JPH056107Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH056107Y2
JPH056107Y2 JP1988011582U JP1158288U JPH056107Y2 JP H056107 Y2 JPH056107 Y2 JP H056107Y2 JP 1988011582 U JP1988011582 U JP 1988011582U JP 1158288 U JP1158288 U JP 1158288U JP H056107 Y2 JPH056107 Y2 JP H056107Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
gap
convex auxiliary
cavity
foam molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988011582U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01115533U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988011582U priority Critical patent/JPH056107Y2/ja
Publication of JPH01115533U publication Critical patent/JPH01115533U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH056107Y2 publication Critical patent/JPH056107Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、発泡成形用金型の改良に関するもの
であり、詳しくは、加圧エアによつて熱可塑性樹
脂予備発泡ビーズをキヤビテイ内に均一かつ確実
に充填できる三分割発泡成形用金型に関するもの
である。
(従来の技術) 従来の発泡成形用金型として、実公昭62−
18433号公報に示すようなものがあり、このもの
は、凹部を有するキヤビテイ型と凸部を有するコ
ア型とからなり、キヤビテイ型およびコア型には
第2図イ〜ハに示すような切欠部11が設けら
れ、空気抜き用細隙13が形成される。
切欠部11の断面視形状は第2図イに示すよう
に切欠縁12を略直角とした切欠部とするか、も
しくは第2図ロのように円弧状切欠縁12として
も良く、また第2図ハに示すように斜め切欠縁1
2を設けた形状としてもよい。
ここで、該キヤビテイ型は、成型体の外面形状
を金型の内面形状とし、成型体の側板と底板部に
相当する部分を一体に形成した函体状である。
また、コア型は成型体の内面形状を金型の外面
形状としてキヤビテイ型と同じく一体に形成され
ている。
(考案が解決しようとする課題) コア型の凸部を分割して箱体状のコア型本体と
凸状補助型とからなる二分割コア型を作製する
と、コア型本体と凸状補助型との分割部に第2図
イ〜ハに示すような切欠部11が配設されるた
め、型締めされた三分割発泡成形用金型のキヤビ
テイ内に加圧エアによつて熱可塑性樹脂予備発泡
ビーズを均一かつ確実に充填させることが困難で
あるという問題点がある。
そこで、本考案はかかる問題点を解消するため
になされたもので、凸状補助型を有する三分割発
泡成形用金型のキヤビテイ内に加圧エアによつて
熱可塑性樹脂予備発泡ビーズを均一かつ確実に充
填することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案の発泡成形用金型は、固定型と可動型と
の間に凸状補助型を介在させ、該固定型および可
動型と該凸状補助型とで相直交する壁面を形成
し、該固定型および可動型と該凸状補助型とによ
つて形成されるキヤビテイ内に吹込まれた熱可塑
性樹脂予備発泡ビーズを発泡融着させることによ
り凹部を有する発泡成形体を成形する発泡成形用
金型であつて、 該固定型および可動型と該凸状補助型との間に
形成される円錐台状係合面に沿つて所定間隔ごと
に該キヤビテイと外部とを連通させるエア抜き用
細隙を設け、 該エア抜き用細隙の隙幅が、該キヤビテイ側か
ら外部側に向かつて大となるようにテーパ状に形
成されたことを特徴とする。
エア抜き用細隙の傾斜角は、凸状補助型の軸心
方向に対して15〜30°であり、該エア抜き用細隙
の軸心方向の長さは、0.5mm以上であり、該エア
抜き用細隙の隙幅は、0.03〜0.1mmである。
(作用) 本考案は上述のような構成であるので、発泡成
形用金型を型締めした後、熱可塑性樹脂予備発泡
ビーズを加圧エアと共にキヤビテイ内に吹込む
と、該ビーズがキヤビテイ内に均一かつ確実に充
填されると共に、エア抜き用細隙から加圧エアが
良好に排出される。
(実施例) 第1図は本考案に係る発泡成形用金型の要部拡
大図であり、固定型1、可動型2および凸状補助
型3は一般的な金型による成形型であり、固定型
1と可動型2との間に凸状補助型3が介在され、
固定型1および可動型2と凸状補助型3とで相直
交する壁面が形成され、固定型1および可動型2
と凸状補助型3とにより凹部を有するキヤビテイ
視が形成される。
固定型1および可動型2と凸状補助型3との間
に円錐台状係合面が形成され、該円錐台状係合面
に沿つて所定間隔ごとにキヤビテイ4と外部とを
連通させるエア抜き用細隙5が設けられ、該細隙
5の隙幅は、キヤビテイ4側から外部側に向かつ
て大となるようにテーパ状に形成されている。
エア抜き用細隙5の傾斜角は、凸状補助型3の
軸心方向に対して15〜30°であり、該細隙5の軸
心方向の長さは、0.5mm以上であり、該細隙5の
隙幅は、0.03〜0.1mmである。
固定型1、可動型2および凸状補助型3を型締
めした後、熱可塑性樹脂予備発泡ビーズ(図示せ
ず)を加圧エアと共にキヤビテイ4内に吹込む
と、該ビーズ(図示せず)がキヤビテイ4内に均
一かつ確実に充填されると共に、エア抜き用細隙
5から加圧エアが良好に排出される。
(考案の効果) 本考案によれば、熱可塑性樹脂予備発泡ビーズ
がキヤビテイ内に均一かつ確実に充填されると共
に、エア抜き用細隙から加圧エアが良好に排出さ
れるので、発泡成形された成形体にバリが生じる
ことなく、表面が美麗な発泡成形体を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る発泡成形用金型の要部拡
大図、第2図は従来の発泡成形用金型を示す要部
拡大図である。 1……固定型、2……可動型、3……凸状補助
型、5……エア抜き用細隙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 固定型と可動型との間に凸状補助型を介在さ
    せ、該固定型および可動型と該凸状補助型とで
    相直交する壁面を形成し、該固定型および可動
    型と該凸状補助型とによつて形成されるキヤビ
    テイ内に吸込まれた熱可塑性樹脂予備発泡ビー
    ズを発泡融着させることにより凹部を有する発
    泡成形体を成形する発泡成形用金型であつて、 該固定型および可動型と該凸状補助型との間
    に形成される円錐台状係合面に沿つて所定間隔
    ごとに該キヤビテイと外部とを連通させるエア
    抜き用細隙を設け、 該エア抜き用細隙の隙幅が、該キヤビテイ側
    から外部側に向かつて大となるようにテーパ状
    に形成されたことを特徴とする発泡成形用金
    型。 (2) エア抜き用細隙の傾斜角は、凸状補助型の軸
    心方向に対して15〜30°であり、該エア抜き用
    細隙の軸心方向の長さは、0.5mm以上であり、
    該エア抜き用細隙の隙幅は、0.03〜0.1mmであ
    る請求項1記載の発泡成形用金型。
JP1988011582U 1988-01-29 1988-01-29 Expired - Lifetime JPH056107Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988011582U JPH056107Y2 (ja) 1988-01-29 1988-01-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988011582U JPH056107Y2 (ja) 1988-01-29 1988-01-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01115533U JPH01115533U (ja) 1989-08-03
JPH056107Y2 true JPH056107Y2 (ja) 1993-02-17

Family

ID=31220265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988011582U Expired - Lifetime JPH056107Y2 (ja) 1988-01-29 1988-01-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH056107Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5196063U (ja) * 1975-01-31 1976-08-02
JPS5542917Y2 (ja) * 1977-05-30 1980-10-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01115533U (ja) 1989-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0344494Y2 (ja)
US6706365B2 (en) Impact absorbing member for vehicle
JPH056107Y2 (ja)
JP2007261190A (ja) 成形型および発泡成形品
CA2227240C (en) Moulded foam article with thick and thin wall portions
JP2002127175A (ja) 発泡成形品
JPS60166420A (ja) 自動車の合成樹脂製内装材の製造方法
JPS6283112A (ja) 樹脂製中空部品の製造方法
JP4226717B2 (ja) 発泡成形体およびその製造法
JPH08217152A (ja) 包装材および包装装置
JPS6218433Y2 (ja)
JPH0630416Y2 (ja) 溝形緩衝体成形装置
JPS5869422U (ja) 発泡成形型
JP3045015U (ja) 凹凸模様を有する型内発泡成形用金型
JPH0737273B2 (ja) 梱包用緩衝体及びその成形金型
JPS62255120A (ja) 中空成形品とその成形方法
JPS6124415A (ja) 割型面と交叉する面に凹凸部又は中空部を有する発泡成形体の製造方法
JP2990080B2 (ja) 俎 板
JPH0477435U (ja)
JPS5844028Y2 (ja) 自動車内装用収容部材の蓋構造
JP2525051Y2 (ja) クラッシュパッド用芯材
JPS63172617U (ja)
JPH05309670A (ja) クッション体およびその製造方法
JPS6210169B2 (ja)
JPH0340593Y2 (ja)