JPS6281347A - キノン化合物の製造法 - Google Patents
キノン化合物の製造法Info
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- JPS6281347A JPS6281347A JP60218011A JP21801185A JPS6281347A JP S6281347 A JPS6281347 A JP S6281347A JP 60218011 A JP60218011 A JP 60218011A JP 21801185 A JP21801185 A JP 21801185A JP S6281347 A JPS6281347 A JP S6281347A
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- compound
- methyl
- hydroquinone
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はキノン化合物の製造法にか\わり、さらに詳し
くは・・イドロキノン化合物を副反応なく、かつ、容易
に酸化して対応するキノン化合物を製造する方法に関す
る。
くは・・イドロキノン化合物を副反応なく、かつ、容易
に酸化して対応するキノン化合物を製造する方法に関す
る。
千ノン化合物には、たとえばプラスト千ノン、ビタミン
におよびユビキノンなどの生体反応に重要な役割を果す
化合物がある。これらのうち、たとえばビタミンに1お
よびビタミンに2はそれぞれビタミンに欠乏症の予防、
治療、各種の出血予防治療に多く使用され、また、ユビ
キノン−10は心不全の治療に多く便用されている。
におよびユビキノンなどの生体反応に重要な役割を果す
化合物がある。これらのうち、たとえばビタミンに1お
よびビタミンに2はそれぞれビタミンに欠乏症の予防、
治療、各種の出血予防治療に多く使用され、また、ユビ
キノン−10は心不全の治療に多く便用されている。
キノン化合物は、生物体から抽出する方法や合成法によ
って製造されている。前者では生物体に由来し、または
場合によっては製造工程中に二次的にキノン化合物から
生成された・・イドロキノン化合物を含入、また、後者
では反応生成物が一般にハイドロキノン化合物であるた
め、これらのハイドル4−ノン化合物を酸化し、目的物
質である中ノン化合物とする必要があった。
って製造されている。前者では生物体に由来し、または
場合によっては製造工程中に二次的にキノン化合物から
生成された・・イドロキノン化合物を含入、また、後者
では反応生成物が一般にハイドロキノン化合物であるた
め、これらのハイドル4−ノン化合物を酸化し、目的物
質である中ノン化合物とする必要があった。
〔従来の技術、発明が解決しようとする問題点〕ハイド
ロキノンの従来の酸化法としては、たとえば酸化銀、第
二鉄塩(特許11/(’39−17514号)および二
酸化マンガン(特公昭5 + −250+5号、特開昭
57−70834号)などの金属酸化剤による方法があ
る。しかしながら、これらの方法はいずれも金属酸化剤
自体のみの酸化能により酸化を行なうものであるが、そ
のために多量の金属酸化剤の添加を必要とし。
ロキノンの従来の酸化法としては、たとえば酸化銀、第
二鉄塩(特許11/(’39−17514号)および二
酸化マンガン(特公昭5 + −250+5号、特開昭
57−70834号)などの金属酸化剤による方法があ
る。しかしながら、これらの方法はいずれも金属酸化剤
自体のみの酸化能により酸化を行なうものであるが、そ
のために多量の金属酸化剤の添加を必要とし。
従って反応時の攪拌、混合や、金属酸化剤の回収処理な
どに多大の二不ルギーを要する欠点を有していた。しか
も、特に酸化銀、第二鉄塩を使用した場合には1反応が
過敏であるため、側鎖の二重結合の部分酸化により、ま
た第二鉄塩を使用したときにはさらに鉄付加を起こし、
目的物であるキノン化合物の収率が低くなるという欠点
も有していた。
どに多大の二不ルギーを要する欠点を有していた。しか
も、特に酸化銀、第二鉄塩を使用した場合には1反応が
過敏であるため、側鎖の二重結合の部分酸化により、ま
た第二鉄塩を使用したときにはさらに鉄付加を起こし、
目的物であるキノン化合物の収率が低くなるという欠点
も有していた。
これに対し、酸化剤として分子状酸素を用いる方法とし
て、たとえば、空気の使用(特公昭59−17514号
)、酸素と苛性アルカリとの併用(特開昭52−728
84号)ならびに酸素とシリカゲルおよび硫酸カルシウ
ムとの併用(特開昭54−151932号)などの方法
がある。しかしながら、これらの方法においても、未解
決の問題が多く含まれており、必ずしもatのもってい
る特性を有効に活用したものとはいえなかった。すなわ
ち、たとえば、空気または酸素単独では反応速度が著し
く小さく、完全な酸化が望めないこと(たとえば特開昭
52−72881号)、また%酸素と苛性アルカリとを
併用する方法では強アルカリ条件を採るため原料および
目的物のそれぞれの分解などの1ii11反応が酸化に
優先し、しかもこの品生物の除去は容易ではなく(たと
えば、特開昭57−70834号)、多謎のシリカゲル
および硫酸カルシウムを必要とするうえ、収率も満足で
きるものではないなどの欠点があった。
て、たとえば、空気の使用(特公昭59−17514号
)、酸素と苛性アルカリとの併用(特開昭52−728
84号)ならびに酸素とシリカゲルおよび硫酸カルシウ
ムとの併用(特開昭54−151932号)などの方法
がある。しかしながら、これらの方法においても、未解
決の問題が多く含まれており、必ずしもatのもってい
る特性を有効に活用したものとはいえなかった。すなわ
ち、たとえば、空気または酸素単独では反応速度が著し
く小さく、完全な酸化が望めないこと(たとえば特開昭
52−72881号)、また%酸素と苛性アルカリとを
併用する方法では強アルカリ条件を採るため原料および
目的物のそれぞれの分解などの1ii11反応が酸化に
優先し、しかもこの品生物の除去は容易ではなく(たと
えば、特開昭57−70834号)、多謎のシリカゲル
および硫酸カルシウムを必要とするうえ、収率も満足で
きるものではないなどの欠点があった。
また、曲屈以外の方法としては、過酸化水素を使用する
方法(特公昭51−10229号)、ジメチルスルホキ
サイドを使用する方法(特許N46−21859号)お
よびジメチルスル小中サイドと無水酢酸などの親電子活
性化試薬とを併用する方法(特開昭54−151955
号)などがある。しかしながら、前者ではノ・イド口中
ノン化合物およびキノン化合物のそれぞれの不飽和結合
が酸化をうけ易いため、その反応条件に制約があり(た
とえば、特開昭54−151932号)、後二者ではジ
メチルスルホキサイドが還元されて悪臭のあるメチルサ
ルファイドが生成されて千ノン化合物の商品価値を低下
させ、かつこのメチルサルファイドが公害源となる(た
とえば、特公昭51−10229号)などの欠点を有し
、これらの方法も実用上、満足できるものではなかった
。
方法(特公昭51−10229号)、ジメチルスルホキ
サイドを使用する方法(特許N46−21859号)お
よびジメチルスル小中サイドと無水酢酸などの親電子活
性化試薬とを併用する方法(特開昭54−151955
号)などがある。しかしながら、前者ではノ・イド口中
ノン化合物およびキノン化合物のそれぞれの不飽和結合
が酸化をうけ易いため、その反応条件に制約があり(た
とえば、特開昭54−151932号)、後二者ではジ
メチルスルホキサイドが還元されて悪臭のあるメチルサ
ルファイドが生成されて千ノン化合物の商品価値を低下
させ、かつこのメチルサルファイドが公害源となる(た
とえば、特公昭51−10229号)などの欠点を有し
、これらの方法も実用上、満足できるものではなかった
。
前記のように、従来の技術には種々の問題があったので
、本発明者らはさらに好ましいハイドロキノン化合物の
酸化法につき鋭意検討を重ね、銅系の添加剤を使用する
ことKより、比較的少鎗の使用量であっても、反応は完
全に進行し、しかも副反応を抑制し、従って反応時、反
応後の処理も容易である方法を発見し、この発見に基づ
いて本発明を完成するに至った。
、本発明者らはさらに好ましいハイドロキノン化合物の
酸化法につき鋭意検討を重ね、銅系の添加剤を使用する
ことKより、比較的少鎗の使用量であっても、反応は完
全に進行し、しかも副反応を抑制し、従って反応時、反
応後の処理も容易である方法を発見し、この発見に基づ
いて本発明を完成するに至った。
ところで、従来、たとえば銅錯塩のような銅系添加剤が
ハイドロキノンおよびフェノールの空気酸化に使用され
ているが、このような銅系添加剤を二重結合を含む側鎖
を有するハイド口中ノン化合物の空気酸化に使用すると
、このハイドロキノン化合物の側鎖の二重結合も酸化さ
れてキノン化合物の収率が低いと考えられているにもか
\わらず%驚くべきことに、銅系添加剤はこの・・イド
口中ノン化合物の空気酸化において触媒として高い活性
を示し、この・・イド口中ノン化合物の側鎖の二重結合
は酸化されることなく、高い収率で午ノン化合物が得ら
れるとの新知見が匈られたのである。
ハイドロキノンおよびフェノールの空気酸化に使用され
ているが、このような銅系添加剤を二重結合を含む側鎖
を有するハイド口中ノン化合物の空気酸化に使用すると
、このハイドロキノン化合物の側鎖の二重結合も酸化さ
れてキノン化合物の収率が低いと考えられているにもか
\わらず%驚くべきことに、銅系添加剤はこの・・イド
口中ノン化合物の空気酸化において触媒として高い活性
を示し、この・・イド口中ノン化合物の側鎖の二重結合
は酸化されることなく、高い収率で午ノン化合物が得ら
れるとの新知見が匈られたのである。
すなわち、本発明は、有機溶媒溶液に含まれるハイド口
中ノン化合物を、銅または銅イオンおよびアンモニアま
たはアンモニウムイオンならびに水の存在下で、酸:l
Aまたは酸素含有気体によって酸化することを特徴とす
る千ノン化合物の製造法である。
中ノン化合物を、銅または銅イオンおよびアンモニアま
たはアンモニウムイオンならびに水の存在下で、酸:l
Aまたは酸素含有気体によって酸化することを特徴とす
る千ノン化合物の製造法である。
本発明におけるハイドロキノン化合物およびキノン化合
物とは、それぞれつぎの一般式Iおよび一般式lで示さ
れる化合物である。すなわち H 〇 一般式1および一般式鳳にふ・いて R:メチル基もしくはメトキシル基。または2ケのRは
互いに閉環して−CH=CH−Cl−CH−であること
もある。
物とは、それぞれつぎの一般式Iおよび一般式lで示さ
れる化合物である。すなわち H 〇 一般式1および一般式鳳にふ・いて R:メチル基もしくはメトキシル基。または2ケのRは
互いに閉環して−CH=CH−Cl−CH−であること
もある。
R:水素原子もしくはメチル基
たyし点線は水素添加された一直結合もしくは二重結合
、nは0もしくは1〜11の整数を示す。
、nは0もしくは1〜11の整数を示す。
本発明の有機溶媒は、・・イドロキノン化合物を溶解し
うる有機溶媒であれば符に制限はなく、た、!:、tば
、ヘキサン、ベンゼン、トルエン、エーテル、イソプロ
ピルエーテルおよびメチル−tert、−ブチルエーテ
ルなどの非極性有機溶媒ならびにアセトン、メタノール
、エタノール。
うる有機溶媒であれば符に制限はなく、た、!:、tば
、ヘキサン、ベンゼン、トルエン、エーテル、イソプロ
ピルエーテルおよびメチル−tert、−ブチルエーテ
ルなどの非極性有機溶媒ならびにアセトン、メタノール
、エタノール。
イノプロパツールおよびn−ブタノールなどの極性有機
済媒が用いられるが、実用上、一般には極性有機溶媒が
好適に使用される。
済媒が用いられるが、実用上、一般には極性有機溶媒が
好適に使用される。
本発明における有機溶媒溶液とは、ハイドロキノン化合
物の有機溶媒溶液であって、均一な溶液−いわゆる溶液
−のほかに懸濁液の液部分である溶液も包含される。ま
た、この有機溶媒溶液はハイドロキノン化合物の他に、
キノン化合物、生物体由来の不純物、合成途中で生じた
不純物なども含有していてもよい。
物の有機溶媒溶液であって、均一な溶液−いわゆる溶液
−のほかに懸濁液の液部分である溶液も包含される。ま
た、この有機溶媒溶液はハイドロキノン化合物の他に、
キノン化合物、生物体由来の不純物、合成途中で生じた
不純物なども含有していてもよい。
111は金属銅ま六は黄銅のような銅合金であって、そ
の形状などには特に制限はないが、通常は粉状1粒状、
線状、棒状、箔状および板状で使用される。また、銅を
邪魔板などの反応装置の部品として使用することができ
る。反応液に添加されて銅イオンを発生する銅化合物(
単に銅化合物 と記すこともある)としては、たとえば
、硫酸銅、塩化銅、硝酸銅、酢酸銅およびくえん酸銅な
どの銅塩類ならびに銅酸化物および調水酸化物などがあ
る。これらの銅または銅イオンは2価の銅イオン(Cu
2”) となって酸化剤として、また触媒として作用
するものと推察される。
の形状などには特に制限はないが、通常は粉状1粒状、
線状、棒状、箔状および板状で使用される。また、銅を
邪魔板などの反応装置の部品として使用することができ
る。反応液に添加されて銅イオンを発生する銅化合物(
単に銅化合物 と記すこともある)としては、たとえば
、硫酸銅、塩化銅、硝酸銅、酢酸銅およびくえん酸銅な
どの銅塩類ならびに銅酸化物および調水酸化物などがあ
る。これらの銅または銅イオンは2価の銅イオン(Cu
2”) となって酸化剤として、また触媒として作用
するものと推察される。
反応故に添加されてアンモニアおよび/またはアンモニ
ウムイオンを発生する化合物(以下アンモニウム発生化
合物 と記すこともある)としては、例えば、硫酸アン
モニウム、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム、炭酸
水素アンモニウム、炭酸アンモニウム、酢酸アンモニウ
ムおよびくえん酸アンモニウムなどのアンモニウム塩な
らびに水酸化アンモニウムおよびアン・=アガ・などが
ある。また、銅錯塩中の疫ン銅錯体(Cu(NH3)n
) (たソしn Id 1〜5の整数)は銅イオン
およびアンモニアの両者の給源として使用される。
ウムイオンを発生する化合物(以下アンモニウム発生化
合物 と記すこともある)としては、例えば、硫酸アン
モニウム、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム、炭酸
水素アンモニウム、炭酸アンモニウム、酢酸アンモニウ
ムおよびくえん酸アンモニウムなどのアンモニウム塩な
らびに水酸化アンモニウムおよびアン・=アガ・などが
ある。また、銅錯塩中の疫ン銅錯体(Cu(NH3)n
) (たソしn Id 1〜5の整数)は銅イオン
およびアンモニアの両者の給源として使用される。
銅または銅化合物および7ンモニ7またはアンモニウム
イオンの使用lは反応条件などにより異り、−概に特定
しえないが、実用上、通常はハイドロキノン化合物1モ
ルに対して、前二者はCu としてO,(70? 〜0
.17)ム程度、好ましくは0.005〜0.05アト
ム程度とされ、後二者はNH4もしくはNHa とし
て0゜1モル以上、好ましくは0.1〜1000モル程
度、特に好ましくtie、5〜500モル程度とされる
。ハイドロキノン化合物の有機溶媒溶液がたとえば菌体
抽出液のような生物体由来のもので、しかも十分に精製
されていないときには、該溶液には7ンそニアおよび/
または7ンモニウムイオンが比較的多量含有されている
ことがあるので、敢えてアンモニアもしくはアンモニウ
ムイオンを添加しなくてもよい場合もある。
イオンの使用lは反応条件などにより異り、−概に特定
しえないが、実用上、通常はハイドロキノン化合物1モ
ルに対して、前二者はCu としてO,(70? 〜0
.17)ム程度、好ましくは0.005〜0.05アト
ム程度とされ、後二者はNH4もしくはNHa とし
て0゜1モル以上、好ましくは0.1〜1000モル程
度、特に好ましくtie、5〜500モル程度とされる
。ハイドロキノン化合物の有機溶媒溶液がたとえば菌体
抽出液のような生物体由来のもので、しかも十分に精製
されていないときには、該溶液には7ンそニアおよび/
または7ンモニウムイオンが比較的多量含有されている
ことがあるので、敢えてアンモニアもしくはアンモニウ
ムイオンを添加しなくてもよい場合もある。
なお、銅を反応装置の部品として使用する場合などにお
いては、これらの各使用量については全く制限はない。
いては、これらの各使用量については全く制限はない。
本発明において、反応液中には水が存在していなければ
ならないが、この水の量は有機溶媒の種類、銅および銅
化合物ならびにアンモニウム発生化合物などの添加剤の
種類、使用量ならびに反応条件などによって異り、−面
に特定しえないが、通常は20重放%以下、好ましくは
1〜10重量%程度とされる。なお、有機溶媒が極性溶
媒のときには市販品に含有されている程度の量の水でよ
いが、前記の水の量の範囲内に収まる限りにおいて、さ
らに水を補充してもよい。また、有機溶媒が非極性溶媒
のときには、通常は水が補充される。この水を補充する
際に、前記の添加剤を、補充する水に溶解して水溶液と
なし、この水浴液を添加することもできる。
ならないが、この水の量は有機溶媒の種類、銅および銅
化合物ならびにアンモニウム発生化合物などの添加剤の
種類、使用量ならびに反応条件などによって異り、−面
に特定しえないが、通常は20重放%以下、好ましくは
1〜10重量%程度とされる。なお、有機溶媒が極性溶
媒のときには市販品に含有されている程度の量の水でよ
いが、前記の水の量の範囲内に収まる限りにおいて、さ
らに水を補充してもよい。また、有機溶媒が非極性溶媒
のときには、通常は水が補充される。この水を補充する
際に、前記の添加剤を、補充する水に溶解して水溶液と
なし、この水浴液を添加することもできる。
また、銅との接触前の反応液ならびに添加剤添加前およ
び添加後の反応液のpHは原料の・・イドロキノン化合
物および目的物のキノン化合物のそれぞれの分解などの
副反応の生起を防ぐために、強酸性または強アルカリ性
でないことを要し、好ましくは微酸性乃至微アルカリ性
、特に好ましくはpH6〜8程度とされる。
び添加後の反応液のpHは原料の・・イドロキノン化合
物および目的物のキノン化合物のそれぞれの分解などの
副反応の生起を防ぐために、強酸性または強アルカリ性
でないことを要し、好ましくは微酸性乃至微アルカリ性
、特に好ましくはpH6〜8程度とされる。
本発明における酸化剤として用いられる酸素は分子状酸
素または分子状酸素含有気体である。
素または分子状酸素含有気体である。
分子状酸素含有気体は1分子状酸素と本発明の反応に不
活性な気体−たとえば窒素、へりラムおよびアルゴンな
ど−との混合気体であり、分子状酸素含有気体の代表例
は空気および空気と窒素との混合気体などである。反応
液と分子状酸素または分子状酸素含有気体との接触法と
しては、気相雰囲気下で攪拌接触してもよいし、バブリ
ングなどの方法を用いてもよく、気液接触が良好にはか
られる方法であれば、いずれの方法でもよい。
活性な気体−たとえば窒素、へりラムおよびアルゴンな
ど−との混合気体であり、分子状酸素含有気体の代表例
は空気および空気と窒素との混合気体などである。反応
液と分子状酸素または分子状酸素含有気体との接触法と
しては、気相雰囲気下で攪拌接触してもよいし、バブリ
ングなどの方法を用いてもよく、気液接触が良好にはか
られる方法であれば、いずれの方法でもよい。
反応温度は、・・イドロ牛ノン化合物と千ノン化合物と
の両者が分解しないような温度であればよく、通常は0
〜50℃程度であり、好ましくは常温乃至室温でよく、
特に冷却または加熱する必要はないが、冷却、加熱する
ことを妨げない。
の両者が分解しないような温度であればよく、通常は0
〜50℃程度であり、好ましくは常温乃至室温でよく、
特に冷却または加熱する必要はないが、冷却、加熱する
ことを妨げない。
反応時間は1反応液の・・イド−キノン化合物の濃度、
添加剤の種類および使用量、分子状酸素の量および反応
温度などによって異るが、通常は5分〜5時間でよいが
、5時間より長くてもよい。
添加剤の種類および使用量、分子状酸素の量および反応
温度などによって異るが、通常は5分〜5時間でよいが
、5時間より長くてもよい。
反応終了後は、反応生成液から、たとえば2Pa分離お
よび晶出などの方法で、牛ノン化合物と、銅または銅化
合物およびアンモニウムJl化合物などの添加剤とに分
離し、分離された添加剤浴液はその筐\、または濃縮し
て再使用することができる。
よび晶出などの方法で、牛ノン化合物と、銅または銅化
合物およびアンモニウムJl化合物などの添加剤とに分
離し、分離された添加剤浴液はその筐\、または濃縮し
て再使用することができる。
本発明を、実施例によりさらに具体的に説明する。
実施例 1
30°Cの温度条件下で、2−メチル−3−フィチル−
1,4−ナフトハイドロキノン 5゜0!!をへ千サン
+001nlに溶解し、このヘキサ7溶液に硫酸銅5
水塩 50〜および29%%I/(%1%−アンモニア
水 1.0Mを含み、希硫酸によりpH7,5にiA整
した水溶液 25mJを加え、約1分間よく混合した後
、約3分間静置し。
1,4−ナフトハイドロキノン 5゜0!!をへ千サン
+001nlに溶解し、このヘキサ7溶液に硫酸銅5
水塩 50〜および29%%I/(%1%−アンモニア
水 1.0Mを含み、希硫酸によりpH7,5にiA整
した水溶液 25mJを加え、約1分間よく混合した後
、約3分間静置し。
下層である水浴液層のpHを測定した。pHは7.5で
あり、変化は認められなかった。
あり、変化は認められなかった。
ついで111J記と同一温度にて空気接触下での攪拌配
合2行ない、酸化の進行および副反応生成物の有無をシ
リカゲル薄層クロマトグラフ(以下 5i−TLCと記
す)にて確認した。
合2行ない、酸化の進行および副反応生成物の有無をシ
リカゲル薄層クロマトグラフ(以下 5i−TLCと記
す)にて確認した。
その結果、1時間で2−メチル−3−フィチル−1,4
−ナフトハイドロキノンは消失し、副反応生成物も認め
られなかった。
−ナフトハイドロキノンは消失し、副反応生成物も認め
られなかった。
この反応F&を約3分間静はして二層分離させた後、へ
牛サン溶液ノーを回収し、エバポレーターで濃縮した。
牛サン溶液ノーを回収し、エバポレーターで濃縮した。
その結果、2−メチル−3−フィチル−1,4−ナフト
キノンを含イfする黄色油状物 4,95,9が得られ
た。
キノンを含イfする黄色油状物 4,95,9が得られ
た。
一方、回収した水浴液層!r:添加剤水溶rαとして用
いたほかは前記と同様に行なったところ、前記と全く同
一な結果を得た。
いたほかは前記と同様に行なったところ、前記と全く同
一な結果を得た。
実施例 2
30℃の温度条件下で、2−メチル−3−テトラプレニ
ル−1,4−ナフトハイドロキノン5.0gをイン−プ
ロピルエーテル ioo*dに溶解し、このイソ−プロ
ピル浴液に硫酸銅5水塩 301n9および29 W/
W%−アノモニア水0.6mlを含み、希硫酸ンζより
p14 7 、 3 Kl、’、Mヤした水溶液25ゴ
を加え、約1分間よく混合した後、約3分間0置し、下
層液である水浴液層のpHを測定した。pHは7.3で
あり、変化は認められなかった。
ル−1,4−ナフトハイドロキノン5.0gをイン−プ
ロピルエーテル ioo*dに溶解し、このイソ−プロ
ピル浴液に硫酸銅5水塩 301n9および29 W/
W%−アノモニア水0.6mlを含み、希硫酸ンζより
p14 7 、 3 Kl、’、Mヤした水溶液25ゴ
を加え、約1分間よく混合した後、約3分間0置し、下
層液である水浴液層のpHを測定した。pHは7.3で
あり、変化は認められなかった。
ついで前記と同一温度にて空気接触下での攪拌混合を行
ない、酸化の進行および副反応生成物の有無を5i−T
LCにて確認した。
ない、酸化の進行および副反応生成物の有無を5i−T
LCにて確認した。
その結果、2時間で2−メチル−3−テトラフレニル−
+、4−ナフトハイドロキノンハ消失し、副反応生成物
も認められなかった。
+、4−ナフトハイドロキノンハ消失し、副反応生成物
も認められなかった。
この反応液を約3分間静置して二層分離させた後、イソ
−プロピルエーテル溶液層を回収しエバポレーターで濃
縮した。その結果、2−メチル−3−テトラプレニル−
1,4−ナフト中ノンを含有する黄色油状物 4.96
jiが得られた。
−プロピルエーテル溶液層を回収しエバポレーターで濃
縮した。その結果、2−メチル−3−テトラプレニル−
1,4−ナフト中ノンを含有する黄色油状物 4.96
jiが得られた。
一方、回収した水溶液層を添加剤水溶液として用いたほ
かは前記と同様に行なったところ。
かは前記と同様に行なったところ。
前記と全く同一な結果全得た。
″J!雇例 3
30℃の温度条件下で、2,3−ジメトキシ−5−メチ
ル−6〜デカプレニtレ−”+ 4−ハイドロキノン
10gを、メチル−tert −ブチルエーテル 1
00mgに浴解し、このメチル−tert −ブチルエ
ーテル溶液に硫酸銅5水塩40■および29 w/W9
6−アンモニア水 0゜6mlを含み、希硫酸によりp
H7,乙に調整した水溶液25m1を加え、約1分間よ
く混合した後、約3分間静置し、下層液である水溶液層
のpHを測定し九。pHけ7.3であり、変化は認めら
れなかった。
ル−6〜デカプレニtレ−”+ 4−ハイドロキノン
10gを、メチル−tert −ブチルエーテル 1
00mgに浴解し、このメチル−tert −ブチルエ
ーテル溶液に硫酸銅5水塩40■および29 w/W9
6−アンモニア水 0゜6mlを含み、希硫酸によりp
H7,乙に調整した水溶液25m1を加え、約1分間よ
く混合した後、約3分間静置し、下層液である水溶液層
のpHを測定し九。pHけ7.3であり、変化は認めら
れなかった。
ついで1til記と同一温度にて空気接触下での攪拌混
合を行ない、酸化の進行および副反応生成物の有無を5
i−TLCにて確認した。
合を行ない、酸化の進行および副反応生成物の有無を5
i−TLCにて確認した。
その結果、1.5時間で2.3−ジメト千シー5−メチ
ル−6−fカブレニル−1,4−ハイドロキノンは消失
し、副反応生成物も認められなかった。
ル−6−fカブレニル−1,4−ハイドロキノンは消失
し、副反応生成物も認められなかった。
この反応液を約3分間静置して二層分離させり後、メチ
ル−tert−ブチルエーテル溶F&PIlヲ回収し、
エバポレーターで濃縮した。ついでエタノール 500
dに溶解し、0℃にて一夜放置した。その結果、2.3
−ジメトキシ−5−メチル−6−ゾカブレニルー1.4
−ベンゾキノンの結晶 9.859が得られた。
ル−tert−ブチルエーテル溶F&PIlヲ回収し、
エバポレーターで濃縮した。ついでエタノール 500
dに溶解し、0℃にて一夜放置した。その結果、2.3
−ジメトキシ−5−メチル−6−ゾカブレニルー1.4
−ベンゾキノンの結晶 9.859が得られた。
一方、回収した水溶液を箔加剤水溶液として用いたほか
は前記と同様に行なったところ前記と全く同一な結果を
得た。
は前記と同様に行なったところ前記と全く同一な結果を
得た。
実施例 4
25℃の温度条件下で、2.3−ジメトキシ−5−メチ
ル−6−ゾカプレニルー1.4−ハイドロキノン 10
rを、ヘキサン 100m7に溶解し、このヘキサン溶
液に酢酸銅1水塩5011gおよび炭酸水素アンモニア
水ム 500J9を含むpH7,5の水溶液 25tn
lr加え、約1分間よく混合した後、約6分間静置し、
下層液である水溶液層のpHを(till定した。pH
7゜5であり、変化は認められなかった。
ル−6−ゾカプレニルー1.4−ハイドロキノン 10
rを、ヘキサン 100m7に溶解し、このヘキサン溶
液に酢酸銅1水塩5011gおよび炭酸水素アンモニア
水ム 500J9を含むpH7,5の水溶液 25tn
lr加え、約1分間よく混合した後、約6分間静置し、
下層液である水溶液層のpHを(till定した。pH
7゜5であり、変化は認められなかった。
ついで前記と同一温度にて、空気接触下での攪拌混合を
行ない、酸化の進行および副反応生成物の有無をS i
−TLCにて確認した。
行ない、酸化の進行および副反応生成物の有無をS i
−TLCにて確認した。
その結果、1.5時間で2.3−ジフトキン−5−メチ
ル−6−ゾカブレニルー1.4−ハイドロキノンは消失
し、副反応生成物も、認められなかった。
ル−6−ゾカブレニルー1.4−ハイドロキノンは消失
し、副反応生成物も、認められなかった。
この反応液を約3分間静置して二層分離させた後、ヘキ
サン層を回収し、エバポレーターで濃縮した。ついでエ
タノール 500−に溶解し、0℃1こて一夜放置した
。その結果、2.6−シメトキシー5−メチル−6−ゾ
カブレニルー1.4−ベンゾキノンの結晶 9.841
が得られた。
サン層を回収し、エバポレーターで濃縮した。ついでエ
タノール 500−に溶解し、0℃1こて一夜放置した
。その結果、2.6−シメトキシー5−メチル−6−ゾ
カブレニルー1.4−ベンゾキノンの結晶 9.841
が得られた。
一方、回収した水溶液を添加剤水溶液として用いたほか
は前記と同様に行なったところ、liI前記と全く同一
な結果を得た。
は前記と同様に行なったところ、liI前記と全く同一
な結果を得た。
実施例 5
エタノールを基質として培養したパラコンカス、デニト
リフィカンス(IFO15101)の乾燥菌体 250
?に、5 w/wSei−含水アセトン 1.5Lを加
え、30’Cにて1時間攪拌抽出し、抽出液 1.25
Aを得た。この抽出液には2.3−ジメトキシ−5−メ
チル−6−ゾカフ゛レニル−1,4−ハイドロキノン
45翼gおよび2,6−シメトキシー5−メチル−6−
デカブレニル−1,4−ベンゾキノン 255 mgな
らびにNH4+およびNH3がNH4+ として75j
Ig含まれていた。
リフィカンス(IFO15101)の乾燥菌体 250
?に、5 w/wSei−含水アセトン 1.5Lを加
え、30’Cにて1時間攪拌抽出し、抽出液 1.25
Aを得た。この抽出液には2.3−ジメトキシ−5−メ
チル−6−ゾカフ゛レニル−1,4−ハイドロキノン
45翼gおよび2,6−シメトキシー5−メチル−6−
デカブレニル−1,4−ベンゾキノン 255 mgな
らびにNH4+およびNH3がNH4+ として75j
Ig含まれていた。
この抽出液を200meづつ6区分し、以下の実!AL
lこ供した。
lこ供した。
30゛Cの温度条件下で、抽出液 200 mlにテト
ラアンミン銅硫酸塩(Cu(NH3)n) SO4゜
H2O100μ?を含む水溶液 l mlを加え、g
ラIC29w/w%−アンモニア水 1dを加えた。そ
のときのpHは7.5であった。
ラアンミン銅硫酸塩(Cu(NH3)n) SO4゜
H2O100μ?を含む水溶液 l mlを加え、g
ラIC29w/w%−アンモニア水 1dを加えた。そ
のときのpHは7.5であった。
ついで前記と同一温度にて空気接触下での攪拌混合を行
ない酸化の進行および副反応生成物の有無を5i−TL
Cにて確認した。
ない酸化の進行および副反応生成物の有無を5i−TL
Cにて確認した。
その結果、1時間で2.3−ジメトキシ−5−メチル−
6−ゾカブレニルー1.4−ハイドロキノンは消失し、
副反応生成物も認められなかった。
6−ゾカブレニルー1.4−ハイドロキノンは消失し、
副反応生成物も認められなかった。
ついで、その反応生成液にメタノール 100ゴを加え
、0℃にて一夜放1δした。その結果、2.3−ジメト
キシ−5−メチル−6−ゾカブレニルー1,4−ベンゾ
キノン 471r9ヲ含tr粗結晶 62■が得られた
。
、0℃にて一夜放1δした。その結果、2.3−ジメト
キシ−5−メチル−6−ゾカブレニルー1,4−ベンゾ
キノン 471r9ヲ含tr粗結晶 62■が得られた
。
30℃の温度条件下で、抽出液 200dにテトラアン
ミン銅硫酸塩(Cu(NHs)4) SO4゜H2Q
IQQμf を含む水溶液 1mlを加えた。
ミン銅硫酸塩(Cu(NHs)4) SO4゜H2Q
IQQμf を含む水溶液 1mlを加えた。
そのときのpHは7.0であった。
ついで前記と同一温度にて空気接触下での攪拌混合を行
ない、酸化の進行および副反応生成物の有無を5i−T
LCIこて確認した。
ない、酸化の進行および副反応生成物の有無を5i−T
LCIこて確認した。
その結果、1時間で2.3−ジメトキシ−5−メチル−
6−ゾカプレニルー1.4−ノ1イドロキノンは消失し
、副反応生成物も認められなかった。
6−ゾカプレニルー1.4−ノ1イドロキノンは消失し
、副反応生成物も認められなかった。
ついで、その反応生成液にメタノール 100m1を加
え、0℃にて一倹放置した。その結果12.5−ジメト
キシ−5−メチル−6−ゾカプレニル−1.4−ベンゾ
キノン 47婁+/ヲ含tr粗結晶 61肩9が得られ
た。
え、0℃にて一倹放置した。その結果12.5−ジメト
キシ−5−メチル−6−ゾカプレニル−1.4−ベンゾ
キノン 47婁+/ヲ含tr粗結晶 61肩9が得られ
た。
+m+
50℃の温度条件下で、抽出液 200dに2cm1角
、厚さ2躍鵡の銅片を加え、さらに29W/W%−アン
モニア水 1 mlを加えた。そのときのpHは7.5
であった。
、厚さ2躍鵡の銅片を加え、さらに29W/W%−アン
モニア水 1 mlを加えた。そのときのpHは7.5
であった。
ついで前記と同一温度1こて、空気接触下での攪拌混合
を行ない、酸化の進行および副反応生成物の有無を5i
−TLCにて確認した。
を行ない、酸化の進行および副反応生成物の有無を5i
−TLCにて確認した。
その結果、3.5時間で2.3−ジメトキシ−5−メチ
ル−6−ゾカブレニルー1.4−ハイドロキノンは消失
し、副反応生成物も認められなかった。
ル−6−ゾカブレニルー1.4−ハイドロキノンは消失
し、副反応生成物も認められなかった。
銅片を除いた後、その反応生成液にメタノール 1oa
mtを加え、0℃にて一夜放置した。
mtを加え、0℃にて一夜放置した。
その結果2.3−ジメトキシ−5−メチル−6−ゾカブ
レニルー1.4−ベンゾキノン 47肩9を含む粗結晶
65119が得られた。
レニルー1.4−ベンゾキノン 47肩9を含む粗結晶
65119が得られた。
(IJ)
50℃の温度条件下で、抽出液 200 ttrlに2
C11角、厚さ211+麿の銅片を加えた。そのときの
pHは7.0であった。
C11角、厚さ211+麿の銅片を加えた。そのときの
pHは7.0であった。
ついで前記と同一温度にて空気接触下での撹拌混合を行
ない、酸化の進行および副反応生成物の有無を5i−T
LCIこて確認した。
ない、酸化の進行および副反応生成物の有無を5i−T
LCIこて確認した。
その結果、5時間で2.3−ジメトキシ−5−メチル−
6−ゾカブレニルー1.4−ハイドロキノンは消失し、
副反応生成物も認められなかった。
6−ゾカブレニルー1.4−ハイドロキノンは消失し、
副反応生成物も認められなかった。
銅片を除いた後、その反応生成液にメタノール 100
dをEOえ、0℃にて一夜放置した。
dをEOえ、0℃にて一夜放置した。
その結果2.3−ジメトキシ−5−メチル−6−ゾカプ
レニル−1.4−ベンゾキノン 47mgを含む粗結晶
62勇9が得られた。
レニル−1.4−ベンゾキノン 47mgを含む粗結晶
62勇9が得られた。
(V)
30℃の温度条件下で、抽出液 200 mlに29
w/w96−アンモニア水 1dを加えた。そのときの
pHは7.5であった。
w/w96−アンモニア水 1dを加えた。そのときの
pHは7.5であった。
ついで前記と同一温度にて空気接触下での攪拌混合を行
ない、酸化の進行および副反応生成物の有無を5i−T
LCにて確認した。
ない、酸化の進行および副反応生成物の有無を5i−T
LCにて確認した。
その結果、副反応生成物は認められなかったが、17時
間たっても2.6−ジメトキシ−5−メチル−6−デカ
ブレニルー1.4−ハイドロキノンは残っていた。
間たっても2.6−ジメトキシ−5−メチル−6−デカ
ブレニルー1.4−ハイドロキノンは残っていた。
この反応生成液中には、2.3−ジメトキシ−5−メチ
ル−6−ゾカブレニルー1.4−ハイドロキノン 5m
y、2.3−ジメトキシ−5−メチル−6−ゾカブレニ
ルー1.4−ベンゾキノン 45mgが含まれていた。
ル−6−ゾカブレニルー1.4−ハイドロキノン 5m
y、2.3−ジメトキシ−5−メチル−6−ゾカブレニ
ルー1.4−ベンゾキノン 45mgが含まれていた。
(vD
30℃の温度条件下で、抽出液 200 IIItをそ
のまま空気接触下で攪拌混合した。そのときの初発のp
Hは7.0であった。
のまま空気接触下で攪拌混合した。そのときの初発のp
Hは7.0であった。
酸化の進行および副反応生成物の有無を5i−TLCに
て確認したところ、(V)同様の結果であり、2.3−
ジメトキシ−5−メチ/L/−6−ゾカブレニルー1.
4−ハイドロキノン 51g、2.3−ジメトキシ−5
−メチル−6−ゾカプレニルー1.4−ベンゾキノン
45mgが含マれていた。
て確認したところ、(V)同様の結果であり、2.3−
ジメトキシ−5−メチ/L/−6−ゾカブレニルー1.
4−ハイドロキノン 51g、2.3−ジメトキシ−5
−メチル−6−ゾカプレニルー1.4−ベンゾキノン
45mgが含マれていた。
なお、前記の各実施例において5i−TLCIこよる確
認は、ハイドロキノン化合物およびキノン化合物として
約100 It? をスポットし、ヘキ出は、抽出液に
HC−eを加えpH1に調整した後、エバポレーターで
濃縮し、ついで水にて再抽出し、NaOHで中和した後
、遠心分離し、この上溌液を測定した。測定法はベルセ
ロット反応によった。
認は、ハイドロキノン化合物およびキノン化合物として
約100 It? をスポットし、ヘキ出は、抽出液に
HC−eを加えpH1に調整した後、エバポレーターで
濃縮し、ついで水にて再抽出し、NaOHで中和した後
、遠心分離し、この上溌液を測定した。測定法はベルセ
ロット反応によった。
本発明によって、比較的少量の添加剤であってもハイド
ロキノン化合物の酸化は完全に進行し、従って反応時お
よび反応後の処理が簡単になシ、しかも原料、目的物が
分解される危険性はなく工業上の利点は大きい。
ロキノン化合物の酸化は完全に進行し、従って反応時お
よび反応後の処理が簡単になシ、しかも原料、目的物が
分解される危険性はなく工業上の利点は大きい。
Claims (1)
- 有機溶媒溶液に含まれるハイドロキノン化合物を、銅ま
たは銅イオンおよびアンモニアまたはアンモニウムイオ
ンならびに水の存在下で、酸素または酸素含有気体によ
つて酸化することを特徴とするキノン化合物の製造法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60218011A JPS6281347A (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | キノン化合物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60218011A JPS6281347A (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | キノン化合物の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6281347A true JPS6281347A (ja) | 1987-04-14 |
Family
ID=16713226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60218011A Pending JPS6281347A (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | キノン化合物の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6281347A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0381247A (ja) * | 1989-08-23 | 1991-04-05 | Mitsui Toatsu Chem Inc | キノン類の製造方法 |
WO2007032378A1 (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-22 | Eisai R & D Management Co., Ltd. | キノン化合物の製造方法 |
US7439402B2 (en) | 2005-09-15 | 2008-10-21 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Method for producing quinone compound |
JP5060299B2 (ja) * | 2005-09-15 | 2012-10-31 | エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社 | キノン化合物の製造方法 |
CN104744230A (zh) * | 2015-02-13 | 2015-07-01 | 安徽万和制药有限公司 | 一种合成维生素k1的方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5899431A (ja) * | 1981-11-18 | 1983-06-13 | ドウラランドウ・ソシエテ・アノニム | P−キノンまたはo−キノン誘導体の製造法 |
JPS59225137A (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-18 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 2,3,5−トリメチルベンゾキノンの製造方法 |
-
1985
- 1985-10-02 JP JP60218011A patent/JPS6281347A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5899431A (ja) * | 1981-11-18 | 1983-06-13 | ドウラランドウ・ソシエテ・アノニム | P−キノンまたはo−キノン誘導体の製造法 |
JPS59225137A (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-18 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 2,3,5−トリメチルベンゾキノンの製造方法 |
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---|---|---|---|---|
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WO2007032378A1 (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-22 | Eisai R & D Management Co., Ltd. | キノン化合物の製造方法 |
US7439402B2 (en) | 2005-09-15 | 2008-10-21 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Method for producing quinone compound |
JP5060299B2 (ja) * | 2005-09-15 | 2012-10-31 | エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社 | キノン化合物の製造方法 |
CN104744230A (zh) * | 2015-02-13 | 2015-07-01 | 安徽万和制药有限公司 | 一种合成维生素k1的方法 |
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