JPS61227548A - 2−メチル−1.4−ナフトキノンの製造方法 - Google Patents
2−メチル−1.4−ナフトキノンの製造方法Info
- Publication number
- JPS61227548A JPS61227548A JP60066550A JP6655085A JPS61227548A JP S61227548 A JPS61227548 A JP S61227548A JP 60066550 A JP60066550 A JP 60066550A JP 6655085 A JP6655085 A JP 6655085A JP S61227548 A JPS61227548 A JP S61227548A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exchange resin
- naphthoquinone
- cation exchange
- catalyst
- methyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は改良されたカチオン交換樹脂を酸化触媒として
用いて、2−メチルナフタレンを過酸化水素により酸化
して効率よく製造することを可能とした、2−メチル−
1.4−ナフトキノンの製造方法に関する。
用いて、2−メチルナフタレンを過酸化水素により酸化
して効率よく製造することを可能とした、2−メチル−
1.4−ナフトキノンの製造方法に関する。
従来の技術
2−メチル−1.4−ナフトキノンは別名ビタミンに3
と云われ、動物の抗出血剤として卓効を有する。さらに
、水剤のみならず、ビタミンにエ, K2, K,、重
亜硫酸ソーダ付加体等、また、その誘導体は人体用医薬
品、電蓄飼料添加剤として.も有効な用途をもっている
。
と云われ、動物の抗出血剤として卓効を有する。さらに
、水剤のみならず、ビタミンにエ, K2, K,、重
亜硫酸ソーダ付加体等、また、その誘導体は人体用医薬
品、電蓄飼料添加剤として.も有効な用途をもっている
。
水剤は、これら有用な諸薬剤合成にとって不可欠な中間
体としても重要な物である。
体としても重要な物である。
2−メチル−1.4−ナフトキノンを工業的に製造する
方法は、一般的に、2−メチルナフタレンを種々な酸化
剤で酸化して得る方法が知られているが、これらの方法
に用いられる酸化剤が、無水クロム酸、重クロム酸塩等
が用いられているため、昨今のクロム公害問題からその
使用は次第に困難になってきている。
方法は、一般的に、2−メチルナフタレンを種々な酸化
剤で酸化して得る方法が知られているが、これらの方法
に用いられる酸化剤が、無水クロム酸、重クロム酸塩等
が用いられているため、昨今のクロム公害問題からその
使用は次第に困難になってきている。
発明が解決しようとする問題点
前記の問題を回避すべく、2−メチルナフタレンの気相
酸化方法や、有機過酸により酸化する方法等が開示され
ているが、2−メチル−1゜4−ナフトキノンの選択率
が不良であったり、また、選択率を高めるためには、2
−メチルナフタレンの転化率を犠牲にしなければならず
、分離精製等に多くの負荷を掛ける等の欠点を有し、完
成された方法とは云い難い。
酸化方法や、有機過酸により酸化する方法等が開示され
ているが、2−メチル−1゜4−ナフトキノンの選択率
が不良であったり、また、選択率を高めるためには、2
−メチルナフタレンの転化率を犠牲にしなければならず
、分離精製等に多くの負荷を掛ける等の欠点を有し、完
成された方法とは云い難い。
問題点を解決するための手段
そこで、本発明者等は、これらの状況から効率よく、2
−メチル−1゜4−ナフトキノンを合成し得る方法の確
立の重要性を強く認識して、従来用いた金属酸化物を酸
化剤として用いることなく、活性化されたカチオン交換
樹脂をパラジウムにより、一部イオン交換したイオン交
換樹脂のような取り扱いが容易な固体触媒と温和な酸化
剤を用いて、2−メチルナフタレンを酸化することによ
って、転化率および、2−メチル−1,4−ナフトキノ
ンの選択率を高めることのできる効率の良い酸化触媒を
開発した。
−メチル−1゜4−ナフトキノンを合成し得る方法の確
立の重要性を強く認識して、従来用いた金属酸化物を酸
化剤として用いることなく、活性化されたカチオン交換
樹脂をパラジウムにより、一部イオン交換したイオン交
換樹脂のような取り扱いが容易な固体触媒と温和な酸化
剤を用いて、2−メチルナフタレンを酸化することによ
って、転化率および、2−メチル−1,4−ナフトキノ
ンの選択率を高めることのできる効率の良い酸化触媒を
開発した。
実施例
本発明を実施例と共に詳述すれば、本発明は、カチオン
交換樹脂の表面を所定部パラジウム置換したものを触媒
として用いて、2−メチルナフタレンを過酸化水素によ
り酸化して一段階の反応で収率な高めた2−メチル−1
・4−ナフトキノ/の製造方法で特にカチオン交換樹脂
の全交換量に対して約=程度表面層をパラジウム置換し
たカチオン交換樹脂を触媒として用いた2−メチル−1
,4−ナフトキノンの製造方法である。
交換樹脂の表面を所定部パラジウム置換したものを触媒
として用いて、2−メチルナフタレンを過酸化水素によ
り酸化して一段階の反応で収率な高めた2−メチル−1
・4−ナフトキノ/の製造方法で特にカチオン交換樹脂
の全交換量に対して約=程度表面層をパラジウム置換し
たカチオン交換樹脂を触媒として用いた2−メチル−1
,4−ナフトキノンの製造方法である。
以下、本発明を実験した実施例を記載する。
なお、実施例に示した転化率、選択率、収率は以下の計
算により算出した。
算により算出した。
触媒調整法
カチオン交換樹脂として、ポリスチレンスルホン酸樹脂
(ダウエックス5 owx g HW)200〜400
メツシユ 12を酢酸に浸し、用時に、傾斜法で酢酸を
除く。次いで、新たに酢酸10dを加え所定量の酢酸パ
ラジウムを加え、15時間かきまぜながらイオン交換を
行う。次いで、更に、IOdの酢酸で3回傾斜法で洗浄
する。
(ダウエックス5 owx g HW)200〜400
メツシユ 12を酢酸に浸し、用時に、傾斜法で酢酸を
除く。次いで、新たに酢酸10dを加え所定量の酢酸パ
ラジウムを加え、15時間かきまぜながらイオン交換を
行う。次いで、更に、IOdの酢酸で3回傾斜法で洗浄
する。
実施例4〜19において、実験方法は50m三角マイヤ
ーフラスコに前述した方法により調整した触媒1り、酢
酸10m、2−メチルナフタレ70.35 F、60チ
過酸化水素水0.35−を加え、50℃で4時間反応し
、さらに、60%過酸化水素水0.35−を追加し、同
条件でさらに4時間反応させて、反応を完結させた。こ
れを次表とし、参考として、触媒を活性化したポリスチ
レンスルホン酸のみの場合(2例)、および、酢酸パラ
ジウムのみの場合(3例)を併記した。
ーフラスコに前述した方法により調整した触媒1り、酢
酸10m、2−メチルナフタレ70.35 F、60チ
過酸化水素水0.35−を加え、50℃で4時間反応し
、さらに、60%過酸化水素水0.35−を追加し、同
条件でさらに4時間反応させて、反応を完結させた。こ
れを次表とし、参考として、触媒を活性化したポリスチ
レンスルホン酸のみの場合(2例)、および、酢酸パラ
ジウムのみの場合(3例)を併記した。
以下余白
以上の実施例のデータにより本発明の製造方法で製造す
れば、約50チ以上の収率で、2−メチル−1,4−ナ
フトキノンを得られることが明らかとなった。
れば、約50チ以上の収率で、2−メチル−1,4−ナ
フトキノンを得られることが明らかとなった。
本発明の効果
以上詳述した如く、本発明は活性化されたカチオン交換
樹脂をパラジウムにより所定部イオン交換したものを触
媒として2−メチルナフタレンを過酸化水素により酸化
する2−メチル−1,4−ナフトキノンの製造方法であ
り、一段階の反応で収率を約50%と向上することがで
きる。さらに、選択率を高めるために、2−メチルナフ
タレンの転化率を慢性にすることもなく分離精製等に多
くの負荷をかけることなく、取り扱いの容易な温和な酸
化剤を用いた効率の良い製造方法とすることができ、そ
の結果、クロム公害を避けることもできるのである。
樹脂をパラジウムにより所定部イオン交換したものを触
媒として2−メチルナフタレンを過酸化水素により酸化
する2−メチル−1,4−ナフトキノンの製造方法であ
り、一段階の反応で収率を約50%と向上することがで
きる。さらに、選択率を高めるために、2−メチルナフ
タレンの転化率を慢性にすることもなく分離精製等に多
くの負荷をかけることなく、取り扱いの容易な温和な酸
化剤を用いた効率の良い製造方法とすることができ、そ
の結果、クロム公害を避けることもできるのである。
従来例 特開昭49−36661
〃昭52−108959
〃昭53−50147
Claims (3)
- (1)カチオン交換樹脂の表面を、パラジウム置換した
ものを触媒として用いて2−メチルナフタレンを過酸化
水素により酸化することを特徴とする2−メチル−1,
4−ナフトキノンの製造方法。 - (2)前記触媒はカチオン交換樹脂の表面の極く一部が
薄層となるようパラジウム置換したものであることを特
徴とする前記特許請求の範囲第(1)項記載の2−メチ
ル−1,4−ナフトキノンの製造方法。 - (3)前記触媒はカチオン交換樹脂の全交換量に対して
約1/100程度になるようにカチオン交換樹脂の表面
層をパラジウム置換したものであることを特徴とする前
記特許請求の範囲第(1)項または第(2)項記載の2
−メチル−1,4−ナフトキノンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60066550A JPS61227548A (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | 2−メチル−1.4−ナフトキノンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60066550A JPS61227548A (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | 2−メチル−1.4−ナフトキノンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61227548A true JPS61227548A (ja) | 1986-10-09 |
Family
ID=13319129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60066550A Pending JPS61227548A (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | 2−メチル−1.4−ナフトキノンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61227548A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0704421A1 (en) * | 1994-09-27 | 1996-04-03 | Kuraray Co., Ltd. | Process for producing 2-methyl-1,4-naphthoquinone |
RU2614153C1 (ru) * | 2016-02-01 | 2017-03-23 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Тверской государственный технический университет" | Способ получения 2-метил-1,4-нафтохинона |
-
1985
- 1985-04-01 JP JP60066550A patent/JPS61227548A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0704421A1 (en) * | 1994-09-27 | 1996-04-03 | Kuraray Co., Ltd. | Process for producing 2-methyl-1,4-naphthoquinone |
US5637741A (en) * | 1994-09-27 | 1997-06-10 | Kuraray Co., Ltd. | Process for producing 2-methyl-1,4-naphthoquinone |
RU2614153C1 (ru) * | 2016-02-01 | 2017-03-23 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Тверской государственный технический университет" | Способ получения 2-метил-1,4-нафтохинона |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Ishii et al. | A novel oxidation of internal alkynes with hydrogen peroxide catalyzed by peroxotungsten compounds | |
Campestrini et al. | Metal catalysis in oxidation by peroxides. 30. Electrophilic oxygen transfer from anionic, coordinatively saturated molybdenum peroxo complexes | |
Balavoine et al. | The stereospecific epoxidation of olefins catalysed by ruthenium | |
JPS6045938B2 (ja) | シュウ酸ジエステルの水素添加触媒の製造法 | |
TW201012785A (en) | Direct and selective production of acetaldehyde from acetic acid utilizing a supported metal catalyst | |
Foglia et al. | Oxidation of alkenes with use of phase transfer catalysis | |
Ranu | Zinc borohydride-a reducing agent with high potential | |
TW593130B (en) | Direct synthesis of hydrogen peroxide in a new multicomponent solvent system | |
JPH0579055B2 (ja) | ||
JPS61227548A (ja) | 2−メチル−1.4−ナフトキノンの製造方法 | |
US3668257A (en) | Oxidation of olefins | |
JPS5910545A (ja) | カルボン酸もしくはそのエステルの製造法 | |
US2992272A (en) | Preparation of carbonyl olefins | |
JPS5915894B2 (ja) | ホコウソqノセイゾウホウホウ | |
JPS57177347A (en) | Oxidizing catalyst and preparation thereof | |
JPS6133013B2 (ja) | ||
CN107983334A (zh) | 一种石墨烯负载锡钨双金属催化剂及其制备方法和应用 | |
JPH11511176A (ja) | 1,4−ブテンジオールの製造方法 | |
JP3526345B2 (ja) | アリールアルキルヒドロペルオキシド類の製造方法 | |
JPS58144345A (ja) | シクロペンタノンの製造方法 | |
JPS6261941A (ja) | m−ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法 | |
JPS5522630A (en) | Preparation of alpha-phenylethylamine | |
US3634501A (en) | Sodium acrylate and sodium methacrylate from propylene and isobutylene | |
JPH026424A (ja) | α−(4−イソブチルフェニル)プロピオンアルデヒドの製造方法 | |
JPS52133942A (en) | Treatment of reaction mother liquor |