JPH0357312A - ラジオ受信機のシーク方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はラジオ受信機のシーク方法に係り，特に受信周
波数全体に渡ってシークストップ時のアφ ンテナ入カレベルを一定できるシーク方法に関する． 〈従来技術〉 カーラジオには受信電界レベル（アンテナ入力レベル）
が所定レベル以上の放送局を自動的に選局するシーク機
能が設けられている．このシーク機能によれば，シーク
キーを押圧すると自動癩的に受信周波数を所定周波数づ
つ増加して放送電波を受信し、アンテナ入力レベルに応
じたレベルメータ出力電圧が予め設定されているシーク
ストップレベル以上になった時，シークを停止して以後
該放送電波を受信し、シークストップレベル以下の場合
にはシークを継続するようになっている．ところで，シ
ークストップレベルはシークストップすべき最小アンテ
ナ入力レベルに応じたレベルメータ出力電圧値となるよ
うに設定される．このため，従来はシグナルジェネレー
タのダミーアンテナで（シグナルジェネレータをカーラ
ジオに直接有線でつないで）、シークストツブすべき最
小アンテナ入力レベルの信号をカーラジオに直接入力し
，該カーラジオのレベルメータ出力電圧値を測定し，該
レベルメータ出力電圧値をシークストップレベルとして
いる． く発明が解決しようとする課題〉 しかし，かかる従来のシークストップレベル設定方法で
は，シグナルジェネレータをカーラジオに直接接続する
ものであるため、アンテナ及び該アンテナからカーラジ
オ迄のケーブルによる伝送特性が考慮されていない。こ
のため、シークが停止する際のアンテナ入力レベルが周
波数全体に渡って一定にならないという問題がある．す
なわち、アンテナ入力レベルが一定であっても，前記ア
ンテナからカーラジオ迄の伝送特性によりレベルメータ
出力電圧値が第４図実線に示すように受信周波数に応じ
て変動し，一定にならないからである。

以上から本発明の目的は、受信周波数に関係なくシーク
ストップする際のアンテナ入力レベルを一定にできるシ
ーク方法を提供することである．〈課題を解決するため
の手段〉 上記課題は本発明においては、一定レベルの種々の周波
数信号電波を発信するシグナルジエネレー夕と，アンテ
ナ入力レベルに応じた電圧を発生するレベルメータと，
アンテナ入力レベルが一定のときの受信周波数とレベル
メータ出力電圧特性に基づいてシーク時のレベルメータ
出力電圧値あるいはシークシークストップレベルを変更
する補正手段と、レベルメータ出力電圧とシークストッ
プレベルの大小を比較する比較手段とにより達成される
。

く作用〉 シグナルなジェネレータから一定レベルの種々の周波数
信号電波を発信してラジオ受信機に受倍させ，アンテナ
入力レベル一定時の受信周波数とレベルメータ出力電圧
値との関係より，シーク時の各周波数におけるレベルメ
ータ出力電圧を補正し．あるいはシークシークストップ
レベルを変更し、補正あるいは変更後のレベルメータ出
力電圧とシークシークストップレベルとを比較し，シー
クシークストソプレベル以上の時シークを停止し、シー
クシークストップレベル以下のときはシークを継続する
． 〈実施例〉 第１図は本発明に係るラジオ受信機及びシグナルジェネ
レー夕のブロック図である． １１はアンテナ、１２はチューナ、１３は中間周波増幅
器、１４は検波器．１５はステレオ復調回路，１６はア
ンプ，１７はスビーカ，１８は中間周波増幅器１３のレ
ベルメータ端子に接続され．てアンテナ入力レベル（受
信電界強度）に応じた電圧を発生するレベルメータ，１
９はレベルメータ出力電圧をＡＤ変換するＡＤ変換器，
２０はブリセット選局，シーク選局及びシーク時の補正
値算出処理等を行う電子チュニングシステム，２１はシ
ーク時における各受信周波数に応じた補正値を記憶する
メモリ，２２は操作盤で、シークキー２２ａをはじめ種
々のキーや表示部が設けられている． ３１はシグナルジェネレータで，３１ａはアンテナ，３
ｌｂはシグナル発生を起動するスタート釦である．シグ
ナルジェネレータ３工はシークストップすべき最小電界
強度の電波を周波数を変えて順次発生するようになって
いる． 第２図は補正値設定処理の流れ図、第３図はシーク処理
の流れ図である．以下これらの流れ図に従って第１図の
全体的動作を説明する。

（ａ）補正値設定処理 シグナルジェネレータ３１のスタート釦３ｌｂを押圧す
ると，シグナルジエネレータはアンテナ３１ａより、シ
ークストツブすべき最小電界強度であって所定周波数の
電波を発生する．又，スタート釦の押圧により．ラジオ
受信機の電子チューニングシステム２０はシーク制御を
開始し、チューナ１２をして受信周波数をスキャンさせ
（ステップ１０１）．レベルメータ１８からレベルメー
タ出力電圧を取り込み、所定レベル以上がチェックする
（ステップ１０２）， レベルメータ出力電圧が所定レベル以上でなければシー
クを繰返し、以上であればシグナルジェネレータ３１か
らの電波に同調したものとみなしてシークを停止し、そ
の時のレベルメータ出力電圧Ｅ〜ｉを受信周波数ｆ−ｉ
に対応させてメモリ２１に記憶する（ステップ１０３）
． ついで、予め定められている全周波数の電波についてレ
ベルメータ出力電圧を測定してメモリに記憶したかチェ
ックし（ステップ１０４）．ｒＮＯ」であればシグナル
ジエネレータ３１からの次の周波数電波について上記処
理を繰り返す。この結果，最終的に全周波数・・ｆ−１
，・・ｆ　１１　Ｆ　・・ｆｉｙ　　・・のレベルメー
タ出力電圧・・Ｅ−ｉ１　　・・Ｅ．，・・Ｅ　ｉ　ｔ
　　・・がメモリ２１に記憶される（第４図実線参照）
． しかる後，基準周波数ｆ．（例えばＩ　Ｍ　Ｈ　ｚ　）
におけるレベルメータ出力電圧Ｅ．と各周波数ｆ．にお
けるレベルメータ出力電圧Ｅ１との差Ｃｉ（第４図参照
）を次式 Ｅ，−Ｅｉ＋Ｃｉ により求め、差Ｃｉを周波数ｆ１における補正値として
メモリ２１に記憶し（ステップ１０５）、又基準周波数
ｆ０におけるレベルメータ出力電圧Ｅ０をシークシーク
ストップレベルとして設定して補正値設定処理を終了す
る。

（ｂ）シーク処理 各周波数における補正値Ｃｉが設定された状態において
，ラジオ受信機のシークキー２２ａが押圧されると，シ
ークによる自動選局がスタートする（第３図参照）．す
なわち、電子チューニングシステム２０は受信周波数ｆ
ｉを最低周波数から所定周波数づつアップすると共に、
その時のレベルメータ１８の出力電圧■、を取り込む（
ステップ２０１，２０２）。

そして、次式 Ｖｉ＋Ｃｉ−ｅＶｉ’ によりレベルメータ出力電圧を周波数ｆ１の補正値Ｃｉ
により補正する（ステップ２０３）．これにより、受信
周波数一レベルメータ出力電圧特性が水平となるように
補正される。

しかる後Ｖｉ’　＞Ｅ．かチェックし（ステップ２０４
）＋　　ｒＮｏＪであれば、ステップ２０１以降のシー
ク処理を繰返し、ｒＹＥｓＪであればシークを停止して
その時の放送を受信する．尚，以上は受信周波数一レベ
ルメータ出力電圧特性に基づいて、シーク時のレベルメ
ータ出力電圧を補正した場合であるが、レベルメータ出
力電圧を変えずにシークシークストップレベルを受信周
波数に応じて変更あるいは補正するようにしても良い．
すなわち，一定のアンテナ入力レベルであっても周波数
に応じてレベルメータ出力電圧は第４図に示すようにな
るから，シークシークストップレベルをこの第４図の傾
斜となるように受信周波数に応じて変更しても同一の結
果が得られる．く発明の効果〉 以上本発明によれば．受信周波数とレベルメータ出力電
圧値との関係に基づいて，シーク時の受信周波数に応じ
てレベルメータ出力電圧を補正し又はシークシークスト
ップレベルを変更し、補正後のレベルメータ出力電圧と
シークシークストップレベルの大小あるいはレベルメー
タ出力電圧と変更後のシークシークストップレベルの大
小に基づいてシーク制御するように構成したから，受信
周波数に関係なくシークストップする際のアンテナ入力
レベルを一定にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るラジオ受信機及びシグナルジエネ
レータのブロック図、 第２図は補正値設定処理の流れ図， 第３図はシーク時の流れ図５ 第４図は受信周波数に対するレベルメータ出力電圧の関
係図である． １８・・レベルメータ ２０・・電子チューニングシステム ２ｌ・・メモリ ２２ａ・・シークキー ３１・・シグナルジェネレータ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 シグナルジェネレータから一定レベルの種々の周波数信
   号電波を発信してラジオ受信機に受信させ、受信周波数
   とレベルメータ出力電圧値との関係を求め、 該関係を用いてシーク時、受信周波数に応じてレベルメ
   ータ出力電圧を補正し又はシークストップレベルを変更
   し、 補正後のレベルメータ出力電圧とシークストップレベル
   を比較し、又はレベルメータ出力電圧と変更後のシーク
   ストップレベルとを比較し、シークストップレベル以上
   の時シークを停止し、シークストップレベル以下のとき
   はシークを継続することを特徴とするラジオ受信機のシ
   ーク方法。