JPH0351139Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0351139Y2
JPH0351139Y2 JP1059884U JP1059884U JPH0351139Y2 JP H0351139 Y2 JPH0351139 Y2 JP H0351139Y2 JP 1059884 U JP1059884 U JP 1059884U JP 1059884 U JP1059884 U JP 1059884U JP H0351139 Y2 JPH0351139 Y2 JP H0351139Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ducts
boots
parison
duct
outer molds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1059884U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60123220U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1059884U priority Critical patent/JPS60123220U/ja
Publication of JPS60123220U publication Critical patent/JPS60123220U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0351139Y2 publication Critical patent/JPH0351139Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ブロー成形によるダクト、ブーツ
類の端部構造に関するものである。
従来のブロー成形によるダクト、ブーツ類(以
下ブロー成形品という)は、パリソン(溶融状態
の可塑性樹脂を中空チユーブ状に押出したもの)
の外周周囲に割型である外型を接近させて圧着す
るとともに、内分に空気を注入し、このパリソン
を外型の内周形状に沿うよう成形するものである
ため、内周、内径の精度はあまり良いものとはい
えなかつた。したがつて、これを相手物と嵌挿接
続する場合、特に、相手物に外嵌して接続する場
合、内径精度があまり良くないために嵌合性やシ
ール性において劣つていた。
また、ブロー成形品は、肉厚がほぼ一定になる
という特質上、内周のみにシールリツプのような
ものを形成することも不可能であつた。
そこで、この考案は、割型である外型を接近さ
せて圧着する前、内型をこの中に挿入し、成形さ
れるブロー成形品の端部を内側に折返して2重構
造を形成することにより、前記した欠点を解消し
たものである。
以下、この考案の実施例を図面に従つて説明す
るが、添付図面のうち、第1図はこの考案に係る
ブロー成形品と相手物との嵌挿接続状態を示す一
部断面側面図、第2図は同じく他の実施例を示す
要部断面図、第3図はこの考案に係るブロー成形
品の成形状態を示す断面側面図である。
ブロー成形は、例えば、パリソン1を垂直式に
落下せしめ、割型であり、かつ、内部が所定形状
をした外型2,2を周囲に配置する他、この外型
2,2を接近圧着することによつて内部を密閉化
するとともに、この内部に高圧空気を注入し、前
記したパリソン1を外型2,2の内周形状に応じ
たブロー成形品たるダクト、ブーツ類3(以下単
にダクト類3という)に成形するものである。
ところで、この考案は、このようにして成形さ
れるダクト類3の一端部もしくは両端部におい
て、外型2,2が接近圧着する前に内型4を挿入
し、この内型4が挿入される部分のダクト類3の
端部を内側に折返す2重構造5にしたものであ
る。すなわち、ダクト類3のこの端部は、外型
2,2と内型4とによつて挟圧成形されることに
なるのである。
第3図に示す例は、内型4をダクト類3の下端
から挿入するタイプのものであるが、こうするこ
とにより、内型4がパリソン1の下端を押上げ、
この部分を必ず内側に折返して2重構造を形成す
ることになるのである。なお、ダクト類3の上端
からは、空気注入用のノズル6を形成した針7を
挿入させることになる。また、このようにして成
形されたダクト類3の両端を貫通状態で使用する
場合は、下端の側壁部分を切除いて使用すること
になる。
以上、この考案は、前記したとおりであるか
ら、以下の効果が期待できるのである。
まず、ダクト類3の端部において、その内周
は、内型4の外周に当接して決定づけられるもの
であるため、その内径精度が著しく向上する点が
挙げられる。したがつて、相手物8に外嵌して接
続する場合であつても、嵌合性、シール性とも格
段に優れることになるのである。
次に、ダクト類3の端部は、このように2重構
造5をとつているものであるから、肉厚もそれだ
け増し、強度的に強い利点が期待できる。特に、
口径を大きくした場合、ブロー成形の特質上、肉
厚が薄くならざるを得ないが、この考案によれ
ば、大きな口径であつても、逆に肉厚を厚くする
ことができるのである。
さらに、内型4の外周形状に工夫を施すこと
で、例えば、ダクト類3の端部外周はストレート
のままで(したがつて、この部分にバンド類9の
嵌着を阻害しないで)、内周のみにシールリツプ
10のような突起物を形成することも可能である
から、この面からのシール性向上を図ることもで
きるのである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すものであつて、
第1図はこの考案に係るブロー成形品と相手物と
の嵌挿接続状態を示す一部断面側面図、第2図は
同じく他の実施例を示す要部断面図、第3図はこ
の考案に係るブロー成形品の成形状態を示す断面
側面図である。 符号、1…パリソン、2…外型、3…ダクト、
ブーツ類、4…内型、5…2重構造。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パリソン1外側周囲に外型2,2をセツトする
    とともに、内部に空気を注入し、このパリソン1
    を前記外型2,2の内周形状に沿つた所定の形状
    に成形するブロー成形によるダクト、ブーツ類3
    において、前記外型2,2のセツト前、前記ダク
    ト、ブーツ類3の一端部もしくは両端部に内型4
    を挿入することにより、前記ダクト、ブーツ類3
    の前記端部を内側に折返す2重構造5にしたこと
    を特徴とするブロー成形によるダクト、ブーツ類
    の端部構造。
JP1059884U 1984-01-28 1984-01-28 ブロー成形によるダクト、ブーツ類の端部構造 Granted JPS60123220U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1059884U JPS60123220U (ja) 1984-01-28 1984-01-28 ブロー成形によるダクト、ブーツ類の端部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1059884U JPS60123220U (ja) 1984-01-28 1984-01-28 ブロー成形によるダクト、ブーツ類の端部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60123220U JPS60123220U (ja) 1985-08-20
JPH0351139Y2 true JPH0351139Y2 (ja) 1991-10-31

Family

ID=30491926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1059884U Granted JPS60123220U (ja) 1984-01-28 1984-01-28 ブロー成形によるダクト、ブーツ類の端部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60123220U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3118031B2 (ja) * 1991-08-02 2000-12-18 株式会社タカラ 雌嵌合部を有する合成樹脂成形品の成形方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60123220U (ja) 1985-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5064207A (en) Sealing ring for sealing a pipe joint
CA1090973A (en) Plastic articles and method for manufacturing thereof
JP2631391B2 (ja) フイルター付きタンク
US4299412A (en) Production of socket ends in thermoplastic pipes
IE44666L (en) Making a plastic pipe coupling
JP2001503339A (ja) ブロー成形品用プレフォーム及び閉鎖体
US5057263A (en) Method of forming a pipe socket
JPH0351139Y2 (ja)
US4331625A (en) Socket pipe
JPH02176272A (ja) 合成樹脂製ダストブーツおよびその製造方法
GB2192578A (en) Pipe couplings
IE44418B1 (en) Improvements in or relating to pipe sockets
JP3327442B2 (ja) フューエルフィラーパイプの製造方法
JP3796594B2 (ja) 合成樹脂製壜体の成形方法
JPH0545915Y2 (ja)
US3941541A (en) Blow molding device having a blow mandrel with a seal forming ring
JPH0414168Y2 (ja)
JPH0545914Y2 (ja)
JP2537426Y2 (ja) フランジ付ダクト
JPS6220617A (ja) 冷却水導出入管付リザ−ブタンク及びその製造方法
JPH02167720A (ja) インサート部材の密封成形方法
KR100206522B1 (ko) 플라스틱 블로우 용기의 구부성형방법
JPS6446594U (ja)
KR960004165Y1 (ko) 합성수지필름결합부 성형용 압출기
JP2519854Y2 (ja) ブーツ