JPS5915894B2 - ホコウソqノセイゾウホウホウ - Google Patents
ホコウソqノセイゾウホウホウInfo
- Publication number
- JPS5915894B2 JPS5915894B2 JP50148477A JP14847775A JPS5915894B2 JP S5915894 B2 JPS5915894 B2 JP S5915894B2 JP 50148477 A JP50148477 A JP 50148477A JP 14847775 A JP14847775 A JP 14847775A JP S5915894 B2 JPS5915894 B2 JP S5915894B2
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- coenzyme
- reaction
- water
- dimethoxy
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は補酵素Qの製造法に係り、さらに詳しくは還元
型の補酵素Qを副反応がなく且つきわめて速やかに酸化
する方法に関する。
型の補酵素Qを副反応がなく且つきわめて速やかに酸化
する方法に関する。
補酵素Qとりわけ補酵素Qloは心不全の治療等の医薬
として有用な化合物である。
として有用な化合物である。
補酵素Qを合成により製造する場合には先ず2・3−ジ
メトキシー 5−メチルハイドロキノンとプレニルアル
コールまたはそれらの反応性誘導体とを縮合せしめて還
元型の補酵素Qすなわち、2・3−ジメトキ;−シー5
−メチルー6−プレニルハイドロキノンとなし、これを
酸化剤で酸化して補酵素Qにするのが一般的である。し
かしながらこのような方法に於ては酸化する工程に於て
いずれも副反応が生起することに基: 因して収率がき
わめて低いばかりでなく副生成物を完全に除去すること
が困難であるためますます精製ロスを生じ、収率が低下
する原因となつている。
メトキシー 5−メチルハイドロキノンとプレニルアル
コールまたはそれらの反応性誘導体とを縮合せしめて還
元型の補酵素Qすなわち、2・3−ジメトキ;−シー5
−メチルー6−プレニルハイドロキノンとなし、これを
酸化剤で酸化して補酵素Qにするのが一般的である。し
かしながらこのような方法に於ては酸化する工程に於て
いずれも副反応が生起することに基: 因して収率がき
わめて低いばかりでなく副生成物を完全に除去すること
が困難であるためますます精製ロスを生じ、収率が低下
する原因となつている。
従来、その還元型補酵素Qの酸化に用いられる′ 酸化
剤としては酸化銀、塩化第二鉄、空気等が知られている
(特公昭39−17514号公報参照)。
剤としては酸化銀、塩化第二鉄、空気等が知られている
(特公昭39−17514号公報参照)。
しかしながら補酵素Q合成の中間体である還元型補酵素
Qの酸化剤として酸化銀、塩化第二鉄あるいは過酸化ニ
ッケル、過酸化鉛などの金属酸化物ヌ を用いることは
酸化剤の比重が大きいため酸化反応時における撹拌に問
題があるばかりでなく、反応後液がエマルジョンとなり
酸化剤の濾別、除去がきわめて困難となる。また使用し
た酸化剤の後処理も公害対策上必要になる。特に酸化銀
を使用した場合は微量の水によつてもコロイド状物質に
なり、また塩化第二鉄は補酵素Qの二重結合部分に付加
し易いことからいずれも補酵素Qに混入する場合が多く
、商業的に実施するには問題がある。同様な理由により
過酸化ニツケル、酸化鉛などの金属酸化物も酸化剤とし
て使用することは商業的に不利である。これに対して空
気は金属酸化剤の欠点を殆んど有しない酸化剤であるが
、反面反応速度がきわめて遅くそのために副反応物が生
成して純度が低下し、商業的酸化方法とはなり得ない。
Qの酸化剤として酸化銀、塩化第二鉄あるいは過酸化ニ
ッケル、過酸化鉛などの金属酸化物ヌ を用いることは
酸化剤の比重が大きいため酸化反応時における撹拌に問
題があるばかりでなく、反応後液がエマルジョンとなり
酸化剤の濾別、除去がきわめて困難となる。また使用し
た酸化剤の後処理も公害対策上必要になる。特に酸化銀
を使用した場合は微量の水によつてもコロイド状物質に
なり、また塩化第二鉄は補酵素Qの二重結合部分に付加
し易いことからいずれも補酵素Qに混入する場合が多く
、商業的に実施するには問題がある。同様な理由により
過酸化ニツケル、酸化鉛などの金属酸化物も酸化剤とし
て使用することは商業的に不利である。これに対して空
気は金属酸化剤の欠点を殆んど有しない酸化剤であるが
、反面反応速度がきわめて遅くそのために副反応物が生
成して純度が低下し、商業的酸化方法とはなり得ない。
このような事情に鑑み本発明者等はこの酸化工程につい
て種々検討をした結果、副反応物をほとんど伴わず、し
かもきわめて速やかに反応が進行する方法を見出した。
て種々検討をした結果、副反応物をほとんど伴わず、し
かもきわめて速やかに反応が進行する方法を見出した。
本発明の方法は有機溶媒に還元型補酵素Qを溶解してお
き、さらに苛性アルカリ水溶液を存在せしめて酸素によ
り酸化して補酵素Qを得るものである。
き、さらに苛性アルカリ水溶液を存在せしめて酸素によ
り酸化して補酵素Qを得るものである。
本発明における還元型補酵素Qとは一般式(式中nは正
の整数を示す)で表わされる2・3一ジメトキシ一5−
メチル−6−プレニルハイドロキノンであり、一般的に
はnが4〜12に相当するQ4乃至Ql2の化合物が挙
げられ、このうち代表的な化合物としてはQ4、Q7、
Q,およびQlOが挙げられる。
の整数を示す)で表わされる2・3一ジメトキシ一5−
メチル−6−プレニルハイドロキノンであり、一般的に
はnが4〜12に相当するQ4乃至Ql2の化合物が挙
げられ、このうち代表的な化合物としてはQ4、Q7、
Q,およびQlOが挙げられる。
本発明方法に用いる有機溶媒としては還元型の補酵素Q
を溶解するものであればよく例えばジメチルエーテル、
イソプロピルエーテル等のエーテル系化合物、n−ヘキ
サン、ベンゼン、トルエン等の炭化水素系化合物のよう
な油溶性の有機溶媒を用いることが好ましい。苛性アル
カリ水溶液は苛性ソーダ、苛性カリ等を水に溶解し少な
くとも0.5%の溶液とすればよが、濃度は高いほど好
ましい。通常3〜6%程度の濃度で十分である。また反
応系全体に対する苛性アルカリ水溶液の最も多いほどよ
いが一般に5%以上好ましくは20〜30%あれば支障
なく本反応を遂行し得る。さらに苛性アルカリ水溶液の
調製の際必要によりメタノールを使用してもさしつかえ
ない。この場合メタノール:水=10:1の比率より水
の量を多くする必要がある。本発明において前記苛性ア
ルカリ水溶液の代りにアンモニアを用いて反応液をアン
モニアアルカリ性にして反応を行つても本発明の目的は
達成されない。本発明者らはこれらの知見に基ずき本発
明の作用機構を次の如く推定した。すなわち補酵素Qハ
イドロキノンは先ず苛性アルカリによりフェノラードに
なり、つぎに酸素が作用してフェノラードの電子が酸素
に供与されその結果補酵素Q(キノン)と過酸化水素が
生成すると考えられる。この酸化反応は十分な水の存在
下において補酵素Qを生成するが、無水または水の量が
不十分な条件下ではフェノラードと酸素が錯化合物を形
成し、反応液が緑色となり、つぎに副反応が生起して構
造不明の非キノン性物質になる。従つて本発明者らは前
記のように錯化合物の生成によつて反応液が緑色となら
ず速やかに補酵素Qに酸化される条件として前記の如く
一定量以上の水を存在せしむる方法を見出したものであ
る。
を溶解するものであればよく例えばジメチルエーテル、
イソプロピルエーテル等のエーテル系化合物、n−ヘキ
サン、ベンゼン、トルエン等の炭化水素系化合物のよう
な油溶性の有機溶媒を用いることが好ましい。苛性アル
カリ水溶液は苛性ソーダ、苛性カリ等を水に溶解し少な
くとも0.5%の溶液とすればよが、濃度は高いほど好
ましい。通常3〜6%程度の濃度で十分である。また反
応系全体に対する苛性アルカリ水溶液の最も多いほどよ
いが一般に5%以上好ましくは20〜30%あれば支障
なく本反応を遂行し得る。さらに苛性アルカリ水溶液の
調製の際必要によりメタノールを使用してもさしつかえ
ない。この場合メタノール:水=10:1の比率より水
の量を多くする必要がある。本発明において前記苛性ア
ルカリ水溶液の代りにアンモニアを用いて反応液をアン
モニアアルカリ性にして反応を行つても本発明の目的は
達成されない。本発明者らはこれらの知見に基ずき本発
明の作用機構を次の如く推定した。すなわち補酵素Qハ
イドロキノンは先ず苛性アルカリによりフェノラードに
なり、つぎに酸素が作用してフェノラードの電子が酸素
に供与されその結果補酵素Q(キノン)と過酸化水素が
生成すると考えられる。この酸化反応は十分な水の存在
下において補酵素Qを生成するが、無水または水の量が
不十分な条件下ではフェノラードと酸素が錯化合物を形
成し、反応液が緑色となり、つぎに副反応が生起して構
造不明の非キノン性物質になる。従つて本発明者らは前
記のように錯化合物の生成によつて反応液が緑色となら
ず速やかに補酵素Qに酸化される条件として前記の如く
一定量以上の水を存在せしむる方法を見出したものであ
る。
本発明でいう酸素としては、分子状酸素活性酸素あるい
は補酵素Qおよびその還元型に対して変化を与えない他
の物質との混合物例えば空気等の酸素含有ガスが挙げら
れる。本発明の反応方法としては例えば酸素を存在せし
めて攪拌するかまたはバブリング等の方法によつて実施
されるが要は酸素がアルカリの反応系に溶解しやすくし
還元型補酵素Qとよく接触するような方法であればいず
れの方法でもよく特に制限されるものではない。本反応
を行う場合、温度は特に限定しないが20℃以下の比較
的低温で行うことが望ましく、通常の条件下では−5〜
20℃で行うのが最も好ましX.)すなわち、40℃程
度以上の場合は酸素の溶解度が下るためにむしろ反応速
度は遅くなる傾向がみられ、常温以上において後の工程
で液々抽出を行う際にエマルジヨンが生成し操作が困難
となる。本発明はさらに少量の二酸化マンガン等の金属
酸化物を使用すると好都合に実施することができる。こ
の方法は苛性アルカリ量を比較的少量で実施する場合特
に有効である。金属酸化物の添加量は補酵素Qの還元型
に対して1/4m01当量をなるべく微粉砕して加えれ
ば十分である。また本発明方法に使用される還元型補酵
素Qは以下のようにして製造することができる。
は補酵素Qおよびその還元型に対して変化を与えない他
の物質との混合物例えば空気等の酸素含有ガスが挙げら
れる。本発明の反応方法としては例えば酸素を存在せし
めて攪拌するかまたはバブリング等の方法によつて実施
されるが要は酸素がアルカリの反応系に溶解しやすくし
還元型補酵素Qとよく接触するような方法であればいず
れの方法でもよく特に制限されるものではない。本反応
を行う場合、温度は特に限定しないが20℃以下の比較
的低温で行うことが望ましく、通常の条件下では−5〜
20℃で行うのが最も好ましX.)すなわち、40℃程
度以上の場合は酸素の溶解度が下るためにむしろ反応速
度は遅くなる傾向がみられ、常温以上において後の工程
で液々抽出を行う際にエマルジヨンが生成し操作が困難
となる。本発明はさらに少量の二酸化マンガン等の金属
酸化物を使用すると好都合に実施することができる。こ
の方法は苛性アルカリ量を比較的少量で実施する場合特
に有効である。金属酸化物の添加量は補酵素Qの還元型
に対して1/4m01当量をなるべく微粉砕して加えれ
ば十分である。また本発明方法に使用される還元型補酵
素Qは以下のようにして製造することができる。
すなわち一般式
で表わされる2・3−ジメトキシ−5−メチルハイドロ
キノン−(1・4)と一般式(式中nは0または正の整
数を示す)で表わされるプレニルアルコール類またはそ
の異性体もしくはその反応性誘導体とを、反応溶媒とし
てイソプロピルエーテル、触媒として三弗化ほう素、工
ーテル錯体の存在下に反応温度30〜60℃において反
応せしめることによつて一般式(式中nは正の整数を示
す)で表わされる2・3−ジメトキシ−5−メチル−6
−プレニルハイドロキノンを得ることができる。
キノン−(1・4)と一般式(式中nは0または正の整
数を示す)で表わされるプレニルアルコール類またはそ
の異性体もしくはその反応性誘導体とを、反応溶媒とし
てイソプロピルエーテル、触媒として三弗化ほう素、工
ーテル錯体の存在下に反応温度30〜60℃において反
応せしめることによつて一般式(式中nは正の整数を示
す)で表わされる2・3−ジメトキシ−5−メチル−6
−プレニルハイドロキノンを得ることができる。
さらに当業者には明らかなように、本発明の還元型補酵
素Qば前記一般式で表わされるハイドロキノン型の還元
型補酵素Qf)0H基にアルカリ金属を導入したフェノ
ラード型の化合物であつても当然そのまま本発明方法に
付することができる。次に前記縮合反応をさらに具体的
に説明すると例えば2・3−ジメトキシ−5−メチル−
ハイドロキノン−(1・4)とデカプレノールもしくは
イソデカプレノールとを両者共にイソプロピルエーテル
に溶解させ、攪拌下に三弗化ホウ素・工ーテル錯体のイ
ソプロピルエーテル溶液を滴下することによつて行われ
る。
素Qば前記一般式で表わされるハイドロキノン型の還元
型補酵素Qf)0H基にアルカリ金属を導入したフェノ
ラード型の化合物であつても当然そのまま本発明方法に
付することができる。次に前記縮合反応をさらに具体的
に説明すると例えば2・3−ジメトキシ−5−メチル−
ハイドロキノン−(1・4)とデカプレノールもしくは
イソデカプレノールとを両者共にイソプロピルエーテル
に溶解させ、攪拌下に三弗化ホウ素・工ーテル錯体のイ
ソプロピルエーテル溶液を滴下することによつて行われ
る。
最適反応温度はイソプロピルエーテルの溶媒量に依存す
るが、30℃以下では反応はほとんど進行せずまた60
℃以上では、生成物の分解が起り好ましくない。前記の
方法による縮合生成物はイソプロピルエーテルに溶解し
、未反応の2・3−ジメトキシ−5−メチル−ハイドロ
キノン−1・4を5%アルカリ水溶液により抽出回収す
る。
るが、30℃以下では反応はほとんど進行せずまた60
℃以上では、生成物の分解が起り好ましくない。前記の
方法による縮合生成物はイソプロピルエーテルに溶解し
、未反応の2・3−ジメトキシ−5−メチル−ハイドロ
キノン−1・4を5%アルカリ水溶液により抽出回収す
る。
次にイソプロピルエーテル溶液を濃縮して溶媒を回収す
ると2・3−ジメトキシ−5−メチル−6−デカプレニ
ルハイドロキノン一(1・4)を含有する残留物が得ら
れる。次に得られた残留物を酸化あるいはケン化後もし
くはケン化と同時に酸化すると粗2・3−ジメトキシ−
5−メチル−6−デカプレニルベンゾキノン一(1・4
)が得られる。本発明の方法によつて得られた粗2・3
−ジメトキシ−5ーメチル−6−デカプレニルベンゾキ
ノン一(1・4)は、シリカゲル、活性アルミナなどに
よる吸着クロマトグラフおよびアセトンなどの溶媒によ
る結晶化を次に行い、融点46〜49℃を示す黄色結晶
が得られる。得られた黄色結晶は酸化還元型差スペクト
ルによる定量分析による純度は98%以上を示した。収
率は補酵素QlOの場合原料デカプレノールまたはイソ
デカプレノールに対し、35〜55%である。本発明方
法は前記のように2・3−ジメトキシ−5−メチル−ハ
イドロキノンとプレニルアルコールとを出発原料として
反応を行う場合得られる2・3−ジメトキシ−5−メチ
ル−6−プレニルハイドロキノン一(1・4)を一旦単
離した後改めて酸化してもよいし、また前記反応に引き
続き反応(酸化)を続行してもよい。
ると2・3−ジメトキシ−5−メチル−6−デカプレニ
ルハイドロキノン一(1・4)を含有する残留物が得ら
れる。次に得られた残留物を酸化あるいはケン化後もし
くはケン化と同時に酸化すると粗2・3−ジメトキシ−
5−メチル−6−デカプレニルベンゾキノン一(1・4
)が得られる。本発明の方法によつて得られた粗2・3
−ジメトキシ−5ーメチル−6−デカプレニルベンゾキ
ノン一(1・4)は、シリカゲル、活性アルミナなどに
よる吸着クロマトグラフおよびアセトンなどの溶媒によ
る結晶化を次に行い、融点46〜49℃を示す黄色結晶
が得られる。得られた黄色結晶は酸化還元型差スペクト
ルによる定量分析による純度は98%以上を示した。収
率は補酵素QlOの場合原料デカプレノールまたはイソ
デカプレノールに対し、35〜55%である。本発明方
法は前記のように2・3−ジメトキシ−5−メチル−ハ
イドロキノンとプレニルアルコールとを出発原料として
反応を行う場合得られる2・3−ジメトキシ−5−メチ
ル−6−プレニルハイドロキノン一(1・4)を一旦単
離した後改めて酸化してもよいし、また前記反応に引き
続き反応(酸化)を続行してもよい。
本発明の方法は従来法と比較し次のごとく優れた特徴を
有する。
有する。
すなわち縮合生成物の収率が従来法と比較して高率で、
かつ得られた製品の品質が優れている。また縮合反応温
度が30〜60℃の範囲であることから工業的に見た場
合、温度制御が容易に行なえる。イソプロピルエーテル
は反応溶媒としても優れているが、抽出溶媒としても反
応層と水層との分離がよく、抽出が容易で、かつ回収も
容易であること、前記縮合反応は均一反応で、工業的規
模で量産する際、再現性に優れている等の利点を有する
。次に本発明の効果について具体的な例をあげて述べる
。
かつ得られた製品の品質が優れている。また縮合反応温
度が30〜60℃の範囲であることから工業的に見た場
合、温度制御が容易に行なえる。イソプロピルエーテル
は反応溶媒としても優れているが、抽出溶媒としても反
応層と水層との分離がよく、抽出が容易で、かつ回収も
容易であること、前記縮合反応は均一反応で、工業的規
模で量産する際、再現性に優れている等の利点を有する
。次に本発明の効果について具体的な例をあげて述べる
。
還元型補酵素QlOO.4mmOlをイソプロピルエー
テル20m1に溶解し、次に示す酸化条件により得られ
る結果を第1図に示す。
テル20m1に溶解し、次に示す酸化条件により得られ
る結果を第1図に示す。
(1)苛性ソーダ0.8mm0Iをメタノール:水(2
:1)1.5m1に溶解し、空気を45m1/分のスピ
ードで吹込む方法。
:1)1.5m1に溶解し、空気を45m1/分のスピ
ードで吹込む方法。
(2)苛性ソーダ4mm01を水3.2.eに溶解し、
空気を45m1/分のスピードで吹込む方法。
空気を45m1/分のスピードで吹込む方法。
(3)酸化銀2mm01を加えてマグネチツクスターラ
一で激しく攪拌する方法。(4)二酸化鉛4mm01を
マグネチツクスターラ一で激しく攪拌する方法。
一で激しく攪拌する方法。(4)二酸化鉛4mm01を
マグネチツクスターラ一で激しく攪拌する方法。
(5)空気を45m1/分の割合で吹き込みながら激し
く攪拌する方法。
く攪拌する方法。
また同じく還元型補酵素QlOO.4OmmOlをイソ
プロピルエーテル20m1に溶解し苛性カリを各々、2
.015.0110.0mm01加えて空気を45m1
/分の割合で吹き込みながら激しく撹拌して反応を行つ
た結果を第2図に示す。
プロピルエーテル20m1に溶解し苛性カリを各々、2
.015.0110.0mm01加えて空気を45m1
/分の割合で吹き込みながら激しく撹拌して反応を行つ
た結果を第2図に示す。
さらに上記と同じ補酵素液に苛性カリ0.1mm01を
メタノール:水(85:15)1.2m1に溶解したも
のおよび苛性カリO、10mm01と二酸化マンガン0
.10mm01をメタノール:水(85:15)1.2
m1に溶解し、空気を45m1/分の割合で吹き込みな
がら激しく攪拌して反応させた結果を第3図に示す。
メタノール:水(85:15)1.2m1に溶解したも
のおよび苛性カリO、10mm01と二酸化マンガン0
.10mm01をメタノール:水(85:15)1.2
m1に溶解し、空気を45m1/分の割合で吹き込みな
がら激しく攪拌して反応させた結果を第3図に示す。
実施例 1
(試料の調整)
補酵素QlO結晶(純度99.9%、融点49.0℃)
2.117をエーテルに溶解し1.2倍モルの水素化ホ
ウ素ナトリウムで還元し、更に中和、水洗、溶媒留去を
行なつて薄層クロマトグラフイ一で単一の淡黄色の塊2
.08yを得た。
2.117をエーテルに溶解し1.2倍モルの水素化ホ
ウ素ナトリウムで還元し、更に中和、水洗、溶媒留去を
行なつて薄層クロマトグラフイ一で単一の淡黄色の塊2
.08yを得た。
このものは紫外部吸収スペクトルから補酵素QlOハイ
ドロキノンであることを確認した。(補酵素QlOの製
造法) つぎに補酵素QlOハイドロキノン2.007をエーテ
ル100m1に溶解し、これに5%苛性ソーダ水溶液1
1aを加え、4℃に冷却しマグネチツクスターラ一で攪
拌しながら、反応液に空気800m1を2分間にわたつ
て通した。
ドロキノンであることを確認した。(補酵素QlOの製
造法) つぎに補酵素QlOハイドロキノン2.007をエーテ
ル100m1に溶解し、これに5%苛性ソーダ水溶液1
1aを加え、4℃に冷却しマグネチツクスターラ一で攪
拌しながら、反応液に空気800m1を2分間にわたつ
て通した。
反応液は酢酸で中和し水洗ののちエーテルを留去したと
ころ橙赤色の塊(融点49.0℃)1.987が得られ
た。このものは核磁気共鳴スペクトル、紫外部吸収スペ
クトル、薄層クロマトグラフイ一などから補酵素QlO
であることが確認された。純度99.7%。実施例 2
イソデカプレノール7.00yおよび2・3−ジメトキ
シ−5−メチルハイドロキノン7.007を塩化亜鉛、
酢酸触媒の存在下で縮合させ、次いでn−ヘキサンとメ
タノール・水(1:2)混合液に溶解し、さらにn−ヘ
キサン層を新たに調製したメタノール・水(1:2)で
3回洗浄した。
ころ橙赤色の塊(融点49.0℃)1.987が得られ
た。このものは核磁気共鳴スペクトル、紫外部吸収スペ
クトル、薄層クロマトグラフイ一などから補酵素QlO
であることが確認された。純度99.7%。実施例 2
イソデカプレノール7.00yおよび2・3−ジメトキ
シ−5−メチルハイドロキノン7.007を塩化亜鉛、
酢酸触媒の存在下で縮合させ、次いでn−ヘキサンとメ
タノール・水(1:2)混合液に溶解し、さらにn−ヘ
キサン層を新たに調製したメタノール・水(1:2)で
3回洗浄した。
n一ヘキサン層を減圧で濃縮したところ黄色の油状物7
.84yが得られた。高速液体クロマトグラフイ一で縮
合物を定量した結果、補酵素Q,Oハイドロキノン30
.3%(2.387)を含むことがわかつた。縮合物7
.21y(補酵素QlOハイドロキノン2.18y)を
イソプロピルエーテル100m1に溶解し、メタノール
・水(2:1)8m1に苛性アルカリ0.287を溶解
した液を加え、20℃に於て空気1500m1を3分間
にわたつて通した。反応後酢酸水で中和し、水洗を行な
いつぎに減圧でイソプロピルエーテルを留去したところ
橙赤色の油状物7.157が得られた。このものを高速
液体クロマトグラフイ一で濃縮物を定量した結果、補酵
素QlO3O.3%(2.17y)を含むことがわかつ
た。このものをシリカゲルのカラムクロマトグラフイ一
で精製しさらに結晶化を行なつて補酵素QlO(融点4
8.0℃、純度98.1%)を得た。実施例 3ソラネ
ソール6307および2・3−ジメトキシ−5−メチル
ハイドロキノン7.00yを塩化亜鉛、酢酸触媒の存在
下で縮合させ次いで反応物をn−ヘキサンとメタノール
・水(1:2)混合液に溶解した。
.84yが得られた。高速液体クロマトグラフイ一で縮
合物を定量した結果、補酵素Q,Oハイドロキノン30
.3%(2.387)を含むことがわかつた。縮合物7
.21y(補酵素QlOハイドロキノン2.18y)を
イソプロピルエーテル100m1に溶解し、メタノール
・水(2:1)8m1に苛性アルカリ0.287を溶解
した液を加え、20℃に於て空気1500m1を3分間
にわたつて通した。反応後酢酸水で中和し、水洗を行な
いつぎに減圧でイソプロピルエーテルを留去したところ
橙赤色の油状物7.157が得られた。このものを高速
液体クロマトグラフイ一で濃縮物を定量した結果、補酵
素QlO3O.3%(2.17y)を含むことがわかつ
た。このものをシリカゲルのカラムクロマトグラフイ一
で精製しさらに結晶化を行なつて補酵素QlO(融点4
8.0℃、純度98.1%)を得た。実施例 3ソラネ
ソール6307および2・3−ジメトキシ−5−メチル
ハイドロキノン7.00yを塩化亜鉛、酢酸触媒の存在
下で縮合させ次いで反応物をn−ヘキサンとメタノール
・水(1:2)混合液に溶解した。
n−ヘキサン層を分離し更に新たに調製したメタノール
・水(1:2)で3回n−ヘキサン層を洗浄しつぎにn
−ヘキサン層を減圧で濃縮し黄色の油状物6.917を
得た。得られた油状物を高速液体クロマトグラフイ一で
定量した結果、補酵素Q9ハイドロキノン32.8%(
2.277)を含むことがわかつた。縮合物6.54f
7(補酵素Q,・・イドロキノン2.15y)をエーテ
ル120m1に溶解し、これに5%苛性ソーダ水溶液1
1m1を加え4℃に冷却し容器の底から空気1000m
1を2分間にわたつて通した。
・水(1:2)で3回n−ヘキサン層を洗浄しつぎにn
−ヘキサン層を減圧で濃縮し黄色の油状物6.917を
得た。得られた油状物を高速液体クロマトグラフイ一で
定量した結果、補酵素Q9ハイドロキノン32.8%(
2.277)を含むことがわかつた。縮合物6.54f
7(補酵素Q,・・イドロキノン2.15y)をエーテ
ル120m1に溶解し、これに5%苛性ソーダ水溶液1
1m1を加え4℃に冷却し容器の底から空気1000m
1を2分間にわたつて通した。
次いで反応液を酢酸で中和し水洗ののちエーテルを留去
したところ橙黄色の油6.53f7が得られた。この油
状物を高速液体クロマトグラフイ一で定量した結果補酵
素Q932.6%(2.13f)を含むことがわかつた
。
したところ橙黄色の油6.53f7が得られた。この油
状物を高速液体クロマトグラフイ一で定量した結果補酵
素Q932.6%(2.13f)を含むことがわかつた
。
このものをシリカゲルのカラムクロマトグラフィ一で精
製し、さらに結晶化を行い補酵素Q9(融点44.8℃
、純度99.6%)を得た。
製し、さらに結晶化を行い補酵素Q9(融点44.8℃
、純度99.6%)を得た。
参考例 12・3−ジメトキシ−5−メチルハイドロキ
ノン−1410.5tおよびイソデカプレノール7.0
7をイソプロピルエーテル35m1に溶解した液を撹拌
しつつ窒素気流中40〜45℃に保ちながら、三弗化ホ
ウ素エーテル錯体1.35m1をイソプロピルエーテル
4m1に溶解した液を約30分間で滴加し、さらに同温
度において20分間反応を続ける。
ノン−1410.5tおよびイソデカプレノール7.0
7をイソプロピルエーテル35m1に溶解した液を撹拌
しつつ窒素気流中40〜45℃に保ちながら、三弗化ホ
ウ素エーテル錯体1.35m1をイソプロピルエーテル
4m1に溶解した液を約30分間で滴加し、さらに同温
度において20分間反応を続ける。
反応後氷水にあけ、イソプロピルエーテル120m1で
抽出し、水および5%水酸化ナトリウム水溶液にて洗滌
して、未反応物を除去した後、再度数回水および食塩水
にて洗滌したイソプロピルエーテル溶液に無水硫酸マグ
ネシウム27および二酸化鉛127を添加する。この混
合物を約4時間常温にて攪拌後、沢過し、この沢液を減
圧下に濃縮1%すると赤色の油状残渣7.9yCE(2
73゛ 1(V7!mμ、エタノール)−1
05〕を得る。
抽出し、水および5%水酸化ナトリウム水溶液にて洗滌
して、未反応物を除去した後、再度数回水および食塩水
にて洗滌したイソプロピルエーテル溶液に無水硫酸マグ
ネシウム27および二酸化鉛127を添加する。この混
合物を約4時間常温にて攪拌後、沢過し、この沢液を減
圧下に濃縮1%すると赤色の油状残渣7.9yCE(2
73゛ 1(V7!mμ、エタノール)−1
05〕を得る。
これをシリカゲル1057によりカラムクロマトグラフ
を行い3〜5%エーテル含有ヘキサンにより、橙黄色帯
を溶出分離し、シリカゲル薄層クロマトグラフイ一(シ
リカゲル板、ベンゼン/クロロホルム(2:1)にて展
開)において単一のスポツトを与える部分を減圧濃縮す
ると常温で固化する赤橙色ワツクス4.67を得る。
を行い3〜5%エーテル含有ヘキサンにより、橙黄色帯
を溶出分離し、シリカゲル薄層クロマトグラフイ一(シ
リカゲル板、ベンゼン/クロロホルム(2:1)にて展
開)において単一のスポツトを与える部分を減圧濃縮す
ると常温で固化する赤橙色ワツクス4.67を得る。
次に得られた残渣質量の8倍体積のアセトンにより結晶
化すると2・3−ジメトキシ−5−メチル−6−デカプ
レニルベンゾキノンの橙色結晶3.47が得られる。酸
化還元スペクトルによる定量分析の結果は98%であつ
た。参考例 2 2・3−ジメトキシ−5−メチルハイドロキノン−4−
アセテート10.5yおよびイソデカプレノール7.0
yをイソプロピルエーテル30m1に溶解した液を攪拌
しつつ窒素気流中40〜45℃に保ちながら、三弗化ホ
ウ素エーテル錯体1.35m1をイソプロピルエーテル
4m1に溶解した液を約30分間で滴加し、さらに同温
度において20分間反応を続ける。
化すると2・3−ジメトキシ−5−メチル−6−デカプ
レニルベンゾキノンの橙色結晶3.47が得られる。酸
化還元スペクトルによる定量分析の結果は98%であつ
た。参考例 2 2・3−ジメトキシ−5−メチルハイドロキノン−4−
アセテート10.5yおよびイソデカプレノール7.0
yをイソプロピルエーテル30m1に溶解した液を攪拌
しつつ窒素気流中40〜45℃に保ちながら、三弗化ホ
ウ素エーテル錯体1.35m1をイソプロピルエーテル
4m1に溶解した液を約30分間で滴加し、さらに同温
度において20分間反応を続ける。
反応後氷水にあけエーテル抽出し水および5%水酸化ナ
トリウム水溶液にて洗滌し、未反応物を除去した後30
%水酸化カリウムメタノール溶液(クライゼンアルカリ
)31m1、およびクロラニル1.5yを加え2〜3分
よく振盪乳化し、ただちに5倍容程度の水を加え、エー
テルも追加して分離し数回水および食塩水にて洗滌し、
乾燥後エーテルを減圧濃縮し油状残渣7.8yを得る。
以下参考例1と同様の方法にて精製を行ない、2・3−
ジメトキシ−5−メチル−6−デカプレニルベンゾキノ
ン結晶3,07が得られる〜 参考例 3 2・3−ジメトキシ−5−メチルハイドロキノン−1・
410.57およびデカプレノール7,07をイソプロ
ピルエーテル35m1に溶解した液を攪拌しつつ窒素気
流中、45〜50℃に保ちながら三弗化ホウ素エーテル
錯体1.35111をイソプロピルエーテル4m1に溶
解した液を約30分間で滴加し、さらに同温度において
20分間反応を続ける。
トリウム水溶液にて洗滌し、未反応物を除去した後30
%水酸化カリウムメタノール溶液(クライゼンアルカリ
)31m1、およびクロラニル1.5yを加え2〜3分
よく振盪乳化し、ただちに5倍容程度の水を加え、エー
テルも追加して分離し数回水および食塩水にて洗滌し、
乾燥後エーテルを減圧濃縮し油状残渣7.8yを得る。
以下参考例1と同様の方法にて精製を行ない、2・3−
ジメトキシ−5−メチル−6−デカプレニルベンゾキノ
ン結晶3,07が得られる〜 参考例 3 2・3−ジメトキシ−5−メチルハイドロキノン−1・
410.57およびデカプレノール7,07をイソプロ
ピルエーテル35m1に溶解した液を攪拌しつつ窒素気
流中、45〜50℃に保ちながら三弗化ホウ素エーテル
錯体1.35111をイソプロピルエーテル4m1に溶
解した液を約30分間で滴加し、さらに同温度において
20分間反応を続ける。
以下参考例1と同様な方法により処理し、精製を行なう
と2・3−ジメトキシ−5−メチル−6−デカプレニル
ベンゾキノンの結晶3.8yが得られる。参考例 4 2・3−ジメトキシ−5−メチルハイドロキノン−1・
49.0yおよびイソデカプレノール7.07をイソプ
ロピルエーテル30m1に溶解した液を攪拌しつつ窒素
気流中33〜38℃に保ちながら、三弗化ホウ素エーテ
ル錯体1.35m1をイソプロピルエーテル4m1に溶
解した液を約30分間で滴加し、さらに同温度において
20分間反応を続ける。
と2・3−ジメトキシ−5−メチル−6−デカプレニル
ベンゾキノンの結晶3.8yが得られる。参考例 4 2・3−ジメトキシ−5−メチルハイドロキノン−1・
49.0yおよびイソデカプレノール7.07をイソプ
ロピルエーテル30m1に溶解した液を攪拌しつつ窒素
気流中33〜38℃に保ちながら、三弗化ホウ素エーテ
ル錯体1.35m1をイソプロピルエーテル4m1に溶
解した液を約30分間で滴加し、さらに同温度において
20分間反応を続ける。
以下参考例1と同様な方法により処理し、精製を行なう
と2・3−ジメトキシ−5−メチル−6−デカプレニル
ベンゾキノンの結晶3.17が得られる。
と2・3−ジメトキシ−5−メチル−6−デカプレニル
ベンゾキノンの結晶3.17が得られる。
第1〜3図は補酵素Q生成率を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中nは正の整数を示す) で表わされる還元型補酵素Qを有機溶媒中苛性ア ルカ
リ水溶液の存在下に酸素により酸化することを特徴とす
る、一般式▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中nは前記と同じである) の補酵素Qの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50148477A JPS5915894B2 (ja) | 1975-12-15 | 1975-12-15 | ホコウソqノセイゾウホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50148477A JPS5915894B2 (ja) | 1975-12-15 | 1975-12-15 | ホコウソqノセイゾウホウホウ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP245080A Division JPS55141424A (en) | 1980-01-10 | 1980-01-10 | Production of reduction type coenzyme q |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5272884A JPS5272884A (en) | 1977-06-17 |
JPS5915894B2 true JPS5915894B2 (ja) | 1984-04-12 |
Family
ID=15453618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50148477A Expired JPS5915894B2 (ja) | 1975-12-15 | 1975-12-15 | ホコウソqノセイゾウホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915894B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI237018B (en) * | 2001-07-13 | 2005-08-01 | Kaneka Corp | Method of producing reduced coenzyme Q10 crystals |
TW200604159A (en) | 2001-07-13 | 2006-02-01 | Kaneka Corp | Method of producing reduced coenzyme Q10 as oily product |
WO2003006411A1 (en) * | 2001-07-13 | 2003-01-23 | Kaneka Corporation | Method of crystallizing reduced coenzyme q10 from aqueous solution |
TWI310029B (ja) * | 2001-07-13 | 2009-05-21 | Kaneka Corp | |
TWI235146B (en) * | 2001-07-16 | 2005-07-01 | Kaneka Corp | Method of stabilizing reduced coenzyme q10 and method of acidic crystallization |
US7439402B2 (en) | 2005-09-15 | 2008-10-21 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Method for producing quinone compound |
JP5060299B2 (ja) * | 2005-09-15 | 2012-10-31 | エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社 | キノン化合物の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4928503A (ja) * | 1972-06-29 | 1974-03-14 |
-
1975
- 1975-12-15 JP JP50148477A patent/JPS5915894B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4928503A (ja) * | 1972-06-29 | 1974-03-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5272884A (en) | 1977-06-17 |
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