JP3856884B2 - ビタミンk1の製造法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジヒドロビタミンK1 アルカリ金属塩の酸化による、ビタミンK1 の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】
これに関連する技術は、Houben-Weyl, Methoden der organischen Chemie, Vol. VII/13a, 1977, 39ページ以下に記載されているように、ヒドロキノン、アルキル置換ヒドロキノン、1,4−ジヒドロキシナフタレンおよびアルキル置換ナフタレンは、多少とも使用できる公知のほとんど全ての酸化剤を用いて、対応する1,4−キノンへと非常に容易に酸化される。概して、酸化剤は、製造しようとするキノンの安定性によって選択され、穏やかな乾燥剤、例えば硫酸ナトリウムの存在下での、ジエチルエーテルまたはベンゼン中の酸化銀(I)が、特に感受性に富むキノンの製造のための選択すべき試薬である。その他の頻用される酸化剤は、例えば、水またはエタノール水中の塩化鉄(III)、希硫酸中の塩素酸ナトリウムまたは臭素酸カリウム、硫酸または酢酸中の酸化クロム(VI)、希硫酸中の酸化マンガン(IV)、ニトロソ二スルホン酸カリウム、およびトリフルオロ酢酸タリウム(III)である。これらの酸化方法のうちいくつかは、ビタミンK1 の製造にも用いられ、したがって実用上多大な意義があり、これまでは、例えば、ジヒドロビタミンK1 モノアセタートを鹸化し、次いで、酸化銀または酸化鉄を用いて、ビタミンK1 自体へと酸化することにおいて実施されてきた。
【0003】
エステル化されていないジヒドロビタミンK1 を、酸化銀によりビタミンK1 へ転換することは、特に、L.F. Fieser(ら)の、J.A.C.S.、61(1939) 、2,559 頁以降、3,467 および3,471 頁、同62(1940)、430 頁以降、およびJ. Biol. Chem.、133 (1940)、 391頁以降;Isler らの、Helv. Chim. Acta、37(1954)、225 および230 頁; Karrerらの、Helv. Chim. Acta、27(1944)、317 以降;Woods らの、Can. J. Chem. 、35(1957)、941 頁以降;Mayer らの、Helv. Chim. Acta、47(1964)、221 および226 頁; ならびにJackman らの、Helv. Chim. Acta、48(1965)、1,332 および1,346 頁の論文に記載されている。Jacob らの、J. Org. Chem. 、41(1976)、3,627 頁以降、およびより最近の報告、例えば、Helv. Chim. Acta、73(1990)、1,276 〜1,299 頁(1,280 、1,283 および1,297 頁参照)、およびChimia、40(1986)、No. 9 、290 〜306 頁(300 〜302 参照)によれば、溶媒としてはたらくベンゼンまたは酢酸、アセトニトリルおよび水の混合物中で、ジアンモニウムセリウム(IV)ヘキサナイトレートを触媒として用いて、ジヒドロビタミンK1 のジメチルエーテルの酸化的脱メチル化によっても、ビタミンK1 が製造できる。ビタミンK1 のもう一つの製造法は、ジヒドロビタミンK1 −モノアセタートまたは−モノベンゾアートをアルカリ金属水酸化物で鹸化し、次いで空気酸化する方法である〔Jackman ら、Helv. Chim. Acta、48(1965)、1,332 頁;スイス国特許第320,582号明細書;およびIsler ら、Helv. Chim. Acta、37(1954)、225 頁〕。ジエステル、特にジアセタートも、モノエステルの代わりに出発材料として用いることができ、このことは、特開昭57−212,142号公報に簡単に言及されている。空気による酸化は、多くのビタミンK1 の大規模製造法の最終段階として、そのような方法は、とりわけ、ビタミンK1 エポキシドという厄介な副生物も少なからぬ量で生じるという重大な短所があるけれども、今なお用いられている。
【0004】
ジヒドロビタミンK1 のビタミンK1 への酸化のためのその他の方法、およびそれらの欠点は、特開昭48−76,854号公報に簡潔に論及されている。すなわち、酸化銀、酸化鉛、二酸化マンガン、過酸化ニッケルおよびジメチルスルホキシドによる、非効率的で、環境に対して穏やかでなく、高価な酸化である。この特許明細書の対象である発明は、酸化剤として過酸化水素を(水溶液中で)用い、場合により有機溶媒、例えばヘキサン、ヘプタン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、石油エーテル、石油ベンゼン、リグロイン、イソプロパノール、ジオキサン、ベンゼン、トルエン等々の中で、ジヒドロビタミンK1 をビタミンK1 へと転換することからなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、従来用いられていたジヒドロビタミンK1 モノアセタートモノベンゾアート(以後は「ジヒドロビタミンK1 アセタートベンゾアート」と記する)または類似のジエステル(モノアルカノイラートモノアロイラート)から出発して前述の技術の短所を(特に、溶媒を搬送する排気空気を減らし、ビタミンK1 エポキシドの含量を減らすことによって)回避し、かつできるだけ高い収率でビタミンK1 を製造することである。この目的は、本発明によれば、ジヒドロビタミンK1 ジエステルを、アルカリ金属水酸化物により対応するジヒドロビタミンK1 アルカリ金属塩へと鹸化した後に、これを鉄(III)塩、特に硫酸鉄(III)または塩化鉄(III)の存在下、約14のpH域で、空気ではなく過酸化水素でビタミンK1 へと酸化することによって達成される。
【0006】
【課題を解決するための手段】
したがって、本発明による方法は、ジヒドロビタミンK1 のアルカリ金属塩を、鉄(III)塩の存在下、pH約13.7〜約14.3で、過酸化水素により酸化することを含む、ビタミンK1 (I)の製造法(酸化法)である。この方法の各工程は、水−有機溶媒二相混合物中で実施される。本発明のもう一面は、一般式(II):
【0007】
【化2】
【0008】
〔式中、Arはアリール基を意味し、Alkは低級アルキル基を意味し、そしてC20H39は、3,7,11,15−テトラメチルヘキサデカ−2−エニル基を意味する〕
で示されるジヒドロビタミンK1 ジエステルを水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムにより鹸化することによって、本発明の酸化工程に用いられるジヒドロビタミンK1 アルカリ金属塩、特にナトリウム塩またはカリウム塩を製造することを含む。
【0009】
この定義では、用語「アリール基」(Ar)は、一般にフェニルまたはナフチル基であって、特に低級アルキル基、低級アルコキシ基およびハロゲン原子から選択される任意の置換基により、それぞれ、任意に置換されるフェニルまたはナフチル基を意味する。好ましくは、Arは非置換フェニルを意味する。用語「低級アルキル基」またはAlkは、特に(C1 〜C4)アルキル基を意味し、この意味は、「Alk」で示される基だけでなく、置換基としての上記の低級アルキル基にも適用される。上記の低級アルコキシ基もまた、特に1〜4個の炭素原子を有する。「ハロゲン原子」は、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素を意味している。好ましくは、Alkはメチルを意味する。したがって、前述の説明に基づいてより詳細に定義されるように、原則としては式(II)のその他のジエステル類を本発明の方法に用いることができるが、好ましくは、式(II)はジヒドロビタミンK1 アセタートベンゾアートを表す。
【0010】
好都合には、本発明による酸化工程は、鹸化生成物(ジヒドロビタミンK1 のナトリウム塩またはカリウム塩)をまず単離しない、ジヒドロビタミンK1 ジエステルの鹸化を行うことを含む。実際的根拠から、この二段階工程は下記のとおりに実施できる:
【0011】
水−有機溶媒二相混合物中で、式(II)のジヒドロビタミンK1 ジエステルを過剰量の水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムで鹸化する。この溶媒混合物は、好都合には、水−アルコール相と、それと著しくは混和しないかまたは著しくはその中に溶解しない有機相とからなり、各相を、場合により、清澄剤、例えばジチオン酸ナトリウムの水溶液で前処理する。室温、または実質的にあまり高くない温度で攪拌しつつ好都合に鹸化を実施した後、こうして生成されたジヒドロビタミンK1 アルカリ金属塩は、大部分が水−アルコール相中に存在する。この相は、有機相から分離した後は、所望ならば、新しい有機溶媒(好都合には同じタイプの溶媒)で洗浄してもよい。この場合も、有機溶媒を清澄剤で前処理することができる。経済的理由から、有機相およびすすぎ液を廃棄する代りに、例えば蒸留によって溶媒を回収し、再利用させることができる。次いで、更に場合により前もって清澄化した有機溶媒を、アルカリ金属塩を含有する分離したアルコール水溶液に加え、得られる二相混合物を、任意の鉱酸または有機酸、例えば、それぞれ、塩酸もしくは硫酸、またはギ酸もしくは酢酸、好ましくは酢酸の充分量で処理して、水−アルコール相のpHが約14(約13.7〜約14.3の範囲)に達するようにする。続いて、その回分を、鉄(III)塩の水溶液、次いで過酸化水素の水溶液で処理するが、いずれの場合も、適切には、攪拌しつつ、室温または実質的にあまり高くない温度、例えば約40℃で実施する。このようにして、鉄(III)塩によって触媒される、過酸化水素によるジヒドロビタミンK1 アルカリ金属塩のビタミンK1 への酸化を実施する。生成物は、比較的短時間で有機相中に集まるが、それは、酸化が、通常、僅か数分を要するにすぎないからである。酸化の終了は、通常、大まかには褐色から黄色への色の変化によって、更には、反応混合物から酸素が連続的に発生するのを観察することによって、容易に認識できる。ビタミンK1 を有機相から回収し、単離するために、ここで初めて有機相を分離する。次いで、場合により酢酸を加えた水で洗浄し、乾燥剤、例えば無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、必要ならば、脱色剤、例えば活性炭または酸化アルミニウムで処理し、その後濾過し、減圧下で濃縮する。次いで、得られたビタミンK1 の沈澱を、好都合には濃縮物からの濾過によって単離し、必要ならば前もって水蒸気で脱臭しておく。このようにして製造かつ単離したビタミンK1 は、副生物のビタミンK1 エポキシドをほとんど含まず、通常、98%を超える純度を有するため、非常に優れた品質を有している。加えて、出発材料のビタミンK1 ジエステルに基づく収率は、概して約85%を上回る。
【0012】
本発明による酸化工程に関しては、最終生成物のビタミンK1 の1重量部の製造のためには、好都合には、約0.005〜約0.01重量部の鉄(III)塩〔例えば、Fe2(SO4)3 である。しかし、実用上はその入手しやすさを考慮して、この場合は、好ましくは硫酸鉄(III)五水和物が水溶液を製造するために用いられ、したがって、ビタミンK1 を基準とするこの五水和物の好都合に用いられる量は、それに対応して、より多くなる〕を触媒として用いる。一方、前の段階(鹸化)で用いるジヒドロビタミンK1 ジエステル(例えばアセタートベンゾアート)の量を基準にすると、好都合には、ジエステル1当量あたり約0.002〜約0.01当量の鉄(III)塩、好ましくは約0.005〜約0.007当量の鉄(III)塩〔アセタートベンゾアートと硫酸鉄(III)の場合、この範囲は、アセタートベンゾアート1重量部あたり、それぞれ約0.001〜約0.01重量部、または約0.003〜約0.004重量部の硫酸鉄(III)に相当する〕を用いる。好都合に用いられる過酸化水素水溶液は、約30〜約40重量%の濃度、好ましくは約35重量%の濃度を有する。鹸化に用いるジヒドロビタミンK1 ジエステルの量を基準として、好都合には、ジヒドロビタミンK1 アセタートベンゾアートの場合、ジエステル1重量部あたり、過酸化水素水溶液、例えば35%過酸化水素水溶液を約0.2〜約0.6重量部、好ましくは約0.3〜約0.35重量部用いる。異なる見方からは、すなわち当量としては、ジエステル1当量あたり約1.5〜約2.5当量の過酸化水素それ自体(H2 O2)、好ましくは約1.85〜約2.13当量を用いるのが好都合である。最終的に製造されるビタミンK1 の量を基準にすると、好都合には、この生成物1重量部あたり、約0.3〜約0.8重量部の過酸化水素水溶液(例としては35%溶液)、好ましくは約0.45〜約0.53重量部を用いる。更に異なる見方からは、最終的に製造されるビタミンK1 1当量あたり、約1.8〜約2.8当量、好ましくは約2.1〜約2.4当量の過酸化水素それ自体(H2 O2)を用いるのが好都合である。
【0013】
前述のとおり、本発明による酸化工程は、一方の水−アルコール相と、もう一方の有機相とからなる、水−有機溶媒二相混合物中で実施するのが好都合である。一般に、(C1 〜C3)アルカノール、すなわちメタノール、エタノール、n−プロパノールまたはイソプロパノールが、アルコールとして適している。しかし、好ましくはメタノールを用いる。有機相は、適切には、脂肪族炭化水素、例えばヘキサン、ヘプタン、または炭化水素の混合物、例えば石油エーテル;ハロゲン化炭化水素、例えば塩化メチレン;芳香族炭化水素、例えばベンゼンもしくはトルエン;またはベンジンもしくはその分留物、例えばリグロインである。好ましくは石油エーテルが有機相として用いられる。
【0014】
水−アルコール相におけるアルコール:水の体積比は、好都合には、約3:1〜約7:1である。好適なアルコールであるメタノールを用いるときは、この体積比は、一般に、約3:1〜約7:1、好ましくは約4:1〜約6:1である。二相溶媒混合物に関しては、水−アルコール相:有機相の体積比は、一般に約3:2〜約2:3、好ましくは約10:8〜約1:1である。酸化しようとするジヒドロビタミンK1 アルカリ金属塩(例えばカリウム塩)1gまたは1当量について、それぞれ、約0.01〜約0.1リットルまたは約10〜約25リットル、好ましくは、それぞれ約0.002〜約0.006リットルまたは約15〜約20リットルの二相溶媒混合物を用いるのが好都合である。
【0015】
酸化は、約15〜約40℃の温度範囲、好ましくは室温で実施するのが好都合である。
【0016】
本発明の酸化工程に先行する鹸化に関しては、式(II)のジヒドロビタミンK1 ジエステル1当量あたり、約22〜30当量の水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム、好ましくは約25〜約27当量を用いるのが好都合である。好ましくは、水酸化カリウムがその塩基として用いられる。用いられる水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムの水溶液の濃度は、好都合には約40〜約60重量%、好ましくは約55〜約58重量%である。前述のとおり、鹸化も、一方の水−アルコール相と、もう一方の有機相とからなる水−有機溶媒二相混合物中で実施するのが好都合である。酸化工程に関連して前記した、この溶媒混合物の性質および成分の相対体積比についてのそれぞれの詳細は、本質的には鹸化段階にもあてはまる。鹸化では、鹸化すべき式(II)のジヒドロビタミンK1 ジエステル(例えばアセタートベンゾアート)の1gまたは1当量あたり、それぞれ約0.01〜約0.05リットルまたは約10〜約25リットル、好ましくは、それぞれ約0.02〜約0.04リットルまたは約15〜約20リットルの二相溶媒混合物を用いるのが好都合である。鹸化は、好都合には、約15〜約30℃の温度範囲、好ましくは室温で実施し、原則として、1〜3時間、特に約2時間を要する。
【0017】
例えば、ジチオン酸ナトリウム水溶液を用いる清澄化は、場合により、鹸化の際だけでなく、その後の酸化の際にも用いられ、それぞれの反応の間に暗色化傾向のある反応混合物を、明度を増し、かつ清澄化して、それにより個々の反応を視覚的に追跡することを容易にするのに役立つ。その上、清澄剤を用いると、最終的に得られるビタミンK1 が、より優れた品質を有することが判明している。
【0018】
【実施例】
下記の実施例によって、本発明を例示する。
【0019】
実施例1
温度計、冷却器、滴下漏斗および攪拌器を備えた1.5リットル容四つ口スルホン化用フラスコ中で、水酸化カリウム75g(0.261モル)を、窒素雰囲気下で水55.5mlに溶解した。この溶液に、メタノール329.5mlを加えると、発熱反応が生じた。10分以内に、この水−メタノール性溶液を10℃に冷却した。次いで、水7.5ml中のジチオン酸ナトリウム0.5gの溶液を加え、混合物を水浴中で20℃に加熱した。
【0020】
次いで、高沸点石油エーテル550ml中の、前もって10%ジチオン酸ナトリウム水溶液20mlで処理したジヒドロビタミンK1 アセタートベンゾアート30g(0.05モル)溶液を、20〜25℃で上記混合物に、攪拌しつつ5分以内に滴下し、得られた混合物を20〜24℃で2時間激しく攪拌した。攪拌中に反応液が褐色になった場合は、充分な10%ジチオン酸ナトリウム溶液で素早く清澄化した。次いで、混合物を、相が分離するのに充分な時間放置し、その後上方の石油エーテル相を、ガラス管および窒素を用いて加圧下で除去し、下方のメタノール相を、前もって10%ジチオン酸ナトリウム水溶液で処理した高沸点石油エーテルの各195mlの分量で4回洗浄した。この洗浄操作の間、このメタノール性溶液は、黄色を維持することが必要であり、したがって、その後に溶液が暗色化した場合は、いかなる場合も直ちに充分な10%ジチオン酸ナトリウム水溶液で清澄化した。石油エーテル抽出物は廃棄した。このようにして(鹸化)、ジヒドロビタミンK1 カリウム塩の黄色のメタノール性溶液を得た。
【0021】
前もって10%ジチオン酸ナトリウム水溶液20mlで処理した、高沸点石油エーテル500mlを前段階の黄色溶液に加えた。激しく攪拌しつつ、氷酢酸約50〜52mlを滴下し、最後の5〜7mlは、特に緩やかに加えた。反応は発熱反応であるから、反応温度が30℃を超えぬよう、氷浴を用いて10℃で冷却しつつ、この滴下を実施した。更に、反応液が暗色化した場合は、10%ジチオン酸ナトリウム水溶液の添加によって、それを清澄化した。溶液は、pH14の緑色を帯びた黄色になり、そこで氷酢酸の添加を完了した。
【0022】
硫酸鉄(III)五水和物175mgを水7.5mlに溶かし、この溶液を、攪拌しつつ、前段階の反応混合物に加えると、混合物は、薄緑色になった(この反応段階では、ジチオン酸ナトリウム溶液はもはや加えなくてよい)。次いで、過酸化水素水溶液7.9mlを5分以内に滴下したが、それによって反応液の温度が30℃を超えないようにした。このためには、発熱反応を、氷浴で5〜10℃に冷却することによって、制御下に保った(過酸化水素添加の開始時には、反応液の色は、薄緑色から暗褐色に変化し、この溶液から酸素が連続的に発生するのが観察された。酸化の途中では、この色は、再び暗褐色から褐色を経て黄色へと変化し、酸化の完了後は、黄金色がかった黄色になった)。
【0023】
反応の完了後は、相分離が生じるのに充分な時間、溶液を放置した。次いで、黄色の石油エーテル相を分離し、酢酸相のpHが約6〜7になるまで、希酢酸(水200ml中の氷酢酸50mg)200ml、各回200mlの水で2回連続して洗浄した。石油エーテル相を、無水硫酸ナトリウム19g上で乾燥し、次いで濾過した。溶液に活性炭0.75gを加え、混合物を30分間攪拌し、その後、2%の水を含む、アルカリを含まぬ中性の酸化アルミニウム10g(酸化アルミニウム9.8gおよび水0.2gから、これらを室温で1時間攪拌することによって調製)を、更に30分間攪拌しつつ加えた。窒素雰囲気下で濾過によって固体を除去した後、石油エーテル溶液を、この物質を光から保護するために褐色ガラスフラスコ中で、同様に窒素雰囲気下で60℃/40mbarで濃縮した。最後に、こうして生成された帯黄色の油状のビタミンK1 を、加圧下で濾取した。
【0024】
実施例2
水約10リットル中のジチオン酸ナトリウム約1.4kgの溶液を、石油エーテル約550リットル中のジヒドロビタミンK1 アセタートベンゾアート約30kgの溶液に窒素雰囲気下、室温で加えた。黄色の溶液が得られ、これを、暗色化した場合には次段階の前に更にジチオン酸ナトリウムを加えることによって、清澄化した。次いで、水約56kgおよびエタノール約253kg中の水酸化カリウム約75kgの溶液をこの溶液に加え、混合物を約2時間攪拌した。
【0025】
メタノール溶液を分離し、石油エーテルで数回洗浄した後、メタノール溶液を石油エーテル約280kgおよびメタノール約74kgで希釈し、必要なときに、ジチオン酸ナトリウム水溶液の添加によって清澄化した。酢酸約52〜60kgを添加することによって、pHを約14に調整し、必要ならば、更にジチオン酸ナトリウム溶液を添加した。水約15kg中の硫酸鉄(III)約0.15kgの溶液を混合物に加え、次いで、約35%過酸化水素水溶液7〜10kgを加えた。分離したメタノール相を石油エーテルで抽出し、石油エーテル相を、初めに非常に希薄な酢酸水溶液で洗浄し、その後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、その後に分離した。活性炭約1kgおよび酸化アルミニウム約10kgにより石油エーテル相を脱色後、脱色剤を濾過により分離し、石油エーテルで洗浄した。次いで、併せた石油エーテルの濾液を、減圧下で濃縮した。残渣を水蒸気で脱臭し、ビタミンK1 の沈澱を濾取した。このようにして、約80〜92%の収率でビタミンK1 を得た。
【0026】
実施例3
要約:ジヒドロビタミンK1 アセタートベンゾアートを石油エーテルに溶かし、溶液をジチオン酸ナトリウム水溶液で脱色した。次いで、水酸化カリウムの水−メタノール溶液で2時間鹸化し、メタノール相を石油エーテルで抽出し、必要ならば再度脱色した。石油エーテル相を、更に石油エーテルおよびメタノールで希釈した後、氷酢酸を加えることによって、pH14に調整した。次いで、触媒としての硫酸鉄(III)の存在下、30℃未満で過酸化水素で酸化した。石油エーテル相を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、酸化アルミニウムと併せた活性炭で脱色した。濾液を減圧下で濃縮し、水蒸気蒸留によって精製した。最後に、こうして得られたビタミンK1 を濾取した。
【0027】
(1)鹸化
水酸化カリウム75kgを、20±1℃に冷却した水56リットルおよびメタノール320リットル(253kg)の混合物に窒素雰囲気下で加え、温度を40〜50℃に上昇させた。この温度で、水酸化カリウムが完全に溶解するまで(45〜60分)混合物を攪拌し、次いで、この溶液「(a)」を15〜25℃に冷却した。
【0028】
攪拌容器内で窒素雰囲気下で攪拌しつつ、ジヒドロビタミンK1 アセタートベンゾアート粗生成物30kgを高沸点石油エーテル500リットル(335kg)に溶解した。次いで、容器の内容物および石油エーテル50リットル(35kg)のすすぎ液〔併せて「溶液(b)」〕を、窒素とで、下方出口を経てもう一つの容器に導入し、その後、その中に溶液(a)も導入した。水10リットル中のジチオン酸ナトリウム1.4kgの溶液を、溶液(a)と(b)の混合物に清澄化の目的で加え、次いで、この鹸化液「(c)」全体を20〜25℃で120〜125分間攪拌した。攪拌期間の間、鹸化液の色を持続的に制御した。すなわち、色が黄色から逸脱した場合は(暗色化)、更にジチオン酸ナトリウム水溶液(0.3kg/5リットル)の添加によって、溶液を清澄化しなければならない。鹸化の完了後は、溶液(c)を20分ないし最高30分間放置した。
【0029】
(2)酸化前の抽出
攪拌容器内で、高沸点石油エーテル640リットル(429kg)を、水5リットル中のジチオン酸ナトリウム0.3kgの溶液で処理した。水相の分離後、石油エーテル相「(d)」が残留した。
【0030】
攪拌容器内で、溶液(c)の下方のメタノール相を、石油エーテル相(d)160リットル(107kg)に抽出の目的で加え、石油エーテル相の分離後、下方のメタノール相を、石油エーテル相(d)160リットル(107kg)で再度抽出した。メタノール相のこの二回の抽出を、もう一度繰り返した。石油エーテル相の分離後に、メタノール相「(e)」が残留した。
【0031】
攪拌容器内で、高沸点石油エーテル560リットル(429kg)を、水5リットル中のジチオン酸ナトリウム0.3kgの溶液で処理した。水相の分離後、石油エーテル相〔(f)〕が残留した。
【0032】
攪拌容器内で、メタノール相(e)を石油エーテル相(f)100リットル(67kg)に加えて抽出を繰り返し、石油エーテル相の分離後、ジヒドロビタミンK1 カリウム塩のメタノール溶液からなるメタノール相「(g)」が残留した。
【0033】
(3)酸化の準備
ジチオン酸ナトリウム0.5kgを水10リットルに攪拌しつつ加え、次いで、水3リットルを更に加え、混合物を5分間攪拌した〔溶液「(h)」〕。
【0034】
別の容器内で、硫酸鉄(III)水和物0.15kgを攪拌しつつ水7リットルに加え、次いで、水3リットルを更に加え、混合物を5分間攪拌した(硫酸鉄溶液)。
【0035】
高沸点石油エーテル200リットル(134kg)を酸化容器に導入し、この石油エーテルにメタノール相(g)を加えた。次いで、高沸点石油エーテル174kg(260リットル)とメタノール74kg(94リットル)の混合物を加えた。酸化容器の内容物が淡黄色にならない場合は、色が褐色から淡黄色に変わるまで、更に1〜5リットル(1.1〜5.4kg)のジチオン酸ナトリウム水溶液を攪拌しつつ加えた。
【0036】
氷酢酸53〜57リットル(52〜60kg)を、30℃未満で、pH値14が達成されるまで徐々に酸化容器に添加した。溶液がもはや淡黄色でなくなった場合は、更に0.1〜5リットル(0.1〜5.4kg)のジチオン酸ナトリウム水溶液を徐々に加えた。
【0037】
次いで、酸化容器内の溶液に、硫酸鉄溶液、次いですすぎ水5リットルを加えた。
【0038】
(4)酸化
酸化容器内の混合物に、35%過酸化水素水溶液7〜8.5リットル(7.7〜9.6kg)を、27〜30℃で4〜6分以内に添加した。その結果の酸化工程で、混合物の色は、初め薄緑色から暗褐色へと変わり、その後、清澄化して、短い時間更に暗色化し、次いで直ちに黄色へと変わった。混合物が黄色へと変色してすぐに、過酸化水素の添加を中止した。
【0039】
(5)酸化後の抽出
酸化および相分離の後、下方のメタノール相を、石油エーテル150リットル(100kg)を既に含有する攪拌容器に移した。抽出後、更にメタノール相を除去した。石油エーテル相「(i)」が残留した。
【0040】
酸化容器内になおも存在する石油エーテル相を、水200リットルで洗浄し、氷酢酸0.5〜0.8リットル(0.52〜0.84kg)の添加後に、pH3.6〜4.0で抽出した。次いで、分離した石油エーテル相とすすぎ液とを併せて、高沸点石油エーテル100リットル(67kg)とともに洗浄容器に移し、その中で水200リットルで洗浄した。下方の水相の分離後、これをもう一つの容器内で、高沸点石油エーテル100リットル(67kg)で抽出し、そのpHを測定した。6より高ければ、洗浄容器内の石油エーテル相を、水200リットルで再度洗浄し、下方の水相を分離し、そのpHを測定した。測定した水相のpHが6未満になるまで、場合によっては4回、この操作を繰り返す。このようにして洗浄した石油エーテル相は、ほとんどビタミンK1 および溶媒のみからなる。
【0041】
(6)石油エーテル相の処理
洗浄容器内の石油エーテル溶液30リットルを、もう一つの容器に移し、石油エーテル溶液の残余(大部分)を攪拌容器に移し、前記石油エーテル溶液30リットルを洗浄容器に戻して、その中で、水100リットルおよび氷酢酸50ml(0.053kg)からなる酢酸溶液で抽出した。この抽出物の下方の水相を分離し、そのpH値を測定した(名目値(nominal value):4〜5)。次いで、洗浄容器内の石油エーテル溶液を、水100リットルで抽出し、分離した下方の水相のpHを測定した(名目値:6〜7)。最後に、洗浄容器内に残留する石油エーテル溶液を、攪拌容器内の石油エーテル〔大部分、(i)〕と併せた。
【0042】
(7)乾燥および脱色
無水硫酸ナトリウム10kgを、攪拌容器内の石油エーテル溶液に加えた。30分間攪拌し、乾燥した後、濾過によって乾燥剤を分離し、濾過した石油エーテル溶液を、同様に濾過した攪拌容器の石油エーテルすすぎ液(50リットル)と併せて攪拌容器に戻した。活性炭1.0kgを、窒素雰囲気下で石油エーテル溶液に加え、混合物を30分間攪拌した。水200mlで不活化させた、アルカリを含まぬ酸化アルミニウム10kgの添加後、再び混合物を30分間攪拌した。そうして、懸濁液、および2種の石油エーテルすすぎ液(それぞれ100リットル)を濾過した。
【0043】
活性炭および酸化アルミニウムによる脱色を反復し、濾液の試料を、色および蛍光について試験した。その結果に応じて、活性炭のみを用いる操作(脱色のため)か、または酸化アルミニウムのみを用いる(蛍光成分の除去のため)操作を、石油エーテル溶液が脱色されるまで繰り返した。
【0044】
(8)ビタミンK1 を含有する石油エーテル溶液の溶媒留去
脱色した石油エーテル溶液を、85〜90℃(蒸気出口)、200mbarの圧力下、および120〜130リットル/時の処理速度で、攪拌しつつ連続的に溶媒留去した。次いで、濃縮されたビタミンK1 溶液を容器に移し、0.3bar の圧力下、窒素雰囲気下で貯蔵した。
【0045】
溶媒留去、およびその後の濃縮ビタミンK1 溶液の(0.3bar の窒素圧力下)貯蔵を2回繰り返した(一回目:30〜40mbar、蒸気出口で70〜80℃、処理速度30〜40リットル/時;二回目:<25mbar、蒸気出口で55〜65℃、速度80〜110リットル/時)。
【0046】
(9)水蒸気による脱臭
最後の貯蔵容器の内容物を、25mbar未満、および68〜74℃のマントル温度で水蒸気蒸留に付した。次いで、捕集したビタミンK1 を0.3bar 圧の窒素雰囲気下で貯蔵した。
【0047】
(10)微細濾過および包装
歯車ポンプを用いて、ビタミンK1 の3回の回分を、4バールの最高圧力で3枚のフィルター(2/10/0.2μm)を通じて濾過し、捕集し、試験した。分析結果が不満足であった場合は、生成物を、同じようにして更に2回の回分で処理する。
【0048】
3回の回分を混合した後、高品質を確認するために、この混合物を分析した。
【0049】
窒素下で1時間攪拌した後、こうして得られた高品質(高純度)のビタミンK1 を、缶に詰め、窒素で充填した。次いで、缶を密封し、ラベルを貼った。
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