JPH03574Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH03574Y2 JPH03574Y2 JP1986015158U JP1515886U JPH03574Y2 JP H03574 Y2 JPH03574 Y2 JP H03574Y2 JP 1986015158 U JP1986015158 U JP 1986015158U JP 1515886 U JP1515886 U JP 1515886U JP H03574 Y2 JPH03574 Y2 JP H03574Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- hub flange
- flange
- hysteresis
- friction
- Prior art date
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Links
- 239000002783 friction material Substances 0.000 claims description 24
- 239000000463 material Substances 0.000 description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
- F16F15/121—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
- F16F15/123—Wound springs
- F16F15/1238—Wound springs with pre-damper, i.e. additional set of springs between flange of main damper and hub
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
（産業上の利用分野）
本考案は，クラツチデイスクに関するもので，
詳細には分割ハブタイプのクラツチデイスクに関
する。
詳細には分割ハブタイプのクラツチデイスクに関
する。
（従来の技術）
ハブフランジが内外フランジに分割された分割
タイプのクラツチデイスクは周知であり，この種
のクラツチデイスクは，トルク出力軸に連結され
るハブと，該ハブに一体的に構成された内側ハブ
フランジと，スプラインにより内側ハブフランジ
に対して所定角だけ回転自在となるよう内側ハブ
フランジの外側に同心状に配置された外側ハブフ
ランジと，前記両フランジの軸方向両側に配置さ
れ，トルク入力軸に連結される主・副デイスクプ
レートと，前記フランジと前記主・副デイスクプ
レートの間に設けられた摺動摩擦手段とから成
る。この種のクラツチデイスクには一般に，更に
内外ハブフランジのスプライン部におけるヒステ
リシスを安定なものにするため，このスプライン
部をカバーし，前記内側ハブフランジと共に回転
する板材が前記ヒステリシス手段に配設される。
タイプのクラツチデイスクは周知であり，この種
のクラツチデイスクは，トルク出力軸に連結され
るハブと，該ハブに一体的に構成された内側ハブ
フランジと，スプラインにより内側ハブフランジ
に対して所定角だけ回転自在となるよう内側ハブ
フランジの外側に同心状に配置された外側ハブフ
ランジと，前記両フランジの軸方向両側に配置さ
れ，トルク入力軸に連結される主・副デイスクプ
レートと，前記フランジと前記主・副デイスクプ
レートの間に設けられた摺動摩擦手段とから成
る。この種のクラツチデイスクには一般に，更に
内外ハブフランジのスプライン部におけるヒステ
リシスを安定なものにするため，このスプライン
部をカバーし，前記内側ハブフランジと共に回転
する板材が前記ヒステリシス手段に配設される。
（考案が解決しようとする問題点）
上記のような構成では，外側ハブフランジは内
側ハブフランジに対して遊合状態にあるので，径
方向に動いてしまう。そのため，外側ハブフラン
ジのスプライン歯が径方向に移動して，両歯の内
外周が接触して摩擦摺動し，その結果，時宜を得
ない，制御されない摩擦トルクが発生する。この
ため，クラツチデイスクのトルク伝達特性におけ
るヒステリシスが不安定になり，余分なヒステリ
シスが発生する。特に低ヒステリシスが要求され
るアイドリング時には問題となる。径方向の移動
防止に関し，従来技術として，フランス特許第
2270491号がある。これはトーシヨンシート面と
このシート面に係合するハブフランジのスプライ
ン歯面の両面に径方向不動化手段が設けられたも
のである。この発明では，トーシヨンシートがフ
ランジのノツチ部分に接触することは防止される
が，両フランジのスプライン歯が径方向に接触す
ることは防止できていない。
側ハブフランジに対して遊合状態にあるので，径
方向に動いてしまう。そのため，外側ハブフラン
ジのスプライン歯が径方向に移動して，両歯の内
外周が接触して摩擦摺動し，その結果，時宜を得
ない，制御されない摩擦トルクが発生する。この
ため，クラツチデイスクのトルク伝達特性におけ
るヒステリシスが不安定になり，余分なヒステリ
シスが発生する。特に低ヒステリシスが要求され
るアイドリング時には問題となる。径方向の移動
防止に関し，従来技術として，フランス特許第
2270491号がある。これはトーシヨンシート面と
このシート面に係合するハブフランジのスプライ
ン歯面の両面に径方向不動化手段が設けられたも
のである。この発明では，トーシヨンシートがフ
ランジのノツチ部分に接触することは防止される
が，両フランジのスプライン歯が径方向に接触す
ることは防止できていない。
よつて本考案の目的は，両フランジのスプライ
ン歯が径方向で接触するのを防止し，不安定な，
余分なヒステリシスを発生させないことにある。
ン歯が径方向で接触するのを防止し，不安定な，
余分なヒステリシスを発生させないことにある。
（問題点を解決するための手段）
本考案によれば、前記外側ハブフランジ部に円
筒部を設け，該円筒部の内周面と前記ハブの外周
面との間に円環状摩擦材を嵌合する。
筒部を設け，該円筒部の内周面と前記ハブの外周
面との間に円環状摩擦材を嵌合する。
（作用・効果）
アイドリング時のトランスミツシヨンギア打音
を防止するには，低剛性，低ヒステリシスが要求
される。アイドリング時のヒステリシスは摩擦摺
動手段（ヒステリシス装置）６０の摩擦材によつ
て得られる。本考案の円環状摩擦材は，この摩擦
材としての機能と，外側ハブフランジの径方向の
移動を防止する支持体としての機能との両機能を
兼ねるものである。
を防止するには，低剛性，低ヒステリシスが要求
される。アイドリング時のヒステリシスは摩擦摺
動手段（ヒステリシス装置）６０の摩擦材によつ
て得られる。本考案の円環状摩擦材は，この摩擦
材としての機能と，外側ハブフランジの径方向の
移動を防止する支持体としての機能との両機能を
兼ねるものである。
本考案の円環状摩擦材によるアイドリング時で
の摩擦トルクは，第２図の１５，１６接触面及び
第１図の１７接触面で発生する。摩擦係数の小さ
い摩擦材を使用することにより，これら部位にお
ける摩擦トルクを小さくすることができ，従つて
アイドリング時に必要とされる低ヒステリシスが
得られる。又，第２図の１８，１９接触面におけ
る摩擦トルクは発進加速時，走行時に発生するも
のであり、発進加速時、走行時での摩擦トルク
は，アイドリング時のそれに比べ比較的大きなも
のである。従つて，１８，１９接触面で発生する
摩擦トルクは，発進加速時，走行時では問題とな
らない。
の摩擦トルクは，第２図の１５，１６接触面及び
第１図の１７接触面で発生する。摩擦係数の小さ
い摩擦材を使用することにより，これら部位にお
ける摩擦トルクを小さくすることができ，従つて
アイドリング時に必要とされる低ヒステリシスが
得られる。又，第２図の１８，１９接触面におけ
る摩擦トルクは発進加速時，走行時に発生するも
のであり、発進加速時、走行時での摩擦トルク
は，アイドリング時のそれに比べ比較的大きなも
のである。従つて，１８，１９接触面で発生する
摩擦トルクは，発進加速時，走行時では問題とな
らない。
更に，本考案の円環状摩擦材は外側ハブフラン
ジ部に設けた円筒部と伴に，外側ハブフランジを
ハブ外周上で支持する。従つて，従来遊合状態に
あつた外側ハブフランジは，径方向のガタ付きが
なくなり，両スプライン歯の径方向での接触が阻
止される。この両歯の接触は余分な摩擦トルクを
発生させ，又，接触したり，しなかつたりしてヒ
ステリシスを不安定なものにし，これは，低い，
安定したヒステリシスを要求されるアイドリング
時には有害なものである。本考案により，これが
解消される。本考案の構成は，以上述べたように
摩擦材としての機能と支持体としての機能との両
機能を持ち，低い，安定したヒステリシスを，し
かも簡単な構成で，クラツチデイスクのスペース
内において，与えるものである。
ジ部に設けた円筒部と伴に，外側ハブフランジを
ハブ外周上で支持する。従つて，従来遊合状態に
あつた外側ハブフランジは，径方向のガタ付きが
なくなり，両スプライン歯の径方向での接触が阻
止される。この両歯の接触は余分な摩擦トルクを
発生させ，又，接触したり，しなかつたりしてヒ
ステリシスを不安定なものにし，これは，低い，
安定したヒステリシスを要求されるアイドリング
時には有害なものである。本考案により，これが
解消される。本考案の構成は，以上述べたように
摩擦材としての機能と支持体としての機能との両
機能を持ち，低い，安定したヒステリシスを，し
かも簡単な構成で，クラツチデイスクのスペース
内において，与えるものである。
（実施例）
以下添付図面を参照して本考案に係るクラツチ
デイスクについて説明する。本クラツチデイスク
２０は第１図及び第３図に示すように出力軸（図
示せず）に連結されるハブ３０と，このハブ３０
に同心状に配置された内側ハブフランジ４０及び
外側ハブフランジ４１と，両ハブフランジ４０，
４１の両側に設けられ，ハブに対して相対回転自
在かつ同心状に配置された主デイスクプレート５
０と，副プレート５１と，主・副プレート５０，
５１とハブフランジ４０，４１との間に配置され
たヒステリシス装置６０とから成る。
デイスクについて説明する。本クラツチデイスク
２０は第１図及び第３図に示すように出力軸（図
示せず）に連結されるハブ３０と，このハブ３０
に同心状に配置された内側ハブフランジ４０及び
外側ハブフランジ４１と，両ハブフランジ４０，
４１の両側に設けられ，ハブに対して相対回転自
在かつ同心状に配置された主デイスクプレート５
０と，副プレート５１と，主・副プレート５０，
５１とハブフランジ４０，４１との間に配置され
たヒステリシス装置６０とから成る。
第１図においてハブ３０の内側にはスプライン
３１が設けられ，トルク出力軸（図示せず）が結
合される。ハブ３０の外周面には内側ハブフラン
ジ４０が一体的に設けられ，内側ハブフランジ４
０の外側には，同心状に配された外側ハブフラン
ジ４１が設けられている。これら内側ハブフラン
ジ４０と外側ハブフランジ４１は第３図に示すよ
うにその対向面にスプライン歯４２が設けられ，
所定角度だけ互いに相対回転できるようになつて
いる。内側ハブフランジ４０と外側ハブフランジ
４１との間には切欠き４３が形成され，この切欠
４３内にトーシヨンスプリング４４が収容され，
内側ハブフランジ４０と外側ハブフランジ４１が
相対回転するとき，切欠き４３内のスプリング４
４を介して外側ハブフランジ４１より内側ハブフ
ランジ４０に従つてハブ３０にトルクが伝達され
る。
３１が設けられ，トルク出力軸（図示せず）が結
合される。ハブ３０の外周面には内側ハブフラン
ジ４０が一体的に設けられ，内側ハブフランジ４
０の外側には，同心状に配された外側ハブフラン
ジ４１が設けられている。これら内側ハブフラン
ジ４０と外側ハブフランジ４１は第３図に示すよ
うにその対向面にスプライン歯４２が設けられ，
所定角度だけ互いに相対回転できるようになつて
いる。内側ハブフランジ４０と外側ハブフランジ
４１との間には切欠き４３が形成され，この切欠
４３内にトーシヨンスプリング４４が収容され，
内側ハブフランジ４０と外側ハブフランジ４１が
相対回転するとき，切欠き４３内のスプリング４
４を介して外側ハブフランジ４１より内側ハブフ
ランジ４０に従つてハブ３０にトルクが伝達され
る。
主デイスクプレート５０の外周部にはフエーシ
ングプレート５２が固定され，プレート５２の両
側にはリベツト５３により摩擦パツド５４が固定
されている。主デイスクプレート５０と副プレー
ト５１とは，ピン５５により一体的され，ハブフ
ランジ４０，４１との間にヒステリシス装置６０
を挟圧している。こうして一体化された主・副プ
レート５０，５１は，外側ハブフランジ４１の外
周に設けられた切欠き４５内でピン５５が移動で
きる間ハブ３０に対して回転でき，この間外側ハ
ブフランジ４１と主・副プレート５０，５１との
間に設けられたトーシヨンスプリング５６により
順次トルク伝達がなされる。
ングプレート５２が固定され，プレート５２の両
側にはリベツト５３により摩擦パツド５４が固定
されている。主デイスクプレート５０と副プレー
ト５１とは，ピン５５により一体的され，ハブフ
ランジ４０，４１との間にヒステリシス装置６０
を挟圧している。こうして一体化された主・副プ
レート５０，５１は，外側ハブフランジ４１の外
周に設けられた切欠き４５内でピン５５が移動で
きる間ハブ３０に対して回転でき，この間外側ハ
ブフランジ４１と主・副プレート５０，５１との
間に設けられたトーシヨンスプリング５６により
順次トルク伝達がなされる。
次に第２図を参照して主・副プレート５０，５
１とハブフランジ４０，４１との間に設けられた
ヒステリシス装置６０について説明する。このヒ
ステリシス装置６０は，主デイスクプレート５０
とハブフランジ４０，４１との間にて主デイスク
プレート５０から順次配置された摩擦材１３と，
板材８０と，副プレート５１とハブフランジ４
０，４１との間でプレート５１側より順次配置さ
れた皿バネ６３，スラストプレート６４，摩擦材
１２，板材８０とから成る。このヒステリシス装
置６０は，トルク伝達特性曲線の一段目のヒステ
リシスを決定するもので，更に外周部に２段目以
降のヒステリシスを決定するヒステリシス装置７
０が別に設けられている。このヒステリシス装置
７０は皿バネ７１，スラストプレート７２，摩擦
材７３，７４とから成る。このヒステリシス装置
７０は本考案とは無関係であるので，詳しい説明
は省略する。
１とハブフランジ４０，４１との間に設けられた
ヒステリシス装置６０について説明する。このヒ
ステリシス装置６０は，主デイスクプレート５０
とハブフランジ４０，４１との間にて主デイスク
プレート５０から順次配置された摩擦材１３と，
板材８０と，副プレート５１とハブフランジ４
０，４１との間でプレート５１側より順次配置さ
れた皿バネ６３，スラストプレート６４，摩擦材
１２，板材８０とから成る。このヒステリシス装
置６０は，トルク伝達特性曲線の一段目のヒステ
リシスを決定するもので，更に外周部に２段目以
降のヒステリシスを決定するヒステリシス装置７
０が別に設けられている。このヒステリシス装置
７０は皿バネ７１，スラストプレート７２，摩擦
材７３，７４とから成る。このヒステリシス装置
７０は本考案とは無関係であるので，詳しい説明
は省略する。
上記ヒステリシス装置６０を形成する各種部材
は，第２図及び第３図に示すように内側ハブフラ
ンジ４０と外側ハブフランジ４１との間のトーシ
ヨン部切欠き部４３及びスプライン部４２をほぼ
カバーする程度の外径を有する。板材８０は，摩
擦材１２，１３が内外ハブフランジのスプライン
歯側面に直接触れるのを防止し，この摩擦材１
２，１３は板材８０と摩擦摺動し，安定したヒス
テリシスが得られるようにしたものである。この
板材は内側ハブフランジ４０と一体的に回転す
る。摩擦材１２は前記板材８０とスラストプレー
ト６４との間に置かれ，摩擦材１３はセンタリン
グブツシユとして主デイスクプレート５０の孔部
内周面に嵌合する。摩擦材１２，１３は円環状を
なし，外側ハブフランジ４１のスプライン部側面
に設けた円筒部１１の内周面と１８，１９で，ハ
ブ３０の外周面と１７において，それぞれ面接触
する。円筒部１１の軸方向の大きさは，主・副プ
レート５０，５１の内側で、外側ハブフランジ４
１を摩擦材１２，１３上で保持する大きさで足り
る。摩擦材１２，１３の材質は，摩擦係数が小さ
いものを使用する。
は，第２図及び第３図に示すように内側ハブフラ
ンジ４０と外側ハブフランジ４１との間のトーシ
ヨン部切欠き部４３及びスプライン部４２をほぼ
カバーする程度の外径を有する。板材８０は，摩
擦材１２，１３が内外ハブフランジのスプライン
歯側面に直接触れるのを防止し，この摩擦材１
２，１３は板材８０と摩擦摺動し，安定したヒス
テリシスが得られるようにしたものである。この
板材は内側ハブフランジ４０と一体的に回転す
る。摩擦材１２は前記板材８０とスラストプレー
ト６４との間に置かれ，摩擦材１３はセンタリン
グブツシユとして主デイスクプレート５０の孔部
内周面に嵌合する。摩擦材１２，１３は円環状を
なし，外側ハブフランジ４１のスプライン部側面
に設けた円筒部１１の内周面と１８，１９で，ハ
ブ３０の外周面と１７において，それぞれ面接触
する。円筒部１１の軸方向の大きさは，主・副プ
レート５０，５１の内側で、外側ハブフランジ４
１を摩擦材１２，１３上で保持する大きさで足り
る。摩擦材１２，１３の材質は，摩擦係数が小さ
いものを使用する。
このクラツチデイスク２０では，入力側からの
トルクは主・副プレート５０，５１を介して摩擦
材１３及び摩擦材１２に伝えられる。一方板材８
０はハブ３０に対して円周方向に固定されている
ので，摩擦材１２，１３と板材８０との間で常に
摩擦が生じ，安定したヒステリシスが得られる。
又，摩擦係数が小さい材質のものを使用している
ので，ヒステリシスも小さい。更に，入力側から
のトルクは主・副プレート５０，５１及びトーシ
ヨンスプリング５６を介して外側ハブフランジ４
１に伝えられる。この時円環状摩擦材１２，１３
により外側ハブフランジ４１の径方向の移動は阻
止される。従つて，外側ハブフランジ４１及び内
側ハブフランジ４０のスプライン歯４２が径方向
で接触することが無くなり，余分なヒステリシス
は阻止され，安定したヒステリシスが得られる。
トルクは主・副プレート５０，５１を介して摩擦
材１３及び摩擦材１２に伝えられる。一方板材８
０はハブ３０に対して円周方向に固定されている
ので，摩擦材１２，１３と板材８０との間で常に
摩擦が生じ，安定したヒステリシスが得られる。
又，摩擦係数が小さい材質のものを使用している
ので，ヒステリシスも小さい。更に，入力側から
のトルクは主・副プレート５０，５１及びトーシ
ヨンスプリング５６を介して外側ハブフランジ４
１に伝えられる。この時円環状摩擦材１２，１３
により外側ハブフランジ４１の径方向の移動は阻
止される。従つて，外側ハブフランジ４１及び内
側ハブフランジ４０のスプライン歯４２が径方向
で接触することが無くなり，余分なヒステリシス
は阻止され，安定したヒステリシスが得られる。
本考案の円環状摩擦材は以上述べた通り，摩擦
材及び支持体の両機能を持つと共に摩擦係数の小
さい材質から成る支持体として径方向の動きを阻
止するもので，低い，安定したヒステリシスが得
られるものである。
材及び支持体の両機能を持つと共に摩擦係数の小
さい材質から成る支持体として径方向の動きを阻
止するもので，低い，安定したヒステリシスが得
られるものである。
第１図は本考案に係るクラツチデイスクを示す
第３図中の−線に沿つた断面図，第２図はハ
ブの外周部を示す部分拡大図，第３図は本考案に
係るクラツチデイスクの一部切欠き側面図であ
る。 １１……円筒部，１２，１３……摩擦材，３０
……ハブ，４０……内側ハブフランジ，４１……
外側ハブフランジ，４２……スプライン，５０…
…主デイスクプレート，５１……副プレート，８
０……板材。
第３図中の−線に沿つた断面図，第２図はハ
ブの外周部を示す部分拡大図，第３図は本考案に
係るクラツチデイスクの一部切欠き側面図であ
る。 １１……円筒部，１２，１３……摩擦材，３０
……ハブ，４０……内側ハブフランジ，４１……
外側ハブフランジ，４２……スプライン，５０…
…主デイスクプレート，５１……副プレート，８
０……板材。
Claims (1)
- トルク出力軸に連結されるハブと，該ハブに一
体的に構成された内側ハブフランジと，スプライ
ンにより内側ハブフランジに対して所定角だけ回
転自在となるよう内側ハブフランジの外側に同心
状に配置された外側ハブフランジと，前記両フラ
ンジの軸方向両側に配置されトルク入力軸に連結
される主・副デイスクプレートと，前記フランジ
と前記主・副デイスクプレートの間に設けられた
摺動摩擦手段とを含むクラツチデイスクにおい
て、前記外側ハブフランジ部に円筒部を設け，該
円筒部の内周面と前記ハブの外周面との間に，円
環状摩擦材を嵌合したことを特徴とするクラツチ
デイスク。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986015158U JPH03574Y2 (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | |
| US07/006,929 US4813523A (en) | 1986-02-06 | 1987-01-27 | Clutch disc |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986015158U JPH03574Y2 (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62128229U JPS62128229U (ja) | 1987-08-14 |
| JPH03574Y2 true JPH03574Y2 (ja) | 1991-01-10 |
Family
ID=11880992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986015158U Expired JPH03574Y2 (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4813523A (ja) |
| JP (1) | JPH03574Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3005984B2 (ja) * | 1987-09-30 | 2000-02-07 | アイシン精機株式会社 | クラツチデイスクの捩れ角連動可変ヒステリシス機構 |
| FR2642805B1 (fr) * | 1989-02-07 | 1993-01-22 | Valeo | Dispositif amortisseur de torsion, notamment pour disque de friction d'embrayage de vehicules automobiles |
| DE19514734C2 (de) * | 1994-04-25 | 1999-11-18 | Exedy Corp | Kupplungsscheibenausbildung |
| DE10227971A1 (de) * | 2002-06-22 | 2004-01-08 | Zf Sachs Ag | Nabenring, Abdeckblech und Kupplungsscheibe |
| JP4617845B2 (ja) * | 2004-11-17 | 2011-01-26 | アイシン精機株式会社 | クラッチディスク |
| JP6995009B2 (ja) * | 2018-05-08 | 2022-01-14 | 株式会社エクセディ | ダンパ装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1963187A (en) * | 1931-10-23 | 1934-06-19 | Clarence G Wood | Clutch plate |
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-
1986
- 1986-02-06 JP JP1986015158U patent/JPH03574Y2/ja not_active Expired
-
1987
- 1987-01-27 US US07/006,929 patent/US4813523A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62128229U (ja) | 1987-08-14 |
| US4813523A (en) | 1989-03-21 |
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