JPS6054305B2 - キノリン酸銅の製造法 - Google Patents

キノリン酸銅の製造法

Info

Publication number
JPS6054305B2
JPS6054305B2 JP54102756A JP10275679A JPS6054305B2 JP S6054305 B2 JPS6054305 B2 JP S6054305B2 JP 54102756 A JP54102756 A JP 54102756A JP 10275679 A JP10275679 A JP 10275679A JP S6054305 B2 JPS6054305 B2 JP S6054305B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper
reaction
quinolate
sulfuric acid
hydrogen peroxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54102756A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5626878A (en
Inventor
吉洋 波多野
誠司 池上
謙司 伊藤
万助 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamamoto Chemicals Inc
Original Assignee
Yamamoto Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamamoto Chemicals Inc filed Critical Yamamoto Chemicals Inc
Priority to JP54102756A priority Critical patent/JPS6054305B2/ja
Priority to US06/177,694 priority patent/US4316026A/en
Priority to DE8080302782T priority patent/DE3063502D1/de
Priority to EP80302782A priority patent/EP0024197B1/en
Publication of JPS5626878A publication Critical patent/JPS5626878A/ja
Publication of JPS6054305B2 publication Critical patent/JPS6054305B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D213/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/04Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D213/60Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D213/78Carbon atoms having three bonds to hetero atoms, with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals
    • C07D213/79Acids; Esters
    • C07D213/80Acids; Esters in position 3

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は硫酸銅の存在下キノリンを過酸化水素酸化する
ことによるキノリン酸銅の製造法に関する。
キノリン酸は感圧色素等の原料として近年特に重要視さ
れているものであるが、工業的規模での安価な製造法は
未だ見出されていない。
公知の如くキノリン酸銅は硫化水素あるいは水酸化ナト
リウム等で分解することにより容易にキノリン酸を与え
るものである。従つてキノリン酸銅の安価な製造法はキ
ノリン酸の製造に非常に有用であり、本特許はこれを提
供するものである。硫酸銅の存在下キノリンを過酸化水
素酸化することによるキノリン酸銅の製造法は、すでに
Stix等により報告されており公知である。
〔文献:StixundBulgatsch) Che
mischeBerichte)園、11(1932)
以下「Stix法」と略す〕しかるにStix法は比較
的低濃度の大量の過酸化水素水溶液に、キノリンおよび
低濃度の硫酸を加えて加温した後、結晶硫酸銅を水に溶
解して加え、温度70℃以下に保持して反応せしめ、生
成物を濾取してキノリン酸銅を得る方法であり、下記の
ような欠点があり工業的規模では到底利用できない方法
である。即ち (1)反応時の各成分の濃度が極めて希薄なため、反応
容器当りの製品の収量が少ない。
(2)硫酸銅に対する製品の収率が約50%であり、高
価な銅分が廃液中に多量に残存し、製品コストを高価な
ものとするのみならす、廃液中の銅分が、公害対策上問
題となる。
(3)反応が暴走しやすく危険である。
発明者らは、Stix法の改良を研究中のところ、過酸
化水素溶媒に代えて、硫酸水溶液を用い、これに比較的
高濃度の過酸化水素と、硫酸銅を加えることによつて、
反応制御が容易でしかも、高品質のキノリン酸銅を高収
率で得るに至つたものである。
しかもこの方法では、生成したキノリン酸銅を戸取した
後の溶液を繰越し溶媒として使用可能であり、高価な銅
イオンの有効利用と共に廃液量の削減の面からも極めて
望ましい方法である。発明者らの実験によれば反応溶媒
とし1回以上の繰返し使用が可能であり、単純計算でも
有害な銅イオン、硫酸等を含む廃液量がh以下に減少出
来ることになり、これに加え銅イオン残存量の減少があ
り、公害対策上極めて有効な方法ということができる。
本発明の方法は、キノリン1モルに対し、硫酸1.0モ
ル以上を含有する10〜30%の硫酸水溶液に、過酸化
水素および硫酸銅を夫々10.8モル以上および0.4
モル以上用い、反応温度を55−75℃に調節してキノ
リン酸銅を得ることを特徴とする。
この方法でキノリン酸銅を生成し、戸取した後の溶液は
、洗液と合せ、硫酸分の濃度が10〜30%となるまで
濃縮し、再度溶媒として使用する。本発明の方法の初回
の反応には前記の成分を用いて行なうが、2回目以後の
反応では回収される溶媒中に、生成したキノリン酸銅に
相当する硫酸が硫酸銅から遊離するため酸化銅あるいは
水酸化銅を添加し、反応系内で硫酸銅を形成せしめこれ
を反応液とし、キノリンならびに過酸化水素を添加して
使用する。このように硫酸銅の代りに酸化銅あるいは水
酸化銅が使用出来ることは、キノリン酸銅を水酸化ナト
リウムで分解してキノリン酸を合成する際、銅が酸化銅
あるいは水酸化銅として回収されるこ一とから、これら
回収された銅化合物が循環使用し得ることを意味し、成
分中比較的高価の銅化合物の使用量が少なくてすむとい
う点からみても極めて効果的な方法である。
キノリン酸銅には2種類、即ちキノリン2分子一に銅1
分子が結合した2:1キノリン酸銅(1)とキノリン1
分子に銅1分子が結合した1:1キノリン酸銅(■)が
あり、本発明の方法ではそれらの何れも製造可能である
発明者らは、硫酸銅と硫酸のモル比によつて、それらが
選択的に製造することができることを確認した。即ち本
発明の方法において、硫酸銅:硫酸≦0.5の場合には
、2:1銅塩(1)のみが生成し、硫酸銅:硫酸〉0.
5の場合には1:1銅塩(■)のみが生成する。この関
係はStix法においても全く同様に成立する。キノリ
ン酸銅をキノリン酸の中間成品として使用する場合には
2:1銅塩(1)の方が銅の使用量が少なくてすむ利点
がある。
本発明の方法において以上の条件のほか、各成分の量、
濃度、反応温度等の条件は、成品の収量、品質に影響を
与えるのは勿論であるが、反応の暴走を抑える上からも
極めて重要である。
硫酸銅の存在下で、キノリンを過酸化水素酸化して、キ
ノリン酸銅を得る反応では、その条件によつてしばしば
反応が暴走しやすく、反応の暴走が起らない条件を設定
することは、キノリン酸銅の工業的生産の確立に極めて
重要なことである。本発明の方法において、硫酸は、キ
ノリン1モルに対し1.0モル以上を、10%〜30%
の濃度で使用することを条件とする。
硫酸が1.0モル以下の楊合には、反応温度を75℃以
下に調節することが極めて困難であり、これを75℃以
上とすると、加速的に進行して暴走をもたらし易いこと
による。また濃度が10%以下では得られるキノリン酸
銅の品質が低下し、一方30%以上では収率が低下する
ことによる。このように硫酸の量が反応温度の制御に影
響を与え、硫酸の濃度が成品の品質と収率に影響を及ぼ
すことは発明者らが新たに知見した事実である。過酸化
水素はキノリン1モルに対し10.8モル以上使用しな
ければならない。
10.8モル以下の使用では品質が低下することに基づ
く。
尚10.8モル以上であれば特に制限はないが、13.
5モル以上使用しても収率の向上も期特出来ず、従つて
好ましくは、10.8〜13.5モルである。過酸化水
素の濃度については、特に制限はないが、反応溶媒を繰
返して使用する場合には、硫酸.の濃度を10〜30%
に調整するために、反応淵液の濃縮が必要であり、この
点から高濃度の過酸化水素の使用が反応t液の濃縮量の
減少が出来好ましい。
反応温度は反応時間と反応の制御とに影響を及,ぼす。
即ち55℃以下では反応が極めて遅く長時間を要す、一
方、75℃以上となると反応が加速度的に進行し制御不
能となり暴発をもたらしやすい。従つて55〜75℃特
に60〜70℃で反応することが好ましい。反応溶媒の
くり返し使用はキノリン酸の収率向上と廃液の減少とに
極めて有効である。
即ち反応が1回のみではキノリンに対する収率が70%
以上を得ることは困難であるが、我々は、前回の反応で
生成したキノリン酸銅を戸別した戸液を次回のS反応溶
媒として再使用することによりキノリンに対する収率が
70〜80%に向上することを実験により確認した。こ
の際硫酸銅は前回の反応で生成したキノリン酸銅に相当
する量を追加すれば充分であり、このようにすることに
より反応2回目以降,も追加した硫酸銅に対しほぼ定量
的にキノリン酸銅が得られることも併せて確認した。尚
Sti琺では反応溶媒をくり返し使用する事が不可能で
ある事も確認済である(比較例)。反応に用いる硫酸銅
については、Stix法では硫.酸銅それ自体が使用さ
れているけれども、我々は、反応に伴い硫酸銅からキノ
リン酸銅に相当する硫酸が遊離し、これが反応後も枦液
中に残存することに着目し、この遊離する硫酸を有効利
用出来るように工夫した。
即ち次回反応時には、酸化一銅あるいは水酸化銅を前回
の反応戸液に添加して反応系内で硫酸銅を形成せしめ、
これを反応液として用いることである。この方法は我々
が発明したところの「反応条件を調整して反応溶媒をく
り返し使用する」場合には、廃液の減少と相まつて特に
有効であることは言うまでもない。次に本発明を実施例
によりさらに具体的に説明する。
なお実施例中部ば重量部を示す。尚比較的としてSti
x法によるキノリン酸銅の製■について、また参考例と
してキノリン酸銅の分引こよるキノリン酸製造の一例を
示す。
這施例1 2:1キノリン酸銅(1)の製造に対する硫酸の量およ
び濃度、硫酸銅の量、および過酸化水素の量の影響)硫
酸の量および濃度の影響 水1(資)部に濃硫酸10〜1加部を添加、次いで結晶
硫酸銅25部、キノリン25.8部および60%過酸化
水素122.4部を順次添加後60〜70℃で5時間攪
拌反応する。
冷却後析出した2:1キノリン酸銅(1)を?取、水洗
、乾燥する。結果を第1表に示す。
なお表中硫酸のモル比はキノリン1モルに対するモル比
を示す。また硫酸の濃度は水に硫酸を添加した時の濃度
を示す。硫酸のモル比が1.0以下で且つ濃度が10%
以下の場合には反応温度の制御が困難となりキノリン酸
銅は低収率てかつ粉見が緑褐色となり低純度である。
また硫酸の濃度が40%以上の場合にはキノリン酸銅が
硫酸に溶解するため低収率となる。2)硫酸銅の量の影
響 水18輔臥濃硫酸(支)部中に結晶硫酸銅20〜50部
を添加、次いでキノリン25.8部および60%過酸化
水素122.4部を添加後60〜70℃で5時間攪拌す
る。
冷却後析出した2:1キノリン酸銅(1)を枦取、水洗
、乾燥する。結果を第2表に示す。
なお表中結晶硫酸銅のモル比はキノリン1モルに対する
モル比を示す。硫酸銅1.0モル比は1:1キノリン酸
銅に相当する量であるが、このように硫酸銅:硫酸≦0
.5の場合には2:1キノリン酸銅が生成することが我
々の実験で確認されている。
(3)過酸化水素の量の影響 水1(7)部および濃硫酸50部中に結晶硫酸銅25部
を添加、次いでキノリン25.8部および60%過酸化
水素102〜1関部を添加、60〜70℃で5時間攪拌
反応する。
冷却後析出した2:1キノリン酸銅を戸取、水洗、乾燥
する。結果を第3表に示す。
なお表中過酸化水素のモル比はキノリン1モルに対する
モル比を示,す。過酸化水素増量に見合う2:1キノリ
ン酸銅の収率の増加はないが、過酸化水素9.9モル比
以下では泊液が褐色となり反応溶媒をくり返し使用する
のに好ましくない。
10.8モル以上使用3する場合には、p液は緑色であ
り反応溶媒の10回以上のくり返しが可能となる。
実施例2 反応溶媒のくり返し使用による2:1キノリン酸銅(1
)の製造 4反応1回目:水1
a部および濃硫酸ω部に酸化銅8部を添加、80〜90
′Cで3扮間攪拌する。
このとき酸化銅は完全に溶解して硫酸銅となる。50℃
に冷却後キノリン25.8部および60%過酸化水素1
22.4部を添加する。
次いで60〜70℃で5時間攪拌反応する。冷却後析出
した2:1キノリン酸銅を戸取、水洗、乾燥すると27
部65.3%を得る。反応2回目:反応1回目の?液お
よび洗液に酸化銅52部を添加したのち約23娼に濃縮
する。
このとき酸化銅は完全に溶解して硫酸銅となる。50′
Cに冷却後キノリン25.8部および60%過酸化水素
122.4部を添加する。
次いで60〜70℃で5時間攪拌反応する。冷却後析出
した2:1キノリン酸銅を枦取、水洗、乾燥すると(至
)部72.6%を得る。反応3回目以降は反応2回目と
同様に反応する。
結果を第4表に示す。
(*濃硫酸6娼中w部は酸化銅を硫酸銅にかえ るため
に使用される)反応1回目の収率は70%以下であるが
2回目以侶ま70%以上の収率が安定して得られる。
足施例3反応溶媒のくり返し使用による1:1キノリン
酸銅(■)の製造k応1回目:水3(資)部および濃硫
酸1(1)部に酸化銅39.8部を添加、80〜90′
Cで3紛間攪拌する。
このとき酸化銅は完全に溶解して硫酸銅となる。50℃
に冷却後キノリン25.8部および60%過酸化水素1
50fPI)を添加する。
次いで60〜70℃で3時間攪拌反応する。冷却後析出
した1:1キノリン酸銅をp取、水洗、乾燥すると31
1部59.0%を得る。反応2回目:反応1回目の?液
および洗液に酸化銅9.4部を添加したのち約4(1)
部に濃縮する。
このとき酸化銅は完全に溶解して硫酸銅となる。50℃
に冷却後キノリン25.8部および60%過酸化水素1
(支)部を添加する。
次いで60〜70℃で3時間攪拌、反応する。冷却後析
出した1:1キノリン酸銅を枦取、水洗、乾燥すると3
7.4部70.7%を得る。反応3回目以降は反応2回
目と同様に反応する。
結果を第5表に示す。
(*濃硫酸1(1)部中5CBは酸化銅を硫酸銅にか
えるために使用される)反応1回目の収率は70%以下
であるが、2回目以降は70%以上の収率が安定して得
られる。
比較例Stix法による1:1キノリン酸銅(■)の製
造24yのキノリン、2100m1の3%過酸化水素お
よび46yの25%硫酸を60℃に加温後160m1の
水に溶解した64yの結晶硫酸銅を加える。
数分後、温度が上昇しはじめるので氷水で強冷却して7
0℃以下に保つ。硫酸がキノリンに対し0.6モル比、
硫酸銅に対し0.43モル比と少ないため温度制御は極
めて困難である。急激な発熱反応がおさまつたのち65
〜70℃で8時間反応する。次いで200m1の3%過
酸化水素を追加して更に65〜70℃で3時間反応する
。冷却後析出した1:1キノリン酸銅を戸取、水洗、乾
燥すると22y144.7%を得る。このようにして得
た1:1キノリン酸銅は緑黒色であり低純度である。ま
た、キノリン酸銅を戸去した枦液は黒褐色でありこれを
反応溶媒として再使用することは生成品の純度および収
率の低下をもたらし、かつ反応も暴走しやすいので事実
上不可能である。
参考例 キノリン酸銅の分解によるキノリン酸の製造(1)硫化
水素分解実施例1で得た2:1キノリン酸銅20.7部
を水5(1)部に攪拌分散して、60℃で硫化水素を青
色のキノリン酸銅が消失して黒色の硫化銅が遊離するま
で通じる。
次いで硫化銅を沖去したのち沖液を濃縮すると152部
91%の黄色のキノリン酸を得る。(2)水酸化ナトリ
ウム分解 実施例3で得た1:1キノリン酸銅26.5部、水酸化
ナトリウム9.6部および水1(社)部を80℃で1時
間攪拌反応する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 硫酸銅の存在下、キノリンを過酸化水素酸化する方
    法において、キノリン1モルに対し硫酸1.0モル以上
    を含有する10〜30%の硫酸中で過酸化水素および硫
    酸銅を夫々10.8モル以上および0.4モル以上用い
    かつ反応温度を55〜75℃に維持して、生成したキノ
    リン酸銅を濾取しその濾液を次回反応溶媒として繰返し
    使用することを特徴とするキノリン酸銅の製造方法。 2 硫酸銅:硫酸のモル比を調整し、2:1キノリン酸
    銅( I )と、1:1キノリン酸銅(II)を選択的に製
    造する特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 初回の反応濾液に生成したキノリン酸銅に相当する
    銅分を補充すると共に、キノリンならびに過酸化水素を
    加え、次回の反応を行なう特許請求の範囲第1、あるい
    は2項記載の方法。 4 添加する銅分を酸化銅あるいは水酸化銅として加え
    る特許請求の範囲第1、2あるいは3項記載の方法。
JP54102756A 1979-08-14 1979-08-14 キノリン酸銅の製造法 Expired JPS6054305B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54102756A JPS6054305B2 (ja) 1979-08-14 1979-08-14 キノリン酸銅の製造法
US06/177,694 US4316026A (en) 1979-08-14 1980-08-12 Process for the preparation of copper quinolinate
DE8080302782T DE3063502D1 (en) 1979-08-14 1980-08-13 Process for the preparation of copper quinolinate
EP80302782A EP0024197B1 (en) 1979-08-14 1980-08-13 Process for the preparation of copper quinolinate

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54102756A JPS6054305B2 (ja) 1979-08-14 1979-08-14 キノリン酸銅の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5626878A JPS5626878A (en) 1981-03-16
JPS6054305B2 true JPS6054305B2 (ja) 1985-11-29

Family

ID=14336042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54102756A Expired JPS6054305B2 (ja) 1979-08-14 1979-08-14 キノリン酸銅の製造法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4316026A (ja)
EP (1) EP0024197B1 (ja)
JP (1) JPS6054305B2 (ja)
DE (1) DE3063502D1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56118067A (en) * 1980-02-25 1981-09-16 Yamamoto Kagaku Gosei Kk Preparation of copper quinolinate
US4736036A (en) * 1983-08-08 1988-04-05 Appleton Papers Inc. Process for the preparation of quinolinic acid
DE3345223A1 (de) * 1983-12-14 1985-06-27 Rütgerswerke AG, 6000 Frankfurt Verfahren zur herstellung von chinolinsaeure aus chinolin
US4754039A (en) * 1986-01-30 1988-06-28 Ruetgers-Nease Chemical Co., Inc. Process for the preparation of pyridine-2,3-dicarboxylic acid
US5284955A (en) * 1992-10-28 1994-02-08 American Cyanamid Company Substituted-2,3-dicarboxypyridinium nitrates
JP4441801B2 (ja) 2002-11-07 2010-03-31 エア・ウォーター株式会社 高純度2,3−ピリジンジカルボン酸の精製品の製造方法
CA3110357A1 (en) * 2021-02-25 2022-08-25 Sixring Inc. Modified sulfuric acid and uses thereof

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2371691A (en) * 1941-07-09 1945-03-20 Du Pont Preparation of quinolinic acid
DE945147C (de) 1945-03-29 1956-07-05 Riedel De Haeen Ag Verfahren zur Herstellung von Pyridin-2, 3-dicarbonsaeure
US2487874A (en) * 1945-12-10 1949-11-15 Allied Chem & Dye Corp Recovery of pyridine carboxylic acid
US2586555A (en) * 1950-05-18 1952-02-19 Allied Chem & Dye Corp Process for preparing pyridine carboxylic acids
DE1010524B (de) 1952-06-13 1957-06-19 Degussa Verfahren zur Herstellung von Pyridincarbonsaeuren
US3829432A (en) * 1973-04-02 1974-08-13 Labofina Sa Process for the oxidation of quinoline

Also Published As

Publication number Publication date
EP0024197B1 (en) 1983-05-25
DE3063502D1 (en) 1983-07-07
EP0024197A1 (en) 1981-02-25
US4316026A (en) 1982-02-16
JPS5626878A (en) 1981-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1280123C (fr) Procede de preparation d'acides perhalogenomethanesulfiniques et sulfoniques et de leurs sels
JPS6054305B2 (ja) キノリン酸銅の製造法
JPS6351358A (ja) ジタ−シヤリ−ブチルジカ−ボネ−トの製法
JP3538439B2 (ja) テトラフルオロフタル酸および/またはテトラフルオロフタル酸無水物の製造方法
JP3068946B2 (ja) インジゴの精製法
JP3804210B2 (ja) 2−ヒドロキシ−4−メチルチオブタン酸の製造方法
JPH0356455A (ja) トリフルオロメタンスルフィン酸及びトリフルオロメタンスルホン酸、ならびにこれらのナトリウム塩の製造方法
JPH08225485A (ja) アジピン酸を得るための方法
JPS6034954B2 (ja) 3,4−メチレンジオキシマンデル酸の製造法
JP4441802B2 (ja) 2,3−ピリジンジカルボン酸の製造方法
JP3003287B2 (ja) N−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウムの製法
JPS6041005B2 (ja) チオシアン酸アンモニウムの回収方法
JPS62209063A (ja) ピリジン−2,3−ジカルボン酸の製造方法
JPH0118017B2 (ja)
JPS6210510B2 (ja)
JP2915515B2 (ja) O―メチルイソ尿素硫酸塩の製造方法
JPS606663A (ja) フルオルフタル酸イミドの製法
JP4689803B2 (ja) (2s,4s)−n,n−ジメチル−1−アリルオキシカルボニル−4−ベンゾイルチオ−2−ピロリジンカルボキサミドの製造方法
CN113292414B (zh) 一种丁炔二酸的制备方法
WO2016151104A1 (en) Improved process for preparing a statin precursor
US2078592A (en) Oxidation products of cystine and related compounds and process for making the same
JP2730991B2 (ja) 1―アミノ―2―クロル―4―ヒドロキシ―アントラキノンの製造方法
KR20050087544A (ko) 디메틸 테레프탈레이트 제조공정의 부산물로부터메틸-4-포밀벤조에이트와 디메틸 테레프탈레이트의분리회수방법
JPS6056157B2 (ja) 高純度ハロゲンナフタル酸無水物の製法
JPS63284179A (ja) プロトポルフイリンジナトリウム塩の製造法