JPH033398Y2 - - Google Patents
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- JPH033398Y2 JPH033398Y2 JP4206084U JP4206084U JPH033398Y2 JP H033398 Y2 JPH033398 Y2 JP H033398Y2 JP 4206084 U JP4206084 U JP 4206084U JP 4206084 U JP4206084 U JP 4206084U JP H033398 Y2 JPH033398 Y2 JP H033398Y2
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- Expired
Links
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Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、吹込成形法により形成される合成樹
脂製の屈曲管、例えば、エルボ、ベントに関す
る。
脂製の屈曲管、例えば、エルボ、ベントに関す
る。
従来、一般に合成樹脂製の屈曲管は、例えば、
実公昭50−43583号公報でみられるごとく、射出
成形法によつて製造されている。かかる場合、射
出成形機、殊に金型の製作に要する設備費用が高
価となるため、射出成形法により成形された屈曲
管は高価になつている。そのため、吹込成形法に
よつて安価な屈曲管を成形することも行われてい
るが、屈曲管は当然、成形品が湾曲状となるた
め、部分的に膨出度がいちじるしく異なることと
なつて、偏肉が起こりやすく、製品品質の劣化を
招いている。殊に、屈曲管の開口部の肉厚が不均
一となれば、他の部品との嵌合が正確に行われな
い。そのため、例えば浴槽用の排水管に対し、か
かる屈曲管を用いれば、漏水を招来することがあ
つた。
実公昭50−43583号公報でみられるごとく、射出
成形法によつて製造されている。かかる場合、射
出成形機、殊に金型の製作に要する設備費用が高
価となるため、射出成形法により成形された屈曲
管は高価になつている。そのため、吹込成形法に
よつて安価な屈曲管を成形することも行われてい
るが、屈曲管は当然、成形品が湾曲状となるた
め、部分的に膨出度がいちじるしく異なることと
なつて、偏肉が起こりやすく、製品品質の劣化を
招いている。殊に、屈曲管の開口部の肉厚が不均
一となれば、他の部品との嵌合が正確に行われな
い。そのため、例えば浴槽用の排水管に対し、か
かる屈曲管を用いれば、漏水を招来することがあ
つた。
そこで本考案は、吹込成形法により安価にし
て、かつ、偏肉のない屈曲管を提供しようと試み
たものである。
て、かつ、偏肉のない屈曲管を提供しようと試み
たものである。
以下、本考案の構成を、添付図面に示す実施例
にもとづき詳細に説明する。
にもとづき詳細に説明する。
第1図に本考案の一実施例を成形する際用いる
金型であつて、成型時の状態を示し(なお同図
中、短管断面のハツチングの向きを変えている
が、同一部材である)、第2図は本考案の一実施
例の一部断面側面図、第3図は第2図の平面図を
示す。
金型であつて、成型時の状態を示し(なお同図
中、短管断面のハツチングの向きを変えている
が、同一部材である)、第2図は本考案の一実施
例の一部断面側面図、第3図は第2図の平面図を
示す。
先ず、本考案の実施例である屈曲管1について
説明すれば、該屈曲管1は、合成樹脂製の浴槽
(図示せず)の底部で開口した排水口の浴槽下外
面に装着する一般のエルボに代替するもので、2
は屈曲管1を構成する水平状の管体で、その開口
部はエルボとしての第1の開口部となる。3は上
方に(浴槽方向)向けた受口部、4は管体2の端
で膨出された突条、5は管体2のの略中央で、か
つ、下半分においてのみ膨出された制限用突条を
示し、本実施例の屈曲管1と連結して下水管へ連
通する枝管(直管が適当であるが図示せず)が該
管体2にOリングを介して嵌挿する際、嵌挿深さ
の限界を規制するものである。6は段状平坦部
で、浴槽の下側に突設された突起(図示せず)を
避けるため設けた適宜形状の凹部である。8はフ
ランジ付継手で、前記受口部4に挿入され、接着
剤で固着する。
説明すれば、該屈曲管1は、合成樹脂製の浴槽
(図示せず)の底部で開口した排水口の浴槽下外
面に装着する一般のエルボに代替するもので、2
は屈曲管1を構成する水平状の管体で、その開口
部はエルボとしての第1の開口部となる。3は上
方に(浴槽方向)向けた受口部、4は管体2の端
で膨出された突条、5は管体2のの略中央で、か
つ、下半分においてのみ膨出された制限用突条を
示し、本実施例の屈曲管1と連結して下水管へ連
通する枝管(直管が適当であるが図示せず)が該
管体2にOリングを介して嵌挿する際、嵌挿深さ
の限界を規制するものである。6は段状平坦部
で、浴槽の下側に突設された突起(図示せず)を
避けるため設けた適宜形状の凹部である。8はフ
ランジ付継手で、前記受口部4に挿入され、接着
剤で固着する。
ここにおいて、9はフランジ状の圧潰部で、該
圧潰部9は次のようにして形成される。すなわ
ち、第1図において、本屈曲管1の成型手順を説
明すれば、まず、所定の径の硬質塩化ビニル管を
選び、所定の短管として軟化させる。これを下金
型10上に載置し、上金型11を覆い押圧すれ
ば、これら金型の合せ部7,7で、該短管の中央
が潰れ、フランジ状の圧潰部9が形成される。次
いで、ノズル12から加圧空気(8Kg/cm)を吹
込めば、短管はこれら金型10,11に形成され
たキヤビテイの形状に従つて膨出する。殊に、キ
ヤビテイ13により、膨出された受口部3が形成
される。加圧空気の排出は図示しないが、ノズル
12と同じ側より排出する。冷却後、これら金型
10,11を開放し、エルボとしての屈曲管1の
原形を取り出し、第1図で示すa,b,cの所で
切断するとともに、フランジ付継手8を固着すれ
ば、第2,3図に示すエルボとしての屈曲管1が
完成する。殊に、bの所を切断すれば、第2の開
口部が形成される。したがつて、第1図では、図
示しないが、短管の中央部を圧潰するので本実施
例の屈曲管と対称の屈曲管が形成され、1度の操
作で2個成形されることになる。
圧潰部9は次のようにして形成される。すなわ
ち、第1図において、本屈曲管1の成型手順を説
明すれば、まず、所定の径の硬質塩化ビニル管を
選び、所定の短管として軟化させる。これを下金
型10上に載置し、上金型11を覆い押圧すれ
ば、これら金型の合せ部7,7で、該短管の中央
が潰れ、フランジ状の圧潰部9が形成される。次
いで、ノズル12から加圧空気(8Kg/cm)を吹
込めば、短管はこれら金型10,11に形成され
たキヤビテイの形状に従つて膨出する。殊に、キ
ヤビテイ13により、膨出された受口部3が形成
される。加圧空気の排出は図示しないが、ノズル
12と同じ側より排出する。冷却後、これら金型
10,11を開放し、エルボとしての屈曲管1の
原形を取り出し、第1図で示すa,b,cの所で
切断するとともに、フランジ付継手8を固着すれ
ば、第2,3図に示すエルボとしての屈曲管1が
完成する。殊に、bの所を切断すれば、第2の開
口部が形成される。したがつて、第1図では、図
示しないが、短管の中央部を圧潰するので本実施
例の屈曲管と対称の屈曲管が形成され、1度の操
作で2個成形されることになる。
なお、図示の受口部2は円形を示しているが、
上金型10のキヤビテイ13の形状を六角形のキ
ヤビテイにすれば、六角形の受口部が形成でき
る。
上金型10のキヤビテイ13の形状を六角形のキ
ヤビテイにすれば、六角形の受口部が形成でき
る。
また、本実施例はエルボを例にして説明したが
これに限らず、ベント、自在状ベントも適用でき
ることは云う迄もない。
これに限らず、ベント、自在状ベントも適用でき
ることは云う迄もない。
以上要するに本考案は、短管の端部一方を第1
開口部とし、他方を圧潰するとともに、吹込成形
法により該短管の外周部を膨出せしめ、該膨出部
を開口して第2の開口部とした合成樹脂製屈曲管
であるから、第2のの開口部の肉厚を均等とする
ことができる。すなわち、従来の吹込成形による
屈曲管としての第2の開口部は、原材料である短
管の他方の開口部をそのまま利用していたので、
当該短管を屈曲させた場合、弯曲部の内側と外側
とでは肉厚がいちじるしく異になり、その肉厚の
差がそのまま第2の開口部の肉厚となつて現れる
ので、かかる屈曲管を用いると相手部材との嵌合
が正確に行われない。これに対し、本考案は、原
材料の短管の他方の開口部は圧潰し、膨出した短
管外周部を、新たに屈曲管しての第2の開口部を
形成するので、肉厚が均等となつて、品質の良好
な屈曲管とすることができる。加えて、吹込成形
により成形するので他の射出成形法による製品と
違い、安価なものとすることができる。
開口部とし、他方を圧潰するとともに、吹込成形
法により該短管の外周部を膨出せしめ、該膨出部
を開口して第2の開口部とした合成樹脂製屈曲管
であるから、第2のの開口部の肉厚を均等とする
ことができる。すなわち、従来の吹込成形による
屈曲管としての第2の開口部は、原材料である短
管の他方の開口部をそのまま利用していたので、
当該短管を屈曲させた場合、弯曲部の内側と外側
とでは肉厚がいちじるしく異になり、その肉厚の
差がそのまま第2の開口部の肉厚となつて現れる
ので、かかる屈曲管を用いると相手部材との嵌合
が正確に行われない。これに対し、本考案は、原
材料の短管の他方の開口部は圧潰し、膨出した短
管外周部を、新たに屈曲管しての第2の開口部を
形成するので、肉厚が均等となつて、品質の良好
な屈曲管とすることができる。加えて、吹込成形
により成形するので他の射出成形法による製品と
違い、安価なものとすることができる。
第1図は本考案の一実施例を成形する際用いる
金型であつて、成形時の状態を示し、第2図は本
考案の一実施例の一部断面側面図、第3図は第2
図の平面図を示す。 1……屈曲管、2……管体、3……受口部、9
……圧潰部、a,b,c……切断個所。
金型であつて、成形時の状態を示し、第2図は本
考案の一実施例の一部断面側面図、第3図は第2
図の平面図を示す。 1……屈曲管、2……管体、3……受口部、9
……圧潰部、a,b,c……切断個所。
Claims (1)
- 短管の端部一方を第1開口部とし、他方を圧潰
するとともに、該短管の外周部に吹込成形法によ
り膨出せしめた膨出部を設け、該膨出部を開口し
て第2の開口部を形成したことを特徴とする合成
樹脂製屈曲管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4206084U JPS60154119U (ja) | 1984-03-24 | 1984-03-24 | 合成樹脂製屈曲管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4206084U JPS60154119U (ja) | 1984-03-24 | 1984-03-24 | 合成樹脂製屈曲管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60154119U JPS60154119U (ja) | 1985-10-14 |
JPH033398Y2 true JPH033398Y2 (ja) | 1991-01-29 |
Family
ID=30552454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4206084U Granted JPS60154119U (ja) | 1984-03-24 | 1984-03-24 | 合成樹脂製屈曲管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60154119U (ja) |
-
1984
- 1984-03-24 JP JP4206084U patent/JPS60154119U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60154119U (ja) | 1985-10-14 |
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