JPH0356332Y2 - - Google Patents

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JPH0356332Y2
JPH0356332Y2 JP5833787U JP5833787U JPH0356332Y2 JP H0356332 Y2 JPH0356332 Y2 JP H0356332Y2 JP 5833787 U JP5833787 U JP 5833787U JP 5833787 U JP5833787 U JP 5833787U JP H0356332 Y2 JPH0356332 Y2 JP H0356332Y2
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JP
Japan
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mold
outward flange
packing material
lower mold
foam
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JP5833787U
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JPS63166408U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は発泡成形型のシーリング構造に関し、
更に詳細に説明すると、発泡合成樹脂の原液の注
入される下型と、該下型に型合わせされるベント
孔を有する上型と、前記下型と上型との型合わせ
部に取付けられるパツキング材とを備えた発泡成
形型のシーリング構造に関する。
〔従来の技術〕
従来より、第4図及び第5図に示す如く、発泡
成形型1の下型2と上型3との型合わせ部4にパ
ツキング材5を取付け、発泡合成樹脂の原液の発
泡成形の際に所望とする発泡圧が得られるように
なされている。
前記パツキング材5は型合わせ部4の気密性を
保持する目的から、下型2と上型3とのパーテイ
ングラインに直接接するように設けられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然し乍ら、従来の発泡成形型1の場合には、下
型2と上型3との型合わせの際にパツキング材5
が押圧され、パツキング材5が不規則に変形し、
このパツキング材5の一部が発泡成形型1のキヤ
ビテイ7側に不規則に突出し、このためパーテイ
ングライン附近の発泡体の成形性に問題があり、
バリが発生したり、このバリを除去する作業等が
必要である等の欠点を有するものであつた。
本考案の目的は発泡成形型の下型と上型との型
合わせ部の気密性に優れ、バリの発生を押えるこ
とが出来、発泡体のパーテイングラインの附近の
成形性に優れた発泡成形型のシーリング構造を提
供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述せる問題点に鑑みてなされたもの
で、発泡合成樹脂の原液が注入される下型と、該
下型に型合わせされるベント孔を有する上型と、
前記下型と上型との型合わせ部に取付けられるパ
ツキング材とを備えた発泡成形型のシーリング構
造において、前記下型の型合わせ部は側方に突出
する外向きフランジ部と、該外向きフランジ部よ
り上方に突出する突出部と、前記外向きフランジ
部及び突出部間の隅角部に形成された傾斜部とを
有し、前記パツキング材は断面円筒状部と、該円
筒状部より一体に延設形成された扁平状部とを有
し、前記円筒状部が型合わせ部の前記外向きフラ
ンジ部の外側端側に、前記扁平状部が型合わせ部
の前記突出部の外側端側に位置するように取付け
られていることを特徴とする。
〔作用〕
本考案に依れば、下型の型合わせ部が外向きフ
ランジ部と該外向きフランジ部より上方に突出す
る突出部と、前記外向きフランジ部と突出部間の
隅角部に形成された傾斜部とを有し、パツキング
材が前記外向きフランジ部の外側端側より前記突
出部の外側端側に位置するように取付けられてい
るので、下型と上型との型合わせの際に前記パツ
キング材が直接パーテイングラインに位置せず、
発泡体の成形時には気密性が保持されると共にバ
リの発生を極力押さえることが出来るものであ
る。
〔実施例〕
以下本考案に係る発泡成形型のシーリング構造
の一実施例を図面を参照して詳述する。
第1図乃至第3図には本考案に係る発泡成形型
の一実施例の概略が夫々示されており、この発泡
成形型11は発泡合成樹脂の原液が注入される下
型12と、該下型12に型合わせされるベント孔
14を有する上型13とを備えている。
下型12と上型13の対向する外側縁部には型
合わせ部16,17が夫々形成され、上型13の
型合わせ部17に本実施例ではゴム材等から形成
されたパツキング材19が取付けられている。
前記下型12の型合わせ部16は側方に突出す
る外向きフランジ部21と、前記外向きフランジ
部21より上方に突出する突出部22と、前記外
向きフランジ部21及び突出部22間の隅角部に
形成された三角形状の傾斜部23とを有してい
る。
前記パツキング材19は断面円筒状部25と、
この断面円筒状部25より側方に延設されて一体
形成された扁平状部26とを有している。尚パツ
キング材19の形状は図示のものに限定されるも
のではない。
前記パツキング材19の円筒状部21は上型1
3の型合わせ部17の外側端側に位置して取付け
られ、扁平状部26は下型12の型合わせ部16
の突出部22の外側端側に対向する位置に取付け
られている。即ち、パツキング材19の円筒状部
25は外向きフランジ部21の外側端側に対向す
る位置に取付けられ、扁平状部26の内側端部は
傾斜部23の上方位置に位置して取付けられてい
る(第2図参照)。
従つて、第3図に示す如く、下型12の型合わ
せ部16と上型13の型合わせ部17とを型締め
状態とすると、パツキング材19の円筒状部25
が下型12と上型13との型合わせ部16,17
の外側端側で押圧され、気密性が保持され、また
扁平状部26が傾斜部23に密接し、気密性が保
持される。下型12の突出部22の上端と上型1
3の型合わせ部17の内側端部とはほとんど当接
状態となつているので、下型12と上型13との
型合わせ部16,17の内側端部より前記パツキ
ング材19の扁平状部26がキヤビテイ27内に
不規則に突出する虞れがなく、またバリの発生を
極力押さえることが出来、またバリが発生しても
極く薄いバリであるので除去が容易であり、また
除去しなくても後工程にさしつかえを生じないも
のである。
〔考案の効果〕
以上が本考案に係る発泡成形型のシーリング構
造の一実施例の構成であるが、斯る構成に依れ
ば、発泡成形型の下型と上型との型合わせ部の気
密性に優れ、所望とする発泡圧を得ることが出
来、然もパツキング材がキヤビテイ内に不規則に
突出する虞れがなく、発泡体のパーテイングライ
ン附近の成形性に優れ、バリの発生を極力押さえ
ることが出来る発泡成形型のシーリング構造を得
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係る発泡成形型の
シーリング構造の一実施例の概略を夫々示すもの
で、第1図は斜視図、第2図は発泡成形型の型合
わせ前の一部断面説明図、第3図は同、型合わせ
状態の一部断面説明図、第4図及び第5図は従来
の発泡成形型のシーリング構造を夫々示す一部断
面説明図である。 図中、11……発泡成形型、12……下型、1
3……上型、16,17……型合わせ部、19…
…パツキング材、21……外向きフランジ部、2
2……突出部、23……傾斜部、25……円筒状
部、26……扁平状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発泡合成樹脂の原液が注入される下型と、該下
    型に型合わせされるベント孔を有する上型と、前
    記下型と上型との型合わせ部に取付けられるパツ
    キング材とを備えた発泡成形型のシーリング構造
    において、前記下型の型合わせ部は側方に突出す
    る外向きフランジ部と、該外向きフランジ部より
    上方に突出する突出部と、前記外向きフランジ部
    及び突出部間の隅角部に形成された傾斜部とを有
    し、前記パツキング材は断面円筒状部と、該円筒
    状部より一体に延設形成された扁平状部とを有
    し、前記円筒状部が型合わせ部の前記外向きフラ
    ンジ部の外側端側に、前記扁平状部が型合わせ部
    の前記突出部の外側端側に位置するように取付け
    られていることを特徴とする発泡成形型のシーリ
    ング構造。
JP5833787U 1987-04-17 1987-04-17 Expired JPH0356332Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5833787U JPH0356332Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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JP5833787U JPH0356332Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63166408U JPS63166408U (ja) 1988-10-28
JPH0356332Y2 true JPH0356332Y2 (ja) 1991-12-18

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