JPH0356455A - トリフルオロメタンスルフィン酸及びトリフルオロメタンスルホン酸、ならびにこれらのナトリウム塩の製造方法 - Google Patents

トリフルオロメタンスルフィン酸及びトリフルオロメタンスルホン酸、ならびにこれらのナトリウム塩の製造方法

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JPH0356455A
JPH0356455A JP11529790A JP11529790A JPH0356455A JP H0356455 A JPH0356455 A JP H0356455A JP 11529790 A JP11529790 A JP 11529790A JP 11529790 A JP11529790 A JP 11529790A JP H0356455 A JPH0356455 A JP H0356455A
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ジェラール フォラ
Bernard Langlois
ベルナール ラングロワ
Philippe Lorieu
フィリップ ロリュ
Jean Poppei
ジャン ポッペ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トリフリン酸ナトリウムとも呼ばれるトリフ
ルオ口メタンスルフィン酸ナトリウム、及びトリフル酸
ナトリウムとも呼ばれるトリフルオロメタンスルフォン
酸ナトリウム、ならびにトリフル酸とも呼ばれるトリフ
ルオロメタンスルフォン酸の製造方法に関する。
(従来の技術〕 欧州特許第237446号に従うと、極性溶媒好ましく
はジメチルホルムアミドの中でのジ亜チオン酸のアルカ
リ又はアルカリ土類塩、又はヒドロキシメタンスルフィ
ン酸塩を臭化トリフルオロメチルと接触させることによ
り、過ハロゲノメタンスルフィン酸及びスルフォン酸な
らびにその塩を調製する方法がすでに知られている。
トリフルオロメタンスルフィン酸塩は、溶媒の蒸発後、
酢酸エチル抽出により単離される。この方法によると、
トリフリン酸塩の中にはつねに無視できない量の水とジ
メチルホルムア稟ドが存続し、このことは、その制御又
はその後のトリフル酸に対するアクセス段階について問
題をひきおこすことになる。
トリフルオロメタンスルフォン酸塩は、過酸化水素での
酸化及びそれに続く水溶液の蒸発とアセトンでの結晶抽
出によって、トリフルオロメタンスルフィン酸塩から調
製される。
これらの純化方法は実験室での試験レベルでは利用が簡
単なものであるが、逆に安全性及び収益性の問題のため
に工業的レベルに移し換えるのは困難である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、例えば欧州特許第237446号に記
されている方法に従って臭化トリフルオ口メチルからト
リフルオロメタンスルフィン酸塩を抽出し純化する工業
的方法にある。
特に例えば反応薬品の消費量又は効率とい・った技術一
経済面は最も重要な役割を果たしている。
一方、各段階で生成物を単離させることなく反応をつな
げることも時として有利である。
この方法に従うと、合戒反応の終わりで、特に水とジメ
チルホルムアξドといった反応媒質として用いられた溶
媒の中に、特に ー臭化ナトリウム(6) 一燐酸一ナトリウム(8) 一燐酸二ナトリウム(7) 一亜硫酸ナトリウムNa.SO. −亜硫酸水素ナトリウムNaHSOz ーチオ硫酸ナトリウム(4) 一トリフルオロメタンスルフィン酸ナトリウム(5) といった多様な塩を含む反応混合物が得られる。
トリフルオロメタンスルフィン酸ナトリウム(5)の濃
度は、往々にして重量百分率で10%未満であり、その
他の塩は反応媒質の約20%(重量百分率)を占めてい
る。
他の数多くの塩に混合された少量の塩(10%)の抽出
はつねにこの業界において大きな問題点であった。臭化
トリフルオロメチルから調製されるトリプルオロメチル
スルフィン酸の方法という特殊な場合において、トリフ
ルオロメチルスルフィン酸塩を沃化物から単離させるこ
とは、トリフルオロメチルスルフォン酸塩すなわちトリ
フル酸塩へのトリフルオロメチルスルフィン酸塩の酸化
の際に沃化物イオンがきわめて邪魔になることからなお
さら、むずかしい問題を提起する。特に臭素とトリフル
オロメチルスルフィン酸塩イオンの間の質量比は、最高
で5%、有利には2%、又好ましくは1%に等しくなく
てはならない。
その他の塩は、沃化物ほど邪魔にはならないものの、で
きるかぎり除去することが好ましい不純物を構威する。
ここで、トリフリン酸及びトリフリン酸塩が比較的安定
性の低いものであること、又これらに過度に激しい処理
を加えるのは避けた方がよいこと、さらに特に反応媒質
を過度に加熱しない方がよいということを記しておきた
い。さらに、特に水性でない溶媒を回収するために、ト
リフリン酸の塩、一般にナトリウム塩を含む反応媒質又
は反応媒質の一部分から構成要素である溶媒を追い出す
。従って、トリフリン酸塩をできるかぎり選択的に抽出
するため、固体の形で塩の混合物を処理するのが適当で
ある。
このような理由から、本発明の目的の1つは、トリフリ
ン酸イオンを臭化物イオンから分離させることのできる
トリフリン酸又はその塩の回収方法を提供することにあ
る。
本発明のもう1つの目的は、トリフリン酸イオンとその
他の無機イオンの分離を可能にする前述のタイプの方法
にある。
本発明のもう1つの目的は、固体物質の処・理を可能に
する前述のタイプの方法を提供することにある。
本発明の補足的目的は、トリフリン酸イオンを後に容易
に回収できるようにする前記固体物質の生成方法を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的及び以下において明らかにされるその他の目的
は、 −a)大気圧下での沸点が200℃未満、好ましくは1
50℃未満であるアルコール、ケトン及びエステル及び
その混合物からなる群から選ばれたあらゆる割合での水
に混和できない極性溶媒、b)沸点が200℃未満、好
ましくは150℃未満である溶媒及びその混合物の群か
ら選ばれた芳香族溶媒、 を含む有機相に対し、少なくとも1つのハロゲン化水素
酸塩及びトリフリン酸塩を含む固体の混合物を接触させ
る段階を含んでいることを特徴とする、トリフリン酸回
収方法を用いて達威される。
有機相は、大気温好ましくは0℃で液体でなくてはなら
ない. 溶媒Aと溶媒Bの比は、好ましくは質量比で1/5から
5、好ましくは2から1/5の間である。酢酸エチル・
トルエンの組合せの場合、トルエンに対する酢酸エチル
の比の最適な範囲は2と1の間で変化する。
有機相内に含まれた溶媒Aと溶媒B以外の要素は最高で
有機相の合計t量の1/4、有利には1/10、好まし
くは1/5を占める。
なお、溶媒Bの存在により、不溶性のままにとどまった
塩からトリフリン酸イオンが負荷された有機相を分離す
ることを可能にするろ過段階は、著しく容易になる。
その上、本発明に基づくと、反応媒質の溶媒が追い出さ
れた方法に従い、トリフリン酸を含む塩で主として形威
されている固体は前記有機相により多少の差こそあれ容
易に抽出可能であるということがわかった。
従って、蒸発させられるべき最後の溶媒が有機溶媒、特
にジメチルホルムアミド(DMF)である場合、固体一
液体抽出の後に続くろ過又は抽出自体或いはその両方は
、劣悪な条件において行なわれ、結果及び効率も平均以
下である。
逆に、蒸発されるべき最後の液体が水である場合、固体
一液体抽出は優れた条件で行なわれ、優れた効率をもた
らす。
その上、この最後の場合において、濾過残渣内の残留有
機溶媒の量は比較的少なく、その後のトリフリン酸の純
化及び場合によってはトリフルオロメチルスルフォン酸
即ちトリフル酸へのトリフリン酸の酸化の段階を混乱さ
せる危険性がより少ないものとなる。本発明の多様な実
施態様について、第1図のフローシ一トを参照しながら
以下に記述する。
これらの実施態様では、反応混合物内の非水性溶剤の例
としてジメチルホルムアξドをとり上げている。
第1図に従ったトリフルオロメタンスルフィン酸ナトリ
ウムの抽出方法の第1の実施態様によると、最初に、液
体一液体抽出方法に従ってジクロロメタン(A〉により
反応混合物のジメチルホルムア旦ド(1)を抽出し、次
に反応溶液を、トルエン(B)を用いた共沸蒸留で脱水
する。このトルエンは、固体一液体抽出の有機相の構或
要素として用いることができる。こうしてトリフルオロ
メタンスルフォン酸ナトリウムのペースト状の懸濁液又
はほぼ完全に脱水された固体が得られる。
かかる抽出方法の第1の実施態様は、連続的に行なわれ
る。
塩化メチレンによる極性溶媒特にDMFの抽出が往々に
して極めてむずかしく、工業的に実施不可能であるとい
うことが認められた。かかる問題点は、抽出すべきトリ
フリン酸が装入された相の含水量の制御という予備段階
によって解決される。
この段階では、抽出すべき混合物中の水の質量が、トリ
フリン酸塩を含む溶解した塩の質量の最低2倍、有利に
は2.5倍(好ましくは2.5倍から3倍の間)である
ような形で、含水量が調整される。
第1図に従ったトリフルオロメチルスルフィン酸ナトリ
ウム抽出方法の第2の実施態様によると、1つの乱流圏
の中でジメチルホルムアミド(1)と水(2)が同時に
蒸発させられる。
かかる蒸発は、液体の内部で100℃未満好ましくは5
0℃と70℃の間の温度で、約400〜800パスカル
まで減圧された圧力下で行なわれる。得られた固体は完
全に脱水され、ジメチルホルムアミドが除去されている
第1又は第2の実施態様により得られた固体は次に前記
有機相の中で溶解される。なおかかる有機相は以下簡略
化した形で酢酸エチル(C)と呼ぶことにする。
酢酸エチルの質量が前段階で得られた固体の重量の約2
倍から10倍に相当するような量で酢酸エチルとトルエ
ンで構威された一定量の有機相を導入する。
トリフルオロメタンスルフィン酸ナトリウムの可溶化は
、比較的低い温度、一般には大気温(20゜±5℃)又
は大気温から50℃までの間の温度にて有利に行なわれ
る。
得られた懸濁液をろ過すると以下のような酢酸エチル中
で溶けない塩全体を除去することができる: −臭化ナトリウム(6) 一燐酸二ナトリウム(8) 燐酸一ナトリウム(7) 一亜硫酸ナトリウム ー亜硫酸水素ナトリウム(3) ーチオ硫酸ナトリウム(4) 酢酸エチル内の溶解状態のトリフルオ口メタンスルフィ
ン酸ナトリウム(5)は、カラム又は乱流圏を用いて酢
酸エチルの蒸留により回収される.壁が約50℃に加熱
された乱流圏を、約400〜800パスカルの圧力下で
用いることが好ましい。
得られた乾燥スルフィン酸塩は、重量百分率でlO%未
満の湿度を示す。
乾燥トリフルオロメタンスルフィン酸塩又は酢酸エチル
中のその溶液は、トリフルオロメタンスルフォン酸塩(
10)の合威により用いられ得る。
スルフィン酸塩の粉末又は酢酸エチル内の溶液は、スル
フィン酸塩の重量の約2倍に相当する量の水(2)と接
触させられる。
こうして、重量百分率で約50%のスルフィン酸塩を含
む水溶液が得られる。
この溶液は、以下の反応式に従ってトリフルオロメタン
スルフィン酸塩をトリフルオロメタンスルフォン酸塩に
酸化させることのできる化学量論比との関係において約
10%の過剰分に相当する量の過酸化水素(9)と接触
させられる:CFzSOzNa+HzOz  →CF:
+SQsNa+HzOこの酸化は同様に、以下の反応式
に従って、次亜塩素酸ナトリウムによっても実現できる
:CFiSOJa+NaO(J →CF+SOJa+N
aCj!トリフルオロメタンスルフォン酸塩(lO)は
その水溶液から少なくとも次の3つの方法により乾燥さ
れる: ートルエンー水の共沸蒸留による〔I〕−乱流圏を用い
た乾燥による(II) 一噴霧化による乾燥による(II[)。
酸化が次亜塩素酸ナトリウムを用いて行なわれる場合、
前記(1), (II)又は(III)の手段による乾
燥の後、形成された塩化ナトリウムを除去することがで
きる。この除去は、酢酸エチルでのスルフォン酸塩の抽
出及び酢酸エチルの蒸発により行なわれる。
酸化が乾燥段階に先立って過酸化水素により行なわれる
場合、往々にして、場合によって生じる爆発の危険性を
避けるため、存続する過酸化水素を除去することが必要
となる。
この除去は、まずトルエンが無い状態で、次にトルエン
を加えた状態での過酸化水素及び水の予備蒸留によって
行なわれる。この除去は同様に、還元剤を加えることに
よっても行なうことができる。使用可能な還元剤として
は、硫酸第一鉄、ジ亜チオン酸ナトリウム、重亜硫酸ナ
トリウムを挙げることができる。
一実施例によると、処理すべき質量1kgにつき約0.
2モルの還元剤を投入する。
純トリフルオロメタンスルフォン酸(12)は、トリフ
ルオロメタンスルフォン酸ナトリウム内に存在する水と
の関係において約50%過剰なモルの三酸化硫黄を含む
発煙硫酸(11)での酸性化によって、トリフルオ口メ
タンスルフオン酸ナトリウムから得られる。導入された
トリフルオロメタンスルフォン酸ナトリウム1モルにつ
き約2モルの硫酸を用いる。無水トリフルオロメタンス
ルフオン酸は、次に130パスカルの圧力下で51℃の
温度での蒸留により得られる。
蒸留が発煙しない硫酸溶液を用いて行なわれる場合、無
水トリフルオ口メタンスルフオン酸の酸性度よりもはる
かに低い酸性度を呈するトリフルオロメタンスルフォン
酸の一水和物だけが得られる。
本発明は以下の例を用いてさらに詳しく説明されるが、
これらの例は本発明を制限するものとみなされてはなら
ない。
〔実施例〕
蛸土 l−1  1フルオロメ ウム  はトリフiン ンスルフィン の人 予め窒素で掃気した、15バールの気密な40リットル
の反応装置の中に、撹拌しながら(1分あたり100回
転)次のものを装入する: 一イオン交換された水15kg −燐酸二ナトリウム3. 3 kg 燐酸塩を溶解させるため媒質を50℃に加熱する。
次に、粗製ジ亜チオン酸ナトリウム4.8kgとジメチ
ルホルムアξド(DMF) 9. 5 kgを装入する
10バールのCFJrで反応装置を2回掃気し、これを
分離させ、1分あたり200回転の速度で撹拌する。
次に、反応媒質を65℃に加熱しながら13バールの圧
力下でCF.Brを導入する。CF3Brの圧力は吸収
が終るまで13バールから15バールの間に維持される
その後反応塊を30℃に冷却させ、1時間傾瀉させる。
燐酸塩を含む下部相(4.8kg)は、ソーダにより再
生され、次に、燐酸塩が望ましい率に達するため場合に
よって補足量を付加した後、再循環させられる。
上部相(30.3kg)はトリフルオ口メタンスルフィ
ン酸ナトリウム及び次のような多様な化合物を含んでい
る: −DMF=9.5kg 一水  =12.7kg 一塩を含む不純物=5kg 一トリフリン酸ナトリウム−3. 1 kg (導入さ
れたジ亜チオン酸塩に対する効率=83.4%)。
■−2  1の    による       の処理 旦MF(列藍夫 窒素下の100リットルの反応装置の中に、次のものを
装入する: 一前記反応の粗製生底物(30.3kg)一イオン交換
された水5kg −ジクロロメタン30.3kg. 1分あたり200回の速度で10分間撹拌し、20分間
傾瀉し、再循環されうる下部相を除去する。
前の上部相を含む反応装置内に20kgのCH2Cj!
を再度装入し、前述の抽出をくり返す。この抽出を8度
くり返す。10回目の抽出の後のDMFの抽出効率は1
00%である。
本旦亀去 lO回目の抽出の後得られた上部相(約25kg)を、
以下の条件下で蒸留させる; −圧力: 660〜800Pa 一温度:50℃ こうして水の65%が除去される。
次に25kgのトルエンを装入し、1300Paの圧力
下で蒸留を続行する。
口を4む・  の7エ麦 前述のトルエン懸濁液(約33kg)に対し、酢酸エチ
ル37.5kgを高温(50℃)で撹拌しながら付加す
る。冷却の後、窒素2.5バールの圧力下でClarc
el 33床(2眩)で不溶性塩をろ過する。
ろ過残渣を2. 5 kgの酢酸エチルで2回洗う。
ろ過物(70kg)には2. 8 kgのトリフリン酸
塩が含まれている。
水3j処む4旌患 前述のろ過物を7. 5 kgの水で抽出する。
トルエン及び酢酸エチルを含む有機相を蒸留し、構或戒
分の各々を再循環させる。
トリフリン酸塩を含む有機相(約11kg)を60℃の
温度で660Paの圧力下で蒸発させる。2. 8 k
gのトリフリン酸塩を含む5. 5 kgの水溶液が得
られる。
窒素で掃気されトリフリン酸塩(18モル)の水溶液(
5.5kg)を含み、約50℃に加熱された20リット
ルの反応装置の中に、30重量%の過酸化水素2.24
kgをゆっくりと加える。流し込みの終りで温度を60
〜65℃に上昇させ、この温度を1時間半維持する。
酸化効率は、定量的なものである。3. 1 kgのト
リフル酸塩を含む水溶液が7. 7 kg得られる。
2.2.Iフノレ P″′の几 20リットル入り反応装置の中に、前述の反応物を導入
する。温度を45℃から50℃の間に維持しながら80
0Paの圧力下で蒸留を行なう。次に、前と同じ圧力下
で35〜40℃の温度で共沸の形で水の蒸留を続行する
よう5. 5 kgのトルエンを装入する。
次に反応物をろ過し、残渣をトルエン1. 5 kgで
洗い、恒温器(60’C)にて乾燥させる。約96%の
トリフル酸塩を含む乾燥した固体が3.15kg得られ
る。
分留塔を具備した20リットルのガラス製反応装置の中
に、窒素下で以下のものを含む4. 3 kgの発煙硫
酸を装入する: −3.46kgの82SO. −0.84kgの501 次に撹拌しながら、温度を均一に保った状態で乾燥トリ
フル酸ナトリウムを注ぎ込む。付加の終りに、媒質の温
度を約90℃まで上昇させ、130Paの真空下でトリ
フルオ口メタンスルフォン酸を蒸留する。蒸留の終りで
、温度を140℃前後に上昇させる。
約100%の純度を示す2. 5 6 kgのトリフル
酸が得られる。(合戒3の効率=97%) 班1 処理 乱流圏MORITZ TSIO(表面積0. 2 rr
f一容積10リットル)の中に第1−1段階の粗製反応
生戒物10.1聴を゛導入する. 以下の条件の下で溶剤DMF/水を除去する:−圧  
力: 400Pa 一温  度:60−70℃ 一撹拌速度: 200回転/分 得られた粉末に対し、4. 5 kgの酢酸エチルを加
える。
約20分間撹拌しながら(100回転/分)、50℃に
加熱する。大気温まで冷却させ、窒素2.5バールの圧
力下でClarcelろ床(0.5kg)上で不溶性塩
をろ過する。
残渣を0.75kgの酢酸エチルで2回洗う。
トリフリン酸塩を含む洗浄溶液とろ過物を濃縮して、約
1kgのトリフリン酸塩を含む2kgの水溶液を得る。
この処理段階を3回くり返し、2. 9 kgのトリフ
リン酸塩を含む水溶液6 kgを得る。
例1の第2−1段階と同様にして、30重量%の過酸化
水素2.32kgで6kgの水溶液を酸化する。
酸化効率は定量的なものである。3. 2 kgのトリ
フル酸塩を含む水溶液8.32kgが得られる。
2−2 トlフノレ   Pゞの几 前記水溶液に対して、過剰な過酸化水素を除去すべく硫
酸第一鉄260gを加える。
結果として得られた水溶液(8.6kg)を次の条件下
で第1−2段階と同じ乱流圏の中に導入する:一圧  
力: 400Pa 一温  度=50〜60℃ 一回転速度:200回転/分 3. 6 kgの乾燥物が得られ、これを酸性化の第3
段階において投入する。
廻1 におしる  の 作業様式: 塩を含む不純物の除去段階の前に例1−2においてトル
エン懸濁液のろ過により得られた乾燥抽出物約25gと
100 gの溶剤を装入する。
約20分から30分撹拌する。
懸濁液をろ過する. ろ過された溶液中及び予め乾燥された残渣内の塩を含む
化学種を秤量する。
結果: 得られた結果は、クロマトイオン法での検量によるもの
である。
結論: 一純MIBK及びブタノールー1は、トリフリン酸塩の
優れた溶剤であると思われる。
しかしながら,臭化ナトリウムの率はなお大きいもので
ある。同様に旧BKでのろ過が非常にむずかしいもので
あるということにも留意されたい。
一酢酸エチル中のトルエンの存在は、選択性を改善する
3.2.Aむ )゛  の  ゛。
この例は、実際のトルエン懸濁液(トルエン+塩)を用
いてトリフリン酸塩を得る条件を確認することをその目
的としている。
一塩を含む不純物のろ過及び母液中の得られたトリフリ
ン酸塩の質と矛盾しない酢酸エチル/トルエンの比率の
役割 在栗様式 3.1で規定されているトルエン溶液を用いて:こうし
て得られ塩を含む懸濁液の中に酢酸エチルを加える(高
温下:50℃)。
−20分から30分撹拌しながら約20℃に冷却させる
−酢酸エチルがフラッシュしてフィルタを詰まらせない
ように軽い負圧(100〜200mmHg)下でフィル
ターN+12 (500d−ろ過面積78.5afl)
上でろ過させる。
−50−の酢酸エチルで2回残渣を洗う。
ーろ過母液中の可溶化された塩を検量する。
非常に質的なものではあるが、 この一面によ ってろ過の主要な問題点を把握することができる。
班主産 一前に規定した条件下でのすぐれたろ過は、平均して3
0分から45分持続する。
−不良なろ過は数時間持続する。
試験JP143においては、急速にフィルタを詰まらせ
る「ゲルJが見られる。
塩の検量は、最も優れたろ過試験(JP130)。すな
わちACOet/ }ルエン=1.5(重I)について
行なわれた。
検量は、クロマトイオン法にて行なわれた(トリフリン
酸塩の力価は核磁気共鳴Fで確認される).ろ過された
固体は完全に乾燥しておらず、.:れが10%の偏差を
説明している。
トリフリン酸塩の回収効率は非常に良好である:すなわ
ち プ〕 得られた臭素の割合はきわめて低<0.17%未満であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の実施態様を示すフローシ一トで
ある。 1・・・ジメチルホルムアミド、 A・・・ジクロロメタン、  2・・・水、B・・・ト
ルエン、 C・・・酢酸エチル、 4・・・チオ硫酸ナトリウム、 5・・・トリフルオ口メタンスルフィン酸ナトリウム、 6・・・臭化ナトリウム、  7・・・燐酸一ナトリウ
ム、8・・・燐酸二ナトリウム、9・・・過酸化水素、
10・・・トリフルオ口メタンスルホン酸塩、1l・・
・発煙硫酸、 12・・・純トリフルオロメタンスルホン酸、■・・・
トルエンー水共沸蒸留、 ■・・・乱流圏乾燥、   ■・・・噴霧化乾燥。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)大気圧下での沸点が200℃未満、好ましくは
    150℃未満であるアルコール、ケトン及びエステルな
    らびにこれらの混合物からなる群から選ばれたいかなる
    割合でも水に混和できない極性溶媒; b)沸点が200℃未満、好ましくは150℃未満であ
    る溶媒及びその混合物のからなる群から選ばれた芳香族
    溶媒、 を含む有機相に対し、少なくとも1つのハロゲン化水素
    酸塩及びトリフルオロメタンスルフィン酸塩を含む固体
    の混合物を接触させる工程を含んでいることを特徴とす
    る、トリフルオロメタンスルフィン酸の回収方法。 2、ジクロロメタンによるジメチルホルムアミドの向流
    抽出、及びその後のトルエンによる水の共沸除去がさら
    に含まれていることを特徴とする、請求項1に記載の方
    法。 3、欧州特許第237446号によって得られたトリフ
    ルオロメタンスルフィン酸塩の抽出及び精製の工業的方
    法において、乱流圏内での蒸発及びそれに続く、酢酸エ
    チルによる生成相の抽出と、この溶液の蒸発により、水
    とジメチルホルムアミドとを同時に除去することを特徴
    とする方法。 4、乱流圏の加熱は50℃から70℃の間であることを
    特徴とする、請求項3に記載の方法。 5、請求項2又は3によって得られたトリフルオロメタ
    ンスルフィン酸塩が過酸素水素を用いて酸化され、次に
    、トルエンとの共沸蒸留、又は乱流圏を用いた乾燥、又
    は噴霧化といった技法のいずれかにより水が除去される
    ことを特徴とする、トリフルオロメタンスルフォン酸塩
    の製造方法。 6、トリフルオロメタンスルフォン酸塩1モルにつき約
    2モルの硫酸を含み、トリフルオロメタンスルフォン酸
    塩に含まれる水の量との関係において少なくとも50%
    だけ過剰なモル数の三酸化硫黄を含む発煙硫酸と、請求
    項4によって得られたトリフルオロメタンスルフォン酸
    塩を接触させることを特徴とする、トリフルオロメタン
    スルフォン酸の製造方法。
JP11529790A 1989-05-02 1990-05-02 トリフルオロメタンスルフィン酸及びトリフルオロメタンスルホン酸、ならびにこれらのナトリウム塩の製造方法 Pending JPH0356455A (ja)

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