JPH0355325Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0355325Y2
JPH0355325Y2 JP19813087U JP19813087U JPH0355325Y2 JP H0355325 Y2 JPH0355325 Y2 JP H0355325Y2 JP 19813087 U JP19813087 U JP 19813087U JP 19813087 U JP19813087 U JP 19813087U JP H0355325 Y2 JPH0355325 Y2 JP H0355325Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushion
cushion body
heating element
planar heating
skin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19813087U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01103363U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19813087U priority Critical patent/JPH0355325Y2/ja
Publication of JPH01103363U publication Critical patent/JPH01103363U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0355325Y2 publication Critical patent/JPH0355325Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両用シート(特に自動車座席)のヒ
ータ付クツシヨン構造、特にクツシヨン体内に着
座者を保温するための面状発熱体が配設されたク
ツシヨン構造の改良に係るものである。
(従来の技術とその問題点) この種、自動車座席のヒータ付クツシヨン構造
は、座布団状のクツシヨン体を上下二層に分割形
成し、下層クツシヨン体の上面に着座者を保温す
るための面状発熱体を取付け、上層クツシヨン体
と下層クツシヨン体とをそれぞれ表面表皮と裏面
表皮とで被覆し、これら表面表皮と裏面表皮との
周辺端部間に装飾用の玉縁を配設して設け、この
玉縁に表面表皮と裏面表皮とを溶着していた。
しかしながら、このヒータ付クツシヨン構造
は、着座者を保温するための面状発熱体を上下層
クツシヨン体間に設けているため、上層クツシヨ
ン体を被覆する表面表皮は通気性の良好な織編物
から形成されているので、乗員がこの表面表皮に
飲物、たとえばジユースを溢した際には、表面表
皮から上層クツシヨン体を通つて面状発熱体に達
し、その結果、この面状発熱体が導通不良となる
虞れがあつた。
この考案は、かかる点に鑑みなされたものであ
り、表面表皮に溢した水等が面状発熱体に達する
ことなく、防水しえる安全な車両用シートのヒー
タ付クツシヨン構造を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段及び作用) この考案にかかる車両用シートのヒータ付クツ
シヨン構造は、上層クツシヨン体の下面に面状発
熱体を被覆する防水材を設けるとともに、この防
水材の周辺端部を玉縁に溶着したものであり、表
面表皮に溢した水等はこの防水材によつて阻止さ
れ、確実に面状発熱体への水漏れを防ぐことがで
きる。
(実施例) この考案にかかる一実施例を第1図ないし第4
図に基づいて説明する。
同図中、自動車座席1のシートクツシヨン2に
は座布団状のクツシヨン部材3が載置する。この
クツシヨン部材3は発泡体製クツシヨン体4を上
下二層に分割し、上層クツシヨン体4aと下層ク
ツシヨン体4bとをそれぞれ表面表皮6と裏面表
皮6とで被覆し、これら表面表皮6と裏面表皮6
との周辺端部6b,6b間に玉縁8を設け、表面
表皮6と裏面表皮6と玉縁カバー8bとを縫着す
るとともに、上層クツシヨン体4bの下面にビニ
ールレザーからなる防水布5を取付け、この防水
布5の内端部5aを表面表皮6の内端部6aとと
もに、玉縁カバー8bとの縫着箇所10よりも内
部側において玉縁カバー8bの内部側8aに溶着
して溶着部9が形成される。なお、この防水布5
は外端部5bが玉縁カバー8bに縫着される。さ
らに、このクツシヨン部材3には下層クツシヨン
体4bの上面に着座者を保温するための面状発泡
体7が配設されており、この面状発熱体7はその
取付部7aが下層クツシヨン体4bに縫着して取
付けられる。なお、表面表皮6は通気性を有する
織編物からなる。また、この面状発熱体7は図示
しない電源にコードによつて接続されている。
上記構成にかかる自動車座席のヒータ付クツシ
ヨン構造は、上層クツシヨン体4aを被覆する表
面表皮6の内端部6aを、上層クツシヨン体4a
の下面に取付けた防水布5の内端部5aととも
に、玉縁カバー8bの内部側8aに溶着し、乗員
が表面表皮6に水等を溢しても、防水布5の内端
部5aが玉縁カバー8bの内部側8aに溶着して
いるので、水等は防水布5の周辺から下層クツシ
ヨン体4bの面状発熱体7まで漏れることがな
く、安全に使用することができる。さらに、上層
クツシヨン体4aの下面に防水布5を取付けてい
るため、上層クツシヨン体4aのパターン出しを
容易に行なえ、外観上見栄えが良好化する。
(考案の効果) この考案によれば、上層クツシヨン体の下面に
面状発熱体を被覆する防水材を設け、この防水材
の周辺端部を玉縁に溶着したため、表皮に溢した
水等は防水材からだけでなく、防水材の周辺から
下層クツシヨン体の面状発熱体へ漏れることな
く、完全確実に面状発熱体を防止することができ
て安全な車両用シートのヒータ付クツシヨン構造
が得られるという効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるクツシヨン構造を用い
た座席の斜視図、第2図は第1図に示すクツシヨ
ン部材の斜視図、第3図は第2図の−線に沿
う断面図、第4図は第3図の要部の拡大断面図で
ある。 図中、4はクツシヨン体、4aは上層クツシヨ
ン体、4bは下層クツシヨン体、5は防水材、6
は表皮、7は面状発熱体、8は玉縁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 装飾用の玉縁を有する表皮で上下二層からなる
    クツシヨン体を被包して形成し、この下層クツシ
    ヨン体の上面に着座者を保温する面状発熱体を取
    付けた車両用シートのヒータ付クツシヨン構造に
    おいて、前記上層クツシヨン体の下面に前記面状
    発熱体を被覆する防水材を設けるとともに、この
    防水材の周辺端部を前記玉縁に溶着し、前記面状
    発熱体への水漏れを防止したことを特徴とする車
    両用シートのヒータ付クツシヨン構造。
JP19813087U 1987-12-26 1987-12-26 Expired JPH0355325Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19813087U JPH0355325Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19813087U JPH0355325Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01103363U JPH01103363U (ja) 1989-07-12
JPH0355325Y2 true JPH0355325Y2 (ja) 1991-12-09

Family

ID=31488650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19813087U Expired JPH0355325Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0355325Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01103363U (ja) 1989-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960012615B1 (ko) 차량 좌석 등받이 커버 조립체 및 그 성형 방법
JPH0355325Y2 (ja)
JP2008029752A (ja) シートカバー
JPH0355324Y2 (ja)
JPS6211744Y2 (ja)
JPH0513245Y2 (ja)
JP3123959U (ja) 乗り物用シートカバー
JPS6314718Y2 (ja)
JPH035353Y2 (ja)
JPH0343109Y2 (ja)
JPS6320075Y2 (ja)
JPH0247917Y2 (ja)
JPS6219496Y2 (ja)
JPH0247918Y2 (ja)
JPH0246794Y2 (ja)
JP2002225611A (ja) 車両用シートの表皮材
JPS6228933Y2 (ja)
JPH0527116Y2 (ja)
JPH071010Y2 (ja) 表皮一体発泡シート
JPH0132959Y2 (ja)
JPH0641485Y2 (ja) ヒータ入り車両用シート
JPH0520239Y2 (ja)
JPS6123501Y2 (ja)
JPS5810919Y2 (ja) 面状電気あんか
JPH0340179Y2 (ja)