JPH0355502Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0355502Y2 JPH0355502Y2 JP1985133210U JP13321085U JPH0355502Y2 JP H0355502 Y2 JPH0355502 Y2 JP H0355502Y2 JP 1985133210 U JP1985133210 U JP 1985133210U JP 13321085 U JP13321085 U JP 13321085U JP H0355502 Y2 JPH0355502 Y2 JP H0355502Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- loading platform
- cab
- gap
- rear surface
- small truck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 101100494448 Caenorhabditis elegans cab-1 gene Proteins 0.000 claims description 24
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 8
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、キヤブと無蓋の荷台とを透き間を設
けてシヤシフレームに搭載した小型トラツクの飛
散物付着防止装置に関するものである。
けてシヤシフレームに搭載した小型トラツクの飛
散物付着防止装置に関するものである。
[従来の技術]
従来、第4図及び第5図に示すように、キヤブ
1と無蓋の荷台2とを透き間Sを設けてシヤシフ
レーム8に搭載した小型トラツクでは、キヤブ1
の上方の空気流がルーフ1aの後端部で剥離する
ため、この付近Aの空気圧が負圧になる。この負
圧により、キヤブ1の側方の空気流は荷台2の側
方に流れるよりもむしろ透き間Sに吸込まれて、
図の矢印に示すようにキヤブ1の後面上方に吸出
される。
1と無蓋の荷台2とを透き間Sを設けてシヤシフ
レーム8に搭載した小型トラツクでは、キヤブ1
の上方の空気流がルーフ1aの後端部で剥離する
ため、この付近Aの空気圧が負圧になる。この負
圧により、キヤブ1の側方の空気流は荷台2の側
方に流れるよりもむしろ透き間Sに吸込まれて、
図の矢印に示すようにキヤブ1の後面上方に吸出
される。
一方、このキヤブ後面の外側に左右方向に伸び
る雨樋を設け、この雨樋の先端を荷台上縁のアツ
パメンバの内側に臨ませた小型トラツクが開示さ
れている(実公昭57−54463)。
る雨樋を設け、この雨樋の先端を荷台上縁のアツ
パメンバの内側に臨ませた小型トラツクが開示さ
れている(実公昭57−54463)。
[考案が解決しようとする課題]
第4図及び第5図に示される小型トラツクで
は、荷台2の側方に流れる空気流は弱まり、車輪
3で巻き上げた泥や塵埃が荷台の側板2a付近で
浮遊して側板2aに付着し易くなる問題点があつ
た。
は、荷台2の側方に流れる空気流は弱まり、車輪
3で巻き上げた泥や塵埃が荷台の側板2a付近で
浮遊して側板2aに付着し易くなる問題点があつ
た。
また、車輪3が巻き上げた泥や塵埃は空気流が
透き間Sを通過するときに、透き間Sに面するキ
ヤブ1の後面や荷台2の前面に付着し易くなる。
この透き間Sは掃除の困難な狭い場所であるため
長年汚れのついたまま放置すると、錆の発生原因
となり、外見上も見苦しくなる問題点があつた。
また、狭い透き間Sを空気流が通過するときに、
風切り音が発生し、騒音の一因となる問題点があ
つた。
透き間Sを通過するときに、透き間Sに面するキ
ヤブ1の後面や荷台2の前面に付着し易くなる。
この透き間Sは掃除の困難な狭い場所であるため
長年汚れのついたまま放置すると、錆の発生原因
となり、外見上も見苦しくなる問題点があつた。
また、狭い透き間Sを空気流が通過するときに、
風切り音が発生し、騒音の一因となる問題点があ
つた。
更に、実公昭57−54463号公報に示される雨樋
は荷台の全幅に設けられていないため、荷台前面
の左右両側には第4図と同じ透き間Sが生じ、依
然としてキヤブの側方の空気流は透き間Sに吸込
まれ易く上記と同様の問題点があつた。
は荷台の全幅に設けられていないため、荷台前面
の左右両側には第4図と同じ透き間Sが生じ、依
然としてキヤブの側方の空気流は透き間Sに吸込
まれ易く上記と同様の問題点があつた。
また、雨樋の先端を荷台上縁のアツパメンバの
内側に臨ませる構造であるため、雨樋とアツパメ
ンバとの間には未だ狭い透き間が残り、空気流を
確実に遮断できず、特に透き間が狭くなる分だ
け、空気の流速が大きくなり風切り音がより大き
くなる欠点があつた。
内側に臨ませる構造であるため、雨樋とアツパメ
ンバとの間には未だ狭い透き間が残り、空気流を
確実に遮断できず、特に透き間が狭くなる分だ
け、空気の流速が大きくなり風切り音がより大き
くなる欠点があつた。
本考案の目的は、荷台の側方の空力特性を改善
して荷台の側板やキヤブ後面及び荷台前面への泥
や塵埃等の飛散物の付着をより確実に防止し得る
小型トラツクの飛散物付着防止装置を提供するこ
とにある。
して荷台の側板やキヤブ後面及び荷台前面への泥
や塵埃等の飛散物の付着をより確実に防止し得る
小型トラツクの飛散物付着防止装置を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、第1図及び第2図
に示すように、本考案はキヤブ1と無蓋の荷台2
とを透き間Sを設けてシヤシフレーム8に搭載し
た小型トラツクにおいて、荷台2の前部上端と、
この上端に対向するキヤブ1の後面との間の透き
間Sに荷台2の少なくとも前部上端全幅にわたつ
て透き間Sを密閉する遮へい板4が設けられたこ
とを特徴とする。
に示すように、本考案はキヤブ1と無蓋の荷台2
とを透き間Sを設けてシヤシフレーム8に搭載し
た小型トラツクにおいて、荷台2の前部上端と、
この上端に対向するキヤブ1の後面との間の透き
間Sに荷台2の少なくとも前部上端全幅にわたつ
て透き間Sを密閉する遮へい板4が設けられたこ
とを特徴とする。
[作用]
遮へい板4により、キヤブ1の後方が負圧にな
つても、透き間Sが荷台2の前部上端全幅にわた
つて密閉されるため、キヤブ1の側方の空気流は
透き間Sに吸込まれず、荷台2の側方を流れるよ
うになり、荷台2の側板2aやキヤブ後面及び荷
台前面への泥や塵埃等の飛散物の付着をより確実
に防止する。
つても、透き間Sが荷台2の前部上端全幅にわた
つて密閉されるため、キヤブ1の側方の空気流は
透き間Sに吸込まれず、荷台2の側方を流れるよ
うになり、荷台2の側板2aやキヤブ後面及び荷
台前面への泥や塵埃等の飛散物の付着をより確実
に防止する。
[実施例]
次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説
明する。
明する。
第1図及び第2図に示すように、キヤブ1と無
蓋の荷台2とは透き間Sを設けてシヤシフレーム
8に搭載される。この荷台2の前部上端とこの上
端に対向するキヤブ1の後面との間には遮へい板
4が設けられる。この遮へい板は基端がキヤブ1
の全幅に相当する長さを有し、その先端が荷台2
の前部の全幅に相当する長さを有する。遮へい板
4はこの例では基端がキヤブ1の後面に取付けら
れ、荷台2の前部上端とこの上端に対向するキヤ
ブ1の後面との間の透き間を密閉する。
蓋の荷台2とは透き間Sを設けてシヤシフレーム
8に搭載される。この荷台2の前部上端とこの上
端に対向するキヤブ1の後面との間には遮へい板
4が設けられる。この遮へい板は基端がキヤブ1
の全幅に相当する長さを有し、その先端が荷台2
の前部の全幅に相当する長さを有する。遮へい板
4はこの例では基端がキヤブ1の後面に取付けら
れ、荷台2の前部上端とこの上端に対向するキヤ
ブ1の後面との間の透き間を密閉する。
このように構成された小型トラツクでは、走行
によりキヤブ1の上方の空気流がルーフ1aのこ
端部で剥離し、この付近Aの空気圧が負圧になつ
ても、キヤブ1の側方の空気流は、透き間Sが遮
へい板4によつて遮断され、密閉されているた
め、透き間Sに吸込まれない。この結果、キヤブ
1の側方の空気流はその流量が減少することな
く、荷台2の側方へ流れるため、車輪3が巻き上
げた泥や塵埃がこの空気流で吹き飛ばされ荷台2
の側板2aに付着しにくくなる。同時に透き間S
に面するキヤブ1の後面及び荷台2の前面に空気
が流れないため泥や塵埃が付着しにくくなる。
によりキヤブ1の上方の空気流がルーフ1aのこ
端部で剥離し、この付近Aの空気圧が負圧になつ
ても、キヤブ1の側方の空気流は、透き間Sが遮
へい板4によつて遮断され、密閉されているた
め、透き間Sに吸込まれない。この結果、キヤブ
1の側方の空気流はその流量が減少することな
く、荷台2の側方へ流れるため、車輪3が巻き上
げた泥や塵埃がこの空気流で吹き飛ばされ荷台2
の側板2aに付着しにくくなる。同時に透き間S
に面するキヤブ1の後面及び荷台2の前面に空気
が流れないため泥や塵埃が付着しにくくなる。
第3図は本考案の別の実施例を示すものであ
る。この例では前記実施例の遮へい板4を荷台2
の前部上端に取付け、荷台2の前面に左右両端及
び下端にそれぞれ遮へい板5,6,7を突設し、
これら4枚の遮へい板4,5,6,7をキヤブ1
の後面に接するようにしたものである。これらの
4枚の遮へい板4〜7はキヤブ1の後面に密着
し、透き間Sを完全に密閉する。
る。この例では前記実施例の遮へい板4を荷台2
の前部上端に取付け、荷台2の前面に左右両端及
び下端にそれぞれ遮へい板5,6,7を突設し、
これら4枚の遮へい板4,5,6,7をキヤブ1
の後面に接するようにしたものである。これらの
4枚の遮へい板4〜7はキヤブ1の後面に密着
し、透き間Sを完全に密閉する。
これにより、透き間Sに走行中の空気流が全く
入り込まなくなり、荷台2の側方への流量が減少
することがない。また透き間Sに面するキヤブ1
の後面及び荷台2の前面に泥や水分が全く入らな
くなり、泥や水分に起因した錆による腐食を回避
することができる。
入り込まなくなり、荷台2の側方への流量が減少
することがない。また透き間Sに面するキヤブ1
の後面及び荷台2の前面に泥や水分が全く入らな
くなり、泥や水分に起因した錆による腐食を回避
することができる。
[考案の効果]
以上述べたように、本考案によれば、キヤブと
無蓋の荷台との透き間に遮へい板を透き間全幅に
わたつて設けることにより、キヤブ後方で負圧が
発生しても、 第一に、荷台側方の空気流量が減少しなくな
り、荷台側板の泥や塵埃が付着しにくくなる。
無蓋の荷台との透き間に遮へい板を透き間全幅に
わたつて設けることにより、キヤブ後方で負圧が
発生しても、 第一に、荷台側方の空気流量が減少しなくな
り、荷台側板の泥や塵埃が付着しにくくなる。
また第二に、透き間に空気が流れ込まなくなる
ため、この透き間に面するキヤブの後面及び荷台
の前面に泥や塵埃が付着しにくくなり、錆の発生
の恐れがなくなる。
ため、この透き間に面するキヤブの後面及び荷台
の前面に泥や塵埃が付着しにくくなり、錆の発生
の恐れがなくなる。
更に第三に、従来透き間に空気が通過するとき
に発生していた風切り音がなくなり、車両騒音が
低減する。
に発生していた風切り音がなくなり、車両騒音が
低減する。
第1図は本考案実施例飛散物付着防止装置を含
む小型トラツクの側面図。第2図はその平面図。
第3図は本考案の別の実施例飛散物付着防止装置
を含む荷台の要部斜視図。第4図は従来例小型ト
ラツクの側面図。第5図はその平面図。 1……キヤブ、2……荷台、2a……荷台の側
板、3……車輪、4,5,6,7……遮へい板、
8……シヤシフレーム。
む小型トラツクの側面図。第2図はその平面図。
第3図は本考案の別の実施例飛散物付着防止装置
を含む荷台の要部斜視図。第4図は従来例小型ト
ラツクの側面図。第5図はその平面図。 1……キヤブ、2……荷台、2a……荷台の側
板、3……車輪、4,5,6,7……遮へい板、
8……シヤシフレーム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 キヤブ1と無蓋の荷台2とを透き間Sを設けて
シヤシフレーム8に搭載した小型トラツクにおい
て、 前記荷台2の前部上端と、この上端に対向する
キヤブ1の後面との間の透き間Sに前記荷台2の
少なくとも前部上端全幅にわたつて前記透き間S
を密閉する遮へい板4が設けられたことを特徴と
する小型トラツクの飛散物付着防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985133210U JPH0355502Y2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985133210U JPH0355502Y2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6241292U JPS6241292U (ja) | 1987-03-12 |
JPH0355502Y2 true JPH0355502Y2 (ja) | 1991-12-10 |
Family
ID=31033311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985133210U Expired JPH0355502Y2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0355502Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7013737B2 (ja) * | 2017-09-07 | 2022-02-01 | いすゞ自動車株式会社 | 車両の空気抵抗低減構造および車両 |
JP7013738B2 (ja) * | 2017-09-07 | 2022-02-01 | いすゞ自動車株式会社 | 車両の空気抵抗低減構造および車両 |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP1985133210U patent/JPH0355502Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6241292U (ja) | 1987-03-12 |
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