と前記転写紙給紙搬送手段との各プロセスユニットを
配設して本体ケース内に設け、前記原稿給紙搬送手段の
原稿給紙部に原稿給紙テーブルを開閉自在に設けるとと
もに、前記転写紙給紙搬送手段の転写紙給紙部に転写紙
給紙テーブルを開閉自在に設け、前記原稿給紙テーブル
又は前記転写紙給紙テーブルの少なくとも一方の開閉を
検知するセンサと、前記本体ケース前面側に位置させた
赤外線センサとを設け、これらのセンサと赤外線センサ
との検知出力に基づき前記定着ヒータの通電温度制御を
行なう定着ヒータ制御手段を設けた。
作用 原稿給紙搬送手段の原稿給紙テーブルや転写紙給紙搬送
手段の転写紙給紙テーブルは、ともに給紙部において開
閉自在に設けられており、記録時には原稿、転写紙を各
々セットさせるために意図的かつ必然的に開放させるこ
とになる。このような意図的かつ必然的なテーブルの開
放操作はセンサにより検知される。一方、このような開
放操作に先立ち、本体に操作者が近づくと、赤外線セン
サにより検知される。よって、待機状態において操作者
が近づいたことが赤外線センサにより検知・されたら、
定着ヒータを所望の定着温度まで立上げることにより、
テーブル等の開放に先行するため、待ち時間なしに即座
にコピー可能となる。そして、この定着ヒータ通電時間
の制御は、テーブル開放検知時点を基に行なわせること
ができる。
よって、無駄な電力消費のない状態で定着ヒータを効率
よく制御できる。
実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、第1図ないし第3図により全体の概略構成及び作
用を説明する。第1図はプロセス構成の概略を示す断面
構造図、第2図は未使用時の全体外観を示す斜視図、第
3図はそのコピー処理待機状態の外観を示す斜視図であ
る。本実施例の複写機は第2図等に示すように主として
壁に沿って立て掛けて使用する縦型・薄型複写機として
構成し7たものである。
本実施例の複写機は、外観的には、第2図に示すように
、各々本体ケースなる外装カバーを兼用する原稿給紙テ
ーブル1と、前カバー2と、転写紙給紙テーブル3と、
左右の側面カバー4,5と、背面カバー6により囲まれ
ている。左右の側面カバー4,5には各々ルーバ7が設
けられている。
このような未使用時状態からコピー処理待機状態にする
には、まず、開閉自在な原稿給紙テーブル1の外面側上
部に設けた把手8を持ち手前側に開放回動させて、第3
図に示すように所定の給紙可能位置まで開く。このよう
に開かれた状態では原稿給紙テーブル1内面側の一対の
サイドガイド9が露出し、原稿のセット挿入のガイドと
なる。
一対のサイドガイド9は双方が連動して接近・離反し、
原稿幅に合わせ得るものである。原稿給紙テーブル1の
最奥部側には原稿サイズ及びセンタ用の位置を示すサイ
ズマーク10が付されており、原稿の挿入セットの目安
とされる。また、原稿給紙テーブル1の開放回動により
、内部表面に位置する排紙コロ11や、原稿搬送カバー
を兼用する原稿排紙テーブル12が、第3図図示の如く
露出する。
一方、開閉自在に設けられた転写紙給紙テーブル3はそ
の外面を押すと、ロック手段(図示せず)が解除され、
支点部に設けたダンパー手段(図示せず)によりリニア
に開放回動し、第3図に示すように所定の給紙可能位置
で開放固定される。この転写紙給紙テーブル3は表面上
にコピーすべき転写紙を積載セットさせるものであり、
原稿給紙テーブル1と同様に用紙サイズに合わせて連動
して接近・離間し、用紙先端カールをガイドする一対の
サイドガイド13が設けられている。転写紙給紙テーブ
ル3の手前側位置には用紙サイズ及びセンタ用の位置を
示すサイズマーク14が付されており、転写紙の挿入セ
ットの目安とされる。また、この転写紙給紙テーブル3
の最奥部中央には呼出しコロ15に対向接触するフリク
ションパッド16が設けられている。転写紙給紙テーブ
ル3を開放させると、その内部表面に設けられて定着部
等を覆うインナカバー17が露出する。
ここに、静電記録方式の複写機の基本として、概略的に
は第1図に示すように、無端帯ベルト状の感光体20が
設けられ、この感光体2oの周囲には静電写真プロセス
に従い、帯電チャージャ(帯電手段)21.fi光先光
学系22現像装置(現像手段)23、転写チャージャ(
転写手段)24、定着装置(定着手段)25、クリーニ
ング装置26及び除電LEDアレイ27の各プロセスユ
ニットが順に設けられている。また、露光光学系22に
よる露光位置上に対しては原稿給紙搬送装置(原稿給紙
搬送手段)28が設けられ、転写チャージャ24による
転写位置下に対しては転写紙給紙搬送装置(転写紙給紙
搬送手段)29が設けられている。本実施例では、感光
体20をケース内のほぼ中央位置に縦長でベルト内の中
央部の間隔が幅狭となる状態に設け、上記の各プロセス
ユニットがこのような感光体20の周囲に上方から下方
に順に幅狭状態のまま配設されている。クリーニング装
置26の下部には冷却ファン30も設けられている。ま
た、本体ケース内の前面側には人が近づいたことを検知
する赤外線センサ52が設けられている。この赤外線セ
ンサ52は前面の適宜個所に設ければよいが、操作者の
みを検知するため、装置前面に対し1m以内に近づいた
時に検知するようにその検知能力が設定されている。
さらに、原稿給紙テーブルlの開閉を検知するセンサと
しての原稿給紙テーブル開閉センサ31が設けられてい
る。このセンサ31は透過型フォトインタラプタ構成の
ものである。なお、転写紙給紙テーブル3の開閉を検知
する転写紙給紙テーブル開閉センサ32も、例えば透過
型フォトインタラプタ構成として設けられている。
本装置の使用に際しては、まず、電源スィッチ(後述す
る)を投入して待機状態(定着ヒータ33、蛍光灯ヒー
タ34及び前記冷却ファン30のウオームアツプ完了状
態)としておく。そして、原稿給紙テーブル1及び転写
紙給紙テーブル3を開放状態にセットする。このような
状態で、原稿と同じサイズ又はコピーしたいサイズの転
写紙を転写紙給紙テーブル3上でサイドガイド13をガ
イドとして先端ガイド35に突き当てセットする。
すると、転写紙給紙テーブル3に設けられた用紙有無セ
ンサ36がオンして表示部に用紙がセットされた旨が表
示される。これにより、コピー可能状態となり、原稿の
挿入セットを待つ。
そこで、サイドガイド9及びサイズマーク10をガイド
として原稿を原稿面下向きにして原稿給紙テーブル1上
に挿入セットし、一対の原稿搬送ローラ37,38に突
き当てる。このような原稿挿入セットは入口ローラ37
の手前に設けた原稿有無センサ39により検知される。
この検知後、一定パルス時間を経て搬送ローラ37,3
8が駆動され、原稿搬送が開始される。即ち、原稿有無
センサ39畠力が搬送ローラ37,38の駆動開始時間
を規制するものであり、この待ち時間が原稿先端をレジ
ストローラに追従させるものとなる。
つまり、スキュー補正時間が確保されることになる。も
っとも、原稿先端が搬送方向に対し直角のものに限られ
る。
搬送ローラ37,38により搬送される原稿は、さらに
、内部の原稿押え板40により押えられつつコンタクト
ガラス41上を奥方に搬送される。
この搬送時に、原稿先端はコンタクトガラス41の下部
に設けた原稿先端検知センサ42により検知される。こ
のセンサ42による原稿先端検知を行わせるため、原稿
押え板40のセンサ42に対向する位置には丸孔又は切
欠が形成されている。
このようなセンサ42の下流側に、前記露光光学系22
が設けられている。露光光学系22はコンタクトガラス
41上を搬送される原稿の原稿面を露光する蛍光灯43
と、蛍光灯43の光の一部を効率よく原稿面に反射させ
る反射板44と、原稿面からの反射光を前記感光体20
上に集光照射させるリンス(結像光学素子)45とから
なる。
一方、前記搬送ローラ37,38により挿入搬送された
原稿は、コンタクトガラス41よりも奥側に設けられた
一対の搬送ローラ46,47により搬送を引継がれ、内
側ガイド48と外側ガイド49とにより形成された反転
搬送路50を経て、排紙コロ11により原稿排紙テーブ
ル12上に排出される。前記外側ガイド49は背面カバ
ー6の一部により形成され、外装カバーを兼用する。こ
れらのローラ11,37,38,46,47、反転搬送
路50及びテーブル1.12等により、前記原稿給紙搬
送装置28が構成されている。
原稿有無センサ39による原稿検知によって駆動モータ
と連動して感光体20の駆動が開始されるのに同期して
、転写チャージャ24、除電LEDアレイ27及び前記
蛍光灯43がオンされる。
原稿先端がリンス45の光軸に達する位置に対応する感
光体20の位置が、駆動開始から帯電チャージャ21の
位置に達する前のタイミングで、この帯電チャージャ2
1がオンされ、感光体20の表面を一様帯電、即ち、均
一な電位を付与する。
そして、リンス45により原稿からの反射光が感光体2
0上に結像されて静電潜像が形成されるこの静電潜像は
現像装置23により現像され、顕像化されたこのトナー
像は、転写チャージャ24位置にて転写紙上に転写され
る。転写後で、感光体20上に残留したトナーはクリー
ニング装置26のブレード51により掻き落とされる。
さらに感光体20表面の残留電位は除電LEDアレイ2
7の光照射により除去される。
ここに、感光体2oは継目を有するもので、継目位置に
またがって画像が形成されないように、感光体20の表
面端部に設けた反射マーク(図示せず)及び現像装置2
3の下部に設けた継目センサ53により感光体2oのホ
ームポジションを検知し、ベルト駆動、即ち、駆動モー
タをオフさせる構成とされている。
一方、原稿有無センサ39の検知信号により駆動モータ
と連動して給紙テーブル側のクラッチに駆動が伝達され
、原稿先端検知センサ42の検知信号により給紙ソレノ
イドがオンし、がっ、上記クラッチ軸に係合する給紙ロ
ーラ55及び呼出しコロ15により転写紙給紙テーブル
3上に積載された転写紙が給紙搬送される。この時、給
紙ローラ55に圧接させたフリクションパッド56によ
り積載転写紙の最上位1枚だけが分離搬送される。
また、呼出しコロ15の下降給紙動作に連動するタイミ
ングで先端ガイド35も下方退避位置に下降変位する。
給紙ローラ55により搬送された転写紙は、内側ガイド
57と外側ガイド58とよりなり反転搬送路59を通り
、反転される状態で感光体20の転写位置に向かう。こ
こに、転写位置前にはレジストローラ60.従動ローラ
6Iが設けられており、転写紙は一旦、これらのローラ
60.61位置で停止し、感光体20上の画像先端と一
致するようにタイミング制御される。即ち、レジストロ
ーラ60の軸に係合しているクラッチは、上記の給紙ク
ラッチの駆動伝達と同様に駆動モータと連動し、原稿先
端検知センサ42の検知信号によりレジストローラ60
に駆動伝達され、顕像との同期がとられる。また、レジ
ストスタート信号としては継bセンサ53の検知信号を
利用することも可能である。また、レジストローラ60
直前の位置にはジャム検知を行う用紙有無検知センサ6
2が設けられている。
レジストローラ6oにより所定タイミングで搬送された
転写紙は転写チャージャ24により感光体20上のトナ
ー像の転写を受ける。その後、転写紙は定着装置25の
定着ローラ63・加圧ローラ64対により熱定着されつ
つ搬送され、剥離爪65により剥離案内され、排紙コロ
66により機外に排出される。即ち、本実施例の転写紙
給紙搬送装置29における転写紙搬送経路は、転写紙給
紙テーブル3、呼出しコロ15、給紙ローラ55及びフ
リクションパッド56による給紙手段の給紙経路と、反
転搬送路59と、レジストローラ60・従動ローラ61
対と、転写チャージャ24による転写経路と、定着ロー
ラ63・加圧ローラ64対と、排紙コロ66にょる排紙
経路とよりなり、原稿給紙搬送装置28の場合と同じく
、操作側(手前側)が用紙挿入及び用紙排紙側となるよ
うに設定されている。
即ち、反転搬送路50.59は第1図においてともに時
計回りに用紙を反転搬送させるものであり、反時計方向
に回転される感光体20に対し、原稿給紙搬送装置28
側では反転前に露光に供し、転写紙給紙搬送装置29側
では反転後に転写に供することにより、原稿及び転写紙
の移動方向が各々の作用位置では感光体移動方向と一致
するようにされている。よって、原稿及び転写紙の操作
を全て装置の操作側のみで行うことができ、操作性のよ
いものとなる。
この時、排紙コロ66の近傍に設けた排紙検知センサ6
7の検知信号を用いてレジスト部のセンサ63からのジ
ャム検知を行い、そのオフ信号(後端通過時)により継
目センサ53に信号を与え、感光体20上の反射マーク
を検知し、駆動モータをオフさせる。駆動モータのオフ
に同期して転写チャージャ24、除電LEDアレイ27
及び蛍光灯43がオフされる。
また、帯電チャージャ21は原稿有無検知センサ39が
オフした位置がリンス45の光軸に達した時に対応する
感光体2oの位置でオフする。給紙ソレノイドはレジス
トソレノイドのオンと同期してオフし、レジストソレノ
イドは排紙検知センサ67のオフと同期してオフされる
これにより、コピー処理動作が終了し、待機状態となる
。そこで、電源スィッチをオフさせることにより、定着
ヒータ33、蛍光灯ヒータ34及び冷却ファン30がオ
フする。
ところで、本実施例の感光体20について第4図を参照
して説明する。無端帯ベルト状の感光体20はその内周
側に位置させた複数のローラ、即ち駆動ローラ70とク
リーニングローラ71と転写ローラ72とにより逆三角
形状なる縦長状態に支持され、かつ外周面に対しては現
像ローラ73とテンションローラ74とを凹状に食い込
む形で当接することによりベルト内の中央部の間隔が狭
くなる状態とされている。駆動モータ75がオンすると
、駆動ローラ70に係合する駆動ギヤ(図示せず)が連
動し、感光体20を原稿搬送ローラ37と等速で回転駆
動させる。ここに、駆動ローラ70はゴムローラ、植毛
ローラ等の摩擦抵抗の大きい材質からなり、感光体20
に対しリンス45による結像位置よりも下流であるが、
現像ローラ73よりも上流位置に設けられている。この
ような位置に駆動ローラ70を設けることにより、感光
体20は結像位置に常に平面性を与えるための引張りが
付与され、がっ、現像ローラ73側がゆるみ側となり、
現像ローラ73と感光体20とのニップ部のストレスが
和らげられ、双方の追従性が得られる。
転写ローラ72は現像ローラ73よりも下流であって転
写チャージャ24に対向する位置に配置されている。こ
れらの上下同一直線上のほぼ同一位置に位置する駆動ロ
ーラ70、現像ローラ73及び転写ローラ72により感
光体2oは、凹状に凹まされ、現像ローラ73における
現像ニップが広く確保されているとともに、中間の現像
ローラ73を食い込ませて感光体2oの内周側の空きス
ペースを極力少なくしているため、装置は薄型化される
クリーニングローラ71は駆動ローラ7oと同一高さ位
置、即ち、駆動ローラ7oに対向して感光体20の結像
部分がリンス45による結像光軸に対して直交する状態
となる位置に配置されている。このクリーニングローラ
71には前記ブレード51が対向している。テンション
ローラ74はクリーニングローラ71と転写ローラ72
との中間外周位置にて感光体2oを凹状に凹ませる状態
に押圧されて配置されている。このようにして、感光体
20は縦長状態であって、がっ、その中央部が極力凹ま
された幅狭状態で設けられていることになる。
二二に、テンションローラ74の位置が転写位置より下
流であって帯電位置よりも上流であり、感光体20上の
潜像及び顕像に影響を与えることがないため、導体であ
っても絶縁体であってもよい。また、転写ローラ72は
表面が平滑で低摩擦のものが用いられている。
さらに、電装パーツ及びその回路構成について第5図を
参照して説明する。まず、AC電源80に対するACラ
インには転写紙、原稿等のジャム時に装置本体を開放さ
せた場合の安全のためのインタロックスイッチ81、ノ
イズフィルタ82を経て電源スィッチ83が接続されて
いる。さらに、後段にはトライアック84、前記定着ロ
ーラ63に対して設けたサーモスタット85、定着ヒー
タ33、駆動モータ75及び2つの冷却ファン30が接
続されている。また、ACラインに対して電源トランス
86を介して接続されたDC電源87によるDCライン
には転写チャージャ24用のパワーパック88が接続さ
れている。また、DC22vラインは、中継基板89を
介してトータルカウンタ9o、給紙ソレノイド91、レ
ジストソレノイド92に対し出力される。前記中継基板
89は定着ヒータ制御手段ともなるメインPC基板93
からの出力を受けて上記22Vラインに接続された蛍光
灯43及び蛍光灯安定器94、パワーパック95、除電
LEDアレイ27、蛍光灯ヒータ34の出力制御を行う
。パワーパック95はバリスタ96を介して前記帯電チ
ャージャ21に電源を供給するものである。DC5Vラ
インには、中継基板89を介して給紙部センサ36、排
紙センサ67及び前記定着ローラ63に対して設けたサ
ーミスタ97が接続されている。また、22Vラインに
も同様にメインPC基板93より自動調光センサ98、
回収トナーセンサ99、継目センサ53、パルスジェネ
レータ100及びトナーエンドセンサ101に対する出
力制御がなされる。さらに、Mij記原稿給紙テーブル
開閉センサ31、転写紙給紙テーブル開閉センサ32及
び赤外線センサ52はメインPC基板93に接続されて
いる。
このような構成において、本実施例の定着ヒータ33の
通電温度制御を、第6図及び第7図に示すフローチャー
ト、第8図に示すタイミングチャートを参照して説明す
る。
まず、前述したように使用に先立ち電源スィッチ83が
投入されることにより定着ヒータ33は立上り、第8図
の期間T 中に示すように5秒以下でloo’cまで温
度上昇し、第7図に示すヒータ温度安定ルーチンにより
100’C前後に制御される待機状態となる。即ち、1
00℃以下に下がれば定着ヒータ33がオンし、105
℃以上になれば定着ヒータ33をオフさせる動作を繰返
すことによ°す、100″C前後に維持される。
しかして、任意の操作者がコピーしようとして本体に近
づき、1m以内に接近すると、この接近が赤外線センサ
52により検知される。この赤外線センサ52がオンす
ると、定着ヒータ33が再び立上げられるが、この時の
立上げは第8図の期間T2 中に示すように定着可能な
180℃を目標として行なわれるが、100℃をベース
としているため、約5秒で180℃となる。このような
動作に並行し、装置に近づいた操作者が実際にコピーす
るための操作として原稿給紙テーブルlを開放させると
原稿給紙テーブル開閉センサ31がオンすることにより
開放が検知され、定着ヒータ33用のタイマがスタート
する。これが、第8図に示す期間T3の動作である。
ここに、操作者が本体に対して1m以内に近づき原稿給
紙テーブル■、転写紙給紙テーブル3を開放させ、原稿
及び転写紙をセットして実際にコピーを開始させ得るま
でには、一般に、5秒以上かかるが、赤外線センサ52
検知時点で定着ヒータ33を180℃前後に立上げてい
るので、セット状態では即座にコピー可能となる。コピ
ー動作が行なわれると、それに先立ちタイマがリセット
され、コピー後に再びタイマがスタートし、コピー動作
中は常に180〜】90℃なる定着可能温度に維持され
る。
一方、赤外線センサ52がオンで原稿給紙テーブル開閉
スイッチ31がオンとなっても、最終コピー後のように
コピーが行なわれない状態となると、最終コピー紙排紙
時点からメインPC基板93内蔵のタイマがカウントを
開始し、一定時間、例えば1分又は2分が経過しても次
のコピーが開始されない場合には、第8図の期間T4中
に示すように定着ヒータ33の温度を一旦160℃に下
げて安定させる動作が行なわれる。
しかして、コピー動作がすべて終了し、操作者が原稿テ
ーブル1を閉じ(原稿給紙テーブル開閉センサ31がオ
フ)、装置から離れる(赤外線センサ52がオフ)する
と、定着ヒータ33の温度を100℃に安定させる制御
に戻り、次のコピー動作に対する待機状態となる。
つまり、待機状態では従来より十分低い温度100℃前
後に維持させておき、操作者が近づいた段階で定着可能
な180℃程度に立上げて、即座にコピー可能としてい
るものであり、予熱方式をベースとするがその消費電力
の少ないものとし、かつ、待ち時間なくコピーでき、操
作性が損なわれることないものである。
なお、前述した説明では、原稿テーブルlの開閉を検知
する原稿テーブル開閉センサ31の検知出力を制御に用
いたが、コピー動作に必須の転写紙給紙テーブル3の開
閉を検知する転写紙給紙テーブル開閉センサ32の検知
出力を用いて同様に制御するようにしてもよい。
発明の効果 本発明は、上述したように、装置本体への操作者の接近
を検知する赤外線センサと、原稿給紙テーブル又は転写
紙給紙テーブルの開閉を検知するセンサとの検知出力に
基づき定着ヒータの温度を制御するようにしたので、待
機段階では消費電力の少ない低めの温度に制御維持させ
ておき、実際にコピー時にコピー操作に先行させて定着
可能温度に上げることができ、待ち時間のない操作性の
よいコピーが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体の概略側
面図、第2図は未使用時の外観斜視図、第3図は使用可
能状態の外観斜視図、第4図は感光体を主体として示す
概略側面図、第5図は電装パーツ及びその回路構成を示
すブロック図、第6図は定着ヒータ制御ルーチンを示す
フローチャート、第7図はヒータ温度安定ルーチンを示
すフローチャート、第8図は定着ヒータ温度変化を示す
タイミングチャート、第9図は従来の制御例を示す定着
ヒータ温度変化を示すタイミングチャートである。 1・・・原稿給紙テーブル、3・・・転写紙給紙テーブ
ル、1〜6・・・本体ケース、20・・・感光体、21
・・・帯電手段、22・・・露光光学系、23・・・現
像手段、24・・・転写手段、25・・・定着手段、2
8・・・原稿給紙搬送手段、29・・・転写紙給紙搬送
手段、31又は32・・・センサ、33・・・定着ヒー
タ、52・・・赤外線センサ、93・・・定着ヒータ制
御手段出 願 人   株式会社   リ コ6 ヌ コ ロー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 無端帯ベルト状の感光体表面を帯電手段により一様帯電
    した後、原稿給紙搬送手段により給紙搬送される原稿を
    露光光学系により露光してその反射光により前記感光体
    上に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像手段により
    顕像化し、顕像化された画像を転写紙給紙搬送手段によ
    り給紙搬送される転写紙上に転写手段により転写し、転
    写紙に転写された画像を定着ヒータを備えた定着手段に
    より定着させるようにした静電記録装置において、前記
    感光体の周囲に、前記帯電手段と原稿給紙搬送手段と露
    光光学系と前記現像手段と前記転写手段と前記定着手段
    と前記転写紙給紙搬送手段との各プロセスユニットを配
    設して本体ケース内に設け、前記原稿給紙搬送手段の原
    稿給紙部に原稿給紙テーブルを開閉自在に設けるととも
    に、前記転写紙給紙搬送手段の転写紙給紙部に転写紙給
    紙テーブルを開閉自在に設け、前記原稿給紙テーブル又
    は前記転写紙給紙テーブルの少なくとも一方の開閉を検
    知するセンサと、前記本体ケース前面側に位置させた赤
    外線センサとを設け、これらのセンサと赤外線センサと
    の検知出力に基づき前記定着ヒータの通電温度制御を行
    なう定着ヒータ制御手段を設けたことを特徴とする静電
    記録装置。
JP2080150A 1990-03-28 1990-03-28 静電記録装置 Pending JPH03279966A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7136602B2 (en) 2003-07-16 2006-11-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and method for controlling fixing temperature of the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7136602B2 (en) 2003-07-16 2006-11-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and method for controlling fixing temperature of the same

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